JPH01501843A - 勝手な開封を明示できるカプセル及び挿入部材 - Google Patents

勝手な開封を明示できるカプセル及び挿入部材

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JPH01501843A JP62501232A JP50123287A JPH01501843A JP H01501843 A JPH01501843 A JP H01501843A JP 62501232 A JP62501232 A JP 62501232A JP 50123287 A JP50123287 A JP 50123287A JP H01501843 A JPH01501843 A JP H01501843A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 勝手な開封を明示できるカプセル及び挿入部材本発明は1985年5月31日出 願の米国特許出願第739,624号の一部継続出願である。
発明の分野 本発明は硬質のキャップ及び本体よりなるカプセル及び挿入部材の形成方法に関 し、特に複数の室を有する硬質カプセル及びこれと協働する、勝手な開封を明示 でき摂取可能で容易に崩壊するカプセルへの挿入部材及びかかる部材の挿入に関 する。
従来の技術の検討 従来、複数の室を有する硬質のカプセルを形成する技術としては1985年5月 31日に米国特許及び商標局に出願され1986年5月20日に許可通知が郵送 された米国特許出願第739.624号「複数の室を有するカプセルを形成する 装置」(補正を含む)に開示されている技術が唯一のものである。
本発明において開示され特許請求された、協働し、勝手な開封を明示でき、摂取 可能で容易に崩壊するカプセル挿入部材は「フレックスアラート カプセル イ ンサート」と称し、1986年1月30日に米国特許及び商標局に第145,2 00号として情報開示されている。
目 的 本発明の目的は少なくとも2つの、別々に形成され、相互に協働するが異なった 横断面を有し、相互に適当な相対位置で固定されるカプセルを組合わせることに よる、複数の苗を有し硬質のキャップ及び本体よりなる種類のカプセルを形成す る方法を提供することにある。このように結合されるカプセルの各々は一以上の 空を有し、少なくとも−の室には任意の量の医薬品1食品あるいは栄養剤、さら に人間あるいは動物が摂取ないし使用する部材単位が収められる。また少なくと も−の、十分な寸法を有し、また前記至と同等かより小さい容量を有し、適当な 形状及び設計の他の至には前記物質と協働し、摂取可能で、対照的で、区別でき 、容易に崩壊する挿入部材が;あるいは前記医薬品や食品、栄養剤あるいは部材 と対照的な外観を有し、明確な色や複数の色、あるいは変化する色を有する適当 な量の他の刺激性のない不活性なあるいは無古な摂取可能な協働する物質が収め られる。この他の空に収められる物質は適当な組成9強度、及び滑らかさを有し 、カプセルに挿入された場合使用者が使用に先立ち本体あるいは基部の透明な壁 面を通してカプセルが充填され閉じられた後に再び開けられたか否かを再びカプ セルが開けられた場合に生じる容易に崩壊する挿入部材の崩壊による物理的な外 観の変化を目視することにより判定することを可能にする。このように、本発明 によるカプセルは勝手に開封された場合にそれを明示することができる。
本発明の他の目的はメチルセルロース、ゼラチンあるいは他の適当な材料よりな り硬質カプセルを形成するフィルムの予備成形された帯を複数の室を有する硬質 カプセルの分割浸漬成形ピンの割れ目的に浸漬ピンが浸漬液に浸されるよりも先 に配置し、その際予備成形された硬質カプセルを形成するフィルムの帯を浸漬ピ ンの割れ目の内周面に嵌合し協働するような適当な寸法と形状に形成しまた複数 の室を有する硬質カプセルフィルムを形成する際の浸漬及び乾燥過程さらにカプ セルをピンから取外す際において一時的に予備成形フィルム帯を保持するための 容易に取除くことのできる手段を使用する過程を提供し、また浸漬及び乾燥過程 により形成された硬質カプセルの本体内に予備成形硬質フィルム帯を設ける手段 を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は米国薬局法xX及び国民医桑品処方集xvに定められ た規格及び基準に合致した食品、栄養剤あるいは医薬品ないし部材を分配し、管 理し、さらに輸送するための、勝手な開封がなされた場合にそれが明確にわかる カプセル及びそれに協働するV挿入部材よりなる容器を提供するにある。米国薬 局法xx及び国民医薬品処方集XVは連邦食品、医薬及び化粧品法及び包括毒物 glliIl法を始めとする多数の法令を集約したものでありまた連邦消vt製 品安全委員会のいくつかの規準及び要求をも含んでいる。これらの法令及び規制 にはM準とする定義及び標準が含すれている。特に、本発明が適合する包括毒物 規制法中の条文の抜粋は以下の通りである: 「第2章 この法律の目的は一−j 「■「家庭用物質」なる詔は通常に製造販売され個人により使用されたり家庭内 にあるいはその周囲に貯蔵される物質であって−」「(C)連邦食品医薬品及び 化粧品法(21U、S、C,321)の第201条に炭室した食品、医薬品ある いは化粧品:」「a「包装物」なる詔は「家庭用物質を個人が使用のためあるい は家庭内ないしその周囲に貯蔵する際に直接に収める容器又は包装物であり、・ ・・」 本発明においては安全規準及びその他の消費者保護のための配慮及び目標は以下 のように満足されている: 「特殊な包装物は普通の大人には開(のが困難でなくとも物理的な制限を受けて いる例えシ老人や関節炎の人は困難を経験することがある。」(USP XX− P、1020) 「安定性の検討においては特殊な大略的な要求のみならず、使用者に製品状態が 正常に維持されていることを疑わせ使用に警告を発するような製品の外観の変化 も含まれるべきであるJ (USP XX−P、1023)。
「医薬品投薬量フオームの安定性は貯蔵環境条件によっても(・・・)また包装 物の成分によっても影響されるJ (tJSP XX−P、 1023)。
[・・・配布者ないし販売者よりも先での規制は困難であることがBIEさnた J (USP XX−P、1023)。
従って、本発明のさらに他の目的は複数の室を有するカプセルの少な(とも−の 苗に、適当な形状及び寸法を有し適当な硬度1組成及び清りヤすさを有し、前記 至と協働する部分に分けられ容易に崩壊する挿入部材を形成して挿入する方法を 提供するにある。本発明によれば、かかる挿入の後、使用者はカプセルの使用前 にカプセル本体及び基部の透明壁を通して部材を見ることによりカプセルが充填 され閉じられた後で開けられたか否かをカプセルが開けられたことを示す断片に 分割され容易に崩壊する挿入部材の外観の変化により知ることができる。このよ うに、本発明によるカプセルは勝手に開封された場合にそれを明示することが可 能である。
本発明のさらに他の目的は通常の方法で硬質カプセルを浸漬成型し乾燥後加工を 行なった場合に残るカプセル材料の約20%〜24%に相当する余った不要な材 料を使用することによりカプセルと協働し容易に崩壊する複数の室を有するカプ セル用挿入部材を比較的安価に製造する手段を提供するにある。本発明の好まし い実施例ではかかる余った不要な材料は細断され、あるいは造粒され、あるいは 粉砕されて固められる等の過程により適当な組成にされ、処理されて望ましいカ プセルと協働し容易に崩壊する複数のカプセル堅への挿入部材とされる。これに より勝手な開封を明示できる複数の室を備えたカプセルが形成される。
本発明のその他の目的及び特徴は以下の図面を参照した説明より明らかとなろう 。
図 面 第1図及び第2図は取除くことの可能な一時的な保持カバー13がついた状態の 複数の至を有するカプセルと協働する分解可能な挿入部材組立体を示す平面図及 び2−21i1に沿う断面図:第3図は取除くことの可能な一時的な保持カバー 13が除かれた状態の、複数の室を有するカプセルと協働する分解可能な挿入部 材を第1図中2−2線に沿って示す断面図: 第4図は取除くことの可能な一時的な保持カバー13がついた状態の、複数の至 を有するカプセルと協働し容易に崩壊する挿入部材組立体が対応し協働するカプ セル室本体部分中に挿入された後横方向に曲げられて断片に分割された様子を、 取除き可能な一時的な保持カバー13を取除く前の状態で示す外観図: 第5図は複数の苗を有するカプセルと協働する、断片に分割され容易に崩壊する 挿入部材を横方向に曲げることにより部分に分割した後対応するカプセル室に挿 入した様子を一時的に使われる取除き可能な可撓性保持カバー13を取除いた状 態で示す外観図:第6図及び第7図はそれぞれ寸法の異なった2つの列の相互に 協働するカプセルを内側のカプセルに横断面が外側のカプセルのものと異なった 不規則形状を有するカプセルを使用して結合することにより形成される、複数の 室を有する硬質カプセルを示す側面図及び7−7線に沿う断面図: 第8図及び第9図はそれぞれ寸法の異なった2つの列の相互に協働するカプセル を内側のカプセルに横断面図が外側のカプセルのものと異なったへ角形状を有す るカプセルを使用して結合することにより形成される、複数の室を有する硬質カ プセルを示す側面図及び9−9線に沿う断面図: 第10図及び第11図は寸法の異なった2つの相互に協働するカプセルを内側の カプセルに横断面が外側のカプセルのものと異なった台形を有するカプセルを使 用して結合することにより形成される、複数の至を有する硬質カプセルを示す側 面図及び11−11線に沿う断面図:第12図及び第13図はそれぞれ複数の室 を有する硬質カプセルの内壁を形成するフィルム状挿入帯の平面図及び13−1 311に沿う縦断面図を示す。
説 明 第1因を参照するに、好ましい実施例においては複数の空を有するカプセルと協 働し容易に崩@する挿入部材組立体は非常に滑りやすく壊れやすい錠剤や粒、ペ レットあるいは粒子10により構成され、これらの粒子は非常に滑らかで曲げ応 力により破断する凹部や十字形の切り込み、あるいは凹部14を交差点に形成さ れた境界を画成するフィラーないし分離帯12により相互に分離される。また非 常に滑りやすい除去可能な−II的に使用される保持カバー13が挿入部材組立 体上に形成される。
この保持カバー13は一般に横方向に曲げられる前は平坦な形状を有するが協働 するカプセル苗15へ挿入される際に曲げられると適当な曲率を有するようにな り挿入部材が断片に分割される。この挿入部材は可撓性の支持ベースマットない しトレイ11上に接触して保持される。
この実施例では複数の室を有するカプセルと協働する挿入部材は人間又は動物が 摂取可能なものとされ、例えばメチルセルロース、ゼラチン。
でんぷんあるいはその他の適当な材料、さらにこれらの組合わせに適当な例えば 希釈剤、バインダ、膨化剤、滑剤、潤滑剤を加えて形成される。
さらに、本発明による複数の室を有するカプセルと協働する挿入部材のyA製に おいてはFDAにより認可されたあるいはこれと同等の食品着色剤を加えるのが 望ましくあるいは必要である。上記の基本的な構成材料及び添加物は医薬品カプ セルの製造で一般的に使用されているものである。取除くことが可能な一般的な 保持カバー13はプラスチックあるいは金属等の可撓性材料より形成され、挿入 部材を協働するカプセル室15へ挿入して引抜いた後で再使用することも可能で ある。
第2図を参照するに、本発明による複数の室を有するカプセルと協働する挿入部 材組立体は第4図及び第5図に示す複数の空を有するカプセルの協働する室15 の対応する形状1曲率及び寸法に適合する形状及び寸法に形成されており、第1 図の挿入部材は曲げられて室15中に挿入される。
第1図の挿入部材が協働するカプセル至15中へ挿入されるに先立ちあるいは挿 入にあたり横方向に曲げられるのにともなってもろくこわれやすい対照的な境界 を画成する分離帯12が少なくともいくつかの交差点の曲げ応力が破断点14に おいて容易に目視できるような変位やゆがみないしずれを生じることなく破断し 、その結果少なくともいくつかの対照的な境界を画成する分割フィラー帯12が 保持された状態で断片に分割される。第1図の挿入部材は協働するカプセルに挿 入された後薄い一時的に使われる取除き可能な可撓性カバー13が取除かれる。
このカバー13の除去の結果、第3図の崩壊しやすい挿入部材が挿入されている カプセルの協働する室15の外壁内周面と第3図のカプセル挿入部材の湾曲した 対向面との間に挿入部材の厚さに対応した空間が形成される。
第6図及び第7図は同様に好ましい実施例を示す。これらはそれぞれ側面図及び 7−7線に沿う断面図である。本発明は2つの別々に形成されたカプセル要素を 結合することにより複数の室を有する第6図の硬質カプセルを形成する手段を提 供する。ここで、これらのカプセル要素は異なった寸法を有しまたその横断面も 異なっている。すなわち、より大きい外側のカプセル要素21は略円形ないし楕 円形の外形を有するのに対しより小さい内側のカプセルは一般に不規則な例えば 少なくとも一部の外面が弧状に、あるいは湾曲した形状に、あるいは三日月状に 、あるいは切欠状に、あるいは角ばった状態に変形された形状を有する。内側カ プセル要素22は適当な手段により外側カプセル要素21に対して適当な位置に 挿入され、整列され、固定され、その結果少なくとも−の小さなり15と大きな 至23とが形成される。小さな空15は外側カプセル要素21の外壁内周面とこ れに接触していない内側カプセル要素22の外壁外周面部分との間に画成される 空間により形成される。
本発明の別の実施例を第8図及び第9図に示す。これらはそれぞれ側面図及び9 −91i1に沿う断面図である。本発明は2つの別々に形成されたカプセル要素 を組合わゼることによる第8図に示す複数の至を有する硬質カプセルを形成する 手段を提供する。これらのカプセル要素は異なった寸法を有しまたその横断面も 異なっている。、すなわち、より大きい外側のカプセル要素21は略円形ないし 楕円形の外形を有するのに対しより小さい内側のカプセル要素24は・一般に例 えばへ角形等の等近影状の外形を有している。内側カプセル要素24は適当な手 段により外側カプセル要素21に対して適当な位置に挿入され、整列され、固定 され、その結果少なくとも−の小さな空15と大きな室23とが形成される。
この小さな室15は外側カプセル要素21の外壁内周面とこれに接触していない 内側カプセル要素24の外壁外周面部分との間に画成される空間により形成され る。
さらに、第10図及び第11図は本発明の他の実施例を示す。これらはそれぞれ 側面図及び11−11線に沿う横断面図である。本発明は2つの別々に形成され たカプセル要素を組合わせることによる第10図に示す複数の室を有する硬質カ プセルを形成する手段を提供する。これらのカプセル要素は異なった寸法を有し またその横断面も異なっている。
すなわち、より大きい外側のカプセル要素21は略円形ないし槁円形の外形を有 するのに対しより小さい内側のカプセル要素25は一般に例えば台形等の非等辺 形状の外形を有している。内側カプセル要素25砿適当な手段により外側カプセ ル要素21に対して適当な位置に挿入され、整列され、固定され、その結果少な くとも−の小さな至15と大きな¥23とが形成される。この小さな室15は外 側カプセル要素21の外側壁内周面とこれに接触していない内側カプセル要素2 5の外壁外周面部分との間に画成される空間により形成される。
本発明のさらに好ましい実施例を第12図及び第13図に示す。これらはそれぞ れ平面図及び13−13線に沿う縦断面図である。本実施例はメチルセルロース 、ゼラチンあるいはその他の過当な材料より形成された第12図に示す硬質カプ セルを形成するギ備成形されたフィルム帯を複数の苗を有する硬質カプセルの分 割浸漬ピン(図示せず)の割れ口中に該浸漬ビンが浸漬液に浸されるよりも先に 配置する手段を提供する。
第12図に示した予備成形された硬質カプセルを形成するフィルムの帯は浸漬ピ ンの割れ目の周囲に嵌合して協働するような適当な寸法と形状を有し、また例え ば符号26で示したような切欠き、リッジ、ひだ、折り目、講、孔あるいはこれ らの組合せよりなる容易に切離せる一時的保持手段を硬質カプセルフィルム帯の 周囲ないしその近傍に有し、また第12図の硬質カプセルを形成するフィルム帯 を複数の空を有する硬質カプセルフィルムを形成する際の浸漬及び乾燥段階にお いて正しく保持するために浸漬ビンの割れ口壁(図示せず)の一方の面又は両方 の面上に適当な対応する対向する形成部を有する。さらに、フィルム帯は例えば −又は複数の切欠き27あるいは−又は複数の孔、あるいはこれらの組合せより なる取付(ブ手段を第12図の予備形成硬質カプセルフィルム帯の縁部又はその 近傍に該切欠27又は孔又はこれらの組合わせを浸漬の際加熱された溶液を導入 し充填することにより及びこれに伴って熱的に誘起される毛管作用により、又は 物理的な接合により、又は該硬質カプセルフィルム帯を該浸漬過程において形成 される硬質カプセルの主要部上において、また形成された複数の至を有する硬質 カプセル本体部の外壁の内面にて固結さぜることにより形成され二また該挿入さ れたフィルム帯を該浸漬ビンから次の除去過程において硬質カプセル本体部と一 体的に形を保ったまま取外す取外し及び保合解除手段を形成する。
動 作 本発明の典型的な動作においては第5図のN数の宮を有する硬質カプセルは、協 働し容易に崩壊する摂取可能な挿入部材が透明なカプセル至15中へ挿入され一 時的保持カバー13が引抜かれた状態において勝手な開封がなされるとそれを明 示するようになる。すなわち、カバー13の引抜きによる湾曲空間の形成及び第 3図に示すカプセル挿入部材の比較的高い摺動性を有することのため、第3図の 挿入部材が小さなカプセル空15に挿入されカプセルが充填され閉じられた後に カプセルが間けられ基部21が垂直な状態に回動され、カプセルの中身が全部又 は一部重力の作用によりまた表面11!擦力に打勝って排出されてしまった場合 、カプセルに協働する断片に分割された第3図の挿入部材もカプセルT15から 同時に排出されてしまう。境界画成フィラーないし分離帯12は個々の断片に分 割されており、また構成錠剤1粒、ペレットあるいは粒子10は非常にこわれや すいため第3図の挿入部材は別の面上に加えられるせん断、応力、衝撃等により 、あるいはこれらの部分を指等でつまむことにより崩壊してしまう。従って、第 3図の挿入部材は一旦崩壊するとカプセル苗15に元のままの構造、パターン、 デザインで挿入することは不可能である。この第3図の挿入部材がカプセル空1 5で崩壊しているかいないかはカプセルv15の透明な外壁及び第5図のカプセ ルの本体部分を通して外部から目視することができる。このような手段により、 カプセルが勝手に開封されるとその事実が物理的外観の変化として現われ、使用 者又は消費者にカプセルが充填及び閉じられた後故意に開封されているかも知れ ずその内容物の有効性に疑問があることを旨告することができる(USP XX −P、1023参照)。
木切[18においF内側カプセル要素Jなる語は外側カプセル及び内側カプセル よりなる組立体を形成する協働するカプセルの組合せにおける−又は複数の内側 カプセル要素を意味する。組立体中各要素は別々に形成され医薬品を収めた複数 の室を有する硬質カプセルを形成する。各内側カプセル要素はより大きい外側の カプセル要素の対応する外形断面とは異なった断面を有する。
以上の説明には多くの特徴が含まれているが、本発明の範囲はこれらに限定され ることはなく、これらは好ましい他の実施例の一例にすぎない。本発明の範囲及 び思想内において様々な変形、変更が可能である。
FIG、l! Fl(、,13 補正書の写しくP訳文)提出書(特許法第184条の7第1項)昭和63年 4 月19日 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿 1、事件の表示 PCT/US 86102642 2、発明の名称 勝手な開封を明示できるカプセル及び挿入部材3、特許出願人 住所(居所) アメリカ合衆国 ニュージャージイー08738 マンドロキン グ ポスト オフィス ボックス 801 氏名(名称) ヒユーズ、レイモンド ジエー(国曙 アメリカ合衆国) 4、代理人 住 所 〒102 東京都千代田区麹町5丁目7番地電話03 (263) 3 271番(代表)5、補正命令の日付 1987年 4月 3日 6、添付書類の目録 補正書の写しく翻訳文) 1通 補正された請求の範囲 a 該挿入部材の基部と中間部分とをメチルセルロース又はゼラチンに例えば滑 動剤及び着色剤あるいは他の適当な物質を添加された層状の平坦な帯として形成 する段階Aと; 該組立てられた該挿入部材の層の最上面に取除き可能な一時的な保持カバ一層を 設ける段11MBと; 該挿入部材組立体を屈曲ないし湾曲させて複数の苗を有するカプセルの対応する 空中に適合させ協働させる段階Cとよりなる、請求項7記載の複数の室を有する 硬質カプセルと協働する容易に崩壊する挿入部材を形成する方法。
国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも2つの、別々に形成され、相互に協働する、適当な異なった寸法 を有する硬質カプセルよりなり、該カプセルは横断面形状が相互に異なっており 、例えば小さな硬質カプセルの本体及びキャップ部分をより大きい硬質カプセル の対応する部分中に配置し整列させ固定することにより形成され、外側カプセル の内壁面とこれに接触していない内側カプセルの外壁面との間に別の室が形成さ れているメチルセルロール,ゼラチン又は他の適当な材料より形成される複数の 室を有する硬質カプセル。
  2. 2.例えば八角形等3以上の辺を有する等辺形状の横断面を有する協働する硬質 カプセルの本体及びキャップ部分を円形又は楕円形の断面を有する硬質カプセル の対応する部分中に配設し整列させ固定することにより形成され、外側カプセル の内周面とこれに接触していない内側カプセルの外周面部分との間に同一寸法の 室が別々に形成されている請求項1記載の複数の室を有する硬質カプセル。
  3. 3.例えば台形等非等辺形状の横断面を有する協働する硬質カプセルの本体及び キャップ部分を円形又は楕円形の断面を有する硬質カプセルの対応する部分中に 配設し整列させ固定することにより形成され、外側カプセルの内周面とこれに接 触していない内側カプセルの外周面部分との間に別々の室が形成されている請求 項1記載の複数の室を有する硬質カプセル。
  4. 4.横断面形状が、あるいは例えば螺旋等の任意の軸に沿った断面形状が外側の より大きい硬質カプセルと異なっているより小さい硬質カプセルの本体及びキャ ップ部分を、協働するより大きい硬質カプセルの対応する部分中に配設し整列さ せ固定することにより形成され、外側カプセルの内周面とこれに接触していない 内側カプセルの外周面部分との内に別々の室が形成されている請求項1記載の複 数の室を有する硬質カプセル。
  5. 5.改良された手段により、特に、メチルセルロース又はゼラチン等の適当な材 料よりなる硬質カプセルを形成するフィルムの予備成形された帯を複数の室を有 する硬質カプセルのための分割浸漬ピンの分割面中に該浸漬ピンを浸漬溶液に浸 すのに先立って配設することにより形成され;該予備成形された硬質カプセルを 形成するフィルムの帯は該浸漬ピン分割面に適合し協働するような適当な寸法及 び形状に形成されると共に該フィルムをその位置に保持するための容易に取外す ことのできる少なくとも一の切欠き,リッジ,ひだ,折り目,溝,孔あるいはこ れらの組合わせよりなる手段を該硬質フィルム帯の周囲又はその近傍に有し、該 フィルム帯は該浸漬ピンの分割面の一方又は他方に適当な対応した逆の形成部分 を有しこれにより該硬質カプセルを形成する帯が複数の室を有するカプセルのフ ィルム形成の際浸漬及び乾燥過程において正しい位置に保持され;該フィルム帯 はさらにその端部又はその近傍に例えば一又は複数の切欠きや−又は複数の孔、 あるいはこれらの組合わせよりなる取付手段を該−又は複数の切欠きや−又は複 数の孔、あるいはこれらの組合わせを浸漬の際加熱された浸漬溶液による流入及 び充填によりまたこれに伴って生じる熱的に誘起される毛管現象により、又は物 理的な接合により、又は該硬質カプセルフィルム帯を該浸漬過程において形成さ れる硬質カプセルの主要部上において、また形成された複数の室を有する硬質カ プセル本体部の外壁の内面にて固結させることにより形成され;また該挿入され たフィルム帯を該浸漬ピンから次の除去過程において硬質カプセル本体部と一体 的に、形を保ったまま取外す取外し及び係合解除手段を形成する、複数の室を有 する硬質カプセル。
  6. 6.複数の室を有する硬質カプセルの本体部分中の室に、該カプセル中の他の別 の室に医薬品,医療部材あるいはその他の物質を充填する過程の間にカプセルに 協働する適当に予め撓められ断片に分割されたカプセル室挿入部材組立体を挿入 する手段であって;該挿入段階はカプセルの実際の充填に先立って、同時に、又 は遅れてなされ;次いで取除き可能な保持カバーが取除かれ;カプセルを閉じる 過程に続いて対応するカプセルキャップ部分が取付けられ;カプセル及び該協働 する挿入部材内容物及び栄養剤,食品,薬剤あるいは医療部材あるいは医薬品等 の物質がそれぞれの室中で封じられることよりなる手段。
  7. 7.各々非常に良好な摺動性を有する3又はそれ以上の層よりなる、複数の室を 有する硬質カプセルと協働する容易に崩壊する挿入部材であって:基部層は適当 な組成と強度を有する薄い、可撓性の部分に分割されていない摂取可能な材料よ りなる帯であり、又は複数の中間層は一般に適度な可撓性を有すると共に適当な もろさないしこわれやすさないし崩壊しやすさと密度及び強度を有し、最上層は プラスチック又は金属よりなる可撓性材料よりなる除去可能な一時的に使用され る保持カバーであり;該挿入部材要素は全て適当な寸法,パターン及び形状を有 するとともに横方向へ曲げられる前の状態にあっては平坦であり;該曲げにより 曲げ応力破断点で各断片への破断が生じ、該挿入部材組立体は湾曲することによ り対応する複数の室を有するカプセルの室の曲率に適合してこれを協動し;基部 層と保持カバー層との間には、交差点に曲げ応力破断凹部や切欠き,十字形切込 みあるいは凹部が形成された境界フィラーないし分離帯により区画されたこわれ やすい錠剤や同様な構成の粒,ベレットあるいは粒子の層が任意の数形成されて いる挿入部材。
  8. 8.複数の室を有する硬質カプセルと協働する挿入部材を形成する方法であって ;挿入部材の構成部分は多層構造の平坦な帯状に組立てられ、後で除去される一 時的な保持カバー以外の全ての構成部分はメチルセルロース,ゼラチンあるいは その他の適当な摂取可能な物質あるいはこれらの組合わせに希釈剤やバインダ, 膨化剤,滑動剤,潤滑剤及びFDAにより認可されたあるいはこれと同等な食品 着色剤あるいは該挿入部材部分を調製するのに必要なあるいは望ましい適当な添 加物を加えることにより構成され;該全ての構成部は良好な摺動性を有し;該挿 入部材組立体は曲げられて複数の室を有する硬質カプセル中の室を挿入された場 合該室の形状,曲率及び寸法に適合し協働するような形状及び寸法に形成され; 該除去可能な一時的保持カバーはプラスチックあるいは金属等の可撓性材料より 形成されることよりなる方法。
  9. 9.キャップと透明な本体よりなり栄養剤,食品,薬剤ないし医薬器具あるいは 医薬品を有する複数の室を有する硬質カプセルと、該カプセルと協働し、摂取可 能な材料よりなり、分割され、容易に崩壊し、非常に良好な摺動性を有し、該複 数の室を有する硬質のキャップ及び本体よりなるカプセル中に挿入された場合に 該複数の室を有するカプセルの透明な外壁を通して外部から目視することのでき る挿入部材とよりなる、摂取可能で勝手な開封を明示できる薬剤輸送器具。
  10. 10.所望量のあるいは所望単位の栄養剤,食品、あるいは薬剤ないし部材ある いは医薬品を収納し、管理し、輸送する方法であって、該物質又は器具は複数の 室を有する硬質カプセルの透明な本体部分中に収められ;該複数の室を有する硬 質カプセルの別の透明な本体部分には該カプセルと協働し外部から目視できる崩 壊しやすい分割されたカプセル挿入部材が挿入され;該カプセルは次いで対応す る硬質カプセルのキャップ部分と取付けることにより囲じられる段階よりなり、 該カプセルの封止の後使用者ないし消費者は該カプセルが充填及び封止された後 に開封されさらに封止されている場合使用に先立ってカプセルが再開封された証 拠を該協働する挿入部材の崩壊した外観により目視で認識することができ;これ により使用者又は消費者に勝手な開封を視認により明示することを可能とする方 法。
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