JPH02118435A - 流体中で沈降する粒子をエコーグラフィーにより検出および分析する装置 - Google Patents

流体中で沈降する粒子をエコーグラフィーにより検出および分析する装置

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JPH02118435A
JPH02118435A JP1159399A JP15939989A JPH02118435A JP H02118435 A JPH02118435 A JP H02118435A JP 1159399 A JP1159399 A JP 1159399A JP 15939989 A JP15939989 A JP 15939989A JP H02118435 A JPH02118435 A JP H02118435A
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signal
suspension
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measuring cell
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JP1159399A
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Yves Beuzard
イブ・ブザール
Michel Boynard
ミシエル・ボワナール
Roger Guillet
ロジエ・ギレ
Mahmoud Razavian
マム・ラザビアン
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Universite Paris 5 Rene Descartes
Original Assignee
Universite Paris 5 Rene Descartes
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/04Investigating sedimentation of particle suspensions
    • G01N15/05Investigating sedimentation of particle suspensions in blood
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/02Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems using reflection of acoustic waves
    • G01S15/06Systems determining the position data of a target
    • G01S15/08Systems for measuring distance only
    • G01S15/10Systems for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves
    • G01S15/18Systems for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse-modulated waves wherein range gates are used

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、流体中の粒子の沈降をウルトラソノグラフ 
(−(ultrasonography)分析する装置
に関し、更に詳しくは、その動作が粒子の大きさ、粒子
の沈降速度及び−旦沈降が完結したとき粒子の凝固の決
定を可能とする、2つの超音波の波の干渉に基づく装置
に関する。
本発明は、要約すれば、次の通りである:装置は、主と
して、サーモスタット制御の測定セル(1)からなり、
この測定セルは、伝達受信超音波プローブ(2)と関連
しそして薄い板(11)により半分に分割された空洞(
10)から成り、前記板より上方の上部室は粒子の懸濁
液(13)を受は入れるように設計されており、これに
対してプローブは板より下方の下部室中に位置し、その
上の面(14)は前記板から分離されている。血液中の
赤血球の凝集の状態の検出への応用が可能である。
この種の装置は、有機粒子(ポリスチレンなと)及び生
物学的粒子(赤血球)、及び特に後者の場合においては
それらの凝集の状態を研究するために使用されてきてい
る。上述の装置は、有利な条件下に、粒子の性質(大き
さ、密度、凝固、凝集)並びに形成した沈渣の状態の研
究を可能とする。
血液のレオロジー的性質は、赤血球の濃度が高いために
赤血球により大きく支配され、そしてこれらの粒子の変
形性および凝集性に依存する。結局、病院における実施
において、これらの赤血球の凝集の状態を正確に決定す
ることが重要である。赤血球の凝集をお互いに評価する
ために、通常、血漿中の血液の沈降速度を測定し、その
速度は赤血球の密度及び血漿の密度、血漿の粘度及び赤
血球並びに凝集の大きさに依存する。1つの古典的方法
は、第1の時間及び第2の時間の沈降後、血漿−血液の
界面より上の血漿の柱の高さを測定することである。ま
た、時間の関数として得られる沈降の曲線に基づいて、
沈降曲線の接する最大の勾配を測定することによって、
赤血球の沈降の最大速度を決定することができる。
超音波の方法をまた使用することができる。これらは問
題の物質との相互作用、とくに超音波の波の干渉に基づ
く。事実、媒質を通して伝搬する超音波のビームの強度
は移動距離の関数として減少することが知られている。
この超音波ビームの減衰は、媒質を構成する要素の表面
上で起こる反射から生じ、そしてその大きさは超音波の
波長より大きく、又は前記減衰は媒質中に懸濁する粒子
の大きさが使用する超音波の波の波長より小さいか、あ
るいはそれに等しいとき、起こる前記ビームの拡散から
生じ、あるいは再び通過する媒質の厚さ及び性質に依存
する超音波の吸収から生じる。
医学的診断において普通に使用される振動数における超
音波の波と血液との間の相互作用は、拡散した波を生成
する。拡散した波の振幅および振動数の分析は、この障
害物質の大きさ、性質および動きに関する情報を与える
。超音波の波の振幅を分析する実験はこれに関して実施
されて来ており、そして赤血球の沈降速度の関数として
、血液の懸濁液についての超音波の波の逆散乱係数の変
動を測定することを可能とし、そして凝集しない赤血球
と凝集した赤血球との間の差を同定することを可能とし
た。
本発明の目的は、懸濁液に向かって放射される超音波の
波源及び固体/沈降物と沈降物/懸濁液によって反射さ
れる波を検出分析する手段を使用する、流体中で沈降す
る粒子をウルトラソノグラフィーにより検出分析する装
置であって、サーモスタット制御の測定セル、 該測定セルと協働する伝達受信(transmjtti
ng−rece iv ing)超音波プローブ、該プ
ローブを励起する可変反復期間を有する電気パルスの発
生を確実なものとしそして又検出及び電気信号への変換
を確実なものとするAモードのエコーグラフ(echo
graph)、プローブによる伝導に関してプログラミ
ング可能な遅延を導入するために、前記信号を捕捉する
システム、 所定のタイムスロットにおいて前記信号をストロボスコ
ープ的にサンプリングする手段、及びこのスロットから
のエコーをディジタル的に再構成しそして代表的曲線を
スクリーンに供給する手段から本質的になる装置を提供
することである。
更に詳しくは、測定セルは固定された又は可動の薄い板
により分離された2つの空洞からなり、空洞の1つは粒
子の懸濁液を受は入れるように設計されており、−力伝
達受信超音波プローブは他方の空洞内に前記板から成る
距離を置いて位置する。測定セルはサーモスタット制御
の囲い内に一体化されている。
プローブは、超音波の場が板に対して垂直であるように
位置決めされており、そして空洞内に緊密な栓により維
持されており、そして栓は細い閉鎖可能な導管を有する
。プローブの空洞は板とプローブとの間に多少の流体を
含有する。プローブは超音波を放射することができる材
料から作られており、そしてその動作振動数は研究すべ
き粒子に依存する。
本発明の別の特徴によれば、エコーグラフの検出モジュ
ールは集積回路により形成された増幅器、予備バイアス
されたダイオードを有する全波長の整流の原理で動作す
る整流器及びアナログフィルターにより構成されている
。また、非整流信号の振動数の分析を実施ことも又可能
である。
更に、プローブによる伝達に関してプログラミング可能
な遅延の導入を可能とする信号を捕捉するモジュールは
、サンプリング及び保持装置(5)並びにアナログ/デ
ィジタル変換器を含み、タイムウィンドウ(time 
window)は、同様にプログラミング可能なタイム
スロット(time 5lot)において電気信号がサ
ンプリングされることを可能にする。こうして、電気回
路が前記ウィンドウ内に含有される電気信号を段階(s
tep)を有する調節可能な遅延の助けによりサンプリ
ングする前に、タイムウィンドウを板と懸濁液との間の
界面により発生されたエコー上に位置させることができ
る。反射した信号をストロボスコープ的に(strob
scopical ly)サンプリングする手段が設け
られていることに注意すべきである。
本発明の他の特徴及び利点は、実施例及び添付図面を参
照して考慮する実施態様の形態の以下の説明から明らか
となるであろう。
第1図におけるブロック線図は、サーモスタット制御の
測定セル1、伝達受信超音波プローブ2、Aモードのエ
コーグラフ3、伝達に関してプログラミング可能な遅延
6と共に機能するサンプリング及び保持装置5を含む信
号捕捉モジュール4、及びアナログ/ディジタル変換器
7を有する装置を示す。マイクロコンピュータ−8は計
算を実施し、そして結果の表示を可能とする。
第2図に示す測定セル1は垂直の棒の形状であり、その
全長を通して円筒形の空洞10が存在し、この空洞はサ
ーモスタット制御の囲い12内に一体化されており、そ
して囲いはその温度を所望のレベルに維持する。空洞は
円筒の軸に対して垂直に位置決めされた薄い板11によ
り2つに分割されている。板11より上の室は、粒子の
懸濁液13を受は入れるように設計されている。板より
下の室の底に、後述する超音波のプローブ2が取り付け
られている。前記プローブの上の面14は板の上の面か
ら距離dだけ分離されており、この距離は近い超音波場
および遠い超音波の場の限界に等しい。プローブ2は空
洞内に緊密な栓15により位置決めされており、この栓
は前記空洞を閉じる。この栓は細い閉鎖可能な導管16
を有し、この導管により成る体積の流体17を板とプロ
ーブとの間の空洞に満たすことができ、そしてこの導管
は音響シールの一部の役割を演する。それぞれ、懸濁液
及びプローブを受容するように、空洞の位置を逆転させ
ることが可能である。
第1図の要素の性質および機能を特定する前に、既に述
べた測定セルを具体化する装置の操作のモードを簡単に
説明する。
所定の反復振動数で動作する電気パルス発生器は、プロ
ーブ2により超音波を発生ずることができる材料を励起
する。材料が発生器により励起される毎に、プローブは
、所定の期間、例えば、数期間に相当する期間の超音波
のパルスを発生し、このパルスは流体17を通して板1
1および懸濁液13に向かって伝搬する。それが移動す
るとき、それは吸収によりそのエネルギーの一部を損失
し、そして前記板の1つの面にむける反射により他の部
分を損失する。板により反射した超音波の波の部分はプ
ローブ2により集められ、このプローブは又受信器であ
り、それを電気信号に変換し、この電気信号は超音波の
プローブによってプローブと板との間を前後して移動す
るために要した時間に依存する。この信号は、非常に明
らかなように、オシロスコープのスクリーン上に表示さ
れなくてはならない。後に、プローブの励起に関して、
プログラミング可能な遅延の導入が検出されたエコーの
振幅の測定を可能とする方法を明らかにする。
そのうえ、振動数の分析を実施することができる。
第3図に関して明らかにする要素のうちで、プローブ2
は測定セル1の必須の構成成分を構成する。この超音波
のプローブ2は、1〜50MHz(例えば、8MHz)
の中心の振動数をもつ超音波を発生することができ、そ
して伝達及び受信モードで動作する材料から形成される
。動作の振動数は意図する測定の関数として選択される
エコーグラフ3は、プローブ2を励起する可変反復期間
をもつ電気パルスの発生器、プローブからの電気信号を
整流しそして濾過する検出モジュール、及びエコーを可
視的に表示するオシロスコープから構成されている。パ
ルスの反復振動数が調節可能である容量性放電電気パル
ス発生器を使用する。電気緩衝器を使用するか、あるい
はその付加容量値を変更することによって、パルスの振
幅および期間を変化させることができる。エコーグラフ
3の検出モジュールは、集積回路により形成された増幅
器、予備バイアスされたダイオードをもつ全波長の整流
の原理で機能する整流器、及びアナログフィルターによ
り構成されている。
信号捕捉モジュール4は、伝達に関してプログラミング
可能な遅延6で動作するサンプリング及び保持装置5並
びにアナログ/ディジタル変換器を含む。タイムウィン
ドウは、同様にプログラミング可能であるタイムスロッ
ト(c1% t2)において電気信号をサンプリング可
能とする。こうして、板11より上に得られる沈降した
層18の厚さのような、ある厚さを有するスライスから
の音の信号を分析することができる。時間tl及びt2
は、タイムウィンドウが板と沈降した層との界面からの
エコーを含むような方法で決定される。
サンプラー5は可変遅延で活性化される。それは、各パ
ルス後、距離2dで位置する板と沈降した層との界面か
らの電気信号の振幅の値をサンプリングする。整流され
た電気信号は、板11七懸濁液13との間の界面から反
射した波を表す。変換器7を使用してサンプリングされ
た信号の振幅を記憶し、次いでこれをマイクロコンピュ
ータ−8のメモリーに保存し、このマイクロコンピュー
タ−によりアナログ信号をディジタル的に再構成するこ
とができる。
一部タイムウィンドウが板11と懸濁液13との間の界
面により発生したエコー上に位置すると、電気回路はこ
のウィンドウに含有された電気信号を、段階pを有する
調節可能な遅延の助けによりサンプリングする。第3図
は、t1〜【2のタイムスロットにおいて反射した信号
のストロボスコープ的な捕捉の原理を示す。X軸は時間
りを示し、そしてY軸は信号の振幅Aを示す。時間to
において、ピークは超音波の波の伝達を表す。反射した
信号の開始が起こることによって示される第1の捕捉は
、時間tlにて起こる。次の捕捉は次の伝達後の時間t
 1+pにおいて実施される等である。一般に、n番目
の捕捉はn番目の伝達後の時間tnにおいて実施され、
tn=tl+np旦つtl(tn(t2である。反射し
た信号はある数の捕捉の助けによりサンプリングされる
。−旦サンプリングされると、信号の振幅は変換器によ
りディジタル化され、そしてマイクロコンピュータ−の
メモリーに記憶される。こうして、ウィンドウに属する
サンプリングした点のすべては記憶され、次いでアナロ
グ信号はディジタル的に再構成することができる。
マイクロコンピュータ−の記録装置の1つはマスターク
ロツタとして使用し、そしてパルス発生器をトリガーし
、この発生器それ自体は各サイクルにおいて3つのパル
スを供給する:サンプラーの位置を変化させる遅延パル
ス、エコーの振幅をサンプリングするサンプリングパル
ス、次いで変換器を動作させる変換パルス。
エコーグラフの動作を同期化し、サンプリングウィンド
ウの位置および期間および結果の記憶および編集を選択
するために、特別のソフトウェア−を設けた。
前述の測定セル1及び装置を使用すると、沈降した層の
音響インピーダンスは板のそれ及び懸濁液のそれと異な
り、そして音響インピーダンスにおいて不連続性の各々
はエコーを生成するという事実のために、板11と沈降
した層18との界面及び沈降した層18と懸濁液13と
の界面からのエコーの振幅の変動を追跡することができ
る。
2つの界面、板11と沈降した層18との界面及び沈降
した層18と懸濁液13との界面は互いに十分に近接し
ているとき、それらから反射した超音波の波は互いに干
渉し、そして得られる波の振幅は、超音波の波の波長よ
りかなり小さい厚さをもつ沈降した粒子の層の同定を可
能とし、そして、結局、時間の関数として、板上のこの
ような粒子の蓄積の研究を可能とする。
それから、例えば、粒子が板上に沈澱し、こうして懸濁
液中で沈降する速度を推定し、そしてそれから沈降物の
性質、及び可能ならば粒子の凝集の状態についての情報
を得ることができる。本発明による装置は、正常血液お
よび病理学的血液の研究における興味ある用途を発見す
ることができるが、本発明はこの使用の好ましい分野に
限定されない。また、本発明は、懸濁液中の固体の粒子
の性質(大きさ、密度、凝固、凝集)について探求する
すべての用途を包含する。
スチレン−ジビニルベンゼン共重合体の粒子(ミツビシ
・ケミカル・イダストリーズ)の懸濁液を、これらの粒
子をPBS緩衝液(10ミリモルのリン酸ナトリウム;
o、15モルのNaC1; pH7,4:浸透圧重量モ
ル濃度−300mosm/kg;密度 1.005)中
に1%の容量濃度で懸濁することによって調製した。
A 得られた結果 第4図は、直径15.5μmおよび密度1.312の粒
子の懸濁液について、沈降時間の関数と、して、上に記
載した装置で得られた信号の変動を示す。この曲線から
推定される実験のパラメーターは、次の通りである: 1、初期の振幅、AO; 2、初期の勾配、α; 3、最初の最小の振幅、Am; 4、最初の最小が起こる時間、tm; 5、最初の最大の振幅、AM; 6、最初の最大が起こる時間、tM; 7、ピーク対ピークの振幅、 Acc=AM−Am; 8、ピーク対ピークの時間、 tcc=tM−tm; 9、R後の振幅、Af。
82つのタイプの粒子の間の比較 表1は、それぞれ、直径7.0μmおよび15゜5μm
を有する粒子の2つのタイプに基づいて得られた結果を
記載する。
C信号の三次元の表示 第5図は、5%の容量濃度における直径7.0μmの粒
子の懸濁液について、移動時間t(プローブと界面との
間の前後の距離をカバーするために超音波のパルスが要
する時間)及び沈降時間の両者の関数として、信号の変
動を示す。この曲線は、沈降の時間の関数として、bに
おいて表されたタイムウィンドウt1、t2にて測定し
た信号の最大値の進行を表す。2つの領域AおよびBは
完全に区別可能である。領域Aにおいて、信号の振動は
、板と沈降した層の界面及び沈降した層と懸濁液との界
面ItおよびI2により、それぞれ、反射した超音波の
波の間の干渉の結果を表す。領域Bは、エコーE2が漸
進的にエコーElから離れる方向に動くことを示し、こ
れは界面■2が漸進的に界面I2から離れる方向に動く
ことを示す。
■−生物学的粒子の実施例:非凝集赤血球の懸濁液 正常赤血球をPBS緩衝液で洗浄した後、遠心後得られ
る沈降物を所望のへマドクリットにおいて同一緩衝液中
に再懸濁する。
A 得られた曲線 第6図は、赤血球の懸濁液について2%のへマドクリッ
トにおいて沈降時間の関数として信号の変動を示す。得
られる曲線の形状は、粒子の懸濁液ついて既に示したも
のと同一である。同一のパラメーター1,2.3・・・
・9をこの曲線について定義することができる。
B 病理学的赤血球について得られた結果の実施例 第7図は、正常および病理学的赤血球について、合計の
赤血球体積MCVの関数として、最初の最小tmの時間
の変動を示す。
■ 粒子の凝集の実施例:凝集した赤血球の懸濁液 遠心後得られた赤血球の沈降物の分画を2%のへマドク
リットでそれら自体の血漿中に再懸濁することによって
、凝集した赤血球の懸濁液を調製した。
表2は、凝集した赤血球の懸濁液および同一の非凝集赤
血球の懸濁液から得られた異なるパラメーターの比較を
表す。
C病理学的赤血球の実施例 第9図は、酸素の異なる分圧について25%のへマドク
リットにおける鎌状赤血球の懸濁液の場合において、沈
降時間の関数として、信号の変動を示す。曲線1は、酸
素の分圧(poz)が400mmHgである、謙状赤血
球の貧血の患者の静脈の異常血液について直接得られた
。曲線は同一血液から得られたが、酸素化されていた(
 p Oz約150mmHg)。曲線3は同一血液から
得られたが、脱酸素化されていた( p O!約Omm
Hg)。曲線4は正常血液の場合において得られ(酸素
化および脱酸素化)、比較の目的で表されている。この
図から完全に明らかなように、鎌状赤血球はpOzに従
い非常に特定の方法挙動する。
D 正常または病理学的血漿の存在下の赤血球の凝集の
実施例 赤血球を36%の血漿中に、正常及び病理学的、及び5
6%のPBS緩衝液中に混合することによって、8%の
へマドクリットにおいて、赤血球の懸濁液を調製した。
第1O図は、ウニステルグレン(Westergren
)法を使用して測定した、沈降速度の関数として、時間
Lmの変動を示す。これらの2種類の血液の間の挙動の
差は、病理学的血液中の異常な量のタンパク質の異常な
存在から誘導される。
E 赤血球の凝集の実施例 血液の群の分析の血液銀行の方法及び免疫血液学的方法
は、抗体による赤血球の凝集の研究に基づく。病理学的
寒冷凝集素による凝集を、第11図において正常血液に
ついての赤血球の凝集と比較し、ここでtmは温度の関
数として表されている。
本発明の主な特徴および態様は、次の通りである。
■、懸濁液に向かって放射される超音波の波源及び固体
の表面と接触状態にある前記懸濁液により反射される波
を検出及び分析する手段を使用する、流体中で沈降する
粒子をウルトラソノグラフィーによって検出及び分析す
る装置であって、サーモスタット制御の測定セル(1)
、該測定セルと協働する伝達受信超音波プローブ(2)
、 該プローブを励起する可変反復期間を有する電気パルス
の発生を確実なものとしそして又検出及び電気信号への
変換を確実なものとするAモードのエコーグラフ(3)
、 プローブによる伝達に関してプログラミング可能な遅延
を導入するために、前記信号を捕捉するシステム、 所定のタイムスロットにおいて前記信号をストロボスコ
ープ的にサンプリングする手段、及び該スロットからの
エコーをディジタル的に再構成しそして代表的曲線をス
クリーンに供給する手段から本質的になることを特徴と
する装置。
2、測定セル(1)は薄い板(11)により分離された
2つの空洞(10)からなり、空洞の1つは粒子の懸濁
液(13)を受は入れるように設計されており、一方伝
達受信超音波プローブ(2)は他方の空洞内に前記板か
ら成る距離を置いて位置することを特徴とする上記lに
記載の装置。
3、測定セル(1)は棒の形状であり、その全高さは空
洞(lO)によって横切られ、この空洞はサーモスタッ
ト制御の囲い(12)内で一体化されていることを特徴
とする上記2に記載の装置。
4、プローブ(2)は空洞(lO)内に緊密な栓(15
)によって位置決めされており、該栓は該空洞を閉じ、
そして細い閉鎖可能な導管(16)を備え、そして成る
体積の流体(17)が板(11)とプローブとの間の空
洞を充填していることを特徴とする上記2に記載の装置
5、超音波プローブは超音波を放射することができる材
料であり、その動作振動数は意図する測定の関数として
決定されていることを特徴とする上記lに記載の装置。
6、エコーグラフ(3)の検出モジュールは集積回路に
より形成された増幅器によって構成されており、アナロ
グフィルターの整流器をもつか、あるいは振動数分析の
ため整流器をもたないことを特徴とする上記1に記載の
装置。
7、プローブによる伝達に関してプログラミング可能な
遅延(6)の導入を可能とする信号を捕捉するモジュー
ル(4)は、サンプリング及び保持装置(5)並びにア
ナログ/ディジタル変換器を含み、タイムウィンドウは
、同様にプログラミング可能なタイムスロット(tl、
t2)において電気信号のサンプリングを可能とするこ
とを特徴とする上記lに記載の装置。
8、電気回路が前記ウィンドウ内に含まれる電気信号を
段階pの調節可能な遅延の助けによりサンプリングする
前に、タイムウィンドウは、板(ll)と懸濁液(13
)との間の界面によって発生されたエコー上に位置させ
られる上記1又は7に記載の装置。
9、反射した信号をストロボスコープ的にサンプリング
する手段は、放射されたパルスを基準にして、時間(t
l)から出発する反射した信号の一連の捕捉を生じさせ
、捕捉の各々は前のものに関して段階的遅延(p)だけ
増分されることを特徴とする上記l又は8に記載の装置
10、信号の振幅は変換器の助けによりディジタル化さ
れ、そしてマイクロコンピュータ−内に保存され、前記
ウィンドウに属するサンプリングのすべての点は保存さ
れ、そしてアナログの信号をディジタル的に再構成する
ことを可能とすることを特徴とする上記7〜9のいずれ
かに記載の装置。
11、伝達受信超音波プローブ(2)を取り囲む少なく
とも1つのサーモスタット制御の測定セル(1)、 前記プローブを粒子の懸濁液(13)から分離する板(
11)において反射するエコーを与えるために、前記プ
ローブを励起する電気信号を供給するAモードのエコー
グラフ(3)、 信号を捕捉及び保存するモジュール(3,4,5)、 捕捉モジュールのサンプラー中に遅延を導入する電気パ
ルス発生器を操作するマイクロコンピューター、及び 適当なソフトウェアー、特にエコーグラフの位置決めを
同期させそして結果の保存と編集を行うソフトウェア− からなることを特徴とする、上記1〜lOのいずれかに
記載の流体中の粒子の沈降をエコーグラフィーにより検
出および分析する装置を作動させる装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による装置のブロック線図である。 第2図は、測定セルの概略図である。 第3図は、所定のタイムスロットにおけるストロボスコ
ープ的な捕捉の示す曲線である。 第4図は、実施例■による粒子の懸濁液のだめの沈降時
間の関数として、得られた信号の振幅の変動を示す曲線
である。 第5図は、沈降時間およびプローブと界面との間を前後
する距離を超音波の波が移動するのに要する時間の関数
として、測定した信号の最大値の振幅の変動を、三次元
の表示で示す曲線である。 第6図は、実施例Hによる第4図におけるそれに類似す
る曲線である。 第7図は、実施例■による平均赤血球の体積のの関数と
して、時間の変動の曲線である。 第8図〜第1θ図は、実施例■による第4図におけるも
のに類似する曲線である。 第11図は、温度の関数として、赤血球の凝集を示す曲
線である。 1   サーモスタット制御の測定セル2   伝達受
信超音波プローブ 3   Aモードのエコーグラフ 4   信号捕捉モジュール サンプリング及び保持装置 プログラミング可能な遅延 アナログ/ディジタル変換器 マイクロコンピュータ− 円筒形の空洞 薄い板 サーモスタット制御の囲い 懸濁液 上の面 緊密な栓 細い閉鎖可能な導管 成る体積の流体 沈降しI;層 (α) !1 (bl 1zτIJJSI 狐輸(v) FI G、 5 FI G、 9 FIG、11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、懸濁液に向かって放射される超音波の波源及び固体
    の表面と接触状態にある前記懸濁液により反射される波
    を検出及び分析する手段を使用する、流体中で沈降する
    粒子をウルトラソノグラフィーによって検出及び分析す
    る装置であって、サーモスタット制御の測定セル(1)
    、 該測定セルと協働する伝達受信超音波プローブ(2)、 該プローブを励起する可変反復期間を有する電気パルス
    の発生を確実なものとしそして又検出及び電気信号への
    変換を確実なものとするAモードのエコーグラフ(3)
    、 プローブによる伝達に関してプログラミング可能な遅延
    を導入するために、前記信号を捕捉するシステム、 所定のタイムスロットにおいて前記信号をストロボスコ
    ープ的にサンプリングする手段、及び該スロットからの
    エコーをディジタル的に再構成しそして代表的曲線をス
    クリーンに供給する手段から本質的になることを特徴と
    する装置。 2、伝達受信超音波プローブ(2)を取り囲む少なくと
    も1つのサーモスタット制御の測定セル(1)、 前記プローブを粒子の懸濁液(13)から分離する板(
    11)において反射するエコーを与えるために、前記プ
    ローブを励起する電気信号を供給するAモードのエコー
    グラフ(3)、 信号を捕捉及び保存するモジュール(3、4、5)、 捕捉モジュールのサンプラー中に遅延を導入する電気パ
    ルス発生器を操作するマイクロコンピューター、及び 適当なソフトウェアー、特にエコーグラフの位置決めを
    同期させそして結果の保存と編集を行うソフトウェアー
    、 からなることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載
    の流体中の粒子の沈降をエコーグラフィーにより検出お
    よび分析する装置を作動させる装置。
JP1159399A 1988-06-21 1989-06-21 流体中で沈降する粒子をエコーグラフィーにより検出および分析する装置 Pending JPH02118435A (ja)

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EP0348289A1 (fr) 1989-12-27
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