JPH0149893B2 - - Google Patents
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- JPH0149893B2 JPH0149893B2 JP54140005A JP14000579A JPH0149893B2 JP H0149893 B2 JPH0149893 B2 JP H0149893B2 JP 54140005 A JP54140005 A JP 54140005A JP 14000579 A JP14000579 A JP 14000579A JP H0149893 B2 JPH0149893 B2 JP H0149893B2
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- oscillator
- waveguide
- container
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- signal
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N22/00—Investigating or analysing materials by the use of microwaves or radio waves, i.e. electromagnetic waves with a wavelength of one millimetre or more
- G01N22/04—Investigating moisture content
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明の材料中の湿気を測定する新型の装置、
特に土地及び砂中の湿気を測定するのに適した装
置に関する。
特に土地及び砂中の湿気を測定するのに適した装
置に関する。
本体の物理的及び化学的性質を実質的に変える
ことなしに本体の湿気含有量を測定する問題は、
現代科学及び工業測定分野において極めて重要で
ある。
ことなしに本体の湿気含有量を測定する問題は、
現代科学及び工業測定分野において極めて重要で
ある。
今日まで用いられてきたこの種の測定に対する
種々の方法は、放射及び電気技術に基づくもので
ある。前者に関しては、得ることができる正確性
において完全に不満足であり、その使用は高価な
ため、また強い放射性及び高エネルギの存在によ
る極めて複雑な作業性のため望ましいものではな
い。
種々の方法は、放射及び電気技術に基づくもので
ある。前者に関しては、得ることができる正確性
において完全に不満足であり、その使用は高価な
ため、また強い放射性及び高エネルギの存在によ
る極めて複雑な作業性のため望ましいものではな
い。
幾つかの例外として(但しこれは正確性が悪い
ので不適当である)、電気技術に基づく装置が無
線又はマイクロ波周波数信号を用いて、これは吸
収又は共振周波数測定を基礎とするものである。
ので不適当である)、電気技術に基づく装置が無
線又はマイクロ波周波数信号を用いて、これは吸
収又は共振周波数測定を基礎とするものである。
これらの2つの異なる電気的方法は、土地のよ
うな特定の型の材料を測定するのには不適当であ
る。これに関して、共振法は高い水含有量の材料
(土地の場合には、時として容積で70%以上の水
を含むことがある)の測定にはあまり適しておら
ず、一方吸収法は塩含有量(これは1つの型の土
地と他の型の土地との間で変化する)及び温度に
あまりにも依存する結果を与え、しかも一定寸法
のサンプルを必要とする。
うな特定の型の材料を測定するのには不適当であ
る。これに関して、共振法は高い水含有量の材料
(土地の場合には、時として容積で70%以上の水
を含むことがある)の測定にはあまり適しておら
ず、一方吸収法は塩含有量(これは1つの型の土
地と他の型の土地との間で変化する)及び温度に
あまりにも依存する結果を与え、しかも一定寸法
のサンプルを必要とする。
従つて、土地の型、塩含有量、粒子寸法及び温
度に無関係な測定を行うことができるばかりか、
簡単の理由のためにサンプルの長さに無関係な測
定を行うことができ、表面及び深部(心部)の両
方から土地のサンプルを垂直に引き出せるように
なつている中空の円筒形金属パンチを直接用いて
測定が行える低コストの装置を提供することは相
当に興味のあることである。本発明の目的はまさ
にこのことにある。
度に無関係な測定を行うことができるばかりか、
簡単の理由のためにサンプルの長さに無関係な測
定を行うことができ、表面及び深部(心部)の両
方から土地のサンプルを垂直に引き出せるように
なつている中空の円筒形金属パンチを直接用いて
測定が行える低コストの装置を提供することは相
当に興味のあることである。本発明の目的はまさ
にこのことにある。
本発明による装置によつてこの目的が達成さ
れ、特に上述のすべての要求が満足される。本発
明によれば、一定振幅マイクロ波信号発生器と、
検査されるべき湿つた材料のサンプル用の導波管
容器と、マイクロ波信号振幅検出器と、上記の発
生器、容器及び検出器間に配置された高指向性の
方向性結合器とを備えて成る材料中の湿気を測定
する装置において; 上記の発生器が導波管ガンダイオード発振器に
より構成されており、この発振器がガンダイオー
ドを格納する主空洞と、この主空洞内に存在する
信号の基本波成分を受け入れない補助空洞とを備
え、該補助空洞は調波周波数において上記のガン
ダイオードにより認められる負荷インピーダンス
に所望の変化を生ぜしめるように配列された調波
同調装置を格納していること;上記の容器が矩形
断面の導波管を備え、この導波管は急激な変移で
円形断面の導波管に連結されており、該円形断面
の導波管は上記の変移の効果を補償するための吸
収薄板を含み、測定されるべき材料のサンプル用
の引込みポンチを受入れる装置を備えているこ
と;及び 上記の結合器が上記の発生器により発生せしめ
られる一定振幅マイクロ波信号を上記の容器へ伝
達し、かつ振幅が湿度で変化し上記の容器内のサ
ンプル容器により反射されるマイクロ波信号を上
記の検出器へ伝達するようになつていること、を
特徴とする材料中の湿気を測定する装置、が提供
される。
れ、特に上述のすべての要求が満足される。本発
明によれば、一定振幅マイクロ波信号発生器と、
検査されるべき湿つた材料のサンプル用の導波管
容器と、マイクロ波信号振幅検出器と、上記の発
生器、容器及び検出器間に配置された高指向性の
方向性結合器とを備えて成る材料中の湿気を測定
する装置において; 上記の発生器が導波管ガンダイオード発振器に
より構成されており、この発振器がガンダイオー
ドを格納する主空洞と、この主空洞内に存在する
信号の基本波成分を受け入れない補助空洞とを備
え、該補助空洞は調波周波数において上記のガン
ダイオードにより認められる負荷インピーダンス
に所望の変化を生ぜしめるように配列された調波
同調装置を格納していること;上記の容器が矩形
断面の導波管を備え、この導波管は急激な変移で
円形断面の導波管に連結されており、該円形断面
の導波管は上記の変移の効果を補償するための吸
収薄板を含み、測定されるべき材料のサンプル用
の引込みポンチを受入れる装置を備えているこ
と;及び 上記の結合器が上記の発生器により発生せしめ
られる一定振幅マイクロ波信号を上記の容器へ伝
達し、かつ振幅が湿度で変化し上記の容器内のサ
ンプル容器により反射されるマイクロ波信号を上
記の検出器へ伝達するようになつていること、を
特徴とする材料中の湿気を測定する装置、が提供
される。
換言すれば、本発明の装置は一定振幅マイクロ
波信号を発生し、これを適当な形状の導波管内に
含まれる湿つたサンプルに供給し、このサンプル
から振幅がサンプルの材料の誘電率、従つてその
湿気含有量によつて変るマイクロ波信号を反射さ
せることを基礎とするものである。反射信号の振
幅は電圧の形態で検出器により検出され、適当な
アナログ、数値又は簡単な人為処理後に検査中の
材料の水含有量の測定値が得られる。
波信号を発生し、これを適当な形状の導波管内に
含まれる湿つたサンプルに供給し、このサンプル
から振幅がサンプルの材料の誘電率、従つてその
湿気含有量によつて変るマイクロ波信号を反射さ
せることを基礎とするものである。反射信号の振
幅は電圧の形態で検出器により検出され、適当な
アナログ、数値又は簡単な人為処理後に検査中の
材料の水含有量の測定値が得られる。
この種の測定は明らかに可変作業条件(温度、
大気湿度、負荷等)下において絶対的に一定の出
力を生ずる発生器を必要とする。
大気湿度、負荷等)下において絶対的に一定の出
力を生ずる発生器を必要とする。
これは、(例えば発振器が供給電圧に依存する
出力をもつような場合には)各組の測定前に発生
器の作動要素に印加される電圧を手動調節するこ
とによつて、又は複雑な装置の場合には自動信号
レベル制御系を用いることによつて達成すること
ができる。この後者の場合には、発生器が上述の
型の発振器により構成されると仮定すると、発振
器により発生せしめられる信号の一部が方向性結
合器の上流で引き出され、検出器で検出される。
この検出器で検出された電圧は、次に増幅され、
発振器に供給する信号(第2信号)を生ずるよう
に基準電圧と比較される。検出器は調波周波数の
信号に非常に感じ易く、実際このような信号では
回路を正しく動作せしめることができないので、
非常に低い調波含有量の信号を発生器により発生
せしめることができれば有利である。
出力をもつような場合には)各組の測定前に発生
器の作動要素に印加される電圧を手動調節するこ
とによつて、又は複雑な装置の場合には自動信号
レベル制御系を用いることによつて達成すること
ができる。この後者の場合には、発生器が上述の
型の発振器により構成されると仮定すると、発振
器により発生せしめられる信号の一部が方向性結
合器の上流で引き出され、検出器で検出される。
この検出器で検出された電圧は、次に増幅され、
発振器に供給する信号(第2信号)を生ずるよう
に基準電圧と比較される。検出器は調波周波数の
信号に非常に感じ易く、実際このような信号では
回路を正しく動作せしめることができないので、
非常に低い調波含有量の信号を発生器により発生
せしめることができれば有利である。
発生器出力に対する簡単かつ有効な自動又は非
自動制御に関する要求並びに調波周波数信号の制
御に関する要求は、本出願人の別の出願に開示さ
れた特殊なガン(Gunn)ダイオード発振器の形
態の発生器を用いることを特に好ましいものとす
るが、この発振器は、同調装置を備えていて基本
波周波数を受入れないようになつている補助空洞
をもち、調波周波数においてガンダイオードによ
り認められる負荷インピーダンスを、基本波周波
数において如何ようにもその作用に影響を与えな
いで変えることができるようになつていることを
特徴とするものである。
自動制御に関する要求並びに調波周波数信号の制
御に関する要求は、本出願人の別の出願に開示さ
れた特殊なガン(Gunn)ダイオード発振器の形
態の発生器を用いることを特に好ましいものとす
るが、この発振器は、同調装置を備えていて基本
波周波数を受入れないようになつている補助空洞
をもち、調波周波数においてガンダイオードによ
り認められる負荷インピーダンスを、基本波周波
数において如何ようにもその作用に影響を与えな
いで変えることができるようになつていることを
特徴とするものである。
この発振器を使用すると、消費的な信号の波
又は共振空胴の下流及び検出器の上流における出
力レベルの自動制御のための動作要素の接続に必
要な回路をさけることができる。
又は共振空胴の下流及び検出器の上流における出
力レベルの自動制御のための動作要素の接続に必
要な回路をさけることができる。
更に詳細に説明すると、スペクトル的に純粋な
かつ安定な信号に対する要求は、同軸ケーブル又
は裸線の空胴よりもかなり大きな選択性をもつ導
波管空胴を用いることを必要とする。しかしなが
ら、導波管空胴はガンダイオードの供給電圧に対
して出力曲線において大きな変動を生ぜしめる。
これらの変動は、供給電圧が増大するにつれて、
電圧に対する出力の導関数が符号を変えることを
意味し、従つてダイオードを横切つて印加される
電圧による発振器の出力レベルを電気的に制御す
ることができるということを危くすることを意味
する。「導波管ガンダイオード発振器のバイアス
同調特性に対する調波効果」(Alta FrequenzaNo.
6,Vol.XLV(1976))と題するイー、エム、バ
ステイダ(E.M.Bastida)の著書に記載されてい
る通り、調波周波数、特に第2調波周波数におい
てダイオードにより認められるインピーダンスを
適当に変えることによつて、変動のない出力―電
圧曲線を得ることが可能である。一方、このよう
な変動がなければ、発振器の出力レベルの自動制
御を得ることができ、発振器により発生せしめら
れる信号の出力の急激な変化を阻止することがで
きる。調波周波数においてさえも制御された振幅
の信号を提供することができる便法は、この型の
信号に対して検出器が高度の感度を有し、導波管
調波フイルタを使用するとコスト及び全体の寸法
で相当の増大が生ずるので、測定の正確性のため
には重要である。これらの必要な要件を満足する
のに必要かつ十分な条件は、基本波周波数におけ
るインピーダンスを変えることなしに調波周波数
においてダイオードにより認められるインピーダ
ンスを適当に変えることができなければならな
い。このことは上述のガンダイオード発振器の場
合に生ずる。
かつ安定な信号に対する要求は、同軸ケーブル又
は裸線の空胴よりもかなり大きな選択性をもつ導
波管空胴を用いることを必要とする。しかしなが
ら、導波管空胴はガンダイオードの供給電圧に対
して出力曲線において大きな変動を生ぜしめる。
これらの変動は、供給電圧が増大するにつれて、
電圧に対する出力の導関数が符号を変えることを
意味し、従つてダイオードを横切つて印加される
電圧による発振器の出力レベルを電気的に制御す
ることができるということを危くすることを意味
する。「導波管ガンダイオード発振器のバイアス
同調特性に対する調波効果」(Alta FrequenzaNo.
6,Vol.XLV(1976))と題するイー、エム、バ
ステイダ(E.M.Bastida)の著書に記載されてい
る通り、調波周波数、特に第2調波周波数におい
てダイオードにより認められるインピーダンスを
適当に変えることによつて、変動のない出力―電
圧曲線を得ることが可能である。一方、このよう
な変動がなければ、発振器の出力レベルの自動制
御を得ることができ、発振器により発生せしめら
れる信号の出力の急激な変化を阻止することがで
きる。調波周波数においてさえも制御された振幅
の信号を提供することができる便法は、この型の
信号に対して検出器が高度の感度を有し、導波管
調波フイルタを使用するとコスト及び全体の寸法
で相当の増大が生ずるので、測定の正確性のため
には重要である。これらの必要な要件を満足する
のに必要かつ十分な条件は、基本波周波数におけ
るインピーダンスを変えることなしに調波周波数
においてダイオードにより認められるインピーダ
ンスを適当に変えることができなければならな
い。このことは上述のガンダイオード発振器の場
合に生ずる。
最後に、サンプル採取のために用いられる金属
ポンチ内で直接に測定を行うことができるように
湿つたサンプル用の容器を用いることが好まし
い。低コストで容易につくることができるこの容
器は急激な移り変りによつて矩形導波管へ連結さ
れた円形導波管と、この円形導波管内に径方向に
配置された薄板とを備えている。ポンチは円形導
波管の内径の変化を利用して薄板の下流に挿入さ
れる。この薄板の目的は、組立中における不正確
な心出しにより又は不均一なサンプルにより励振
される円形導波管のTE11モードの横方向成分又
はTM01モードに対して横方向の成分の存在によ
り生ずる可能性のある共振を阻止することにあ
る。
ポンチ内で直接に測定を行うことができるように
湿つたサンプル用の容器を用いることが好まし
い。低コストで容易につくることができるこの容
器は急激な移り変りによつて矩形導波管へ連結さ
れた円形導波管と、この円形導波管内に径方向に
配置された薄板とを備えている。ポンチは円形導
波管の内径の変化を利用して薄板の下流に挿入さ
れる。この薄板の目的は、組立中における不正確
な心出しにより又は不均一なサンプルにより励振
される円形導波管のTE11モードの横方向成分又
はTM01モードに対して横方向の成分の存在によ
り生ずる可能性のある共振を阻止することにあ
る。
本発明の特徴は例示として与えられた添付の図
面を参照することにより一層明確になるであろ
う。
面を参照することにより一層明確になるであろ
う。
第1図に概略的に示された装置は、発振器1に
より構成される一定振幅マイクロ波信号発生器を
備えており、その出力は供給電圧を制御すること
により制御することができる。発振器1により発
生せしめれらる信号は高指向性の方向性結合器
(例えばサーキユレータ(circulator))2を介し
て湿気含有量が測定されるようになつている湿つ
たサンプル4を含む導波管容器3へ供給される。
湿つたサンプルは、振幅が検査されるサンプルの
誘電率、従つてその湿気含有量に関係するように
なつている反射信号を生ぜしめる。方向性結合器
2はこの反射信号を検出器ダイオード5へ切換
え、このダイオードにより反射信号の振幅に比例
する電圧信号Vuを生ぜしめる。適当な電子プロ
セツサ6は最終的に信号Vuを湿つたサンプルの
単位容積当りの水含有量の測定値に変換する。
より構成される一定振幅マイクロ波信号発生器を
備えており、その出力は供給電圧を制御すること
により制御することができる。発振器1により発
生せしめれらる信号は高指向性の方向性結合器
(例えばサーキユレータ(circulator))2を介し
て湿気含有量が測定されるようになつている湿つ
たサンプル4を含む導波管容器3へ供給される。
湿つたサンプルは、振幅が検査されるサンプルの
誘電率、従つてその湿気含有量に関係するように
なつている反射信号を生ぜしめる。方向性結合器
2はこの反射信号を検出器ダイオード5へ切換
え、このダイオードにより反射信号の振幅に比例
する電圧信号Vuを生ぜしめる。適当な電子プロ
セツサ6は最終的に信号Vuを湿つたサンプルの
単位容積当りの水含有量の測定値に変換する。
種々の動作条件(温度、大気温度、負荷等)下
において発振器1により導出される出力の所要の
一定性を得るために、発振器に対する自動制御系
が設けられており、発生した信号の一部は方向性
結合器2の上流で引き出されて検出器ダイオード
7により検出されるようになつている。ダイオー
ド7を横切る電圧は増振され、次に信号(第2信
号)発生器8で基準電圧Vrifと比較され、信号
(第2信号)発生器8から信号(第2信号)Veを
発生せしめて、これを発振器1に供給するように
なつている。信号(第2信号)発生器8の典型的
な例が第2図に示されており、これは基準電圧
Vrif及び検出器ダイオード7により検出される電
圧用の2つの増幅器9,10と、差動増幅器11
と、発振器1を制御する出力増幅器12とを備え
ている。
において発振器1により導出される出力の所要の
一定性を得るために、発振器に対する自動制御系
が設けられており、発生した信号の一部は方向性
結合器2の上流で引き出されて検出器ダイオード
7により検出されるようになつている。ダイオー
ド7を横切る電圧は増振され、次に信号(第2信
号)発生器8で基準電圧Vrifと比較され、信号
(第2信号)発生器8から信号(第2信号)Veを
発生せしめて、これを発振器1に供給するように
なつている。信号(第2信号)発生器8の典型的
な例が第2図に示されており、これは基準電圧
Vrif及び検出器ダイオード7により検出される電
圧用の2つの増幅器9,10と、差動増幅器11
と、発振器1を制御する出力増幅器12とを備え
ている。
好ましいマイクロ波発生器は第3図に示されて
おり、これは矩形の主空胴14を備える導波管1
3を備えており、この主空胴から横方向に制限通
路16によつて主空胴と連通する円筒形の補助空
胴15が分岐している。制限通路16は、主空胴
内に存在する信号の調波周波数が入ることを許す
が基本波周波数が入ることを許さないような寸法
になつている。ポラライザ(polariser)19を
備えるダイオード18は、主空胴14内で導波管
の底壁と垂直に固定されたコラム(柱)17との
間に配置される。補助空胴15内に調波同調ねじ
20が設けられており、これにより調波信号成分
に対する空胴15のリアクタンスを変えることが
でき、従つて調波周波数においてガンダイオード
により認められる負荷インピーダンスを、基本波
周波数においてその作用を変えることなしに変え
ることができる。
おり、これは矩形の主空胴14を備える導波管1
3を備えており、この主空胴から横方向に制限通
路16によつて主空胴と連通する円筒形の補助空
胴15が分岐している。制限通路16は、主空胴
内に存在する信号の調波周波数が入ることを許す
が基本波周波数が入ることを許さないような寸法
になつている。ポラライザ(polariser)19を
備えるダイオード18は、主空胴14内で導波管
の底壁と垂直に固定されたコラム(柱)17との
間に配置される。補助空胴15内に調波同調ねじ
20が設けられており、これにより調波信号成分
に対する空胴15のリアクタンスを変えることが
でき、従つて調波周波数においてガンダイオード
により認められる負荷インピーダンスを、基本波
周波数においてその作用を変えることなしに変え
ることができる。
特に有利な、湿つたサンプルの容器が第4図及
び第5図に示されており、これは湿つたサンプル
を引き出すために用いられる金属ポンチ内で直接
に測定が行えるようにする。第5,4図に示され
るように、この容器は方向性結合器2に接続され
た矩形断面の導波管21と、急激な移り変りによ
つてこの導波管21に連結された円形断面の導波
管22とからなる。誘電体支持24を備える吸収
薄板23は上記の2つの導波管間の急激な移り変
りにより生ぜしめられる不連続性の効果を補償す
る目的で円形導波管22内に挿入されている。湿
つた材料4のサンプルを含むポンチ25は、薄板
23の下流の円形導波管22における、この導波
管の自由端に存在する拡大径部分に挿入される。
び第5図に示されており、これは湿つたサンプル
を引き出すために用いられる金属ポンチ内で直接
に測定が行えるようにする。第5,4図に示され
るように、この容器は方向性結合器2に接続され
た矩形断面の導波管21と、急激な移り変りによ
つてこの導波管21に連結された円形断面の導波
管22とからなる。誘電体支持24を備える吸収
薄板23は上記の2つの導波管間の急激な移り変
りにより生ぜしめられる不連続性の効果を補償す
る目的で円形導波管22内に挿入されている。湿
つた材料4のサンプルを含むポンチ25は、薄板
23の下流の円形導波管22における、この導波
管の自由端に存在する拡大径部分に挿入される。
実験によると、第3図に示された(WR―90導
波管をもつ)発振器1、第2図に示された制御回
路、第4,5図に示された容器3、型式LTT
AR2920として商業的に知られている型の導波管
方向性結合器2、HP362A型の検出器ダイオード
5,7並びに発振器を自動的に制御するために用
いられるT型シルバーラブ(silver lab)
PM7275X導波管を用いて実際に構成した時に、
本発明による装置は第6図のグラフに示されるよ
うな応答性を提供することができた。
波管をもつ)発振器1、第2図に示された制御回
路、第4,5図に示された容器3、型式LTT
AR2920として商業的に知られている型の導波管
方向性結合器2、HP362A型の検出器ダイオード
5,7並びに発振器を自動的に制御するために用
いられるT型シルバーラブ(silver lab)
PM7275X導波管を用いて実際に構成した時に、
本発明による装置は第6図のグラフに示されるよ
うな応答性を提供することができた。
第1図は本発明による装置の基本的な概略図で
ある。第2図は本発明による装置に含まれるマイ
クロ波発生器用の典型的な自動制御系を示す概略
図である。第3図は本発明による装置にマイクロ
波発生器として用いることができる導波管ガンダ
イオード発振器の1例を示す。第4図は本発明の
装置に用いることができる湿つたサンプルの容器
の1例を通る断面図である。第5図は第4図の線
―による上記の容器の断面図である。第6図
は装置の典型的な応答曲線を示す。 1……発振器、2……方向性結合器、3……容
器、4……サンプル、5……ダイオード、6……
プロセツサ、7……ダイオード、8……信号(第
2信号)発生器、9,10……増幅器、11……
差動増幅器、12……出力増幅器、13……導波
管、14……主空胴、15……補助空胴、16…
…制限通路、17……コラム、18……ガンダイ
オード、19……ポラライザ、20……調波同調
ねじ、21……導波管、22……導波管、23…
…吸収薄板、24……誘電体支持、25……ポン
チ、26……拡大径部分。
ある。第2図は本発明による装置に含まれるマイ
クロ波発生器用の典型的な自動制御系を示す概略
図である。第3図は本発明による装置にマイクロ
波発生器として用いることができる導波管ガンダ
イオード発振器の1例を示す。第4図は本発明の
装置に用いることができる湿つたサンプルの容器
の1例を通る断面図である。第5図は第4図の線
―による上記の容器の断面図である。第6図
は装置の典型的な応答曲線を示す。 1……発振器、2……方向性結合器、3……容
器、4……サンプル、5……ダイオード、6……
プロセツサ、7……ダイオード、8……信号(第
2信号)発生器、9,10……増幅器、11……
差動増幅器、12……出力増幅器、13……導波
管、14……主空胴、15……補助空胴、16…
…制限通路、17……コラム、18……ガンダイ
オード、19……ポラライザ、20……調波同調
ねじ、21……導波管、22……導波管、23…
…吸収薄板、24……誘電体支持、25……ポン
チ、26……拡大径部分。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一定振幅マイクロ波信号発生器と、検査され
るべき湿つた材料のサンプル用の導波管容器と、
マイクロ波信号振幅検出器と、上記の発生器、容
器及び検出器間に配置された高指向性の方向性結
合器とを備えて成る材料中の湿気を測定する装置
において; 上記の発生器が導波管ガンダイオード発振器に
より構成されており、この発振器がガンダイオー
ドを格納する主空洞と、この主空洞内に存在する
信号の基本波成分を受入れない補助空洞とを備
え、該補助空洞は調波周波数において上記のガン
ダイオードにより認められる負荷インピーダンス
に所望の変化を生ぜしめるように配列された調波
同調装置を格納していること; 上記の容器が矩形断面の導波管を備え、この導
波管は急激な変移で円形断面の導波管に連結され
ており、該円形断面の導波管は上記の変移の効果
を補償するための吸収薄板を含み、測定されるべ
き材料のサンプル用の引込みポンチを受入れる装
置を備えていること;及び 上記の結合器が上記の発生器により発生せしめ
られる一定振幅マイクロ波信号を上記の容器へ伝
達し、かつ振幅が湿度で変化し上記の容器内のサ
ンプル容器により反射されるマイクロ波信号を上
記の検出器へ伝達するようになつていること、を
特徴とする材料中の湿気を装定する装置。 2 上記の発生器を構成する発振器の出力が供給
電圧により変わるようになつており、該発振器用
の自動制御系は該発振器により発生せしめられる
信号の一部を引き込む装置と、上記の信号の一部
を基準信号と比較して該発振器に供給する信号を
発生する装置とを備えている特許請求の範囲第1
項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT29327/78A IT1100050B (it) | 1978-10-31 | 1978-10-31 | Strumento per la misura dell'umidita' nei materiali,particolarmente adatto per la misura su terre e sabbie |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5562358A JPS5562358A (en) | 1980-05-10 |
JPH0149893B2 true JPH0149893B2 (ja) | 1989-10-26 |
Family
ID=11226770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14000579A Granted JPS5562358A (en) | 1978-10-31 | 1979-10-31 | Apparatus for measuring humidity in material |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4281285A (ja) |
JP (1) | JPS5562358A (ja) |
DE (1) | DE2943927A1 (ja) |
IT (1) | IT1100050B (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2063001B (en) * | 1979-11-07 | 1984-04-26 | Rolls Royce | Microwave interferometer |
JPS57169660A (en) * | 1981-04-11 | 1982-10-19 | Dainippon Printing Co Ltd | Detection of putrefaction of content in sealed vessel |
JPS6063039A (ja) * | 1983-09-19 | 1985-04-11 | 株式会社肌粧品科学開放研究所 | 皮膚等の水分測定装置 |
US4642777A (en) * | 1984-04-12 | 1987-02-10 | Foseco International Limited | Method and apparatus for microwave determination of liquid rate-of-rise using Doppler detection |
GB2194340A (en) * | 1986-08-21 | 1988-03-02 | Agricultural & Food Res | Moisture content measurement |
US4839578A (en) * | 1987-06-04 | 1989-06-13 | Eip Microwave, Inc. | Method for removing phase instabilities caused by flexure of cables in microwave network analyzer measurements |
IL86743A (en) * | 1987-07-03 | 1992-05-25 | Polska Akademia Nauk Instytut | Reflectometric moisture meter for capillary-porous materials,especially for the soil |
US5376888A (en) * | 1993-06-09 | 1994-12-27 | Hook; William R. | Timing markers in time domain reflectometry systems |
JP4136495B2 (ja) * | 2001-08-08 | 2008-08-20 | 株式会社日立製作所 | 方向性結合器を含む回路の設計支援装置、その設計支援プログラム、及び回路の設計方法 |
FR2862758B1 (fr) * | 2003-11-20 | 2006-01-13 | Commissariat Energie Atomique | Capteur et ensemble de mesures hydrometriques |
DE102006046713A1 (de) * | 2006-10-02 | 2008-04-03 | Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau Ag | Vorrichtung für eine Textilmaschine zur Messung der längenspezifischen Masse und/oder der Feuchtigkeit eines strangförmigen, laufenden Fasergemenges sowie Textilmaschine |
US9909987B1 (en) * | 2014-07-30 | 2018-03-06 | Transcend Engineering and Technology, LLC | Systems, methods, and software for determining spatially variable distributions of the dielectric properties of a material |
US9970969B1 (en) * | 2014-08-26 | 2018-05-15 | Transcend Engineering and Technology, LLC | Systems, methods, and software for determining spatially variable distributions of the dielectric properties of a heterogeneous material |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3162807A (en) * | 1960-06-21 | 1964-12-22 | Alford Andrew | High frequency measuring system including automatic oscillator amplitude control means |
US3482160A (en) * | 1965-10-14 | 1969-12-02 | Magnaflux Corp | Microwave dielectric material testing system |
US3510800A (en) * | 1967-07-24 | 1970-05-05 | Hitachi Ltd | Negative resistance oscillator stabilized with fundamental and harmonic frequency cavity resonators |
-
1978
- 1978-10-31 IT IT29327/78A patent/IT1100050B/it active
-
1979
- 1979-10-29 US US06/088,976 patent/US4281285A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-10-31 DE DE19792943927 patent/DE2943927A1/de not_active Ceased
- 1979-10-31 JP JP14000579A patent/JPS5562358A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5562358A (en) | 1980-05-10 |
IT7829327A0 (it) | 1978-10-31 |
IT1100050B (it) | 1985-09-28 |
DE2943927A1 (de) | 1980-05-14 |
US4281285A (en) | 1981-07-28 |
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