JPH02103691A

JPH02103691A - 画像読み取り装置

Info

Publication number: JPH02103691A
Application number: JP63256843A
Authority: JP
Inventors: Yoshio Kaneko; 金子　由雄
Original assignee: Yokogawa Electric Corp
Current assignee: Yokogawa Electric Corp
Priority date: 1988-10-12
Filing date: 1988-10-12
Publication date: 1990-04-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、文字等が書かれた原稿をイメージ・センサで
走査して得られた画像データを２値化体号に変換する画
像読み取り装置に関し、特に原稿に書かれている文字等
の切出し精度を改善するものである。

〈従来の技術〉ＯＣＲ等の文字認識装置は、文字等が書かれた原稿をイ
メージ・センサ等で光学的に読み取り、読み取った画像
データから２値化した画像信号を得、文字等だけの情報
を切り出して認識している。

このとき、文字等の情報は原稿の特定位置に書かれるよ
うに、原稿上には予め文字記入枠が印刷されているが、
文字認識処理の際この記入枠が雑音となるため、通常、
この記入枠は読み取られないようなドロップアウト・カ
ラーで印刷されている。

一方、原稿入力の際、原稿がずれる、または傾いてセッ
トされることがあり、このずれ量、傾き量を検出して補
正するため、位置マークが原稿の特定位置に読み取られ
る色で印刷されている。

このように、原稿上に文字記入枠をドロップアウト・カ
ラーで印刷し、位置マークを黒等で印刷しておくことに
より、文字認識部は位置マークを検出して原稿入力位置
の補正を行い、この位置マークとの相対位置で文字等の
画像情報を切出し、認識することができる。

〈発明が解決しようとする課題〉以上のような従来の方式にあっては、文字を記入する原
稿がドロップアウト・カラー、黒等の２色刷りであるた
め、印刷の際に色ずれ誤差が発生し位置マークと記入枠
との相対位置が予め設定した距離と異なり、文字の切出
し精度が悪くなるという問題があった。

本発明はこのような問題を解決するものであり、原槁読
み取りの際、常に一定の切出し精度が得られる画像読み
取り装置を提供することを目的とする。

く課題を解決するための手段〉本発明は、従来の２色刷り原稿を止め、１色刷りの原稿
を採用してこの原稿上の文字を読み取るようにしたもの
であり、その構成は次の通りである。

即ち、本発明は、原稿を光学的に走査して読み取るイメ
ージ・センサを有し、得られた画像信号を２値化する画
像読み取り装置において、前記原稿がセットされたか否
かを検出する原稿検出手段と、この原稿検出信号を入力
して前記原稿の送り方向距Ｍまたは前記イメージ・セン
サ内の受光素子の位置を検出して切替え信号を出力する
制御部と、この切替え信号によって位置マーク用の第１
の閾値または文字用の第２の閾値とを切替えて前記イメ
ージ・センサからの画像信号と比較して２値化画像信号
を得る比較手段とを備えることを特徴とする画像読み取
り装置である。

く作　用〉本発明の画像読み取り装置は、位置マーク、文字記入枠
ともドロップアウト・カラー１色で印刷された原稿を読
み取り対象とし、原稿上にあるイメージ・センサの読み
取り位置に応じて、位置マークのある位置では位置マー
ク用の第１の閾値、文字のある位置では文字用の第２の
閾値を切り替えてイメージ・センサからの画像データを
２値化する。

〈実施例〉第１図は本発明を実施した画像読み取り装置の例を表わ
す構成ブロック図である。

この図で１は原稿、２は原稿１を送るモータを含むロー
ラ、３はＪＭ稿１の表面を照明する緑色蛍光燈等の単一
波長を有する光源、４はレンズ、５は原稿の１ラインに
対応する受光素子（例えばＣＣＤ等）を有するイメージ
・センサであり、ここまでの構成は従来の装置と同様の
構成である。

そして、Ｍ稿１上の文字はイメージ・センサ５の受光面
に結像され、原稿１の横方向１ラインを読み取る毎に原
稿１は図の矢印Ａ方向に１画素分の距離を送られ、この
動作を繰り返すことにより、１枚の原稿１の画像データ
が得られる。尚、光源３として緑色蛍光燈を使用するの
で、緑色がドロップアウト・カラーとなる。

更に、６はイメージ・センサ６内の各受光素子の特性等
を補正する補正回路、７は画像データを入力しスイッチ
ＳＷによって選択される第１の閾値Ｔ１または第２の閾
値Ｔ２により２値化画像信号を得る比較手段、８は原稿
１がセットされたことを検出する紙センサ、９は紙セン
サ８の検出信号、ローラ２の位置情報、または受光素子
の位置情報等により第１の闇値Ｔ１または第２の閾値Ｔ
２を切換えるスイッチＳＷを制御する制御部である。更
に、１０は比較手段７より得られる２値化画像信号を記
憶するメモリ、１１は原稿１のずれ量、傾き量などを補
正して文字認識を行う認識部である。

第２図は本発明装置が読み取りを行う原稿１の１例であ
り、４隅にあるｍｌ、ｍ２．ｍ３．ｍ４は位置マーク、
ｆｌ、ｆ２．ｆ３．ｆ４．ｆ５は文字等が書かれる記入
枠であり、全てドロップアウト・カラーで印刷される。

そして、この原稿１の上部の領域ａに位置マークｍ１．
ｍ２が印刷され、中間部の領域すに記入枠ｆ１．ｆ２．
’ｆ３゜ｆ４．ｆ５が印刷され、下部の領域Ｃに位置マ
ークｍ３．ｉｎ４が印刷される。尚、記入枠ｆｌ、ｆ２
、ｆ３．ｆ４．ｆ５には鉛筆、ペン等により黒色等（ド
ロップアウト・カラーでない色）で文字が記入される。

このような原稿１を読み取る本発明装置の動作を次に説
明する。

ここで、ドロップアウト・カラーは光源の発光分光特性
とイメージ・センサの分光感度特性とレンズの分光透過
特性によって決まるが、紙の白地の部分と完全に同じ明
るさにドロップアウトするインクはないため、ドロップ
アウト・カラーで印刷された部分を読んだ際、イメージ
・センサはある程度の出力を行うのが普通である。即ち
、原稿１上の一点鎖線りの部分を読んだ際のイメージ・
センサ５の出力は、第３図の波形図に示すように、記入
枠ｆ３の端部ｘｉ、ｘ２は白地の部分Ｗより出力信号■
は大きくなる。

本発明装置の原理は、位置マークのある部分は閾値Ｔ１
を用いて２値化を行い、文字等が記入されている部分は
閾値Ｔ２を用いて２値化を行うことにより、位置マーク
及び文字を検出する。

さて、第１図の本発明装置に原稿１がセットされると、
紙センサ８により原稿１のセットが検出され制御部９は
ローラ２の駆動を開始し、原稿１を矢印Ａ方向に送る。

補圧回路６はイメージ・センサ５が異面する各受光素子
の受光特性を記憶しており、得られた画像データについ
て補正を施す。

制御部９はローラ２の駆動により原稿１におけるイメー
ジ・センサ５の走査位置を知ることができ、原稿走査位
置が領域ａ内にあるときは、スイッチＳＷを第１の闇値
Ｔ　１に切り換える。比較手段７は閾ＭＴＩにより２値
化処理を実行して位置マークｍｌ、ｍ２を検出し、その
結果をメモリ１０に格納する。

そして制御部９は、領域ａ内の原稿走査が終了したこと
を検出すると、スイッチＳＷを第２の閾値Ｔ２に切り換
え、領域すからはこの闇値′ｒ２を用いて２値化処理を
実行する。このときはドロップアウト・カラーで印刷さ
れた記入枠ｆｌ、ｆ２ｆ３．ｆ４．ｆ５は検出されず、
比較手段７は文字のみを検出する。読み取り結果はメモ
リ１ｏに格納される。

制御部９は領域す内の原稿走査が終了したことを検出す
ると、スイッチｓＷを第１の閾ｆｆ１Ｔ１に切換え、領
域Ｃを走査するときは比較手段７は閾値Ｔ１によ゛す２
値化処理を実行して位置マークｍ３、ｍ４を検出し、そ
の結果をメモリ１０に格納する。

このようにして得られた２値化画像信号の結果は、第４
図に示すような画像情報である。

認識部１１はこの画像情報について、原稿１の傾き、ず
れ量等を補正するとともに、文字認識を行う。

以上のように、ドロップアウト・カラーのみで印刷され
た原稿上の位置マーク、文字を検出することができる。

尚、第５図のように、原稿の４隅でなく右側、左側の領
域ａ、ｃに位置マークｍｌ、・・・６ｍ１２を印刷し、
はぼ中央の領域すに記入枠ｆｌ、・・・ｆ６を印刷する
ようにしても良い。

このときは、制御部９においてイメージ・センサ５の行
方向の走査位置、イメージ・センサ５を構成する受光素
子の位置によって閾値Ｔｌ、Ｔ２を切り換えるようにす
れば良い。

また、ドロップアウト・カラーとしては緑色を例に挙げ
たが、他の色を使用することも可能である。即ち光学系
の分光特性を利用せずに淡い色を印刷色に選択すること
によって同様の効果が得られる。

〈発明の効果〉本発明の画像読み取り装置によれば次の効果を得ること
ができる。

原稿の印刷が１色刷りであるので２色刷りよりも印刷費
が安い。

位置マークと記入枠の印刷が１回の工程で行われるため
、２色刷りの場合に比べて色ずれの原因を除去でき位置
マークと記入枠との相対位置検出の精度が高くなるなめ
、文字等の切り出し精度が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した画像読み取り装置の構成ブロ
ック図、第２図は本発明装置が読み取る原稿の１例、第
３図は第２図に示した原稿の一部を読み取った時の波形
図、第４図は本発明装置が読み取り動作を行った結果を
表わす図、第５図は本発明装置が読み取る原稿の他の例
を表わす図である。１・・・原稿、２・・・ローラ、３・・・光源、４・・
・レンズ、５・・・イメージ・センサ、６・・・補正回
路、７・・・比較手段、８・・・紙センサ、９・・・Ｍ
ｔｎ部、１０・・・メモリ、１１・・・認識部、ＳＷ・
・・スイッチ、Ｔ１・・・第１の閾値、Ｔ　２・・・第
２の閾値。 υ 第図８３　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）原稿を光学的に走査して読み取るイメージ・セン
サを有し、得られた画像信号を２値化する画像読み取り
装置において、前記原稿がセットされたか否かを検出す
る原稿検出手段と、この原稿検出信号を入力して前記原
稿の送り方向距離または前記イメージ・センサ内の受光
素子の位置を検出して切替え信号を出力する制御部と、
この切替え信号によつて位置マーク用の第１の閾値また
は文字用の第２の閾値とを切替えて前記イメージ・セン
サからの画像信号と比較して２値化画像信号を得る比較
手段とを備えることを特徴とする画像読み取り装置。