JPH019377Y2 - - Google Patents

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JPH019377Y2
JPH019377Y2 JP1982175110U JP17511082U JPH019377Y2 JP H019377 Y2 JPH019377 Y2 JP H019377Y2 JP 1982175110 U JP1982175110 U JP 1982175110U JP 17511082 U JP17511082 U JP 17511082U JP H019377 Y2 JPH019377 Y2 JP H019377Y2
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JP
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feed screw
feed
safety cover
cutting
crop
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JP1982175110U
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JPS5977823U (ja
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
  • Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コーンハーベスタ等の長稈作物収穫
機に関する。
例えば、コーンハーベスタは、略直立している
コーンを進行方向(前方向)に若干倒しながら、
その根元近傍を切断送り装置により切断し、切断
されたコーンをその根元側から細断装置へ送つて
細断するよう構成されている。そして上記切断送
り装置へのコーンの送りを円滑ならしめるため
に、切断送り装置の前方に左右一対のフイードス
クリユからなる案内送り装置が設けられている
(例えば、実開昭55−56537号公報参照)。
従来、上記案内送り装置のフイードスクリユは
露呈したままであり極めて危険であつた。しかも
このフイードスクリユにコーンがからみ付き損傷
の原因になつていた。
そこで、本考案は、上記問題点に鑑みて案出さ
れたものであり、案内送り装置の安全性を確保す
ると共に、コーン等の長稈作物がフイードスクリ
ユにからみ付かないようにした長稈作物収穫機を
提供することを目的とする。
前記目的達成のため本考案の長稈作物収穫機
は、圃場に植られた長稈作物を移動しながら収穫
するものであつて、進行方向に沿つて前記作物を
案内するためのフイードスクリユ20を備えた案
内送り装置8と、該案内送り装置8により案内さ
れてきた作物の根元を切断して進行方向後方に送
るための左右一対の送りローラ12と該送りロー
ラ12の下端部に設けられた切断刃13とを備え
た切断送り装置7と、該切断送り装置7により切
断されて後方に送られてきた作物を細かく切断す
る細断装置6とを具備した長稈作物収穫機におい
て、 前記フイードスクリユ20をその上部から外側
にわたつて被覆する安全カバー26がフイードス
クリユ20の全長にわたつて設けられ、該安全カ
バー26の上部の内端縁26aは、フイードスク
リユ20の頂部20a近傍に微少間隙をもつて対
面し、該安全カバー26は、その内端縁26aか
ら略水平状に外方に延出する水平部26bと、該
水平部26bから下方に向かい更に内側に向う湾
曲部26cとから構成され、該湾曲部26cの下
端縁26dはフイードスクリユ20よりも下方に
位置し、フイードスクリユ20の外側面と安全カ
バー26の前記湾曲部26c間に大きな空間Sが
形成されている点を特徴とする。
以下、本考案の実施例を図面に基き詳述する。
第1図及び第2図において、コーンハーベスタ
1はトラクタ2に三点リンク機構3を介して装着
されている。このトラクタ2は図例では前後進型
トラクタが示されており、後進用として使用され
ている。トラクタ2の動力は、PTO軸4から自
在連結継手軸5を介してコーンハーベスタ1に伝
達される。
上記コーンハーベスタ1は、細断装置6、切断
送り装置7及び案内送り装置8を備えてなり、案
内送り装置8の前方に図示省略の引起し装置、デ
バイダ等が装着されている。
細断装置6は、ケーシング9内に横軸回りに回
転するフライホールを有し、該フライホールは前
記トラクタ2の動力により駆動される。この細断
装置6は、フライホールに設けられた回転刃と、
ケーシング9内に固定された固定刃間でコーンを
細断するものであり、ケーシング9の前面下部に
は、コーンを送り込むための供給口が開設されて
いる。ケーシング9の上部には吹上シユート10
が接続されている。
上記細断装置6の前方に設けられた切断送り装
置7は、縦軸11により支持された左右一対の送
りローラ12を有し、第3・4図にその詳細を示
すように、この各送りローラ12の下端部に星形
状の切断刃13が、コーンCの根元近傍を切断す
るよう取付けられている。各縦軸11は、ケーシ
ング9の前面上部に取着された上部伝動ケース1
4と、ケーシング9の前面下部に取着された下部
軸受部材15とによつて回転自在に支持され、か
つ伝動ケース14内の伝動機構16を介して前記
フライホールから動力が伝達され、刈取つたコー
ンCを前倒ししながら後方に移送すべく、互いに
逆方向に回転駆動される。
送りローラ12の外周面には送り突起17が複
数本上下方向にわたつて設けられ、該突起17は
下方に行くに従い開拡するテーパ状に形成されて
いる。これらの突起17を含めて送りローラ12
の外周面にゴム等からなる弾性材の外皮筒18が
外套され、この外皮筒18は突起17により固定
されている。
このように送りローラ12の外周を弾性材の外
皮筒18でテーパ状に被覆することにより、外皮
筒18が伸縮してコーンCの送り性を向上させ
る。またテーパ状とすることにより、コーンCの
送り量が増大したとき、コーンCが上方に間隙の
大きい所に逃げるので、送りローラ12に異常負
荷が生じずコーンCの送りを均等化することがで
きる。
送りローラ12の下方を支持する下部軸受部材
15は、各送りローラ12に対応して個別に設け
られ、左右一対の下部軸受部材15間には、コー
ンCの根元が通過できる間隙が設けられている。
この下部軸受部材15と切断刃13との上下方向
の間隙には、雑草等が巻き付くので、該巻き付き
を防止するための遮蔽板19が内側から上記間隙
を閉塞すべく設けられている。
上記切断送り装置7の前方に設けられた案内送
り装置8は、後上りでかつ前方に向つて開拡する
左右一対のフイードスクリユ20を有し、該フイ
ードスクリユ20は、前方細り状のテーパ筒に成
形され、この筒外周面に螺旋状の突状21が設け
られている。フイードスクリユ20の後端部は、
前記伝動ケース14から前方に向つて突出する駆
動軸22に自在連結継手23を介して回転自在に
連結され、前端部は軸受装置24に回転自在に支
持されている。この軸受装置24は、前記ケーシ
ング9の両側下部に固定されて前方に延出する左
右一対の支持枠25に固定されている。上記フイ
ードスクリユ20は、この間にコーンCをだき込
み螺旋突状21に沿つて後方に送るべく、互いに
逆方向に回転駆動される。
上記フイードスクリユ20の上部から外側部に
わたつて該フイードスクリユ20を被覆する左右
一対の安全カバー26がフイードスクリユ20の
全長にわたつて設けられている。第5図にその詳
細を示すように、安全カバー26の内端縁26a
は、フイードスクリユ20の頂部20aから少し
外方に位置し、その高さは頂部20aと略同一で
ある。即ち、安全カバー26の内端縁26aは、
フイードスクリユ20の頂部20a近傍に位置し
て、該内端縁26aはフイードスクリユ20に対
して狭い間隙をもつて対面している。
前記安全カバー26は、その内端縁26aから
略水平状に外方に延出する水平部26bを有し、
該水平部26bから下方に向つた後、内側に向う
湾曲部26cに形成され、該安全カバー26の下
端縁26dはフイードスクリユ20の下方に位置
して、前記支持枠25に固定されている。しかし
て、フイードスクリユ20の外側面と安全カバー
26の湾曲部26c間に大きな空間Sが形成され
ている。
この様な安全カバー26を設けることにより、
第5図の仮想線で示すように、コーンCが側方に
倒れてフイードスクリユ20上に覆いかぶさつて
も、安全カバー26により支持され、コーンCの
先端部がフイードスクリユ20に巻き込まれるこ
とがなくなる。そして、安全カバー26の水平部
26bは、コーンCの垂れ下がりを有効に防止し
て、フイードスクリユ20の案内性能を有効なら
しめる。また、安全カバー26の内端縁26aと
フイードスクリユ20とは微少間隙をもつて対面
しているため、両者の間からコーンCが進入し難
いので、コーンCの巻き込みが有効に防止され
る。また、湾曲部26cにおいて大きな内部空間
Sが形成されているので、万一、コーンCが前記
間隙を通つて巻き込まれたとしても、安全カバー
26内で詰まることなくなり、送り性能が阻害さ
れることがない。
また、安全カバー26の下端縁26dはフイー
ドスクリユ20の下方に位置しているので、外側
方のコーンの巻き込みを有効に防止し、分草性を
向上させることになり、従来の分草稈が不要とな
る。
上記安全カバー26の後端部上面には、第1,
2図に示すように弾性杆27が前方に向つて開拡
する八の字状に設けられている。図例では、この
弾性杆27にピアノ線が用いられている。
このような弾性杆27を安全カバー26に設け
ることにより、コーンCの前倒れが防止される。
即ち第1図に示すように、フイードスクリユ20
で送られたコーンCを、切断刃13で切断した
際、コーンCは前倒れし、その先端部は地面に接
地し、送りローラ12で送られることにより、コ
ーンCの先端部は再度切断刃13で切断され、細
断装置6に送り込まれなくなる。しかし、上記弾
性杆27を設ければ、コーンCは弾性杆27に支
持されて前倒れが防止され、送りローラ12によ
つて根元側より細断装置6に送られる。
尚、本考案は、上記実施例に限定されるもので
はない。
本考案によれば、フイードスクリユに安全カバ
ーを設け、その安全カバーの内端縁とフイードス
クリユの頂部近傍とを微少間隙をもつて対面させ
たので、コーン等の長稈作物が安全カバー内に引
き行まれるのを防止し、また万一、安全カバー内
に引き込まれても、安全カバーの湾曲部において
大きな内部空間が形成されているので、詰りが防
止され、フイードスクリユの送り性能が低下する
ことがない。また、安全カバーの上面は略水平状
であるから、長稈作物が側方に倒れ込んでも、水
平部で支承され、垂れ下がりが防止されるので、
フイードスクリユの送り性能が向上する。
更に、安全カバーの下端縁はフイードスクリユ
の下方に位置しているため、側方の長稈作物の巻
き込みも防止されるので、分草性能の向上が図れ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側面図、第2図
は同平面図、第3図は第2図−線断面図、第
4図は第3図−線断面図、第5図は第2図
−線断面図である。 1……コーンハーベスタ(長稈作物収穫機)、
6……細断装置、7……切断装置、8……案内送
り装置、12……送りローラ、20……フイード
スクリユ、26……安全カバー、26a……内端
縁、26b……水平部、26c……湾曲部、26
d……下端縁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 圃場に植られた長稈作物を移動しながら収穫す
    るものであつて、進行方向に沿つて前記作物を案
    内するためのフイードスクリユ20を備えた案内
    送り装置8と、該案内送り装置8により案内され
    てきた作物の根元を切断して進行方向後方に送る
    ための左右一対の送りローラ12と該送りローラ
    12の下端部に設けられた切断刃13とを備えた
    切断送り装置7と、該切断送り装置7により切断
    されて後方に送られてきた作物を細かく切断する
    細断装置6とを具備した長稈作物収穫機におい
    て、 前記フイードスクリユ20をその上部から外側
    にわたつて被覆する安全カバー26がフイードス
    クリユ20の全長にわたつて設けられ、該安全カ
    バー26の上部の内端縁26aは、フイードスク
    リユ20の頂部20a近傍に微少間隙をもつて対
    面し、該安全カバー26は、その内端縁26aか
    ら略水平状に外方に延出する水平部26bと、該
    水平部26bから下方に向い更に内側に向う湾曲
    部26cとから構成され、該湾曲部26cの下端
    縁26dはフイードスクリユ20よりも下方に位
    置し、フイードスクリユ20の外側面と安全カバ
    ー26の前記湾曲部26c間に大きな空間Sが形
    成されていることを特徴とする長稈作物収穫機。
JP17511082U 1982-11-18 1982-11-18 長桿作物収穫機 Granted JPS5977823U (ja)

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JP17511082U JPS5977823U (ja) 1982-11-18 1982-11-18 長桿作物収穫機

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JP17511082U JPS5977823U (ja) 1982-11-18 1982-11-18 長桿作物収穫機

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Publication Number Publication Date
JPS5977823U JPS5977823U (ja) 1984-05-26
JPH019377Y2 true JPH019377Y2 (ja) 1989-03-15

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ID=30381052

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JP17511082U Granted JPS5977823U (ja) 1982-11-18 1982-11-18 長桿作物収穫機

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61195614A (ja) * 1985-02-27 1986-08-29 株式会社クボタ メイズ等の収穫機

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS503815A (ja) * 1973-05-17 1975-01-16
JPS5034919A (ja) * 1973-07-20 1975-04-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5556537U (ja) * 1978-10-14 1980-04-17

Patent Citations (2)

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JPS503815A (ja) * 1973-05-17 1975-01-16
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