JPH02117627A - 触媒されたハイドロフルオリネーションの方法 - Google Patents

触媒されたハイドロフルオリネーションの方法

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JPH02117627A
JPH02117627A JP1160598A JP16059889A JPH02117627A JP H02117627 A JPH02117627 A JP H02117627A JP 1160598 A JP1160598 A JP 1160598A JP 16059889 A JP16059889 A JP 16059889A JP H02117627 A JPH02117627 A JP H02117627A
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alkene
ccl
molar ratio
reactor
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Velliyur Nott Mallikarjuna Rao
ベリユア・ノット・マリカージュナ・ラオ
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • C07C17/20Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms
    • C07C17/202Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms two or more compounds being involved in the reaction
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は五塩化ニオブ(Nbcp、)または五臭化ニオ
ブ(NbBrs)の存在下に、アルケン又はハロゲン化
アルカンをフッ化水素と接触させることにより、フッ素
化アルカンを製造する方法に関する。
〔発明の背景〕
四塩化エタン、三塩化エタン及びその関連化合物にフッ
化水素を付加するために、五フッ化タンタル及び五フッ
化ニオブを触媒として使用することが開示されている(
A、E、PelrIng、Journal of’Fl
uorine Chemistry、13.7−18(
1979)) o この触媒はフッ素と塩素との交換反
応にも有用である。しかしバッチ実験の条件下(HP/
CCI□−CCI□−2,5゜温度−150℃1反応時
間−6時間)では、BF3゜TaCl 6. Ta2 
ol、C0F3 + V205+ZrCρ4 、NbC
4;l 2.HgO及びWCl6のような触媒は、四塩
化エチレンに対するHF付加のための触媒活性を示さな
い。
不飽和化合物に対するフッ化水素付加のための触媒とし
て五フッ化タンタル及び五フッ化ニオブを使用すること
は、米国特許節4.258,225号に開示され且つ権
利請求がされている。
米国特許節4.374,289号には、NbCl、を触
媒に用い、CHCl2C=CCl =CCl2C=CC
l 2にHFを付加してCHz CIICCII x 
Fを製造することが開示されている。この反応の条件は
、IIF / C11CI=CC12=1.5〜3.5
.温度−50℃〜150℃1反応時間−15分〜5時間
、 CHCl−CC1□1モル当りNbCl、は0.0
5〜0.2モル、圧力−175〜250 pslgであ
る。
この反応は、過剰なフッ素化を回避するために温和な温
度条件下で行われる。
本発明は、NbCl2C=CCl5又はNbBr、が温
和なハイドロフルオリネーション触媒として作用し、且
つC112C−CC112のような反応性の低い分子を
もフッ化することができる条件を提供する。
〔発明の要約〕
本発明は、NbC1)、及びN b B r sから選
択される 0.001〜0.250モル当量の少なくと
も一つの触媒の存在下に、次式のアルケン又はハロゲン
化アルカンから選択される出発原料の1モル当量を、実
質的に無水の条件下かつ約り℃〜約185℃の温度にお
いて、アルケンに対するHFのモル比が4〜30で、ハ
ロゲン化アルカンに対するHFのモル比が1〜30であ
るようにHFと接触させることにより、フッ素化アルカ
ンを製造する方法である。
R’ R2C−CR3R’及び R’  R’  R’  R8C なお、式中のR1、R2R3R4R2 H6、R7は、H,F、Cfl、BrまたはCZ。
(ZはH,F、C,QまたはBrから選択される少なく
とも一つ)を表わす。また、R’はB「またはCIであ
る。
但し、R1がHのときは、R2R3R4のうちの二つの
みがClであり得る。
〔発明の詳細な 説明に従って製造されたフッ素化アルカンは、出発原料
として用いたアルケン又はハロゲン化アルカンに元々存
在するフッ素原子の数よりも一以上多いフッ素原子を有
している。
本発明の出発原料であるアルケン又はハロゲン化アルカ
ンは、本発明で用いられる温度および圧力の条件下にお
いては、単独のフッ化水素とは実質的に反応せず、反応
させるためには触媒の添加、特にNbCl2C=CCl
3又はNbBr、の添加を必要とする。R’ R2C−
CR3R’の式で示される好ましいアルケンは、R1、
R2、R3およびR4がC111即ちCl2C−CI!
2のテトラクロロエチレンである。
R5R’ R’ R8Cの式で示される好ましいハロゲ
ン化アルカンは、R5、R6及びR8がCIであるとき
にはR7がCHCI)2 、CH2C1゜CH3,CI
又はHのもの、並びにR7及びR8がClであるときに
はR5及びR6がHのものである。中でも、特に好まし
いハロゲン化アルカンは、CCf13 CHCII 2
 、CCI 3 CH2CI。
CCR3CH3、CCjl)4 、CHCI3及びCH
2CR2である。
反応は液相または気相において、また自然発生的圧力ま
たは大気圧から超大気圧に亘る一定の圧力下において行
うことができる。液相プロセス及び気相プロセスの両者
とも、バッチ式、半連続式および連続式の操作を含んで
いる。
経済性および有効性の理由で、NbCfI、又はNbB
r、は、出発原料のアルケン又はハロゲン化アルカン1
モル当りo、ooi〜0.250モルの量で用いるのが
好ましい。この触媒は商業的に入手可能な結晶性の固体
であり、単独または炭素のような支持体に担持して用い
ることができる。
反応は、約り℃〜約185℃の温度で行うことができる
。好ましい温度は、約35℃〜約165℃である。
無水または実質的に無水の条件とは、反応に有害な水が
可能な限り反応領域から排除されるべきであることを意
味している。無水級として商業的に入手可能なHFは、
この反応において直接使用され得る。適当な水分トラッ
プ手段または他の手段による反応容器からの水分の排除
はルーチン操作であり、この技術分野では良く知られた
ものである。
ハロゲン化アルカンとの反応には、ハロゲン化アルカン
に対して1〜30モル当量のHFを用いるのが好ましい
。またアルケンとの反応には、アルケンに対して4〜3
0モル当量のHFを用いるのが好ましい。特に、Cil
 2 C−CC1l 2のような高度にハロゲン化され
たアルケンに対しては、少なくとも5モル当量のHFが
好ましい。実際上は15〜30モル当量のHFによって
、経済性及びフッ素化収率の最適の組み合わせが確保さ
れる。
反応容器はモネル、「ハロステロイ」及び「インコネル
」のようなハロゲン化水素の作用に対して耐性を有する
材料で構成される。
液相反応は、反応原料をどのような順序で反応容器中に
導入することによっても行われる。一般的には、NbC
jl、又はNbBr、と、出発原料であるアルケン又は
ハロゲン化アルカンとを反応容器内に収容して冷却し、
次いで必要な量のフッ化水素を反応容器中で凝縮させる
。フッ化水素の導入に先立って、フッ化水素の付加を容
易にするために反応容器を排気し、ドライアイス又は液
体窒素中で冷却してもよい。容器内用物の温度を適当な
反応温度にまで上昇させ、反応が生じるのに充分な時間
だけ、振賂またはかき混ぜにより攪拌する。
液相反応で使用するNb(us又はNbBr。
の葺は、出発原料であるアルケン又はハロゲン化アルカ
ンの1モル当り、0.001〜0.250モル、より好
ましくは0.005〜0.1モルである。反応に用いら
れるHFの量は、ハロゲン化アルカンの1モル当り 1
〜30モル当量、アルケン1モル当り 4〜30モル当
量である。反応は約り℃〜約185℃で行なうことがで
きる。好ましい温度は、約35℃〜約165℃である。
反応時間は、0.5〜18時間であり得る。好ましい反
応時間は1〜8時間である。
気相反応において、反応原料はその沸点よりも高い温度
で反応器内に導入される。反応器の温度もまた、気相状
態での反応の生成物が触媒領域に長時間滞留せず、反応
器を越えて冷却受器へ通過するように生成物を維持する
に充分な温度でなければならない。
気相反応では、NbCρ、又はNbB rsを炭素また
は他の公知の支持体のような不活性の多孔性材料上に支
持するのが便利である。不活性支持体に対する触媒の量
は10〜50%で、約25%の量が好ましい。反応に用
いられるHFの量は、ハロゲン化アルカンの1モル当り
 1〜30モル当量、アルケン1モル当り 4〜30モ
ル当量である。この反応は、約り0℃〜約185℃で行
うことができる。好ましい温度は、約り0℃〜約170
℃である。反応時間の代りに、反応原料の触媒との接触
時間が特定され得る。生成物の反応器内での滞留時間は
、供給速度、反応器の温度や圧力の制御、および反応器
からの生成物の除去速度をどのように組み合わせて操業
するかによって影響される。望ましい生成物の形成を制
御するためには、与えられた生成物の反応器内での滞留
時間を短縮するのが望ましいであろう。接触時間は、反
応物と生成物との混合物が触媒と接触している時間の平
均である。広くいえば、0.1〜25秒の接触時間が有
用である。好ましい接触時間は1〜10秒の範囲である
上記の反応条件下においては、NbCfI、またはNb
Br、の一部は、NbC,C)s−xFx或いはNbB
r、−xFxの形であろう。本発明は、このような形が
存在し得る条件を含むものとして理解される。
圧力は臨界的ではない。大気圧、超大気圧および自然発
生圧力が最も便利であり、従ってこれらの圧力が好まし
い。
本発明によって製造されるフッ素化アルカンは、冷凍剤
、溶剤およびブロー剤としての有用性を有している。
〔実施例〕
一般的実験手順 モネル又は「インコネル」製の100 ml高圧シリン
ダで構成され、マグネティックスクーラー及び内部サー
モカプラーを備えた反応器を用いた。
反応器の頂部には、コンデンサ及び光学的オンライン分
析系に接続された逆圧調節機が設置されている。また、
反応原料の導入および生成物の取り出しを可能とするた
めに、適切な入口ライン及び出口ラインが設けられてい
る。
この反応器に、望ましい量のNbCfI、を充填した。
次いで、反応器の冷却および排気を行なった後、出発原
料であるアルケン又はノ\ロゲン化アルカンと、必要量
のHFとを反応器に導入した。
次に、まだ冷たい間に窒素で加圧し、続いてオイルバス
による外部加熱を用いることにより、攪拌しながら徐々
に望ましい作動温度にした。反応器を加熱する前に、逆
圧調節機を望ましい作動圧力にセットした。
反応が完結した時点で、通常の手段で生成物を単離し、
ガスクロマトグラフィーで分析した。
以下の例で報告する全てのパーセンテージは、面間%で
ある。
例1 1G、5 gのc42cmccΩ2と、3.OgのNb
Cl2C=CCl、と、15 gの無水HF (HP/
CCh −CC12のモル比−7,5/1 )とを用い
、上記の一般的実験手順に従って行なった。反応器を冷
却して窒素で200 pslgに加圧し、また逆圧調節
機を500 pslgにセットした。攪拌しながら、内
用物を142℃〜148℃で約2時間加熱した。生成物
を分析することによって、85.0%のCCΩF2CH
Cl2及び10.9%のCF3CHCl2C=CCl2
、並びに少量の他の有機物の存在が示された。
例2 20.25 gのCHCΩ2CCρ3と、3.0gのN
bCp、と、15 gの無水HF (IP/CllCl
□ CCl3のモル比−7,5/1 )とを用い、上記
の一般的実験手順に従って行なった。反応器を冷却して
窒素で200 pslgに加圧し、また逆圧調節機を5
00 pslgにセットした。攪拌しながら、内用物を
142℃〜148℃で3時間加熱した。生成物を分析す
ることによって、92.5%のCCjl) F 2 C
HCD 2及び5.1.9ciのCF3CHCl2C=
CCl2、並びに少量の他の有機物の存在が示された。
例3 30.8 gのCCD4と、3.0gのNbCf1.と
、15 gの無水HF(肝/CG+4のモル比−2,5
/1 )とを用い、上記の一般的実験手順に従って行な
った。
反応器を冷却して窒素で200 pslgに加圧し、ま
た逆圧調節機を400 psigにセットした。攪拌し
ながら、内用物を80℃〜85℃で約45分間加熱した
。この間のオフガスを分析することによって、98%よ
り多いCF2CΩ2の存在が示された。大部分のCF2
CΩ2を取り出すために、圧力を注意深くベンl−(v
ent) した。反応器に残留している生成物(24,
0g)を分析することによって、1.3%のCF 2 
Cl2C=CCl 2.21−.2%+7) CF C
Ω、および77 、596のCCR4を含有することが
見出だされた。
例4 34.0 gのCH,CCΩ 、 、0.3gのNbC
,Q、 、及び5gの無水HF (HP /CH3CC
l3のモル比−1/■)とを用い、上記の一般的実験手
順に従って行なった。反応器を冷却して窒素でtoo 
pslgに加圧し、また逆圧調節機を200 pslg
にセットした。
攪拌しながら、内用物を36℃〜37℃で約30分間加
熱した。生成物を分析することにより、7.6%のCH
,CCΩF 2.46.3%のCHiCCffzF。
43.5%のCH3CCf) 3 、並びに少量の他の
有機物の存在が示された。
例5 0.5gのNbCj?sを用いた点を除き、実質的に例
4を繰り返した。生成物を分析することによって、12
.1%のCH,CCl F2と、57.3%のCHiC
Ci12Fと、28,2%のCH3CC1l i、並び
に少量の他の有機物の存在が示された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、NbCl_5及びNbBr_5から選択される0.
    001〜0.250モル当量の少なくとも一つの触媒の
    存在下に、次式のアルケン又はハロゲン化アルカンから
    選択される出発原料の1モル当量を、実質的に無水の条
    件下かつ約0℃〜約185℃の温度において、アルケン
    に対するHFのモル比が4〜30で、ハロゲン化アルカ
    ンに対するHFのモル比が1〜30であるようにHFと
    接触させることにより、フッ素化アルカンを製造する方
    法。 R^1R^2C=CR^3R^4及び R^5R^6R^7R^8C なお、式中のR^1、R^2、R^3、R^4、R^5
    、R^6、R^7は、H、F、Cl、BrまたはCZ_
    3(ZはH、F、ClまたはBrから選択される少なく
    とも一つ)を表わす。また、R^8はBrまたはClで
    ある。 但し、R^1がHのときは、R^2、R^3、R^4の
    うちの二つのみがClであり得る。 2、出発原料が、Cl_2C=CCl_2である請求項
    1に記載の方法。 3、出発原料が、CCl_3CHCl_2、CCl_3
    CH_2Cl、CCl_3CH_3、CCl_4、CH
    Cl_3及びCH_2Cl_2から選択される請求項1
    に記載の方法。 4、触媒がNbCl_5である請求項1に記載の方法。 5、温度が約35℃〜約165℃である請求項1に記載
    の方法。 6、出発原料に対するHFのモル比が15〜30である
    請求項1に記載の方法。
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