JPH02108901A

JPH02108901A - 接続状態指示器

Info

Publication number: JPH02108901A
Application number: JP1229459A
Authority: JP
Inventors: Vernon L Sundstrom; ヴァーノン・エル・サンドストロム
Original assignee: Sundstrand Corp
Current assignee: Sundstrand Corp
Priority date: 1988-09-06
Filing date: 1989-09-06
Publication date: 1990-04-20
Also published as: US4936247A; IL91341A0; FR2636150A1; GB8920146D0; GB2225075B; GB2225075A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】及皿欠で本発明は、回転動力源に対する伝動装置内のシャフトの
連結状態の目視及び触覚指示を提供するための指示器に
関し、特に、航空機の推進エンジンから定速駆動伝動装
置に供給される可変回転速度入力により電力発電機を駆
動する定速駆動伝動装置の連結状信の目視及び触覚指示
を提供する前述の型の指示器に関する。

ｉ見肢韮第１図は、航空機の推進エンジン〈図示せず）から通常
の構成の一体化された駆動発電１１１（ＩＤＣ）１６の
入力シャフト１４に与えられる回転動力間での接続の連
結状態の視覚指示を提供するための、Ｌ　１０１１航空
機に用いられる従来技術の状態指示器の概略図を示す。

状態指示器のより完全な説明は、サンドストランド航空
機９０ＩＤＧＯ１保守便覧の１−１７頁に含まれている
。　ＩＤＣは、定速駆動伝動装置を有する一体化ユニッ
トであり、該定速駆動伝動装置は、航空機の推進エンジ
ンからシャフトによって入力された可変速度の回転動力
を、一定周波数の三相４００Ｈｚ電力を生成するための
電力発電機を駆動する定速シャフト駆動に変換する。定
速駆動（ＣＳＤ　）はＩＤＣと同じ作用を行うが、一体
化ユニットではない。ＩＤＧ１６は、内部の連結機構２
０を含んでおり、該連結機構２０は、シャフト１４から
の回転動力を受け、そして該連結機構が第１の位置にあ
るとき、回転動力をシャフト接続２１によって、通常の
定速駆動伝動装置２２に連結する。制御信号に応答して
、連結機構２０は、入力シャフト１４に与えられる回転
動力を、定速駆動（ＣＳＤ　）伝動装置２２から外す。

制御信号が存在しないとき、伝動装置２２は、定速出力
シャフト２１′が３φの電力発′：４機２３に接続され
るようにする。ＣＳＤ伝動装置２２は、シャフト連結機
構２１によって該ＣＳＤ伝動装置２２に連結された可変
速度のシャフト入力を、一定周波数の多相電力を生成す
るよう発電機２３を駆動する、カプリングすなわちシャ
フト２１″上の定速出力に変換する。磁気的状態指示器
２４は連結機構２０内に収容され、推進エンジンと関連
したカウリングまたは覆いを開くことによって、連結機
構２０のシャフト２１へのシャフト１４の接続状態の視
覚指示を地上職員に与える。磁気的状態指示器は２つの
磁石の磁気吸引力に依存しており、連結機構が接続され
たときは、状態指示器ボタン２６が第１の位置にあり、
そして連結機構が接続されていないとき、すなわち外さ
れたときは、状態指示器ボタンが第２の位置にあるよう
に、２つの磁石の一方は、連結機１１１２０内の可動部
分に接続されている。

磁気的状態指示器２４は、入力シャフト１４のＣ３Ｄ伝
動装置２２への接続状態を示す際、全体的、こ信頼性が
あるということを、使用中には保証しなかった。磁石の
一方が装着される連結機構２０の部分が、他方の磁石と
の磁気吸引力を喪失するに充分な程移動してしまうよう
な振動が生じることがあり、これにより、ボタン２６が
外れを示す位置もしくは不接続を示す位置に移動するよ
うにし、連結ｖｌ構２０が外されたという誤った指示を
与えることがあった。さらに、高慣性力を含む着陸時に
は、磁石の一方が装着される連結機構２０内の部分が、
磁気吸引力を喪失するよう移動してしまい、これにより
、ボタン２６が、外れを示す位置に移動するようにし、
誤った指示を与える。磁気的状態指示器２４のボタン２
６による誤った指示により、地上職員はＩ　Ｄ　Ｇ　１
６内の問題点を探求しなければならず、ＩＤＧが動作可
能であるということを確認するためのさらなる検査を必
要としてしまう、かかる検査に必要とされる時間のため
、出発スケジュールを満足させることから航空機を遅ら
せてしまい得る。

１哩ム二蓮本発明は、航空機機体内で発電のために用いられるＩＤ
ＧまたはＣ３Ｄ内に収容される連結機構の状態に間する
改良された状態指示器を提供する。

さらに、本発明は、伝動装置のシャフト及び回転する動
力源間での機械的接続の状態指示を必要とする他の応用
においても用いられ得る０本発明では、連結機構の入力
シャフトの、該連結機構の出力シャフトからの引き外し
を制御するために用いられる制御信号によって、状態指
示器を直接制御することにより、連結機構の状態の偽指
示すなわな誤った指示が避けられる。信頼性のある状態
指示器を提供することにより、可能性のある問題に対し
てＩＤＧまたはＣ３Ｄを検査するよう機械工に要求する
ことから結果として生ずる根本的な遅れが避けられる。

本発明による、伝動装置のシャフト及び回転動力源間で
の接続状態のための指示器は：前記シャフトが前記回転
動力源に接続されているということを示す第１の位置と
、前記シャフトが前記回転動力源に接続されていないと
いうことを示す第２の位置との間で長手方向の軸線に沿
って可動である第１の可動部材；前記長手方向軸線と平
行な長手方向軸線に沿って第１及び第２の位置間で前記
第１の部材と近接して可動の第２の可動部材；第１及び
第２の位置を有する鎖錠機構であって、前記第１及び第
２の部材を相対移動に逆らって鎖錠するよう前記第１の
位置において前記両部材を保持し、そして前記鎖錠機構
が第２の位置にあるとき、前記両部材の相対移動を許容
する前記鎖錠機構；及び前記鎖錠機構が前記第２の位置
にあるとき、前記第１及び第２の部材を前記第２の位置
に押しやる力を、前記第１及び第２の部材に与える少な
くとも１つのばね、を含んでいる。好ましくは、前記第
１及び第２の部材は互いに対し同心的であって、前記第
１の部材が前記第２の部材の回りに配置され；前記鎖錠
機構は、前記第１の部材が前記第１及び第２の位置間で
移動するとき前記第１の部材の外部表面を横切る方向に
突出し；そして、さらに、前記第１及び第２の位置間で
長手方向軸線に沿って可動の第３の部材と、該第３の部
材を前記第２の位置に移動させるばねとを含み、前記第
３の部材は、該第３の部材が前記第１の位置にあるとき
に前記鎖錠機構が前記第１の部材の外部表面のカット・
アウト領域に突出する開口を有し、該第３の部材は、該
第３の部材が前記第２の位置に移動するとき、制限され
た移動通路を通して前記第２の部材と相対的に可動であ
る。前記連結機構は、第１及び第２の位置間で前記シャ
フトを移動させるための機構を含み、前記シャフトの前
記第１の位置は、該シャフトが前記回転動力源に接続さ
れているときに生じ、前記シャフトの前記第２の位置は
、前記第３の部材が前記第２の位置に移動してしまった
ときに生じる。前記第１及び第２の位置間で前記シャフ
トを移動させるための前記機構は：前記第３の部材によ
り担持されるねじ切りされた端と；前記シャフトにより
担持されるねじ切りされたウォームであって、前記第３
の部材が前記第２の位置に移動するとき前記ねじ切りさ
れた端が前記ウォームのねじ山と係合する前記ウオーム
と；前記鎖錠機構が前記第２の位置に移動するとき前記
第３の部材を前記第２の位置に移動させるためのばねと
；を儂えている。

前記第１及び第２の部材間での相対移動を制限するため
に移行制限器が設けられている。前記移行制限器は、前
記第１の部材を通りがっ前記第２の部材の壁に切り欠か
れたスロットであって、前記第１の部材及び前記第２の
部材に沿って長手方向に延びて、該第１及び第２の部材
間で生じ得る相対移動量を限定する前記スロットと、該
スロットと係合しかつ前記両部材を収容するケース内に
装着されるピンと、を含んでいる。

本発明は、さらに、前記両部材を収容するケース内に内
孔を含んでいる。該内孔には、前記ケースの外部表面上
でキャップが接合される。前記キャップの内部表面及び
前記第３の部材の一端とは第１の圧縮ばねが係合する。

前記第２の部材の一端及び前記第３の部材の肩とは第２
の圧縮ばねが係合する。前記第３の部材は、前記第１の
部材と相対的に可動であり、前記第１及び第３の部材の
一方にはピンが収容され、そして前記第１及び第３の部
材の他方にはスロットが配置され、前記ピンは、前記第
１及び第３の部材の一方から、前記第１及び第３の部材
の他方の前記スロットに延び、前記スロットは、前記第
１及び第３の部材間での可能な相対移動型を限定する。

前記伝動装置は、前記回転動力源の前記シャフトへの接
続を制御する電磁気的に活性される連結ｖ１構を有し、
該連結機構は、制御信号が与えられたとき前記回転動力
源から前記シャフトを引き外し；そして前記鎖錠機構は
、前記制御信号によって電磁気的に制御されて、該制御
信号に応答して当該鎮錠機構が前記第２の位置に位置付
けられるようにすると共に、前記制御信号が無いときに
は前記第１の位置に位置付けられるようにする。前記指
示器は、ＩＤＧまたはＣ３Ｄのいずれかに収容された定
速駆動伝動装置のケースに装着される。

該定速駆動伝動装置は、可変回転速度の動力源に接続可
能な入力シャフト並びに該入力シャフトの回転に応答し
て発電機を駆動するよう一定速度で回転する出力シャフ
トを有する。前記第１及び第２の可動部材は、各々、ケ
ースから突出する端を有し、前記可動部材が前記第１の
位置に位置付けられたとき、それら端は互いに同一平面
にあり、前記可動部材が前記第２の位置に位で付けられ
たとき、それら端の一方は、他方の端が突出する距離よ
り大きい距離を、前記ケースから突出する。

これら端の位置関係は、連結機構の状態の信顆ある目視
及び触覚検査を可能とする。

本発明による、伝動装置のシャフト及び回転動力源間で
の接続状態のための指示器は、前記シャツＩ・が前記回
転動力源に接続されているということを示す第１の相対
位置と、前記シャフトが前記回転動力源に接続されてい
ないということを示す第２の相対位置との間で互いに対
し長手方向に可動である第１及び第２の部材、第１及び
第２の位こを有する鎧錠ｉ楕であって、前記第１及び第
２の部材を相対移動に逆らって鎖錠するよう前記第１の
位置において前記両部材をそれぞれ保持し、そして前記
鎖錠機構が第２の位置にあるとき、前記両部材の相対移
動を許容する前記鎖錠機構、及び前記鎖錠機構が前記第２の位置にあるとき、前記第１及
び第２の部材を前記第２の位置に押しやる力を、前記第
１及び第２の部材に与える少なくとも１つのばね、を儂えている。

前記第１及び第２の部材は互いに対し同心的であって、
前記第１の部材が前記第２の部材の回りに配置され、前記鎖錠＠Ｗｔは、前記第１の部材が前記第１及び第２
の位置間で移動するとき前記第１の部材の外部表面を横
切る方向に突出し、そして、さらに、前記第１及び第２の位置間で前記第１
の部材の長手方向軸線と平行な長手方向軸線に沿って可
動の第３の部材と、該第３の部材を前記第２の位置に移
動させるばねとを含み、前記第３の部材は、該第３の部
材が前記第１の位置にあるときに第１の部材と係合する
よう前記鎖錠機構が突出する開口を有し、該第３の部材
は、該第３の部材が前記第２の位置に移動するとき、制
限された移動通路を通して前記第１の部材と相対的に可
動である。前記伝動装置は、前記回転動力源の前記シャ
フトへの切り疏しを制御する被制御連結機構を有し、該
連結機構は、制御信号が与−えられたとき前記回転動力
源への前記シャフトの接続を引き外し、そして前記原錠ｖ１横は、前記制御信号によって制御されて、
該制御信号に応答して当該鎧ｊ２機構が前記第２の位置
に位置付けられるようにすると共に、前記制御信号が無
いときには前記第１の位置に位置付けられるようにする
。前記連結機構は、第１及び第２の位置間で前記シャフ
トを移動させるための機構を含み、前記シャフトの前記
第１の位置は、該シャフトが前記回転動力源に接続され
ているときに生じ、前記シャフトの前記第２の位置は、
前記第３の部材が前記第２の位置に移動してしまったと
きに生じる。前記機構は、前記第３の部材により担持されるねじ切りされた端と、前記シャフトにより担持されるウオームであって、前記
第３の部材が前記第２の位置に移動するとき前記ねじ切
りされた端が前記ウォームのねし山と係合する前記ウォ
ームと、前記鎖錠機構が前記第２の位置に移動するとき前記第３
の部材を前記第２の位置に移動させるためのばねと、を儂えている。前記指示器は、定３！！駆動伝動装置の
ケースに装着され、該定速駆動伝動装置は、可変回転速
度の回転動力源に接続可能な入力シャフト並びに該入力
シャフトの回転に応答して一定速度で回転する出力シャ
フトを有する。前記第１及び第２の部材は、各々、両部
材を収容するケースから突出する端を有し、前記可動部
材が前記第１の相対位置に位置付けられたとき、それら
端は互いに同一平面にあり、前記可動部材が前記第２の
相対位置に位置付けられたとき、それら端の一方は、他
方の端が前記ケースから突出する距離より大きい距離を
、前記ケースから突出する。前記定速駆動伝動装置は、
好ましくは、航空機の推進エンジンからの動力を受け、
一定の回転速度で三相発電機を駆動して三相の一定周波
数電力を生成する。前記定速駆動伝動装置は、一体化さ
れた駆動発電機もしくは定速駆動内に収容され得る。

前記第１及び第２の部材間での相対移動を制限するため
の移行制限機構が設けられる。該移行制限機構は、前記
第１の部材を通りかつ前記第２の部材の壁に切り欠かれ
たスロットであって、前記第１の部材及び前記第２の部
材に沿って長手方向に延びて、該第１及び第２の部材間
で生じ得る相対移動量を限定する前記スロットと、前記
第１の部材の両端の点で基礎機構と係合して前記スロッ
ト内に延びるピンと、を含んでいる。前記両部材を収容
するケース内に内孔が含まれる。前記ケースの外部表面
上で前記内孔にはキャップが接合され、該キャップの部
分が基礎ｖ１構を成す。前記キャップの内部表面及び前
記第３の部材の一端とは第１の圧縮ばねが係合する。前
記第２の部材の一端及び前記第３の部材の肩とは第２の
圧縮ばねが係合する。前記第３の部材は、前記第１の部
材と相対的に可動であり、前記第１及び第３の部材の一
方にはピンが収容され、前記第１及び第３の部材の他方
にはスロットが配置され、前記ピンは、前記第１及び第
３の部材の一方から、前記第１及び第３の部材の他方の
前記スロットに延び、前記スロットは、前記第１及び第
３の部材間での可能な相対移動量を限定する。

を　　　るための　　のモー第２図は、ＩＤＧ１６に用いられる本発明の略図を示す
、第１図及び第２図における同様の参照数字は、同様の
部分を示すということを理解すべきである０本発明は、
電力発生のために航空機機体に用いられるＩＤＧ１６ま
たはＣＳＤに適用されるのが好ましいが、伝動装置のシ
ャフト及び回転動力源間の接続状態を示すことが望まれ
る他の使用にも適用可能であるということを理解すべき
である。指示器３０は、平行な縦方向軸に沿って互いに
対し可動な第１及び第２の可動部材３２及び３４を有し
ている。連結ｖ１構２０と指示器３０との間の実際の接
続は、明瞭さの目的のために第２図からは省略されてお
り、第３図を参照して以下に説明される。第１及び第２
の部材３２と３４の２つの可能な程度の相対移動が可能
である１部材３２及び３４の双方は、第１及び第２の縦
方向位置間で可動であり得る。代替的には、第１及び第
２の部材３２．３４のいずれか一方が、ＩＤＧまたはＣ
３Ｄ１６のケースに固定され得、第１または第２の部材
の他方は、第１及び第２の部材の第１及び第２の相対位
置を提供するよう、第１及び第２の縦方向位置間で可動
であり得る。示されたように、可動部材の両端が互いに
対して同一平面にあるとき、指示器は、入力シャフト１
４が、ＩＤＧ１６の伝動装置２２及び三相電力発電機部
分２３に、連結機ｆｌ１２０によって連結されていると
いうことを示す、鎖錠ｆｉ１３６は、第１及び第２の可
動部材を第２図に示された第１の位置に鎖錠するように
山き、その位置で相対移動は生じ得ない。鎖錠機構は、
制御信号によって活性化されるソレノイド３８によって
制御され、該制御信号は、伝動装置２２から入力シャフ
ト２０を切り離すために連結ｖ！　ｔＲ２０に与えられ
るものである。

ソレノイド３８は、第１及び第２の位置間を移動する可
動プランジャ４０を有している。制御信号が与えられて
いないとき、プランジャ４０は、ばね〈図示せず）によ
って第１の位置にばね偏倚されており、その第１の位置
において、両部材は互いに対して相対移動が鎖錠されて
いる。制御信号がソレノイド３８に与えられるとき、プ
ランジャ４０は、ばねによって与えられた力に逆らって
第２の位置に引込められる。示されているように、第１
の位置においては、プランジャ４０は、第２の部材３４
、好ましくはその外部表面と係合するように延びる。示
されているように、プランジャは、第２の部材のカット
・アウト領域に係合するよう第１の部材３２の開口を通
して延びる。しかしながら、第３図を参照して以下に述
べるように、第３の部材が用いられても良く、その場合
、第１及び第３の部材は、接続されるか、もしくは、第
３の部材または第１の部材内のみぞ及び第１または第３
の部材の他方に締着されるピンによって限定される制限
された行程に渡って、互いに対して移動が自由であるか
のいずれかである。第３図を参照して以下に述べるよう
に、プランジャ４０が第２の位置（図示せず）に引込め
られるとき、第１及び第２の部材を互いに対し移動させ
るように第１及び第２の部材３２と３４との間に相対的
な力を与えるために、１つまたは２つ以上のばねが設け
られる。制御信号の存在によってプランジャ４０が引込
められるとき、部材３２及び３４の両端は、もはや互い
に対して同一平面にはなく、これにより、連結機構２０
の係合していない状態を示すために航空機機体の推進エ
ンジン室の覆いもしくはカウリングを上に開けたとき、
視覚及び触覚確認の双方をｆｉ！ｔＭ工が行うのを許容
する。連結機ｔｌ！！　２０に対して用いられる制御信
号がまた状態指示器３０の状態を制御するためにも用い
られるという理由のために、第１図の従来技術を参照し
て上述したように本発明の状態指示器は、振動または硬
着陸によって生じる誤った指示もしくは偽指示をこうむ
らない。ソレノイドは、振動または硬着陸の状！’Ｆで
も連結ｖ１構の不連結を許容しない第３図は、第２図の入力シャフト１４が連結機構２０を
介して伝動装置２２と係合している位置において、本発
明の状態指示器３０の第１の実施例を示す。指示器３０
は、ＩＤＧ１６のケースの壁４２に内孔４４内で装着さ
れる。第１の部材３２は、第２の部材３４と同心的であ
る。示されているように、ケースを突出する第１及び第
２の部材３２と３４の両端部は同一平面にあり、これに
より、入力シャフト１４が連結ｔｌＩ２ｏによってＣ３
Ｄ伝動装五に連結されたという視覚及び触覚指示の双方
を与える。示されているように、第１の部材３２及び第
２の部材３４は、各々、壁４２に対し第１及び第２の位
置間で縦方向もしくは長手方向に可動である。第１及び
第２の部材３２と３４の一方だけについて以下に述べら
れる本発明の代替的な実施例。適切な油密封もしくは油
シール４６．４８及び５０は、ケースの内部（図示せず
）から内孔４４を通して外部に圧力下の油が通過するの
を阻止する。ふたもしくはキャップ５２は、接続器５３
によって内孔４４の開口に装着される。ピン５４は、第
１の部材の壁及び第２の部材を通して延びるみぞもしく
はスロワＩ・５６を介して第１及び第２の部材３２と３
４に直径方向に係合し、そして第１の部材３２に対し第
２力部材３４の相対移動の行程制限を提供する。示され
ているように、ピン５４は、ケース壁４２に接続された
キャップ５２に接地される６代替的にピン５４は、第２
の部材に接続され得、そして第１の部材３２及びキャッ
プ５２にみぞを設けることによって第１の部材３２及び
キャンプ５２と相対的に移動することが自由であり得る
。スロット５６は、該スロット５６内でピン５４に対し
両部材が移動する範囲まで、第１の部材３２の長手方向
軸線が第２の部材３４の長手方向軸線に対して移動する
のを許容する。リング５８は、第２の部材を通して延び
る直径方向の内孔を介して第２の部材３４と係合し、リ
ングを引張ることによって第２の部材が長手方向に移動
されるのを許容する。

第１の部材３２の壁にはスロット６０が延び、第１の部
材３２に対するリング５８の移動を許容する。ソレノイ
ド３８のプランジャ４０は、第１及び第２の位置間を移
動する。示されているように、プランジャ４０は、互い
に相対的に長手方向に移動しないように部材３２及び３
４を鎖錠する第１の位置にある。上述したように、ソレ
ノイド３８は、制御信号が無い場合に、プランジャ４０
を示されている位置に偏倚するばね（図示せず）を含ん
でいる。制御信号は、プランジャがソレノイドの方へそ
の第２の位置に引込められるようにする。

示されているように、鎖錠機構３６は、第１及び第２の
部材が互いに対して可動でない第１の位置にある。第３
の部材６４は、第１の部材３２と同心的であり、かつ該
第１の部材に対して長手方向に可動である。プランジャ
４０がその第２の位置まで引込められたとき、第３の部
材を右に移動させるよう、第１の圧縮ばね６６は、キャ
ップ５２及び第３の部材６４間に及ぼされる力をもたら
す。

圧縮ばね６６の第１の端６６°は、キャップ５８の内部
表面５８°と係合し、第２の端６６”は、第３の部材６
４の左端６４′と係合する。第３図に示されたように、
第２及び第３の部材間での相対移動が生じないよう該第
２及び第３の部材を一緒に接続するために、ピン６８が
、第３の部材６４を通して第２の部材３４内に延びる。

代替的には、第３Ａ図に示されるように、第２の部材３
４に固定されるピン６８と係合する長手方向スロット６
９が、第３の部材６４に設けられ、該スロットの長さは
、第２及び第３の部材３４と６４との間でそれぞれ可能
な相対移動量を決定する。

代雷的には、第３Ｂ図に示されるように、スロット６９
′が第２の部材３４に設けられ得、ピンは第３の部材６
４に固定される。制御信号がソレノイド３８に与えられ
、指示器３２及び３４の双方が長手方向に可動であると
き、スロット６つ及び６９°は、第３の部材６４が第２
の部材３２より大きい距離右に移動するのを許容する。

もし第２の部材３４が固定されているならば、シャフト
２１から入力シャフト１４の分離中、第３の部材が右方
に移動するのを可能にするためにスロット６９または６
９°が必要である。プランジャ４０が引込められたとき
、第１の部材３２の左方への移動並びに第３の部材の右
方への移動が生じるように、第２の圧縮ばね７０が、第
１及び第３の部材３２及び６４に力を与える。第２のば
ね７０は、肩７２上に載ることによって第１の部材３２
に力を与える。第３の部材６４は、開ロア４を有してお
り、プランジャが第１の位置に位置付けられたとき、該
開ロア４を通してプランジャ４０が突出する。第１の部
材３２はカット・アウト領域７６を有し、該カット・ア
ウト領域７６は、プランジャ４０が第１の位置にあると
きに、プランジャ４０の端と係合して、示したように、
第１及び第２の部材３２及び３４を同一平面位置に鎖錠
し、このことは、連結機構２０を介して入力シャフト１
４が区分２２に接続されていることを示す。

連結機構２０について以下に説明する。入力シャフト１
４は、シャフト２１内の対応の犬歯もしくはかみ合い歯
と係合する少なくとも１つのくぼみ８０を有し、シャフ
ト２１は、第１及び第２の位置間で可動である。シャフ
ト２１は、動力が入力シャフト１４からＣ３Ｄ伝動装置
２２に与えられる場合の第１の位置に示されている。第
３の部材６４は、ねじ山８８を有する端８６を有してい
る。

ソレノイド３８が制御信号により活性もしくは付勢され
たとき、プランジャ４０は引込められ、これにより第３
の部材６４は、ばね７０により与えられる力の下に右方
に移動され、ねじ山８８がシャフト２１上のねじ山９０
と係合するようにし、該シャフトを左方に移動させ、犬
歯もしくはかみ合い歯８２をくぼみ８０から外し、シャ
フト２１がらシャフト１４を切り離す、指示器３０が、
図示した第１の位置まで第３の部材を引張ることにより
リセットされると、ばねが、シャフト２１をその第１の
位置にずらすようにＩする。

第４図は、入力シャフト１４が連結機構２０によってＣ
ＳＤ伝動装置２２がら切離された場合の指示器３０を示
す。同様の参照数字は、第３図及び第４図において同様
の部品を示す。図示されたように、ソレノイド３８のプ
ランジャ４ｏは、圧縮ばね６６及び７０が伸長するのを
許容するその第２の位置に引込められ、第１の部材３２
を長手方向左方に移動させ、第３の部材６４を長手方向
右方に移動させ、そして第２の部材３４を長手方向右方
に移動させる。結果として、第１及び第２の部材３２及
び３４の両端は、もはや同一平面になく、このことは、
入力シャフト１４が、連結機構２０によってＩＤＧ１６
の区分２２に接続されていないという状態の、視覚及び
触覚の双方の指示を与える。図示したように、鎖錠機構
３６はその第２の位置にある。第４Ａ図は、シャフト１
４がシャフト２１から切離された場合の第３Ａ図の実施
例を示す。第４Ｂ図は、シャフト１４がシャフト２１か
ら切離された場合の第３Ｂ図の実施例を示す。

状態指示器３０をリセットするためには、リング５８を
左方に引張り、第２の部材３２及び第３の部材６４を左
方に移動させ、同時に、第１の部材３２は右方に押され
、これにより、プランジャ４０を、開ロア４と通して落
下させて第１の部材のカット・アウト領域７６と係合さ
せ、このように第１及び第２の部材を第３図に示したよ
うに、互いに対して長手方向に鎖錠する。圧縮ばね６６
及び７０によって与えられる力、並びにソレノイド３８
内のばねによりプランジャ４０に与えられる力は、両部
材を鎖錠機ｙｉ３６の第１のＹ錠された位置に維持し、
誤ったもしくは偽りの状態指示を生じる、振動もしくは
着陸からの高い慣性力を阻止する。

部材３２及び３４の一方が固定され、他方の部材が第１
及び第２の位置間で可動である場合も本発明の範囲内に
ある。例えば、図示したようにスロット５６により許容
される相対移動を提供することなく、ピン５４を第２の
部材３４に接続するようにしても良い。

本発明をその好適な実施例により説明してきたけれども
、添付の請求範囲に限定された本発明の精神並びに範囲
から逸脱することなく、その実施例に対し多くの変更が
為され得ることを理解すべきである。例えば、本発明の
好適な適用はｒＤＧまたはＣ３Ｄを有する航空機機体に
あるけれども、伝動装置のシャフト及び回転動力源間の
接続状態を示すことが必要であるどのような使用におい
ても、本発明は用いられ得ることを理解すべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、航空機の推進エンジンと定速駆動伝動装置と
の間の接続状態を示すための従来技術によるＩＤＧ磁気
的状態指示器を示す略図、第２図は、本発明によるＴＤ
Ｇに適用される状態指示器を示す略図、第３図は、入力
シャフトの定速駆動伝動装置への接続状態を示す、本発
明の好適な実施例による状態指示器を示す断面図、第３
Ａ図は、第１及び第３の部材が互いに相対的に可動であ
る場合の第１の別の実施例を示す断面図、第３Ｂ図は、
第１及び第３の部材が互いに相対的に可動である場合の
第２の別の実施例を示す断面図、第４図は、入力シャフ
トが定速駆動伝動装置から切＾ヱされた場合の第３図の
実施例を示す断面図、第４Ａ図は、ソレノイドが付勢さ
れた後での第３Ａ図の別の実施例を示す断面図、第４Ｂ
図は、ソレノイドが付勢された後での第３Ｂ図の別実施
例を示す断面図、である。図において、１４は入力シャ
７）、１６はＩＤＧまたはＣ９Ｄ、２ｏは連結機構、２
１はシャフト接続、２１′は定ｊｇ駆動出力シャフト、
２２は定速駆動伝動装置、２３は電力発電機、３０は状
態指示器、３２は第１の部材、３４は第２の部材、３６
は鎖錠機構、３８はソレノイド、４０はプランジャ、で
ある。ＦＩ６．２

Claims

【特許請求の範囲】

（１）伝動装置のシャフト及び回転動力源間での接続状
態のための指示器であって、前記シャフトが前記回転動力源に接続されているという
ことを示す第１の相対位置と、前記シャフトが前記回転
動力源に接続されていないということを示す第２の相対
位置との間で互いに対し長手方向に可動である第１及び
第２の部材、第１及び第２の位置を有する鎖錠機構であって、前記第
１及び第２の部材を相対移動に逆らって鎖錠するよう前
記第１の位置において前記両部材を保持し、そして前記
鎖錠機構が第２の位置にあるとき、前記両部材の相対移
動を許容する前記鎖錠機構、及び前記鎖錠機構が前記第２の位置にあるとき、前記第１及
び第２の部材を前記第２の位置に向ける力を、前記第１
及び第２の部材に与える少なくとも１つのばね、を備えた接続状態指示器。
（２）前記第１の部材が、前記第１及び第２の位置間で
長手方向の軸線に沿って可動であり、前記第１の位置は
、前記シャフトが前記回転動力源に接続されていること
を示し、前記第２の位置は、前記シャフトが前記回転動
力源に接続されていることを示す特許請求の範囲第１項
記載の接続状態指示器。
（３）前記第２の部材は、前記第１及び第２の部材を収
容するケース内の内孔に対して固定される特許請求の範
囲第２項記載の接続状態指示器。
（４）前記第１及び第２の部材は互いに対し同心的であ
つて、前記第１の部材が前記第２の部材の回りに配置さ
れ、前記鎖錠機構は、前記第１の部材が前記第１及び第２の
位置間で移動するとき前記第１の部材の外部表面を横切
る方向に突出し、そして、さらに、前記第１及び第２の位置間で前記第１
の部材の長手方向軸線と平行な長手方向軸線に沿って可
動の第３の部材と、該第３の部材を前記第２の位置に移
動させるばねとを含み、前記第３の部材は、該第３の部
材が前記第１の位置にあるときに前記鎖錠機構が前記第
１の部材の外部表面のカット・アウト領域に突出する開
口を有し、該第３の部材は、該第３の部材が前記第２の
位置に移動するとき、制限された移動通路を通して可動
である特許請求の範囲第１項記載の接続状態指示器。
（５）前記伝動装置は、前記回転動力源の前記シャフト
への接続を制御する被制御連結機構を有し、該連結機構
は、制御信号が与えられたとき前記回転動力源から前記
シャフトの接続を引き外し、そして前記鎖錠機構は、前記制御信号によって制御されて、該
制御信号に応答して当該鎖錠機構が前記第２の位置に位
置付けられるようにすると共に、前記制御信号が無いと
きには前記第１の位置に位置付けられるようにする、特許請求の範囲第４項記載の接続状態指示器。
（６）前記連結機構は、第１及び第２の位置間で前記シ
ャフトを移動させるための機構を含み、前記シャフトの
前記第１の位置は、該シャフトが前記回転動力源に接続
されているときに生じ、前記シャフトの前記第２の位置
は、前記第３の部材が前記第２の位置に移動してしまっ
たときに生じる特許請求の範囲第５項記載の接続状態指
示器。
（７）前記機構が、前記第３の部材により担持されるねじ切りされた端と、前記シャフトにより担持されるねじ切りされたウォーム
であって、前記第３の部材が前記第２の位置に移動する
とき前記ねじ切りされた端が前記ウォームのねじ山と係
合する前記ウォームと、前記鎖錠機構が前記第２の位置
に移動するとき前記第３の部材を前記第２の位置に移動
させるためのばねと、を儂えている特許請求の範囲第６項記載の接続状態指示
器。
（８）前記指示器は、定速駆動伝動装置のケースに装着
され、該定速駆動伝動装置は、可変回転速度の回転動力
源に接続可能な入力シャフト並びに該入力シャフトの回
転に応答して一定速度で回転する出力シャフトを有する
特許請求の範囲第７項記載の接続状態指示器。
（９）前記第１及び第２の部材は、各々、両部材を収容
するケースから突出する端を有し、前記可動部材が前記
第１の相対位置に位置付けられたとき、それら端は互い
に同一平面にあり、前記可動部材が前記第２の相対位置
に位置付けられたとき、それら端の一方は、他方の端が
前記ケースから突出する距離より大きい距離を、前記ケ
ースから突出する特許請求の範囲第８項記載の接続状態
指示器。
（１０）前記伝動装置は、航空機の推進エンジンからの
動力を受け、一定の回転速度で三相発電機を駆動して三
相の一定周波数電力を生成する定速駆動伝動装置である
特許請求の範囲第９項記載の接続状態指示器。
（１１）前記定速駆動伝動装置は、一体化された発電機
内に収容される特許請求の範囲第９項記載の接続状態指
示器。
（１２）さらに、前記第１及び第２の部材間での相対移
動を制限するための移行制限手段を含んだ特許請求の範
囲第４項記載の接続状態指示器。
（１３）前記移行制限手段は、前記第１の部材を通りか
つ前記第２の部材の壁に切り欠かれたスロットであって
、前記第１の部材及び前記第２の部材に沿って長手方向
に延びて、該第１及び第２の部材間で生じ得る相対移動
量を限定する前記スロットと、前記第１の部材の両端の
点で基礎機構と係合して前記スロット内に延びるピンと
、を含んだ特許請求の範囲第１２項記載の接続状態指示
器。
（１４）さらに、前記両部材を収容するケース内の内孔と、前記ケースの外部表面上で前記内孔に結合されるキャッ
プであって、前記基礎機構が該キャップの部分である前
記キャップと、前記キャップの内部表面及び前記第３の部材の一端と係
合する第１の圧縮ばねと、前記第２の部材の一端及び前記第３の部材の肩と係合す
る第２の圧縮ばねと、を備えた特許請求の範囲第１３項記載の接続状態指示器
。
（１５）前記第３の部材は、前記第１の部材と相対的に
可動であり、前記第１及び第３の部材の一方にはスロッ
トが配置され、前記第１及び第３の部材の一方から、前
記第１及び第３の部材の他方の前記スロットにはピンが
延び、前記スロットは、前記第１及び第３の部材間での
相対移動量を限定する特許請求の範囲第１４項記載の接
続状態指示器。