JPH017810Y2 - - Google Patents

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JPH017810Y2
JPH017810Y2 JP8022083U JP8022083U JPH017810Y2 JP H017810 Y2 JPH017810 Y2 JP H017810Y2 JP 8022083 U JP8022083 U JP 8022083U JP 8022083 U JP8022083 U JP 8022083U JP H017810 Y2 JPH017810 Y2 JP H017810Y2
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JP
Japan
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opening
spring
case
operating rod
space
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JP8022083U
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JPS59186391U (ja
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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は通気窓の自動開閉装置に関する。
従来居室や寝室等には、開口部のサツシの他に
更に小型の通気窓を設けて室内の通気調整が行わ
れている。
本願は人手や、小型電動機等を必要とせずに、
形状記憶合金よりなるコイルスプリングを使用し
て温度の変動により伸縮する見掛上の塑性変形を
するスプリングコイルが元の現状に戻る性質を利
用した自動開閉装置である。従つて人が熟睡して
いる寝室や、又は人が常時居ない温室等に利用す
る場合に極めて有効である。
以下図面を参照しながら実施例につき其の詳細
を説明する。図に於てケース1は、本体1aと其
の蓋1bよりなり、其の形状は角筒であるが其の
形状を問うものでは無く円筒でも良い。実施例は
アルミニウム合金の折曲げで形成したもので、其
の外周には内外温度差を無くす目的で換気孔2と
して長孔が打抜かれている。そして角筒状ケース
の図で左側の一端面には、後述する作動杆3が出
入するための開孔部3′が取付けられている。他
端を本明細書に於ては底面側という。
又ケース1内には開口部3′より一定寸法位置
Lにケース内空間を2分する仕切壁4が設けられ
ている。第1図に示す如く切欠き5は、側壁を一
部打抜いて直角に屈曲して仕切壁4としても良
く、一方法を図示したものである。開口部3′も
パイプを溶接しても良く、又第3図の如くフラン
ジ付パイプをケース板に当接して鋲止めでも良
い。
ケース1内の底面側の空間には、例えば商品名
「SMEブラス」の如きCu−Zn−Al系の合金で形
成された、外部の温度変動により伸縮する一即ち
温度の変動により見掛上の仮塑性変形をし又温度
を元の温度に戻すことにより元の状態に戻るコイ
ルスプリングHが、ケース1の底面に止めること
なく当接して嵌装され、引続き更にスプリング押
え板6を介してバネ7が残余の空間に充填されて
いる。此のバネ7は押え板6を押圧してコイルス
プリングHを正規の位置に保持すると共に作動杆
3の作動開始温度を調節するためのものである。
バネ7は常に仕切壁4と押え板6間に介在する。
次に作動杆3について説明すると、作動杆3は
棒体8の中間にフランジ9が一体に又は着脱自在
に取付けられ、其の一端は開口部3′を貫通して
ケース1外に突き出している。なお10は通気窓
の可動部を押圧又は戻すための連結具で、状況に
従つて適切なものが着脱自在に固定される。そし
て作動杆3の棒体の他端はバネ7側に突出し、押
え板6とは間隔を保持している。そしてフランジ
9は常時付勢スプリング20により引込側に押圧
されている。
第4図は通気窓の例で、固定してる背面板11
に正面板12が重なつている。手動の場合は正面
板12を図で左へ押せば通気用の長孔13が少し
づつ重なり、一杯押せば複数個所の長孔13が全
開となる。14は正面板12の被連結部で図示の
3は前述の作動杆を示す。互に連結する手段は適
当なる常法によれば良い。
次に自動開閉装置の作動を概説する。第2図の
状態は通気窓は閉の状態を示している。即ち室温
は低く、形状記憶合金スプリングHは縮んだ状態
である。温度が上昇するとスプリングHが或る寸
法、図で作動杆3の後端と押え板6との間隔だけ
スプリングHが伸びたとき、押え板6が作動杆3
に当接して以後温度の上昇と共に伸び、フランジ
9は仕切壁4よりスタートし、付勢スプリング2
0に抗してケース1の開口部3′に向い、一定寸
法Lと付勢スプリングとの差だけ変位する。この
一定値である差と、前記通気窓の長孔16の短径
Dとを等しくしておけば外気温度変化に応じて閉
より開に至るまで、温度に応じて開度を自動調整
する。例えば深夜から明け方に際し外気温度が低
下すれば前記形状記憶合金スプリングは収縮し、
付勢スプリング20の押圧をフランジ9は受けて
仕切壁4に戻る。更に温度低下が進めば、スプリ
ングHは作動杆3の後端と分離して第2図の状態
にもどる。又バネ7の強さを変えることにより、
押え板6が作動杆3に当接するにいたる温度を変
えることが出来る。
以上説明した如く本考案によれば、就寝中でも
自動で通気窓を開閉することが出来、其の際音を
発することなく、開度調整は断続的でなく連続で
ある等従来の手動、又は電動式に比し極めて実用
的である。
更にスプリングHはケース1や押え板6と結合
することなくバネ7にて結合と同等の効果を与え
たので、用途に応じスプリングHを交換すること
が出来、其の応用範囲は広汎である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案自動開閉装置のケースの外観斜
視図、第2図は第1図の中心に於ける横断平面図
である。第3図は開孔部の異なる実施例。第4図
は通気窓の分解図で、イは横断平面図、ロは背面
板、ハは正面板である。 H……(形状記憶合金)スプリング、1……ケ
ース、2……換気孔、3……作動杆、3′……開
口部、4……仕切壁、5……切欠き、6……スプ
リング押え板、7……バネ、9……フランジ、2
0……付勢スプリング、L……一定寸法。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒状ケースの一端には作動杆が出入する開孔
    部を有し、開孔部より一定寸法(L)位置に仕切壁
    を設けて筒内が2分された空間の底面側空間に
    は、換気孔が設けられた前記ケース内に於て、 其の底面側には形状記憶合金よりなるコイル
    スプリング(H)の端部が当接して配設され、更に
    連続してスプリング押え板を介してバネにて空
    間を充満し、 開口側空間内には、作動杆の棒体中間に取付
    けられたフランジが往復動可能に配設され、且
    つ付勢スプリングにより常時引込側に押圧して
    なる通気窓の自動開閉装置。 (2) 筒状ケースが角筒で、仕切壁4がケース側面
    の板より打抜かれて屈曲してなる実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の自動開閉装置。
JP8022083U 1983-05-30 1983-05-30 通気窓の自動開閉装置 Granted JPS59186391U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8022083U JPS59186391U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 通気窓の自動開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8022083U JPS59186391U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 通気窓の自動開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59186391U JPS59186391U (ja) 1984-12-11
JPH017810Y2 true JPH017810Y2 (ja) 1989-03-01

Family

ID=30210213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8022083U Granted JPS59186391U (ja) 1983-05-30 1983-05-30 通気窓の自動開閉装置

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JP (1) JPS59186391U (ja)

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JPS59186391U (ja) 1984-12-11

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