JPH0168948U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本考案の一実施例を示すも
ので、第１図は座席全体を間仕切りとして起立し
た状態の側面図、第２図は乗客が着座可能な座席
とした状態の側面図、第３図はフラツト状態に倒
した状態の側面図、第４図は要部構成の分解斜視
図、第５図は従来例を示す自動車全体の概略的断
面図である。 １…自動車、２…運転席室、５…貨客兼用室、
１６…間仕切り兼用座席、１８…シートクツシヨ
ン、１９…シートバツク、１９ａ，１９ｂ…シー
トバツクフレーム、２０…前脚、２１…後脚、２
２…脚ベース、２３…ロツク手段（摩擦ロツク機
構）、２３ａ…シリンダ、２３ｂ…ロツド、２３
ｄ…ロツク解除操作レバー、３１…シール材。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自動車等の車両の運転席後部の貨客兼用室
   に設置され、乗客が着座できる座席としての状態
   から、シートバツクを後方に倒してシートクツシ
   ヨンと共にフラツト状態として脚もろとも全体的
   に起立させることで貨客兼用室の間仕切りとなせ
   るものにおいて、前記貨客兼用室の床部に前端を
   枢着して起立転倒可能に脚ベースを設け、この脚
   ベースと前記シートクツシヨンとの間にそれぞれ
   枢支連結して該脚ベースとシートクツシヨンとで
   四辺形リンクを構成する前後脚を設けると共に、
   この前後脚を少なくともシートクツシヨンが所定
   の座席高さとなる立ち上げ位置とシートクツシヨ
   ンが脚ベースに近接する転倒位置とに回動操作可
   能に保持するロツク手段を設けて構成したことを
   特徴とする車両用間仕切り兼用座席。 (2) 後脚はシートバツクのフレームを延長した
   ものであることを特徴とする実用新案登録請求の
   範囲第１項記載の車両用間仕切り兼用座席。 (3) ロツク手段としては、内蔵したコイルばね
   をロツク解除用レバーの操作により緩めてシリン
   ダに対するロツドの進退移動を許容できる摩擦ロ
   ツク機構を、前後脚と脚ベースとシートクツシヨ
   ンとでなす四辺形リンクの一方の対角部相互間に
   枢支連結して設けたことを特徴とする実用新案登
   録請求の範囲第１項記載の車両用間仕切り兼用座
   席。 (4) シートクツシヨンとシートバツクとは相互
   間に生じる隙間が膜状のシール材で閉塞されてい
   ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１
   項乃至第３項いずれかに記載の車両用間仕切り兼
   用座席。