JPH0146806B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0146806B2 JPH0146806B2 JP5228979A JP5228979A JPH0146806B2 JP H0146806 B2 JPH0146806 B2 JP H0146806B2 JP 5228979 A JP5228979 A JP 5228979A JP 5228979 A JP5228979 A JP 5228979A JP H0146806 B2 JPH0146806 B2 JP H0146806B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- display device
- calibration
- reference weight
- large scale
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Force In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ロードセルを使用した大型秤の較
正方法に関する。
正方法に関する。
一般にロードセルを使用した大型秤、たとえば
トラツクスケールや貨車計量台は、工場等におい
て製造直後に一度その較正を行ない、その後、使
用場所において再度較正を行なつていた。従来、
このような較正には、多量の基準分銅を大型秤の
載台上に載置し、その基準分銅の値と大型秤の指
示値とが一致するように行なうものがあつた。し
かし、この較正方法では多量の基準分銅とこれら
を載台に昇降させるためのクレーンとが必要であ
り、この較正を使用場所において行なうには多大
な費用が掛かり、問題であつた。そこで、工場等
において基準分銅によつて較正し、そのときのロ
ードセルの出力に等しい出力を電気的に発生さ
せ、この電気的出力によつて使用場所における較
正を行なうことも考えられる。しかし、この方法
では工場等と使用場所との重力加速度の違いや秤
本体と表示装置との間の中間ケーブルの長さの違
い等により正確に行なえず、なんらかの補正を行
なわねばならず、使用場所における較正に多大の
費用と労力がかかるという問題がある。
トラツクスケールや貨車計量台は、工場等におい
て製造直後に一度その較正を行ない、その後、使
用場所において再度較正を行なつていた。従来、
このような較正には、多量の基準分銅を大型秤の
載台上に載置し、その基準分銅の値と大型秤の指
示値とが一致するように行なうものがあつた。し
かし、この較正方法では多量の基準分銅とこれら
を載台に昇降させるためのクレーンとが必要であ
り、この較正を使用場所において行なうには多大
な費用が掛かり、問題であつた。そこで、工場等
において基準分銅によつて較正し、そのときのロ
ードセルの出力に等しい出力を電気的に発生さ
せ、この電気的出力によつて使用場所における較
正を行なうことも考えられる。しかし、この方法
では工場等と使用場所との重力加速度の違いや秤
本体と表示装置との間の中間ケーブルの長さの違
い等により正確に行なえず、なんらかの補正を行
なわねばならず、使用場所における較正に多大の
費用と労力がかかるという問題がある。
この発明は、使用場所における較正が簡単にか
つ高精度に行なえる大型秤の較正方法を提供する
ことを目的とする。
つ高精度に行なえる大型秤の較正方法を提供する
ことを目的とする。
以下、この発明を図示の2つの実施例に基いて
説明する。第1図及び第2図は、これらの方法に
よつて較正する大型秤で、1は載台、3乃至6は
ロードセルで、載台に印加された荷重を直接に受
けて、出力を発生するものである。これらロード
セル3乃至6の出力は、載台1に取付けられた端
子箱8及び中間ケーブル10を介して表示制御回
路12に入力される。表示制御回路12は、ロー
ドセル3乃至6の出力を加算し、表示部14に表
示させる。
説明する。第1図及び第2図は、これらの方法に
よつて較正する大型秤で、1は載台、3乃至6は
ロードセルで、載台に印加された荷重を直接に受
けて、出力を発生するものである。これらロード
セル3乃至6の出力は、載台1に取付けられた端
子箱8及び中間ケーブル10を介して表示制御回
路12に入力される。表示制御回路12は、ロー
ドセル3乃至6の出力を加算し、表示部14に表
示させる。
第3図は、これら方法に使用する較正装置16
で、大型秤よりも小型に構成されており、18は
基準ロードセル部、20乃至23は、ロードセル
部18に設けられたストレインゲージ、24は基
準分銅用載皿、26はバランス用皿、28は零点
粗調整用分銅、30は水準器、32は水平調整用
ねじである。この基準ロードセル部18は、ロー
ドセル3乃至6よりも小秤量でかつ高精度に構成
されており、大型秤の載台1上に基準分銅を載置
したときに各ロードセル3乃至6が発生した合計
出力電圧をその基準分銅により遥かに軽い基準分
銅を載皿24上に載置することによつて発生可能
に構成されている。
で、大型秤よりも小型に構成されており、18は
基準ロードセル部、20乃至23は、ロードセル
部18に設けられたストレインゲージ、24は基
準分銅用載皿、26はバランス用皿、28は零点
粗調整用分銅、30は水準器、32は水平調整用
ねじである。この基準ロードセル部18は、ロー
ドセル3乃至6よりも小秤量でかつ高精度に構成
されており、大型秤の載台1上に基準分銅を載置
したときに各ロードセル3乃至6が発生した合計
出力電圧をその基準分銅により遥かに軽い基準分
銅を載皿24上に載置することによつて発生可能
に構成されている。
この較正方法の第1の実施例は次のように行な
われる。まず、第1図及び第2図に示すような状
態に大型秤を製造後、零点調整を行なつた後に予
め重量たとえば50tが判明している第1の基準分
銅を載台1上に載置し、表示部14にその基準分
銅の重量が表示されるように表示制御回路12を
調整する。なお、このときのロードセル3乃至6
の合計出力電圧は10mVとする。
われる。まず、第1図及び第2図に示すような状
態に大型秤を製造後、零点調整を行なつた後に予
め重量たとえば50tが判明している第1の基準分
銅を載台1上に載置し、表示部14にその基準分
銅の重量が表示されるように表示制御回路12を
調整する。なお、このときのロードセル3乃至6
の合計出力電圧は10mVとする。
次に、第4図に示すようにロードセル3乃至6
を端子箱8より切離し、較正装置16を端子箱8
に接続する。そして、零点調整を行なつた後に較
正装置16の載皿24上に第1の基準分銅よりも
遥かに軽い基準分銅を順次載置していき、表示部
14の表示が50tとなる、すなわち較正装置16
の出力電圧が10mVとなる第2の基準分銅たとえ
ば2.06Kgのものを発見する。
を端子箱8より切離し、較正装置16を端子箱8
に接続する。そして、零点調整を行なつた後に較
正装置16の載皿24上に第1の基準分銅よりも
遥かに軽い基準分銅を順次載置していき、表示部
14の表示が50tとなる、すなわち較正装置16
の出力電圧が10mVとなる第2の基準分銅たとえ
ば2.06Kgのものを発見する。
次に、この大型秤、較正装置16及び第2の基
準分銅を使用場所に搬送し、そこに大型秤を据え
付け、第4図に示すように再び接続し、零点調整
を行なつた後に第2の基準分銅2.06Kgを較正装置
16の載皿24上に載置し、表示部14が50tを
表示するように表示制御回路12を再度調整して
較正が終了する。
準分銅を使用場所に搬送し、そこに大型秤を据え
付け、第4図に示すように再び接続し、零点調整
を行なつた後に第2の基準分銅2.06Kgを較正装置
16の載皿24上に載置し、表示部14が50tを
表示するように表示制御回路12を再度調整して
較正が終了する。
第2の実施例は工場において第1の基準分銅に
よつて表示制御回路12を調整し、第4図に示す
ように較正装置16を接続し、零点調整する過程
までは、第1の実施例と同一である。その後、較
正装置16の載皿24上に適当な第3の基準分銅
たとえば重さが1Kgのものを載せて、そのときの
表示値たとえば24.27tを記録する。
よつて表示制御回路12を調整し、第4図に示す
ように較正装置16を接続し、零点調整する過程
までは、第1の実施例と同一である。その後、較
正装置16の載皿24上に適当な第3の基準分銅
たとえば重さが1Kgのものを載せて、そのときの
表示値たとえば24.27tを記録する。
そして大型秤、較正装置16及び第3の基準分
銅を使用場所に搬送し、そこに大型秤を据え付
け、第4図に示すように再び接続し、零点調整を
行なつた後に第3の基準分銅を較正装置16の載
皿24上に載置し、表示部14が24.27tを表示す
るように表示制御回路12を調整して、較正が終
了する。この第2の実施例の方法は、ロードセル
3乃至6の合計出力電圧が10mVであり、較正装
置16に10mVの出力を発生させる第2の基準分
銅の値が2.06Kgというような端数のある値になる
場合に有効である。
銅を使用場所に搬送し、そこに大型秤を据え付
け、第4図に示すように再び接続し、零点調整を
行なつた後に第3の基準分銅を較正装置16の載
皿24上に載置し、表示部14が24.27tを表示す
るように表示制御回路12を調整して、較正が終
了する。この第2の実施例の方法は、ロードセル
3乃至6の合計出力電圧が10mVであり、較正装
置16に10mVの出力を発生させる第2の基準分
銅の値が2.06Kgというような端数のある値になる
場合に有効である。
これらの方法では、較正装置16に第2または
第3の基準分銅を載置することによつて発生させ
た出力電圧によつて使用場所における較正を行な
つているので、工場等と使用場所との重力加速度
が異なつていても、また中間ケーブル10の長さ
が工場等と使用場所とにおいて異なつていても、
何等の補正をすることなく、高精度に大型秤を較
正することができる。さらに、較正装置16は小
型に構成されており、かつ第2または第3の基準
分銅は第1の基準分銅よりも軽いので、使用場所
への搬送に労力や費用が掛らず簡単に行なえる。
第3の基準分銅を載置することによつて発生させ
た出力電圧によつて使用場所における較正を行な
つているので、工場等と使用場所との重力加速度
が異なつていても、また中間ケーブル10の長さ
が工場等と使用場所とにおいて異なつていても、
何等の補正をすることなく、高精度に大型秤を較
正することができる。さらに、較正装置16は小
型に構成されており、かつ第2または第3の基準
分銅は第1の基準分銅よりも軽いので、使用場所
への搬送に労力や費用が掛らず簡単に行なえる。
上記の両実施例では、第1の基準分銅及び第2
または第3の基準分銅を、1個づつ使用して、1
点だけで較正したが、それぞれ値の異なる第1の
基準分銅及び第2または第3の基準分銅を複数個
準備し、複数点で較正することもできる。また、
この方法は、大型秤を使用場所に据え付けた後の
通常点検にも同様に行なえる。また較正装置16
はストレインゲージ20乃至23を使用したもの
を示したが、これに限つたものでなく、ロードセ
ル3乃至6の合計出力電圧に等しいかまたは近い
出力を第1の基準分銅よりも十分に小さい分銅で
発生できるものであればよい。
または第3の基準分銅を、1個づつ使用して、1
点だけで較正したが、それぞれ値の異なる第1の
基準分銅及び第2または第3の基準分銅を複数個
準備し、複数点で較正することもできる。また、
この方法は、大型秤を使用場所に据え付けた後の
通常点検にも同様に行なえる。また較正装置16
はストレインゲージ20乃至23を使用したもの
を示したが、これに限つたものでなく、ロードセ
ル3乃至6の合計出力電圧に等しいかまたは近い
出力を第1の基準分銅よりも十分に小さい分銅で
発生できるものであればよい。
第1図はこの発明による較正方法によつて較正
される大型秤の概略構成図、第2図は同大型秤の
ブロツク図、第3図はこの較正方法に使用する較
正装置の正面図、第4図は同較正装置を大型秤に
接続した状態のブロツク図である。 {1……載台、3乃至6……ロードセル、12
……表示制御回路、14……表示部}大型秤、1
6……較正装置。
される大型秤の概略構成図、第2図は同大型秤の
ブロツク図、第3図はこの較正方法に使用する較
正装置の正面図、第4図は同較正装置を大型秤に
接続した状態のブロツク図である。 {1……載台、3乃至6……ロードセル、12
……表示制御回路、14……表示部}大型秤、1
6……較正装置。
Claims (1)
- 1 載台に印加される荷重を表わす信号を生成す
るロードセルと上記信号に基いて重量表示する表
示装置とを有する大型秤を第1の場所に据え付け
た後に予め重量の判明している第1の基準分銅を
上記載台に載置し上記表示装置が上記第1の基準
分銅の重量を表示するように上記表示装置を調整
する第1の過程と、上記ロードセルが発生しうる
範囲の信号を上記第1の基準分銅よりも軽い分銅
の載荷によつて発生するように構成された較正装
置を上記第1の過程の後に上記ロードセルに代え
て上記表示装置に接続し上記第1の基準分銅より
軽い第2の基準分銅を上記較正装置に載荷し上記
表示装置に重量表示させる第2の過程と、上記大
型秤を上記第1の場所とは異なる場所に据え付け
た後に上記ロードセルに代えて上記較正装置を上
記表示装置に接続してから上記第2の基準分銅を
上記較正装置に載荷し第2の過程における上記表
示装置の重量表示に等しい重量を上記表示装置が
表示するように上記表示装置を調整する第3の過
程とを、具備するロードセルを使用した大型秤の
較正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5228979A JPS55143416A (en) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | Calibrating method for large balance using load cell |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5228979A JPS55143416A (en) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | Calibrating method for large balance using load cell |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55143416A JPS55143416A (en) | 1980-11-08 |
JPH0146806B2 true JPH0146806B2 (ja) | 1989-10-11 |
Family
ID=12910637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5228979A Granted JPS55143416A (en) | 1979-04-26 | 1979-04-26 | Calibrating method for large balance using load cell |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55143416A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4845793B2 (ja) * | 2007-04-04 | 2011-12-28 | 株式会社クボタ | 計量装置の補正方法 |
-
1979
- 1979-04-26 JP JP5228979A patent/JPS55143416A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55143416A (en) | 1980-11-08 |
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