JPH02106368A - 画像記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ホスト・コンピュータからの画像データを受
信してプリント出力する画像記録装置の画像記録方法に
関し、更に詳述すれば、同一画像を複数枚プリントする
際に、ホスト・コンピュータの拘束時間及び画像記録装
置のプリント時間を短縮できる画像記録方法に関する。

（従来技術） 従来より、ホスト・コンピュータから出力された画像デ
ータを受信して記録紙上に画像をプリントする構成の画
像記録装置（以下、単にプリンタと称する。）がある。

前記プリンタは、ホスト・コンピュータから供給される
１枚分の画像データを、直接或いは一旦メモリに記憶し
た後、プリント部に送ってプリント画像を得ている。

従って、前記プリンタにおいて、複数枚の同一画像を得
るためには、画像データをホスト・コンピュータから複
数回受信するか或いはホスト・コンピュータから出力さ
れた１画像分のデータをメモリに記憶させ、該メモリか
ら画像データを複数回取り出すように構成する等の方法
が採られている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、ホスト・コンピュータが画像データを繰
り返し出力する構成では、コンピュータの拘束時間を長
引かせ、好ましくなかった。

又、メモリを用いた構成では、ホスト・コンピュータは
１回の画像データを出力するだけで開放されるが、プリ
ンタはプリント時間の短縮を図ることができなかった。

すなわち、従来方法では、１画像データがそれぞれ１枚
毎に記録紙上に出力されているため、複数の画像は複数
枚の記録紙の搬送を含むプリント動作の繰り返しにより
得られ、プリント枚数に応じたプリント時間を要した。

特に、高画質のカラー画像プリントではデータ量が白黒
画像に比べて多くなるため、上述の課題は何れも一層顕
著なものとなった。

尚、ホスト・コンピュータ内で予め複数分の画像データ
を形成し、該データをプリンタに取り込む構成も考えら
れるが、データ量を増加させることになり、好ましくな
い。又、メモリ内で複数画像を合成してプリントする構
成も考えられるが、このような構成は、大メモリ容量を
必要とし、望ましくない。

本発明の目的は、上記事情に鑑みなされており、複数枚
の同一画像を得る際にホスト・コンピュータの拘束時間
及びプリンタのプリント時間を短縮できる画像記録方法
を提供することにある。

（課題を解決するための手段） すなわち、本発明の上記目的は、ホスト・コンピュータ
から出力された画像データに基づき複数の同一画像を記
録紙上に形成する画像記録方法において、ホスト・コン
ピュータから供給される１画像分の画像データをメモリ
に記憶し、該メモリから前記画像データを１枚の記録紙
上に複数回出力してプリントすることを特徴とする画像
記録方法により達成される。

（作用） ホスト・コンピュータは１画像分のデータを出力するだ
けで開放されるため、拘束時間は１画像をプリントする
場合と同等である。又、プリンタは複数の同一画像を１
枚の記録紙上に形成するため、複数枚の記録紙の搬送を
不要にしてプリント時間を短縮できる。

特に、オリジナル画像データの画像サイズがプリント部
のプリント可能サイズに比べて小さく、記録紙上にプリ
ントされる画像部に比べて余白部が極めて大きく形成さ
れるような場合には、１枚の記録紙上に複数画像を形成
することにより、記録紙の無駄も解消できる。尚、オリ
ジナル画像サイズがプリント可能サイズと路間等の場合
には、プリント画像を縮小することにより、複数画像を
形成できる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面により説明する。

第１図は、本発明の画像記録方法に基づいて１枚の記録
紙上に複数枚の同一画像を形成した所謂マルチ・プリン
トの様子を示している。

すなわち、オリジナル画像ｌは後述のホスト・コンピュ
ータから１画像分の画像データとして出力された後、１
枚の記録紙２上に１２枚分のプリント画像３として出力
されている。

前記マルチ・プリントでは、既述したようにプリント画
像３の画像サイズが、１枚の記録紙上に記録される画像
枚数及び画像フォーマットにより決定され、オリジナル
画像１の画像サイズは縮小成いは拡大等される。

第２図は、本発明の方法を実施するため用いられる画像
記録装置（プリンタ）の構成を示している。

図において、プリンタ２０は、メモリ２１．ＣＰＵ２２
及びプリント部２３を備えており、ホスト・コンピュー
タ１０とインタフェース１５を介して接続されている。

次に、第３図のフロー・チャートと共にプリント動作を
説明する。

尚、同図中、紙面中央より左側に記載のプロセスはホス
ト・コンピュータ１０の動作を、右側に記載のプロセス
はプリンタ２０の動作をそれぞれ示している。

まず、ホスト・コンピュータ１０は、プログラム化され
たコントロール信号によりプリント条件を設定するため
のコマンドをプリンタ２０に送信する。

このコマンドは、マルチ・プリント・モードを設定し、
かつプリンタに画像サイズ、画像フォーマット及びプリ
ント枚数等のプリント条件を指令する。

プリンタ２０は、インタフェース１５を介して前記コマ
ンドを受信し、メモリ２１内に格納した後、ＣＰＵ２２
により判断して条件設定を行う。条件設定が完了すると
、次に、ＣＰＵ２２はレディ信号を出力し、画像データ
の受は入れが可能なことをホスト・コンピュータ１０に
知らせる。

ホスト・コンビ二−タ１０はレディ信号を検出すること
により、１画像分の画像データとストローブ信号を出力
し、その後、プリンタ２０から発せられる下下ｍ丁信号
を受信して開放される。

一方、プリンタ２０は、前記画像データをメモリ２１内
に取り込んだ後、１画像分の画像データをＣＰＵ２２の
指令に基づいてプリント部２３へ送出する。その際、前
記ＣＰＵ２２は前記プリント条件に従って画像サイズ、
画像フォーマットを制御し、かつプリント枚数に従って
複数回、本実施例では１２回、画像データをプリント部
２３へ送出する。

尚、メモリ２１からプリント部２３への画像データの送
出は、ＤＭＡ方式により行うことができる。

プリント部２３が繰り返し１２回のプリントを行うこと
により、プリンタ２０は１枚の記録紙上に１２枚分の同
一画像を形成してマルチ・プリントを行う。マルチ・プ
リントされた記録紙２は、プリント終了後に切り離され
て１２枚のプリント画像３になる二 尚、プリント部２３におけるプリント可能な最大プリン
トサイズが例えばＪＩＳＡａサイズであるとし、また、
オリジナル画像がＪＩＳＡＪサイズであってかつプリン
ト枚数を２枚に設定した場合、オリジナル画像はそのま
まの画像サイズでプリント出力できる。しかし、オリジ
ナル画像がＪＩＳＡＪサイズ以上であり、或いはプリン
ト枚数が２枚以上である場合、オリジナル画像は所定画
像サイズに縮小されてプリントされる。

又、前記実施例では、ホスト・コンピュータが画像デー
タと共にプリント条件を指令するコマンドを送出するよ
うに記載したが、プリント条件の指令は、例えば他に第
２図に図示したプリンタ２０に付属の外部コンソール２
４を用い、該コンソール２４からキー人力により行うよ
うにすることもできる。

（発明の効果） 以上記載したとおり、本発明の画像記録方法によれば、
１枚の記録紙上に複数枚の同一画像を形成する際、ホス
ト・コンピュータは１画像分のデータを送出するだけで
開放されるので、ホスト・コンピュータの拘束時間が１
枚の画像データをプリント出力する場合と同様となって
短縮される。

又、１枚の記録紙上に複数枚の同一画像を出力するマル
チ・プリントにより、記録紙を繰り返し搬送する搬送時
間等が省略され、プリント時間の短縮も図れる。特に、
本発明はテレフォンカード等の小さいサイズでかつ多量
のプリント出力が要求されるようなプリント・システム
に好適である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画像記録方法により作製されるマルチ
・プリントを説明する図、第２図は本発明の１実施例に
適用されるプリンタの構成図、第３図はプリント動作を
説明するフロー・チャートである。 １：オリジナル画像、　　２：記録紙、３ニブリント画
像、 １０：ホスト・コンピュータ、 １５：インタフェース、 ２０：画像記録装置（プリンタ）、 ２１：メモリ、　　　　　　２２：ＣＰＵ。 ２３ニブリント部、 ２４：外部コンソール

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ホスト・コンピュータから出力された画像データに基づ
   き複数の同一画像を記録紙上に形成する画像記録方法に
   おいて、ホスト・コンピュータから供給される１画像分
   の画像データをメモリに記憶し、該メモリから前記画像
   データを１枚の記録紙上に複数回出力してプリントする
   ことを特徴とする画像記録方法。