JPH02111457A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は台所で出る野菜屑等の厨芥を流し白の排水口
から流し込んで粉砕処理する生ゴミ処理装置に関するも
のである。

［ｂｔ来の技術］ 従来の生ゴミ処理装置は、例えば特開昭５５５７４６号
公報に見られるように流し白のシンクの排水口と下水管
等に接続される排水ホースとの間にＭｉ（寸けられるケ
ーシング内に回転する粉砕羽根を設けたもので、排水口
から水とともに流し込まれる厨芥を粉砕羽根で細かく砕
いて濃い液状にして流し出すようになっている。

［発明が解決しようとする課題］ 上記した従来の生ゴミ処理装置においては厨芥を粉砕し
て濃い液状にしてそのまま流し出すものであるため、下
水道の完備した所でしか使用できず、高層住宅では多く
がその使用を楚止されている。

この発明はかかる課題を解決するためになされたもので
、粉砕処理した厨芥を室外へ導き出し、排水系とは別に
分離して室外において処分することができ、下水道の完
備していない所でも使用することができる生ゴミ処理装
置を得ることを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る生ゴミ処理装置は、流し白の排水口に接
続し厨芥を水とともに粉砕する室内側処理ユニットと、
水とともに粉砕された厨芥を水と厨芥とに分離させ処理
する室外側処理ユニットとを室内外を仕切る壁を貫いて
設けられる送り部で水及び粉砕した厨芥の導通を可能に
連絡したものである。

［作用コ この発明においては、投入口より粉砕部に水とともに投
入された厨芥は回転する粉砕刃によって粉砕された後、
室外へ送り部によって送られ、室外側処理ユニットにお
いて汚水と厨芥とに分離され汚水は排水口から、厨芥は
排出部からそれぞれ排出されることになる。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示す側断面図であり、第
２図〜第５図は本装置の各部を、また第６図は電気回路
のフローチャートをそれぞれ示したもので、図において
、１は流し白のシンクで、凹状に形成された底部に排水
口２を有する。３はこのシンク１の排水口２に挿着され
た取付フランジである。４はこの取付フランジ３上に嵌
合された本体フランジで、ナツト５が螺合されることに
より上記取付フランジ３とシンク１とを決着し、投入口
６を形成する。７は上記ナツト５に上下可動に設けられ
た取１寸ナツトで、後述するケーシングと上記本体フラ
ンジ４とを固定する。８はケーシングで、上記投入口６
より投入された厨芥の通路を直管型に形成する。９はこ
のケーシング８と本体フランジ４の接合部に装着された
菊割れ蓋であり、弾性材よりなる円盤に放射切り込みを
形成した構成で、投入された厨芥が見えないように覆う
とともに、後述の粉砕部からの厨芥の飛び上がりを防止
し、かつシンク１に溜った水の流出量も調整する。

１０は上記ケーシング８の下部に設けられたもう一つの
ケーシングで、上方に上記投入口６と連通する入口１０
ａ、側壁に吐出口１０ｂ及び下部にバイパス排水孔１０
ｃがそれぞれ設けられ、下面には後述する粉砕モータの
取付板１１が取着されている。１０ｄは粉砕部、１２は
粉砕モータで、上記取１寸板１１に取着され、ケーシン
グｌＯ内へその回転軸１３が突出している。

１４は上記回転軸１３に固着された粉砕刃用の保持板で
、回動自在の粉砕刃１５と切り起こしによって形成され
たストッパー１６とか複数個設けられている。上記粉砕
刃１５は第２図に示すように角度α間において上記保持
板１４の回転力により回動する。１７はこの保持板１４
に例えば１韻程度の所定間隔を有して重合される固定刃
で、上記ケーシング８に接合するフランジ部１８と複数
の切断貫通孔１つを有する側壁部２０とからなるリング
状に形成され、内部には粉砕刃１５が収納されていて厨
芥がこの固定刃１７との間で切断され粉砕される。なお
、上記切断貫通孔１９が小径であれば粉砕後の厨芥は小
さく、大径であれば粉砕後の厨芥は大きくなるが、粉砕
後の厨芥が小さ過ぎると厨芥中のエキス分が多量に流出
することになり、また大き過ぎると粉砕効率が低下する
ことになるため、切断貫通孔１９の大きさはφ１５〜φ
２０ｍ１が適当である。２１は上記保持板１４の下面に
対向するようにして上記回転軸１３に取着された送り羽
根で、粉砕された厨芥を水とともに吐出口１０ｂより送
り出す作用をなす。

上記した構成のうちの流し白にかかるもの以外で室内側
処理ユニ７トＡが構成され、厨芥を水とともに粉砕し、
次に説明する室外側鷺理ユニットＢに送り出す機能を果
たす。

２２はこの送り羽根２１より送り出される厨芥及び水が
通過する送り部としての送りパイプで、一端が上記吐出
口１０ｂに接続され、他端が室内外を仕切る壁Ｗを貫き
室外に設けられる室外側処理ユニッ）−Ｂに接続される
。

２３は水切り部で、２・４はこの水切り部２３の外筐を
形成する横長の円筒形に形成された水切りケーシングで
、上記送りパイプ２２が接続される接続口２５と、この
接続口２５に連通ずる排出部２６と、下部に下水管等に
連絡する排水ホース２７に接続する排水口２８とが設け
られている。２９は上記排水口２８の側壁に設けられた
左右一対のバイパス口で、そのうちの一つとこれより上
位にある上記ケーシング１０のバイパス排水孔１０ｃと
の間に室内外を仕切る壁Ｗを貫いて設けられるバイパス
ホース３０が接続される。バイパスホース３０による接
続により上記粉砕モータ１２の停止時における上記送り
パイプ２２内に溜った水は上記排水口２８に導かれるが
、粉砕モータ１２の運転中にはバイパスホース３０内に
は水の通過はない。また、ケーシング１０と送り羽根２
１との間隔が粉砕された厨芥より小さくされているので
、厨芥がバイパスホース３０内に侵入することもない。

３１は上記水切りケーシング２４内に設けられた水切り
ドラムで、外周に多数の小孔からなる水切り孔３２を有
する円筒型回転体として構成され、後述する水切りモー
タにより図示矢印方向へ回転する。３３はこの水切りド
ラム３１の両端に設けられたフランジで、端面から厨芥
が落下することを防止する。３４は上記水切りケーシン
グ２４の接続口２５より水切りドラム３１外周に先端が
対向して設けられたガイドブし一部で、送りパイプ２２
より吐出された厨芥が下方へ流れ落ちるのを防止する。

３５は上記水切りドラム３１の水切り孔３２よりの水を
水切りケーシング２４内において水溜り３５ａを形成す
る水ストッパーで、下部に上記水切りケーシング２４の
側壁との間に開口３６を設け、水の一部はこの開口３６
より、またオーバーフローした水は水ストッパー３５の
側壁をつたわりそれぞれ排水ホース２７へ流出する。さ
らには溜められた水により水切り孔３２が洗浄される。

３７は水切りローラで、上記水切りドラム３１に対向す
るように設けられるとともに、回転に連動して図示矢印
方向へ回転し、水切りドラム３１により自然脱水された
厨芥の水分を押圧により脱水する。３８は排出部２６に
設けられたガイドプレート、３つはこのガイドプレート
３８や水切りドラム３１及びその周辺に付着し残った厨
芥を水により清掃するノズル、４ｏは上記排出部２６に
設けられたシール部、４１はこのシール部４０にセット
されたゴミ袋受、４２はゴミ袋である。

室外側処理ユニットＢは上記のように構成され、ゴミ袋
受４１に臨む部分が開閉可能な扉４３として構成された
外箱４４に収納され室外（屋外も含む）に設置される。

なお、４５は電源プラグ、４６は処理スイッチ、４７は
オートカット、ｔｌ　８はシールスイッチ、４つはシー
ル部駆動回路、５０は水切りモータ、５１はタイマ、５
２はタイマー接点である。

上記のように構成されたゴミ処理装置においては、処理
スイッチ４６がＯＮされると粉砕モータ１２及び水切り
モータ５０が回転し、送り羽根２１も回転する。これに
より空気が送りパイプ２２を通過してゴミ袋４２に至り
、ゴミ袋４２が膨らむ。ゴミ袋４２が膨らむことにより
厨芥はゴミ袋４２の側面に触れることなくゴミ袋４２内
Ｉ＼ゴミ４Ａ４２を汚すことなく落下する。

次に流し白のシンク１の排水口２がら厨芥を水とともに
投入口６に投入すると、粉砕刃１５と固定刃１７とによ
り厨芥が粉砕され、送り羽根２１により水ととらに送り
パイプ２２を経て室外側処理ユニットＢの７′ｇ切りド
ラム３１上に送られ、水は水切りドラム３１の水切り孔
３２を通って水溜り３５ａへ、厨芥は水切りローラ３７
側へそれぞれ移動する。そして水切り■・ラム３１にて
自然脱水された厨芥はさらに水切りローラ３７によって
水分が絞られ、ゴミ袋４２へ落下する。一方、水切りド
ラム３１に１・１着した粘着性の厨芥は水溜り３５ａに
て洗浄される。

さらに厨芥処理が終了後処理スイッチ４６をＯＦＦする
と、タイマー５１により所定時間水Ｌυリモータ５０が
運転し、水切りドラム３１上の厨芥をゴミ袋４２へ落下
させる。この隆シールスイッチ４８がＯＮされることに
よりゴミ袋４２がシール部４０によりシールされ、厨芥
が密閉される。ｆｆｌ？芥の密閉されたゴミ袋４２は扉
４３より外箱４４から取り出され廃棄される。このよう
に粉砕部１０ｄに水とともに投入される厨芥を粉砕刃１
５と固定刃１７とにより粉砕し、送り羽根２１より水切
りケーシング２４内へ送り、水切りドラム３１と水切り
ローラ３７とにより水分を取り除き排出部２６よりゴミ
袋４２へ送り出し、ゴミ袋４２をシールするとともに、
汚水を排水口２８がら排水ホース２７へ排水することに
より、粉砕処理した厨芥を排水系とは別に分離して自動
的に取り扱い易い袋包みにすることができ、下水道の完
備していない所でも問題なく使用できるとともに、最終
処理部分が室外にあるので衛生的で、廃棄処理もしやす
くなる。

なお、上述の実施例では切断貫通孔１９を円形にしてい
るが、円形でなくとも楕円形や矩形に形成しても良く、
また水切りローラ３７についても自重により押圧作用を
なす構成をバネを用いて積極的な押圧作用をなす構成と
しても良い。

［発明の効果］ 以上、実施例による説明からも明らがなようにこの発明
は、流し白の排水口に接続し厨芥を水とともに粉砕する
室内側処理ユニットと、水とともに粉砕された厨芥を水
と厨芥とに分離させ処理する室外側処理ユニットとを室
内外を佳切る壁を貫いて設けられる送り部で水及び考分
砕した厨芥の導通を可能に連絡し、厨芥と汚水の最終処
理を室外において完了するようにしたものであるから、
粉砕処理した厨芥を室外へ導き出し、排水系とは別に分
離して室外において医管或は処分することができ、下水
道の完備していない所でも使用することができる利点が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す側断面図、第２図は
同じく粉砕刃の斜視図、第３図は同じく固定刃の斜視図
、第４図は同じく水切りドラムの斜視図、第５図は同じ
く電気回路図、第６図は同じく電気回路のフローチャー
トである。 図において、２は排水口、６は投入口、１０はケーシン
グ、１０ｃはバイパス排水孔、１０ｄは粉砕部、１２は
粉砕モータ、１５は粉砕刃、２２は送りパイプ、２３は
水切り部、２４は水切りケーシング、２６は排出部、２
７は排水ホース、２８は排水口、３１は水切りドラム、
３２は水切り孔、Ａは室内側処理ユニット、Ｂは室外側
処理ユニットである。なお、図中同一符号は、同−又は
相当部分を示す。 第１図 代理人　大　岩　増　雄（池２名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 流し白の排水口に接続する投入口を上部に、この投入口
   の下部にモータにて回転する粉砕刃を設けてなる粉砕部
   を有するケーシングで構成される室内側処理ユニットの
   上記ケーシングの一部と、下部に下水管等に連絡する排
   水ホースを接続する排水口とこの排水口とは別の排出部
   をそれぞれ設けてなる水切りケーシングと、この水切り
   ケーシング内においてモータにて回転し、複数の水切り
   孔を有する水切りドラムとを備えてなる室外側処理ユニ
   ットの上記水切りケーシングの一部とを室内外を仕切る
   壁を貫いて設けられる送り部で水及び粉砕した厨芥の導
   通を可能に連絡したことを特徴とする生ゴミ処理装置。