JPH018830Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH018830Y2 JPH018830Y2 JP1984001066U JP106684U JPH018830Y2 JP H018830 Y2 JPH018830 Y2 JP H018830Y2 JP 1984001066 U JP1984001066 U JP 1984001066U JP 106684 U JP106684 U JP 106684U JP H018830 Y2 JPH018830 Y2 JP H018830Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- burner
- slit
- special
- opening
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 9
- 239000004071 soot Substances 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 244000249914 Hemigraphis reptans Species 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gas Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、親バーナーと子バーナーからなる親
子バーナー方式ガスコンロにおける親側のガスバ
ーナーに関する。
子バーナー方式ガスコンロにおける親側のガスバ
ーナーに関する。
従来例の構成とその問題点
例えばこの種従来例では、親側バーナーキヤツ
プのスリツトを設けた特殊炎口部の寸法（特に歯
の高さ）が大きいと火移りは良好である。しか
し、不燃系のガス（C4H10，6B−１等）を使用し
た時においては火炎が大きくなり、イエローチツ
プが鍋底までとどきスス付着の原因となつてい
た。（JISでは鍋底へのスス付着は性能不良とな
る。）又逆に上記寸法が小さいと子バーナーから
親バーナーの主炎口への火移り不良が生じた。以
上の２つの観点から特殊炎口の寸法としては非常
に公差巾の小さい加工精度を要求されコストup
につながつており又品質的にも火移り不良等の問
題がなお発生していた。
プのスリツトを設けた特殊炎口部の寸法（特に歯
の高さ）が大きいと火移りは良好である。しか
し、不燃系のガス（C4H10，6B−１等）を使用し
た時においては火炎が大きくなり、イエローチツ
プが鍋底までとどきスス付着の原因となつてい
た。（JISでは鍋底へのスス付着は性能不良とな
る。）又逆に上記寸法が小さいと子バーナーから
親バーナーの主炎口への火移り不良が生じた。以
上の２つの観点から特殊炎口の寸法としては非常
に公差巾の小さい加工精度を要求されコストup
につながつており又品質的にも火移り不良等の問
題がなお発生していた。
考案の目的
本考案は、親子バーナー式ガスコンロにおいて
親子バーナー間の火移り、燃焼共に満足するよう
な特殊炎口の寸法公差巾を大きくすることによ
り、品質の保証、コストの低減を目的とするもの
である。
親子バーナー間の火移り、燃焼共に満足するよう
な特殊炎口の寸法公差巾を大きくすることによ
り、品質の保証、コストの低減を目的とするもの
である。
考案の構成
上記目的を達成する為に本考案は、親バーナー
と子バーナーを切替式で使用せる親子バーナー方
式ガスコンロにおいて、外周の側面に波形の炎口
を設け、かつ上面から前記外周側面にわたつて火
移り用の炎口であるスリツトおよびこれの両側に
前記炎口より小さな波形の特殊炎口を設けたバー
ナーキヤツプと、このバーナーキヤツプのスリツ
ト及び特殊炎口を相対向する位置に、前記スリツ
ト、特殊炎口の炎と干渉しあわないように炎を生
じさせる補助炎口用の溝を設けたバーナーボデイ
と組み合わせたバーナーである。
と子バーナーを切替式で使用せる親子バーナー方
式ガスコンロにおいて、外周の側面に波形の炎口
を設け、かつ上面から前記外周側面にわたつて火
移り用の炎口であるスリツトおよびこれの両側に
前記炎口より小さな波形の特殊炎口を設けたバー
ナーキヤツプと、このバーナーキヤツプのスリツ
ト及び特殊炎口を相対向する位置に、前記スリツ
ト、特殊炎口の炎と干渉しあわないように炎を生
じさせる補助炎口用の溝を設けたバーナーボデイ
と組み合わせたバーナーである。
実施例の説明
以下、本考案の実施例について図面に基づき説
明する。
明する。
第１図は本考案の実施例のガスコンロの断面
図、第２図はバーナー断面図、第３図はバーナー
のスリツト部の平面図、第４図はバーナーのスリ
ツト部の特殊炎口及び補助炎口の正面図である。
図、第２図はバーナー断面図、第３図はバーナー
のスリツト部の平面図、第４図はバーナーのスリ
ツト部の特殊炎口及び補助炎口の正面図である。
ガス器具１の栓６のつまみ７により親バーナー
１３と子バーナー１１を切替え又は同時燃焼する
ことが出来る。子バーナー１１から親バーナー１
３に燃焼を切替えるには、子バーナー１１の火炎
が親バーナー１３のスリツト１３ａから出るガス
に引火して、同時にスリツト１３ａの火炎が波形
の特殊炎口１３ｂに移り、かつ他の波形の全炎口
１３ｄに火が移る。この時、特殊炎口１３ｂの寸
法が小さいとリフト現象を起こしスリツト１３ａ
の火炎が外周の炎口へ移らない。これを防ぐ為に
親バーナー１３を構成するバーナーキヤツプ１３
ｃの特殊炎口１３ｂと対応するバーナーボデイ１
４に幅Ｂが３〜８mm、深さＨが0.8〜３mmの溝１
４ａを設けている。この溝１４ａは補助炎口の働
きをする。この溝１４ａはバーナーキヤツプ１３
ｃの外周裏面に形成した波形の炎口１３ｄと違つ
て低い位置にある為に火炎が下側にひかれること
によりスリツト１３ａ及び特殊炎口１３ｂと干渉
炎にならずに火炎が形成される。よつて炎が大き
くなつておこる赤火燃焼によるスス付着が発生し
ない。
１３と子バーナー１１を切替え又は同時燃焼する
ことが出来る。子バーナー１１から親バーナー１
３に燃焼を切替えるには、子バーナー１１の火炎
が親バーナー１３のスリツト１３ａから出るガス
に引火して、同時にスリツト１３ａの火炎が波形
の特殊炎口１３ｂに移り、かつ他の波形の全炎口
１３ｄに火が移る。この時、特殊炎口１３ｂの寸
法が小さいとリフト現象を起こしスリツト１３ａ
の火炎が外周の炎口へ移らない。これを防ぐ為に
親バーナー１３を構成するバーナーキヤツプ１３
ｃの特殊炎口１３ｂと対応するバーナーボデイ１
４に幅Ｂが３〜８mm、深さＨが0.8〜３mmの溝１
４ａを設けている。この溝１４ａは補助炎口の働
きをする。この溝１４ａはバーナーキヤツプ１３
ｃの外周裏面に形成した波形の炎口１３ｄと違つ
て低い位置にある為に火炎が下側にひかれること
によりスリツト１３ａ及び特殊炎口１３ｂと干渉
炎にならずに火炎が形成される。よつて炎が大き
くなつておこる赤火燃焼によるスス付着が発生し
ない。
考案の効果
このように本考案はバーナボデイに設けた補助
炎口用の溝に生じる炎が下方へ引かれ、スリツト
及び特殊炎口に生じる炎と干渉しあわないので、
スリツト及び特殊炎口の炎が安定し、確実な火移
りが炎口及び子バーナに対してできるものであ
る。
炎口用の溝に生じる炎が下方へ引かれ、スリツト
及び特殊炎口に生じる炎と干渉しあわないので、
スリツト及び特殊炎口の炎が安定し、確実な火移
りが炎口及び子バーナに対してできるものであ
る。
第１図は本考案の実施例である親子バーナー式
ガスコンロの断面図、第２図は本考案の一実施例
における溝加工を行なつた親子バーナーの断面
図、第３図は同親バーナーキヤツプの一部平面
図、第４図は同バーナーの正面図である。 １３ａ……スリツト、１３ｂ……特殊炎口、１
３ｃ……バーナーキヤツプ、１３ｄ……炎口、１
４ａ……溝、１４……バーナーボデイ。
ガスコンロの断面図、第２図は本考案の一実施例
における溝加工を行なつた親子バーナーの断面
図、第３図は同親バーナーキヤツプの一部平面
図、第４図は同バーナーの正面図である。 １３ａ……スリツト、１３ｂ……特殊炎口、１
３ｃ……バーナーキヤツプ、１３ｄ……炎口、１
４ａ……溝、１４……バーナーボデイ。
Claims (1)
- 外周側面に波形の炎口を設け、かつ上面から前
記外周側面にわたつて火移り用のスリツト及びこ
れの両側に前記炎口より小さい波形の特殊炎口を
設けたバーナキヤツプと、このバーナキヤツプが
上面開口に閉蓋され、かつ前記スリツト及び特殊
炎口に相対向して、スリツト及び特殊炎口に生じ
る炎と干渉しあわない炎が生じる補助炎口用の溝
を設けたバーナボデイからなるガスバーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP106684U JPS60117423U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | ガスバ−ナ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP106684U JPS60117423U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | ガスバ−ナ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60117423U JPS60117423U (ja) | 1985-08-08 |
| JPH018830Y2 true JPH018830Y2 (ja) | 1989-03-09 |
Family
ID=30473467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP106684U Granted JPS60117423U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | ガスバ−ナ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60117423U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| MY144257A (en) * | 2004-10-28 | 2011-08-29 | Electrolux Ab | Improved cooking gas burner |
| JP2012251760A (ja) * | 2011-05-12 | 2012-12-20 | Rinnai Corp | 親子バーナ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5724827B2 (ja) * | 1978-03-17 | 1982-05-26 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4956537U (ja) * | 1972-08-28 | 1974-05-18 | ||
| JPS5724827U (ja) * | 1980-07-18 | 1982-02-09 |
-
1984
- 1984-01-09 JP JP106684U patent/JPS60117423U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5724827B2 (ja) * | 1978-03-17 | 1982-05-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60117423U (ja) | 1985-08-08 |
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