JPH01502656A - 保証リングを持つ容器用蓋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一１ン　つ穴Ｕ 発明Ω概要 本発明は、下側に保証リングを持つ容器用の蓋に関し、蓋にはその内壁にフック 状の突起が設けられ、突起は内方、上方に延び、且つ蓋が取外される時容器と係 合し、このようにして保証リングを蓋の本体から分離する。

これら突起即ちフックは、蓋が装架される時は蓋の口の下にある。一般に、前記 口は容器の隣接する首より直径が大きい、これらフックの自由端、即ち先端は容 器、それゆえ蓋の長手軸線から、前記容器口の半径より小さい距離にある。蓋が 取外される時、フックはそれにより容器の口の下側と係合する。薄い橋状の帯で 蓋の本体に結合されている保証リングはそれゆえ帯から分離される。

それゆえ蓋を始めて開けたことが示される。

この種のフックは従来技術、例えば米国特許第４４８８６５５号から知られてい る。フックは周辺のまわりに拡がる別々の突起として形成される。環状フック、 即ち全周にわたって延びるフックが又提案されている。フックの上下両側は保証 リングの内壁に関し独特の傾斜を持ち、リングからフックが突出する。傾斜角は 一般に５０−６０”でむしろ広い、しかし、上側は９０”までのさらに広い角度 を持っている。

この形状のフックの他に、他の形状も提案され、そのフックは軸線上方向に傾斜 するだけでなく、内壁から水平方向にも傾斜する。これらは言わば、内壁のもの より小さい半径を持っている。しかしこれらの蓋の除去に対する抵抗力は斜め上 方に延びるフックより低く、それゆえこれらは好結果ではなかった。とりわけ、 容器上に蓋を置く時に問題が生じる。フックは言いかえれば大直径の容器の口の 上で滑らねばならず、これらは保証リングの内壁に向けて具合よく置く必要があ る。容器の薄い首部に到達してからだけ、これらはそのもとの姿勢、即ち内壁か ら再び突出するよう回復することが出来る。上方に斜めに延びるくさび状フック は前記実施例のものより良いことは明らかである。

しかし、今述べた斜めのフックでさえ、日常の使用で蓋が装架される時に問題が 生じる。容器充填装置、特に飲料産業で使われる装置は極端に高い時間的定格で 使われ、蓋の装架に残される時間は極めて少ない。この短かい時間内で、蓋は容 器の口の上で滑る必要があり、小さい直径を持つが始めの装架時に容器の口と合 致する保証リングはそれ自体弾性的に拡がらねばならない、保証リングを蓋本体 に結合する薄い帯は、実際上、保証リングをその前方に、破損することなく押す ことが必要である。

本フックは蓋の装架手順を避は又は防ぐことが経験上水されている。明らかにこ れらは、装架運動の方向に関して極めて多く傾斜し、それゆえ硬い物のように働 いている。上記のような短時間内での弾性的拡張は不可能又はせいぜい不十分で ある。それゆえ保証リングは結合帯を破損に導く容器の口の所で積み上げられる 。蓋は、容器の口の上で滑らない保証リングによりその空間が取上げられている のでも早装架することが出来ない。充填工程時の困難はその結果であった。又そ の他の困難は例えば保証リングの破断である。

本発明の目的は、充填手順を完全に妨げるこれらの困難を、請求項第１項を特徴 とする蓋を得ることで防ぐことである。

本発明による蓋のフックに新しい形状を与えることにより、蓋のその機械的作動 装架に関する特性と、蓋を容器からねじ戻す時のフックの効率との改善が達成さ れている。その上新しい形状の蓋は複雑さと、これと共に蓋を射出成型で作る時 の価格の増加とを生じていない。それゆえ当業者には明らかでなかった上記特性 の組合せが達成された。

図血Ω間巣な説朋 第１図は第２図の線Ｉ−Ｉにおける蓋の保証リングとその下記との断面図、 第２図は保証リングのその周辺の部分の図面、第３図は蓋の好適実施例の展開図 である。

奸遠天施伍Ω説朋 次に本発明を添付図面を引用してより詳しく説明する。

符号１は蓋本体を示し、符号２は帯３によりこれに結合された保証リングを示し ている。内壁４上にいくつかのフックが各々その周辺の一部にわたって延びる。

一般に周辺上に等しく拡がる３個のフックが設けられる０図面にはその１個だけ が示されている。このようなフックは内側４から斜め上方に延びる下側６と水平 の上側７とを持っている。第１図の斜線から明らかなように、本体１、保証リン グ２、帯３及びフック５は、一つの射出成型工程で作られた１個の部材を形成す る。

特に第２図から明らかなように、入口、即ち摺動くさび８はフック５の中間に置 かれる。このくさびは上向きに、保証リング２の下部リム９で始まり、フック５ の丸味のある先端１０に接線方向に合流するよう斜めに延びる。

くさび８の摺動面１１が保証リング２の垂直内壁４に関して傾斜する角度αは３ １°が好ましく、この値は試行して最適を示すよう決められる。この最適値はさ らに、内壁４からのフック５の先端までの距離を決める。フック５が内壁４から どれだけ突出を許されるかはそれゆえ一方では、前記角度αから、他方では保証 リング２の下部リム９の上のフック５の高さからの距離の如何による。しかし先 端１０はフック５がその目的を満足することが出来るだけ内方に向けて遠くに延 びねばならない。それゆえ先端１０は容器口の輪郭の中、又は言いかえれば容器 の口の壁までより第１図に示す長手軸線Ａにより近くなければならず、その理由 は蓋を除去する時に口の下側と接触することが必要だからである。

各フック５に対し、１個だけの摺動くさび８を設けるのが好ましく、それゆえこ のくさびはフックに関し対称に、即ちフックの中間に置かれる。１個の摺動くさ びで一般に十分であり、蓋を作るのに出来るだけ少ない材料が使われるべき事を 第２に考えねばならない、この事は個々の蓋に対し量が極めて小量でも作られる 蓋が多数であることを考えて決定的に重要である。見られる第３の実施態様は、 摺動くさび８が保証リング２を硬くし過ぎてはならない事であり、さもないと前 に述べた作動上の困難が再び発生するからであり、保証リングは、蓋を容器上に 置く時にそのくさびがあるにも拘わらずそれ自体弾性で拡がることが出来ねばな らない。この事は何故くさび８の代りに上記角度αだけフック５の下側６を傾斜 させる事、即ちフック５それ自体をその全幅にわたってくさびとして形成するこ とが、意味が殆んど無いがの理由である。この事は前述のように材料を消費し過 ぎ、弾性を減少する。摺動くさび８の幅すはフック５の長さしの１７４に選ぶの が好ましいことが試験で示されている。

極めて多数の極めて小さいフック５が設けられれば、この値でなくてもよい。そ れゆえくさび８の幅すは極めて短かい長さＬのフック５に例外的に対応するかも 知れない。

くさび８は保証リング２の下部リム９で正しく始まり、内壁４からさらに突出し ない事が又重要である。もし後者の場合ならば、保証リング２はこれら摺動くさ びの下に正しい円筒形を持つべきであり、この事は再び前記困難に連なる。それ ゆえ摺動くさびはリム９まで延びて、それによりこれらは蓋を容器上に置く時に 直ちに効果を持たらさねばならない。

第３図は本発明による保証リングを持つ蓋の好適実施例の展開図を示している。

符号２１は保証リング２のための橋を示し、リングはこの所で中断されている。

このリングはこの位置で又より強い帯２２により蓋本体１に取付けられる。

それゆえ前記中断部は予め決められた破断点として明らかに働く。それ自体知ら れているように、保証リング２のこの実施例では、リングは本体１から分離する だけでなく、切れ目となり、それにより斜めに釣り下がり、蓋が始めて開かれた 事を明らかに示す。橋２１がその一端又は他端で保証リング２から保持されるこ とを確実にするため、リングはこの位置の所で過度に剛く作らない事が示唆され 、この事はフックは図示のように前記位置からある距離の所に置くべきことを意 味している。この事は又蓋を作るための金型の製造を容易にする０図示のように 蓋用の金型は極めて複雑であるけれどもこのために、与えられた時間単位当り、 極めて多数の蓋の製作を可能にする。一方ではフックを持つ保証リング、他方で はリング内に中断を持つ上記組合せは、本発明による蓋の使用時に安全性をかな り増加する。

ＦＩＧ、　３ 国際調査報告 ｍ師−一−１ｍ　Ｐ（７／（Ｈ９９／ＱＱＱ１７国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）容器用の蓋にしてその下縁に保証リング（２）を持ち、前記下縁にはその 内壁（４）にフック（５）が設けられ、前記フックは上方に延びてそれ自体前記 蓋を除去する時前記容器上でくさび作用をし、それにより前記保証リング（２） を前記蓋の本体（１）から分離させる容器用蓋において、前記フック（５）の各 々には少くとも一つの摺動くさび（８）が設けられ、前記くさびは、前記保証リ ングの下部リム（９）から前記フック（５）の先端（１０）まで延びていること を特徴とする容器用蓋。 （２）請求項第１項の蓋において、前記摺動くさびは前記保証リングの前記内壁 （４）に約３１°の角度（α）で傾斜した摺動面（１１）を持つことを特徴とす る容器蓋。 （３）請求項第２項の蓋において、前記摺動面は前記フック（５）の前記先端（ １０）に接線方向に合流していることを特徴とする容器蓋。 （４）請求項第１項から第３項までのいずれか１つの蓋にして、前記フック（５ ）の各々に対し、１個の前記摺動くさび（８）を持つ蓋において、前記摺動くさ び（８）は前記フック（５）の長手延長部の中間に置かれていることを特徴とす る容器蓋。 （５）請求項第４項の蓋において、前記摺動くさび（８）の幅（ｂ）は前記フッ クの長さ（Ｌ）の１／４の範囲内に置かれることを特徴とする容器蓋。 （６）請求項第４項の蓋において、前記摺動くさび（８）の幅（ｂ）は前記フッ ク（５）の長さ（Ｌ）に該当していることを特徴とする容器蓋。 （７）請求項第１項から第６項のいずれか１つの蓋において、前記フック（５） はその摺動くさび（８）と共に、前記保証リング（２）を前記蓋の本体（１）に 結合する帯（３）に関して置かれ、前記帯は前記蓋の周辺に沿って分布されてい ることを特徴とする容器蓋。 （８）請求項第１項から第７項いずれか１つの蓋において、前記保証リング（２ ）はその周辺に沿う少くとも一つの位置で中断され、前記位置は橋（２１）によ り閉じられ、前記位置に前記保証リング（２）を前記蓋の本体（１）に結合する 帯（２２）が設けられ、前記帯は前記帯（３）の他のものより強いことを特徴と する容器蓋。