JPH01502453A - 走査装置 - Google Patents

走査装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 」■ □ 技」リド野一 本発明は、電磁放射スポットを同一の線走査径路に沿って高周波数で順次に掃引 を行わせるための走査装置(スキャナ)に関する。ラスタを形成するためには、 ビームが向けられるターゲ・ントが直線走査径路に対し垂直な方向に移動される か、または走査ビームがこのような垂直方向に移動されるかのいずれかが行本特 許出願の優先権の基となる米国特許出願第848,427号と同一日イ寸の19 86年4月4日に、Badhri Narayan、JamesEdward  Robby、Richard Alan 5tarkおよびDennis Al lenThompsonの名前で出願された米国特許出願第848,428号に 優先権を有しかつ本特許出願と同一日付で出願された 特許出願第 号は、選択 された形状を有する光スボ・ントのほぼ真っ直ぐな線の走査を提供する走査装置 を記載する。そこに記載の装置は、放射源と、軸のiわりに回転するように取付 けられた放射形ホロゴンと、および光源からの放射を長円の断面形状を有する平 行ビーム(コリメート化ビーム)に形成しかつビームを所定の入射角でホロゴン に入射させるが、ビームがホロゴンへ入射したところではビームの長円断面形状 の長軸はホロゴンの回転軸の半径方向を向くようにビームを入射させる手段と、 を含む、既知のように、ホロゴンは回折格子を含む各ファセットを通常は複数個 を含む回折装置である。放射形ホロゴンとは、格子線がファセットを三等分する 半径に平行であるようなホロゴンである。放射形ホロゴンは、ホロゴンをその軸 のまわりに回転させてビームを走査するのに適している。放射源は好ましくはコ ヒーレント(平行)光を発生し、レーザダイオードが好ましい。しかしながら、 放射源はたとえばタングステン光源のように非コヒーレント(非平行)であって もよく、この場合は光線をほぼ平行にするための手段が設けられる。このような 手段は、狭帯域フィルタと、タングステン光源からの光線がフィルタを通過後そ れに焦点合わせがなされるピンホールと、の形状をとる。
上記の同時係属特許出願に記載の走査装置はまた走査されるビームを受入れるた めのターゲット部を含む。ホロゴンとターゲット部との間にビームをターゲット 部におけるスポットに焦点合わせをなすレンズ手段が設けられる。ホロゴンとレ ンズ手段との間には、ターゲット部のスポットが選択された形状を有ビームの次 数、λは光の波長、およびdは格子ピッチすなわちにより走査されるビーム上に 与えられる湾曲傾向とほぼ等しくかつ方向が反対の湾曲を、プリズム手段上に入 射する走査されるビーム内に発生するように選択される。
このような走査装置は、装置の種々の分野での性能を最大化するために、その長 さに沿った種々の位置におけるビームの形状および面積に関して多くの矛盾があ るという問題を解決する。
たとえばホロゴンの衡12係数(デユーティサイクル)を最大にするためには、 ホロゴンに入射されるところでビームは弦方向に幅が狭いことが好ましい、しか しながらターゲット上では小さなスポットとしなければならないが、ホロゴンに 入射したところではビームは大きいことが望ましい、ターゲット上のスポットの 形状は、走査方向よりも走査方向に直角な方向により太きい非円形であることが 好ましい場合がしばしばある。しかじながら、その方向に寸法が大きいことは、 ホロゴン上のビームの好ましい形状とは矛盾が出てくる。
上記の同時係属特許出願に記載の走査装置は、ホロゴンとレンズ手段との間にプ リズム手段を含めることによりこの問題を解決する。プリズム手段はビームの形 状を変化する。しかじながら、プリズム手段は走査線内に湾曲を発生する傾向を 有する。
この問題を解決するために、補正湾曲を発生するようにホロゴンの格子係数が選 択される。
たとえば赤外光のような電磁放射ビームが回折格子に角θiで入射すると、回折 されたビームの角θdは、nλ sinθi+sinθd=□ (透過格子に対して)ここで;nは回折されたビ ームの次数 λは放射線の波長 線の本数) の関係にあることは既知である。
既知のように、また上式からもわかるように、θdは波長とピッチとの関数であ る。したがって、もし放射線の波長が変化すると、回折されるビームの角も変化 するであろう、またもし格子ピッチが変化しても、回折されるビームの角は変化 するであろう、もし回折されるビームの角が変化すると、ターゲット上の走査線 の位置は変化するであろう。
走査系が設計されるときはある種のパラメータの値が選択されるが、系が構成さ れるときはこの値は正確には得られないであろう、たとえば、もし放射源がレー ザダイオードであると、それが発生する放射線の波長は正確に仕様どおりとはな らないかもしれない、また、ホロゴン内の線のピッチは正確に仕様どおりとはな らないかもしれない、さらに、レーザダイオードを取替えた場合、取替えられた レーザダイオードは系内の元のレーザダイオードと呼称上たとえ同一の波長を有 したとしても、前のレーザダイオードとは異なる波長で発光するかもしれない。
したがって、最初も、またレーザダイオードを取替えた後も、仕様のθdを得る のはむずかしいかもしれない。
θdの値がその設計値から外れると、ビームは走査線の設計位置から外れた線を 走査することになり、その結果ビームはホロゴンとターゲットとの間のある光学 要素を通過して意図した径路をとらないかもしれない。
放射線および/または格子ピッチの仕様値からのずれはまた走査ビームの径路の 直線性に影響を与える。走査ビームの径路は次のように決定される。
の走査方向内の傾斜 C=sin7− Gcosφ D=sinγ−G E = G51nφ nλ a =−−−−一(格子係数) = s i nθ、 +sinθd。
d 1 θ=ホロゴンの回転角(すなわちビームがファセ・ントの中央に入射する位置か らのホロゴンの角変位)γ=ビームのホロゴンへの入射角 λ=放射線の波長 光朋!1t1 波長または格子ピッチの原因による格子定数の仕様値からのずれを長期にわたり 補正することの可能性を提供することが本発明の目的である。長期という意味に は、たとえばレーザダイオードの内部変調やまたは格子ピッチのファセットごと の差異と共に発生する波長変化の原因による格子定数への一時的影響は含まない 。
本発明によると、ホロゴンと、走査ビームをターゲット部におけるスポットに焦 点合わせをなすレンズと、の間のプリズム手段は、関節取付台内に取付けられた 第1および第2のプリズムからなる。第1および第2のプリズムは、走査ビーム がそれらを順次に通過しかつそれらの頂線は入力ビームと中央走査における出力 ビームとを含む平面に垂直となるように配置される。
関節取付台は、第1および第2のプリズムにそれぞれ付帯の第1および第2のピ ボットを含む、ピボットの軸はプリズムの頂線に平行である。各ピボットはそれ に付帯のプリズムのピボット軸のまわりのピボット回転運動を可能にする。走査 線の形状を調節するために、第1のプリズムの第1のピボット軸まわりの方向を 調節するための第1の手段が設けられる。ターゲット上の線の位置を調節するた めに、第2のプリズムの第2のピボット軸まわりの方向を調節するための第2の 手段が設けられる。
このような配置は、系の性能における欠陥、すなわち走査線内の湾曲、および波 長および/または格子係数の規格値からのずれの原因によるその所定位置から外 れた走査線などが容易に第1のプリズムが第1のピボット軸のまわりに回転され ると、第2のプリズム上の走査線の入射線の位置が移動する。したがって、第1 のプリズムの方向によっては走査線が多数の位置を占めるのであれば、ある特定 の位置で走査線を受入れるためには第2のプリズムを必要以上に大きくする必要 があろう、走査装置系で使用するのに必要な品質のプリズムは高価であり、その 価格は大きさと共に増加する。したがって、コストの点から、第2のプリズムは 小さくするのが望ましい、また、レンズ手段の寸法を最小に保持するためには、 ホロゴンとレンズ手段との間の距離を最小に維持すべきである。この理由がらも 、第2のプリズムの寸法は小さく保持するのが好ましい。
好ましい実施例においては、関節取付台は第1のプリズムの回転運動に連動させ て第2のプリズムに変換運動を与え、これにより第2のプリズムへの走査ビーム の入射線の位置はほぼ一定に維持される。第1のプリズムにおける入力ビームと 出力ビームとの間の角度に変化があっても第2のプリズム上の走査ビームの入力 線は顕著に移動しないので、第2のプリズムの寸法は小さく維持でき、その結果 、レンズ手段と第2のプリズムとの両方のコスト節減が可能となる。
図l1lILr説朋− 第1図は、情報をフィルム上に書くための本発明による走査装置の略側面図であ るが、装置の全体理解のために、ホロゴンとレンズ手段との間のプリズム用の関 節取付台は省略された図:第2図は、代表例としてダイオードにより発生される ビームを有する、第1図に記載の装置内に含められたレーザダイオ−特表千1− 502453 (4) ドの略斜視図; 第3図は、第1図に記載の装置内に含められたプリズム手段を示す図; 第4図は、第1図に記載の装置内に含められた放射形ホロゴンを示す図; 第5図は、装置内に含められた他のプリズム手段とホロゴンの一部と、およびホ ロゴンと他のプリズム手段とを通過する光線径路とを示す図であるが、光線径路 の理解を容易にするために、プリズム手段用関節取付台は省略された図;第6a 図、第6b図、第6c図および第6d図は、第1図に示す装置内の種々の位置に おけるビームの断面形状および方向を示す図; 第7図は、ホロゴンにより与えられる回折および走査線の径路の一部を示す図: 第8図は、第5図に示すプリズム手段用関節取付台の一方側端面図: 第9図は、第8図に示す関節取付台の他方側端面図;第10図は、第9図の線X I−XIによる関節取付台の一部の略図;第11図は、第8図、第9図および第 10図に示す取付台の関節の略図である。
日 の モード 以下の説明の理解を助けるために、直交するX、YおよびZ軸を第1図に示すよ うに配置する。したがって、第1図の平面はXY平面内にある。光ビームの全体 方向はY方向にある。はとんどの図面には、各図面内に示される部品の方向の理 解な助けるために、X、YおよびZ軸の方向指示が含められている。
第1図に示す走査装置20は、YZ平面に平行な頂面を有する剛な基板22を含 み、基板22上にはすべての光学部品が部品相互間の好ましくない相対運動が回 避されるように装着される。
この装置20は、この実施例では、取付台26に支持されたレーザダイオード2 4であるコヒーレント光の光源を含む、バーニヤ(副尺)調節装置28は、出力 ビーム29の軸30のY軸に対する傾斜の調節を可能にする(第2図参照)。ダ イオード24は、第1図に示すようにY方向左側へ出力ビーム29を導くように 装着される。
エレクトロニク信号の流れの中に含められている情報に応じてレーザダイオード 24の出力を変調するために、変調手段が設けられる。このような変調手段はよ く知られているので、添付図面に図示されていないし以下でも説明は省略される 。
異なるレーザダイオードから放出されるビームの直交方向における断面形状およ び拡がり角は異なってくる0本実施例においてダイオード24は楕円断面を有す る発散ビーム29を発生しく第2図参照)、そのZ方向寸法はX方向寸法より大 である。ビーム29は、基板22から伸長する取付台34により支持されるコリ メート化(平行化)レンズ系32上に入射する。レンズ系32は光ビームを平行 化するがその断面形状は変更しない、したがってレンズ系を離れるビームは、た とえば第1図のXZ千圃面6aおいて、第6a図に示すような断面形状を有する 。
6aにおけるビームの断面形状の長軸と短軸との比は、ホロゴンに入射するとき にビームに対して望ましい大きさではない。
他の実施例ではビームは希望の形状を有しているかもしれないが;しかしながら 本実施例ではそうではない、したがってアナモルフィック(縦横の倍率の異なる )ビーム拡大手段である本実施例のプリズム手段36は、コリメート化レンズ系 32の後方のビームの径路内に配置される。プリズム手段36は取付台38を介 して基板22から支持される。本実施例においてプリズム手段36は、そのくさ び角頭線41.43がX軸に平行に配置された2個のプリズムを含む(第3図も 参照)。この配置においては、プリズムはYZZ面内でのみ屈折をなす、プリズ ム40.42は、ビーム寸法を2方向に拡大し、それを第3図かられかるように その先へ入射ビームに平行にすなわちY方向に伝送するように配置される。
1個のプリズムの代りに2個のプリズムを有することの利点は、所定のアナモル フィックビーム拡大が、入射ビームにほぼ平行な出力ビームで達成可能なことで ある。
コリメート化レンズ系32とアナモルフィックビーム拡大手段とが協働して、放 射源からの放射を長円の断面形状を有する平行ビーム(コリメート化ビーム)に 形成させるための手段を形成する。
アナモルフィックビーム拡大手段としては、プリズム手段の代りにシリンダ状レ ンズ系が使用可能である。
プリズム手段36から出るビームは、(第1図における平面6bにおいて)第6 b図に示すような断面形状を有する。X方向の寸法はプリズム手段36への入射 ビームの寸法と同じであるが、Z方向の寸法は増加されている。
ビームは次に、基板22から伸長する取付台46により支持される回折格子44 に入射する0回折格子の面は後述のホロゴンの面に平行である。格子線はZ軸に 平行である0回折格子44はホロゴンの各ファセットの格子と同一特性を有する 0回折格子の目的を以下に示そう、格子44のビームへの効果は、ビームをXY 平面内で残りの軸のまわりに折返すことである。格子により回折された後のビー ムの断面形状は第6b図に示したものと同じままである。
ビームは次に、モータ52の軸50により支持されたホロゴン48に入射する。
モータ52は基板22からサポート(図示なし)により支持される。ホロゴンの ビームへの効果は後に詳細に説明する。
現時点では、ビームがY方向に主要なベクトル成分を有して再び進行するように ホロゴンはビームを回折するが、ホロゴンが回転されると、ホロゴンはビームを 走査させ、すなわちホロゴンにZ方向の掃引成分を与えるという説明だけで十分 であろう。
ビームは次に、基板22から第8図ないし第11図に示すような関節取付台10 1により支持された第2のプリズム手段54に入射する。光線径路の理解を容易 にするために、第1図および第5図からは取付台は省略されている。プリズム手 段54は、それらのくさび角の頂ti57.59がZ軸に平行に配置された2個 のプリズム56.58を含む(第5図参照)、プリズム56.58はビーム寸法 をX軸方向に増大するように配置される。これらはZ方向の寸法は変えないが、 寸法比は変ってくる。ビームはプリズム58を離れた後、(6cのX2面におい て)第6C図に示すような形状を有し、全体はY軸に平行に導かれる。関節取付 台101は以下に記載のような好ましい方で、プリズム56.58の運動を可能 にする。
走査ビームはレンズ手段60に入射するが、レンズ手段60は基板22上に装着 されたターゲット部64における面62内のターゲットにビームを焦点合わせす るように働く、ビームは第6d図に示すような形状を有するスポット形状にてタ ーゲット上に衝当するが、このときは長軸はX軸に平行である。X方向とZ方向 との寸法の相対量の逆転は焦点合わせレンズ60により行われる。
ターゲットの形状は本発明の理解の対象ではない、それは、たとえばシート、ま たは連続ウェブ形状、あるいは感光ドラムであってもよい、それはレーザからの 放射線内のエネルギに感光しである画像形状がその上に形成される0画像は、た とえば静電式またはハロゲン化銀でよい0本実施例においては、感光性材料がX 方向、すなわち走査方向(Z方向)に垂直な方向に、ラスクパターンを形成する 制御速度で移動される。他の実施例では、ターゲット材料は静止したままであり 、ビームが、たとえば既知の方法のように入射ビームへの傾斜角が変えられるミ ラーにより走査方向に垂直な方向内にも偏向される。
レーザダイオードにパルスが与えられるとき、それから放出される放射線の波長 はドリフトしジャンプすることは知られている。このような波長の変化は短期的 なものと定義してよい。
ホロゴン48へのビームの入射角が一定ならば、波長の変化は、回折されたビー ムの角度も変化させるであろう、これは書込まれる画像内に加工を与えることに なる。ホロゴンの上流側の回折格子44は波長の好ましからざる影響を減少させ る。要するに、波長が変化したとき、波長の変化にかかわらず回折角が一定とな るように格子44がホロゴン48への入射角を変化させる。
上記の説明は、走査装置の概略理解を与えることを意図している。以下はさらに 詳細に説明しよう。
ホロゴン48は第4図に示すようにマルチ・ファセット・ホロゴンである。本実 施例においては、18個の同一ファセット66がある。各ファセット66は回折 格子68を含む。各ファセット内の格子線は、ファセットを三等分する半径に平 行である。いくつかの格子パターンの線が第4図に示されているけれども、これ らはいずれも不完全であって単なる例示にすぎないことは理解されよう。1醋あ たりの実際の線の本数は2162本であって、この場合レーザダイオードから放 出される電磁放射線の波長は0.830x 10−”unである0回折格子68 は、透明なガラス支持体72により支持された写真層70で形成される(第5図 参照)。
破線楕円74はホロゴン48に入゛射したときのビームの形状および方向を示す 、ビームはディスクの周縁にほぼ接して入射することがわかるであろう、楕円が 半径方向にできるだけ遠く配置されると、楕円74を通過して測定されるファセ ットの弦寸法の、同−弦方向内の楕円の寸法に対する比が最大になるので、これ は衝撃係数を最大にする。
楕円74はファセット66の中央に図示されているが、この位置ではその長軸は ファセット内の格子線に平行である。この配置においては、回折されたビームは Y軸に平行でZ軸内に成分をもたない、ホロゴン48が第4図に示す位置から回 転すると、格子線は楕円の長軸に対して順次に傾斜をなしてくる0回折されたビ ームはこの順次傾斜により2方向の成分を順次に増加してくる。ビームはホロゴ ンに対しく第1図でみて)軸50の後側で入射し、ホロゴンが第4図でみて、す なわち第1図の上方からみて時計方向に回転されると、ビームは第1図を支持す る紙面の後方向への2成分を有するであろう、ホロゴンが回転を続けると、Z軸 成分は増加し続けるであろう、結局、ビームの一部は次に隣接するファセットに 入射し、ビームのその部分は第1図を支持する紙面から手前方向に最大Z軸成分 をもって回折され、同時に前のファセット上に依然として残っているビームの一 部は、紙面の後方向へ最大Z軸成分を有している。ホロゴンを回転し続けると、 前のファセット上のビーム部分はゼロに減少する。このように回転を継続すると 、紙面から手前方向へのZ軸成分も結局ゼロに減少しくすなわちビームが再びフ ァセットの中央に戻るときまで)、それに続いて紙面から後方向へのZ軸成分を 順次に増加するようになる。したがって、ホロゴンの下流側のビームは、ファセ ットが順次にビームをさえぎるごとに走査を反復する。テレビジョン走査におけ るような帰線(フライバック)はないが、ホロゴンから2本の出力ビームが存在 するときがある0本装置が画像形成に使用されるときは、ホロゴンから2本のビ ームが存在する間は書込みには有効ではなく、したがって各走査線の有用部分の 始点を示す信号、および終点を示す信号を出す信号発生手段が設けられる。これ らの信号発生手段はよく知られているので、ここでは図示ないし詳細説明は省略 する。ここでは、これらの手段は、第1のビームが終了する直後および第2のビ ームが再び開始する直前にそれぞれ走査ビームにより衝当されるように配置され た2個のセンナを含む−ザダイオード出力の変調を開始するように信号を出力し 、もし終了センサが設けられているときは、終了センナはレーザダイオード出力 の変調を停止させることが可能である。ダイオードが変調されていない間は、も し情報がリャルタイムで連続的に供給されるならば入力情報は一時的に記憶され る。もし情報が記憶装置から引出されるときは、それは各走査線の有用部分の走 査中においてのみ記憶装置から引出される。
ホロゴンから離れるビームはターゲットに衝当する光線のスポットに対し希望す る面積よりはるかに大きい断面積を有する。
レンズ系60がこのビームの面積をターゲット上の所定の値に減少し、スポット が走査するとき平面ターゲット上にスポットの焦点を維持する。これは通常rθ レンズといわれる。このようなレンズ系は既知であるのでさらに説明は行なわな い。
fθレンズ系60を適切に選択することによりターゲット上にビームの所定断面 積は達成されたとしてもその形状までは所定のものが得られない。プリズム手段 54はビームがレンズ系にはいる前にビームのX:zの比を所定の値に変化させ る。レンズ手段60は結局ビームのX:zの寸法比を転置することを認識しなけ ればならない、たとえば、x:Z寸法比が1:2でレンズ系にはいったビームは 、ターゲットではX:Zの寸法比が2:1として現れるであろう。したがって、 もしターゲットにおいてX:Zの寸法比を増加したいときは、ホロゴン48とレ ンズ系60との間でX:Zの寸法比を減少すればよい。
−例として、ターゲット上のスポットのX:Zの寸法比を1.4:1とすること が望ましいものとする(第6d図)。したがって、平面6cにおけるX:Z寸法 比、すなわちレンズ系への入力は1:1.4でなければならない。しかしながら 、ホロゴンを離れるビームのX:Z寸法比は衝撃係数を最大にするために1:4 である。
プリズム手段54はX方向の拡大によりビーム比を1:4から1:1.4へ変化 させる。したがって、プリズム手段54はターゲット64上のスポットの所定形 状を得るために有利な役目をなす。もしこれがなければ、ターゲット上のスポッ ト形状の最適化とホロゴンの衝撃係数の最適化との間で妥協させなければならな い。
しかしながら、プリズム手段54は、それはビーム軸のY軸からの瞬間的角変位 に応じてビーム内X成分を形成するという点で好ましくない効果を有する。言い 替えれば、プリズム手段はターゲット上のスポットの径路内に湾曲を描く傾向を 有する。このような湾曲は、もし装置が画像を書込んでいて各走査線内の情報が 原稿内の直線から引出された情報であるときは好ましくない。
プリズム手段の湾曲形成傾向をゼロにするために、ホロゴンを離れるビームはプ リズム手段により形成された湾曲とは反対方向に故意に湾曲され、しかもスポッ トの径路ができるだけ直線となるように、プリズムにより形成される湾曲とでき るだけ等しい大きさで湾曲される。
ホロゴンのすぐ下流側の走査線の径路がいかに希望の湾曲を有するかを理解する ために、ここでホロゴンにより与えられる回折と走査線の径路とを示す第7図を 参照しよう。
ホロゴン平面はXZ平面に対し傾斜をなすので、この解析のために別の直交軸系 が設定される。
A、BおよびCは直交軸である。
ホロゴンはAB平面内にある。
入力ビーム80はAC平面内にあり、C軸に対し角γの傾斜をなしている。γは 入射角である。
φは、入力ビームが入射してファセットを三等分する半径上に向けられた状態か らのホロゴンの瞬間回転角である。
82はφ=0のときの出力ビーム軸であって、AC平面内にある。これはホロゴ ンに対する基準軸と呼ばれ1、ビームの中央走査位置に相当する。これはC軸に 対し角γ′。の傾斜をなす。
A′およびB′はC′に対し直交し;B′はBに平行である。
84は瞬間出力ビーム軸である。これはA’ C’平面に対しθ の傾斜をなし 、C’ B’平面に対しθ9の傾斜をなす。
θ8はトラック内走査角といわれる。
θ八はクロストラック角といわれ、ターゲット上のスポットの、直線走査からの 瞬間変位を決定する。したがってθ9はスポット径路の湾曲の尺度である。
86は走査軌跡であってスポットにより実際に追跡される径路である。
第7図に示す2つの走査成分θ8およびθ6は次のように表C=sin7−Gc osφ D=sinγ−G E=Gsinφ n は格子次数(第1次の回折が使用されるのでn−+1)λ ダイオードから 放出される放射線の波長d 回折格子のピッチ である。
ホロゴンのぐらつきに対する系の感度を最小にするためには、角γおよびγ′は 等しくなければならないということは既知である。したがって、教科書に記載の 格子の関係式最小ぐらつき感度に対するこの条件を上記の一般走査軌跡の式に代 入することにより、2つの走査成分θ8およびθ9は格子係数Gとホロゴン回転 角φとだけで表現可能となる。その理由は; E=Gsinφ となるからである。
選択することにより、出力ビームの希望とする軌跡が近似可能となる。実際には 利用可能な放射源の範囲は制限されるので、適切な格子係数の選択は適切な格子 ピッチの選択に帰結する。
ホロゴンにおけるビーム形状から希望のスボ・ノド形状を形成するのに必要なプ リズムを設計するためには、標準の光学解析が使用可能である。プリズム手段に より形成される湾曲はめて、既知の波長を有するレーザダイオードが選択される と、格子ピッチdが決定され、そのピッチdでホロゴンが製作される。
格子係数Gが決定されると、この格子係数を用いて入射角および回折角が 特表千1−502453 (7) により決定され、系はホロゴンにおけるこの入射角および回折角で設定される。
本発明のある特定実施例においては、種々のパラメータに下記の値が与えられた 。
格子ピッチ 0.4624μ鍮 ビーム入力(出力)角 63.82゜ 直径 4.5インチ プリズム56 屈折率 1.7098 頂角 30゜ 中央走査における入射角 59°14′プリズム58 屈折率 1.7098 頂角 30゜ 中央走査における入射角 59°14′ホロゴン上のビームの縦横比 4:1 ターゲツト上のスポットの形状 楕円(1:1.4)ホロゴンとfθレンズとの 間のプリズム手段は、それらがY軸に平行な軸のまわりに一体としてたとえ18 0°回転されたとしても、同一ビーム形状を形成する働きをなすことは理解され よう、しかしながらこの場合は、プリズム手段により形成される湾曲は反対方向 になるであろう、したがってこの湾曲に対抗するためにホロゴンは反対方向に湾 曲を形成するように設計されるであろう0回折格子のピッチも異なり、かつホロ ゴン内へのビームの入射角も異なってくるであろう。
上記の特定の実施例においては、2個のプリズム56および58は同一である。
プリズムが同一でない実施例を構成してもよい。
上記の記載において、ターゲット上のスポットの形状および寸法について説明が なされている。ホロゴンへの入射点におけるビーム内の光エネルギの強度分布は ガウス分布であることは当業者の知るところである。また、もしビームに顕著な 頭切りがないものと仮定すれば、ターゲット上のスポットもよたガウス分布を有 する。スポットの希望寸法は目的により異なるであろう。
接線ホロゴンとfθレンズとの間にもしビーム拡大プリズム手段が挿入されたと したら、ビーム拡大は達成されるけれども偏向感度は犠牲にされる。言い替える と、角度拡大はビーム拡大に反比例するのである。(li向感度が低下されると 、所定の走査線長を達成するためにより長い焦点長さのfθレンズを必要とする であろう。もしターゲット上に同一スポット直径が達成されなければならないな らば、ホロゴンにおいてはより大きなビーム直径が必要となるであろう、これは ホロゴンとfθとの間のプリズム手段の利点を殺すことになる。しかしながら、 接線状ホロゴンで達成できないことが放射状ホロゴンで達成されるので、性能を 最適化するようにビーム径路に沿って形成されるビームを探し出すことも本発明 の一部である。
2個のプリズムは、第8図ないし第11図に示すように、関節取付台101内に 取付けられる。第9図は第1図および第5図と同様な方向からみた取付台101 の端面図である。第8図は第1図および第5図の平面の裏側に観察者がいたとし て見た場合で、すなわち第1図および第5図において紙面から手前方向へ見た取 付台の端面図である。
取付台101は、相互に剛に、かつ剛な基板22に対し剛に固定された枠部材1 03,105および107を含む、枠部材103は第8図および第9図の平面に 垂直な方向に伸長する。枠部材105,107は枠部材103の両端に配置され る。したがって3個の枠部材103゜105および107は、Y軸に平行な方向 から見たとき口形の枠を形成する。
各枠部材105,107はそれぞれピボット109,111を支持する。ピボッ ト109,111はZ軸に平行な軸110上に相互に一直線に並ぶ。
2個のピボット109,111は第1の木積みくクリブ)113を支持する0本 積み113は板115,117と、端板115,117の間に伸長し端板115 .117にねじ121で固定された伸長部材119と、を含む。
伸長部材119は断面がL形をなしてそれにプリズム56を固定し、プリズム5 6の入射面167に平行でかつほぼその平面内に軸110を有する。
各端板115,117はそれぞれピボット123,125を有する。2個のピボ ット123,125は、ピボット109,111を通過伸長する軸110に平行 な軸124上で相互に一直線上に並ぶ、2個のピボット123゜125は第2の 本積み(クリブ)127を支持し、本積み127内にプリズム58が内蔵されて それに固定され、プリズム58の入射面171に平行でかつほぼその面内に軸1 24を有する。
169と出力ビーム191(第8図および第9図参照)とを含む平面に垂直であ る。
本積み127はその一端において軸130を有するピボット、129を有し、そ のとボット129上において第10図でみられるように、Uリンク131と、U リンクのアーム間に位置する支持部材133と、がピボット回転される。ロリン ク131はそれと一体にねじ行動135を有し、支持部材133はそれと一体に 短かいねじ行動137を有する。
軸135は、軸141のまわりにピボット回転するように枠部材103上にピボ ット回転可能に取付けられた反力部材139を貫通伸長する6反力部材139に おいてロリン2131の反対側の軸135上にローレット(ぎざぎざ面)付ナツ ト143がねじ込み係合される。
軸137は、同じく外ねじも設けられている内部ねじ廿日筒軸145内に差込式 かつねじ込み式に係合される。軸145上の外ねじは軸137の外ねじと同−向 きであるがピッチは異なる。軸145は、軸149のまわりにピボット回転する ように枠部材107上にピボット回転可能に取付けられた反力部材147内のね じ孔を貫通伸長する。軸145はそれの回転を可能にするためにその自由端にね じ込みドライバ用溝150を有する。
張力ばね151は、支持部材133と枠部材107上のアンカ一点153との間 に伸長する。ばね151は、第8図かられかるように、軸149のまわりに時計 方向トルクを与えることにより、ローレット付ナツト143を反力部材139に 当接させたままに維持するように働らく。
ここで第11図を参照すると、第11図は第8図でみられるとボッ特表乎1−5 02453 (3) ト軸110,124,130,149および141の相対位置を示す、第11図 において、軸の対、149と110.110と124;および124と130; との間の実線は、各対の軸の部材間隔が固定されていることを示す。軸130と 149との間の一点鎖線および軸130と141との間の点線は、これら2対の 軸の各々の部材間隔が、実際に、それぞれ軸145またはローレット付ナツト1 43の回転により可変であることを示す。しかしながら、軸145が回転されて も軸141,130間の距離は一定のままであり、またローレット付ナツト14 3が回転されても軸149,130間の距離は一定のままである。
軸110,149間の距離と軸124,130間の距離とは同一である。軸11 0.124間の距離と軸130,149間の距離とは、軸130が軸149に対 する相対位置の標準作動範囲の中央にあるときは、等しい。
軸141,149および110は、第11図で丸印で囲んで示すように、空間内 で固定されている。軸124,130は、第11図でX印で示すように、空間内 で可動である。
もし点線の辺130−141がローレット付ナツト143の回転によりその長さ が変化されると、軸130は軸149のまわりに描かれた弧161の上を移動し 、その結果、軸124は軸110のまわりに描かれた弧163の上を移動する。
これらの状況下で、軸110,124,130゜149は平行四辺形の関係の隅 部として相互関係を維持する。
もし一点鎖線の辺130−149が軸145を回転することによりその長さが変 化されると、軸130は軸141ののまわりに描かれた弧165の上を移動する 。
ローレット付ナツト143が回転されると、プリズム56は、プリズム56の入 射面167に平行でかつほぼ入射面の平面内に配置された軸110のまわりに回 転する。このときもし軸130,149間の距離が軸110,124間の距離に 等しく、したがってリンク配置が正確に平行四辺形として作用するとすれば、プ リズム58は枠103に対する軸124のまわりのいかなる相対運転も同時に受 けることはない、もし軸130,149間の距離が軸124,110間の距離に 等しくないときは、プリズム58はわずかながらピボット運動を行うであろう。
したがって理想的な状態では、プリズム58は回転することなくその主成分がY 軸に平行な方向となるように移動される。しかしながらプリズム相互間の相対回 転運動はある。
これはこの対をなすプリズムによって走査ビームに与えられる湾曲を変える所定 の効果を有するので、格子係数が通常の状態または系が最適化されていた前回の 状態から外れたことによる、ホロゴンから離れる走査ビームの湾曲の好ましから ざる変化は修正される。
プリズム56の軸110のまわりの回転は、プリズム56へのビーム入力とプリ ズム56からのビーム出力との間の角度を変化させる。もし第2のプリズムが静 止したままであれば、プリズム56からのビームの出力角度の変化は、走査ビー ムをプリズム58の入射面171の異なる部分に入射させる。プリズム56の回 転運動に伴ってもしプリズム58の変換運動がなければ、プリズム58は走査ビ ームのあらゆる可能性の入射位置に対しても受入れるだけの十分な大きさをもた なければならないであろう、ビームは点ではなく、X方向に有限の寸法をもつこ とは認められるところであろう、またプリズム58に入射する走査ビームの径路 は直線ではなく湾曲している。しかしながら、プリズム58の変換運動により、 走査ビームの入射位置はほぼ一定の位置を維持可能である。したがって、プリズ ム58は、ナツト143を回転したときに変換運動が行われない場合よりも小さ くてもよい。これにより、プリズム58のコストが実質的に節約可能である。ま た、プリズム58はより小さくてもよいので、ホロゴン48とレンズ系60との 間の距離は小さく維持することが可能で、この結果レンズ系のコストの節約が可 能となる。ホロゴンとレンズ系との間のビームが走査することになるので、レン ズ系がホロゴンから離れれば離れるほどレンズ系の直径はより大きくしなければ ならないことがわかるであろう。
第2のプリズム58へのビームの入射角の変化は出口角を変化させ、すなわちプ リズム58からの出力ビーム191はもはやプリズム56への入射ビーム169 に平行でなくなるであろう。この結果ターゲット上の走査線の位置は変化し、こ れは好ましいことではない。この好ましくない変化は、溝150内にねじドライ バーを挿入しそれを回転して軸130を回転することにより修正可能である。こ れによりピボット軸130を弧状径路165上で移動させる。ピボット軸130 のこのような運動はプリズム58にピボット軸124のまわりの回転運動を与え る。この運動の結果、軸124は完全静止を維持できず、したがってプリズム5 6も多少変位することになる。これは相互作用により打消される。プリズム58 の所定の回転運動はビームの出力角を変化させ、したがってターゲット上の走査 線はその所定位置へ戻され得る。
プリズム58の回転運動がプリズム56のいかなる運動なしに達成されるのであ れば、ピボット軸130は第11図における弧181の上を移動しなければなら ないことがわかるであろう、微小範囲内ならば弧181はほぼ径路165に一致 することがわかるであろう。
通常の作動範囲内でも弧165を弧181に近似させることは、もし軸141が 軸124と軸130との両方を通過伸長する1本の線上に配置されれば達成され るであろう、しかしながら、第8図をみると、もし軸141がこのような位置に くると、関節取付台はY軸の方に大きくなることがわかる。この増加寸法は、ホ ロゴンとレンズ系との間により大なる距離を必要とし、これはより大きな、好ま しくないことにより高価なレンズ系を必要とするであろう。
上記の特定実施例においては光源はコヒーレント(平行ビーム)であるけれども 、厳密な性能が要求されないような本発明の実施例においては、光源は必ずしも レーザダイオードのようにコヒーレントである必要はない、たとえば、狭帯域フ ィルタを通過させかつピンホールを通過して焦点を結ばせたタングステン光は、 この場合はぼ平行な光が生成されるので、使用可能であろう。
二裏昨机肚 本発明による走査装置用の工業的利用の中には、たとえば写真フィルムのような 感光材料上への画像書込装置がある0画像は電子情報流れとして走査装置に供給 される。
FIG、 9 FIG、II 手続補正書 昭和63年10月 4いハ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.波長λを有する放射源と; 軸のまわりに回転するように設けられかつピッチdを有する平行な格子線の少な くとも1つのパターンを有する放射形ホロゴンと; 前記放射源からの放射を平行コリメート化ビームに形成しかつビームを所定の入 射角でホロゴンに入射させる手段と;走査されるビームを受取るためのターゲッ ト部と;ターゲット部におけるスポットへビームの焦点合わせをするためのホロ ゴンとターゲット部との間のレンズ手段と;およびビームの断面形状を修正する ためのホロゴンとレンズ手段との間のプリズム手段と;からなる、ターゲット上 の所定位置においてほぼ真っ直ぐな線に沿って放射スポットを走査するための走 査装置において: 放射線の波長およびホロゴンの格子係数nλ/d(ここでnは格子次数)は、走 査されるビーム上にプリズム手段により与えられる湾曲傾向とほぼ等しくかつ反 対方向の湾曲を、ホロゴンとプリズム手段との間の走査されるビーム内に発生す るように選択されること; 前記プリズム手段は、ビームがそれらを順次に通過するように配置された第1お よび第2のプリズムを含み、前記プリズムの頂線は、前記プリズムヘのビーム入 力と中央走査における前記プリズムからのビーム出力とを含む平面に垂直である こと;前記プリズムを支持する関節取付台は、前記第1のプリズムに付帯の第1 のピボットと前記第2のプリズムに付帯の第2のピボットとを含み、前記ピボッ トの軸は前記プリズムの頂線に平行であること; 前記ピボットの各々はその付帯のプリズムをピボット軸のまわりにピボット回転 運動を可能にすること;ターゲット上の線の形状を調節するために、前記第1の プリズムの第1のピボット軸まわりの方向を調節するための第1の手段が設けら れること;および ターゲット上の線の位置を調節するために、前記第2のプリズムの第2のピボッ ト軸まわりの方向を調節するための第2の手段が設けられること; を特徴とする走査装置。
  2. 2.前記第1のプリズムのその付帯のピボット軸まわりのピボット回転運動を変 換して前記第2のプリズムを運動させる手段であって、これにより第1のプリズ ムのピボット回転運動の後もビームは前記第2のプリズム上の前とほぼ同じ位置 に入射するような運動を与える手段を有することを特徴とする請求の範囲第1項 に記載の走査装置。
  3. 3.前記第1のピボットはほぼ前記第1のプリズムの入射面の平面内にあること ;および 前記第2のピボットはほぼ前記第2のプリズムの入射面の平面内にあること; を特徴とする請求の範囲第1項に記載の走査装置。
  4. 4.第1のピボットの位置は装置のその他部分に対して固定されていること;お よび 第2のピボットは第1のピボットのまわりの円弧上を可動であること; を特徴とする請求の範囲第1項、第2項または第3項に記載の走査装置。
  5. 5.固定枠が設けられ、前記第1のピボットは前記枠上に取付けられ、第3のピ ボットは前記枠上に取付けられること;前記第1のピボットから固定の位置にお いて前記第1のピボットのまわりにピボット回転運動を行わせるように前記第2 のピボットを取付ける手段が設けられること;前記第2のピボットに対して固定 して取付けられた第4のピボットが設けられ、前記第3および第4のピボット軸 は第1および第2のピボット軸に平行であること;前記第1および第3のピボッ ト間の距離は第2および第4のピボット間の距離に等しいこと;および第3およ び第4のピボット間の距離は、第3および第4のピボット間距離が第1および第 2のピボット間の距離に等しいところの基準値の付近で調節可能であり、したが って4個のピボットはほぼ平行四辺形隅部にくること; を特徴とする請求の範囲第2項に記載の走査装置。
  6. 6.第2のプリズムに連動変換運動を与える手段は、平行四辺形の隣接辺間の角 度を変化させるように第4のピボットと枠との間で作動する手段を含むことを特 徴とする請求の範囲第5項に記載の走査装置。
  7. 7.第4のピボットと枠との間で作動する手段は、第4のピボットを第3のピボ ットのまわりに回転させながら一方向に引上げるねじ手段と、第4のピボットを 第3のピボットのまわりに回転させながら他方向にバイアス力を与える弾性手段 と、を含むことを特徴とする請求の範囲第6項に記載の走査装置。
  8. 8.前記ねじ付手段は前記第4のピボットと第5のピボットとの間で作動し、前 記第5のピボットはその軸がほぼ第2および第4のピボットの軸を通過する線上 に配置され、したがって第3および第4のピボット間の距離が基準値から外れる ように調節されたとき、第2のプリズムは、第1のプリズムが第1のピボットの まわりに行なうピボット回転運動とはほとんど関連なく第2のプリズムに第2の ピボットまわりのピボット回転運動が与えられることを特徴とする請求の範囲第 7項に記載の走査装置。
  9. 9.第3および第4のピボット間の調節はねじ付手段で行われることを特徴とす る請求の範囲第8項に記載の走査装置。
  10. 10.第3および第4のピボット間の調節を行なうねじ付手段は外ねじと内ねじ とを有する第1の管状軸を含み、前記外ねじは前記第3のピボットを介して前記 枠にピボット回転可能に取付けられた反力部材とねじ係合をなし、前記内ねじは 前記第4の軸のまわりにピボット回転運動が可能なように取付けられたねじ付ロ ッドとねじ係合をなし、前記管状軸の内ねじと外ねじとは異なるピッチを有する こと、を特徴とする請求の範囲第9項に記載の走査装置。
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