JPH0153853B2 - - Google Patents

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JPH0153853B2
JPH0153853B2 JP59089517A JP8951784A JPH0153853B2 JP H0153853 B2 JPH0153853 B2 JP H0153853B2 JP 59089517 A JP59089517 A JP 59089517A JP 8951784 A JP8951784 A JP 8951784A JP H0153853 B2 JPH0153853 B2 JP H0153853B2
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JP
Japan
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catalyst
fluorene
fluorenone
gas
reaction
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JP59089517A
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Japanese (ja)
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JPS60233028A (en
Inventor
Tadahiro Yoneda
Saburo Nakahara
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

産業上の利用分野 本発明はフルオレノンの製造方法に関し、詳し
くはフルオレンを接触気相酸化してフルオレノン
を製造する方法に関する。更に詳しくはバナジウ
ム酸化物およびチタン酸化物を主成分とし、これ
にアルカリ金属化合物の少なくとも一種を含有す
る触媒を用いて、フルオレンを空気または分子状
酸素含有ガスにより接触気相酸化し、高収率でフ
ルオレノンを製造する方法に関するものである。 フルオレノンは農医薬、機能性高分子などの原
料として工業的に有用な物質である。 本発明で用いられる原料フルオレンは主にター
ルより分離してえられるが、タールに含有される
数多くの化合物の中で従来よりナフタレン、アン
トラセン、カルバゾールなど一部が工業的に有用
なものとして蒸溜、抽出などの工程を経て単離さ
れている。しかし最近ではタールの付加価値を更
に高める目的で未利用成分をも単離し、その工業
的有効利用法について注目されてきている。フル
オレンはタール中にかなりの量が存在するため、
その付加価値をフルオレノンとすることにより高
めることは工業的に意義のあるものである。 しかし、本発明はフルオレンの由来に何ら制限
されるものではない。 従来の技術 従来より知られているフルオレンの酸化による
フルオレノンの製造法としては、硝酸、過マンガ
ン酸カリ、重クロム酸カリなどによる液相酸化、
アルカリ金属化合物を触媒とする液相アニオン酸
化および接触気相酸化などの方法があるが、この
中で液相による酸化方法は、環境衛生上または収
率などの生産性の点で工業的な製造方法として問
題がある。 一方、フルオレンの接触気相酸化法によりフル
オレノンをうる公知な方法としては下記のものが
掲げられる。即ち触媒として五酸化バナジウムを
用いる方法(米国特許第1374695号公報)、バナジ
ン酸鉄および硫酸カリウムよりなる触媒を用いる
方法(Zh.Pyirl Khim35、693〜696(’62))、五
酸化バナジウムおよび錫酸化物よりなる触媒を用
いる方法(工化誌、56、(6)、413〜416(’53))、
バナジン酸、モリブデン酸またはタングステン酸
などの金属塩およびアルカリ金属硫酸塩などから
なる触媒を用いて原料ガス中に大量の水を含有さ
せる方法(米国特許第1892768号公報)、五酸化バ
ナジウム、シリカ、硫酸カリウムよりなる触媒を
用いる方法(米国特許第2956065号公報)などで
ある。 発明が解決しようとする問題点 上記公知文献より触媒としてバナジウム化合物
が有効であろうことは推察される。しかし、本発
明者らは上記公知方法について詳細に検討した結
果、フルオレノンの収率が低いとか、触媒寿命が
短かいとか、反応に多量の水が必要であるとかの
問題点があり、工業的製造方法として経済的では
なく満足できるものではなかつた。 本発明は従来技術の上記問題点をことごとく解
決するものである。 問題点を解決するための手段 本発明は、フルオレンを分子状酸素含有ガスに
より接触気相酸化してフルオレノンを安定して好
収率で製造するに際し、バナジウム酸化物および
チタン酸化物を主成分とし、これにアルカリ金属
化合物の少なくとも一種を含有する触媒を用いる
ことを特徴とするものである。 作 用 本発明で用いられる原料フルオレンは主にター
ル中の高沸点溜分として単離精製してえられる
が、原料として用いる場合にフルオレン以外の成
分、例えばジフエニレンオキサイド、アントラセ
ン、カルバゾールなどの不純物との混合物であつ
てもさしつかえない。本発明に開示する触媒を用
いる限り、それらの不純物が触媒の活性、選択性
および触媒寿命に対して悪影響を及ぼすことは無
いが、粗製フルオレノンの純度および精製の点を
考慮して原料中のフルオレンの含有量は70重量%
以上であることが好ましい。ただし既に述べたよ
うに原料として上記したタールよりえられるもの
に限定されるものでは無い。 本発明で使用される触媒は上述の如く、活性物
質として各元素を含有する酸化触媒として特定さ
れ、その調整法については限定されない。たとえ
ば触媒原料物としては種々のものが使用できる。
バナジウム酸化物としては五酸化バナジウムなど
のバナジウム酸化物に限らず、メタバナジン酸ア
ンモニウム、メタバナジン酸ナトリウム、硫酸バ
ナジル、リン酸バナジルおよび蓚酸バナジルなど
加熱によつて酸化物に変化する物質が用いうる。 一方、チタン酸化物としては、二酸化チタンな
どのチタン酸化物に限らず、オルトチタン酸、メ
タチタン酸などの水和物チタン化合物で焼成によ
り酸化物に変化するものであればその結晶型がア
ナターゼまたはルチルあるいは両者の混合物であ
つてもよい。またその粒子形状が球状、ウイスカ
状あるいはそれらの凝集体であつてもよく、
BET表面積が1〜80m2/gの範囲のものを用い
るのが好ましい。 アルカリ金属化合物としては、リチウム、ナト
リウム、カリウム、ルビジウム、セシウムのそれ
ぞれの元素の酸化物、アンモニウム塩、硝酸塩、
硫酸塩、ハロゲン化物、水酸化物および硼素、ア
ルミニウム、ケイ素、リン、チタン、ジルコン、
スズ、バナジウム、モリブデン、タングステンな
どの金属化合物の塩などの中から適当に選ぶこと
ができる。 本発明にかかる触媒成分は上述の通りであり、
反応条件を適宜調節することにより最適条件を選
ぶことができるが、より好ましくは以下の通りで
ある。 すなわち、チタン酸化物が二酸化チタン
(TiO2)として計算して100重量部に対してバナ
ジウム酸化物は五酸化バナジウム(V2O5)とし
て計算して1〜100重量部、さらに好ましくは1
〜50重量部、アルカリ金属化合物はそれぞれの酸
化物として計算して0.05〜15重量部の範囲とす
る。 なお、上記触媒成分の他に、アルミニウム、ケ
イ素、ジルコン、スズ、リン、アンチモン、鉛、
クロム、モリブデン、タングステン、ニオブ、
鉄、コバルト、ニツケルなどを各々、最高原子価
酸化物の形に換算してTiO2に対し10重量%以下
添加することができる。 上記触媒活性物質はそれ自体で成型触媒として
も用いられるが、好ましくは不活性担体に担持せ
しめて用いられる。ここで用いられる不活性担体
とはシリコンカーバイド、溶融アルミナ、酸化鉄
またはマグネシウム、バリウム等の硅酸塩など
で、その形状は平均直径2〜10mmの波砕体、円柱
体、球体、円筒状、三角垂状のいずれでもよい。 担持触媒とする時に、触媒活性物質中に担持助
材を添加することができる。担持助材としては硝
酸アンモニウム、蓚酸、デンプン、ガラス繊維、
耐火物ウイスカなどがあるが、この中で耐火物ウ
イスカが好ましく、特に平均直径が1ミクロン以
下のものを触媒活性物質の量に対し1〜50重量%
の範囲の量を添加すると、触媒活性物質の担持歩
溜りおよび担持強度が著しく向上する。上記ウイ
スカとしてはシリコンカーバイド、窒化硅素など
の不活性物質を用いることができるが、本発明の
場合、触媒活性物質成分の一部または全部をウイ
スカ状のものを用いて助材の効果を兼ねることが
できる。その例としては酸化チタン、チタン酸カ
リウム、チタン酸ナトリウムなどのウイスカが掲
げられる。 このようにしてえられた成型物または担持組成
物は400〜600℃において空気流通下焼成して完成
触媒とする。 本発明で開示した触媒を用いてフルオレンを接
触気相酸化する場合、反応条件を以下のように設
定する。すなわち反応温度は300〜500℃、好まし
くは330〜450℃、空間速度は500〜10000hr-1
(STP)、好ましくは800〜8000hr-1(STP)、原料
であるフルオレンのガス濃度は5〜150g/Nm3
−導通ガス、好ましくは10〜100g/Nm3−導通
ガス、また導通ガスとして空気または分子状酸素
含有ガスを用いるが、導通ガス中の酸素ガス濃度
を5〜21容量%とするのが好ましい。さらに導通
ガス中に水蒸気を0〜20容量%添加してもよい。 上記したような原料物質および方法で調製され
た触媒を使用し、上記したような反応条件によつ
て接触気相酸化をおこなつたところ、本発明の目
的とする高いフルオレノンの収率をえることがで
きた。次に実施例を掲げて本発明を更に具体的に
説明する。なお実施例中における転化率、選択率
は次の定義に従うものとする。 転化率(%)=消費した原料中のフルオレン
のモル数/供給された原料中の純度換算されたフルオレ
ンのモル数×100 選択率=生成したフルオレノンのモル数/消
費した原料中のフルオレノンのモル数×100 実施例 1 (a) 触媒の製造 水200c.c.にメタバナジン酸アンモニウム3.36
gを加え、蓚酸6.7gを添加して溶解させた。
次に上記バナジウム溶液に硫酸セシウム0.84
g、硫酸カリウム0.60gを添加し均一溶液とし
た後、この溶液に二酸化チタン(ルチル型、
BET表面積6m2/g)30gを加えホモミキサ
ーにより十分混合し触媒スラリーを調製した。 次に150〜250℃に加熱され回転している平均
直径3mmの球状シリコンカーバイド担体100c.c.
に上記触媒スラリー液を噴霧焼付けし次いで空
気流通下520℃で6時間焼成して最終触媒とし
た。この時の触媒組成はV2O5:TiO2:Cs2O:
K2O=8:92:2:1(重量比)であり活性物
質の担持量は11.5g/100c.c.担体であつた。 (b) 酸化反応 実施例1の(a)でえた触媒80c.c.を内径25mmのス
テンレス製反応管に充填し管壁温度を385℃と
した。次に純度98.4重量%のフルオレンを加温
下溶解した液中に、空気を導通し、フルオレン
濃度が一定となつた空気を触媒層に通じた。そ
の時のフルオレンのガス濃度は33.3g/Nm3
空気であり、空間速度は1500hr-1(STP)であ
つた。 反応器出口ガス中のフルオレノン、未反応原
料および副生成物であるフタル酸、マレイン酸
は全量冷却捕集しアセトンに溶解させた後ガス
クロマトグラフにより分析した。またCO、
CO2などの未凝縮分についてもガスクロマトグ
ラフで分析したところ次の結果をえた。 転化率 99.0% 選択率 89.7% なお冷却捕集した粗フルオレノン中に無水フ
タル酸が2.1重量%、無水マレイン酸が0.1重量
%含まれていた。 また反応を2000時間継続した後も反応結果に
変化はなかつた。 実施例 2 (a) 触媒の製造 実施例1(a)において二酸化チタンとしてアナ
ターゼ型、BET表面積20m2/gを用い硫酸セ
シウム、硫酸カリウムの替りに炭酸ナトリウム
およびリン酸一アンモニウムを用いた他は同様
に行ない下記の表−1に示す触媒を製造した。 (b) 酸化反応 実施例1(b)と同様に行ない下記の表−1に示
す結果をえた。 実施例 3 (a) 触媒の製造 実施例1(a)において硫酸カリウムを添加しな
い他は同様に行ない下記の表−1に示す触媒を
製造した。 (b) 酸化反応 実施例1(b)においてフルオレン純度90重量%
の原料を用いた他は同様に行ない下記の表−1
に示す結果をえた。 実施例 4 (a) 触媒の製造 実施例1(a)において硫酸セシウムの替りに炭
酸リチウムを用いた他は同様に行ない下記の表
−1に示す触媒を製造した。 (b) 酸化反応 実施例1(b)と同様に行ない下記の表−1に示
す結果をえた。 実施例 5 (a) 触媒の製造 実施例1(a)において二酸化チタン粒子の替り
に二酸化チタンウイスカ(アナターゼ型、平均
直径0.5μm、平均長さ50μm、BET表面積13
m2/g)を用い、硫酸カリウムの替りに硫酸ル
ビジウムを用いた他は同様に行ない下記の表−
1に示す触媒を製造した。この時の担持量は15
g/100c.c.担体であつたが触媒活性物質の担持
歩留りは97重量%にも達し触媒は多孔質であり
ながら機械的強度の優れたものであつた。 (b) 酸化反応 実施例1(b)と同様に行ない下記の表−1に示
す結果をえた。
INDUSTRIAL APPLICATION FIELD The present invention relates to a method for producing fluorenone, and more particularly to a method for producing fluorenone by catalytic gas phase oxidation of fluorene. More specifically, using a catalyst containing vanadium oxide and titanium oxide as main components and at least one alkali metal compound, fluorene is catalytically oxidized with air or molecular oxygen-containing gas in a high yield. The present invention relates to a method for producing fluorenone. Fluorenone is an industrially useful substance as a raw material for agricultural medicines, functional polymers, etc. The raw material fluorene used in the present invention is mainly obtained by separating it from tar, but among the many compounds contained in tar, some of them, such as naphthalene, anthracene, and carbazole, have traditionally been distilled as industrially useful ones. It is isolated through processes such as extraction. However, recently, in order to further increase the added value of tar, unused components have been isolated, and their effective industrial use has attracted attention. Because fluorene exists in considerable amounts in tar,
It is industrially significant to increase the added value by using fluorenone. However, the present invention is not limited to the origin of fluorene. Conventional technology Conventionally known methods for producing fluorenone by oxidizing fluorene include liquid phase oxidation using nitric acid, potassium permanganate, potassium dichromate, etc.
There are methods such as liquid-phase anion oxidation and catalytic gas-phase oxidation using an alkali metal compound as a catalyst, but among these methods, the liquid-phase oxidation method is difficult to manufacture industrially from the viewpoint of environmental hygiene and productivity such as yield. There are problems with this method. On the other hand, the following are known methods for obtaining fluorenone by catalytic gas phase oxidation of fluorene. Namely, a method using vanadium pentoxide as a catalyst (US Pat. No. 1,374,695), a method using a catalyst consisting of iron vanadate and potassium sulfate (Zh. Pyirl Khim 35 , 693-696 ('62)), a method using vanadium pentoxide and A method using a catalyst made of tin oxide (Kokagashi, 56 , (6), 413-416 ('53)),
A method of containing a large amount of water in a raw material gas using a catalyst consisting of a metal salt such as vanadic acid, molybdic acid or tungstic acid and an alkali metal sulfate (US Pat. No. 1,892,768), vanadium pentoxide, silica, Examples include a method using a catalyst made of potassium sulfate (US Pat. No. 2,956,065). Problems to be Solved by the Invention From the above-mentioned known documents, it can be inferred that vanadium compounds are effective as catalysts. However, as a result of a detailed study by the present inventors on the above-mentioned known method, there were problems such as a low yield of fluorenone, a short catalyst life, and the need for a large amount of water for the reaction. The manufacturing method was uneconomical and unsatisfactory. The present invention solves all the above-mentioned problems of the prior art. Means for Solving the Problems The present invention provides a method for producing fluorenone stably and in a good yield by catalytic gas phase oxidation of fluorene with a molecular oxygen-containing gas, using vanadium oxide and titanium oxide as main components. , which is characterized by using a catalyst containing at least one kind of alkali metal compound. Effect The raw material fluorene used in the present invention is obtained mainly by isolating and refining the high-boiling fraction in tar, but when used as a raw material, components other than fluorene, such as diphenylene oxide, anthracene, carbazole, etc. It is acceptable even if it is a mixture with impurities. As long as the catalyst disclosed in the present invention is used, these impurities will not have a negative effect on the activity, selectivity, and catalyst life of the catalyst. However, in consideration of the purity and purification of crude fluorenone, The content of is 70% by weight
It is preferable that it is above. However, as already mentioned, the raw material is not limited to those obtained from the above-mentioned tars. As mentioned above, the catalyst used in the present invention is specified as an oxidation catalyst containing each element as an active substance, and the method for preparing it is not limited. For example, various catalyst raw materials can be used.
The vanadium oxide is not limited to vanadium oxides such as vanadium pentoxide, and substances that change into oxides upon heating such as ammonium metavanadate, sodium metavanadate, vanadyl sulfate, vanadyl phosphate, and vanadyl oxalate can be used. On the other hand, titanium oxides are not limited to titanium oxides such as titanium dioxide, but also hydrated titanium compounds such as orthotitanic acid and metatitanic acid, which can be converted into oxides by firing, if their crystal form is anatase or It may be rutile or a mixture of both. In addition, the particle shape may be spherical, whisker-like, or aggregates thereof,
It is preferable to use one having a BET surface area of 1 to 80 m 2 /g. Alkali metal compounds include oxides, ammonium salts, nitrates, and oxides of lithium, sodium, potassium, rubidium, and cesium.
Sulfates, halides, hydroxides and boron, aluminum, silicon, phosphorus, titanium, zircon,
It can be appropriately selected from salts of metal compounds such as tin, vanadium, molybdenum, and tungsten. The catalyst components according to the present invention are as described above,
Optimal conditions can be selected by appropriately adjusting the reaction conditions, but the following are more preferred. That is, the titanium oxide is 100 parts by weight as titanium dioxide (TiO 2 ), and the vanadium oxide is 1 to 100 parts by weight, more preferably 1 part by weight, as vanadium pentoxide (V 2 O 5 ).
~50 parts by weight, and the alkali metal compound is in the range of 0.05 to 15 parts by weight, calculated as each oxide. In addition to the above catalyst components, aluminum, silicon, zircon, tin, phosphorus, antimony, lead,
Chromium, molybdenum, tungsten, niobium,
Iron, cobalt, nickel, etc. can each be added in an amount of 10% by weight or less relative to TiO 2 in the form of the highest valence oxide. The above-mentioned catalytically active substance can be used as a shaped catalyst by itself, but is preferably used after being supported on an inert carrier. The inert carrier used here is silicon carbide, molten alumina, iron oxide or silicates such as magnesium and barium, etc., and its shape is a wave-broken body, a cylinder, a sphere, a cylinder, etc. with an average diameter of 2 to 10 mm. Any triangular shape is acceptable. When preparing a supported catalyst, a supporting material can be added to the catalytically active substance. Supporting materials include ammonium nitrate, oxalic acid, starch, glass fiber,
There are refractory whiskers, among which refractory whiskers are preferred, especially those with an average diameter of 1 micron or less, in an amount of 1 to 50% by weight based on the amount of catalytically active material.
When added in an amount in the range of , the supported yield and support strength of the catalytically active substance are significantly improved. As the whisker, an inert substance such as silicon carbide or silicon nitride can be used, but in the case of the present invention, a part or all of the catalytically active substance component can be in the form of a whisker, which also serves as an auxiliary material. Can be done. Examples include whiskers of titanium oxide, potassium titanate, sodium titanate, and the like. The molded product or supported composition thus obtained is calcined at 400 to 600°C under air flow to obtain a finished catalyst. When catalytic gas phase oxidation of fluorene is performed using the catalyst disclosed in the present invention, reaction conditions are set as follows. That is, the reaction temperature is 300 to 500°C, preferably 330 to 450°C, and the space velocity is 500 to 10000 hr -1
(STP), preferably 800 to 8000 hr -1 (STP), the gas concentration of the raw material fluorene is 5 to 150 g/Nm 3
- Conducting gas, preferably 10 to 100 g/Nm 3 - Conducting gas, and air or molecular oxygen-containing gas is used as the conducting gas, preferably the oxygen gas concentration in the conducting gas is 5 to 21% by volume. Furthermore, 0 to 20% by volume of water vapor may be added to the conduction gas. When catalytic gas phase oxidation is carried out under the reaction conditions described above using the raw materials and the catalyst prepared by the method described above, a high yield of fluorenone, which is the object of the present invention, can be obtained. was completed. Next, the present invention will be described in more detail with reference to Examples. In addition, the conversion rate and selectivity in the examples shall comply with the following definitions. Conversion rate (%) = Number of moles of fluorene in the consumed raw material/Number of moles of fluorene converted to purity in the supplied raw material x 100 Selectivity = Number of moles of fluorenone produced/Mole of fluorenone in the consumed raw material Number x 100 Example 1 (a) Production of catalyst 3.36 ammonium metavanadate in 200 c.c. of water
g and 6.7 g of oxalic acid were added and dissolved.
Next, add 0.84 cesium sulfate to the above vanadium solution.
After adding 0.60 g of potassium sulfate to make a homogeneous solution, titanium dioxide (rutile type,
30 g of BET (surface area 6 m 2 /g) was added and thoroughly mixed using a homomixer to prepare a catalyst slurry. Next, 100 c.c. of spherical silicon carbide carriers with an average diameter of 3 mm are heated to 150-250°C and rotated.
The above catalyst slurry was sprayed and baked, and then calcined at 520° C. for 6 hours under air circulation to obtain a final catalyst. The catalyst composition at this time is V 2 O 5 :TiO 2 :Cs 2 O:
K 2 O=8:92:2:1 (weight ratio), and the amount of active substance supported was 11.5 g/100 c.c. carrier. (b) Oxidation reaction 80 c.c. of the catalyst obtained in (a) of Example 1 was packed into a stainless steel reaction tube with an inner diameter of 25 mm, and the tube wall temperature was adjusted to 385°C. Next, air was passed through a solution in which fluorene with a purity of 98.4% by weight was dissolved under heating, and the air with a constant fluorene concentration was passed through the catalyst layer. The fluorene gas concentration at that time was 33.3g/Nm 3
It was air and the space velocity was 1500hr -1 (STP). Fluorenone, unreacted raw materials, and byproducts phthalic acid and maleic acid in the reactor outlet gas were all collected by cooling, dissolved in acetone, and then analyzed by gas chromatography. Also CO,
Uncondensed components such as CO 2 were also analyzed using a gas chromatograph and the following results were obtained. Conversion rate: 99.0% Selectivity: 89.7% The crude fluorenone cooled and collected contained 2.1% by weight of phthalic anhydride and 0.1% by weight of maleic anhydride. Furthermore, there was no change in the reaction results even after the reaction was continued for 2000 hours. Example 2 (a) Production of catalyst In Example 1 (a), the titanium dioxide used was anatase type, BET surface area 20 m 2 /g, and sodium carbonate and monoammonium phosphate were used instead of cesium sulfate and potassium sulfate. Catalysts shown in Table 1 below were produced in the same manner. (b) Oxidation reaction The reaction was carried out in the same manner as in Example 1(b), and the results shown in Table 1 below were obtained. Example 3 (a) Production of catalyst The catalyst shown in Table 1 below was produced in the same manner as in Example 1(a) except that potassium sulfate was not added. (b) Oxidation reaction In Example 1(b), fluorene purity was 90% by weight.
Table 1 below was carried out in the same manner except that the raw materials were used.
The results shown are obtained. Example 4 (a) Production of catalyst Catalysts shown in Table 1 below were produced in the same manner as in Example 1(a) except that lithium carbonate was used instead of cesium sulfate. (b) Oxidation reaction The reaction was carried out in the same manner as in Example 1(b), and the results shown in Table 1 below were obtained. Example 5 (a) Production of catalyst In Example 1 (a), titanium dioxide whiskers (anatase type, average diameter 0.5 μm, average length 50 μm, BET surface area 13) were used instead of titanium dioxide particles in Example 1 (a).
m 2 /g) and rubidium sulfate instead of potassium sulfate.
The catalyst shown in 1 was produced. The amount supported at this time is 15
g/100 c.c., but the supported yield of the catalytically active substance reached 97% by weight, and although the catalyst was porous, it had excellent mechanical strength. (b) Oxidation reaction The reaction was carried out in the same manner as in Example 1(b), and the results shown in Table 1 below were obtained.

【表】 発明の効果 フルオレンを分子状酸素含有ガスにより接触気
相酸化してフルオレノンを製造するに際し、バナ
ジウム酸化物およびチタン酸化物を主成分とし、
これにアルカリ金属化合物の少なくとも一種以上
を含有する触媒を用いることにより、長時間安定
的に高収率でフルオレノンを製造する方法を提供
するものである。
[Table] Effects of the invention When producing fluorenone by catalytic gas phase oxidation of fluorene with a molecular oxygen-containing gas, vanadium oxide and titanium oxide are the main components,
By using a catalyst containing at least one kind of alkali metal compound, the present invention provides a method for producing fluorenone stably over a long period of time and in high yield.

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 1 フルオレンを分子状酸素含有ガスにより接触
気相酸化してフルオレノンを製造するに際し、バ
ナジウム酸化物およびチタン酸化物を主成分と
し、これにアルカリ金属化合物の少なくとも一種
を含有する触媒を用いることを特徴とするフルオ
レノンの製造方法。
1. When producing fluorenone by catalytic gas phase oxidation of fluorene with molecular oxygen-containing gas, a catalyst containing vanadium oxide and titanium oxide as main components and at least one alkali metal compound is used. A method for producing fluorenone.
JP59089517A 1984-05-07 1984-05-07 Preparation of fluorenone Granted JPS60233028A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59089517A JPS60233028A (en) 1984-05-07 1984-05-07 Preparation of fluorenone

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59089517A JPS60233028A (en) 1984-05-07 1984-05-07 Preparation of fluorenone

Publications (2)

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