JPH02106334A - ハニカム構造体 - Google Patents

ハニカム構造体

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JPH02106334A
JPH02106334A JP25920288A JP25920288A JPH02106334A JP H02106334 A JPH02106334 A JP H02106334A JP 25920288 A JP25920288 A JP 25920288A JP 25920288 A JP25920288 A JP 25920288A JP H02106334 A JPH02106334 A JP H02106334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honeycomb structure
corrugated
space
sheet material
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP25920288A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumiko Kimura
木村 寿美子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aircraft Industry Co Ltd
Original Assignee
Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Showa Aircraft Industry Co Ltd filed Critical Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はハニカム構造体に関する。すなわち、波板材と
平板材とを交互に組み付けてなり、流体の輸送用、処理
用等に用いられるハニカム構造体に関するものである。
[従来の技術J 第7図は、従来のハニカム構造体の1例を示し、(1)
図は概略正面図、(2)図は概略斜視図、(3)図は対
応する流速分布状態図である。同図の(1)図、(2)
図にも示すごとく、従来のハニカム構造体にあっては、
これを形成すべく平面的に集合した中空柱状の各セル1
は、同一の密度よりなっていた。すなわち、構造体の中
心側のセルlも構造体の外側のセル1も、共に同一の形
状、大きさ、断面積よりなっていた。
同様に従来のハニカム構造体中、波形の凹凸が連続的に
折曲形成された波板材と平坦な平板材とを交互に組み付
けて構成されたタイプのものにあっても、該波板材とし
ては、波形の凹凸形状およびこれにより形成される空間
の大きさ等が同一のものが用いられていた。
[発明が解決しようとする課題」 ところでこのような従来例にあっては、次の問題が指摘
されていた。
従来のハニカム構造体を、流体の輸送用、処理用等に用
いると、次のごとくなる。すなわち第7図の(3)図の
流速分布状態図に示すごとく、図中矢示線の長さであら
れした流体の流速Fについて、構造体の中心側のセル1
を通過する流体ほど流速Fが早く、構造体の外側のセル
1を通過する流体ほど流速Fが遅いという問題が指摘さ
れていた。
これは前述のごとく、従来のハニカム構造体の各セルl
が同一の密度よりなり各圧力損失が一定であり、もって
通過する流体の流速Fつまり流星の調整が行われないこ
とによる。
そこで例えば、自動車エンジンの排気ガスを清浄化する
触媒反応装置において、触媒を塗布する担持母体として
このようなハニカム構造体を用いた場合、次のような難
点があった。すなわちその中心側ほど、流体たる排気ガ
スの流速Fが早く流量が大となるので、浄化作用に劣る
という点が指摘されていた。
従来例ではこのような点が指摘されていた。
本発明は、このような実情に鑑み上記従来例の問題点を
解決すべくなされたものであって、形成される空間の大
きさが徐徐に変化した波板材を用い平板材と所定のごと
く組み付けてなることにより、セルの密度が中心側ほど
高く外側ほど低く、もって通過する流体等の流速が均一
化される、ハニカム構造体を提案することを目的とする
「課題を解決するための手段」 この目的を達成する本発明の技術的手段は、次のとおり
である。
このハニカム構造体は、波形の凹凸が連続的に折曲形成
された波板材と、平坦な平板材とを、交互に組み付けて
なっている。
該波板材は、上記波形の凹凸により形成された空間の大
きさが、徐徐に変化している。そして構造体の中心側ほ
ど該空間の小さいものが、構造体の外側ほど該空間の大
きいものがそれぞれ位置している。
[作  用j 本発明は、このような手段よりなるので次のごとく作用
する。
このハニカム構造体には、波形の凹凸により形成された
空間の大きさが徐徐に変化した波板材が、用いられてい
る。そして係る波板材は、構造体の中心側ほど空間の小
さいものが外側ほど大きいものが位置すべく、平坦な平
板材と交互に組み付けられている。
このようにしてこのハニカム構造体は、形成されたセル
の密度が、中心側ほど高く外側ほど疎で低くなっている
。つまり各セルは、形状、大きさ。
断面積が中心側ほど小さくなっている。
そこでこれを通過する流体等は、中心側のセルほど圧力
損失が大でその流速が適度に抑制される。
もって流体等は、その流速そして流量が中心側と外側と
で適切に調整され、一定に均一化されることになる。
「実 施 例」 以下本発明を、図面に示すその実施例に基づいて詳細に
説明する。
まずその構成等について、ハニカム構造体の概要、その
製造方法等の順に説明する。
ハニカム構造体の概要は次のとおり。
第1図は本発明の実施例を示す正面図である。
第2図は同地の実施例を示す正面図である。このハニカ
ム構造体は、波形の凹凸が連続的に折曲形成された波板
材2と、平坦な平板材3とを、交互に組み付けてなって
いる。波板材2は、波形の凹凸により形成された空間2
.の大きさが徐徐に変化している。そして構造体の中心
側ほど空間2の小さいものが、構造体の外側ほど空間2
1の大きいものが、それぞれ位置している。
そして第1図の実施例にあっては、平板を円筒に加工し
たパイプ4内に、8枚の平板材3がパイプ軸41から放
射状に等角度で挿着され、それぞれ接着剤、ろう材等に
より接合固定されている。
このような各平板材3間にそれぞれ区画形成された8つ
のスペース内には、それぞれ波板材2がその空間21を
前述のごとく位置決めして、充填されている。なお波板
材2の各波形の頂部、谷部等は、それぞれ平板材3に接
着材、ろう材等により接合固定されている。
又第2図の実施例にあっては、各1枚で帯状をなす波板
材2と平板材3とが用いられている。そして波板材2の
空間2.を前述のごとく位置決めして、両者を一定中心
から交互に巻き付けて重積し、もって略円柱状のコルゲ
ートチューブ状としている。なお波板材2の各波形の頂
部、谷部等は、それぞれ平板材3に接着剤、ろう材等に
より接合固定されている。
このようにして、例えば第1図、第2図のようなハニカ
ム構造体が形成されている。すなわち波板材2の各空間
2Iが、平板材3によってそれぞれ独立空間とされるこ
とにより、中空柱状の各セル5が形成されている。そし
てこれらの各セル5が平面的に集合して、ハニカム構造
体を形成している。
なおハニカム構造体の全体形状は、第1図、第2図のご
とく略円柱状に限定されるものではなく、四角柱状、そ
の他各種の形状が可能である。又波板材2の波形も、第
1図、第2図のごとく蛇行状。
三角波状等に限定されるものではなく、四角波状。
その他各種の凹凸形状が考えられる。
ハニカム構造体の概要は、このようになっている。
次にその製造方法等の1例について述べる。
第3図は、波板材2の製造方法等の説明に供するもので
あり、(1)図はコルゲート装置6の斜視図、(2)図
は製造された波板材2の斜視図である。コルゲート装置
6は、回転駆動される1対のコルゲートローラ7.7を
備え、コルゲートローラ7.7の外周面には例えば三角
波状の凹凸が等間隔で形成され、全体が略歯車状をなし
ている。
そこで、材料筒たる長板材8をこのコルゲート装置6の
コルゲートローラ7.7間に通すことにより、従来は第
3図の(1)図中に示されたごとく、波形の凹凸形状そ
して形成される空間の大きさ等が同一の波板材9が、連
続的に折曲加工されていた。
さて本願において波板材2は、前述のごとく波形の凹凸
により形成された空間21の大きさが、徐徐に変化した
ものが用いられる。そこでこのような波板材2を図示の
コルゲート装置6で製造するにあたっては、次の第1.
第2.第3のケースが考えられる。
第1に、製造時にコルゲートローラ7.7のうち一方を
他方に対し接近離反させ、両者の軸間距離が徐徐に変化
する様にコントロールする。すると折曲加工された波板
材2は、波のピッチが同一でかつ波の高さが徐徐に変化
したものが形成される。そしてこのように波の高さが変
化することにより、形成される空間2.の大きさが徐徐
に変化した波板材2が得られることになる。
第2に、製造時にコルゲートローラ7.7の回転数を変
化させ、徐徐に回転が遅く又は早くなる様にコントロー
ルする。すると折曲形成された波板材2は、波のピッチ
が徐徐に変化しかつ波の高さが同一であるものが形成さ
れる。そしてこのように波のピッチが変化することによ
り、形成される空間2.の大きさが徐徐に変化した波板
材2が得られることになる。
第3に、上述の第1.第2を併用し、製造時にコルゲー
トローラ7.7の軸間距離と回転数が共に変化する様に
コントロールする。すると折曲加工された波板材2は、
第3図の(2)図に示すごとく、波のピッチと高さが共
に徐徐に変化したものが形成される。そしてこのように
波のピッチと高さが共に変化することにより、形成され
る空間2.の大きさが徐徐に変化した波板材2が得られ
ることになる。波板材2は、例えばこのように製造され
る。
又第4図は、平板材3の製造方法等の説明に供する斜視
説明図である。この平板材3は、例えば材料たる長板材
10を適宜長さ毎に切断して得られる。そしてパイプ4
内に順次所定のごとく挿着され、次に波板材2が区画形
成された各スペースに充填されて、第1図に示したハニ
カム構造体が得られることになる。
製造方法等は、例えばこのようになっている。
以上が構成等の説明である。
以下作動等について説明する。
第1図および第2図に示すごと(、このハニカム構造体
には、波形の凹凸により形成された各空間2.の大きさ
が徐徐に変化した波板材2が、用いられている。
このような波板材2が、第1図の実施例では充填される
ことにより、又第2図の他の実施例では巻かれることに
より、平坦な平板材3と交互に組み付けられている。こ
こにおいて波板材2は、構造体の中心側ほど空間2.の
小さいものが、外側ほど空間21の大きいものが位置す
べく配されている。
従ってこのハニカム構造体は、波板材2の各空間2.と
平板材3とで区画形成された各セル5の密度が、中心側
ほど高く外側ほど疎で低くなっている。つまり各セル5
は、形状、大きさ、断面積が中心側ほど小さくなってい
る。
さてそこでこのようなハニカム構造体を、気体。
液体等流体の処理用、輸送用等に用いると、次のごとく
なる。すなわち、このハニカム構造体を通過する流体は
、中心側のセル5ほど圧力損失が大で、その流速がこれ
までより適度に遅くなるよう抑制される。そこで流体は
、その流速そして流量がハニカム構造体の中心側と外側
とで適切に調整され、流速そして流量が一定に均一化さ
れることになる。
例えば第5図および第6図は、それぞれ第1図の実施例
および第2図の他の実施例に関するものであり、それぞ
れ(1)図は概略正面図、(2)図は概略斜視図、(3
)図は対応する流速分布状態図である。
そしてこの第5図、第6図の各(3)図に示すごとく、
図示矢示線の長さであられした流体の流速Fについてみ
るに、構造体の中心側のセル5を通過するものと、構造
体の外側のセル5を通過するものと、その流速Fはすべ
て一定に均一化されている。つまり第7図の(3)図に
示した流速分布図のごとく、通過する流体の流速Fそし
て流量が不均一となる事態は、確実に防止されることに
なる。
以上が作動等の説明である。
「発明の効果」 本発明に係るハニカム構造体は、以上説明したごとく、
形成される空間の大きさが徐徐に変化した波板材を用い
、平板材と所定のごとく組み付けてなることにより、次
の効果を発揮する。
すなわち、セルの密度が中心側ほど高く外側ほど低く、
もって通過する流体等の流速つまり流量が、調整されて
均一化されることになる。このように安定した整流効果
が得られるので、例えば自動車エンジンの排気ガスを清
浄化する触媒反応装置において、触媒の担持母体として
用いた場合、浄化作用が全般に優劣なく施されることに
なる。
このようにこの種従来例に存した問題点が一掃される等
、本発明の発揮する効果は顕著にして大なるものがある
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るハニカム構造体の実施例を示す
、正面図である。第2図は、同地の実施例を示す、正面
図である。 第3図は、波板材の製造方法等の説明に供するものであ
り、(1)図はコルゲート装置の斜視図、(2)図は製
造された波板材の斜視図である。第4図は、平板材の製
造方法等の説明に供する、斜視説明図である。 第5図および第6図は、各々本発明の第1図に示した実
施例および第2図に示した他の実施例の作動等の説明に
供するものであり、それぞれ(1)図は概略正面図、(
2)図は概略斜視図、(3)図は対応する流速分布状態
図である。 第7図は、従来例の説明に供するものであり、(1)図
は概略正面図、(2)図は概略斜視図、(3)図は対応
する流速分布状態図である。 2・・・波板材 2 、、、、空間 3・・・平板材 、−・2 第5図 第6図 第7図 手続補正書 (方式) 補正の内容 上記本願願書に添付した図面中第5図を、別紙 平成元年 2月16日 添付の補正図面のとおり補正する。 8゜ 添付書類の目録 補正図面 通 昭和63年特許願第259202号 2゜ 発明の名称 ハニカム構造体 3゜ 補正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 波形の凹凸が連続的に折曲形成された波板材と、平坦な
    平板材とを、交互に組み付けてなるハニカム構造体であ
    って、 該波板材は、上記波形の凹凸により形成された空間の大
    きさが徐徐に変化してなり、構造体の中心側ほど該空間
    の小さいものが、構造体の外側ほど該空間の大きいもの
    がそれぞれ位置していること、 を特徴とするハニカム構造体。
JP25920288A 1988-10-14 1988-10-14 ハニカム構造体 Pending JPH02106334A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25920288A JPH02106334A (ja) 1988-10-14 1988-10-14 ハニカム構造体

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JP25920288A JPH02106334A (ja) 1988-10-14 1988-10-14 ハニカム構造体

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5094997A (en) * 1989-07-26 1992-03-10 Nippon Soken, Inc. Porous support
JP2007218135A (ja) * 2006-02-15 2007-08-30 Nippon Steel Corp 排気ガス浄化装置
WO2020158090A1 (ja) * 2019-02-01 2020-08-06 本田技研工業株式会社 排気流制御ユニット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62174525A (ja) * 1986-01-25 1987-07-31 Toyota Motor Corp 触媒コンバ−タ

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