JPH01500453A - 外側にねじを設けた迅速連結継ぎ手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 外側にねじを設けた迅速連結継ぎ手 発明の背景 本発明は圧力流体システムと共に使用する継ぎ手に関する。

更に特定すると、本発明は一体の流体圧補助シールを有して外側にねじを設けた 迅速連結継ぎ手に間する。

流路を取り付けてねじの設けられた流体出入口に栓をする現在の方法は、一般に シール操作に対して適切なシール保証を要求するシール装置を含んでいる。この シール装置は普通相手部品、シーラント又はエラストマーシールとの金属締め代 を含んでいる。ねじり操作はシール処理を完成させるためか又は少なくともシー ル装置が流体出入口における流体圧力によってつぶされない様にするために必要 である。これは完成させるのに時間がかかり、更に労力を要する。

流体圧駆動シールを利用した発展中の迅速連結継ぎ手は幾つか試みられてきた０ 例えば、米国特許番号４，３４５，７８３　。

４．３７５，２９７　、４，５２７，８１７　、及び４，５４３，９９５号があ る。然しながら、これらの継ぎ手は迅速な連結は可能であるが、むしろ煩わしく 、もし不可能でないとしても、利用可能な空間領域に到達することを困難にさせ る比較的大きな継ぎ牛体を有している。

更には、上述の最初の３つの特許は、それらの大きさと複雑な性質に付加する駆 動流体の供給用の別体の駆動流体出入口を利用している。更には、ある状態で互 いに圧し合い、他の状態では広がって分離する機械的なつめを利用している上述 の４つめの特許は本発明よりも更に複雑である。

米国特許第３．２９１，４４２号は継ぎ牛体に滑動可能に取り付けられてガス圧 によって動かされるスリーブとプラグとを有し、むしろ複雑なガス又は真空作動 継ぎ手を開示している。

本発明は現在使用されている継ぎ子装置に間する斯る問題点を解決する。

発明の要約 本発明はねじの設けられた流体出入口に流体密に連結するための、一体の流体圧 補助シールを有して外側にねじを設けた迅速連結継ぎ手に関する。この迅速連結 継ぎ手は外側にねじの設けられた円筒状第一端部を有した本体を具備している。

第一端部は軸線方向に延設されて本体に通ずる通路を区画形成する。エラストマ ーシール手段は外側にねじの設けられた第一端部を取り囲み、流体出入口の端部 を第一端部のねじ部と当接させる。スリーブが継ぎ牛体に取り付けられて補助さ れていないシール位置と圧力補助シール位置との間で軸線方向に摺動可能な様に なっている。スリーブの第一端部は圧力補助シール位置においてエラストマーシ ール手段を係合させる肩手段を具備している。スリーブの反対側の第二端部は継 ぎ牛体の肩手段と当接し、該スリーブを継ぎ牛体に保持させる。軸方向に摺動可 能なスリーブと継ぎ牛体とは協働してそれらの間に空隙を区画形成する。半径方 向に設けられた通路は軸方向に設けられた通路と上記空隙とを連結している。軸 方向に摺動可能なスリーブと継ぎ半体とは協働して、スリーブが流体圧力にさら された場合に非平衡力を該スリーブに生起させる。この結果スリーブに生じ、流 体出入口の方向である軸方向の正味の力によって流体出入口から継ぎ半体へ流入 した圧力流体はスリーブを前進させてエラストマーシール手段と係合させ、これ によりエラストマーシール手段を流体出入口の端部に押圧させて流体に対するシ ールを形成する９スリーブの第二端部に近接した第二シール手段はスリーブと継 ぎ半体の間を流体シールするために設けられている。

本発明はたとえ流体系に非常な高圧が発生しても、シーラント、金属締め代及び 機械的補助によるねじ込みがなくても達成される。これは系の流体圧力が増大す るに従ってシール効果が増大する様な非平衡シール手段の提供によって達成され る。これは、圧力が増加するに従って分離する傾向のある従来形式のシール装置 とは異なるものである。

本発明においては、スリーブと継ぎ半体とは協働して軸方向に摺動可能なスリー ブに、継ぎ手の軸線を横断する等しくない対向横断面表面積を提供する。これら 対向横断面表面は系の流体圧にさらされており、このことにより流体圧力がスリ ーブに作用して流体出入口の方向に正味の力が生ずる。この様に、スリーブに作 用する軸方向に対向した力が等しくなく、或いは平衡していない流体圧力状況に おいて、スリーブは非平衡となっている。系の流体圧力は連結体に導入されるの で、連結体のエラストマーシールは、軸方向に摺動可能なスリーブが流体出入口 の方へ移動することによって流体出入口の端部に押圧される。これは、連結体が 流体出入口から離れない様にするために必要とされるであろう機械的なねじ込み の必要性をなくしている。ねじ込みによるこすり接触とねじれとがないため、エ ラストマーシールの京耗と他の損傷とは最小化される。

本発明は継ぎ半体に摺動可能に取り付けられて、スリーブを圧力補助シール位置 に移動させる傾向のある継ぎ半体の通路における流体圧力にさらされる表面を有 するスリーブを提供する。該スリーブと継ぎ半体とは、流体圧力が継ぎ手の中へ 導入されるとスリーブが圧力補助位置へ自動的に駆動される様に協働する。

好ましい実施態様においては、系の流体圧力が連結体に導入されると、軸方向に 摺動可能なスリーブの端部は流体出入口の端部に押圧され、エラストマーシール が流体出入口の端部とスリーブとの間から突出することを防止する機械的バリヤ を提供する。

本発明は大変な高圧の流体系、特に粘性流体系においても利用できる。それは、 圧力が増大するにつれて連結体が流体出入口から引き離されないよう保証するね じの設けられた端部を具備しているからである。ねじは非常な高圧にも耐える機 械的連結を提供する。

本発明はまた、手によって流体出入口や同様物にねじ込むことが可能であって、 何らの機械補助によるねじ込みを必要としない迅速継ぎ手を提供する。

上述の三つの特許と異なり、本発明はシール機能を補助する圧力を提供する系の 流体圧力を利用する。上述した三つの参照特許は別体の駆動流体路を利用してお り、複雑さを増加させ、継ぎ半体の寸法を増大させる０本発明は流路直径と全体 ハウジング寸法との望ましい比率であって、厳しい空間的制限のある場所で利用 可能にさせる比率を得ている。

更には、本発明の原理は流体出入口の端部を閉塞させるのに利用されるプラグに おけるのと同様に、圧力流体を貫流させる連結体において使用され得る。

本発明の他の利点は、流路連結体に比較的大きな真直ぐな流体流れ経路を与え、 好ましくない流れの制限と乱れとを最小にさせることである。

本発明を特徴づけるこれら及び他の利点と特徴は添付の請求の範囲に特に指摘し ている。然しなから、更に本発明と、その利点及びその使用によって得られる対 象物を良く理解するには、本発明の好ましい実施態様を図示している添付図面と 記載説明とを参照されたい。

図面の簡単な説明 図面においては同様の９照番号と文字は全図面を通じて対応した部品を示してい る。

第１図は本発明の原理を利用し、非補助シール状態にあるプラグ連結体の実施例 の断面図、 第２図はプラグ連結体が圧力補助シール状態にあり、第１図と同様な断面図、 第３図は本発明の原理に従った、圧力流体を貫流させるスイーベル連結体の実施 例が非補助シール状態にある場合の断面図、 第４図は圧力補助シール状態にある連結体の第３図と同様の断面図、 第５図は非補助シール状態にある本発明の原理に従った延長継ぎ手の実施例断面 図、そして 第６図は第２図のライン６−６に沿った断面図である。

好ましい実施態様の詳細な説明 本発明の原理による迅速連結継ぎ手２ｏの実施例が第１図と２図とに例示されて いる。第１図と２図とに例示されている迅速連結継ぎ手２０は圧力流体系におけ る流体出入口２２の端部に栓をするのに利用されている０本発明は圧力流体系に おける如何なる数の異なる部品にも利用でき、本実施例において開示される特定 の態様に限定されるべきではないことは明らかである。例えば、本発明は水流系 、コンテナー、バルブ、流路等に利用され得る。迅速連結継ぎ手は、本体２６の 閉塞第一端部２７よりも小さな径であって、外側にねじの設けられた円筒状の第 一端部２８を有した本体２６を具備している。外側にねじの設けられた第一端部 ２８は軸線方向に延設して本体２６に通ずる通路２つを区画形成している。

Ｏ−リングの様なエラストマーシール３ｏは継ぎ半体２６の溝３２であって、ね じの設けられた第一端部のねじ３４に隣接した溝に配設されている。継ぎ半体２ ６を流体出入口２２へ螺合させると、エラストマーシール３０は流体出入口２２ の端部４０に当接するであろう。軸線方向に往復摺動可能なスリーブ４２が継ぎ 半体２６の第一円筒部４４と、継ぎ半体２６のより大きな径を有した第二円筒部 ４６とに摺動可能に取り付けられており、これにより、第１図に図示する非補助 シール位置、即ち系の圧力が流体出入口２６にシールを形成するのに助けとなら ない位置と、第２図に例示されている様に、スリーブ４２の肩部４８がエラスト マーシール３ｏと係合してこれを流体出入口２２の端部４０に押圧させ、迅速連 結継ぎ手２０と流体出入口２２との間のシールを促進する様な圧力補助シール位 置との間で軸方向に摺動可能になっている。更に図示の実施例において、スリー ブ４２の第一端部４１は流体出入口２２の端部４０に押圧され、流体出入口２２ の端部４０と協働してシール３０が流体出入口２２とスリーブ４２の第一端部４ １との間から突き出ることを防止する機械的バリヤを提供する。スリーブ４２は 反対側に第二端部５０を具備し、継ぎ半体２６の肩部５２と協働してスリーブ４ ２を継ぎ半体２６上に保持する。軸方向摺動可能スリーブ４２と継ぎ半体２５と の間に空隙５４が区画形成されている。半径方向に延設された通路５６は、軸方 向に延長した通Ｆｌ＠　２９と空隙５４とを連結し、圧力流体を矢視線５８で示 す様に流体出入口２２がら空隙５４へ供給する。圧力流体を供給すると、スリー ブ４２は前進し、エラストマーシール３０と係合する。これは、スリーブに作用 する非平衡力、即ちアンバランス力が、流体出入口２２の端部４０に面するもの よりも、流体圧力にさらされている継ぎ手の端部２６に面している継ぎ手軸線を 横断する断面積のより大きなスリーブ４８によって生起されるためである０図示 例において、更に第６図に図示されている様に、横断面表面積のこの差は、円筒 部４６上を摺動するスリーブ４２の空隙４７と、エラストマーシール３０が配設 されているスリーブ４２の端部４１の空隙４３との間の横断面表面積の差である 。発生する正味の力はＰ−ｃｆＡであり、Ｐは流体圧力、ｄＡは横断面表面積の 差である。

エラストマーシール６０は継ぎ半体２６の周囲に設けられた渭６２の中であって 、肩部６４と６６との間に保持されている。極端に高い圧力を有する系において は、円筒状のバックアップリング６８がエラストマーシール６０と継ぎ半体２６ の肩部６６との間に配設されてもよい、極端に高い系流体の圧力の下では、リン グ６８は拡がって、スリーブ４２と協働してスリーブ４２と継ぎ半体２６との間 のシール６０が突き出ることを防止するバリヤを提供する。本体２６とスリーブ ４２とは金属でつくられ得る。バックアップリング６８はプラスチック材料やテ フロン（登録商標）材料でつくられ得る。

図示の迅速連結継ぎ手の特定の実施態様において、継ぎ手の外周に環状に設けら れた空隙５４はスリーブ４２の斜面７０と継ぎ半体２６の半径方向に延長した面 ７２　、７４とによって形成されている。しかしそれは他のどんな異なった方法 で形成してもよい。

第２図に示す様に、圧力流体はスリーブ４２を前方に押しやり、エラストマーシ ール３０と係合して変形させ、流体出入口２２の端部４０と当接する。

第３図と第４図には、圧力流体を貫流させる本発明の原理による継ぎ手の実施例 が図示されている。この例において、第１図と２図とにおいて図示されている実 施例のそれらに対応する部品にはダッシュを付しである。継ぎ半体２６の閉塞端 部２７に対向して、継ぎ半体２６′は該継ぎ竿体２６′内に取り付けられて、内 部にねじの設けられた部品８２を、それに対して旋回運動可能に、またホースや 同様のものの様な流体路（図示せず）と相互に連結するために含んている。この 実施例において、継ぎ半体２６′は斜面８８によって相互に連結されている第一 と第二の空隙８４　、８６を区画形成している。

部Ａ８２は斜面９４によって相互に連結されており、円筒体２６′の空隙８４　 、８６に受容される様形造られた対応の円筒部９０と９２とを含んでいる。継ぎ 半体２６′の講９８に取り付けられた保持リング９６は部品８２の肩部１００に 係合し、部品８２を連結体２６′に保持させる。部品８２の講１０４の中であっ て肩部１０６と１０８との間に配設されているエラストマーシール１０２は部品 ８２と円筒体２６′との間を流体密にシールする０図示の実施例において、バッ クアップリング１１０が設けられている。連結体は第３図において非補助シール 位置にある状態で図示されており、第４図では圧力補助シール位置にあり、スリ ーブ４２′は流体圧力によって前方に押されてエラストマーシール３０′と係合 し、流体口２２′の端部４０′と当接している。

第５図には本発明の他の応用例が図示されている。この実施例では本発明の原理 は圧力流体系での到達することの難しい所へ接近し易い様に継ぎ手の延長形態を 提供するのに利用されている。この実施例では、第１図及び第２図の部品と対応 した部品には二つのダッシュを付している０本応用例において継ぎ半体２６″は ねじの設けられた孔部１２０を有しており、ねじの設けられた延長部材１２２を 受容する。この実施例では、延長部材１２２は継ぎ竿体２６″内へ機械的にねじ 込まれると共に、適切なシーラントが継ぎ半体２６″と延長部材１２２との間の 漏れを防止するために供給される。この実施例は非補助位置にある状態を図示さ れているが、前述の各実施例と同様に流体圧補助シール効果を提供する様に作動 することは明らかであろう。

使用に際して、継ぎ半体２６は流体出入口２２の端部４゜がエラストマーシール ３０と係合するまで流体出入口２２に人手によりねじ込まれる。圧力流体は矢視 線５８によって図示されている様に継ぎ半体２６の中に導入されるので、スリー ブ４２は該スリーブ４２に作用する圧力によって生起された正味の、即ち、非平 衡の力によってエラストマーシール３０の方へ軸方向に移動する。従って、シー ルは何ら道具を使用することなく達成される。継ぎ手は流体圧力を除けば容易に 連結が外れ得る。

本発明に係る上記の多くの特徴と利点は本発明の構成及び作用と共に既に述べた が、その開示は単に例示にすぎず、変形は可能であり、特に本発明の範囲内での 形状、寸法及び部品の配列に関しては添付の請求の範囲に記載の条件の広い・一 般的な意味内容によって示される限度にまで可能であることは理解できよう。

ＦＩＧ、　６ 昭和６３年２月８日 特許庁長官　小　川　邦　夫　殿 １　特許出願の表示 ＰＣＴ／１ＪＳ８７１０１２５６ ２　発明の名称 外側にねじを設けた迅速連結継ぎ手 ３　特許出願人 住　所　アメリカ合衆国、ミネソタ　５５１１４．セントポール、ユニバーシテ ィ　アベニ、２３７３名　称　ファステスト、インコーボレイテイド４代理人 ５　補正書の提出年月日 １９８７年１１月１０日（受理臼） ６　添付書類の目録 （１）補正書の翻訳文　１通 補正された請求の範囲 ＜１９８７年１１月１０日付で国際事務局に受理され、元の請求の範囲１．８及 び９が補正され、他の請求の範囲は変更なし、）１、（ａ）円筒形状であって外 側にねじの設けられた第一端部を有し、該第一端部が該第一端部から継ぎ半体へ 軸方向に設けられた通路を区画形成している継ぎ半体と、（ｂ）継ぎ半体の第一 端部を取り囲み、該第一端部を流体出入口にねじ込むと該流体出入口の端部に当 接するエラストマーシール手段と、 （ｃ）補助のなされないシール位置と圧力補助のなされるシール位置との間を外 側で軸方向に摺動可能なスリーブであって、該スリーブの第一端部が圧力補助の なされるシール位置でエラストマーシール手段を係合させる肩手段を有しており 、該スリーブの反対側の第二端部は該スリーブを継ぎ半体に保持する保持手段と 協働し、軸方向摺動可能なスリーブと継ぎ半体とは協働してそれらの間に空隙を 区画形成し、軸方向に設けられた通路から該空隙に通ずる流路手段を設けており 、該空隙に軸方向に設けられた通路から流体を導入し、軸方向に摺動可能なスリ ーブと継ぎ半体とは更に協働してスリーブが流体圧力にさらされた場合に該スリ ーブに非平衡力を生起させ、その結果スリーブには流体出入口の方向の正味力が 軸方向に生じ、これにより流体出入口から空隙へ入った圧力流体がスリーブを前 方に押しやり、エラストマーシール手段と係合させ、これによりエラストマーシ ール手段を流体出入口の端部に押圧して迅速連結体と流体出入口との間に流体密 なシールを形成する軸方向摺動可能スリーブと、（ｅ）該スリーブと継ぎ半体と の間の流体密なシールを提供するスリーブの第二端部近くの第二シール手段とを 具備したねじを設けた流体出入口に流体密に連結する迅速連結継ぎ手。

２、スリーブの端部が圧力補助シール位置において流体出入口の端部に当接し、 これにより迅速連結継ぎ手が極端に高い流体圧力と共に使用される場合に、流体 出入口の端部とスリーブとの間からエラストマーシール手段が突出することを防 止するバリヤを提供して成る請求の範囲第１項記載の迅速連結継ぎ手。

３、第二シール手段が拡がることの可能な平らな円筒状バックアップシールとエ ラストマーシールとを有し、該バックアップシールがスリーブ及び継ぎ半体と協 働し、スリーブと継ぎ半体との間からエラストマーシールが突出することを防止 して成る請求の範囲第１項記載の迅速連結継ぎ手。

４、エラストマーシール手段がＯ−リング部材を有して成る請求の範囲第１項記 載の迅速連結継ぎ手。

５、継ぎ半体の第二端部が蘭じられており、これにより迅速連結継ぎ手がねじの 設けられた流体出入口に栓をするために使用され得る請求の範囲第１項記載の迅 速連結継ぎ手。

６、＠ぎ半体の軸方向に設けられた通路が該継ぎ半体を貫通して流体の線型貫流 を提供して成る請求の範囲第１項記載の迅速連結継ぎ手。

７、　１！ぎ半体の第二端部が継ぎ手の全体寸法を延長する延長手段を有し、こ れにより継ぎ手が届き難い所に使用可能となる請求の範囲第１項記載の迅速連結 継ぎ手。

８、（ａ）円筒形状であって外側にねじの設けられた第一端部を有し、該第一端 部が該第一端部から継ぎ半体へ軸方向に設けられた通路を区画形成している継ぎ 半体と、（ｂ）継ぎ半体の第一端部を取り囲み、該継ぎ半体の第一端部を流体出 入口にねじ込むと該流体出入口の端部に当接するエラストマーシール手段と、 （ｃ）補助のなされないシール位置と圧力補助のなされるシール位置との間で往 復移動可能な継ぎ半体の外側に摺動可能に取り付けられたスリーブであって、該 スリーブの第一端部はエラストマーシール手段を圧力補助のなされるシール位置 に係合させる肩手段を有し、該スリーブの反対側の第二端部が保持手段と協働し てスリーブを継ぎ半体に保持する摺動可能なスリーブと、 （ｄ）継ぎ半体とスリーブとの間に区画形成された空隙と、（ｅ）軸方向に設け られた通路と空隙とを連結し、該空隙を軸方向に設けられた通路と流体で連通さ せる通路手段とを具備し、 （ｆ）スリーブが流体圧力にさらされる空隙を一部形成する表面を有し、該スリ ーブを圧力補助のなされるシール位置に付勢し、 （ｇ）スリーブと継ぎ半体との間に流体密なシールを提供するためのスリーブの 第二端部近くの第二シール手段を具備するねじを設けた流体出入口に流体密に連 結する迅速連結継ぎ手。

９、（ａ）外側にねじの設けられた第一端部を有し、該第一端部から継ぎ半体へ 軸方向に延設された通路を区画形成している継ぎ半体と、 （ｂ）該継ぎ半体の第一端部に近接して配設されたシール手段と、 （ｃ）補助されないシール位置と圧力補助のなされるシール位置との間で摺動可 能で、継ぎ半体の外側に取り付けられたスリーブであって、該スリーブの第一端 部が圧力補助シール位置においてシール手段と係合して該シール手段を流体出入 口の隣接端部に押圧し、該流体出入口と迅速連結継ぎ手との間の流体密なシール を提供するスリーブとを具備し、（ｄ）該軸方向摺動可能スリーブと継ぎ半体と は協働してそれらの間に空隙を区画形成し、 （ｅ）　１１１ぎ半体の軸方向に設けられた通路と空隙とを連結させて、該空隙 を軸方向に設けられた通路と流体で連通させる通路手段を具備し、 （ｆ）スリーブが流体圧力にさらされる空隙を一部形成する表面を有し、 （ｇ）スリーブと継ぎ半体との間に流体密なシールを提供するためのスリーブの 第二端部近くの第二シール手段を具備するねじを設けた流体出入口に流体密に連 結する迅速連結継ぎ手。

国際調査報告

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．（ａ）円筒形状であって外側にねじの設けられた第一端部を有し、該第一端 部が該第一端部から継ぎ手体へ軸方向に設けられた通路を区画形成している継ぎ 手体と、（ｂ）継ぎ手体の第一端部を取り囲み、該第一端部を流体出入口にねじ 込むと該流体出入口の端部に当接するエラストマーシール手段と、 （ｃ）補助のなされないシール位置と圧力補助のなされるシール位置との間を外 側で軸方向に摺動可能なスリーブであって、該スリーブの第一端部が圧力補助の なされるシール位置でエラストマーシール手段を係合させる肩手段を有しており 、該スリーブの反対側の第二端部は該スリーブを継ぎ手体に保持する保持手段と 協働し、軸方向摺動可能なスリーブと継ぎ手体とは協働してそれらの間に空隙を 区画形成し、軸方向に設けられた通路から該空隙に通ずる流路手段を設けており 、該空隙に軸方向に設けられた通路から流体を導入し、軸方向に摺動可能なスリ ーブと継ぎ手体とは更に協働してスリーブが流体圧力にさらされた場合に該スリ ーブに非平衡力を生起させ、その結果スリーブには流体出入口の方向の正味力が 軸方向に生じ、これにより流体出入口から空隙へ入った圧力流体がスリーブを前 方に押しやり、エラストマーシール手段と係合させ、これによりエラストマーシ ール手段を流体出入口の端部に押圧して迅速連一結体と流体出入口との間に流体 密なシールを形成する軸方向摺動可能スリーブと、（ｅ）該スリーブと継ぎ手体 との間の流体密なシールを提供するスリーブの第二端部近くの第二シール手段と を具備したねじを設けた流体出入口に流体密に連結する迅速連結継ぎ手。
2. ２．スリーブの端部が圧力補助シール位置において流体出入口の端部に当接し、 これにより迅速連結継ぎ手が極端に高い流体圧力と共に使用される場合に、流体 出入口の端部とスリーブとの間からエラストマーシール手段が突出することを防 止するバリヤを提供して成る請求の範囲第１項記載の迅速連結継ぎ手。
3. ３．第二シール手段が拡がることの可能な平らな円筒状バックアップシールとエ ラストマーシールとを有し、該バックアップシールがスリーブ及び継ぎ手体と協 働し、スリーブと継ぎ手体との間からエラストマーシールが突出することを防止 して成る請求の範囲第１項記載の迅速連結継ぎ手。
4. ４．エラストマーシール手段がＯ−リング部材を有して成る請求の範囲第１項記 載の迅速連結継ぎ手。
5. ５．継ぎ手体の第二端部が閉じられており、これにより迅速連結継ぎ手がねじの 設けられた流体出入口に栓をするために使用され得る請求の範囲第１項記載の迅 速連結継ぎ手。
6. ６．継ぎ手体の軸方向に設けられた通路が該継ぎ手体を貫通して流体の線型貫流 を提供して成る請求の範囲第１項記載の迅速連結継ぎ手。
7. ７．継ぎ手体の第二端部が継ぎ手の全体寸法を延長する延長手段を有し、これに より継ぎ手が届き難い所に使用可能となる請求の範囲第１項記載の迅速連結継ぎ 手。
8. ８．（ａ）円筒形状であって外側にねじの設けられた第一端部を有し、該第一端 部が該第一端部から継ぎ手体へ軸方向に設けられた通路を区画形成している継ぎ 手体と、（ｂ）継ぎ手体の第一端部を取り囲み、該継ぎ手体の第一端部を流体出 入口にねじ込むと該流体出入口の端部に当接するエラストマーシール手段と、 （ｃ）補助のなされないシール位置と圧力補助のなされるシール位置との間で往 復移動可能な継ぎ手体の外側に摺動可能に取り付けられたスリーブであって、該 スリーブの第一端部はエラストマーシール手段を圧力補助のなされるシール位置 に係合させる肩手段を有し、該スリーブの反対側の第二端部が保持手段と協働し てスリーブを継ぎ手体に保持する摺動可能なスリーブと、 （ｄ）継ぎ手体とスリーブとの間に区画形成された空隙と、（ｅ）軸方向に設け られた通路と空隙とを連結し、該空隙を軸方向に設けられた通路と流体で連通さ せる通路手段とを具備し、 （ｆ）スリーブが流体圧力にさちされる空隙を一部形成する表面を有し、該スリ ーブを圧力補助のなされるシール位置に付勢する ねじを設けた流体出入口に流体密に連結する迅速連結継ぎ手。
9. ９．（ａ）外側にねじの設けられた第一端部を有し、該第一端部から継ぎ手体へ 軸方向に延設された通路を区画形成している継ぎ手体と、 （ｂ）該継ぎ手体の第一端部に近接して配設されたシール手段と、 （ｃ）補助されないシール位置と圧力補助のなされるシール位置との間で軸方向 に摺動可能なスリーブであって、該スリーブの第一端部が圧力補助シール位置に おいてシール手段と協働して流体出入口と迅速連結継ぎ手との間を流体密にシー ルする軸方向に摺動可能なスリーブとを具備し、（ｄ）該軸方向摺動可能スリー ブと継ぎ手体とは協働してそれらの間に空隙を区画形成し、 （ｅ）継ぎ手体の軸方向に設けられた通路と空隙とを連結させて、該空隙を軸方 向に設けられた通路と流体で連通させる通路手段を具備し、 （ｆ）スリーブが流体圧力にさらされる空隙を一部形成する表面を有する ねじを設けた流体出入口に流体密に連結する迅速連結継ぎ手。