JPH01502663A - アルキン―カルボニル金属のクラスターを含む新型の低温バイオプローブ - Google Patents

アルキン―カルボニル金属のクラスターを含む新型の低温バイオプローブ

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JPH01502663A
JPH01502663A JP50147388A JP50147388A JPH01502663A JP H01502663 A JPH01502663 A JP H01502663A JP 50147388 A JP50147388 A JP 50147388A JP 50147388 A JP50147388 A JP 50147388A JP H01502663 A JPH01502663 A JP H01502663A
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ジャオウェン ジェラール
ベスィエレ アン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アルキン−カルボニル金属のクラスターを含む新型の低温バイオプローブ 本発明は、一般には、カルボニル金属錯体の特徴、すなわち波数域2100〜1 850CIl−’でIR’c。の極めて強い吸収帯(実際には、タンパク質分子 に空いている「窓」で)の存在を利用した、低温バイオプローブなどのカルボニ ル基配位錯体の使用法に関する。さらにこの特徴から、天然化合物の混合物のい かなる分析にも利用できる上記の誘導体およびマーカーが得られる。赤外−フー リエ変換(IR−FT)分光分析法を適切に用いれば、この問題への理想的な対 処が可能である。
IR−FTによる分光法の進展には、対象となる生理活性物質の最良の特異性を 示す有機金属生理活性物質の特異的合成が必要である。
そのために、フランス特許出願第8216024号では、IR−FTによるホル モンレセプタに関して、低温バイオプローブまたはトレーサーなど、カルボニル 金属とエストローゲンの錯体が提供されている。
本発明は、強度のco振動が存在するカルボニル基配位の錯体を主成分とするニ ュータイプの低温バイオプローブを提供することを目的とする。これは、適量の 生理活性物質上にアルキン−カルボニル金属の小さなりラスターを導入すること によって可能となる。さらに、有機金属の誘導体は、カルボニル金属(一つまた は複数)の錯体1つにつき複数のアルキン錯体のカルボニウムイオンを用いた領 域選択的なアルキル化によっても得られる。
アルキン−カルボニル金属のクラスターで得られる錯体は、アルキル化しない直 接のキレート化で得られたものより安定であって、特に、エストローゲン錯体以 外の物質(実際には、このような有機金属化学に適合した構造を有するいかなる 物質)にも適用できる。
その大きな安定性によって、以降で明らかとなるように、マーカー成分としての アルキン−カルボニル金属が存在する抗原運搬担体の合成が実際に可能となる。
さらに、本発明に基づいて、特に抗体または抗原の免疫学的検出法および一定量 を用いた、このような有機金属誘導体の新しい領域が開かれる。
例えば、本発明でのニュータイプの低温バイオプローブが、一定量のホルモンレ セプタに関する特許出願第8216024号のように、エストローゲンの化合物 に適用される。さらに、毒素および同化物質の検出法および免疫学的用量にも適 用される。もちろん、合成エストロゲンも、免疫学的用量の範囲で抗原として使 用できる。
有機金属化学に適用できる構造を有する物質の中には、食餌性マイコトキシン、 特に、ゼラノール、ゼラロン、ゼアラレノール、ゼアラレノール統のものがある 。実際には、検出の閾値が極めて高いため、または放射活性物質の使用法に関連 した法的規制があるため、これら物質の分析法には限界がある。
ゼラノールは、動物の成長に利用される同化物質であって、動物に関するCEE は、今回の制限を予想している。その規制策が現実に適用されるか確認するため の処理が可能な対象物質があって、そういった物質の測定法の有効性は、対象物 質の力価に依存している。IR−FTの利用は、抗開化物質抗体によって認識さ れるような抗原調製の可能性を調べる、簡便かつ効果的で最初の方法といえよう 。
これらの用量を決定するには、有機金属カチオンを用いた選択的アルキル化によ って、これら基質から判断できるマーカーが必要である。
同様に、ゼアラレノンおよびその誘導体によっても、上記の考察すべてが明らか にされる。この生成物は、急性毒性が低く、エストロゲン効果および同化作用た め、その誘導体トともに動物の飼育に用いらる0体内保持および筋肉への移行が 生じるので、ゼアラレノンおよびその誘導体の使用は、憂慮の種となっている。
さらに、用量と同様に検出法にも、感度の低さに問題があり(トウモロコシおよ びコムギで2.000ng/kg、コンデンスミルク中で10.000ng/  kg ) 、そのために制御が困難である。
ゼアラレノン(a)およびゼアラレノール(b)は、それぞれ以下の構造式で示 される。
ゼアラレノン(a)には湿った穀物を自然に汚染する作用があり、代表的なエス トロゲンを同化するゼアラレノール(b)は、このマイコトキシン(a)の触媒 的還元によって得られる。子牛、子羊、および雛鶏に対するゼアラレノールの使 用は、フランスおよびCEEで規制されねばならず、その委員会の目的は、この 生成物の毒性およびホルモン様作用の閾値を決定すること、および対象物質の分 析法を提供することである。そして、究極の目的は、消費者の健康を維持するこ とである。
汚染した食餌によって発生する早発生性的成熟Gこ罹患した小児において、血清 中ゼアラレノール濃度を測定するための放射線免疫学的用量の予想が可能である 。検出における実際の閾値は0.5■/−であるが、25pgまで下げること力 (望ましい、しかし、免疫学的方法では、痕跡量を検出するために、比活性が極 めて高い抗体および放射線活性のトレーサーを用いることが必要である。
従って、本発明によれば、上記の感度が得られ、種々の欠点がある高い放射線活 性を伴わない、生物学的に興味のある微量物質(例えば、ゼアラレノール)の新 しし1用量カベ提(共される。カルボニル金属化学から、こういった未解明の問 題に対する回答が得られる。
本発明の目的は、より低コストでより感度および再現性が高い投与量、例えば、 血清中、動物組織中および食餌中へのゼアラレノールの一回投与量を決定するこ とである。この方法は、他の抗原および特に他の食餌性マイコトキシンにも直接 適用可能である。
アルキン−カルボニル金属のクラスターの導入によって、赤外線「イムノアッセ イJ (IR−IA)での抗体およびホルモン投与でのレセプタに対して、優れ た安定性と同様、特異的認識能ならびに選択的アルキル化による強度のCO振動 性を示す有機金属生理活性物質の合成が可能となる。
こういったクラスターによって、例えば、電子供与置換基による活性芳香環に対 して、エノールのエーテル基土で選択的アルキル化の起きる可能性が生じ、また 、ヘキサメチルジシランの存在下における有機金属カチオンを利用して、フェノ ール基を末端で保護する可能性が生まれる。
さらに、そのクラスターによって、アルキン−カルボニルコバルトの前駆体で脱 キレート化の可能性が提示され、遊離アセチレン誘導体に従って周期律表の第■ 、第■、第■ならびに第■族の他のカルボニル金属錯体が利用できるか、および 分析に低温バイオプローブを利用できるか、といった問題が生じる。
−Mに本発明は、発明の本質的特徴に基づいて、カルボニル金属のアルキンクラ スターを有する有機金属化合物による、アルキル基がキレート化した生理活性物 質の錯体を提供することを目的とする。
アルキンは、プロパルギル誘導体、特にアルキル化して安定なカチオンを与える ものから成ることが好ましい。
本明細書における「生理活性物質」とは、生物学的に興味のあるすべての物質を 指す。
特には、少なくともフェノール性芳香環、および/または少なくとも脂肪族炭素 上での遊離ケトンもしくは水酸基、および/または少なくともアミン、チオール もしくはカルボキシル基を有する生体物質の生理活性物質などが挙げられる。
実際に例えば、 ・保護された水酸基のα位に対応したフェノール環上で・ケトン基もしくは水酸 基のα位に対応した脂肪族炭素上で・水酸基もしくはケトン基を有する脂肪族炭 素上で、または・アミン、チオールもしくはカルボキシル基上で特に、アルキル 化/キレート化が起きる可能性のあることが示される。
さらに、エストロゲンおよびその誘導体は、以下の一般式で示されるエストラジ オール、エストロンおよびそれらの誘導体から選ばれる。
さらに、本発明に適した生理活性物質の例として、特に、それぞれ以下の一般式 t、n、m、および■で示されるゼラノール、ゼラロン、ゼアラレノン、ゼアラ レノール、およびそれらの誘導体を挙げることができる。
式中、RおよびR′は、水素またはヒドロキシアルコキシ基などの保護基を示す 。
従来から指摘されているように、これら化合物の誘導体を使用することが可能で ある。特に必要に応じて、化合物の安定性を改善するために、いくつかの水酸基 を保護することが可能である。それは、例えば、シラン型の誘導体にょるエーテ ル化、またはCIないしC,、特に、エストラジオール誘導体ではCI、ゼラノ ールならびにゼアラレノール誘導体にはCI4ならびに01にのアルキル基もし くはアルコキシ基によって行うことができる。
Rがシリロキシ基またはHO(CHI)、1基(nは1ないし7)である場合、 こういった化合物は、特に興味深いことが分かる。
一般的定義には限界があるが、本発明の化合物中で、周期律表の第■、第■、第 ■ならびに第■族の金属、特に、クロム、モリブデン、タングステン、マンガン 、コバルト、ニッケル、テクネシウム、レニウム、オスミウム、ルテニウムの有 機金属化合物を使用することができる。
これら有機金属化合物の配位子には様々なもの、特に、CO。
CS、 CSe、 CNR+、 P(Rz、 R31R4)、シクロペンタジェ ニルが挙げられる。ここで、R,はアルキル基もしくは−CORS基、およびR s 、Rs 、R−ならびにRsは置換基の有無にかがゎらないフェニル基もし くはフェノキシ基、置換基の有無にかかわらないC1ないしC7のアルキル基も しくはアルコキシ基、またはハロゲン原子を示し、Rsは−N(CHtCHzC l)zを取り得る。
これらの化合物は、数個の金属および12個までの配位子を含むこともある。
さらに、本発明の目的は、キレート化したアルキンカチオンを有する生理活性物 質を四フルオロホウ酸の存在下でカルボニル金属化合物と反応させることを特徴 とする、生理活性物質錯体の調製法を提供することである。
極めて興味深い方法によって、アルキル化−キレート化が、芳香環に対してα面 のケトン基または遊離水酸基で選択的に起こる。これは、立体特異的方法によっ ても生じる。
二のために、ケトン基をエノールのエーテル型に転化させる。エノールのエーテ ル基を、ヘキサメチルジシラン(HMDS)の存在下でアルキン−カルボニル金 属のカチオン上で反応させることが有利である。
こういった方法での溶媒としては、塩化メチレンが好ましい。
−iに、本発明のキレート化カルボニウムイオンを基の一部位で選択的にアルキ ル化/キレート化するために、ヘテロ原子を有する溶媒(ピリジン、硫化物など )と一過的に二度キレートを形成し得る。このカルボニウムイオンは、すでにカ ルボニル金属とキレート化しているものである。
特に、硫化物の存在下で反応が生じるならば、水酸基に対して一級および二級ア ミン基を選択的にアルキル化/キレート化することも可能である。その際、保護 された溶媒を使用することができる。
同様に、ピリジンの存在下で反応を行わせると、チオール基の選択的アルキル化 /キレート化が生じる(チオレート)。
一部位または基を選択的にアルキル化/キレート化するため、特に、カルボニル 金属錯体中に拘束された金属の性質を利用し得る。
また、以下のような特異的カチオンを利用して、水酸基の存在下で選択的にアミ ンを直接アルキル化することも可能である。
本発明に基づくと、C−C三重結合上でカルボニル金属による最初の化合物を脱 キレート化することができ、その三重結合上でカルボニル金属による第二の化合 物を有する第二の錯体の再キレート化が可能である。
遊離α水酸基をキレート化するために、αケトン基によってカルボニル金属化合 物の第一の錯体におけるc−C三重結合の脱キレート化を行うことができ、繕い てケトン基のアルコールへの還元、さらに遊離α水酸基に対してc−C三重結合 の再キレート化が可能である。
錯体の三重結合の脱キレート化は、エタノール中で第二鉄塩の作用によって生じ る。
本発明のアルキル化/キレート化は、例えば、7位のゼラノールおよびゼアラレ ノール誘導体の場合、水酸基またはケトン基を有する脂肪族炭素上で生じる。
従って7位においてエチニルゼラノールまたはゼアラレノールを得るためには、 アセチレン有機マグネシウムの化合物上で、例えば、ゼラロンまたはゼアラレノ ンのような化合物を反応させると、フェノール基が遊離し、カルボニル金属によ ってC−C三重結合のレベルでキレート化が生じる。
例えば、7位のゼラロンまたはゼアラレノンの場合では、ケトン基から数個の原 子を隔てた三重結合を固定することもできる。その際、ケトン基の酸オキシム( 特に、分岐カルボキシ−メチルオキシム(CMO)を用いて)への転化、および アミン−アルキン(例えば、プロパルギルアミン)のアミンを用いたアミド型の カップリングが生じる。続いて、カルボニル金属によるキレート化が三重結合上 で生じる。
特に、抗体を、ハプテン化合物とベクタータンパク質問のカップリングが分岐C MOによって生じるような免疫原から調製することが、化合物とマーカー成分の 間(すなわち、アルキン−カルボニル金属のクラスター)での、分岐CMOと称 する分岐カルボキシ−メチルオキシムの利点である。
さらに、本発明の目的は、IR−IAによる一定量の抗原および抗体、および特 許出願第8216024号に記載された方法による一定量の生物学的レセプタの ために得られた錯体の応用にある。
なお、本発明は、以下の実施例、および実施例5における生成物28bのIRス ペクトルを示す第1図によって説明されよう。
裏庭貫1 プロパルギル「 による、2.4立でのエストラジオールのカルボニル金 2  の゛・人この実験では、生物学的試験条件下での利用にとって十分に安定な生成 物を得るためにフェノール基の保護が必要であることを示す、以下のような誘導 体を得るため、保護基プロパノ−ルー1を選択した。
これは、鍵と鍵穴の関係でエストラジオールのレセプタに対して高い認識能を有 する(RBA= 35%)。
(2)から、in 5ituでカチオンのプロパルギルを付加することによって 、高い収率でそれの2および4位の生成物が得られた。ヘキサカルボニルジコバ ルトのプロパルギルカチオンを使用した。プロパルギル化によれば、有機金属の 誘導体(3)および(4)が得られた。
前以て乾燥しアルゴンでパージして置いた5chlenck管中に、四フルオロ ホウ酸のエーテル錯体1.6−およびジアルキルエーテル3−(前以て、ナトリ ウムおよびベンゾフェノン上で蒸留)を加えた。その際、エチルエーテル3@! 中にヘキサカルボニルジコバルトのプロパルギルアルコール0.22 gを含む 溶液を徐々に添加した。不溶性の赤色油が生じた。そして、0.2gの(2)( 0,6X 10−”mol)を含むこの溶液を5dの塩化メチレン(前以て、水 素化カルシウム上で蒸留)に加えた。
2ないし3時間後、全体として赤煉瓦色の溶液が得られ、カチオンのすべてが反 応したことを示していた。これを、重炭酸ナトリウムの飽和溶液で、続いて中性 になるまで水で洗浄した。硫酸マグネシウム上での乾燥および溶媒の蒸発後、赤 色油0.4gが得られた。生成物(3)および(4)(R’ =H)は、シリカ プレート上でのクロマトグラフィーによって分離した(溶出液CBICH!/M eOH: 98 : 2 ) 、生成物(3)および(4)は、等しい割合で得 られ、全体の収率が50%であった。
IR(3)および(4) CHtClz CO20B0.2020.2005. 1991CI−’NMRCDC1g (3) II(s) 7.08 ; IH (s) 6.60 ; 11(s) 6.00 :2B(s) 4.07pp■ (4) 1B(d) ?、27:7.17; 11((d) 6.80:6.7 0;111(s) 6.00 ; 2H(s) 4.20ppm質量分析 脱キ レート化産物において (3)M”368(4)M”368 反応スキームを以下に示す。
第二鉄塩のエタノール溶液を用いた、(3)および(4)脱キレート化によって 、生成物(3′)および(4′)が生じた。
こういったアセチレン誘導体から、その他のカルボニル金属化合物、例えば、モ リブデンの誘導体MO□Cpz (Co) bまたはオスミウムの誘導体Os  s (CO) s !が得られた。
本特許出願において、α位は隣接炭素に対する部位特異性を表し、α′またはβ ′は同−炭素上の異なった立体特異性、すなわち模式図での各面を示す。
エストロンに保護基の付いた誘導体(5)においてケイ酸エノールのエーテルを 、塩化メチレンの!!濁液として反応させると、 CBzOCHs (5C) ’!!15(6)、(7)、(8)が得られた。
(5a)、(5b)からは、生成物(6)、(7)、(8)が等量ずつ得られた 。(5c)の場合では、生成物(6)が得られた。しかし、クラスターに接近で きないような酸性条件下でフェノール基が容易に見いだせるかぎり、メチルメト キシエーテル基は特に興味深い、そこで、エストロンのフェノール基に対する保 護基の存在下で、16位を選択的にアルキル化する方法を探求した。カルボニウ ムイオン(9)は、−級および二級アミン、およびピリジンなどの芳香族アミン と容易に反応して保護された。
なお、エノールとエーテルの選択的プロパルギル化試薬として、カチオン(10 )の使用を試みた。この実験は、四級ブチルアミン、ジイソプロピルアミン、ピ リジンでは失敗した。
しかし、ヘキサメチルジシラザン(HMDS)を用いると、エノールとエーテル に対する非常に高い選択的反応が生じ、単離生成物(5)に関して50%を越え る収率が得られた。
主に16α′位が攻撃されるため、反応は部位特異的および立体特異的である。
16α におけるプロパルギル化−7) R−CHzOCToの合Na(SiM es)z 0.3g (1,65a+mol)を、室温でTHF5af(前辺て 、ナトリウム、ベンゾフヱノン上で蒸留)に溶解した。メチルメトキシエーテル −エストロン0.24 g (0,75■mol)を3−のTHF溶液に加えた 。この混合物を20分間撹拌してから、クロロトリメチルシラン0.4−を添加 した。25分後、溶媒は蒸発するが、ジメチルエーテルによって回収し、水の中 に注いだ、このエーテル溶液を、中性になるまでNaHCO3飽和溶液で、続い て水で洗浄した。硫酸マグネシウム上で乾燥させて溶媒が蒸発すると、黄色油が 得られた。NMRによれば、エノールエーテルへの転化はほぼ定量的であること 、および二の油は2当量のへキサメチルジシラザンを含むことが示された。従っ て、この物質は、そのままプロパルギル化に使用された。
そのエーテル中で、キレート化したプロパルギルアルコール0.24 g (0 ,75a++++ol)および四フルオロホウ酸のエーテル錯体から、カチオン (9)が生成した。(9)はエーテルで十分に洗浄してから、真空下で乾燥させ 、塩化メチレン5−に加えて懸濁させた。中性になるまで水で洗浄した。このエ ーテルを、2当量のHMOSとともに、0℃にて塩化メチレン3Wiに加えて溶 解した。15分後、赤煉瓦色の溶液が得られ、これを水に注ぎ、NaHCO3で 洗浄してから、硫酸マグネシウム上で乾燥させた。溶媒が蒸発した。これをシリ カの薄層クロマトグラフィーにかけたところ、主要な赤いスポットが認められた (エーテル1/ペンタン4に対して、Rf −0,50) 。
生成物を、そのままのシリカ上(220X 35mm0カラム)に吸着させ、ペ ンタン/エーテル(5:1)の混合液で溶出させた0色が付いた最初の分画が通 過した後、溶出液の混合比を変えた(ペンタン/エーテル、2:l)ところ、純 粋な生成物(0,38g 、 80%)が得られた。これは、薄層クロマトグラ フィーによって確かめられた。
IRCHzClz Co 2090.2050.2020.2000.1760 C11−’NMR250MH2CDCl3 : 1B 7.21ppa+ (d ) ; IH6,81(d、d) ; IH6,79(d) ; IH6,0? (s) ; 2B 5.07(s) ; 3H3,38(s) ; 1B 3. 31(d、d) : 2B 2.8Hd、d) : IH2,6Hd、d) ;  182.47(+a) :Ill 2,3(+a); 1)1 2.12(m ) ; 48 1,85(醜) : 5B 1.43(麟) ;3HO,89( s)。
質量分析 M+ NHa’ 656 (脱キレート化産物)M”352 −M十H’″353 M+ NH4” 370裏施■主 7 の キレートヒ 誘導体(7)はケトン基をアルコールに還元する前に脱キレート化され(以下参 照)、得られた生成物(11)はアルコール存在下でNaBH4によって還元さ れ、この反応では、恐らくα′およびβ′で水素化物の拮抗的攻撃の結果として 2つの生成物が等量得られた。
両生酸物のうち1方、16α−プロバルギJし、17β−オール(12)だけが 、アセチレン基を保持しており、様々な力lレボニル金属、例えば、Cot(C o)s+ MozCPt(CO)a、0s3(Co)tzによって再キレート化 が可能であって、それぞれ(16) 、(17) 。
(18)が得られた。
R= −CH3(b ) Mx(CO)y −−Cot(CO)& (16)C HzOCHs (C) MozCPz(CO)a (17)01(CO)+*  (18) (16c)、(17c)および(18c)では、16α′で置換されたエストラ ジオールが容易に得られた。酸性条件下(HBF、エタノール、水)での処理に よって、それぞれ(19) 、(18)および(21)が得られた。
Mx(CO)y = Cot(Co)i ’(19)MozCpz(CO)、( 20) −O3s(Co)+e (21) 7 為゛11 への キレート カルボニル金属アルキン誘導体の脱キレート化は、すべて同一条件下で行った0 例えば、(7)から(11)への脱キレート化が挙げられる。
(7) 0.19g (0,30gmol)をエーテル3−に溶解し、これに硝 酸第二鉄lHo1(エタノール10−中)を添加して一晩冷蔵庫で反応させた。
この溶液を水で薄めてエーテルで抽出し、その後エーテル溶液を乾燥して溶媒を 蒸発させた。生成物は、シリカの薄層クロマトグラフィーによって精製した(溶 出液、エーテル2/ペンタン3)、その隙の収率は80%であった。
質量分析 M+H” 353 M十NH4” 370 M” 352NMR25 0MHz CDCh : 187.19ppm (d) ; 1B 6,82( d、d) ; 1B 6.8(d) : 215.15(d) ; 3H3,4 7(d) : 2EI 2,90(d、d) : II(2,72(m); 1 1 2.6(m); 3H2+2a 2.45(a) ; 4H2,00(+* );IH1,94(t); 5H1,52ppm (m); IHO,96pp m (s)。
叉1皿l 16α′−プロパルギルジコバルトー ヘキサカルボニルエストージオール 16 のム(11) 0.08gを無水x l)−ル5dに溶解し、NaBHa 0.07gを添加した。この混合物を一晩 撹拌して16時間後、水を加えて2時間放置したところ、白色沈殿が生じた。そ のすべてを塩化メチレンで抽出し、塩酸溶液で洗浄してから、中和および乾燥を 行って、溶媒を蒸発させた。初めの生成物を、シリカの薄層クロマトグラフィー にかけた(溶出液、エーテル1/ペンタンl)ところ、2つの生成物が分離した 。一方には、NMRでアセチレン基のプロトンは現れなかったが、スペクトル中 に複数のビニル基のプロトンが認められた。他方には、常に1つのアセチレン基 のプロトンが認められたが、赤外スペクトルではケトン基のバンドは消失してい た。5日後、アセチレン生成物が結晶化(質量分析 M” 358.M”355  、 M+ NH4゜372) L、その0.035 gを1−のCHtClt に溶解し、さらにオクタカルボニルコバルト0.045gを添加した。
2時間後、溶媒は蒸発し、残渣をペンタン中にとって、そこへエーテルを数滴添 加した。その溶液をフロリジルの短いカラム上で濾過した。溶媒を蒸発させ、生 成物をシリカの薄層クロマトグラフィーにかけた(溶出液、エーテル)、赤外吸 収バンドの回復が認められた(16c)。
約0.07 gの(16c)を、エタノール/T)IFの1:1混合物3dに溶 解した。室温にてHBF4EttOを5滴加え、10分後、より極性の赤色生成 物がシリカ層上に現れた(溶出液、エーテル1/ペンタン1)、20時間後、反 応はほぼ完了した。
この混合物を水に取り、塩化メチレンで抽出してから、シリカの1層クロマトグ ラフィー(エーテル溶出液)上で乾燥させた。主要な赤色バンドが現れ、それは 徐々に結晶化して赤色の油が得られた。収率は80%であった。
NMR250MHz (CDCIs) : IH7,0?(d) ; IH6, 81(d、d) ; 1B 6.54(d) : 186.03(t) ; 1 ■4.54(s) ; IH3,40(d) ; 1B 3.29(d、d)  : IH2,84(d、d) : IH2,82(q) : 2H2,26(m ) :381.93(+a) ; 7H(1,7〜1.2) ; 3H0,80 (t)。
質量分析 脱キレート化後 M” 310スm α−ゼーノール 22、ゼーロン 23 、およびゼア−レノン 23′、での  のムー見したところ、トリカルボニルコバルト基による環のキレート化は、最 も確かな試みのようにみえる。しかし、その利用は、得られた有機金属生成物の 安定性が余りよくないという事実のため限界がある(従って、フェノール基を保 護しの選択的アルキル化に関する研究、およびα′ 、β′エチニル−ゼラノー ルのキレート化に関する研究に関心が向けられている。
1) の131および15 でのプロパルギルヒエストラジオールのときと同様 に、安定な生成物を得るために、前取て遊離フェノール基を保護しなければなら ない。
反応スキームを以下に示す。
例えば、R= CHs、 R’ =CH5(a)R=H、R’ =(Cut)ユ OH(b)(22a)では、13位にキレート化したプロパルギル基の導入によ って(24a)が得られた。(22b)では、13および15位において、芳香 環の電子置換が起きた。
2)6立および8立のブロバルギルヒ (23) [R=CHs 、 R’ =(1,]から得られたエノールのエーテ ル上のカチオン(9)の反応によって、通常の条件下で芳香環の13位における 置換が起きた。同一条件下で、エストロン誘導体から得られたエノールのエーテ ルを用いると、環とエノールのエーテルとに対して拮抗的攻撃が生じた0反応は 、エノールのエーテルに対する部位選択的であって、ヘキサメチルジシランゼン の存在下でカチオン(9)が利用された。
反応図式を以下に示すが、操作手順は同じであった。
R−R’ −CH。
例えば、R=R’ =t−ブチルージメチルシリル基を有する(23)からは、 アセチレンマグネシウムの作用によって、保護されたα′およびβ′エチニル− ゼラノールの2種類が容易に得られた。
(26)α′ 、β′ これら異性体α′およびβ′の2つは、シリカの薄層クロマトグラフィーによっ て分離した。フェノール基は、カルシウムの塩化物の作用によって反応しやす( なった。
そのため、α′およびβ’ (26)は、カルボニル金属によってキレート化し た。 Coz(CO)*9M0zCpz(CO)h、05s(Co)+zによれ ば、それぞれα′およびβ’(27Lα′およびβ′(2B) 、α′およびβ ’ (29)が得られた。
同様に、化合物(24)および(25)は、第二鉄塩の作用によって脱キレート した後、モリブデンおよびオスミウムのカルボニル金属によって再キレート化す ることができた。
MoCpx (CO) aによってキレート化したαおよびβ(26)誘導体か ら、酸触媒を用いた、キレート化アセチレンアルコールの脱水の結果、誘導体( 27aおよびb)が得られた。
THF 2−にゼラロン(23) 0.32g (lsmol)を含む溶液を、 THF 3−にNaH100■を含む懸濁液に加えた。これを激しく撹拌すると 、白色の沈殿が生じた。さらに、2時間撹拌してから、THF2mlに塩化t− ブチル−ジメチルシラン0.6g(4anol )を含む溶液を加えた。激しい 反応が生じて、沈殿が溶解し、乳白色の懸濁液が得られた。水を添加したのち、 生成物をエーテルで抽出した。その溶液を洗浄して乾燥し、溶媒を蒸発させた。
何時間か経過すると、生成物は結晶化した。2つのフェノール基が保護されたこ とがN M Rで確認され、100%の収率が得られた。
THF5atfにTBMSゼラロンのエーテルl m5aolを溶解し、その溶 液に過剰量のアセチレングリニヤール試薬を加え、12時間反応させた0反応混 合物は、塩酸の希釈溶液に加え、エーテル抽出し、洗浄および乾燥を行った。黄 色油が約0.7 g得られ、CDCh中のNMRでは、2.4 ppmにアセチ レンのプロトンによる2本のピークが示された。シリカの薄層(エーテル1/ペ ンタン1)上には、2つのスポット(Rf−0,5および0.6)が認められた 。2つの生成物は、6枚のシリカプレート(エーテル1/ペンタン1)上で分離 した。α′およびβ′の分離生成物の収率は66%であった。
THFのBaaNF溶液の作用、その後の加水分解によってフェノール基が遊離 した。
□質量分析 M” 346 、 M十H” 347 、 M+ NH4゜364 5) CMoを いて、ゼーロン 23a およびゼア−レノン 23b か− したカルボニル 、28aおよび益n立握製 キレート化していない誘導体(28aおよび28b)は、ピリジン中のカルボキ シメチルアミンの作用によって、ゼラロン(23a)およびゼア−レノン(23 b)から容易に得られ、生じた酸オキシムは、古典的手法(THF中での水酸化 スクシンアミドおよびカルボジイミド、続いてトリエチルアミンの存在下でのプ ロパルギルアミンの添加)によって、プロパルギルアミンにカップリングする。
その後の常法によってキレート化が生じ、シリカの薄層クロマトグラフィー(溶 出液CIhC1□)で精製された生成物は、N?’lR,IRおよび質量分析に よって同定された。
ピリジン20−に溶解した2oo■ノゼラロ72 (0,62mn+ol )を 含む溶液に、カルボメトキシルアミン400■(1,8mmol )を加えた。
24時間撹拌すると、不透明な溶液が得られた。
ピリジンを蒸発させたのち、酢酸エチルで残渣を回収した。
水で十分に洗浄した。溶液を、硫酸マグネシウム上で乾燥させてから、蒸発され たところ、白色固体220 gが得られた。
N M Rによって、2つのオキシムの異性体ZおよびEの存在が示された。2 つの異性体の差異をシリカ調製物のプレート上で調べたが、確認できなかった( 試験溶出液 エーテル;メタノールを数滴加えたエーテル/ペンタン混合物;ク ロロホルム2/プロパツール1)。
融点 125°C H’NMR(250Mz、重水素化アセトン)δppm :主要異性体のスペク トル、 1.39(3B、d、”J−6Hz、19−C)Is)2.32 et 3.1 9(IH,td、’J=12Hz、”J=4.5Hz、12−CI−H)4.5 8(2H,s、cHzcOOH) s、 17(1B、+ll、3−CH)6. 24(IH,d、’J=2.5Hz、15−CH) 6.29(IH,d、’J =2.5Hz、13−CH)9.14(IH,s、14−COB) 12.08 (IH,s、16−COB)主要異性体のスペクトルに加えて、副次的異性体に 相当して重要性が低い他のスペクトル: 11.78(16COH) ; 5.35(3−CI) ; 4.58(CHI COOH) ; 1,40(19−CBりIRC11−’: 3337(F & i、νcOOH) 2964(e、 VaCL)2945( m、νcHz) 2928(+m、 v、 Ctls)2870(w+、 Vs  CHり ’ 1732.1643.1628(F、νco)1585(s、芳 香性c=c) 質量分析(反応性NH,ガスなどを用いた化学的脱離によって)質量のピーク− 主成分のピーク MH” =394 : m/ z =411(M+NH,。) ユーニ)fヱルソク3す9ヒ臼ヒ−E九m乙二土(スキーム1参照) 7′−カルボキシメチロキシムーゼラロン(化合物:3)20011g (0, 5gu+ol )をTHF 23−に溶解し、15分間4°Cにて撹拌した。そ れに、N−ヒドロスクシンイミド67■(0,59園−ol)、およびTHF  4−に溶解したN−N’−ジシクロへキシルカルボジイミド160■(0,75 +w+ol)を含む溶液を加えた。
さらに、この溶液を4°Cで4時間、続いて室温で20時間撹拌したところ、白 色沈殿が生じた。
濾過後、溶液の温度を4°Cに戻し、それにプロパルギルアミン65111(1 msol)およびトリエチルアミン520J11(3,54)を添加した。4℃ で4時間撹拌してから、室温に20時間放置した。
ロータリーエバポレータでTHFを蒸発させ、残渣をジクロロメタン20m1に 取った。有機相を水で3回洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥させて、溶媒を蒸 発させた。黄色固体190■が得られた(収率90%)。
生成物は、シリカ調製物のプレート上で精製したところ、2つの異性体が分離し た(溶出液:エーテル)。
2つのの異性体に関して、Rf =0.42および0.49未反応のオキシムに 関して、Rf=0.1融点 160”C H’ NMR(250MHz、重水素化アセトン)δppm+ :主要異性体に 関して、 1 、35 (3H,d、 ”J=6Hz、 19−CHz) 2.68 (1 8,t、 ’J=2.58Z、 C=CH)3、19 (IH,td、 ’J= 12Hz、 ”J=4.5Hz、 12−CB−H)4.04 (2H,16ラ イ)l ABシスffAl ’J=215Hz、’J=519Hz、NH−CB i−C:: C)4.45(2H,s、No−CHz−CO) 5,17(IH ,+a、3−CH)6.23(II、d、’J=2.5)1z、15−C)l)  6.29(IH,d、’J=2.5Hz、13−CH)7.22(1B、幅広 5INH) 9115(18,幅広s、 14−Con)12.0(IH,s、 16−COH) 副次的異性体に関して、 1 、36 (38,d、 ”J=6Hz、 19−CB5) 2.67 (I H,t、 ’J=2.5Hz、 C=CH’。
L 02(2Ht 4ライン、’J=2.45Hz、 3J=s17Hz、NH −CHz−C= CH)4.42(2H,s、No−CBi−CO) 5.25 (IH,m、3−CB)6.23(IH,d、’J=2.5Hz、15−CH)  6.29(IH,d、’J=2.5Hz、13−CH)7.15(IH,s、 NH) 9.14(IH,幅広s、 14−COH)11、70(IH,s、  16−COH)I R(cm−’) 3275(F et 1. v会合性OH) 2964(e、 V、 CTo) 2945(m、 νcHt) 282B(m、v、Cut)2853(m、 v 、 CHx) 2120(f、vCCミツ1697&1639(F、νCo)  1580(園、ν芳香性esc)質量分析(反応性NHsガスなどを用いた化学 的脱離による)質量のピーク: MH’″=431.主成分のピーク: m/  Z =207(M+ NH4゜> m/z =448元素分析 czsnコ。N、O。
理論値(%) C64,19H6,97N 6.51 022.32実測値(% ) 64,37 7.58 6,80 20.757′−ヘキサカルボニルジコ バルトープロパルギルアミドメチロキシムーゼラロン:5(スキーム1参照)す べての操作をアルゴン雰囲気下で行った。190■の化合物4 (0,48mm ol)をTHF 10−中に溶解したのち、THF3fnlに溶かしたジコバル トヘキサカルボニル170■(0,5w++++ol )を加えた。ガスが発生 し、赤色に発色しているようであった。
反応は、シリカの薄層クロマトグラフィーで追跡したところ、15分後に終了し た。
その際、この溶液は、アルゴン存在下で溶出液としてエーテルを用いてシリカの カラム上でクロマトグラフィーにかけた。蒸発させたのち、赤色固体の生成物が 低い収率(約10%)で得られた。シリカ調製物のプレート上(溶出液、エーテ ル2/ペンタン1)で、2つの異性体、ZおよびEが分離シタ(Rf =0.2 および0.25) 。
融点:生成物は55℃から分解し始めた。
H’NMR(250MH2,重水素化アセトン)δppm :主要異性体に対し て、 1.35(3H,d、3J=6Hz、19−CB5)3、17 (1B、 td 、 ’J=12Hz、 ”J=4.5Hz、 12−CH)4.47(28,A BシX?A(45())、No−CHz−CO)12.00(1B、s、16− COH)4.70(2)1.16ライン、ABシxtム、’J=2+ 5Hz、 ’J=5+9Hz+ NH−CH,−C= CB)5、17(1B、ea、 3 −CH) 6.22(11,d、 ’J=2.5Hz、 15−CB)6.29 (IH,d、’J=2.5Hz、13−CB) 6.40(IH,s、C:EC H)7.72(1B、 t、Co−Nu) 9.14(IH,s、14−COH )IR(cl”) 3238(F et 1. vOHassocie” ) 2928(F、 v 、 CHz)285B(s+、 V、 CL) 2095 ; 2052 ;  2014(F、v金属上でのco)1637(F、v CO) 1585(m、 J/芳香性c=c)・Mo2Cp2 (CO) aからMOzCpz(Co)、 の合成−中に溶解した。アルゴンを流しながら、160”Cで3時間還流した。
濾過したのち、MozCpz (CO) aの赤褐色溶液が得られた。
・化合物6の合成 160111g (0,38mmol )の化合物4はTHF 10dに溶かし て、この溶液を前取て調製した(2当量のMozCpz (Co) 6から)、 ジモリブデンジシクロペンタジェニルテトラカルボニルMob(pg (CO)  aのための混合物とした。直ちに赤色溶液が得られ、これをアルミナのカラム クロマトグラフィー(溶出液:エーテル)にかけ、アルゴンで還流した。同様に 、最初のモリブデン錯体から合成された生成物が分離した。エーテル2/ペンタ ン1の混合溶出液を用いて、オキシムの2つの異性体ZおよびEをシリカ調製物 のプレート上で分離した(Rf=0.18、および0.23) 。
融点:生成物は110℃から分解し始めた。
H’ NMR(250MHz、重水素化アセトン)δppa+ :主要異性体の スペクトル、 1、35(31,d、 ”J=6Hz、 19−C1h)3、17 (IH,t d、 3J=12Hz、 ”J=4.5Hz、 l2−C)り4.35(2H, m、’J=6H2,CHz−CEEC) 4t42(2H,s、No−C)It −CO)5、18(1)1.m、3−CH) 5.42(IOH,s、2Cp) 6.09(IH,s、CECH) 6.23(IH,d、’J=2.5Hz 1 5−CH)6.29(IH,d、’J=2.5Hz、13−CB) 6.91( 18,s、NH)9、11 (1B、 s、 14=COH) 12.00 ( 1B、 s、 16−COH)IR(ロー1) 3422(F et 1. y会合性OH) 2922(F、 v−CHz)2 851(m、 v−CHz) 1990、1907.1834(P、ν金属上でのCo) 1641(f、νC O)1583(m、J/芳香性c=c) ゼアラレノン:7(以下のスキーム2参照)融点:164℃ H’NMR(250MHz、重水素化アセトン)δppm :すべての水素は、 プロトン−プロトンの相対スペクトル(遮蔽)に起因する。
1.36(3B、d、 3J=6Hz、 19−CHz) 1.68(2H,d 、4−CHz)2、α6(51,++、5−CHz、9−Cut、6−CB−H ) 2.13(2H,s+、1O−CHz)2.26(11,−,8−CI−) 1) 2.33(2H,m、1O−C1lz)2、68 (IH,ta、 6− CH−H) 2.88 (IH,ta、 8−CI−H)5.00(IH,s+ 、3−CH) 5.75(IH,m、C=CH)6.30(1B、d、’J=2 .5Hz、15−CH) 9.19(IH,s、14−COI()6.44(I H,d、’J=2.5Hz、13−CB) 11.94(IH,s、16−CO B)7.05(18,d、 ’J=15Hz、 12−CI=C)13CNMR (250MHz、重水素化7セ)7) 6ppea :CH!の位置は、DEP T実験によって定まった。
26(19−C) (27,28,3B、40.41.49)=(4−C,5− C,6−C,8−C,9,C,1O−C)79(3−C) (108,115) =(13−C,l5−C) (139,140)=(11−C,12−C)(1 50,159,161,178) = (14−C,16−C,17−C,1B −C)(207,215)=(1−C0,7−Co)IR(C1l−’) 3314(F et 1. v会合性OH) 2976(m、 v−CHs)2 935(e、 v−CL) 296B(f、v−CHz)1691.1649. 1618(F、yco) 1580(@、v芳香性cmc)質量分析(反応性ガ スとしてNHlを用いた化学的脱離による)質量のピーク−主成分のピーク M  H” =319 m/ z =336(M+ N)14゜) ′−カルボキシメチロキシムーゼア−レノン:8(スキーム2参照) 化合物3を合成するために、同様の操作法を用いた0反応は、400■(1,2 5a+mol)のゼアラレノン7から開始した。粘稠な生成物43511g ( 1,1mmol、 Rdt=88%)が得られた。生成物の希薄溶液を用いて、 オキシムの2つの異性体ZおよびEの分離を試みた。その際、溶出液として、ク ロロホルム2/プロパツール1の混合物を使用した(Rf =0.35.0.4 8)。
H’ NMR(250MHz、重水素化7(!):/) 6ppvg :主要異 性体に対して、 1.35(3B、d、”J=6Hz、l9−CI、l) 2.85(2B、o+ 、8−CHz)4.59(2B、s、No−CTo−COOH) 4.95(I H,m、3−CH)5.74(IH,m、1l−CH=C) 6.28(IH, d、’J=2.5Hz、15−CH)6.42(IH,d、’J=2.5Hz、 13−CH) 7.05(IH,d、’J=15Hz、12−CH=C)12. 0(IH,s、16−Con) 分析対象の生成物は、オキシムの2つの異性体ZおよびEであった。副次的生成 物のスペクトルは、主要異性体のそれと少し異なっていた。
1.36(19−CH3) 、 4.55(NO−CHt−COO)l) 、  5.13(3−CH) 、 6.0(11−CH=C)また、2つの異性体の比 率は、85%=15%と評価することが3412(T、νcOO)1) 293 2(F、 V、 CHz) 2870(e、 V、 CHz)1717 ; 1 669(f、νCO) 1647 ; 1669(F、νCO)質量分析(反応 性ガスとしてNH3を用いた化学的脱離による)質量のピーク−主成分のピーク  M H” =392 m/ z =392(スキーム2参照) 操作法は、化合物4の合成法と同じであって、200■の8(0,5a+++o l )を用いた。薄く着色した非晶質固体183■が得られた(rdt=90% )、2つの異性体の分離は、シリカ調製物のプレート上で行った(溶出液:エー テル) 、Rf =0.46 。
0.6゜ H’ NMR(250MHz、重水素化アセトン)δppta1.39(3H, d、 ’J=6)1z、 19−CHff) 1,382、67 (1B、 t 、 3J=2.5Hz、 CE CH) 2.644.03(2B、8ライ:/ 、’J=2+4H2l’J=112H2INH−C1,−CECH) 4+02 4.47(2B、s、No−CHt−C0) 4,425.00(IH,餉、3 −CI) 5,155.77(IH,+n、1l−CH=C) 5,946、2 8(18,6,’J=2.582.15−CH) 6.286、44 (IH, d、 ’J=2.5Hz、 13−C)l) 6.467、08(1B、 d、  ”J=15Hz、 12−CH=C) 7.107.21(IH,幅広s、N H) 7.23水素の位置は、主要異性体が左、副次的異性体が右と定ま328 8(1,v会合性OH) 2930(f、 v、 CHz) 2853(+a、  v、 C1h)2125(f、ν(、:C8) 1734(f、νco) 1 651(F、νcO)1580(s+、シ芳香性c−c) 元素分析 Cz3HzsNzOa 理論値 % C64,48H6,54N 6,54 022.43実測値 %  61.57 6,95 6,09 22.267′−ジコバルトヘキサカルボニ ルプロパルギルアミドメチ操作法は、化合物5のときと同じ合成法を利用し、赤 色の生成物が得られた。
融点:生成物は80℃から分解し始めた。
H’ NMR(250MHz 、重水素化7セ) 7) 6ppm :主要異性 体に関して、 1+39(3H1d+’JJHz、19−CHs)4.53(2H,ABシス? A、4ライン、No−CHz−CO)5.00(IH,+s、3−CB) 4* 72(2H,16ライン、 3J=6.3Hz、’J、IHz、NH−C Hz−C= CH)。
5.77(11,J 1l−CH=C) 6.29(IH,d、’J=2.5H z、15−CH)6.43(IH,d、’J−2.5Hz、13−CH) 7. 07(18,d、J=15)1z、12−CH=C)I R(CHzCh中で溶 液として) 2955(P、v、cH,) 2097((νco) 2029;2058(F 、 νcO)ゼラロンの誘導体(図式1) ゼアラレノンの誘導体(図式2) ス111i 免韮1澤友狡 ゼラノールの抗体に対する抗原であうで、ゼラノールから誘導した有機金属抗原 の挙動を調べた[その際の免疫化は、BSAへのカップリングのために、7位に 分岐CMOを有する免疫原によって行った(D、Thouvenot et R ,Morfin+ Appliedand Envirornmental M icrobiology、 1983+ 45+ 16−23) ] *このた めに、有機金属誘導体のモル濃度を増加させながら、それと3H−ゼラノール間 で生じる拮抗作用の反応曲線を作成した。ゼラノール抗体に対する、結合の相対 的親和性(APL)を以下の表に示す。
ゼラノール抗体に対する、結合の相対的親和性(ARL)生成物 ARL 28a(金属=モリブデン) 31% 28a(金属=コバルト)、 39% 28b(金属=コバルト) 57% この結果によって、これらの錯体は、抗体上に固定化した3H−ゼラノールの拮 抗体であることが示された。数種の錯体から得られるパーセントの増大は、ゼラ ノールの免疫学的用量としてこれら抗原が使用できる可能性を明示している。
一方、KBr法による化合物28bの赤外スペクトルを第1図に示す、有機金属 の分岐を特徴ずけるバンドは、2094 、2051および2024C11−’ に見られる。このタイプの錯体にも見む1出されるこれらのバンドの強度は、他 のいかなるスペクトルレノ〈ンドの強度より明らかに強く、タンパク質が吸収し なし)ゾーンに位置していた。
ど の 法および エストラジオールレセプタのために修飾したホルモンの親和性は、これらホルモ ンと3H工ストラジオール間の拮抗反応の試験によって測定した。従って、細胞 質分画を、一定濃度の3H−エストラジオール(2X10−’)および様々な濃 度の被検ホルモン(10−”から10−7までの9点)の存在下でインキュベー ションした。さらに、RBA(r相対結合親和性」)の値も決定した。これは、 エストラジオールの結合の50%を置換するモル濃度の修飾ホルモンにおし)で 、レセプタに対するエストラジオールの特異的結合の50%を置換する非放射活 性エストラジオールの濃度比×100で示される。
RBAが高いほど、エストラジオールのレセプタに対する親和性を調べるための ホルモンの活性が高いとし)える。
生成物 RBA 3’ −(2−アセチレン)2.5% 4’ −(4−アセチレン)2.5% 3−(2−キレート化) 0.001 4−(4−キレート化)1.9% 19−(16−アセチレン)1.2% カチオン(9)も、(9)から定量的に単離されるスルフオニウムイオン(9′ )を得るために、塩化メチレン中でジメチル硫酸などの硫化物と容易に反応した 。
(9)がアセトンおよびアセトニトリル上で反応するとき、これらスルフオニウ ムイオンは、CH2Cl□、アセトン、アセトニトリル中で溶解性および安定性 が高い、こういった溶媒中では、その加水分解が徐々に進行してキレート化した プロパルギルアルコールが生じた。メタノールおよびメタノール中では、修飾さ れたカルボニウムイオン(9′)は可溶性を示し、アルコールの分解反応が生じ た。(9)がアルコール上でほとんど瞬間的に反応するとき、上記の反応が完了 するまでには10分以上かかる。
その条件下で、(9′)の利用は、保護溶媒中に認められる、−級および二級ア ミンのプロパルギル化反応にとって好都合である。
アミンをプロパルギル化する他の方法には、金属の変更に関与するカチオン(9 ”)の利用が挙げられる。
塩化メチレン中でのアミンに関する反応は極めて速いが、アセトンならびにアセ トニトリル、およびエタノールまたは塩化メチレン/水のような二相溶媒中など の他の溶媒においても、この反応を理解できる。特に方法は、水溶性の誘導体、 およびカテコールアミンなどの有機溶媒に難溶な誘導体について様々に変えられ る。 2 他のへテロ原子を使用して、カチオン(9)(例えば、ピリジンおよびその誘導 体)の一時的キレート化が可能である。
そして、ピリジンの場合、チオレートのアルキル化にともなった、保護溶媒に対 する反応性の変更も可能である。(9)から、アルキル化剤および核試薬を新た に生成させることもできる。
以下に、アミンまたはチオール基へのアルキル化/キレート化にかかわる操作の ための手順を説明する。
エーテル5−中でキレート化したプロパルギルアルコール0.34gに、HBF 4エーテル1−を添加した。カチオンが形成されたのち、エーテルで洗浄し、真 空下で乾燥した。その次に、CH2Cl□10−およびCHsSCHs O,5 −を添加した。数分後、鮮やかな赤色沈澱が生成し、これをデカンチーシランし て、沈澱をエーテルで洗浄した。真空下で乾燥すると、鮮やかな薄赤色(煉瓦色 )の粉末が得られ、これをアルゴンで冷却しである容器中に入れた。
これに、アセトン2mlに溶解したカチオン10■を添加した。0°Cに保って 、このアセトン溶液にイソプロピルアミン0.2−を滴下した。直ちに反応が生 じ、赤褐色の生成物が得られた。収率は75%であった。
この反応は、他の溶媒、特にエタノールまたはメタノール中でも可能である。従 って、反応は、−15℃ないし一20℃の低い温度を維持しなければならない0 例えば、エタノール1−にカチオン10■を添加し、この溶液を一15°Cで調 製した。カチオンが溶解したのち、エタノール0.5−に溶けたイソプロピルア ミン0.2−を滴下した。直ちに反応が起きたので、室温に戻して、溶媒を蒸発 させた。
メタノール8−にカチオン0.16gを添加し、メタノール1dに対してジイソ プロピルアミン0.2 dを滴下した。溶液の色は、最初のオレンジから赤に変 化した。そして、溶媒を蒸カチオンは、以下のように調製した。
MOtCpz(CO)aの調製 MozCpz (CO) a 5gのMo2Cpz (CO) bをコパージグリン(Na+ベンゾフェノン) 40dに加え、アルゴン下で3時間還流した。濾過してから、ジグリンを蒸発さ せた。続いて、プロパルギルアルコールを添加した。エーテル5o−に対してア ルコール4gの溶液を添加してから、エーテル150艷に対してHBF43wl の溶液を加えた(滴下)、生じたオレンジ色の沈澱を濾過、および洗浄すると、 黄色の粉末が得られた。
このカルボニウムイオンによって、特にチオレート型で、チオール基のアルキル 化が生じた。
プロパルギルアルコール0.3gに対してカチオンが得られ、これを洗浄および 乾燥してから、CHzChに約11nlのピリジンを含む溶液を過剰に添加した 。溶媒を蒸発させ、残渣をエーテルで洗浄すると、ピンク色の残渣が得られた。
手続補正書(方式) 平成1年6月 8日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 PCT/FR88100045 2、発明の名称 アルキン−カルボニル金属のクラスターを含む新型の低温バイオプローブ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番1o号6、補正の対象 (1) 特許法第184条の5第1項の規定による書面の「特許出願人の代表者 」の欄 (2)委任状 (3) 明細書の翻訳文 (4) 請求の範囲の翻訳文 7、補正の内容 (11(21別紙の通り (3)明細書の翻訳文の浄書(内容に変更なし)(4) 請求の範囲の翻訳文の 浄書゛ (内容に変更なし) 8、゛ 添付書類の目録 (1) 訂正した特許法第184条の 5第1項の規定による書面 1通 (2) 委任状及びその翻訳文 各1通国際調査報告 国際調査報告

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.有機金属化合物によってアルキル化/キレート化した生理活性物質から成る 錯体であって、前記有機金属化合物がアルキン−カルボニル金属のクラスターを 含むことを特徴とする錯体。
  2. 2.前記アルキンがプロバルギル誘導体であることを特徴とする、請求項1記載 の錯体。
  3. 3.前記生理活性物質が、少なくともフェノール性芳香環、および/または少な くとも脂肪族炭素上での遊離ケトンもしくは水酸基、および/または少なくとも アミン、チオールもしくはカルボキシル基を含み、アルキル化/キレート化が、 ・保護された水酸基のα位に対応したフェノール環上で・ケトン基もしくは水酸 基のα位に対応した脂肪族炭素上で・水酸基もしくはケトン基を有する脂肪族炭 素上で、または・アミン、チオールもしくはカルボキシル基上で、生じることを 特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の化合物
  4. 4.前記生理活性物質が、エストロゲンもしくはエストロゲン誘導体、特に以下 の一般式で示されるエストロゲン▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化 学式、表等があります▼[式中、Rは、水素、またはヒドロキシアルコキシ基な どの保護基を示す]であることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載 の錯体。
  5. 5.前記生理活性物質が、食餌性マイコトキシン、特に、以下の一般式で示され るゼラロン、ゼアラレノール、ゼアラレノン、およびそれらの誘導体 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)et▲数式、化学式、表等があります ▼(II)▲数式、化学式、表等があります▼(III)et▲数式、化学式、 表等があります▼(IV)[式中、RおよびR′は、水素、またはヒドロキシア ルコキシ基などの保護基を示す]であることを特徴とする請求項1に記載の錯体 。
  6. 6.RおよびR′がシラン型の誘導体、まなはC1ないしCl6のアルキル、ア ルコキシもしくはヒドロキシアルコキシ基であることを特徴とする、請求項4ま たは5記載の錯体。
  7. 7.RおよびR′が、C1のアルキル、アルコキシもしくはヒドロキシアルコキ シ基であることを特徴とする、請求項4記載の錯体。
  8. 8.RおよびR′がC14ないしC16のアルキル、アルコキシもしくはヒドロ キシアルコキシ基であることを特徴とする、請求項5記載の錯体。
  9. 9.前記有機金属化合物が、周期律表の第IV、第VII、第VにII、第IX 族の金属の化合物であることを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の 錯体。
  10. 10.前記有機金属化合物が、クロム、モリブデン、タングステン、マンガン、 コバルト、ニッケル、テクネシウム、レニウム、オスミウム、ルテニウムの中か ら選ばれた1個または数個の有機金属化合物であることを特徴とする、前記請求 項のいずれか1項に記載の錯体。
  11. 11.前記有機金属化合物の金属配位子が、CO,CS,CSe,CNR1,P (R2,R3,R4)、シクロンベンタジニエル[R1はアルキル基もしくは− COR5基であって、R2,R3,R4ならびにR5は置換基の有無にかかわら ないフェニル基もしくはフェノキシ基、置換基の有無にかかわらないアルキル基 もしくはアルコキシ基、およびハロゲン原子を示し、R5は−N(CH2CH2 C1)2を取り得る]の中から選ばれることを特徴とする、前記請求項のいずれ か1項に記載の錯体。
  12. 12.前記生理活性物質が、芳香環上で、またはケトン基もしくは遊離水酸基の α位でキレート化されることを特徴とする、請求項4または5記載の錯体。
  13. 13.前記生理活性物質が、芳香環に対して、脂肪族炭素のケトン基または水酸 基のα位で選択的および立体特異的にアルキル化/キレート化されることを特徴 とする、請求項4または5記載の錯体。
  14. 14.前記ゼラノールまたはぜアラレノールのα位がアルキル化/キレート化さ れることを特徴とする、請求項5ないし13記載の錯体。
  15. 15.ゼアラレノンおよびゼラロンのケト基が酸オキシム基に転化され、後者が 、三重結合上でカルボニル金属によってキレート化されたプロパルギルアミンで 確実にカップリングされ、前記ゼアラレノンおよびゼラロンの7位にアルキル化 /キレート化されることを特徴とする、請求項5ないし13項のいずれか1項に 記載の錯体。
  16. 16.前記生理活性物質を、カルボニル金属化合物でキレート化したアルキンカ チオンによってアルキル化することを特徴とする、前記請求項のいずれか1項に 記載の錯体の調製法。
  17. 17.カルボニル金属化合物によってキレート化された前記アルキンカチオンが 、四フルオロホウ酸の存在下でアルキンアルコールをカルボニル金属化合物と反 応させて得られることを特徴とする、請求項16記載の方法。
  18. 18.前記生理活性物質がエノールのエーテル型に転化されるケトン基を有し、 カルボニル金属化合物でキレート化したアルキンカチオンによる生理活性物質の アルキル化/キレート化反応が四フルオロホウ酸の存在下で生じることを特徴と する、請求項16または17項に記載の方法。
  19. 19.前記溶媒が塩化メチレンであることを特徴とする、請求項16ないし18 記載の方法。
  20. 20.前記ケトン基をアセチレン有機金属化合物に反応させて、ケトン基を有す る炭素にエチニル基および水酸基を導入し、前記エチニル基が三重結合上でカル ボニル金属化合物によって確実にキレート化されることを特徴とする、請求項1 6または17記載の錯体の調製法。
  21. 21.分岐カルボニル金属オキシムの介在によってケトン基を酸オキシムに転化 し、前記酸基がアミド結合によってプロパルギルアミン化合物のアミン基に確実 にカップリングし、カルボニル金属によるキレート化がプロパルギルアミンの三 重結合上で生じることを特徴とする、請求項16または17記載の錯体の調製法 。
  22. 22.前記C−C三重結合上での最初のカルボニル金属化合物の脱キレート化、 続いて同じく三重結合上での二番目のカルボニル金属化合物の再キレート化を行 うことを特徴とする、請求項16ないし21項のいずれか1項に記載の方法。
  23. 23.ケトン基のα位における最初のカルボニル金属化合物錯体のC−C三重結 合の脱キレート化、次にケトン基のアルコール基への還元、続いて遊離水酸基の α位の再キレート化を行うことを特徴とする、請求項16ないし19項のいずれ か1項に記載の方法。
  24. 24.前記三重結合上でのカルボニル金属の脱キレート化が、エタノール中の第 二鉄塩の作用によって起きることを特徴とする、請求項22および23項記載の 方法。
  25. 25.前記生理活性物質が、アルキル化/キレート化されるアミン基を有し、硫 化物の存在下で反応することを特徴とする、請求項16または17項記載の方法 。
  26. 26.前記生理活性物質が、アルキル化/キレート化されるアミン基を有し、カ ルボニウムイオン▲数式、化学式、表等があります▼(R1=HまたはCH3) を直接利用することを特徴とする、請求項16または17項記載の方法。
  27. 27.前記生理活性物質が、アルキル化/キレート化されるチオール基を有し、 ピリジンの存在下で反応が生じることを特徴とする、請求項16または17項記 載の方法。
  28. 28.前記生理活性物質を、IR−FTの使用によって一定量の生物学的レセプ タまたは免疫学的用量の抗原もしくは抗体のためトレーサーとして利用すること を特徴とする、前記請求項のいずれか1項に記載の生理活性物質錯体の利用法。
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