JPH0212056A - 微生物検出装置 - Google Patents

微生物検出装置

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Publication number
JPH0212056A
JPH0212056A JP63163002A JP16300288A JPH0212056A JP H0212056 A JPH0212056 A JP H0212056A JP 63163002 A JP63163002 A JP 63163002A JP 16300288 A JP16300288 A JP 16300288A JP H0212056 A JPH0212056 A JP H0212056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resazurin
working electrode
bpg
electron
microorganisms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63163002A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Harada
健治 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP63163002A priority Critical patent/JPH0212056A/ja
Publication of JPH0212056A publication Critical patent/JPH0212056A/ja
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は微生物用検出装置に係り、特に薬品を消耗す
ることのない微生物検出装置に関する。
〔従来の技術〕
微生物の検知は醗酵工業、医療分野ならびに環境計測分
野などで極めて重要な位置を占めているものであるが、
広く行われているコロニー計数法や顕微鏡直接観察法は
操作が煩雑でかつ長時間と熟練を要する。
牛乳の鮮度測定方法として、試料番ご電子励起剤を添加
し、試料中の細菌が有する補酵素の酸化還元作用により
生成される電子を電子励起剤により励起した後、電流ま
たは電位として取り出し、その値からam敗を計測する
方法および装置が知られている (特公昭61−333
81号公報)、この方法は、畜産分野で簡便法として知
られている色素還元法に微生物電池を適用したものであ
り、電気的に信号を処理できるため個人差がなく正確な
測定を行え、かつ迅速に結果が得られるといった利点が
ある。このような微生物電池においてはアノード電極と
して白金が用いられ、レザズリンのような電子励起剤が
補酵素の水素を受容してアノード電極において酸化され
ることにより微生物の検知を可能にしていると考えられ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような微生物の検出装置においては、
レザズリンのような電子励起剤は使い捨てになるので薬
品を消耗するという問題が生ずる。
この発明は上述の点に鑑みてなされ、その目的は電子励
起剤を固定化することにより、薬品を消耗することのな
い微生物検出装置を提供することにある。
(all!を解決するための手段〕 上述の目的はこの発明によれば、微生物に基づく酸化還
元電流を測定する微生物検出装置において、ベーサルプ
レーンバイロリティックグラフアイ)21上にレザズリ
ン層22を形成した動作電極を備えることにより達成さ
れる。
電子励起剤であるレザズリンは嫌気性の条件下で酸化還
元を繰り返すなどの方法によってベーサルプレーンパイ
ロリティンフグラフディト (BPG)表面に不溶化し
て固定化することができる。
〔作用〕
BPG上に固定化されたレザズリンは溶液中に溶存する
レザズリンと同様な電子励起作用を営むことができる。
〔実施例〕
次にこの発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図はこの発明の実施例に係る動作電極を示す模式断
面図でBPG21上にレザズリン層22が形成される。
BPG21はwA縁縁高高分子25被覆されボンディン
グ24を介してリード23がとりつけられる。
第2図は動作電極1を備える微生物検出装置の1例を示
す構成図である。レザズリン層を表面に形成したBPG
からなる動作電極1.白金等からなる対極2.l!和甘
せう電極(SCE)3が微生物等を含む溶液7中に浸漬
される。ポテンシッスタント4より所定の電位が動作電
極1に印加される。
動作電極1と対極2間の電流と、飽和甘こう電極3を基
準とした動作電極電位とが記録計6に記録される。ファ
ンクシランジェネレータ5はボテンシッスタント4で発
生する電位のパターンを決める。
動作電極1は以下のようにして調整される。レザズリン
は市販品がそのまま使用される。BPG(直径6鶴、ユ
ニオンカーバイド製)は11500のエメリーベーパで
研磨したあと超音波洗浄される。
溶fi7は0.1MIJン酸塩緩衝[(PH7)中にレ
ザズリンを0.5mg /100−の割合で溶解して調
製される。窒素ガスで溶存酸素を除去したのち、第2図
の微生物検出装置と同じ構成によりサイクリックボルタ
グラムイが行われる。掃引速度は32mV/分、温度2
5℃1時間は1時間である。掃引範囲は−0,8V 〜
+ Q、8 V (vs SCIりである。その後動作
電極1を取り出して蒸溜水でよく洗浄する。
レザズリン層を有するBPGからなる動作電極1を用い
酸素除去した0、1 Mリン酸塩緩衝液中でサイクリッ
クボルタグラムが測定される。第3図に得られたサイク
リックボルタグラムが示される。
曲、%111が示すように、−0,2SV (vs S
CIりに還元ピーク、  −0,I V (va SC
Iりに酸化ピークが得られる。
この酸化還元波は3〜4時間サイクリックボルタグラム
を繰り返しても変化することはない、一方、酸素除去を
行わないでレザズリンを含むt!1mを用いて1時間サ
イクリックボルタグラフィを繰り返しその後酸素除去し
た0、1Mリン酸塩緩衝液中で測定を行うと、第3図の
曲&1112のように酸化還元波は認められない。
以上のようにして、嫌気性条件下で1時間酸化還元を繰
り返すことにより、レザズリンをBPG電掻の表面に不
溶化した動作電極1を作製することができる。
得られた動作電極1を用い、以下のようにして微生物の
検出が行われる。
酵母サツカロミセスセレビシェ(Sacchro■yc
escerevlalaa、IFO0203)はグルコ
ースとペプトンを主成分とするGP液体培地(大豆栄養
化学製)中で30℃、18時間振とう壇養を行ったもの
を用いる。
酵母を遠心分離操作で集菌した後、その一部を0.1M
リン酸塩緩衝液中に分散して溶液7とする。このときの
酵母濃度は2X10”個/dであった。
この酵母分散9100−にグルコース2gを添加しサイ
クリックボルタグラムが測定される。第4図において曲
線31はグルコース添加直後に測定したもの9曲132
は添加30分後1曲線33は1時間後。
曲1%134は2時間後の測定に係るサイクリックボル
タグラムである0曲、%131はレザズリンの酸化還元
に基づく2つのピークと−0,6〜−0,8V (vs
 SC[りにおける酸素還元波がみとめられる。30分
後の測定である曲132は、レザズリンの酸化還元ピー
クは変化していないが、酸素還元波は大きく減少してい
る。この減少は酵母の増殖に伴う酸素消費による。一方
1時間後の測定である曲線33は酸素還元波は曲線32
と同じであるが、レザズリンに基づく酸化還元ピークは
増大している。さらに2時間後の測定である曲線34は
レザズリン酸化還元ピークがより増大している。第4図
中のΔ■で示した電流値の増加は酵母内の酸化還元反応
を不溶化したレザズリンを介して検出したものであり、
測定溶液中の酵母濃度を反映したものである。
酵母濃度を5X10’個/−に調製して同機な実験を行
うと、電流値の増加は2 X 10” /−Zの1/3
であることがわかる。Δ■と酵母濃度の関係をあらかじ
め検量線として作成しておけば、濃度未知の酵母を含む
被験液のΔIより酵母濃度を知ることができる0本発明
の動作電極を用いてサイクリックボルタグラフィを適用
するときは従来例にみられるようなイオン交換膜や過酸
化銀電極を必要とせず簡単な構造の検出部とすることが
できるうえ、共存物質の影響を考慮して微生物を検出す
ることが可能となる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、微生物に基づく酸化還元電流を測定
する微生物検出装置において、ベーサルブレーンバイロ
リティックグラファイト上にレザズリン層を形成した動
作電極を備えるのでレザズリン試薬を消耗することなく
微生物を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例に係る動作電極の模式断面図
、第2図はこの発明の実施例に係る微生物検出装置の構
成図、第3図はこの発明の実施例の動作電極のブランク
特性を示す線図、第4図はこの発明の実施例の動作電極
を使用するサイクリックボルタグラムを示す線図である
。 21:BPG、22:レザズリン層。 第1図 !ブr:Ek (IIA ) 1元@温(IIA ) 之 )   し 曹ガt″′、雷ヲ龍(ガA) ■児雪j流(IIA )

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)微生物に基づく酸化還元電流を測定する微生物検出
    装置において、ベーサルプレーンパイロリティックグラ
    ファイト上にレザズリン層を形成した動作電極を備える
    ことを特徴とする微生物検出装置。
JP63163002A 1988-06-30 1988-06-30 微生物検出装置 Pending JPH0212056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63163002A JPH0212056A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 微生物検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63163002A JPH0212056A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 微生物検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0212056A true JPH0212056A (ja) 1990-01-17

Family

ID=15765330

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63163002A Pending JPH0212056A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 微生物検出装置

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JP (1) JPH0212056A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5073927A (en) * 1989-08-29 1991-12-17 Motorola, Inc. Imaging identification method for a communication system
US5501959A (en) * 1989-01-17 1996-03-26 Alamar Biosciences Laboratory, Inc. Antibiotic and cytotoxic drug susceptibility assays using resazurin and poising agents

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5501959A (en) * 1989-01-17 1996-03-26 Alamar Biosciences Laboratory, Inc. Antibiotic and cytotoxic drug susceptibility assays using resazurin and poising agents
US5073927A (en) * 1989-08-29 1991-12-17 Motorola, Inc. Imaging identification method for a communication system

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