JPH0148813B2 - - Google Patents

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JPH0148813B2
JPH0148813B2 JP19379984A JP19379984A JPH0148813B2 JP H0148813 B2 JPH0148813 B2 JP H0148813B2 JP 19379984 A JP19379984 A JP 19379984A JP 19379984 A JP19379984 A JP 19379984A JP H0148813 B2 JPH0148813 B2 JP H0148813B2
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polymer
chamber
mixing
water
inlet
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Eru Bureizeruton Kaaru
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SUTORAN CORP
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に2つの液体を混合する装置に
関し、特に、粘性の液体重合体を水と混合して水
処理で使用する希釈重合体をつくる装置に関す
る。
水中に懸濁した固体を除去するため、通常、重
合体が水処理装置で用いられる。重合体(高分子
電解質と呼ぶこともある)は、水中に懸濁した粒
子を引付ける静電荷を帯びている。事実上すべて
の固体は、負又は正の電荷を帯びているので、こ
れらの重合体に引付けられる。重合体は懸濁粒子
を引付ける何百方の荷電部位を備えた極めて大き
いものである。
重合体は、乾燥形態又は液体の形で入手しう
る。乾燥重合体は、分子が凝集しているので不活
性である。乾燥重合体は、液体重合体より安価で
あるけれども、活性ある液体状態に変えるために
複雑で高価な装置を必要とする。液体重合体は、
活性重合体を15%〜30含む高度に濃縮されたもの
であるのがよく、この場合、分子はその一部分だ
けが延びている。濃縮された液体重合体は、高価
な装置を用いて厳しい条件下で化学的処理プラン
トで乾燥重合体から調製される。これらの化学的
処理プラントは、任意の選択された濃度で重合体
を与えることができる。
重合体を希釈するばする程、その使用寿命は短
かくなる。乾燥重合体は無限に永持ちするが、濃
縮された液体重合体は数ケ月間もち、数%の濃度
に希釈された重合体は、数日で変質又は悪化す
る。最後の形態、即ち希釈重合体は、水処理を行
う上で最も有効な形態である。というのは、分子
が十分に延びて処理すべき水の中に懸濁した粒を
引付ける荷電部位の数が最大になるためである。
然し、そのように希釈された重合体は、輸送と貯
蔵の間にその有効性の多くを失なう。それ故、濃
縮された重合体を水処理装置の場所へ輸送し、そ
こで混合装置を設けて重合体を希釈し、例えば毎
日必要とされるだけの希釈された重合体を作るの
が有利である。
しかしながら、希釈状態では、延びた重合体は
壊れ易く、鎖が容易に切れてしまう。重合体は水
と容易に混合しないので、希釈をするのが容易で
ない。
現在、濃縮された重合体は、ドラムに入れて処
理設備に到着し、水を入れた混合タンクの中へギ
ヤポンプを使用して移送される。ギヤポンプは、
濃縮重合体を劣化させやすい。タンク内ではミキ
サを使用して水と重合体を混合する。計量ポンプ
が、希釈された重合体を処理されるべき水へ供給
する。このようなシステムの価格は、$5000〜
$50000の範囲内にある。ミキサは、大きな剪断
力を発生させて壊れ易い重合体の鎖を切り、一緒
に凝集させる傾向がある。ミキサは混合タンクの
大きさに比較して小さいため、混合作用を局部に
偏らせてしまい、従つて、得られた製品は全く均
一でない。最適の水処理を行うため、重合体の製
造業者が指定した濃度と一致するようにタンク内
の濃度を正確に制御することは容易でない。ま
た、このような装置は、バツチ毎に同じ濃度を作
ることを困難ならしめる。ギヤポンプは、複雑で
高価な可変速駆動装置を利用しなければ、タンク
内への濃縮重合体の流量を調節することができな
い。
一般に、従来の重合体供給システムは、購入と
運転が高価につき、頻繁な保守を必要とし、満足
な製品を与えない。
それ故、本発明の重要な目的は、費用をかけず
にで2つの液体を選択された濃度に均一に混合す
ることのできる混合装置を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、重合体に及ぼす剪
断作用を最少にしながら濃縮重合体を水と混合す
るための混合供給装置を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、希釈重合体を終始
一貫して繰返し所望の濃度に作り、正確に制御し
うる混合供給装置を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、希釈された重合体
を脈動的に供給するのでなく、連続的に供給する
混合供給装置を提供することである。
簡単に説明すると、2つの液体を混合し供給す
るための本発明による混合供給装置は、フレーム
と、回転軸線及びこの回転軸線を通る所定の断面
積を持つほぼ円筒形の室を内部に構成する、フレ
ームに取付けられた容器と、重合体を室の中に送
入する重合体入口装置と、室の中への重合体の送
出量を正確に調節するための、フレームに取付け
られた装置と、水を室の中に送入するための水入
口装置とを有し、重合体入口装置及び水入口装置
は重合体及び水を室の中に別々に導入する夫々
別々の二つの通路であり、更に、室の中への水の
流量を制御するための、フレームに取付けられた
装置と、活性化させ且つ希釈した重合体を容器か
ら送出するための出口装置と、重合体及び水を混
合するため室の回転軸線を中心として回転自在に
室内に取付けられ、投影面積が室の断面積の2分
の1以上の複数のフインを有するインペラ機構
と、このインペラ機構を回転させる装置とを有す
る。
本発明は、若干の新規な特徴と、以下に詳述
し、添付図面に示し且つ特許請求の範囲において
特に指摘する部品の組合せからなる。本発明の精
神から離れることなく、本発明のいかなる利点を
も犠牲にすることなく、細部において種々の変更
を施しうることが理解されよう。
本発明の理解を容易にするため添付図面にその
好ましい実施態様を示す。添付図面を以下の説明
と組合せて考案するとき、本発明とその構成と作
用と利点の多くが容易に理解されよう。
添付図面を参照して説明する。第1図〜第4図
には、本発明の特徴を組み入れた混合供給装置
が、参照数字10による全体的に示されている。装
置10は、濃縮された重合体を入れたドラムと水
の供給源と共に使用される。この装置10は、ド
ラムから重合体を引き入れ、供給源から水を受入
れ、重合体と水を混合し、所望の濃度の均一に希
釈された重合体をつくる。
混合供給装置10は、第2図でわかるように、
ほぼU字形の横断面のフレーム11を有する。フ
レーム11は、正面パネル12と後面パネル13
を有する。パネル12と13の底部は内に曲げら
れ、ほぼ正方形のベース14に取付けられる。一
組の4つの足部15が、パネル12と13の内へ
曲げられたフランジに取付けられている。
混合供給装置10は、重合体供給機構20を含
み、その基本的な要素は、歯車型でないポンプ2
1である。ポンプ21は、露出された可動部品を
もたない全体的に包囲されたポンプ駆動装置を含
み、濃縮された液体重合体のような粘性の大きな
材料を移動させることができる。ポンプの出力
は、供給量を正確に調節する手段を提供するため
に脈動している。ポンプ21は、粘性の重合体を
圧送するのに特に適する端部即ちヘツド22を有
する。混合供給装置10の実施態様は、マサチユ
ーセツツ州アクトンのリクイド・メトロニツク
ス・インコーポレーテツドにより作られたポンプ
特にその型式No.A111―86のポンプを組み入れた。
このポンプは、80psi・(5.62Kg/cm2)の圧力で毎
時0.02ガロン(0.0757)〜1ガロン(3.785)
の重合体の流量の選択を可能ならしめるように調
節可能である。このポンプは、調節可能なストロ
ーク長さとストローク周期を有し、交流115ボル
トで作動する。ヘツド22は、希釈されていない
即ち“混ぜ物のない”重合体を入れたドラム又は
タンク(図示せず)に管系を経て結合するための
入口管継手23を有する。ヘツド22は、また管
25の一端に結合された出口管継手24を有し、
管25の他端は管継手26に結合されている。ポ
ンプに呼び水を差すため、ノズル27をヘツド2
2の中へ組み込むのがよい。ストロークの周期は
ノブ28により制御され、ストロークの長さはノ
ブ29により制御される。周期は、毎分4〜100
動作に調節可能であり、各ストロークは0.63c.c.を
移動させる。ノブ29は、最大ストローク長さの
20%〜100%の間の任意の点でストロークの長さ
を確立する。ストロークの長さは、最大値の50%
以上であるのが好ましい。
混合供給装置10は、更に、水の供給源に結合
するための入口開口部31を有する水供給機構3
0を含んでいる。管継手32が、入口開口部31
を通常は閉じられているソレノイド弁33に結合
する。装置10に動力を供給すると弁33が直ち
に開放し、水が管34を通つて流量計35へ流入
する。実施態様は、インデイアナ州ミシガン市の
ドワイエル・インストルーメンツ、インコーポレ
ーテツドにより作られた流量計35を組み込ん
だ。それは、毎時0〜100ガロン(378.5)の水
の流量を制御するためのノブ36を有する。
装置10は、更に、ミキサー40を含み、その
ミキサ40の細部が第5図〜第7図に最もよく見
られる。ミキサ40は、ほぼ円筒形の胴部42と
正方形の頂部壁43と底部壁44とにより境界付
けられた円筒形容器41を有する。操作員が容器
41の内部を見て何らかの機能不全が生じている
か否かを知り得るように、胴部42を透明のアク
リル樹脂で形成するのが好ましい。頂部壁43の
底部の底部壁44の頂部は、胴部42の直径に等
しい直径をもつ円形溝を有し、その中にOリング
45を受入れている。胴部42の端部は、Oリン
グ45と接触して溝の中に配置される。頂部壁4
3は、かどの近くに配列された一組の4つの孔4
6を有し、底部壁44にある同じ一組の4つの孔
46と垂直に心出し(整列)されている。ねじ付
き端部を有する一組の4つのロツド47が、垂直
に心出しされた孔の対の中に夫々配置され、座金
48とナツト49によつて適所に保持され、ナツ
ト49がOリング45を圧縮して容器41の内側
に液体漏れのない室50を形成する。
室50の内部にノズル55が配置され、ノズル
55は、実際には短い長さの管56で、栓57に
より閉じられた一端と側壁内のスリツト58を有
する。実施態様において、スリツト58は、丸味
のある端部を有し、長さが1 1/4インチ(31.75 mm)であつた。管56の他端は、減少した直径を
有し、底部壁44内の垂直に配向された孔59の
中に嵌合する。孔59は、重合体の入口孔60及
び水の入口孔61と連通し、両方の入口孔60,
61が水平に配向されている。底部壁44内の排
液孔63も水平に配向され、排液孔63の軸線は
孔60と61の軸線に垂直であり、孔60,61
及び孔59と連通している。孔60と63の外側
端部はねじを切つてあり、孔63は栓64で閉じ
られている。頂部壁43はL字形の出口孔65を
有し、L字形の長い方の辺は水平で、短い方の辺
は垂直であり、この出口孔65が室50と連通し
ている。孔65の中に出口管継手66(第1図と
第3図)を設けてある。
流量計35の入口は管34に結合され、出口は
入口孔61に結合されている。従つて、水は、流
量計35を通り、孔61を通つて孔59へ流れ、
次にノズル55を通つて垂直上方へ流れ、垂直に
配向されたシートのように室の中へ出る。濃縮さ
れた重合体は、ポンプにより孔60を通つて孔5
9の中へ流れ、そこでノズル55を通つて垂直に
流れ、垂直の向きのシートの形で室50の中へ出
る。
ミキサ40は、また、室50の中へ導入された
液体を混合するためのインペラ機構70を含んで
いる。インペラ機構70は、4つの小割板のよう
なフイン71を有し、各フインは、隣接するフイ
ンに関して直角をなしている。インペラ機構70
は、底部キヤツプ72を有し、底部キヤツプは、
一組の4つの半径方向に延びる互に直角をなす溝
を有する。頂部キヤツプ73は、底部キヤツプ7
2の溝と夫々整列する一組の4つの半径方向に延
びる溝を有する。4対の垂直に整列した溝は、4
つのフイン71を夫々受入れる。キヤツプ72と
73の中心を通つて軸74が延びている。各キヤ
ツプ72と73は、半径方向に延びる孔75をそ
の内部に有し、端キヤツプを軸74に取付けるた
めの止めねじが孔75の中に配置されている。底
部キヤツプ72は、軸74の下端を受入れるため
の垂直に延びる孔76を有し、頂部キヤツプ73
は、軸74の上端を受入れるための孔77を有す
る。頂部キヤツプ73内の孔77の両端にある拡
大された部分78aと78bは、軸受80とメカ
ニカルシールを夫々受入れ、軸受80とメカニカ
ルシールの中で軸74の上端が軸支されている。
従つて、インペラ機構70は、垂直軸線のを中心
として回転しうるように容器41内に装着されて
いる。
混合供給装置10は、更に、インペラ機構70
を回転させるための駆動機構90を有する。第1
図〜第4図において、駆動機構90は、正面パネ
ル12にその上端に隣接して取付けられたモータ
91を有する。実施態様において、モータ91
は、毎分1700回転で1/6馬力を発生した。モータ
91は、インペラ機構70が毎分600回転で運転
されるように歯車減速された。モータ91の回転
軸は、インペラ機構70の軸74上の歯付きプー
リ93と整列した歯付きプーリ92を担持してい
る。モータ91の運転により軸74が回転される
ように、歯付きベルト94が歯付きプーリ92,
93と係合している。ベルト94は、ガード95
により保護されている。モータ91への動力は、
スイツチ99を有するスイツチ箱98に結合され
た導管97内のワイヤにより送出される。出口管
継手66は、希釈重合体を利用する場所に配管で
連結されている。例えば、濃縮された重合体のド
ラムと混合供給装置とが、希釈された重合体を処
理されるべき水へ供給する装置の前に配置される
ようになつている。コード100は、壁などに設
けたコンセントに差し込んだプラグ101を介し
て電力をスイツチ箱98に供給する。コード10
2は、電力をポンプ21へ供給する。
運転中、混合供給装置10は、濃縮重合体のド
ラムの近くに置かれる。濃縮重合体は粘性が大き
いものであるのがよい。管継手23に結合された
管が重合体の中へ挿入される。水の供給源は入口
31に結合される。プラグ101を壁のコンセン
トに差し込むと、ソレノイド弁33が自動的に開
かれ、スイツチ99の条件のいかんに拘らず水が
流量計35へ供給される。従つて、水は直ちに流
量計35を通つて室50へ流入し、室50を満
し、出口孔65と管継手66を通つて水処理装置
の中へ出る。混合供給装置10への重合体の供給
量を正確に制御しうるように、ポンプ21の出口
は脈動している。然し、水の流れは連続的であ
る。脈動する重合体の量は、連続的な水の流量に
比較して小さく、例えば2%以下であるので、混
合供給装置10の出口は実質的に連続的である。
混合室内の混合作用と混合室内での少くとも30秒
の保持時間との組合せの結果として、連続的な出
口における重合体の濃度に測定しうる変化はな
い。
スイツチ99をひねつて投入すると、ポンプ2
1が賦勢され、濃縮された重合体をドラムから吸
込んでこれを管25と孔60を通つてノズル55
の中へ移動させる。濃縮された重合体は水と共
に、垂直なシートの形態をなしてスリツト58を
通つてノズル55を出る。結果として生じる製品
の所望の濃度は、重合体の流量と水の流量を選択
することにより決定される。重合体の場合に、ノ
ブ28と29が調節され、水の場合に、ノブ36
が調節される。スイツチ99は、モータ91を賦
勢して、インペラ機構70を作動させる。フイン
71は、蒸気船の外輪のように作用して濃縮重合
体を水と混合し、希釈した重合体を与え、この希
釈した重合体は出口孔65を通つて室50を出
る。
水と重合体が容器41の中で保持される時間が
重要である。もしも保持時間が長過ぎると、重合
体は、余分の時間の間にインペラ機構70により
発生された剪断にさらされ、重合体が有効性を失
う。他方、もしも保持時間が短かすぎると、重合
体は、有効となるため十分に延びる機会を持たな
いであろう。保持時間の好ましい範囲は、30秒と
7分の間にあることが決定された。有効な実施態
様において、容器41の容積は、1ガロン
(3.785)の液体を保持できるような容積であつ
た。水の流量は、毎時10〜100ガロン(37.85〜
378.5)の間で調節可能であつた。毎時100ガロ
ン(378.5)の流量において、保持時間は36秒
(1ガロン×60分/時×60秒/分÷100ガロン/
時)であつた。毎時10ガロン(37.85)の流量
において、保持時間は6分であつた。
重合体の長い分子を劣化させないために、混合
供給装置10は、混合室50内で大きなトルクと
小さな剪断力を発生させる。大きなトルクは、強
力なモータ91が発生する。小さな剪断力は、イ
ンペラ機構70の外輪効果(paddle wheel
effect)により得られる。換言すれば、4つのフ
イン71の全表面積は、混合室の垂直軸線即ち円
筒の軸線を通して測定された混合室の断面積に実
質的に匹敵する。有効な実施態様において、混合
室50の高さは10インチ(25.4cm)で、その直径
は5.5インチ(13.97cm)であり、その故円筒の軸
線を通して測定された断面積は55平方インチ
(354.86cm2)であつた。この同じ実施態様におい
て、各フイン71は、7.75インチ(19.685cm)の
高さと、1.25インチ(3.175cm)の幅即ち9.7平方
インチ(62.58cm2)の面積を有した。4つのこの
フインの全表面積は38.8平方インチ(250.33cm2
であり、これは円筒室50の断面積の約70%であ
る。所望の外輪効果をうるためには、フインの全
表面積を室50の断面積の少くとも50%とすべき
である。更に、重合体の劣化を避けるために、混
合室50内の全表面は、注意深くバリ取りされ、
できるだけ平滑とする。
本発明のもう1つの重要な特徴は、ノズル55
を出る流体の形状と、このような流体をインペラ
機構70に接近させることである。前述のよう
に、水と重合体は、スリツト58の長さに等しい
長さを有する垂直かシートの形態をなしてノズル
55を出る。第6図と第7図で最もよく分かるよ
うに、ノズルを出るシートが直ちに、回転するフ
イン71により打たれるように、ノズル55がイ
ンペラ機構70に非常に接近している。シートの
形態をなしてノズルから出る水及び重合体の大き
な速度は、インペラ機構70の速度とあいまつ
て、材料を“はじく”。これに対し、重合体は油
滴中に封入されており、インペラ機構70がこの
油滴を効果的に破壊して開き、重合体を脱出さ
せ、重合体は延びることのできる状態になる。流
体を混合すると重合体は更に湿潤し、更に延び
る。上述の実施態様において、同一平面内のフイ
ン71の垂直の縁の間の距離は約3.5インチ
(8.89cm)であり、この垂直の縁の速度は、毎度
110インチ(279.4cm)(3.5インチ×π×600rpm/
60)であつた。
第8図と第9図は、4つのほぼ水平の戻し混合
ベーン110を設けた別の実施態様を示し、これ
らのベーン110は、胴部42と一体的であるの
が好ましい。ベーン110は、内側へ向けられ、
第9図に見るように彎曲した垂直構成要素を有す
る。これらのベーンは、液体材料を下方へ押しや
り、液体材料がミキサ40内にある時間を増大さ
せ、それによつて出口孔65を出る希釈された重
合体の均一性を改善する。ベーン110は、頂部
壁43と底部壁42との間の中程に配置されるの
が好ましい。
第10図〜第12図に示す本発明の第2の実施
態様は、第1実施態様の底部壁44に置きかえら
れた異なる底部壁110を示している。ノズル5
5以外の装置10の他の要素は、第2実施態様に
おいても採用されており、フイン71が仮想線で
示されている。壁110は、正方形であり、その
上面は、胴部42の直径に等しい直径をもつ円形
溝111を有し、円形溝111の中にOリング4
5(第5図)を受入れている。胴部42の下端
は、Oリング45と接触して溝111の中に配置
されている。底部壁110は、かどの近くに配置
された一組の4つの孔112を有し、頂部壁43
内の4つの孔46と垂直に心出しされている。4
つのロツド47が、孔112の中に夫々配置さ
れ、座金48とナツト49(第5図)によつて適
所に保持され、ナツト49はOリングを圧縮して
液体漏れのない室を画成している。壁110は、
硬化プラスチツクから形成されるのが好ましい
が、この壁110の中に一対のL字形孔113と
114が形成され、孔113にはねじを切つてあ
り、孔114はねじを切られていない。孔11
3,114の長い方の脚部は、同一軸線上で整合
した状態で水平方向に向けられている。孔11
3,114の短い方の脚部は、垂直に向けられ、
ほぼ平行な軸線を有する。孔113は、重合体の
入口を構成し、入口孔60について第1実施態様
で説明した方法で結合される。孔114は、第1
実施態様の入口孔61と同じ方法で水の供給源へ
結合される。
L字形孔113の短い方の脚部へ逆止弁116
がねじ込まれている。実施態様において、逆止弁
116が、カリフオルニア州アナハイムのサーク
ル・シール・コーポレーシヨンにより供給され
た。この逆止弁116は、そこを通して流れる重
合体に対する良好な抵抗を有する。逆止弁116
は、重合体が混合室50(第6図)中へ入ること
を可能とするが、ポンプの電源を切つたしたとき
液体が重合体の供給源へ逆流するのを妨げる。上
述の逆止弁116は、L字形孔114の短い方の
脚部の端部にも固定されている。壁110は、第
1実施態様の孔76のような孔120を有する。
また、壁110は孔121を有し、孔121の軸
線は、孔113,114の軸線に垂直であり、孔
121は栓122で閉じられている。L字形孔1
21は、第1実施態様のように、第3の液体を入
れるための装置は排液開口部を構成する。
濃縮された重合体は、ポンプ21(第2図)に
より孔113と逆止弁116を通つて流される。
このようにして、重合体は、垂直の噴流又はジエ
ツトの形で混合室に入る。同様に、水は、孔11
4を通り、次に逆止弁116を通つて垂直の噴流
又はジエツトの形で流される。これらの噴流又は
ジエツトは、インペラ機構70(第6図)の回転
軸にほぼ平行の軸線を有する。
本発明の重要な特徴は、重合体が回転するフイ
ン71により直ちに打たれるように、弁116を
出る重合体がインペラ機構70に直ちに隣接する
ことである。フイン71の外端と重合体の噴流と
の間の距離は、通常の製造公差の指示の範囲内で
できるだけ小さくする。
従つて、上述の混合供給装置は、濃縮重合体を
水と混合させて、混合作業中に劣化を受けない均
一な希釈重合体の連続流を提供することができ
る。
以上、一実施例に関して説明した本発明によれ
ば、濃縮液体重合体と水とを所望の濃度に均一に
混合して任意の濃度を活性化された希釈重合体を
調製する作業を必要な時に必要な場所でコンパク
ト且つ安価な装置を使用して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の特徴を組み入れた混合供給
装置の後面立面図である。第2図は、混合供給装
置の側面立面図である。第3図は、混合供給装置
の正面立面図である。第4図は、混合供給装置の
上面平面図である。第5図は、混合供給装置のミ
キサー部分の分解図である。第6図は、出口管継
手と排液栓のない混合供給装置のミキサー部分
の、第2図の6―6線に沿つて矢印の方向に見た
拡大垂直断面図である。第7図は、第6図の7―
7線に沿つて矢印の方向に見た水平断面図であ
る。第8図は、第7図に類似の図であるが、縮小
図であり、戻し混合ベーンを示している。第9図
は、ミキサーの縮小部分立面図で、戻し混合ベー
ンを示している。第10図は、本発明の第2実施
態様に使用するための底部壁の平面図で、フイン
を仮想線で示してある。第11図は、第10図の
11―11線に沿つて矢印の方向に見た垂直断面
図である。第12図は、第10図の12―12線
に沿つて矢印の方向に見た部分断面図である。 10……混合供給装置、11……フレーム、4
1……容器、60……重合体入口孔、60……水
入口孔、65……出口孔、70……インペラ機
構、71……フイン、55……ノズル、58……
スリツト、56……管、116……逆止弁、11
0……戻し混合ベーン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フレームと、回転軸線及びこの回転軸線を通
    る所定の断面積を持つほぼ円筒形の室を内部に構
    成する、前記フレームに取付けられた容器と、重
    合体を前記室内に送入するための重合体入口装置
    と、前記フレームに取付けられた、前記室内への
    重合体の送出量を正確に調節するための装置と、
    水を前記室内に送入するための水入口装置とを有
    し、前記重合体入口装置及び前記水入口装置は重
    合体及び水を前記室内に別々に導入する夫々別々
    の二つの通路であり、更に、前記フレームに取付
    けられた、前記室内への水の流量を制御するため
    の装置と、活性化させ且つ希釈した重合体を前記
    容器から送出するための出口装置と、重合体及び
    水を混合するため前記室の回転軸線を中心として
    回転自在に前記室内に取付けられたインペラ機構
    であつて、前記重合体が前記重合体入口装置を通
    つて送出された後、前記重合体を直ちに打つよう
    に前記重合体入口装置のすぐ隣に配置されてお
    り、投影面積が前記室の前記断面積の2分の1以
    上の複数のフインを有するインペラ機構と、前記
    インペラ機構を回転させる装置とを有する、重合
    体及び水を受け入れ、重合体を活性化させ且つ希
    釈するための混合供給装置。 2 前記重合体が前記室内に流入することを可能
    とするが、前記重合体或いは水の何れかが前記重
    合体入口装置を通つて前記室から流出することを
    阻止するように、前記重合体入口装置と関連した
    前記通路と連通した逆止弁を有することを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項に記載の混合供給装
    置。 3 前記水入口装置が前記室と直接的に連通して
    いることを特徴とする、特許請求の範囲第1項に
    記載の混合供給装置。 4 重合体又は水の少なくとも一方のための入口
    装置がノズルを有し、このノズルは、スリツト状
    出口開口部を持つ管であり、前記ノズルを通つて
    前記室に入る重合体又は水の一方がシートをなし
    て配向されていることを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項に記載の混合供給装置。 5 前記スリツトの伸延方向が前記インペラ装置
    の回転軸線に平行であることを特徴とする、特許
    請求の範囲第4項に記載の混合供給装置。 6 前記室内に配置された、前記容器の複数の戻
    し混合ベーンを有することを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項に記載の混合供給装置。 7 前記戻し混合ベーンが前記円筒形の室の端部
    間の中間に配置されていることを特徴とする、特
    許請求の範囲第6項に記載の混合供給装置。
JP19379984A 1983-10-06 1984-09-14 混合供給装置 Granted JPS6094309A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/539,552 US4522502A (en) 1982-10-22 1983-10-06 Mixing and feeding apparatus
US539552 1990-06-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6094309A JPS6094309A (ja) 1985-05-27
JPH0148813B2 true JPH0148813B2 (ja) 1989-10-20

Family

ID=24151717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19379984A Granted JPS6094309A (ja) 1983-10-06 1984-09-14 混合供給装置

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JP (1) JPS6094309A (ja)

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Publication number Publication date
JPS6094309A (ja) 1985-05-27

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