JPH0195999A - 宇宙飛しよう体の姿勢制御装置 - Google Patents

宇宙飛しよう体の姿勢制御装置

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JPH0195999A
JPH0195999A JP62254114A JP25411487A JPH0195999A JP H0195999 A JPH0195999 A JP H0195999A JP 62254114 A JP62254114 A JP 62254114A JP 25411487 A JP25411487 A JP 25411487A JP H0195999 A JPH0195999 A JP H0195999A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野J この発明は地球等の中心天体の回りを周回する宇宙飛し
よう体の姿勢制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
宇宙飛しよう体の姿勢制御系においては、宇宙飛しよう
体の姿勢を望ましい方向に保つまたは向けるという狭義
の姿勢制御機能と並んで、宇宙飛しよう体の角運動量を
望ましい範囲内に保持する角運動量制御の機能が重要で
ある。なぜならば。
宇宙飛しよう体においては外界から受ける様々な外乱ト
ルクによって艮期間の間に次第に角運動量が正または負
の方向に蓄積してゆくのが普通であるが、宇宙飛しよう
体の角運動量が許容範囲を越えると1例えば内蔵の姿勢
制御用ホイールの回転数が飽和して姿勢制御不能に陥る
等の悪影響が生じるため、 (iIlらかの手段によっ
て宇宙飛しよう体の角運動量を補償して元に戻してやる
必要があるからでちる。
このための手段として、従来の宇宙飛しよう体では第7
図に示すようなスラスタまたは第8図に示すような磁気
トルカが広く使用されてきた。
図において、(1)〜(3)は宇宙飛しよう体(4)に
固定された座標系(物体座標系と呼ぶ)であって、(1
)がXB軸、(2)がYB軸、(3)がzB軸である。
また第7図においてのはスラスタであり、途中に電磁パ
ルプ(7)を介した配管09によって推薬タンク0りに
接続されている。また、第8図において(至)および(
ロ)はそれぞれXE軸(Il、 YB軸(2)に平行に
配置された磁気トルカである。
なお、第1図および第8図に示すスラスタ(ト)及び磁
気トルカα1.C14+の配置は1つの典型例であって
、これ以外にも各種の配置方法が考えられる。
次にスラスタと磁気トルカの動作を説明する。
スラスタを用いるシステムでは、一般に第7図の宇宙飛
しよう体(4)に搭載された推薬タンクC(2内の推薬
を配管Gυを通して電磁パルプ(至)に導き、電磁パル
プ(7)の開閉によってノズル状をしたスラスタ翰から
外部にガスとして放出し、その反動によって必要な軸回
りの制御トルクを発生する。通常。
宇宙飛しよう体(41(7)XB軸(11,YB軸(2
)、 ZB軸(3)の回りの正負のトルクが発生できる
ようにいくつかのスラスタ翰が配置される。したがって
、複数のスラスタ翰のうち適切なスラスタQ1を選んで
軌道上の適切な位置で噴射させれば、宇宙飛しよう体(
4)の角運動量の任意の方向の成分を制御することがで
きる。
一方、磁気トルカを用いるシステムでは、磁気トルカに
通電して磁気モーメントを発生させ、中心天体が発生す
る磁場との相互作用によって制御トルクを得る。ここで
、磁気トルカは棒状の構造物にコイルを巻いた装置であ
るが、同等の機能をもつ装置として空芯コイルを用いて
もよく、その場合は磁気コイルと呼ぶこともある。第8
図において、磁気トルカ(至)及び(ロ)は通電するこ
とによってそれぞれ宇宙飛しよう体(4)のxB軸(1
)及びYB軸(2)に平行な磁気モーメントを発生する
。そこで。
これらの磁気トルカGυ、02に軌道上の適切な位置に
おいて適切な方向及び大きさの電流を流せば。
宇宙飛しよう体(4)の角運動量の任意の方向の成分を
制御することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
角運動量制御にスラスタを使用する場合には。
短期間で角運動量を制御できる反面、有限な資源である
推薬を消費してしまうという欠点があった。
一方、磁気トルカの場合には、太陽電池で発生する電力
を使用するので資源が枯渇することはない。
その反面、地磁場をもたない中心天体では制御力が発生
できない、静止高度では磁場が弱くかつ磁場の不確定性
が大きい(例えば、磁気嵐によって磁場の方向が逆転す
ることもある)ため精度の良い制御力が得られない、あ
るいは磁場の方向が軌道上の各点で大きく変化するため
制御則が複雑になる等の欠点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たものであり、磁気トルカに比べて精度の高い制御力を
得るとともに、磁場をもたない中心天体を周回する宇宙
飛しよう体においても制御力を得ることができ、かつス
ラスタと異なり推薬のような有限な資源を消費しないで
角運動量の制御が可能な姿勢制御装置を得ることを目的
とする。
〔問題点を解決するだめの手段〕
この発明に係る宇宙飛しよう体の姿勢制御装置は、中心
天体が存在する限り必ず存在し、かつ磁場に比べて時間
的・空間的変動がはるかに小さい重力場を利用して宇宙
飛しよう体の角運動量を制御するとともに、有限な資源
の消費を防止したものである。
〔作用〕
この発明においては、慣性空間に対して一定の姿勢を保
つように制御された第1のイナーシャと。
中心天体に対して一定の姿勢を保つように制御された第
2のイナーシャにそれぞれ慣性乗積を持たせ、これによ
って宇宙飛しよう体に働く重力傾度トルクの軌道−周の
間の平均値が慣性空間の直交三軸全ての方向に非零にな
るようにして、任意の軸回りの角運動量を制御する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を表わす構成図であり、第
1図において(11〜(4)は従来装置と同一であって
、(1)〜(3)がそれぞれ宇宙飛しよう体(4)のX
B軸、YB 4Qj、  ZB軸を表わす。(5)は固
定シャフト(6)を介して宇宙飛しよう体(4)と接続
されている第1のイナーシャであって、 YR軸(2)
とイナーシャ(5)を含む平面内に慣性乗積を発生する
。一方。
(9)は駆動シャフトα0を介して駆動装置(7)と接
続されている第2のイナーシャであって、宇宙飛しよう
体(4)に対して相対的に回転できるようになっている
。そして、XB軸(1)とzB軸(3)が作る平面内に
慣性乗積を発生する。
この宇宙飛しよう体(4)は慣性空間に対して一定の姿
勢をとることを仮定しているが、さらにこの実施例では
簡単のためXB i!11(11,YR軸(2)及びZ
B軸(3)が以下に定義するところの軌道基準座標系の
XR軸、 YR軸及びZR軸に一致するものと仮定する
次に、上記実施例の作用・動作を説明する。
はじめに、上記実施例に関わる座標系を第2図に定義す
る。
第2図において(1)〜(4)は従来装置と同一であり
αD−α3は各々軌道基準座標系のXR軸、 YR軸及
びzR軸を表わす。ここで、 XR軸、 YR軸及びz
R軸は以下のように決められる。中心天体α七の赤道面
QSを宇宙飛しよう体(4)の軌道が南北法から北半球
へよぎる点aθを昇交点を呼び、昇交点から中心天体I
の中心点αηへ向う直線をzR軸とする。
また、宇宙飛しよう体(4)の軌道面α秒に垂直で、宇
宙飛しよう体(4)の進行方向に向かって右側を正とす
る座標軸をYR軸とする。さらに、軌道面αυ内にあッ
テZR@(13と直交し、 yR軸117J、 ZR軸
α3と右手系をなす座標軸をxR軸と定める。
次に、宇宙飛しよう体(4)が昇交点から緯度引数α9
(ηで表わす)だけ位相の進んだ軌道面0秒上の位置に
あるとし、宇宙飛しよう体(4)の質量中心■を原点と
する軌道座標系Xo−Yo −Zo  を定義する。こ
こに、 Yo N(ハ)は宇宙飛しよう体(4)の質i
t 中心C)[1を通りYR111Hに平行な方向、 
Zo maは宇宙飛しよう体(4)の質量中心(至)か
ら中心天体の中心+171を見た方向であり、 XO軸
QυはYollba’3とzO軸(ハ)の両者に垂直で
宇宙飛しよう体の進行方向を正とする座標軸である。
軌道基準座標系Qll−(13は軌道面α腸の慣性空間
における緩やかな変動を無視すれば一つの慣性座標系と
みなすことができる。
また、物体固定座標系(1)〜(3)も、仮定により軌
道基準座標系αυ〜α1に一致している。一方、軌道座
標系Qυ〜@は、軌道基準座標系に対してYR軸QX5
の回りを軌道角速度で負の方向に回転する非慣性座標系
になる。今、 XR軸αυ、YR軸α3.ZR軸α3に
沿った単位ベクトルをal、 a2. a5. X□軸
elD 、 Yo@命、 Zo@IIC=!3に沿った
単位ベクトルをbl 、 b2.b3とすれば両者の関
係は次式で表わされる。
bl = al cosη+a5S石ηb2 : a2 b3 =  a srn η十a3 cas 1上式か
ら明らかなように、昇交点αe(即ちη=0)において
は物体固定座標系と軌道基準座標系は一致する。すなわ
ち。
bl = al、 b2=a2. J:a3  (rI
= Oのとき)さて、この発明の一実施例における宇宙
飛しよう体(4)の姿勢制御装置は第1図のように構成
されているので、第1のイナーシャ(5)は慣性空間に
対して一定の姿勢をとる。
そこで、イナーシャ(5)の取付角を調整すれば。
XRQll  YRH面内、 YRαz−ZR,(13
1面内のいずれか一方または両方に一定の慣性乗積を発
生させることができる。一方、第2のイナーシャ(9)
は、宇宙飛しよう体(4)に対して回転速度(8)が軌
道角速度に一致するように回転させることによって、軌
道座標系のXoQυ−2o(ハ)面内において一定の慣
性乗積を発生する。
良く知られているように(例えばM、H,Kap−Ia
n、 ” Modern 5pacecraft Dy
namics and Control 、 −p、 
201  、 JohnWiley and 5ons
、 1976 ) 、  宇宙飛しよう体(4)の慣性
乗積は中心天体Iの重力との相互作用によって重力傾度
トルクと呼ばれるトルクを宇宙飛しよう体(4)に及ぼ
す。重力傾度トルクの大きさは、近似的に次式で表わさ
れる。
TO=3ω& (−I23b1 +113b2)ここで
TGは重力傾度トルク、ω0は軌道角速度、  113
. I23はそれぞれXO軸ell/Zo軸(ハ)面内
及びYol)!](2)ZzoIIII器面内の慣性東
面内ある。平たく表現すれば、細長い物体に対しては、
長手方向を重力の方向に一致させるような方向に重力傾
度トルクが働く。
第3図及び第4図は第1のイナーシャ(5)により前述
の如く発生させたYRα2l−Zn63  面内及びX
Rall −Xn (IX5  面内の慣性乗積の軌道
−周にわたる効果を示す図である。
第3図において3つの宇宙飛しよう体(4)はそれぞれ
η=0(外交点αB)、q=π/2.η=π における
状態を示したものである。第1のイナーシャ(5)によ
り発生する慣性乗積のYR(121−ZR031面内の
成分をIYZとすれば衛星座標系ではそれぞれダ=0の
とき  I2!S”IYZ  、  113=Q。
112 = 0 り=に/2のとき ■23=Q、I、5=Q。
工12 ” IYZR ダ=πのとき  I23ニーIYZ 、  113=(
1゜112 ” 0 なる慣性乗積が発生する。したがって、これによる重力
傾度トルク@は η=0のとき  To =−3ω。′I工2Rb1=3
 (a102IyzRa1 η=π/2のとき T□ :0 り=π]とき  ’rG= 36JQ2IYZRb1=
−3ω02IY2’ al となる。同様にして、任意の緯度引数ηに対してI23
=lYZ 罵η、  113=0.112=工yz  
mη、’、 To ニー3ω02IYz−ηb1=  
3ωo21yz  (W2η・a1+癲ηmlF ・m
s )したがって、軌道−周の間の平均的なトルクTG
としては。
=−王ω。2IY♂2゜ が得られる。このトルクはXR111(19回りに非零
の成分を持つので、軌道−周の間にXR軸αυ方向の角
運動量が蓄積する。
第4図においては1図に示した’7 =2π、O1する
XROυ−yR(12面内の慣性乗積IXY  によっ
てそれぞれ次のような慣性乗積が生じる。
η=−πのとき 125=Iz、  、  113=0
゜112=Q り=0のとき  I23=Q、  115=Q。
I+2=Iry  :)0 ダ0−のとき  I23=−IXY  、  11B”
0゜112 = 0 一般に、任意の緯度引数ηに対して I25 =〒ICY mη、  IB = 0 、 1
12 = IXY asηこれによる重力傾度トルク(
ハ)は TG : 3(alo2IXY−17b1=  3ωo
2IxyR(siη ・cas17 al  +5ln
2η+  I3)特に ダ=−πのとき T□ = 3 (&1O2IzyRa
5ダ=0のとき  TG=0 η=−のとき  で3=3ω02IXYRI”5したが
って、軌道−周の間の平均的なトルク〒Gは 3  2  R =−ωOIXY I3 となる5、このトルクはzR軸(13回力に非零の成分
を持つので、軌道−周の間にzR軸a3方向の角運動量
が蓄積する。
第5図は、第2のイナーシャ(9)により発生させたX
OG!υ/ Z o c!1面内の慣性乗積の軌道−周
にわたる効果を示す図である。
第5図において、3つの宇宙飛しよう体(4)はそれぞ
れ緯度引数ηαりがyt=Q、q=−π、?=1πにお
ける状態を示したものであり、第2のイナーシャ(9)
により発生するXo 12+1/ Z O(ハ)面内の
慣性乗積IzB(= 113 )に!す、?1tKTo
 = 3(1)02IXZ” b2−= 3 tdo2
1xz” 42 なる重力傾度トルク(ハ)が発生することを示している
。一般に、緯度引数α9に拘らず上式が成り立つので、
軌道−周の間の平均トルクは To = −S、2 TG dη 2π = 3(1)021xz R2 となる。
以上を要約すると、第1のイナーシャ(5)が発生する
慣性空間に対して一定の慣性乗積IYZ  及びIXY
  によりそれぞれXR411109及びzR軸も3方
向の、また第2のイナーシャ(9)が発生する軌道座標
系に対して一定の慣性乗積Izz  によJ)YR軸q
z方向の平均トルクが軌道−周の間に発生する。すなわ
ち。
TG=3(1702(−−1yz a1+IxzRa2
+’IxyRas)   R これにより、 XR軸αυ、YR軸α2及びZR軸a3
の方向の角運動量を軌道−周の間に平均的に変化させる
ことができる。
第6図は、第1及び第2のイナーシャ(5)及び(9)
の宇宙飛しよう体(4)に対する角度を変化させる機構
(イ)及び@(慣性乗積可変機構と呼ぶ)により。
第1及び第2のイナーシャ(5)及び(9)が発生する
慣性乗積の大きさを独立に可変とした他の実施例を示す
ものである。この慣性乗積可変機構(5)及び(至)ハ
、地上からのコマンドによって動かしてもよいし、ある
いは例えばに、 Tsuchiya and M、 I
noue 。
”’ New Control Schemes fo
r a Magnetic A ttitude Cn
n−trol 5ysteITIs、 ’ Proc、
IFACAutcmatic Controlin f
;pace 、  Noordwijkerhout 
、 The Netherland 。
1982 に示されるような方法によって軌道上で角運
動量の蓄積項を推定し その結果に基づいてオンボード
で動かしてもよい。このように慣性乗積の大きさを軌道
上で可変とすることによって。
角運動量の補償をきめ細か〈実施することが可能となる
なお、上記実施例では宇宙飛しよう体(4)がXB軸f
i1. YB軸(2)、 ZB軸(3)カそレソh−X
R軸QII。
YR軸(lz、 ZR軸α3に一致するような姿勢をと
っていることを仮定したが、実際には宇宙飛しよう体(
4)が慣性空間に対しである一定の姿勢を保持する限り
どのような姿勢をとっても構わない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、慣性空間に対して一
定の姿勢を保つ第1のイナーシャと中心天体に対して一
定の姿勢を保つ宇宙飛しよう体に固定された第2のイナ
ーシャを設け、これら2つのイナーシャによって発生す
る慣性乗遺と中心天体の重力場の間の相互作用によって
生じる重力傾度トルクを利用して、宇宙飛しよう体が有
する角運動量の長期的な変動を補償するようにしたので
磁場をもたない中心天体を周回する宇宙飛しよう体にお
いても制御力を得ることが可能であり、かつ従来の磁場
トルカに見られるような磁場の変動の影響を受けずに簡
単な制御則で高精度の制御力を得ることができ、また従
来のスラスタのように有限な資源である推薬等を消費す
ることなく角運動量制御が可能になるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による宇宙飛しよう体の姿
勢制御装置の構成図、第2図はこの発明の前記一実施例
の作用・動作を説明するための座標系の定義図、第3図
及び第4図はこの発明の一実施例における第1のイナー
シャの効果を示す説明図、第5図は同じくこの発明の一
実施例における第2のイナーシャの効果を示す説明図、
第6図はこの発明の他の実施例による宇宙飛しよう体の
姿勢制御装置の構成図、第1図及び第8図は、それぞれ
従来の装置であるスラスタ及び磁気トルカの構成例を示
す図である。 図において、 (1)、 (2)、 (3)はそれぞれ
宇宙飛しよう体(4)のロール軸、ピッチ軸及びヨー軸
、(5)は第1のイナーシャ、(6)は駆動シャフト、
(7)は駆動装置、(8)は第1のイナーシャ(5)の
宇宙飛しよう体(4)に対する相対回転角速度、(9)
は第2のイナーシャ。 αQは固定シャツ)、(Iυ、+43.α3はそれぞれ
軌道基準座標系のXR軸、 YR軸及びZR軸、 a4
1は中心天体、αっけ中心天体の赤道面、αeは宇宙飛
しよう体(4)の軌道の昇交点、αηは中心天体α瘤の
中心、α樟は宇宙飛しよう体(4)の軌道面、顛は宇宙
飛しよう体(4)の緯度引数、翰は宇宙飛しよう体(4
)の質量中心。 Qυ、(2)、(至)はそれぞれ軌道座標系のXO軸、
 yo軸及びzO軸、c+i、I2!9.(至)はそれ
ぞれ慣性乗積IYZ  、  xxy 及びIXZ  
により生じる重力傾度トルク、@、@はそれぞれ第1の
イナーシャ(5)及び第2のイナーシャ(9)の慣性乗
積可変機構、@はスラスタ、(至)は電磁パルプ、3υ
は配管、 C37Jは推薬り7.り、+33.c#はそ
れぞれXB軸(11及U YB 411(2) K平行
な磁気モーメントを発生する磁気トルカである。 なお9図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)慣性空間に対して一定の姿勢をとつて中心天体の
    回りを周回する宇宙飛しよう体において、宇宙飛しよう
    体に固定されて慣性空間に対して一定の姿勢を保ちつつ
    宇宙飛しよう体のピッチ軸を含み慣性空間に固定された
    ある面内に一定の慣性乗積を発生するように制御された
    第1のイナーシャと宇宙飛しよう体に取付けられ宇宙飛
    しよう体に対して相対的に回転することによつて中心天
    体に対して一定の姿勢を保ちつつ宇宙飛しよう体のロー
    ル/ヨー面内に一定の慣性乗積を発生する第2のイナー
    シャを備え、これらのイナーシャと中心天体の間の重力
    の相互作用によつて、宇宙飛しよう体の角運動量の長期
    的な変動を補償することを特徴とする宇宙飛しよう体の
    姿勢制御装置。
  2. (2)第1及び第2のイナーシャの宇宙飛しよう体に対
    する相対位置または角度を地上からのコマンドにより動
    かして、これらのイナーシャが発生する慣性乗積を変え
    ることができるようにしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項記載の宇宙飛しよう体の姿勢制御装置。
  3. (3)第1及び第2のイナーシャの宇宙飛しよう体に対
    する相対位置または角度を軌道上における角運動量推定
    結果に基づいてオンボードで動かして、これらのイナー
    シャが発生する慣性乗積を自動的に調整することを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の宇宙飛しよう体
    の姿勢制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2658070C2 (ru) * 2016-04-18 2018-06-19 Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Национальный исследовательский Томский политехнический университет" Комбинированная гравитационная система ориентации малого космического аппарата
FR3131281A1 (fr) * 2021-12-23 2023-06-30 Thales Systeme d'equilibrage du centre d'inertie d'un satellite de telecommunications.

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61268600A (ja) * 1985-03-20 1986-11-28 スペ−ス・インダストリ−ズ・インコ−ポレ−テツド 2個の飛行モ−ドを選択できる宇宙船とその姿勢制御方法

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