JPH0158426B2 - - Google Patents

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JPH0158426B2
JPH0158426B2 JP60124981A JP12498185A JPH0158426B2 JP H0158426 B2 JPH0158426 B2 JP H0158426B2 JP 60124981 A JP60124981 A JP 60124981A JP 12498185 A JP12498185 A JP 12498185A JP H0158426 B2 JPH0158426 B2 JP H0158426B2
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JP
Japan
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air
return
primary
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fan
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Application number
JP60124981A
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English (en)
Other versions
JPS61282736A (ja
Inventor
Seishiro Igarashi
Michitomo Ookubo
Takanori Suzuki
Shoji Funaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Industries Co Ltd
Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
Shimizu Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Shinko Electric Industries Co Ltd, Shimizu Construction Co Ltd filed Critical Shinko Electric Industries Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、たとえば一般事務所建物の対人空
気調和に適用すれば好適な可変風量空気調和装置
に関する。
<従来の技術> 従来、同様な機能を目的とした可変風量空気調
和装置としては、フアン、ダンパー、フイルタを
備えたものがある(例えば、実願昭59−25174
号)。
この可変風量空気調和装置は、中央空気調和装
置で冷却または加熱してなる一次空気を被空調室
の熱負荷に応じてダンパーで可変風量制御する一
方、上記被空調室からのリターン空気を上記一次
空気と一緒に導入して、上記一次空気と上記リタ
ーン空気をミキシング部ボツクスで混合した後、
フアンでこの混合空気を圧送し、その混合空気を
フアンの吐出側ボツクスに設置されたフイルタに
よつて清浄化して、上記被空調室へほぼ一定量の
混合空気を供給し、被空調室の温度調節と清浄度
レベルを維持するものである。上記フアンフイル
タユニツトは、室内の熱負荷に応じて一次空気の
吹出風量の制御を行なうもので、オフピーク時に
は送風量を減少できて消費動力を節減でき、省エ
ネルギー効果を向上させることが可能なものであ
る。
<発明が解決しようとする問題点> 上記可変風量空気調和装置では、被空調室を高
度の清浄空間に維持することを主旨としたもので
あるため、上記被空調室へ供給される混合空気
(一次空気プラスリターン空気)は、その全量を
ほぼ一定量で任意許容清浄レベル以下の清浄空気
とする必要がある。従つて、上記被空調室へ供給
される風量の全量をフイルタで濾過する必要があ
る。そのため、フイルタの容量が大きくなり、フ
イルタの設定位置が制約され、コストが高くなる
問題がある。
そこで、この発明の目的は、一般事務所建物に
おける対居住者室内環境レベルを維持することを
主旨とするものにおいて、可変風量フアンフイル
タユニツトにおけるリターン空気を濾過するフイ
ルタの容量を小さくすると共に、リターン空気を
吐出するフアンの容量も小さくして、低コスト化
かつコンパクト化を図ることにある。また、冷暖
房用エネルギーを搬送する一次空気は過冷却、過
加熱を可能とすることによりダクテイングスペー
スの縮少と除湿能力の向上を図ることにある。
<問題点を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この発明の可変風量
空気調和装置は、一次空気調和器と、上記一次空
気調和器からの調和空気とリターン空気とをミキ
シングする可変風量フアンフイルタユニツトを備
えた可変風量空気調和装置であつて、上記可変風
量フアンフイルタユニツトは、一次空気制御部と
リターン空気供給部とをケース内に並列に備える
と共に、上記一次空気制御部と上記リターン空気
供給部の下流にミキシング部を備え、上記一次空
気制御部は風量制御器を有し、上記リターン空気
供給部は室内からのリターン空気を濾過するフイ
ルタとリターン空気を一定量圧送するフアンを有
することを特徴とする。
<実施例> 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説
明する。
第1図において、1は可変風量フアンフイルタ
ユニツト、2は被空調室、3は一次空気調和器で
ある可変風量(VAV)空調器である。
上記可変風量フアンフイルタユニツト1は被空
調室2の天井内空間に1台乃至複数台設けられて
いる(第1図は1台の場合を示す。)。上記可変風
量フアンフイルタユニツト1は、ケース4を備
え、このケース4内の略中央部より上流を前後方
向に延びる仕切板30で区画して、上記ケース4
内の略中央部より上流に一次空気制御部5とリタ
ーン空気供給部6を並列に備え、上記ケース4内
の略中央部より下流にミキシング部8を備えてい
る。上記ケース4はその内面と仕切板30を断熱
吸音材4aで被覆している。上記一次空気制御部
5は、内面を断熱吸音材4aを被覆した一次空気
吸入口9内にダンパーからなる風量制御器11を
設けている。上記一次空気吸入口9には、幹部ダ
クトである一次空気ダクト31の分岐ダクト31
aを連結し、一次空気ダクト31の一端はVAV
空調器3に連結している。上記VAV空調器3は
一次空気ダクト31を介して分岐ダクト31b,
31c,…により他の複数の被空調室(図示せ
ず)と連結している。上記VAV空調器3には、
吸入口ダクト41からの外気を濾過するプレフイ
ルタ32と、濾過された空気を冷却する冷水コイ
ル33および温水コイル34と、処理された空気
を圧送するフアン35とを備えている。
一方、上記リターン空気供給部6の下流には、
フアンである固定容量フアン15を設けている。
上記固定容量フアン15の上流にはフイルタとし
ての中性能フイルタ16を設け、上記中性能フイ
ルタ16の上流には還気口18を設けている。還
気口18と被空調室2の排気口19とをリターン
ダクト21で連結している。そして、被空調室2
から一定容量のリターン空気が還気口18にリタ
ーンするようになつている。
また、上記ミキシング部8の一端は、上記一次
空気制御部5と上記リターン空気供給部6に連通
している。上記ミキシング部8の他端は、被空調
室2の天井に設けられた複数の吹出口24に給気
ダクト22を介して連結している。上記被空調室
2には、排気口19を設け、上記排気口19と排
気フアン28を分岐ダクト29a、排気ダクト2
9によつて連結している。上記排気フアン28の
吐出側の排気ダクト29より分岐ダクト42を設
けて、排気フアン28から吐出された排気空気の
一部を上記VAV空調器3に供給している。
上記構成において、吸入ダクト41よりVAV
空調器3に外気が取り入れられ、上記外気は、プ
レフイルタ32で除塵され、冷水コイル33で冷
却または温水コイル34で加熱され一次空気とな
つて、フアン35により一次空気ダクト31およ
び分岐ダクト31aを通つて、ケース4の一次空
気制御部5に圧送される。上記一次空気制御部5
に設けられた風量制御器11は、上記圧送されて
きた一次空気の供給量を所定風量となるように制
御するようになつていて、たとえば冷房の場合を
例にとれば、図示しない温度調節器からの信号に
よつて、被空調室内が高温のときには開き、低温
のときには閉じる。従つて、この一次空気は可変
風量(VAV)制御されることになり、一般の
VAV方式と同様の省エネルギー性と制御性が得
られる。
上記一次空気はVAV空調器3のフイルタ32
により除塵されているので、対居住者許容清浄レ
ベルからすれば充分に清浄度は確保されている。
このようにVAV制御されかつ一定の清浄度が維
持された一次空気は、ミキシング部8で被空調室
2からのリターン空気と混合される。このリター
ン空気はリターン空気供給部6の中性能フイルタ
16で除塵され固定容量フアン15により一定容
量吐出される。従つて、上記リターン空気しか中
性能フイルタ16を通過しないため、中性能フイ
ルタ16が小さくなり、コストが低くできる。ま
た、固定容量フアン15はリターン空気のみを処
理するので小容量となり、コストを低くすること
ができ、かつ、コンパクト化を図ることができ
る。そして、上記ミキシング部8で混合された一
次空気とリターン空気は、結露することなく、給
気ダクト22を経て被空調室2の吐出口24から
被空調室2に供給されて、上記被空調室2の温度
調節と清浄化が行なわれる。この場合、被空調室
2への吹出風量は可変風量である一次空気量と一
定風量であるリターン空気量の合計であるので、
上記被空調室2の空気循環量は、VAV方式のみ
の場合に比較して変動が小さく、室内空気流れの
変化が小さくなつて、居住者に対する異和感発生
の恐れが小さくなる。また、清浄空間室2の熱負
荷が小さい場合でも、常に一定量のリターン空気
を中性能フイルタ16を通して循環されるので、
清浄度を維持できる。
つぎに、上記被空調室2の吹出口24から供給
された空気の一部は室内を巡つた後、排気口19
から分岐ダクト29a、排気ダクト29を通つて
排気フアン28によつて外部へ排出される。その
際、排気フアン28から吐出された排気空気の一
部が分岐ダクト42を介してVAV空調器3に供
給される。
<発明の効果> 以上の説明から明らかなように、この発明の可
変風量空気調和装置は、ケース内に一次空気制御
部とリターン空気供給部とミキシング部を設け、
上記リターン空気供給部にリターン空気を濾過す
るフイルタとリターン空気を一定量圧送するフア
ンを設けたので、上記フイルタにはリターン空気
のみしか通過しないためフイルタの容量を小さく
できて、コストを低減できる。また、上記フアン
からはリターン空気のみが吐出されるため、フア
ンの容量を小さくできて、コンパクト化が図れ
る。
また、上記一次空気制御部に風量制御器を設け
たので、一次空気のVAV制御が可能となり、一
般のVAV方式と同様の省エネルギー性と制御性
が得られる。また、被空調室の吹出風量は可変風
量である一次空気量と一定風量であるリターン空
気量の合計であるので、上記被空調室の空気循環
量はVAV方式の一次空気量の場合に比較して、
変動が小さく、室内空気流れの変化が小さくなつ
て、居住者に対する異和感の発生の恐れが小さく
なる。
また、被空調室の熱負荷が変動しても、常に一
定量のリターン空気をフイルタを通して循環する
ので、常に被空調室の清浄度を維持できる。
また、多室建物において、発塵レベルが異な
り、かつ熱負荷がほぼ同等なスペースにおいて、
熱負荷に対応する一次空気量は同一量でも、リタ
ーン空気の量またはフイルタの効率を変更するこ
とにより、熱負荷と、清浄度レベルを設計上、別
個に風量設計することが可能となつて設計上の便
宜が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を含む系統図であ
る。 1……可変風量フアンフイルタユニツト、2…
…被空調室、3……一次空気調和器、4……ケー
ス、5……一次空気制御部、6……リターン空気
供給部、8……ミキシング部、11……風量制御
器、15……固定容量フアン、16……中性能フ
イルタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一次空気調和器と、上記一次空気調和器から
    の調和空気とリターン空気とをミキシングする可
    変風量フアンフイルタユニツトを備えた可変風量
    空気調和装置であつて、 上記可変風量フアンフイルタユニツトは、一次
    空気制御部とリターン空気供給部とをケース内に
    並列に備えると共に、上記一次空気制御部と上記
    リターン空気供給部の下流にミキシング部を備
    え、上記一次空気制御部は風量制御器を有し、上
    記リターン空気供給部は室内からのリターン空気
    を濾過するフイルタとリターン空気を一定量圧送
    するフアンを有することを特徴とする可変風量空
    気調和装置。
JP60124981A 1985-06-08 1985-06-08 可変風量空気調和装置 Granted JPS61282736A (ja)

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JP60124981A JPS61282736A (ja) 1985-06-08 1985-06-08 可変風量空気調和装置

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JP2013011385A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Aihome Co Ltd 空調システム
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