JPH02118045A - 非蒸発型ゲッター合金 - Google Patents

非蒸発型ゲッター合金

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JPH02118045A
JPH02118045A JP26941788A JP26941788A JPH02118045A JP H02118045 A JPH02118045 A JP H02118045A JP 26941788 A JP26941788 A JP 26941788A JP 26941788 A JP26941788 A JP 26941788A JP H02118045 A JPH02118045 A JP H02118045A
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JP
Japan
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alloy
gas
getter
crushability
absorption
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JP26941788A
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JPH0730421B2 (ja
Inventor
Kenji Oi
健次 大井
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は気体を物理吸着及び化学吸着の形で抽らλるこ
とができるゲッター材Hに関し、特に。
川明のガス吸収速度及びガス吸収破の増大を可能とした
非蒸発型ゲッター合金に関するものである。
[従来の技術] 一般にゲッター材料としては、従来からZr、′「1、
Hf、Nb、Ta、Th、およびVなどの金属単体が知
られている。
ゲッター材料は通常、物理吸着および化学吸着を効果的
に行なうため1反応表面積を多くとれろように1100
u程度の粉末状で用いられ、そのため粉砕性がゲッター
材料の4廂すべき特性のっである。しかし、これらのm
体金属では延i牛が大きすぎて、容易に粉砕できないと
いう欠点がある。また1通常、ゲッター能を保有させる
ために表面の酸化物などを分解するための活性化処理を
施し、活性な表面を作る。しかし、これらのlit体金
属は非常に安定な酸化物を表面に形成しており、活性な
表面を作るのは真空中で高温に加熱する必要があり、容
易でない。
そこで、前述した+1i体金属の代替として、合金のゲ
・ンター材料が開発された。特公昭46−.39811
に開示されている8 4 in ft1%Z r −1
f3 in砒%AQ合金のゲッター材I4はZrとAf
fの金属間化合物であり、この合金は前述の粉砕性につ
いては解決されているが、吸収速度は小さく、特に室温
にJいては5礒の気相なit気するにはかなりの時間を
要する欠点があり、この合金の吸収速度は300℃以上
でないと増加しないため、合金を300℃以上に加熱し
なければならない。
また、特公昭53−1141にあるように、上記の単体
金属とZr−Al2合金をを混合させたゲッター材料が
開示されているが、これも室温では十分な排気能力が認
められない欠点を有している。
このように、300℃以下で使用する場合に吸収速度の
大きいゲッター材料が要望されていた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上記従来技術の欠点を解決し、300℃以下
で使用する場合においても初期の吸収速度およびガス吸
収型が大きく、しかも粉砕性が良好な非蒸発型ゲッター
金倉を提供しようとするものでのである。
〔課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するために、 Ar15〜30小看% v   O,1−14重徹% Zr  実質的に残部 よりなることを特徴とする非蒸発型ゲッター合金を提供
するものである。
〔作用] 通常、ゲッター表面での反応が律速である場合、初期の
ガス吸収速度及び吸収量は活性化処理によって生成する
活性サイトの鷹に比例して大きくなり、その後の吸収速
度はゲッター材料内部への拡散速度に依存する。
そこで、活性サイトの頃を増大させるためには、ゲッタ
ー材料粒子の拉(¥を小さ(することか考えられる。し
かしこの場合、粉砕時及び取扱い時に空気等に触れるこ
とで表面酸化が著しく起こり、ゲッター材料の性能が劣
化するおそれがある。
密閉真空容器に用いられるゲッター材料には、吸収速度
が大きく、シかも吸収ガス量が多いことが要求されてい
る。活性化処理後、ゲッター材料の吸収速度が大きいほ
ど早期に目的の真空度が(1られること、また、ガス吸
収型が多いほど到達真空度が高くなることからである。
本発明者は室温で使用し得るゲッター材料についで種々
の研究を行い、ZrにAffとVを添加することにより
、粉砕性およびガス吸収能力が共に向上することを見出
し、本発明に到達したものである。
以下1本発明について詳細に説明する。
本発明は、ゲッター能力を有する単体金属Zrをベース
として、粉砕性を付与するため八βおよびVを添加し、
同時に室温におけるガス吸収能力を高めたものである。
Ar1は5〜301m 1%含有させる。これにより、
Zr−AQtt属間化合間化合物され、粉砕性が向上す
ると共に、ガス吸収能も高くなる。Ar1の添加により
Z「単体に比し粉砕性が向上し、50〜100μmの粉
末が容易に作製できる。
Agの含有量が5重量%未満では粉砕性が劣り、30市
量%を越えるとZrlが低下することによりガス吸収能
が低下する。
Vはo、t−14重看%含有させる。■の添加によりゲ
ッター材料の初期吸収速度が著しく増大する。また、粉
砕性も増大し1粒の表面積が増加する6vの含(T N
が0,1小量%未満では初期吸収速度の増加は少な(,
14ffi’ft%を越えると飽和吸収用が低下する。
〔実施例J 第1表に示す組成の合金を500mbarのアルゴン雰
囲気にてアーク溶解を示し、それぞれ30gのボタン状
の合金を作製した。
これを乳鉢にて粉砕・分級し、粒径的50〜100μm
の粉末を作製した。
次にこれらの粉末をそれぞれ300mg1iQし、ハン
ドプレスにて7t/crr11の加圧条件で直径6mm
の円板状試料とした。
上記の手順で作製した円板状のゲッター材料を、lXl
0−6Torr以下にて約tooo’ct−1O分間活
性化を行い、室温まで冷却後ガス吸収測定を行った。
ガス吸収測定は、H2ガスを用いてゲッター材料雰囲気
を30℃、lXl0−3Torrで一定に保らながら、
吸収するガス1を伯のチャンバーから補充していき、そ
のチャンバーの圧力変化を読み取る方法で吸収量および
吸収速度を測定した。
活性化後30分時点での吸収速度及び吸収量をそれぞれ
の合金について測定した。
また、飽和吸収量についてはloomgの粉末試料を用
い、材料雰囲気を300℃をとしたほかは前記と同様に
して測定した。
但し、ここでの飽和吸収量はH2ガス導入後チャンバー
の圧力変化がほとんど生じなくなる約1、50分での吸
収量とした。
測定結果を比較例と共に第1表に示す。
〔発明の効果1 本発明のゲッター合金を用いることにより、室温におい
ても内容用の大きな容器内を排気したり、あるいは、特
に初期に大きな排気速度を必要とする場合において、従
来よりも少ない量で高真空を短時間に確保し、しかも維
持可能とすることができ、また、これによってゲッター
材料の容器内等の設置体積が少なくて済み、設置場所の
確保が容易になる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Al:5〜30重量% V:0.1〜14重量% Zr:実質的に残部 よりなることを特徴とする非蒸発型ゲッター合金。
JP63269417A 1988-10-27 1988-10-27 非蒸発型ゲッター合金 Expired - Lifetime JPH0730421B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63269417A JPH0730421B2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27 非蒸発型ゲッター合金

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JP63269417A JPH0730421B2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27 非蒸発型ゲッター合金

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02118045A true JPH02118045A (ja) 1990-05-02
JPH0730421B2 JPH0730421B2 (ja) 1995-04-05

Family

ID=17472127

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63269417A Expired - Lifetime JPH0730421B2 (ja) 1988-10-27 1988-10-27 非蒸発型ゲッター合金

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100381960B1 (ko) * 2000-06-05 2003-05-01 주식회사 세종소재 겟터

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01156409A (ja) * 1987-11-30 1989-06-20 Ergenics Inc 水素粉砕による強靭かつ多孔性のゲッターの製造法およびそれより製造されたゲッター

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01156409A (ja) * 1987-11-30 1989-06-20 Ergenics Inc 水素粉砕による強靭かつ多孔性のゲッターの製造法およびそれより製造されたゲッター

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100381960B1 (ko) * 2000-06-05 2003-05-01 주식회사 세종소재 겟터

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Publication number Publication date
JPH0730421B2 (ja) 1995-04-05

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