JPH02117092A - 直流アーク炉のアーク電流制御方法 - Google Patents

直流アーク炉のアーク電流制御方法

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JPH02117092A
JPH02117092A JP63268934A JP26893488A JPH02117092A JP H02117092 A JPH02117092 A JP H02117092A JP 63268934 A JP63268934 A JP 63268934A JP 26893488 A JP26893488 A JP 26893488A JP H02117092 A JPH02117092 A JP H02117092A
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範夫 青
Hiroshi Shimizu
洋 清水
Toshimichi Maki
牧 敏道
Shoichi Takahashi
昭一 高橋
Kinzo Okazaki
岡崎 金造
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Fuji Electric Co Ltd
JFE Engineering Corp
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Fuji Electric Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、炉内に原料スクラップを装入する一方、電極
に直流電圧を印加して電極と原料との間にアークを発生
させ、そのアーク熱を利用して原料を溶解する、いわゆ
る製鋼用直流アーク炉におけるアーク電流制御方法に関
する。
〔従来の技術〕
直流アーク炉の電源構成は第4図に示すように高圧3相
交流電源を整流器用変圧器1によって数百ボルトに降圧
し、サイリスクを用いた整流器2により直流を得て直流
リアクl−ルア及び水冷ケーブル8を経て黒鉛電極3に
直流電圧を印加し、該電極3の先端と炉9内のスクラッ
プ又は溶鋼4との間に直流アーク5を発生させ、このア
ークエネルギーによってスクラップの溶解や溶鋼の昇温
を行うものである。図中6は、炉負荷開閉器である。
このような回路構成で、直流アーク5を一般の負荷と見
なせば同様の電源構成とし−では、電解用整流器システ
ム等をはじめとして一般産業用として多く見られるもの
であり、電流を制御する方法として直流電流を直接的に
又は等価的に交流側にて計測し予め設定された値との差
をもって整流器2のサイリスタの位相を制御する方法が
一般的にとられており、その制御応答おくれは数十m秒
〜数秒に設計される。
また、機器の保護を目的として過大電流が流れた時点で
サイリスクの点弧パルス位相を強制的に電流がゼロとな
るような位相までシフトするようないわゆるパルスシフ
ト回路を具備することが行われる。
ところで、アーク炉においては溶解の過程においていわ
ゆる原料スクラップの溶落という現象が発生し、電極3
と原料スクラップがタッチすることにより短絡状態とな
ることがあり、特に直流アーク炉では炉内下部の方で溶
解形状はかまくら状となるので、ある段階でスクラップ
が層状にドサッと落ちる°′棚落ち°″により前記短絡
は頻繁に発生する。
この短絡状態は、瞬間的(ms以下)な一過性のものか
ら長時間(10m s以上)のものまで種々の継続時間
を有するものが、ランダムに発生しその都度短絡電流が
流れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
アーク炉以外の一般産業用のシステムでは、短絡現象は
機器の1−ラブルとしてのみ発生するので、この電流が
流れた場合には、機器故障として前述のパルスシフト回
路や、しゃ断器開放等の方法により、システムを停止す
ることも可能である。しかし、アーク炉の場合には前記
のごとく短絡電流がごく通常の運転過程の1現象として
あられれるため、この短絡電流をいかに処理するかが重
要なポイントとなる。
けだし、短絡現象の度にシステムを停止していたのでは
、再度アークを発生させるまでのロスタイムが大きく、
生産効率が非常に低下するからである。
当然ながらこの短絡電流に連続的に耐え得る機器定格を
有するシステムを形成することも対策の一つであるが、
定格自体が飛躍的に大きくなるために、経済的な面でデ
メリットとなる。また、第4図に示すごとく直流側にリ
アクトル7を設は短絡電流の立ち上がりをゆっくりとし
、この間に制御を行うことも対策の一つであるが、リア
クトル7自体に抵抗分があるためあまりに大きなりアク
タンスは得ることができない。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、機器の定
格をできるだけ小さく、かつ直流リアクトルのりアクタ
ンスも最低限とした上で、回路定数によって決定される
短絡電流を低いレベルにおさえ込むことができる直流ア
ーク炉のアーク電流制御方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、変圧器で降圧した交
流電源を整流器により直流に変換して直流アーク炉の電
極に印加する回路に電流検出手段を設け、ごの電流検出
手段により検出する過電流の増加率に応じて整流器の出
力電流の大きさを増加率が大きいときは大きく、小さい
ときは小さく制御卸することを要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、炉内短絡時に電流検出手段で過電流を
検出するが、この過電流の増加率を見ることにより電極
とスクランプの接触状態を検知することができる。そし
て、過電流の増加率に応じて整流器のサイリスタを制御
して増加率が大きい場合は整流器出力を大きく低下させ
、小さい場合は同じく小さ(低下させることにより、シ
スト中の電流をいずれも一定のレベルまで下げることが
でき、アーク炉の炉内短絡時に発生する短絡電流を権力
低いレベルに制御することになる。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本発明の直流アーク炉のアーク電流制御方法の
1実施例を示すブロンク回路図である。
本発明は、第4図に示した直流アーク炉の電源回路に電
流検出手段として電流検出器10を付設した。
この電流検出器10は整流器2の直流出力側に設けた直
流変流器11から出力を受けるものとするか、又は変圧
器1の2次巻線側からの交流出力を変換器12で直流に
変換して出力を受けるものでもよい。
電流検出器10の検出出力を電流増加率演算器13に導
入し、この電流増加率演算器13での増加率を増加率/
パルスシフト位相関数発信器14に導入し、さらに整流
器2のサイリスタを点弧するパルス発信器15をこの増
加率/パルスシフト位相関数発信器14で制御するよう
にした。
電流増加率演算器13は電流検出器10での過電流の増
加率d I/d tを演算するものであり、増加率/パ
ルスシフト位相関数発信器14はこの演算器13での演
算結果に応じてパルスシフトを行う位相角を決定するも
のである。
先に述べたように電極3とスクラップとが接触すると、
短絡状態となり電源回路に過電流が発生するが、これを
電流検出器10で検出し、その検出値を電流増加率演算
器13へ送る。
第2図はこの短絡現象時の電流変化を示す図で、電流1
dcは短絡発生時に整流器2の定格からはね上がるが、
この過電流を電極3とスクラップによる接触状態の相違
で接触抵抗R+ 、R2,R3と分けた場合、過電流の
増加率d r/d tは電極3とスクラップが比較的軽
い状態で接触しているRでd I、 /d t、かなり
強く接触している状態R1でd 1. /d L、その
中間の状態R2でd I2/dtとすれば、 dt    dt    dL を示す。
ところで、サイリスタ整流器の出力電圧が、制御位相角
によって制御可能なることはよく知られている通りであ
るが、代表的な2重星形結線とグレッツ結線とについて
その関係を以下に示す。
2重星形結線 U :転流型なり角 α :制御位相角 これらの電圧出力波形は第3図に示すごとく制御位相角
αの大小によって、大きく変化する。
直流電流1dはこの電圧Edを回路インピーダンス(R
)で除した値となるが、回路にインダクタンス分を含む
ゆえ、電流波形は電圧波形より平滑化された形となり、
その平均的な値(平均直流電流は)αによって大中に制
御される。
αの大が、第3図に示す値よりさらに大きくなっていく
と電圧Ed値は零に近づき、電流1dの値もこれに従っ
て少なくなる。
本発明は、前記電流増加率演算器13で算出した過電流
の増加率d I+ / d (d Iz / d t。
d 1. /d tに応じて電流Idcを零電流付近の
値(I dc−ps)まで下げるようにする。
前記グレッツ結線型の整流器2では となり、I dc−psが同じ値をとるとすれば、Rが
犬のときはαは大、Rが小のときはαは小でなげればな
らない。
従って、R,−d I、/d t−α+、  Rz =
d Iz/dt−αz、  R:l =d Iz / 
d t =α、とすると、増加率/パルスシフト位相関
数発信器14でのパルスシフトの位相角はα1〉α2〉
α3となり、過電流検出レベルが大であれば位相角α3
を太きくとり、レベルが小であれば位相角α1を小さく
とることになる。
なお、過電流の増加率に応じて整流器2の出力電流を調
整する方法としては前記のごとくパルスシフトの位相角
を変更する他に、シフト時間を変更することも考えられ
る。
〔発明の効果] 以上述べたように本発明の直流アーク炉のアーク電流制
御方法は、変圧器で降圧した交流電源を整流器により直
流に変換して直流アーク炉の電極に印加する回路におい
て、炉内短絡時に発生する短絡電流を常に極力低いレベ
ルに制限できるものであり、機器の定格をできるだけ小
さくし、またリアクタンスも最低限とすることができる
など経済的設計が可能となり、またアークの安定性にも
寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の直流アーク炉のアーク電流制御方法の
1実施例を示すブロック回路図、第2図は短絡現象時の
電流波形図、第3図はサイリスク整流器の位相角制御に
よる電圧、電波の波形図、第4図は直流アーク炉の電源
構成を示す回路図である。 l・・・整流器用変圧器 3・・・電極 5・・・直流アーク 7・・・直流リアクトル 9・・・炉 11・・・直流変流器 13・・・電流増加率演算器 14・・・増JJ[I 1 /パルスシフ15・・・パ
ルス発信器 2・・・整流器 4・・・スクラップ又は溶鋼 6・・・炉負荷開閉器 8・・・水冷ケーブル IO・・・電流検出器 12・・・変換器 ト位相関数発信器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 変圧器で降圧した交流電源を整流器により直流に変換し
    て直流アーク炉の電極に印加する回路に電流検出手段を
    設け、この電流検出手段により検出する過電流の増加率
    に応じて整流器の出力電流の大きさを増加率が大きいと
    きは大きく、小さいときは小さく制御することを特徴と
    する直流アーク炉のアーク電流制御方法。
JP63268934A 1988-10-25 1988-10-25 直流アーク炉のアーク電流制御方法 Expired - Lifetime JPH0654714B2 (ja)

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JPH0654714B2 JPH0654714B2 (ja) 1994-07-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60152293U (ja) * 1984-03-22 1985-10-09 株式会社東芝 直流ア−ク炉の制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60152293U (ja) * 1984-03-22 1985-10-09 株式会社東芝 直流ア−ク炉の制御装置

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