JPH01502390A - 銃の照準望遠鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は請求の範囲第１項の前提条件による銃の照準望遠鏡に関する。

倍率を変化させると照準望遠鏡の仰角の変化を自動的に随伴させるようになされ た上述の型式の銃の照準望遠鏡を提供することが本発明の目的である。

本発明の更に他の目的は、倍率の調節によって望遠鏡のレチクル又は同様の照準 マーク上の点が目標の距離の如何に拘わらず、目標が眼に対して実質的に同じに 見えるような像の寸法１で拡大される場合、特定の目標の不変の大きい面積をカ バーするような銃の照準望遠鏡を提供することである。本発明の特別の目的は、 ここで関連している型式の銃の照準計器に於て特定の既知の弾道に従う弾丸の落 下を補償するように目標の距離に正しく関連して望遠鏡の仰角の調節を自動的に 変化させるような装置を提供することである。

これらの目的は本発明によって銃の照準望遠鏡に請求の範囲に述べられている特 徴を与えることによって達成されるのである。

本発明は、本発明によって設計された銃の照準望遠鏡の概略的な部分的な軸線方 向断面図である添付図面を参照して以下に詳述される。

詩表千１−５０２３９０　（２） 望遠鏡の鏡胴即ち対物レンズ２、接眼レンズ３及び接眼レンズの像面にあるレチ クル４を有する外側管１、この例では倍率を変化させる為の組合された内側レン ズ系６及び調節装置７ｔ−有する２つの伸縮可能に移動出来る内側管５となされ ている２つの相対的に軸線方向に調節可能のホルダーのような図示の銃の照準望 遠鏡の主な構成要素は、それ自体公知の設計で通常の方法で配置されている。

カム従動装置１０が外側管１に取付けられ、内側管５の一方がカム装置１１に連 結されていて、これのカム面１１′がカム従動装置１０に係合している。カム装 置１１は弾性的又はばねによって附勢されて、２つの装置１０．１１が常に互い に接触するようになされるのが望フしい。

図示の実施例に於て、カム従動装置１０が望遠鏡の仰角を調節するねじであるの が望ましいが、この場合ねじはカム装置１１″４ｒ：介して内側管５に作用する ようになされている。内側レンズ系のレンズの間の距離、従って倍率を変化させ る為に調節装置７によって２つの内側管５，５′を移動させると、カム装置１１ は対応する内側管５と共に、従ってカム従動装置１０に関係して実質的に直線的 な軸線方向の通路内を動かされ、外側管１内の２つの内側管５の仰角の調節角度 はカム面の輪郭に関係して変化されるのである。

既述のように、図示の実施例に於てはレチクル４は接眼レンズ３の像面にあって 、照準望遠鏡の倍率が増大されても、像はレチクルによっては少なくとも認めら れる程拡大されないのである。

このことは重要である。何故ならば、このようにしてレチクル上の例えば交叉点 である１つの点が、照準望遠鏡から種々に変化する距離にあるけれども、望遠鏡 の倍率が変化される場合に射撃手が寸法を変えない像を望遠鏡内に見るようにさ せる目標の不変の大きい面積を常にカバーするようになすからである。

このことは、又若し射撃手が目標、例えば野兎の頭を狙い、又若し射撃手がレチ クルの選択によって上述の点が例えば１００ｍの目標の距離で成る倍率で野兎の 頭部を正確にカバーしている場合、この点は倍率が増大される場合に例えば５ｏ ｏｎの距離にある野兎のａｌにカバーし、従ってこれらの両方の場合に野兎の頭 は射撃手の眼には不変の寸法に見えることを意味するのである。更にこのことは 、若し今問題にしている点が野兎の頭をカバーするように照準望遠鏡の倍率が調 節された場合に野兎１での距離如何に拘わらず照準望遠鏡の倍率が実質的に正し く調節されていることを意味する。何故ならば種々の異なる野兎の頭の寸法は少 なくとも実際問題としてそれ租寸法の変化がないからである。

しかし、異なる距離は弾道に関係して照準望遠鏡の仰角を補償する必要を生ずる 。与えられたカートリッジ型（装薬量、弾丸の重量等）のカートリッジからの弾 丸は、与えられた型式の弾丸の発火を行う火器から発火される場合に実質的に同 じ弾道に従う。弾道の知識のある射撃手は、照準望遠鏡の倍率の調節によって弾 道に沿う弾丸の落下の修正を自動的に随伴させるようにカム装置１１のカムの輪 郭を選択する。従って上述のような仮定の場合、上述の点が正しく野兎の頭をカ バーしたとして、野兎の頭は合理的な限界内で例えば５０乃至６００ｍの範囲で 距離の如何に拘わらず腕の確かな射撃手によって撃たれるのである。

若し銃の照準望遠鏡の運動可能及び位置固定の構成要素の相対的な調節が倍率で なくメーターで目盛られている場合には、射撃手は、所望の場合、距離範囲の情 報を得るのである。

若し弾道が異なる場合には、勿論異なるカムを使用する必要がある。限られた数 の異なる弾道に対する異なるカム１１′ヲ有する回転可能のディスク（図示せず ）又は同様のものを使用することは可能である。若しカム装置が外側管１の内側 に取付けられている場合、及び若しカム従動装置が内側管の外側に取付けられて いる場合には異なるカムを有するこのようなディスク等は管１の外側に接近可能 の調節部材によって容易に回転され、又は移動されることが出来る。

レチクル又は同様の照準マークの一部分が野兎の頭に相当する面積をカバーする ように照準望遠鏡を調節する代シに、異なる距離に於ける野外の射撃の間に例え ば目標の中心点又は板紙のシルエットの頭のようなものを総て含む何れの目標の 寸法にもかなり等しい面積をカバーする為に総てのドツト、円又は如何なる照準 マークも使用することが勿論可能であり、このような最後に述べた使用に対して は本発明による銃の照準望遠鏡は特に役立つのである。

勿論本発明は図示された型式の銃の照準望遠鏡に制限されるものではなく、請求 の範囲内で何れの照準望遠鏡にも使用出来るものである。更に、カム装置及びカ ム従動装置は勿論請求の範囲内で図示とは異なる設計にすることが出来、異なる 位置に取付けることが出来る。特に、重要な特徴は、カム従動装置／カム装置の 何れか一方が２つのレンズ装置の内の一方と共に相対的に軸線方向に移動されて 倍率を変化させ、又前記カム従動装置／カム装置の他方と協働して対物レンズ及 び接眼レンズの共通中心線に対する内側レンズ系の光軸、即ち内側レンズ装置６ ′、６“の共通の中心線の間の角度を調節して照準望遠鏡の仰角の調節が前述の ように倍率の変化に関係して変化されるようになすことであることが注目されな げればならない。

国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．接眼レンズ（３）の像面にあるレチクル（４）と、照準望遠鏡の倍率を変化 させる為の、接眼レンズ（３）及び対物レンズ（２）の間の内側レンズ系（６） に含まれる２つのレンズ装置（６′，６′′）の間の軸線方向の距離を調節する 装置（７）と、照準望遠鏡の倍率の調節に関係して照準望遠鏡の仰角を調節する 少なくとも１つの装置とを含む銃照準望遠鏡に於て、前記仰角調節装置がカム装 置（１１）及びカム従動装置（１０）より成る装置を含み、これらの装置の内の 一方の装置が内側レンズ系のレンズ装置（６′，６′′）の何れか一方に対して 相対的に固定されていて、他方の装置が前記照準望遠鏡のフレーム（外側管１） に対して相対的に固定されており、又倍率の変化によつて内側レンズ系（６）の レンズ装置（６′，６′′）の間の距離の変化が前記内側レンズ系の仰角の調節 を自動的に変化させ、従つてその共通中心線、即ち光軸及び対物レンズ（２）及 び接眼レンズ（３）の対応する軸線の間の角度を変化させるように２つの装置（ １０，１１）が配置されていることを特徴とする銃の照準望遠鏡。
2. ２．照準望遠鏡の倍率が変化しても、レチクルの像が実質的に同じ寸法を有し、 これによつてレチクル上の点が、対象物に対する距離の如何に拘わらず照準望遠 鏡内の像が倍率の調節による特定の寸法になされるような対象物上の実質的に同 じ面積をカバーするように前記接眼レンズ（３）及び前記レチクル（４）が残余 のレンズ系に対して相対的に配置されていることを特徴とする請求の範囲第１項 記載の銃の照準望遠鏡。
3. ３．少なくとも１つの選択された範囲部分内に於ける異なる範囲に対する倍率の 調節による照準望遠鏡の仰角の変化が弾道に沿う弾丸の落下を自動的に補償する ように前記カム装置（１１）が与えられた既知の弾道に対して適応された輪郭を 有することを特徴とする請求の範囲第１項及び第２項記載の銃の照準望遠鏡。
4. ４．前記カム従動装置（１０）はそれ自体公知の普通の照準望遠鏡に通常設けら れる型式の仰角調節ねじであるが、前記ねじはカム装置（１１）を介して内側管
5. （５）を作動させるようになされていることを特徴とする前掲請求の範囲の何れ か１項に記載の銃の照準望遠鏡。 ５．前記銃の照準望遠鏡が若干数のカム装置（１１′）を有する若干数のカム従 動装置又は１つのカム従動装置を有し、又前記カム従動装置又はカム輪郭が夫々 １つの弾道に対する照準望遠鏡の仰角の調節を補償するように設計されて、前記 カム従動装置（１０）と協働するように選択的に調節可能になされていることを 特徴とする請求の範囲第３項又は第４項記載の銃の照準望遠鏡。