JPH0192743A - 写真定着廃液の処理方法 - Google Patents

写真定着廃液の処理方法

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JPH0192743A
JPH0192743A JP62249925A JP24992587A JPH0192743A JP H0192743 A JPH0192743 A JP H0192743A JP 62249925 A JP62249925 A JP 62249925A JP 24992587 A JP24992587 A JP 24992587A JP H0192743 A JPH0192743 A JP H0192743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silver
anion exchange
eluent
exchange resin
solution
Prior art date
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Pending
Application number
JP62249925A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Sugano
菅野 義則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nanao Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nanao Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nanao Kogyo Co Ltd filed Critical Nanao Kogyo Co Ltd
Priority to JP62249925A priority Critical patent/JPH0192743A/ja
Publication of JPH0192743A publication Critical patent/JPH0192743A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/44Regeneration; Replenishers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J49/00Regeneration or reactivation of ion-exchangers; Apparatus therefor
    • B01J49/05Regeneration or reactivation of ion-exchangers; Apparatus therefor of fixed beds
    • B01J49/07Regeneration or reactivation of ion-exchangers; Apparatus therefor of fixed beds containing anionic exchangers

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アニオン交換樹脂を用いた写真定着廃液の処
理方法に係り、特にアニオン交換樹脂によって写真定着
廃液中に含まれる銀錯イオンが除去されて写真定着液が
再生されるとともに、溶離液によってアニオン交換樹脂
に吸着された銀錯イオンが除去されてアニオン交換樹脂
が再生され、かつ溶離液中に溶離された1it=イオン
が回収されて溶離液が再生され、写真定着液、アニオン
交換樹脂ならびに溶離液が再使用できるのみならず、銀
錯イオンの回収も可能となる写真定着廃液の処理方法に
関する 〔従来の技術〕 写真定着廃液を再生処理する方法として、従来、この廃
液をアニオン交換樹脂と接触して廃液中のiMtMイオ
ンを吸着除去する方法が知られている。
この際、銀錯イオンを吸着したアニオン交換樹脂はチオ
硫酸リーグ、チオ硫酸アンモニウム等の溶離液により再
生処理され、銀錯イオンは溶離液中に溶離される。しか
し、この再生処理に使用される溶離液の量は樹脂量の数
十倍乃至百倍の量必要とされ、このため溶離液の再生使
用が望まれる。
溶離液の再生処理として、従来、鉄ウールにより溶離液
中からの脱銀を行う方法が考案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述の脱銀法では、溶離液中への鉄の溶解が起
こり、この溶離液を再使用する場合にはアニオン交換樹
脂の鉄による汚れが発生してしまい、このためアニオン
交換樹脂の酸による洗浄および水洗工程が必要となり、
工程が複雑となる。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明の目的はアニオン交換樹脂によって写真
定着廃液中に含まれる銀錯イオンが除去されて写真定着
液が再生されるとともに溶離液によってアニオン交換樹
脂に吸着された銀錯イオンが除去されてアニオン交換樹
脂が再生されることはもちろんのこと、溶離液中に溶離
された銀錯イオンが回収されて、溶離液が再生され、写
真定着液、アニオン交換樹脂ならびに溶離液が再使用で
きるのみならず、銀錯イオンの回収も可能となり、しか
も前記再生された溶離液には鉄の溶解がなく、前述の従
来技術に存する欠点を改良した写真定着廃液の処理方法
を提供することにある。
前述の目的を達成するため、本発明の写真定着廃液の処
理方法によれば、次の工程(イ)乃至(ニ)からなるこ
とを特徴とする。
(イ)銀錯イオンを含む写真定着廃液をアニオン交換樹
脂と接触させて前記廃液から一眼錯イオンを吸着除去し
、写真定着液を再生する工程。
(ロ)銀錯イオンの吸着された前記アニオン交換樹脂を
溶離液と接触させて前記アニオン交換樹脂から銀錯イオ
ンを溶離液中にt8離し、アニオン交換樹脂を再生する
工程。
(ハ)1m!8イオンを含む前記溶離液中に硫化物を銀
と当量添加して、溶離液中の銀錯イオンを硫化銀として
回収し、溶離液を再生する工程。
(ニ)前記再生されたアニオン交換樹脂を用いて前記(
イ)の工程を繰り返し、かつ前記再生された溶離液を用
いて前記(ロ)および(ハ)の工程を繰り返す工程。
以下、本発明を添付図面により詳述する。
図面は、本発明方法を実施するための装置の一具体的フ
ローシートを示す、1は写真定着廃液の貯蔵槽であって
、この中に銀錯イオンを含む使用済の写真定着廃液2が
貯蔵される。3はイオン交換塔であって、この中にアニ
オン交換樹脂4が装填される。貯蔵槽1とイオン交換塔
3は循環バイブ5によって連結され、貯蔵槽1内の写真
定着廃液2はポンプ6の作動によりこの循環パイプ5を
経由してイオン交換塔3内のアニオン交換樹脂4を通っ
て、貯蔵槽1およびイオン交換塔3間を循環する。この
とき写真定着廃液2はアニオン交換樹脂4と接触し、ア
ニオン交換樹脂4に廃液中の5tirイオンが吸着除去
されて再生され、貯蔵槽1中の写真定着廃液2はやがて
再生された写真定着液となる。この循環系統を図面では
Aとして示される。すなわち、循環系統Aは貯蔵槽1、
イオン交換塔3および貯蔵槽1の循環系統であり、写真
定着廃液2が循環バイブ5を経由して循環される。
Bはイオン交換塔2、脱銀反応槽7、沈降槽8およびイ
オン交換塔2の循環系統であって、チオ硫酸リーグ、チ
オ硫酸アンモニウム等の溶離液が循環される。
まず、循環系統Aの循環により銀錯イオンの吸着量が飽
和となうたアニオン交換樹脂4から残存液を抜き取った
後、このアニオン交換樹脂4に溶離液を通過、接触させ
、アニオン交換樹脂4に吸着されている銀錯イオンを溶
離液中に溶離する。
このとき、アニオン交換樹脂4はtat=イオンが除去
されて再生される。
銀錯イオンを含む溶離液は循環パイプ9を経由して脱銀
反応槽7に導かれ、溶離液10として反応槽7中に填充
される0次いで、溶離液10中に、貯蔵槽11に貯蔵さ
れた硫化ナトリウム等の硫化物12を、ポンプ13の作
動によりバイブ14を介して、溶離液10中の銀量と当
量、攪拌翼15で攪拌しながら添加する。この添加量は
イオウイオン電極16で溶離液10中のイオウイオンを
測定することにより定められる。このとき、溶離液lO
中の銀錯イオンは硫化物12と反応して硫化銀となり、
この硫化銀は沈降槽8で沈降物17として沈降除去され
、銀錯イオンが除去された上澄の溶離液18が再生され
るとともに沈降物17からは銀が回収される。
この再生された溶離液18はポンプ19の作動により濾
過8!20を経てイオン交換塔3に導かれ、再使用され
る。
本発明ではこのような循環系統Aならびに循環系統Bが
繰り返して行われる。
〔作用〕
循環系統Aにおいて、写真定着廃液2が循環されてアニ
オン交換樹脂4と接触し、廃液中の銀錯イオンはアニオ
ン交換樹脂4に吸着され、写真定着廃液が再生される。
一方、循環系統Bでは、アニオン交換樹脂4から残存液
を抜き取った後、溶離液が循環されてアニオン交換樹脂
と接触し、銀錯イオンを溶離液中に溶離除去してアニオ
ン交換樹脂を再生する。
さらに、銀錯イオンを含む溶離液は脱銀反応槽7中で硫
化物と反応して銀錯イオンが硫化銀となり、沈降槽8で
沈降除去され溶離液が再生されるとともに沈降物から銀
が回収される。
実施例−1 ン交換樹脂IIlを定着液に異種イオンの混入を防止す
るため、あらかじめ200g/ jチオ硫酸ナトリウム
液で前処理を行い、官能基をチオ硫酸型とした後、図面
に示すイオン交換塔lに充填した。市販白黒フィルム用
定着液でフィルムの定着処理を行い、液中の銀濃度が8
.4gzlとなった液11をポンプにより循環系統Aで
循環処理を行い、銀濃度0.1g/j!の再生定着液を
得た。
この再生定着液と新しい定着液で白黒フィルムの定着処
理を行い、定着後のフィルム濃度をマクベス濃度計で測
定したが、両者に差は認められず、再生液の再利用が可
能であった。
この方法で定着液中から脱銀処理を行いながら、フィル
ムの定着処理を繰り返し、文献により使用限界となる銀
濃度5g/lとなるまで定着処理を行った結果、アニオ
ン交換樹脂に45g/Ic樹脂)の銀が吸着され、通常
の液再生を行わない処理の場合の10倍のフィルムの定
着処理が可能であワた。
次いで、45g/l(樹脂)が吸着されたアニオン交換
樹脂の充填されたイオン交換塔から液を抜き取り、溶離
剤としてチオ硫酸ナトリウム400g/lを溶解した液
21を図面に示した脱銀反応槽、硫化銀沈降槽、イオン
交換塔を循環させた。脱銀反応槽ではイオウイオン電極
でイオウイオンが過剰とならないようにイオウイオンを
測定しながら100g/lの硫化ナトリウムを添加し、
i9j!il液から銀を硫化銀とし、次いで沈降槽で硫
化銀を沈降させ、硫化銀と溶離液を分離し、溶離液を再
使用するとともにアニオン交換樹脂再生を行った。結果
を表−1に示す。
表−1 これとは別に同一の銀吸着アニオン交換樹脂を溶離液の
再生を行わず同一組成の溶離液で再生を行った場合の再
生率と溶離剤使用量の関係を表−2に示した。
表−2 以上のように、本発明の場合、樹脂量の2倍の溶離液を
用い、アニオン交換樹脂の再生が99.9%行われたの
に対し、溶離液の再生使用を行わない通常の方法では、
樹脂量の100倍の溶離液を使用した時点の再生率で9
8.1%の値しか得られなかった。
このように本発明によれば、アニオン交換樹脂の再生に
使用する溶離液は少量で済み、非常に経済的な方法であ
る。
実施例−2 実施例−1で用いた装置を用い、実施例−1と同様、白
黒フィルム用定着液を交換塔で循環処理し、定着液中か
ら銀を除去しつつ、液中の銀濃度が5.0g/lとなる
まで白黒フィルムの定着処理を行い、次に実施例−1と
同様アニオン交換樹脂の再生を行った。このアニオン交
換樹脂による定着液の再生、銀吸着アニオン交換樹脂の
再生を3回繰り返し行った。結果を表−3に示した。
表−3 以上のように本発明により、写真定着液中からアニオン
交換樹脂を用い、銀除去を行い、定着液の再生使用が可
能であり、銀を吸着したアニオン交換樹脂の再生も多量
の溶離液を用いることなく再生が可能であり、経済的な
写真定着液の再生方法である。
なお、実験に用いた以外の官能基を持つアニオン交換樹
脂を用いた場合にも本発明を適用しうるのは当然である
〔発明の効果〕
以上のとおり、本発明によれば、アニオン交換樹脂によ
って写真定着廃液中に含まれる銀錯イオンが除去されて
写真定着液が再生されるとともにアニオン交換樹脂に吸
着された銀錯イオンが溶離液によって除去されてアニオ
ン交換樹脂が再生され、さらに溶離液中に溶離された銀
錯イオンが回収されて溶離液が鉄の溶解を来すことなく
再生され、この結果、写真定着液、アニオン交換樹脂な
らびに溶離液が再生により再使用されるのみならず銀錯
イオンから銀の回収も行われ、実用上極めて有用な処理
方法である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の処理方法を実施する装置の一具体例のフ
ローシートを示す。 l・・・貯蔵槽、  2・・・写真定着廃液、3・・・
イオン交換塔、 4・・・アニオン交換樹脂、7・・・
脱銀反応槽、  8・・・沈陣槽、10.18・・・溶
離液、  12・・・硫化物、17・・・沈降物、 A
、B・・・循環系統。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の工程(イ)乃至(ニ)からなる写真定着廃液
    の処理方法。 (イ)銀錯イオンを含む写真定着廃液をアニオン交換樹
    脂と接触させて前記廃液から銀錯イオンを吸着除去し、
    写真定着液を再生する工程。 (ロ)銀錯イオンの吸着された前記アニオン交換樹脂を
    溶離液と接触させて前記アニオン交換樹脂から銀錯イオ
    ンを溶離液中に溶離し、アニオン交換樹脂を再生する工
    程。 (ハ)銀錯イオンを含む前記溶離液中に硫化物を銀と当
    量添加して、溶離液中の銀錯イオンを硫化銀として回収
    し、溶離液を再生する工程。 (ニ)前記再生されたアニオン交換樹脂を用いて前記(
    イ)の工程を繰り返し、かつ前記再生された溶離液を用
    いて前記(ロ)および(ハ)の工程を繰り返す工程。
JP62249925A 1987-10-05 1987-10-05 写真定着廃液の処理方法 Pending JPH0192743A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03107840A (ja) * 1989-09-21 1991-05-08 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理方法
EP0430323A1 (en) * 1989-11-20 1991-06-05 Agfa-Gevaert N.V. Silver recovery device
US5500125A (en) * 1994-05-19 1996-03-19 Eastman Kodak Company Process for recycling photographic wash water

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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