JPH0151928B2 - - Google Patents

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JPH0151928B2
JPH0151928B2 JP58023378A JP2337883A JPH0151928B2 JP H0151928 B2 JPH0151928 B2 JP H0151928B2 JP 58023378 A JP58023378 A JP 58023378A JP 2337883 A JP2337883 A JP 2337883A JP H0151928 B2 JPH0151928 B2 JP H0151928B2
Authority
JP
Japan
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transistor
temperature
voltage
constant
collector
Prior art date
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Expired
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JP58023378A
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English (en)
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JPS59148872A (ja
Inventor
Toshuki Tsunashima
Itsuo Ono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rion Co Ltd
Original Assignee
Rion Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59148872A publication Critical patent/JPS59148872A/ja
Publication of JPH0151928B2 publication Critical patent/JPH0151928B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P5/00Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft
    • G01P5/10Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by measuring thermal variables

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Details Of Flowmeters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 この発明は熱式風速計に係り、特にトランジス
タを発熱素子として用いた熱式風速計に関する。
発明の技術的背景 通常の三端子型トランジスタを発熱素子として
用いた熱式風速計は既に知られている(特願昭54
−89106号)。
この種の風速計は例えば第1図に示す様であり
周囲温度例えば気温(以下、気温で代表させる)
を測定するための測温素子、例えばトランジスタ
QTと風速計測用トランジスタQHとを具えている。
これらのトランジスタQT,QHは比較的接近して
1つのプローブ内に納められている(実願昭54−
83129号)。
トランジスタQHはコレクタ端子に定電流源1
1からの電流が流れ、ベース電流に応じた内部損
失が起こり所定の熱を発生する。この種の風速計
の原理は風がこのトランジスタQHの熱を奪うこ
とにより生ずる温度不平衡を風速信号化するもの
である。
しかしながら、気温は変化するものであるか
ら、前記風速信号量は同一風速であるにも拘らず
気温により変化する性質がある。この変化は風速
とは無関係なものであるから風速信号量から控除
する所謂風速の温度補償を行なう必要がある。こ
のため、自らは略発熱しない様な気温測定手段例
えばダイオード接続したトランジスタQTに定電
流源10から電流を供給し分圧抵抗R1,R2を介
して気温に対応した信号etを演算増幅器12の非
反転入力とする。
演算増幅器12の反転入力は直流定電圧Eであ
る。従つて、気温の変化すなわち信号etの変化に
よつて演算増幅器12を介しトランジスタQH
ベース電流iBを制御し、トランジスタQHの内部損
失の変化すなわち風速信号量の変化が気温に拘ら
ず風速の変化にのみ起因する様にすることができ
る。この場合制御が円滑に行なわれれば、発熱ト
ランジスタQHの温度t′と気温測定用トランジスタ
QTの温度(従つて気温)tとの差△T(=t′−t)
は常に一定になる。
しかしながら、第1図で示す従来の風速計は所
謂オープンループ制御であり、風速計測用のトラ
ンジスタQHの温度が確かにt′であることの保証は
ない。すなわち、気温tに対応する信号etに対し
てベース電流iBが所定の値になる様にすればトラ
ンジスタQHの温度はt′であるであろうという前提
によつて制御が成立している。
この様な制御方法によると気温が急変した場合
などトランジスタQHの温度補償が末だ不充分な
時が生ずるため充分正確な測定が望めないことが
ある。
発明の目的及び概要 この発明は以上の従来技術の欠点を除去しよう
として成されたものであり、精密な風速の計測が
可能な熱式風速計を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、この発明によれば、
気温を検出するための第1の測温素子と、内部損
失によつて所定温度で発熱させる様に電流を供給
するトランジスタQHとこのトランジスタQHに近
接して配置しこのトランジスタQHの温度を検出
するための第2の測温素子とを具え、前記第1及
び前記第2の測温素子の温度信号の差が一定の値
になる様前記トランジスタQHのベース電流を制
御し、このとき前記トランジスタQHに生ずる内
部損失を基に風速を計測する様にする。
発明の実施例 以下、第2図によつてこの発明の実施例を説明
する。
同図によれば、3つのトランジスタQ1,Q2
Q3が具えられており、それぞれ定電流源21,
22,23によつて駆動される。トランジスタ
Q1は気温を検出するためのものであり、ダイオ
ード接続してある。トランジスタQ2は風速を計
るために発熱させるものであり、トランジスタ
Q3はトランジスタQ2の温度を検出するためのも
のであり、ダイオード接続してある。これらのト
ランジスタQ1,Q2,Q3は1つのプローブ(図示
せず、実願昭54−83129号参照)に収納されてお
り、特にトランジスタQ3はトランジスタQ2の温
度を検出できる程度に近接配置してある。従つ
て、例えばトランジスタQ2,Q3はデユアルトラ
ンジスタである。
また、トランジスタQ1,Q3のベースはそれぞ
れ演算増幅器25の入力端にそれぞれ接続されて
いる。この増幅器25の出力は演算増幅器26の
一方の入力端へ接続されている。演算増幅器26
の他方の入力端には一定直流電圧△Eを印加し、
出力端はトランジスタQ2の制御電極であるベー
スに接続されている。
この様な構成によれば、トランジスタQ3によ
つてトランジスタQ2の温度を検出し、トランジ
スタQ1とトランジスタQ2の温度差が常に一定で
ある様に制御をすることが可能である。以下、こ
れを詳述する。
トランジスタQ1,Q3はいずれも温度検出を目
的とするものであり、出力電圧と温度との関係は
略第3図に示す様である。ここで、トランジスタ
Q1,Q3に流す電流It1,It3を小さく抑えれば、温
度を示す電圧信号(温度信号)の値はたかだか
0.7(V)程度であり、トランジスタQ1,Q3のコ
レクタ損失は極小となり温度上昇はほとんどな
い。従つて、トランジスタQ1,Q3の温度はそれ
ぞれ気温t及びトランジスタQ2の発熱温度t′に等
しいとみてよい。すなわち、温度信号et,et′は
A、Bを定数として、 e1(又はet′)=A−Bt と近似することができ、電圧et,et′を測れば温
度t,t′を知ることができる。
一方、トランジスタQ2は、コレクタ電流It2
供給によつて発熱する。すなわち、周囲温度Ta
が一定であるとすれば一般にトランジスタのコレ
クタ・エミツタ間電圧VCEとコレクタ電流ICとの
関係は第4図の様である。これは、いわゆるトラ
ンジスタのエミツタ接地の静特性であり、ベース
電流IBの条件により何本もの特性線が引かれる。
ところで、トランジスタQ2のコレクタ電流は定
電流源22によつて固定されており、第4図は第
5図の様に画き換えられる。この第5図によれば
トランジスタQ2のコレクタ・エミツタ間電圧VCE
がベース電流IBにより一意的に定まることがわか
る。また、トランジスタQ2のコレクタ損失PCは、
PC=IC×VCEであるから、第5図をベース電流IB
対コレクタ損失PCの関係に書きなおすと、第6
図の様になる。第6図はコレクタ損失PCがベー
ス電流IBにより定まる、即ち、トランジスタQ2
加える熱量をベース電流IBで制御できることを意
味している。
一方、第4図に示すトランジスタの静特性は、
ベース電流IBを一定にして、周囲温度Taの変化に
ついてみると概して第7図の如く周囲温度Ta
値により何本もの特性線が引かれる。この第7図
を、コレクタ損失ICおよびベース電流IBを一定に
して横軸に周囲温度Ta、縦軸にコレクタ・エミ
ツタ間電圧VCEをとつたグラフに書きなおすと、
第8図の様になり、周囲温度Taにみあつたコレ
クタ・エミツタ間電圧VCEが決まる事がわかる。
更に、コレクタ電流ICが一定であるから、PC=IC
×VCEを計算し、周囲温度Taに対するコレクタ損
失PCの関係をグラフに表わすと、第9図の様に
なる。第9図は周囲温度Taの値にみあつたコレ
クタ損失PC、すなわち発熱量Hsが決まることを
意味している。
この発明によれば、以上述べたトランジスタの
特性のうち、第6図のベース電流対コレクタ損失
および、第9図の周囲温度対コレクタ損失の両特
性を利用して、周囲温度の変化に拘らず、所定の
コレクタ損失を起こさせることができる。
以上からも分かる様に、演算増幅器25は周囲
温度tに対応する電圧et及びトランジスタQ2の温
度t′に対応する電圧et′の差電圧△etを出力する。
この差電圧△etは本来一定であるべきである。こ
の電圧△etは演算増幅器26の一方の入力であ
り、他方の入力は基準直流電圧△Eである。この
増幅器26の出力電圧ebは、電圧△Eが一定であ
るため、電圧△etが変化しない限り一定である。
次に、この発明の実施例の動作を説明する。
先ず、気温tとトランジスタQ2の温度t′との差
△Tに対応する電圧△etが小さくなつた場合を考
える。これは、(1)トランジスタQ2の温度t′が一定
(電圧et′が一定)であるにもかかわらず気温tが
上昇して電圧etが下がつた場合、及び(2)気温tが
一定(電圧etが一定)であるにもかかわらず何ら
かの原因でトランジスタQ2の温度t′が下がつた場
合のいずれかである。
このとき、いずれの場合にも演算増幅器25の
出力電圧△etは小さくなり、従つて演算増幅器2
6の出力であるベース電圧ebは下がりベース電流
を減少させる。この結果、前述(1)の場合には、ベ
ース電流の減少に伴うコレクタ損失の増大によつ
て、気温上昇に伴うコレクタ損失の減少を補償す
る。また、前述(2)の場合にはベース電流の減少に
よつてコレクタ損失を増大させトランジスタQ2
の温度を上昇させる。
また、気温tとトランジスタQ2の温度t′との差
△Tに対応する電圧△etが大きくなつた場合は、
上述とは逆方向に制御が働くことは容易に理解で
きる。
この場合、増幅器25,26の特性及び基準電
圧△Eを適当に選ぶことにより、円滑に目標の制
御を達成することができる。
ところで、例えば、発熱体から奪われる熱量
HR、発熱体の温度t′、気温tおよび発熱体にかか
る風速υとの間には、a,bを定数として、 HR=(a+b√)(t′−t) なる関係(キングの実験式)が知られている。発
熱トランジスタQ2も発熱体であるから、この法
則に従い、上述のt′−t=△Tに鑑みて、発熱ト
ランジスタQ2について HR=(a+b√)×△T =p+q√ (但し、p=a×△T:定数q=b×△T:定
数) が成り立つ。一方、発熱トランジスタQ2に供給
される熱量Hsは、コレクタ損失PCであるから、
Q2のコレクタ電圧e〓とコレクタ電流IH(定数)の
積で表わされ、 Hs=IH×e〓 が成立つ。発熱トランジスタQ2について熱的に
平衡した時には、HR=HSとみなせるので、 IH×e〓=p+q√ となり、e〓について解くと、 e〓=p/IH+q/IH√ =A+B√ (但し、A=p/IH:定数B=q/IH:定数) となり、このトランジスタQ2のコレクタ電圧e〓
が風速υを意味する信号電圧になる。最後の式に
は気温tの項が含まれていないので、風速信号電
圧e〓は気温に左右されず、風速のみを表わすこと
が分かる。
尚、以上の実施例では、加熱素子としてnpnト
ランジスタを使用した場合、また測温素子として
ダイオード接続のトランジスタを使用した場合に
ついて説明したが、加熱素子としてnpnトランジ
スタを用いても良いのは勿論であるし、またバイ
ポーラトランジスタの代りに電界効果型トランジ
スタを用いることも考えられ、この場合にはゲー
トを制御電極として用いる。
更に実施例では、加熱トランジスタQ2をエミ
ツタ接地として説明したが、コレクタ接地の場合
も必然的な制御回路の変更をした上で使用でき
る。
また測温素子としてもトランジスタのダイオー
ド接続に限らず、例えば第10図に示すごとくト
ランジスタの他の測温用接続も含めて種々の温度
−電気変換素子、例えばサーミスタ、熱電対等を
適宜使用できる。尚、第10図において電圧+
E、抵抗Rを一定にすれば電流iC即ち測温用トラ
ンジスタQTのコレクタ電流は一定になり、演算
増幅器Aの出力−VBEは測温用トランジスタQT
温度のみによつて決まる。トランジスタのVBE
温度依存性を使つている所はトランジスタのダイ
オード接続とかわらない接続は明らかに違つてい
る。ダイオード接続の場合言うまでもなく信号線
が2本であるのに対し、この接続では信号線が3
本必要となる。一方、かような接続をすることに
より出力インピーダンスは低くなり、かつ定電流
回路を併せ持つこととなりこの点好都合である。
発明の効果 この発明によれば、以上の様に構成することに
より、周囲温度に関係なく精度の良い風速の測定
が可能である熱式風速計を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の熱式風速計の系統図、第2図は
この発明の実施例の系統図、第3図乃至第9図は
この発明の実施例の原理を説明するための特性図
である。第10図は他の実施例を示す要部系統
図。 Q1,Q2,Q3……第1、第2、及び第3のトラ
ンジスタ、21,22,23……定電流源、2
5,26……演算増幅器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周囲温度を検出するための第1の測温素子
    と、内部損失によつて所定温度で発熱させる様に
    電流を供給するトランジスタと、このトランジス
    タに近接して配置しこのトランジスタの温度を検
    出するための第2の測温素子とを具え、 前記第1及び第2の測温素子の温度信号の差が
    一定になる様に前記トランジスタの制御電極への
    印加信号を制御し、このとき前記トランジスタに
    生ずる内部損失を基に風速を計測する様にしてな
    る熱式風速計。 2 特許請求の範囲第1項記載の風速計におい
    て、前記第1及び第2の測温素子の一方又は双方
    はダイオード接続したトランジスタである様にし
    てなる熱式風速計。
JP58023378A 1983-02-15 1983-02-15 熱式風速計 Granted JPS59148872A (ja)

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