JPH0210760A - 電子冷却器 - Google Patents

電子冷却器

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Publication number
JPH0210760A
JPH0210760A JP15944388A JP15944388A JPH0210760A JP H0210760 A JPH0210760 A JP H0210760A JP 15944388 A JP15944388 A JP 15944388A JP 15944388 A JP15944388 A JP 15944388A JP H0210760 A JPH0210760 A JP H0210760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
electronic cooler
heat insulating
stage
cooler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15944388A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Okumura
卓司 奥村
Masao Yamashita
山下 昌夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP15944388A priority Critical patent/JPH0210760A/ja
Publication of JPH0210760A publication Critical patent/JPH0210760A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ベルチェ効果、マグネトベルチェ効果、エッ
チングスハウゼン効果を利用して冷却する電子冷却器に
関する。
〔従来の技術〕
第3図に示すように、P型素子1、N型素子2より成る
熱電素子を金属板3に複数ハンダ付けし、これら熱電素
子を直列に接続した熱電素子群Aを、第4図に示すよう
にセラミック等の絶縁板4を介在してピラミッド状に積
み重ねた電子冷却器が知られている。以下、この電子冷
却器を多段カスケード電子冷却器と呼ぶ。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる多段カスケード電子冷却器はベルチェ効果、マグ
ネトベルチェ効果を利用して冷却され、その最低到達温
度は同じ熱電素子を用いた場合に、ピラミッド状に積み
重ねた段数が多いほど低くなるが、第5図の図表に示す
ように、多段にするに従い最低到達温度が比例的には低
下せずに一段増加してもあまり低下しない。
また、多段にするに従い消費電力が大きくなる。
すなわち、電子冷却器の性能は一般に、最低到達温度と
吸熱能力で評価され、また最低到達温度は電子冷却器が
吸熱している熱ff1(以下熱負荷という)によって大
きな影響を受ける。
このために、最上部の熱電素子群がそれ以下の多段とな
った熱電素子群の熱負荷となり、最上部の熱電素子群単
独の場合よりも最低到達温度が高くなってしまう。
このことを具体的に例をあげて説明する。
B1−Te系熱電素子を用いた三段カスケード電子冷却
器を300’ K、1O−6t o r rの真空雰囲
気中で、I−4(A) 、熱負荷Q (W)−〇とした
場合(第6図(a)参照)の低温部温度Tcは第7図の
線(イ)におけるA点198(@K)となり、発生する
電圧Vは第7図の線(ロ)におけるD点7.5(ボルト
)となる。
よって、消費電力IXVは4X7.5−30(ワット)
となり、最低到達温度は198’にとなる。
前述の三段カスケード電子冷却器に1(ワット)の発熱
物5を載せた時(第6図(b))には、熱負荷Qが1(
ワット)であるから、この時の低温部温度Tcは第7図
の線(ハ)における0点218じK)となり、最低到達
温度は218(”K)となると共に、電子冷却器の最低
到達温度を与える電流値は熱負荷にかかわらず一定であ
るから消費電力1xVは4.OX7.5−30(ワット
)となる。
前述の三段カスケード電子冷却器の最上段に同様の熱電
素子群A(消費電力1(ワット))を1段載せた時(第
6図(C))について考えると、新たに載せた熱電素子
群Aの熱電素子の性能指数Zを1.5X10−’(a 
t=200’K)とすると、その熱電素子群Aの最大温
度差ΔTmaxは ΔTmax  −・ Z−Tc 2 となる。
但し、性能指数Zは α2拳σ Z−となり、αはゼベツク定 に 数、σは電気伝導度、Kは熱伝導度であり、THは高温
部温度、つまり三段カスケード電子冷却器の低温部温度
であって、前述よりTH−218(’K)である。
したがって、最大温度差ΔTmaxは(1)1.5X1
0−’ 1.5X10−’ #27. 3  (’  K) となるから、前述の4段カスケード電子冷却器の低温部
温度TcはTH−ΔTmaxとなるから、218 (’
 K)−27,3(” K)−190,7(0K)とな
る。
このように、−段付加した場合に最低到達温度Tcは2
7.3 (’ K)Lか低くならない。
そこで、本発明は最低到達温度をより低(できるように
した電子冷却器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段及び作用〕第1の電子冷却
器を保温剤の上に載せ、この保温剤を第2の電子冷却器
で、その保温温度より低温に冷却可能とした電子冷却器
であり、これによって、最低到達温度を低くできる。
〔実 施 例〕
第1図のように、熱電素子群Aを三段に載せた三段カス
ケード電子冷却器Bの最上段に保温剤10を載せ、その
保温剤10の上に二段カスケード電子冷却器Cを載せる
と共に、それぞれに電流を供給するようにしである。
前記保温剤10は、密封容器内に物質を入れ、その物質
の凝固点、あるいは沸点又は昇華点が保持されるように
しである。
このようにすることで、保温剤10が三段カスケード電
子冷却器Bにより、その低温部温度Tcに保温され、そ
の低温部温度Tcが二段カスケード電子冷却器Cの高温
部温度となるから、それだけ最低到達温度を低くできる
次に具体例を説明する。
第2図(a)に示すように、先に説明した第6図(c)
のカスケード電子冷却器における三段カスケード電子冷
却器と熱電素子群Aとの間に、融点2031K)の物質
を密封容器に充填した保温剤10を介在させる。
これにより、三段カスケード電子冷却器に4(アンペア
)の電流を供給することで保温剤lOは固体となり、そ
の低温部温度198(@K)に保温される。
次に、熱電素子群Aに の電流を通電すれば保温剤10は一部溶融し、203’
  (K)に保たれる。(第2図(b)参照)。
この時、熱電素子群Aの高温部温度THは203 (”
 K) 、Z−1,5xlO−3であるから、最大温度
差ΔTmaxは となり、熱電素子群Aの低温部温度Tc、つまり多段カ
スケード電子冷却器の最上部温度は、T c−TH−Δ
Tma x−203−24−1,79(0K)となる。
そして、保温剤10が完全に融解するまで179(’K
)が保たれ、熱電素子群Aの電源を切り第2図(a)の
状態に戻せば繰り返して179(’K)の冷却能を有す
る電子冷却器として使用可能である。
なお、保温剤10が完全に融解した状態では先に説明し
た第6図(c)と同様に190.7(’ K)の冷却能
を有する電子冷却器として使用可能である。(第2図(
C)参照)。
以上の実施例では多段カスケード電子冷却器について説
明したが、他の型式の電子冷却器を用いても良い。
つまり、第1の電子冷却器を保温剤上に載せ、その保温
剤を第2の電子冷却器で、その保温温度より低温に冷却
すれば良い。
〔発明の効果〕
保温剤を用いるだけで最低到達温度を低くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す斜視図、第2図(a)、
(b)、CC)はその冷却動作説明図、第3図、第4図
は従来例の斜視図、第5図はカスケード電子冷却器の段
数と低温部温度の関係を示す図表、第6図(a)、(b
)、(c)はその冷却動作説明図、第7図は三段カスケ
ード電子冷却器の性能を示す図表である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の電子冷却器を保温剤上に載せ、この保温剤を第2
    の電子冷却器で、その保温温度より低温に冷却可能とし
    たことを特徴とする電子冷却器。
JP15944388A 1988-06-29 1988-06-29 電子冷却器 Pending JPH0210760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15944388A JPH0210760A (ja) 1988-06-29 1988-06-29 電子冷却器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15944388A JPH0210760A (ja) 1988-06-29 1988-06-29 電子冷却器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0210760A true JPH0210760A (ja) 1990-01-16

Family

ID=15693864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15944388A Pending JPH0210760A (ja) 1988-06-29 1988-06-29 電子冷却器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0210760A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9950285B2 (en) 2012-06-08 2018-04-24 Mikuni Corporation Control valve filter and control valve insertion structure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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