JPH0198898A - 二重伝熱管のプラグ方法 - Google Patents

二重伝熱管のプラグ方法

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JPH0198898A
JPH0198898A JP25672787A JP25672787A JPH0198898A JP H0198898 A JPH0198898 A JP H0198898A JP 25672787 A JP25672787 A JP 25672787A JP 25672787 A JP25672787 A JP 25672787A JP H0198898 A JPH0198898 A JP H0198898A
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JP
Japan
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tube
welding
pipe
plug
outer tube
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JP25672787A
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Fumio Manabe
二三夫 真鍋
Hiroshi Yatabe
広志 谷田部
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Mitsubishi Power Ltd
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Babcock Hitachi KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 本発明は、二重伝熱管のプラグ方法に係り、特に二重伝
熱管型熱交換器におけるクランク等の欠陥が生じた伝熱
管に対し、伝熱管の内側の流体と伝熱管の外側の流体と
の直接接触を防止するための二重伝熱管のプラグ方法に
関する。
〔従来の技術〕
従来の高速増殖炉プラントでは、第14図に示すように
原子炉21と中間熱交換器22との間に一次冷却系25
、中間熱交換器22と一重伝熱管型蒸気発生器23の間
に2次冷却系26、−宣伝熱管型蒸気発生器23とター
ビン発電機24との間に水蒸気系27が設けられている
。2次冷却系26は、蒸気発生器の伝熱管波を員事故時
、ナトリウム−水による影響が炉心に及ばないようにす
るために設けられている。この2次冷却系26の設置は
、その関連設備および発電所建物を増大させ、軽水プラ
ントと比較してコスト高となり、高速増殖炉のデミリッ
トとなっている。
しかし、従来の一重伝熱管型蒸気発生器23では、安全
上、この2次冷却系26を省略できる程の充分な技術レ
ベルに達していない。
第15図に示す二重伝熱管型蒸気発生器2日は、このよ
うな背景の基に開発が進められている新しいタイプの蒸
気発生器であり、伝熱管を二重構造とすることにより2
次冷却系26を省略することができる。
第16図は上記のような二重伝熱管型蒸気発生器の断面
図、第17図は第16図の要部(A)断面図、第18図
は第17図のB−B線断面図である。
この二重伝熱管型蒸気発生器において、1次側側のナト
リウムは、ナトリウム入口ノズル3から胴ブレナム13
に入り、胴プレナム13内を下降しながら二重伝熱管1
2内の水又は蒸気と熱交換し、ナトリウム出口ノズル4
から系外に出る。また、2次側の水又は蒸気は、給水入
口ノズル5から給水ブレナム14に入り、内管用入口管
板7(内管周胴貫通部〕で数千本の二重伝熱管12に分
配され、二重伝熱管12内を上昇しながら1次側のナト
リウムと熱交換し、蒸気ブレナム15を通って蒸気出口
ノズル6から系外に出る。
ここで使用される二重伝熱管12は、第17図および第
18図に示すように内管12aと外管12bとからなり
、内管12aと外管12bは機械的に接合され、一体と
なっている。また、外管12bの内面には伝熱管破(員
時のリーク検出用のリーク検出溝19が管の軸方向に数
本設けられている。このリーク検出用溝19は内管12
aに設けられる場合もある。
リーク検出溝19は、万一、外管12bに貫通りランク
等が発生した場合、このクランクが内管12aに移行す
る前に未然に伝熱管リークを検出するために使用される
。また、その逆のクランクの移行の場合も同様である。
即ち、二重伝熱管12を使用する理由は、その外面を流
れる1次側のナトリウムと、内面を流れる2時側の水又
は蒸気は、接触すると爆発的に反応する性質を存する。
したがって、伝熱管12を内管12aと外管12bに分
け、内管12aから外管12bへ、又は外管12bから
内管12aにクランクが移行する前にリーク検出溝19
を通して未然にリークを検出するようになっている。
リーク検出溝19は、リーク検出流体ブレナム17を経
由し、リーク検出器20により二重伝熱管12のリーク
検出を行う。
この二重伝熱管型蒸気発生器2Bの二重伝熱管12の外
径は、15m程度から30W程度のものを一般に使用し
、かつ蒸気発生器28の出力は600〜700MWt程
であることから二重伝熱管12の本数は、数千本程度と
なる。このため、内管用入口管板7および内管用出口管
板8の外径は、2〜3mで厚みは数百11m〜500閤
程度となる。
また、リーク検出流体入口ブレナム16およびリーク検
出流体出口ブレナム17の高さはく内管用管板と外管用
管板との間隙)は、外管用入口管板9又は外管用出口管
板10との溶接のために500鵬前後又はそれ以上の長
さが必要である。
したがって、内管用入口管板7又は内管用出口管板8と
リーク検出流体入口プレナム16又はリーク検出流体出
口プレナム17を合計した寸法(図中、!、で示す)は
1m程度となる。
一方、従来の伝熱管プラグ方として、−aには溶接方式
、爆着方式、その他がある。
第7図〜第9図は溶接方式のプラグ法を例を示している
。第7図(実開昭57−199793号公報)の場合、
管板30にプラグ31を溶接するために管板30を開先
加工し、溶接部34は管板30、プラグ31の内面から
溶接部35はプラグ32の外面側からそれぞれ溶接作業
を行っている。
第8図および第9図の場合にも溶接部36は、それぞれ
プラグ33の外側らか溶接を行っている。
第10図は爆着方式のプラグ法を示している。
(特公昭61−158号公報、特公昭59−34479
号公報)このプラグ法では、プラグ37を管30に挿入
する前に爆着性能を向上させるために管板孔内面38に
図中、で、で示す深さで研磨仕上げを施した後、爆薬を
セットし、その後、爆着施工、仕上げ、検査を行ってい
る。この爆着方式によるプラグ法では、爆着作業等は、
管板30のプラグアクセス40側に作業上、邪魔物がな
いため特に支障は生じない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した従来技術では、下記の点について配慮がされて
おらずプラグ施工上、次のような問題をある。
(1)  伝熱管が二重伝熱管という構造上の理由によ
り内管12aと外管12bのそれぞれにプラグが必要と
なる。しかし、従来技術では、このことを想定した構造
ではない。
(2)即ち、内管12a用のプラグ(内管用入口管板7
および内管用出口管板8のプラグ)は、従来の構造を変
える必要がない、しかし、第11図に示すように外管用
入口管板9および外管用出口管板lOのプラグ施工41
は、内管用入口管板7および内管用出口管板8の伝熱管
孔42(孔径:約15■〜30m)から約1m先で行う
必要がある。
プラグ施工には準備作業、溶接又は爆着作業、検査、復
旧作業があり、これらの全ては、第11図に示すように
伝熱管42を介して実施することになる。
(3)具体的には外管用入口管板9又は外管用出口管板
10にプラグが必要となる場合の一例を第12図に示す
、第12図(A)において、外管12bのA部にクラッ
ク43が発生した場合、内管用入口管板7にプラグ44
で封止したのみでは、第12図(A)に示すようにナト
リウム漏洩ルート46が生じ、外管12bのプラグとし
ての機能を有しない、したがって、第12図(B)に示
すように外管入口管板9にもプラグ45により封止しな
いと、プラグとしての機能を果たさず、かつナトリウム
と水・蒸気との間を二重構造とすることができない。
(4)プラグ45を爆着方式により実施する場合を例に
とると、プラグ施工に以下の作業が必要である。
■ 第13図(A)に破線で示す内管12aを切削加工
より削除する。
■ 第13図(B)の実線で示す内管用入口管板7およ
び内管用出口管板8の管板孔を拡大させる。
■ 第13図(C)の破線で示す外管12bの一部を切
削加工により削除する0次に外管用入口管板9および外
管用出口管板10の一部をそれぞれ切削加工により削除
し、研磨する。
■ 第13図(D)に示すように外管用入口管板9およ
び外管用出口管板10にプラグ装着具47をセットする
0次に外管用入口管板9および外管用出口管板10に爆
着前にプラグ48をセットする。その後、外管用入口管
板9および外管用出口管板10に爆薬49をセットする
■ 第13図(E)に示すようにプラグ45の仕上げ5
8を実施する。その後、ボアスコープ51を介してプラ
グ45部の検査を行う。
■ 第13図(F)に示すように内管用入口管板7およ
び内管用出口管板8へのプラグ44の施工となる。
上記のような作業のうち、外管用管板9又は10の検査
の結果、補修作業を要することとなった場合、プラグ4
5を削除した後、上記した■の研磨作業〜■の作業を繰
り返す必要がある。さらに以下に示す問題点がある。
(a)  内管12aおよび外管12bを削除するため
に第13図(C)に示すように専用のドリル50又はリ
ーマを使用することになる。この場合、専用のドリル5
0等は1m以上のものが必要であり、外管用入口管板9
および外管用出口管板1゜の管孔中心とドリル50等の
中心が一部しないことが予想され、爆着性能に影響を与
えることになる。さらにこれらの異常有無は、第13図
(E)に示すようにボアスコープ51等を使用する必要
がある。
(b)  爆着前にプラグ48をセットするためにはプ
ラグ装着具47等は、第13図(D)に示すように管内
径よりも大きくなければならず、内管用管板7および8
の管孔径62は、これらの寸法を考慮したピッチおよび
強度計算を行う必要があり、さらに装置が大型化する。
(C)  作業手順が多く、信幀性を低下させる。
(d)  検査不合格等の場合における補修は、取り付
けたプラグを撤去しないと、その作業を行うことができ
ない。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題を解消し、外
管の削除を不要とするとともに作業手順を簡略化し、さ
らにプラグを想定したサンジングを行うことなく、かつ
プラグの補修が容易な二重伝熱管のプラグ方法を提供す
ることにある。
〔問題を解決するための手段〕
上記した目的は、外管用管仮に形成された孔に加工され
たシール溝の位置に対応する二重伝熱管の内管と外管と
を内管の内面から溶接を行って内管と外管との境界部の
不活性ガス通路を遮断するための溶接部を外管に生じた
クランク等の欠陥部を挟む状態で設け、かつ内管のプラ
グは、従来と同様なプラグにより密封することによって
外管用管板に対してプラグを使用することなく、内管自
体をプラグとしての機能を有するようにすることによっ
て達成される。
〔作用] 二重伝熱管の内管と外管とを内管の内面がら溶接を行う
ことにより外管用管板にプラグを取り付ける必要がなく
、外管の削除等の作業やプラグを想定したサイジングが
不要となり、作業手順が簡略化する。内管のプラグは、
従来のプラグ法により密封可能とされる。
また、上記の溶接部を形成させる際、この溶接部は外管
用管板に加工されたシール溝の位置に対応しているから
、溶接施行の際、溝内の気体が断熱作用を有し、内管と
外管とを高温に保持する結果、溶接作業性が向上する。
〔実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の方法を示すための全体構成図、第2図
は本発明の方法における溶接時の状態を示す説明図、第
3図は第1図に示す構造の伝熱管の密封機能を示すため
の説明図である。
第1図において、内管12aと外管12b、内管用入口
管板7および内管用出口管板8、外管用入口管板9およ
び外管用出口管板10の形状および寸法は、外管12b
にクラック43が生じたときの状態のままである。
従来の構造と異なる点は、内管12aと外管12bが溶
接部55a、55bにより接合されているとともに内管
12aにプラグ44が取り付けられていることである。
溶接部55aの形成に際しては、第2図に示すように内
管12a内面から溶接トーチ56を挿入し、外管用入口
管板9、外管用出口管板10に予め加工されているシー
ル溝66aに対応する位置で溶接トーチ56を回転させ
、内管12aと外管12bの全周を内管12aの内面側
から溶接を施す。
一方、超音波探傷試験等により溶接部55aに異常があ
ることが判明した場合、第2図に示すように溶接部55
aはそのままの状態で溶接トーチ56を溶接部55aと
異なる位置となるように管の軸方向に移動させ、溶接部
55aの場合と同様な要領で溶接部55bを形成させ、
かつ探傷試験を行うことができる。
次に溶接部55a又は溶接部55bに対して内管12a
の内面から超音波探傷試験等により異常がないことを確
認した後、内管12aにプラグ44を挿入し、内管12
aの外側から溶接して溶接部57を形成する。この溶接
部57は、内管用入口管板7と内管用出口管板8との管
−管板溶接に使用される溶接機を使用することにより形
成することができる。
上記のようにして溶接部55b(および55b)および
溶接部57により伝熱管はナトリウムと水・蒸気の境界
を二重壁とすることができる。
即ち、第16図において、給水プレナム14、蒸気プレ
ナム15の水・蒸気と、胴プレナム13のナトリウムは
、溶接部55 a (55b)および溶接部57によっ
て二重伝熱管12の内管12aと外管12b間の不活性
ガス通路が遮断される。
このため、水・蒸気とナトリウムは、外管用入口管板9
と外管用出口管板10側にそれぞれ形成された溶接部5
5a (55b)と内管用入口管板7と内管用出口管板
8側にそれぞれ形成された溶接部57.57によってク
ラック43が生じた欠陥部を挟む状態で管の両側二カ所
で密封されるために水・蒸気又はナトリウムが漏洩され
ることがなく、仮に漏洩したとしても両者が直接接触す
ることがない。
また、溶接部55 a (55b)の溶接作業には、内
管12aの内面に挿入する治具・工具類は、溶接トーチ
56のみであり、作業手順、ステップを従来例に比べて
低減できる。
さらに溶接トーチ56の内管12aへの挿入の位置が若
干ずれた場合でも溶接部の形状、性能等にはほとんど影
響がない構造であり、信幀性が高い、また、管板を加工
するための治具・工具が不要であるとともにプラグを想
定した管板のサンジングが不要となる。
また、溶接部55a (55b)は、外管用入口管板9
、外管用出口管板10の孔内面に加工されたシール溝6
6 a (66b)の位置に対応する二重伝熱管の部分
で行われる。
上記のシール溝66 a (66b)は、外管12bを
外管用人口管[9、外管用出口管板10に取り付ける際
に利用される溝であり、−IIの管−管板式熱交換器に
設けられる。このシール溝66a(66b)は、外管1
2bを外管用入口管板9、外管用出口管板10から引き
抜く際にその荷重を受は持ち、管−管板溶接部にかかる
荷重を大幅に低減させるために設けるものである。
溶接部55a (55b)を、上記のシール溝66a 
(66b)に対応した位置にすると、溶接施工の際の溶
接熱が外管用入口管板9、外管用出口管板lO側に逃げ
ることを防止できる。
即ち、溶接施行の際にシール溝66a (66b)内に
介在する気体が断熱作用を有する結果、内管12aおよ
び外管12bを高温に保持でき、溶接作業性を向上でき
る。
次に第1図のようにプラグ施工した場合、第3図に示す
ように溶接部55aと溶接部57との間に位置する内管
12aにリーク検出用孔59を予め設けておくと、内管
12aにクラックが生じた場合、リーク検出流体出口プ
レナム17を介してその検出が可能となる。
以上は、外管12bにクラックが生じた場合について説
明したが、内管12aにクラックが生じた場合にも同様
な機能を果たす。
このように第3図に示す溶接部55と溶接部57が、ナ
トリウム−水弟1バウンダリ63とナトリウム−水弟2
バウンタリとなり、二重伝熱管型蒸気発生器のプラグ法
としてその機能を果たしていることがわかる。
なお、伝熱管12は、二重管構造となっており、かつリ
ーク検出溝19が設けられているので、外管12bにク
ラック43が発生すると同時に内管12aにクランクが
発生することない。また、外管12bは健全で内管12
aのみにクラックが発生した場合、内管12aに取り付
けられたプラグ44により密封されるので本発明のプラ
グ法を採用するまでもなく、水・蒸気゛とナトリウムと
の直接接触を回避できる。
第4図〜第6図は、それぞれ本発明にかかるプラグ方法
の他の実施例を示す要部断面図である。
第4図において、プラグ44の内面側から溶接部57を
形成してプラグ44を取り付ける例を示している。この
場合、溶接部57は溶接部55a等を形成する溶接トー
チ56によって形成されるので、溶接部55a等と溶接
部57に対して溶接トーチ56を兼用できる効果がある
第5図において、シール溝66a〜66cが管板厚さ方
向に三箇所設けられ、溶接部55a〜55cがそれぞれ
のシール溝に対応して設けられている。この実施例では
、溶接部55a〜55cのうち、2箇所に不良が発生し
た場合にも他の一箇所の溶接部によりプラグとしての機
能を果たすことができる。
第6図において、第5図の場合よりも管板厚さ方向に長
いシール溝66dが形成され、この溝に溶接部55aお
よび55bが設けられている。本実施例においても第1
図に示す実施例と同様な効果を有する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、二重伝熱管の外管のプラ
グ用としてその内管を巧みに利用したものであり、した
がって従来外管のプラグに必要であった、溶接トーチ以
外の治具・工具類および作業手順、ステップを省略する
ことができるので、以下の効果を発揮することができる
■ 上記した治具・工具類を省略できる結果、狭い空間
部(例えば、約15閣〜301程度の孔径、孔の深さ約
1m程度)で作業を行うための治具・工具類を開発する
必要がない、また、作業に必要な治具・工具類に従来使
用されている溶接トーチを利用するのみで足りる。
■ 作業ステップ・手順が少なくなり、プラグ作業への
信頼性が向上できる。特に溶接トーチの挿入深さ精度を
、従来に比べて相対的に大きくでき、その分、信頼性が
向上する。また、プラグ作業工程を短縮でき、プラント
稼働率を向上できる。■内管をプラグの一部として利用
しているので、従来の補修時に必要であったプラグの撤
去作業を要することなく、補修を行うことができる。
■ 溶接部を形成するに際して、管仮に設けられたシー
ル溝を利用するので、この溝の空間部における断熱作用
により溶接熱の逃げを防止して十分な溶は込みを図るこ
とによって溶接作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を示すための全体構成図、第2図
は本発明の方法における溶接時の状態を示す説明図、第
3図は第1図に示す構造の伝熱管の密封機能を示すため
の説明図、第4図は本発明における溶接時の他の状態を
示す説明図、第5図お・よび第6図は本発明の溶接部の
例を示す断面図、第7図、第8図、第9図および第10
図はそれぞれ従来のプラグ法を示す断面図、第11図は
従来のプラグ法を蒸気発生器に適用したときの状況を示
す説明図、第12図(A)、(B)および第13図(A
)、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)は従来の
プラグ法を蒸気発生器に適用したときの作業手順および
問題点等を示すための説明図、第14図は一重管蒸気発
生器を使用する高速増殖炉システムを示す系統図、第1
5図は二重伝熱管を使用する高速増殖炉システムを示す
系統図、第16図は二重伝熱管型蒸気発生器の全体構成
図、第17図は第16図の要部(A部)断面図、第18
図は第17図のB−B線断面図である。 7・・・・・・内管用入口管板、8・・・・・・内管用
出口管板、9・・・・・・外管用人口管板、lO・・・
・・・外管用出口管板、12・・・・・・二重伝熱管、
12a・・・・・・内管、12b・・・・・・外管、1
3・・・・・・胴ブレナム、14・・・・・・給水プレ
ナム、15・・・・・・蒸気ブレナム、16・・・・・
・リーク検出流体入口ブレナム、17・・・・・・リー
ク検出流体出口ブレナム、19・・・・・・リーク検出
溝、20・・・・・・リーク検出器、43・・・・・・
クラック、55a、55b。 55c・・・・・・溶接部、56・・・・・・溶接トー
チ、57・・・・・・溶接部、59・・・・・・リーク
検出孔、63・・・・・・ナトリウム−水筆1バウンダ
リ、64・・・・・・ナトリウム−水筆2バウンダリ、
65・・・・・・外管−管板溶接部、66a、66b、
66c、66d−−−−−−シール溝。 代理人 弁理士 西 元 勝 − 第5図   第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 >’、”y  +0 第12図 (A)           (B) 第131 (A)             (B)第13図 (C)               (D)第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内管と外管によって形成された二重伝熱管の境界
    に不活性ガス通路を設け、内管の両端を内管用管板に溶
    接固定し、外管の両端を外管用管板に溶接固定するとと
    もに内管の内側に被加熱流体を流し、外管の外側に加熱
    流体を流して熱交換するものにおいて、前記外管用管板
    に形成された孔に加工されたシール溝の位置に対応する
    二重伝熱管の内側から内管と外管を溶接して不活性ガス
    通路を遮断するための溶接部を前記外管に生じたクラッ
    ク等の欠陥部を鋏む状態で二箇所設け、しかる後に内管
    の両端部にプラグを挿入して該プラグと内管とを密封溶
    接するようにしたことを特徴とする二重伝熱管のプラグ
    方法。
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