JPH02115405A - 水中移動式構造体とこれからの組み合せ構築物 - Google Patents

水中移動式構造体とこれからの組み合せ構築物

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JPH02115405A
JPH02115405A JP26717488A JP26717488A JPH02115405A JP H02115405 A JPH02115405 A JP H02115405A JP 26717488 A JP26717488 A JP 26717488A JP 26717488 A JP26717488 A JP 26717488A JP H02115405 A JPH02115405 A JP H02115405A
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JP
Japan
Prior art keywords
water
underwater
building
structures
ballast tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP26717488A
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English (en)
Inventor
Ryujiro Minato
湊 隆次郎
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Hazama Ando Corp
Original Assignee
Hazama Gumi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は水中移動式構造体、詳しくは水底に設置または
水中に浮上させるバランスタンク付き水中移動式構造体
とその組み合せ構築物に関する。
〈従来の技術〉 今までの水上建造物は、海底などの杭基礎上にラーメン
や橋脚又は連続壁を構築し、横桁を架設してその上に各
種コンクリートで造設した道路などが存在する。
一方、船中にバラストポンプを歯えて水槽に水を満した
り抜いたりして平衡を保つ浮上式の建造物も存在する。
〈発明が解決しようとする課題〉 一方、最近では湾岸道路や東京溝横断道路が実施される
に及んで、海上空間を有効に利用する計画が脚光を浴び
るに至っている。そこで、道路及び高層建築は従来通り
海底基礎の上に構築するが。
これらの構築物の間には別途移動可能な建物や広場など
の構造体及びこの構築体間を連絡する回廊などの構造体
を設置して海上空間を利用する上での多様化を図ろうと
する動きがある。
本発明の第1の目的は上記のことに着眼して考案したも
のであり、水上建造物を浮上式として水中を移動可能と
し、かつ利用する場所では水底に着座することにより、
十分な安定性を得ることができる構造体を提供せんとす
る。
本発明の第2の目的は、任意の水底に設置した構造体を
水底の凹凸に合わせて水上建造物を水平に位置できるよ
うにぜんとする。
本発明の第3の目的は地震時において、隣接する各構造
体の変位を減少させるとともに破損から防止できるよう
にぜんとする。
本発明の第4の目的は上記浮上式であることを利用して
多数の構造体を各種紐み合わせ、これにより各種形態の
構築物を構成し、それぞれの構造体を連絡して有機的に
機能する構築物を提供せんとする。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、上記各目的を達成したものであり。
その要旨は水上建造物と、該建造物を水底に設置あるい
は水中に浮上させるバラストタンクを歯えた基盤とから
なる水中で移動できる構造体であって、該構造体の前記
建造物とバラストタンク間には複数の支柱を配置すると
共に、各支柱には水底の凹凸に応じて伸縮する昇降装置
を付設してなる水中移動式構造体にある。
また、別の発明の要旨は請求項1における1個の水中移
動式構造体をモジュールとし、これら多数のモジュール
を組み合わせて広場、回廊などの広域構築物を構成し、
組み合された各モジュール間に緩衝剤や橋板を設置して
なる水中移動式構造体の組み合せ構築物にある。
ここで、バラストタンクとしてはポンプにより水を満た
したり抜いたりして構造体を沈めたり浮上したりするも
のの他に、逆に空気を入れたり抜いたりして、構造体を
浮上したり沈めたりするようにしたものであってもよい
。また、昇降装置には建造物と複数の支柱との間に介在
するジヤツキや油圧シリンダーなど建造物の所要箇所を
上下できるものが考えられる。
〈作用〉 上記構成からなる本発明では、ポンプによりバラスト水
やエアーを調整して構造体を水底に設置すると共に、水
底の凹凸に応じて昇降装置を上下して建造物を水平に保
持する。また、上記水中移動式構造体をモジュールとし
、これを多数用いて水上に集散することで各種構築物を
構成すると同時に、各モジュール間に橋板を架は渡して
連絡通路とし、かつ水バックやエアーバックなどの緩衝
材で互いの構造体を保護するようにする。
〈実施例〉 以下に本発明の実施例を添付図面により説明する。第1
図乃至第5図において、1は海底2の基礎3上に橋脚4
と梁5の上に敷設した半永久的構築物としてのコンクリ
ート通路であり、これらが海上6を縦横に走っている。
7は上部建造物であり、この下方の所定箇所には複数の
支柱8を介してポンプ(図示せず)により水を満したり
抜いたりするバラストタンクを備えた基盤9を配設し、
全体を海底2に設置するか浮上するように水中移動式構
造体50とする。10は建造物7と、該建造物の下方の
所要箇所に二部所以上配置した支柱8との間に付設した
ジヤツキ10である。また、60は上記移動式構造体5
0間において海中に浮設した回廊であり、該回廊は、ア
ンカー11と索具12によって海底2に撃留されている
このように、水中移動式構造体50をモジュールとし、
陸上から突出した通路の先端にこれら多数を任意に組み
合せて住宅や回廊を集合した一つの構築物を構成する。
また、各構造体50間に空気バック15や水バック13
として緩衝材を介在させる(第3図)。なお、70は防
波堤である。
上記構成から成る本発明としての水中移動式構造体50
はバラストタンクにより水を抜くか空気を入れて浮上さ
せて道路1のわきなどの所定位置に移動する。この場合
前記水中移動式構造体5゜下部のバラストタンクを付備
した基盤9は、海底2が必ずしも水平状態とは限られて
いないために傾斜することがあり、したがって各支柱8
の上部にあるジヤツキ10を伸縮して水上建造物7を水
平に位置させる必要がある。また、隣接する水中移動式
構造体50は、その水上建造物7間にあるエアバック1
5と上記基盤間の水バック13の緩衝作用により、地震
などの外部からの衝撃を吸収することができる。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明の水中移動式構造体はバラス
トタンクを付設することで移動でき、水上建造物とバラ
ストタンク間を複数の支柱で連結することにより波の抵
抗を少なくシ、かつ支柱に昇降装置を設けることで、水
底に凹凸がある場合にも水上建造物を水平に設置するこ
とができる。
また、本発明は多数の水中移動式構造体50を多様に組
み合わせて全体を海上都市としての構築物に仕上げるこ
とができ、各水中移動式構造体間に緩衝材を置いて地震
時における各モジュール間の変位や破損を防止する他に
、各モジュール間を橋板等によって連絡することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明である水中移動式構造体を集合して水底
に設置した状態を示す構築物の一部平面図、第2図は第
1図のA−A’断面図、第3図は第1図のB−B’断面
図、第4図は水中移動式構造体が浮上した状態の説明図
、第5図は多数の水中移動式構造体としてのモジ、ニー
ルを多数用いて陸地から海上に設置した構築物の平面図
である。 7・・水上建造物、8・・支柱、9・・バラストタンク
、10・・昇降装置、15・・エアバック、13・・水
バック、14・・橋板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)水上建造物と、該建造物を水底に設置あるいは水中
    に浮上させるバラストタンクを備えた基盤と、からなる
    水中で移動できる構造体であって、該構造体の前記建造
    物とバラストタンク間には、複数の支柱を配置すると共
    に、各支柱には水底の凹凸に応じて伸縮する昇降装置を
    付設してなる水中移動式構造体。 2)請求項1における1個の水中移動式構造体をモジュ
    ールとし、これら多数のモジュールを組み合わせて広場
    、回廊などの広域構築物を構成し、組み合された各モジ
    ュール間に緩衝剤と橋版とを設置してなる水中移動式構
    造体の組み合せ構築物。
JP26717488A 1988-10-25 1988-10-25 水中移動式構造体とこれからの組み合せ構築物 Pending JPH02115405A (ja)

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