JPH0194095A - ボート推進装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明の分野はボート推進装置であり、−層詳しくは、
ボート内部に搭載したエンジンを有し、ボートの下で揺
動して舵取り、トリミング／チルティングを行なう駆動
装置にボートの底面を貫いて取り付けであるボート推進
装置の取り付け、舵取りおよびトリミング／チルティン
グに関する。

［従来技術とその問題点］ 駆動装置の舵取り、トリミングを行なう従来のボート推
進装置には船尾駆動装置と船外機がある。船尾駆動装置
はボートの内部に搭載したエンジンとボートの後部にあ
る駆動装置とを有する。

船外機というのはボートの外部に装着したエンジン、駆
動装置からなるユニット組立体である。

ボートの内部にエンジンを有し、ボートの下に駆動装置
を有する他の従来の推進装置ては駆動装置自体て舵取り
、トリミングを行なうことはない。

Ｌ、Ｊ、Ｊｏｈｎｓｏｎ等の米国特許第２゜２０９．３
０２号に、駆動装置の舵取りと駆動装置のチルティング
が記載されている。Ｌ、Ｊ、・Ｆａｇｅｏｌの米国特許
第２，９７６．８３６号および同第３，１６４，１２２
号には、ボート推進装置全体を一体に舵取り、トリミン
グすることを記載されている。

船尾駆動装置および船外機は推進装置として満足できる
ものであるか、大型て複雑であり、高価である。上記の
他の従来の駆動装置は船尾駆動装置と均等な舵取り、ト
リミングを行なう配置を得ることかないために特に望ま
いしいものてはない。

［発明の構成、効果］ 本発明においては、ボート推進装置の取り付け配置はボ
ートの下てボートの後部まで延びている駆動装置を支持
し、船体を垂直方向に貫く駆動連結を行なえるという利
点を得ることがてきる。この配置てはボート・トランツ
ムに比較的接近してエンジンを配置することかてき、ボ
ートの内部をより有効に利用できる。実際、エンジンの
垂直設置のためにボートの船尾に内部座席を設けること
がてきる。

ボートの下に、設置した駆動装置と共に舵取り組立体が
設けであり、この舵取り組立体か垂直なエンジンの軸線
上で駆動装置の舵取りを行ない、それによって、異なっ
た軸線を用いる場合に生しる困難を回避できる。また、
駆動装置の舵取りと共に、トリミング組立体を用いてお
り、このトリミング組立体は船外機あるいはそれと回正
量の船尾駆動装置の全体を持ち上げるようなことなしに
ボートの下で駆動装置をトリム、チルトすることがてき
る。トリムはトリム調節システムかトリム角、チルト角
を変える水平方向のとボットて行なわれる。究極的な設
計の簡略さを有する駆動伝達装置が可撓性のある継手と
共にこの水平方向ピボットを通過し、従来の駆動装置て
は実現てきない駆動伝達装置形態を提供する。この駆動
伝達装置の可撓性継手は駆動軸軸受によって囲み、それ
て支持するという便利さもある。

本発明の装置には、ボートの取り付け、舵取りおよびト
リム・チルト機構がエンジンおよび駆動装置と接してお
り、すえ付け、保守か簡単になるという利点もある。軸
受上て回転できる取り付け部が駆動装置を支持し、舵取
りアームをボート内部と連結しているのて、ボート舵取
りシステムからの操作のために接近が容易となり、取り
付け孔をシールしており、エンジンの駆動装置との堅固
な整合状態を維持し、船体の曲げを補正する別体の機構
か不要となる。

［好ましい実施例の詳細な説明］ Ｌ字形駆動装置 第１図から第６図までに船舶すなわちボート１１に装着
したボート推進装置すなわちＬ字形駆動装置１０か示し
である。このボート推進装置１０はエンジン１２、取り
付け組立体１３およびプロペラ駆動装置１４を包含する
。

エンジン１２は２サイクルまたは４サイクルいずれかの
内燃機関である。好ましい実施例ては、ＵＳマリンフォ
ース船外機で用いられているような８５馬力エンジンを
用いている。もっと高い馬力を得たいならば、ＵＳマリ
ンフォース船外機て用いられるような１２５馬力エンシ
ンを用いてもよい。エンジン１２は取り付け組立体１３
に取り付けることによって動かないようになっている。

好ましい実施例では、エンジン１２は垂直＠線上に取り
付けであり、後に説明するように動力伝達装置に連結し
である。

第２図から第５図に示すような取り付け組立体１３はエ
ンジン１２を取り付け組立体１３に取り付けるエンジン
取り付け部分１５と、この取り付け組立体をボート１１
に取り付けるためのボート取り付け部分１６と、駆動装
置１４を取り付け組立体１３に取り付けるための駆動取
り付け部分１７とを包含する。

第３図から第５図に示すようなエンジン取り付け部分１
６は間隔を置いた４つのエンジン・パッドすなわちマウ
ント１８であり、これらのマウントはエンジン・アダプ
タ・プレート１９から下方に突出している。アダプタ・
プレート１９はエンジン１２上の取り付けボルト・パタ
ーン（図示せず）に合わせてあってエンジン・クランク
軸を整合させる取り付けボルト・パターン（図示せず）
を包含する。

第２図から第５図に示す駆動装置１４は舵取り組立体２
０と、トリム調節システム２２を持つトリミング組立体
２１と、プロペラ駆動装置下方ユニット２３と、下方ユ
ニット・アダプタ２４と、駆動軸手段２５とを包含する
。駆動装置１４は取り付け組立体１３における垂直軸線
２６またはＳ−５まわりに側方に回転して舵取りすると
共に、水平方向軸線２７またはＴ−Ｔまわりに上下に回
動してトリム／チルトを行なう。

ボート取り付け部分１６は中央部材２８と、ボート連結
部材または取り付けフランジ２９と、中央部材２８と取
り付けフランジ２９の間にある弾性部材３０とを包含す
る。中央部材２８は下方締付け面３２を構成する下方部
分３３と上方締付け面３４を構成する上方部分３３とを
有する。取り付けフランジ２９は内側保持面３５と外側
取り付けフランジ面３６とを有する。弾性部材３０は下
方締付け面３２、上方締付け面３４、内側保持面３５の
間で締付けられた状態て位置する。りｉ件部材３０はＬ
字形駆動装置１０を全体的に支持しており、限られた量
の振動遮断を行なうようになっている。駆動装置取り付
け部分１７は舵取り部材３７であり、これは第５図、第
６図に示す中央部材２８内に間隔を置いて設けた軸受３
８内に回転自在に支持されている。

舵取り組立体２０は舵取り部材３７とこの舵取り部材３
７を回転させてボート１１の舵取りを行なう舵取りアー
ム４０とを包含する。舵取り部材３７には、第３図、第
５図に示すように、ほぼ管状の上方部分すなわち中空ス
ピンドル４２か形成しであり、このスピンドルは取り付
け組立体１３を貫いてその上方の位置までエンジン取り
付け部分１５内を上方へ延びている。舵取り部材３７は
軸線Ｓ−Ｓ上で回転する。

舵取りアーム４０はキーまたはスプライン（図示せず）
によって舵取り部材３７の中空スピンドル４２の頂に取
り付けであり、それと一体に回転するようになっている
。舵取りアーム４０は、第２図に示すように、エンジン
・マウント１８の間てエンジン取り付け部分１５内にお
いて中空スピンドル４２からほぼ水平方向外方に延びて
いる。

これら２つのエンジン・マウント１８は舵取りアーム４
０に回転舵取り範囲を与えるように間隔を置いて位置し
ており、エンジン・マウント１８の高さも舵取りアーム
４０のための高さ間隙を学えている。舵取りアーム４０
はボート舵取りシステムと連結しており、このボート舵
取りシステムか舵取り部材３７を回転させて駆動装置１
４の舵取りを行なう。

舵取り組立体２０はトリミング組立体２１のための水平
方向トリミング・ピボット４４を与える下方吊り下がり
部分、ヨークまたは下方トラニオン４８も包含する。

トリミング組立体２１は下方ユニット・アダプタ２４上
の上方トラニオン４３を包含し、この上方トラニオンは
アダプタ２４をトリミング・ピボット４４のところで舵
取り部材３７の下方トラニオン４５に枢着している。こ
れらのトラニオン４３．４５の重なり合った側面または
係合している側面は各々トラニオン・ピボット４４のと
ころにピボット・ピン４６を有する。トリミング組立体
２１はトリム調節システム２２も利用しており、これは
駆動装置１４の各側で舵取り部材３７のシリンダ・上方
ピボット４８と下方ユニット２３のシリンダ・下方とボ
ット４９の間に連結した液圧トリム・シリンダ４７を包
含する。この液圧トリム・シリンダ４９か作動すると、
駆動装置１４を整合したピボット・ピン４６まわりに上
下に回動させてトリム／チルトを行なわせる。

２つのトリム・シリンダ４７を図示したば、１つのシリ
ンダ４７だけでもよい。

第２図から第４図に示すように、下方ユニット２３４は
プロペラ５０と、逆転クラッチおよび歯車装置（図示せ
ず）を含むプロペラ軸と、キャビテーション防止プレー
ト５１と、このキャビテーション防止プレート５１の下
にあるトリム・フィン５２とを包含する。この下方ユニ
ット２３は船外機で用いられる公知構造のものである。

好ましい下方ユニット２３としては米国マリンフォース
船外機て用いられている８５馬力の下方ユニットかある
。

第５図に示すように、下方ユニット・アダプタ２４は下
方ユニット２３の頂に取り付けであり、トリミング・ピ
ボット４４のところで下方ユニット２３からトリミング
組立体２１まで取外自在に接している。

第５図、第６図に示すように、駆動軸手段２５は第１ま
たは上方の垂直駆動軸５３と、第２または下方の駆動軸
５４と、これら駆動軸５３．５４の隣接端を連結する可
撓性継手または自在継手５５とを包含する。上方駆動軸
５３はエンジン・クランク軸５６とトリミング・ピボッ
ト４４の間にあり、下方駆動軸５４はトリミング・ピボ
ット４４と公知のように下方ユニット歯車装置に取り付
けた下方ユニット２３の間にある。上方駆動軸５３は外
歯スプライン５７を包含し、この外歯スプラインはエン
ジン・クランク軸５６にある内歯スプライン５８と摺動
かみ合いしている。下方駆動軸５４はプロペラ軸か水平
方向にあるときほぼ垂直となる。上方駆動軸５３は垂直
軸線Ｓ−８上に位置している。下方駆動軸５４はトリム
／チルト時に自在継手５５のところで上方駆動軸５３か
ら下方に傾いている。上下の駆動軸５３．５４はトリミ
ング・ピボット４４の軸線Ｔ−Ｔに対して直角の平面と
同一平面にある。

駆動軸の上方軸受支持体５９かエンジン取り付け部分１
５の吊り下がり部分として設けである。

この上方軸受支持体５９は中空スピンドル４２と上方駆
動軸５３の間のスペース内にアダプタ・プレート１９か
ら下向きに延びる中空部材として形成しである。上方軸
受支持体５９の下端は自在継手５５に隣接して位置して
いて上方駆動軸５３の支えとなる上方軸軸受６０を収容
している。

下方駆動軸軸受支持体６１が下方ユニット・アダプタ２
４から上方トラニオン４５と下方駆動軸５４の間のスペ
ース内に上向きに延びる中空部材として設けである。上
方軸受支持体５９の上端は自在継手５５に隣接して位置
していて下方駆動軸５４の支えとなる下方駆動軸軸受６
２を収容している。

舵取り組立体およびトリミング組立体には中央通路が形
成しであり、これは駆動軸手段２５、特に第５図に示す
ように自在継手５５まわりの閉じた隔室または囲い６３
を形成している。この囲い６３は舵取り部材３７内部か
ら下方ユニット・アダプタ２４内まで下方に延びている
。舵取り部材３７内の管状上端部６４が囲い６３の上部
を形成し、上方トラニオン４５間の管状下端部６５か囲
い６３の下端を形成している。可撓性のあるカバーすな
わち自在継手ベローズ６５が上端部６４と下端部６５の
間を延びていて自在継手５５を覆っている。ベローズ６
６は上下端部６４．６５上を滑らせてホース・クランプ
６７てそこに留めた弾力性のある管状コネクタである。

囲いは自在継手５５を水から保護している。

このＬ字形駆動装置１０は、他に、下方ユニット２３内
のクラッチ（図示せず）を作動させるシフト組立体く図
示せず）と、躯動軸駆動式ポンプ（図示せず）を含むエ
ンジン水冷システムと、エンジン排気系６８とを包含す
る。

ボート 第１ａ図、第１ｂ図、第１Ｃ図に示すように、ボート１
１はプレーニング船体７０とほぼ垂直に直立したトラン
ツム７１を包含する。船体７０４よ底部プレーニング面
７２とトランツム７１に隣接した空所７３とを包含する
。この空所７１は船体７０内を上方に延びており、トラ
ンツム７１にあるノツチ７４を貫通する開口端を有する
。

空所７３は第１の主文側壁７５と、＄２の名文側壁７６
と、第３の前壁７７とからなる。前壁７７はトランツム
７１と同様に垂直方向へ直立していると好ましい。前壁
７７は駆動装置１４に対しててきるたけ後方に離れて設
けであり、駆動装置１４の前方に最大の底部プレーニン
グ面７２を与えている。第４図に示すように、孔７８か
空所７３の頂７９に形成しであり、ここに取り付け組立
体１３を取り付ける。

舵取り・トリミング・システムの動作 り字形駆動装置１０の舵取り、トリミングは容易に行な
える。ボート１１の舵取りを行なうためには、操縦者は
ボート舵取りホイールを回し、ボート舵取りシステムを
作動させて駆動装置１４を旋回させる。ボート１１をト
リミングするときには、操縦者はボート液圧システムを
操作して液圧トリム・シリンダ４７を付勢し、駆動装置
１４を昇降させる。駆動装置１４の舵取りは水平軸線Ｔ
−Ｔまわりである。舵取りはトリミングまたはチルティ
ングとは完全に独立している。換言すれば、操縦者はい
がなるトリム位置ても舵取りを行なうことができ、また
、いがなる舵取り位置でもトリミングを行なうことがて
きる。

駆動装置１４の舵取りをさらに第３図、第５図を参照し
ながら説明する。舵取りアーム４０をボート１１の舵取
りシステムで動かしたとき、舵取り部材３７が回転して
駆動装置１４の舵取りを行なう。駆動装置１４の舵取り
か行なわれると、プロペラ推進力の向きか変わる。こう
して変（ヒしたプロペラ推進力はボート１１の向きを変
え、ボートを所望進路に向ける。第７図（底面図）にお
いて、駆動装置１４ａ（仮想線て示す）は左上側への舵
取りを示し、駆動装置１４ｂ（仮想線て示す）は左上側
への舵取りを示している。

駆動装置のトリミングをさらに第８図を参照しながら説
明する。駆動装置１４をトリミングしようとしていると
きには、それを水平ピボット軸線２７またはＴ−Ｔまわ
りに上下に揺動させる。この駆動装置１４の揺動てプロ
ペラ推進力の方法の角度か変わり、ボートの船首を昇降
させる。ボート停止状態からオン・ブレーン状態までの
プロペラ推進力の角度方向の範囲はトリムの範囲をほぼ
定める。チルト範囲は最大アップ・トリムまたはアウト
・トリム位置から最高位置まで上向きである。チルト範
囲は、プロペラを交換したり、輸送または保管のために
水面からトレーラ上にボート１１を引き上げるときに駆
動装置１４を引き上げたりするのに使用される。プロペ
ラ推進力は普通はチルト範囲ては使用せず、舵取り作用
は生じない。＄８図において、駆動装置１４ａ（仮想線
で示す）はほぼ作動しているトリム位置を示し、駆動装
置１４ｂ（仮想線で示す）はほぼアップチルト位置を示
す。

本発明の実施例を図示し、説明してきたが、発明の概念
から逸脱することなく変更可能であることは当業者てあ
れば明らかであろう。したがって、本発明が添付の特許
請求の範囲およびその均等物以外の制限を受けないこと
は了解されたい。

【図面の簡単な説明】

第１ａ図は本発明のボート推進装置の全体側面図である
。 第１ｂ図は第１ａ図のボート推進装置の全体端面図であ
る。 第１ｃ図は第１ａ図のボート推進装置およびボートの全
体底面図である。 第２図は本発明のボート推進装置の正面図である。 第３図は第２図のボート推進装置の右側面図である。 第４図は第２図に示したボート推進装置の背面図である
。 第５図は第３図に示したボート推進装置の横断面図であ
る。 第６図は第２図に示したボート推進装置の横断面図であ
る。 第７図は第１ｃ図と同様の断片底面図であり、ボート推
進装置の舵取り範囲を示す図である。 第８図は第１ａ図と同様の断片側面図であり、ボート推
進装置のトリム／チルト範囲を示す図である。 図面において、１０・・・駆動装置、１１・・・ボート
、１２・・・エンジン、１３・・・取り付け組立体、１
４・・・プロペラ駆動装置、１５・・・エンジン取り付
け部分、１６・・・ボート取り付け部分、１７・・・駆
動装研取り付け部分、１８・・・マウント、１９・・・
エンジン・アダプタ・プレート、２０・・・舵取り組立
体、２２・・・トリム調箇システム、２３・・・プロペ
ラ駆動下方ユニット、２４・・・下方ユニット・アダプ
タ、２５・・・駆動軸手段、２６・・・垂直軸線、２７
・・・水玉軸線、２８・・・中央部材、２８・・・ボー
ト連結部材、３０・・・弾性部材、３２・・・下方締付
け面、３４・・・上方締付け面、３７・・・舵取り部材
、４０・・・舵取りアーム、４２・・・中空スピンドル
、４３−・・上方トラニオン、４４・・・水平トリミン
グ・ピボット、４５・・・下方トラニオン、４６・・・
ピボット・ビン、４７・・・液圧トリム・シリンダ、５
０・・・プロペラ、５１・・・キャビテーション防止プ
レート、５２・・・トリム・フィン、５３・・・上方駆
動軸、５４・・・下方駆動軸、５５・・・自在継手、５
６・・・クランク軸、７０・・・プレーニング船体、７
１・・・トランツム、ア３・・・空所

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）、ボートのための推進装置であって、ボート内部
   に設置したエンジンと、ボートの底面の下に設置したプ
   ロペラ駆動装置と、前記エンジンと前記駆動装置の間に
   設けてあり、中央部材部分を包含する取り付け組立体と
   、前記駆動装置をこの取り付け組立体に回転自在に連結
   する舵取り組立体であり、ほぼ垂直の軸線に沿って前記
   取り付け組立体を貫いて上方へ延びる管状部分を有する
   舵取り組立体と、前記舵取り組立体からの限られた水平
   方向揺動範囲を与えるように前記駆動装置を前記舵取り
   組立体に連結するトリミング装置と、前記駆動装置を前
   記エンジンに駆動連結する駆動軸手段とを包含するボー
   ト推進装置。 （２）、請求項１記載のボート推進装置において、前記
   中央部材部分および前記管状部分が協働する軸受支持体
   を包含し、前記舵取り組立体がこの協働する軸受支持体
   内に設けた軸受を包含し、この軸受が前記中央部材内に
   前記ほぼ垂直の軸線まわりに回転できるように前記舵取
   り組立体を回転自在に支持していることを特徴とするボ
   ート推進装置。 （３）、請求項１記載のボート推進装置において、前記
   駆動軸手段が前記取り付け組立体を介して駆動連結され
   た上方駆動軸を包含し、この上方駆動軸が前記舵取り部
   材に形成した駆動軸通路を貫いて設けてあることを特徴
   とするボート推進装置。 （４）、請求項３記載のボート推進装置において、前記
   上方駆動軸および前記舵取り部材が前記取り付け組立体
   に対して相対回転できるように同心に設置してあること
   を特徴とするボート推進装置。 （５）、ボートのための推進装置てあって、ボート内部
   に設置したエンジンと、ボートの底面の下に設置したプ
   ロペラ駆動装置と、前記エンジンと前記駆動装置の間に
   ある取り付け組立体と、前記駆動装置を前記取り付け組
   立体に回転自在に連結している舵取り組立体であり、前
   記駆動装置に水平方向に回動できるように連結した吊り
   下がり部分および駆動軸通路を有する舵取り組立体と、
   この舵取り組立体と水平方向に回動できるように連結し
   た上方突出部分を有し、前記駆動装置を水平方向に揺動
   できるように支持しているトリミング組立体とを包含す
   るボート推進装置。 （６）、請求項５記載のボート推進装置において、前記
   舵取り組立体および前記トリミング組立体がそれらの間
   に共通の通路を有し、この通路が駆動軸囲いを形成して
   いることを特徴とするボート推進装置。 （７）、請求項６記載のボート推進装置において、前記
   吊り下がり部分間にある下端部と、前記上方突出部分間
   にある上端部と、これら上端部、下端部間に密封連結し
   た可撓性のある駆動軸ハウジングとをさらに包含するこ
   とを特徴とするボート推進装置。 （８）、ボートのための推進装置であって、ボート内部
   に設置したエンジンと、ボートの底面の下に設置したプ
   ロペラ駆動装置と、前記エンジンと前記駆動装置の間に
   ある取り付け組立体と、前記駆動装置を、舵取りの場合
   にはほぼ垂直軸まわりの回転ができるように、トリミン
   グの場合にはほぼ水平軸まわりの回転ができるように前
   記取り付け組立体に連結している舵取り兼トリミング組
   立体であり、トリミング中に密閉囲いを与える駆動軸通
   路手段を包含する舵取り兼トリミング組立体と、前記エ
   ンジンを前記駆動軸通路手段を通して前記駆動装置と駆
   動連結する駆動軸手段とを包含することを特徴とするボ
   ート推進装置。 （９）、請求項８記載のボート推進装置において、前記
   駆動軸手段が上方駆動軸、下方駆動軸およびこれら上下
   の駆動軸を連結する自在継手を包含し、前記上下の駆動
   軸および前記自在継手が前記舵取り、トリミング中に駆
   動力伝達を行なうように前記駆動軸通路手段内に設置し
   てあることを特徴とするボート推進装置。 （１０）、請求項９記載のボート推進装置において、前
   記自在継手が前記舵取り兼トリミング組立体の可撓性部
   分内に設置してあり、この可撓性部分が前記トリミング
   中に撓むようになっていることを特徴とするボート推進
   装置。 （１１）、ボートのための推進装置であって、ボートの
   内部に設置したエンジンと、ボートの底面の下に設置し
   たプロペラ駆動装置と、前記エンジンと前記駆動装置の
   間に設けてあり、ボートと連結するボート取り付け部分
   を包含する取り付け組立体と、前記駆動装置を前記取り
   付け組立体に連結し、前記取り付け組立体内でほぼ垂直
   の軸線まわりに回転するようになっている舵取り組立体
   と、前記駆動装置を限られた水平方向揺動範囲を与える
   ように前記舵取り組立体に連結するトリミング組立体と
   、前記エンジンを前記駆動装置に駆動連結し、前記ほぼ
   垂直な軸線と同軸に前記取り付け組立体まわりに駆動連
   結する上方駆動軸を包含する駆動軸手段とを包含するこ
   とを特徴とするボート推進装置。 （１２）、請求項１１記載のボート推進装置において、
   前記駆動取り付け組立体がボート底面に取り付けたボー
   ト・コネクタと、前記駆動取り付け部分とボート・コネ
   クタの間に取り外し自在に設置した保持部材とを包含す
   ることを特徴とするボート推進装置。 （１３）、請求項１２記載のボート推進装置において、
   保持部材が弾力性を持ち、駆動装置からボートまでの密
   封兼振動遮断を行なうことを特徴とするボート推進装置
   。 （１４）、請求項１２記載のボート推進装置において、
   中心部材、ボート・コネクタのうちの一方が間に前記保
   持部材を締付ける２つの対向した部分を包含し、これら
   対向した部分の一方が前記ボート・コネクタから前記中
   央部材を外せるように取り外し自在となっていることを
   特徴とするボート推進装置。 （１５）、ボートのための推進装置であって、ボート内
   部に設置したエンジンであり、クランク軸を垂直方向に
   位置させ、クランク軸の出力端を下にして配置したエン
   ジンと、ボートの底面の下に設置したプロペラ駆動装置
   と、前記エンジンと前記駆動装置の間に設けてあり、エ
   ンジンを取り付けるためのエンジン取り付け部分を包含
   する取り付け組立体と、前記駆動装置を前記取り付け組
   立体に連結する舵取り組立体であり、前記取り付け組立
   体と一緒にほぼ垂直な軸線まわりに回転するようになっ
   ており、舵取りアームを固定した舵取り組立体を包含す
   る舵取り組立体と、前記エンジンを前記駆動装置に駆動
   連結し、前記ほぼ垂直な軸線と同軸に前記取り付け組立
   体を介して駆動連結した上方駆動軸を包含する駆動軸手
   段とを包含することを特徴とするボート推進装置。 （１６）、請求項１５記載のボート推進装置において、
   前記エンジン取り付け部分が間に垂直方向高さ間隙と回
   転間隙を与える上方に延びたまうんとを包含し、所望の
   舵取り範囲内の前記舵取りアームの回転を許すようにな
   っていることを特徴とするボート推進装置。（１７）、
   請求項１６記載のボート推進装置において、前記駆動軸
   手段が前記ほぼ垂直な軸線と同軸の上方駆動軸を包含し
   、この上方駆動軸が前記エンジンのクランク軸の前記出
   力端と同軸に連結していることを特徴とするボート推進
   装置。 （１８）、請求項１７記載のボート推進装置において、
   前記連結が前記エンジン取り付け部分内で行なわれてい
   ることを特徴とするボート推進装置。 （１９）、請求項１７記載のボート推進装置において、
   前記連結が前記クランク軸出力端内の内歯スプラインと
   前記クランク軸の上端にある外歯スプラインであること
   を特徴とするボート推進装置。 （２０）、請求項１６記載のボート推進装置において、
   前記上方駆動軸の下端に連結した自在継手をさらに包含
   し、この自在継手が前記水平方向のトリミング軸線まわ
   りに駆動角度変化を与えることを特徴とするボート推進
   装置。 （２１）、請求項１６記載のボート推進装置において、
   前記エンジン取り付け部分が前記上方に延びたマウント
   と前記エンジンの取り付け手段の間に取り外し自在に取
   り付けたエンジン・アダプタ部材を包含することを特徴
   とするボート推進装置。 （２２）、ボートのための推進装置であって、ボート内
   部に設置したエンジンと、ボートの底面の下に設置した
   プロペラ駆動装置と、前記エンジンと前記駆動装置の間
   にある取り付け組立体と、前記駆動装置を前記取り付け
   組立体に回転自在に連結し、吊り下がった第１トラニオ
   ンを有する舵取り組立体および前記駆動装置を前記舵取
   り組立体に連結し、上方に延びる第２トラニオンを有す
   るトリミング組立体からなる舵取り・トリミング組立体
   であり、前記第１トラニオンが共通の水平方向のピボッ
   ト手段のところで前記第２トラニオンと係合していて前
   記駆動装置の上向きの揺動を行なえるようにしてあり、
   さらに、駆動軸囲いを有する舵取り・トリミング組立体
   と、上方駆動軸、下方駆動軸およびこれら上下の駆動軸
   を連結する自在継手を包含し、これら上下の駆動軸およ
   び自在継手が前記駆動軸囲い内に位置している駆動軸手
   段とを包含することを特徴とするボート推進装置。 （２３）、請求項２２記載のボート推進装置において、
   前記上下の駆動軸が前記自在継手に隣接して前記囲い内
   にある駆動軸軸受によって回転自在に支持されているこ
   とを特徴とするボート推進装置。 （２４）、請求項２３記載のボート推進装置において、
   前記自在継手に隣接した前記囲いが可撓性のあるベロー
   ズ式管状コネクタであり、この管状コネクタが前記駆動
   装置が前記水平方向ピボット手段まわりの揺動してトリ
   ミングを行なっているときに前記自在継手と触れないよ
   うに屈曲することを特徴とするボート推進装置。 （２５）、ボートのための推進装置であって、ボート内
   部に設置したエンジンと、ボートの底面の下に設置した
   プロペラ駆動装置であり、第１のトリム・シリンダ取り
   付けピボットを有するプロペラ駆動装置と、前記エンジ
   ンと前記駆動装置の間にある取り付け組立体と、ほぼ垂
   直な軸線まわりに回転できるように前記取り付け組立体
   内で前記駆動装置を支持している舵取り部材であり、前
   記取り付け組立体の下に第２のトリム・シリンダ取り付
   けピボットを有する舵取り組立体と、トリム・シリンダ
   手段のまわりに回転できるように前記駆動装置を前記舵
   取り組立体に連結したトリミング組立体であり、トリム
   各を換えるようにほぼ水平方向の軸線まわりに前記駆動
   装置を回転させるトリミング組立体と、前記エンジンを
   前記駆動装置に駆動連結する駆動軸手段とを包含するこ
   とを特徴とするボート推進装置。 （２６）、請求項２５記載のボート推進装置において、
   前記第１、第２のトリム・シリンダ取り付けピボットが
   前記トリム・シリンダ手段によって前記トリム・シリン
   ダ手段とほぼ完全なイン・トリム状態で引っ込み得るよ
   うに連結してあり、前記シリンダ手段が前記駆動装置を
   持ち上げ得るように延びていることを特徴とするボート
   推進装置。