JPH0146717B2 - - Google Patents
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- JPH0146717B2 JPH0146717B2 JP56025212A JP2521281A JPH0146717B2 JP H0146717 B2 JPH0146717 B2 JP H0146717B2 JP 56025212 A JP56025212 A JP 56025212A JP 2521281 A JP2521281 A JP 2521281A JP H0146717 B2 JPH0146717 B2 JP H0146717B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- chamber
- pressure
- port
- diaphragm
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P5/00—Advancing or retarding ignition; Control therefor
- F02P5/04—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions
- F02P5/05—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using mechanical means
- F02P5/10—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using mechanical means dependent on fluid pressure in engine, e.g. combustion-air pressure
- F02P5/103—Advancing or retarding ignition; Control therefor automatically, as a function of the working conditions of the engine or vehicle or of the atmospheric conditions using mechanical means dependent on fluid pressure in engine, e.g. combustion-air pressure dependent on the combustion-air pressure in engine
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Supercharger (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明は正圧及び負圧の信号圧に応じてそれぞ
れ正圧、および負圧を出力すると共に信号圧の負
圧が設定値よりも真空に近づくと出力側の負圧を
大気圧方向へうすめるべく出力側の負圧に大気を
流入させる制御バルブ装置に関する。
れ正圧、および負圧を出力すると共に信号圧の負
圧が設定値よりも真空に近づくと出力側の負圧を
大気圧方向へうすめるべく出力側の負圧に大気を
流入させる制御バルブ装置に関する。
（従来の技術）
この種の従来装置を第１図に示した。
正圧及び負圧は信号ポート１から信号室２、通
路３、オリフイス４、通路５，６、出力室７、出
力ポート８を介して気体によつて制御される作動
機器（図示略）に伝達される。又、信号室２を形
成するダイアフラム９には、信号室２に導入され
た負圧によりダイアフラム９を付勢するスプリン
グ１０が装着されている。ダイアフラム９と一体
的に固定されたプレツシヤプレート１１はスプリ
ング１０の付勢力により弁１２をスプリング１３
の付勢力に抗して弁座１４に当接させて、大気が
ポート１５、室１６、通路１７を介して導入され
る弁室１８と出力室７との間を遮断なすととも
に、信号室２の負圧がスプリング１０の設定した
設定圧よりも真空側になると、ダイアフラム９が
スプリング１０の付勢力に抗して変位することに
より、弁１２はスプリング１３の付勢力により弁
座１４から離間して弁室１８と出力室７間を連通
して出力室７に大気を導入して出力室７の負圧を
信号室２に導入されている負圧に対して大気圧側
へ制御するものである。
路３、オリフイス４、通路５，６、出力室７、出
力ポート８を介して気体によつて制御される作動
機器（図示略）に伝達される。又、信号室２を形
成するダイアフラム９には、信号室２に導入され
た負圧によりダイアフラム９を付勢するスプリン
グ１０が装着されている。ダイアフラム９と一体
的に固定されたプレツシヤプレート１１はスプリ
ング１０の付勢力により弁１２をスプリング１３
の付勢力に抗して弁座１４に当接させて、大気が
ポート１５、室１６、通路１７を介して導入され
る弁室１８と出力室７との間を遮断なすととも
に、信号室２の負圧がスプリング１０の設定した
設定圧よりも真空側になると、ダイアフラム９が
スプリング１０の付勢力に抗して変位することに
より、弁１２はスプリング１３の付勢力により弁
座１４から離間して弁室１８と出力室７間を連通
して出力室７に大気を導入して出力室７の負圧を
信号室２に導入されている負圧に対して大気圧側
へ制御するものである。
（発明が解決しようとする課題）
ここで、信号室２と出力室７間にオリフイス４
を介在させる理由は、弁１２が開に切換つた時、
出力室７の負圧に大気を導入して出力室７の負圧
を大気圧方向へ制御するのであるが、オリフイス
４がなく出力室７と信号室２との連通を絞ること
なく連通させてしまうと、出力室７の圧力は信号
室２へ伝達されてしまうことにより出力室７の圧
力を大気圧方向へ制御できなくなることを防止す
るために配設されている。
を介在させる理由は、弁１２が開に切換つた時、
出力室７の負圧に大気を導入して出力室７の負圧
を大気圧方向へ制御するのであるが、オリフイス
４がなく出力室７と信号室２との連通を絞ること
なく連通させてしまうと、出力室７の圧力は信号
室２へ伝達されてしまうことにより出力室７の圧
力を大気圧方向へ制御できなくなることを防止す
るために配設されている。
従つて、オリフイス４の配設により、正圧が信
号室２に伝達されて、その正圧を瞬時に出力ポー
ト８に導くことを必要とする場合には、正圧はオ
リフイス４を介して出力ポート８に伝達されるこ
とから、オリフイス４により絞られることによ
り、出力ポート８へは遅延して到達することとな
る欠点があつた。
号室２に伝達されて、その正圧を瞬時に出力ポー
ト８に導くことを必要とする場合には、正圧はオ
リフイス４を介して出力ポート８に伝達されるこ
とから、オリフイス４により絞られることによ
り、出力ポート８へは遅延して到達することとな
る欠点があつた。
そこで本発明は、従来装置における機能に加え
て信号ポートに正圧が導かれた場合、遅延するこ
となく瞬時にその正圧を出力ポートに伝達する制
御バルブを得ることを技術的課題とする。
て信号ポートに正圧が導かれた場合、遅延するこ
となく瞬時にその正圧を出力ポートに伝達する制
御バルブを得ることを技術的課題とする。
（課題を解決するための手段）
このような技術的課題を解決するため本発明で
は、正圧及び負圧を導入する信号ボート、気体圧
によつて制御される作動機器に接続される出力ポ
ート、ダイアフラムにて区画されるとともに前記
信号ポートに連通した信号室、該信号室とはオリ
フイス及び該オリフイスとは並列に接続されると
ともにその信号室側からのみ気体の流入を許容す
る逆止弁を介して連通するとともに、逆止弁とオ
リフイスを有する弁体は出力ポートを有するボデ
ーに設けられた弁体取付部分にシールによつて密
閉が保たれ、弁体の両側に配置したフイルターを
介して前記出力ポートに連通し、前記出力ポート
に連通した出力室、前記ダイアフラムが前記信号
室の負圧により変位する方向に抗した方向に前記
ダイアフラムを付勢するスプリング、該スプリン
グの付勢によるダイアフラムの変位により閉状態
に保持されるとともに前記信号室の負圧が前記ス
プリングの付勢に抗して前記ダイアフラムを変位
させると開に切換わり前記出力室へ大気を導入す
る弁とを有した制御バルブ装置とした、ことであ
る。
は、正圧及び負圧を導入する信号ボート、気体圧
によつて制御される作動機器に接続される出力ポ
ート、ダイアフラムにて区画されるとともに前記
信号ポートに連通した信号室、該信号室とはオリ
フイス及び該オリフイスとは並列に接続されると
ともにその信号室側からのみ気体の流入を許容す
る逆止弁を介して連通するとともに、逆止弁とオ
リフイスを有する弁体は出力ポートを有するボデ
ーに設けられた弁体取付部分にシールによつて密
閉が保たれ、弁体の両側に配置したフイルターを
介して前記出力ポートに連通し、前記出力ポート
に連通した出力室、前記ダイアフラムが前記信号
室の負圧により変位する方向に抗した方向に前記
ダイアフラムを付勢するスプリング、該スプリン
グの付勢によるダイアフラムの変位により閉状態
に保持されるとともに前記信号室の負圧が前記ス
プリングの付勢に抗して前記ダイアフラムを変位
させると開に切換わり前記出力室へ大気を導入す
る弁とを有した制御バルブ装置とした、ことであ
る。
（作用）
このような技術的手段を講じたことによつて、
本発明は信号室に正圧が導かれるとその正圧によ
り逆止弁を開いて瞬時に出力ポートに伝達するこ
とができることにより、所期の目的を達成すると
ともに、オリフイスに対して逆止弁を並列に配設
する構成であることから、新たに正圧導入用のポ
ートを信号ポートとは別にバルブ装置に設ける必
要もない等の優れた効果を奏する。
本発明は信号室に正圧が導かれるとその正圧によ
り逆止弁を開いて瞬時に出力ポートに伝達するこ
とができることにより、所期の目的を達成すると
ともに、オリフイスに対して逆止弁を並列に配設
する構成であることから、新たに正圧導入用のポ
ートを信号ポートとは別にバルブ装置に設ける必
要もない等の優れた効果を奏する。
（実施例）
以下、本発明装置の技術的手段を講じた一実施
例を図面に基づいて説明する。
例を図面に基づいて説明する。
第２図は本発明における制御バルブ装置を自動
車用エンジンの点火時期制御システムに応用した
例を示す。２０は本発明に係る制御バルブ装置を
示し、信号ポート２１はインテークマニホールド
２２に接続し、また、出力ポート２３はデイスト
リビユータ２４の点火時期を制御する点火進角装
置２５に連通している。点火進角装置２５の内部
は、圧力室２６と大気室２７にダイアフラム２８
によつて区画形成されている。このダイアフラム
の２８の変位により点火進角装置２５の進角及び
遅角が決定される。
車用エンジンの点火時期制御システムに応用した
例を示す。２０は本発明に係る制御バルブ装置を
示し、信号ポート２１はインテークマニホールド
２２に接続し、また、出力ポート２３はデイスト
リビユータ２４の点火時期を制御する点火進角装
置２５に連通している。点火進角装置２５の内部
は、圧力室２６と大気室２７にダイアフラム２８
によつて区画形成されている。このダイアフラム
の２８の変位により点火進角装置２５の進角及び
遅角が決定される。
エンジンの吸気系を形成しているスロツトルバ
ルブ２９の上流側には、ターボチヤージヤのコン
プレツサホイール３０が配設され、該コンプレツ
サホイール３０が回転すると同時に、スロツトル
バルブ２９近傍に配設されたアドバンスポート３
１、およびインテークマニホールド２２は正圧に
変化する。また、制御バルブ装置２０のポート３
２は、アドバンスポート３１に接続され連通して
いる。
ルブ２９の上流側には、ターボチヤージヤのコン
プレツサホイール３０が配設され、該コンプレツ
サホイール３０が回転すると同時に、スロツトル
バルブ２９近傍に配設されたアドバンスポート３
１、およびインテークマニホールド２２は正圧に
変化する。また、制御バルブ装置２０のポート３
２は、アドバンスポート３１に接続され連通して
いる。
制御バルブ装置２０は、一般に信号ポート２１
に導かれた正圧、および負圧を出力ポート２３に
伝達するとともに、信号ポート２１に導かれた負
圧が設定圧よりも真空側になるとポート３２に導
かれている大気を出力ポート２３に伝達して出力
ポート２３に導かれている負圧を大気圧方向へ制
御するものである。また、この制御バルブ装置２
０の出力ポート２３からの圧力が圧力室２６に導
かれる点火進角装置２５は、圧力室２６の負圧に
応じて点火時期を進角し、また圧力室２６の正圧
に応じて点火時期を遅角をするものである。ター
ボチヤージヤのコンプレツサホイール３０が非回
転でスロツトルバルブ２９が開かれたエンジンの
回転状態では、インテークマニホールド２２、お
よびアドバンスポート３１は負圧となり、インテ
ークマニホールド２２から信号ポート２１には負
圧が導入され、その負圧値に応じて点火時期が進
角する。また、コンプレツサホイール３０が非回
転でスロツトルバルブ２９が閉じられた場合、即
ちエンジンのアイドリング回転状態あるいは急減
速時には、インテークマニホールド２２の負圧は
更に真空に近づき、また、アドバンスポート３１
は大気圧に変化し、ポート３２から大気を出力ポ
ート２３に伝達して出力ポート２３に導かれてい
る負圧を大気圧方向へ制御して、点火時期の進角
度合を緩める。次にターボチヤージヤのコンプレ
ツサホイール３０が回転を始めるとエンジン吸気
系は正圧となり、インテークマニホールド２２及
びアドバンスポート３１も正圧に変化し、インテ
ークマニホールド２２から信号ポート２１には正
圧が導かれて、その正圧は信号ポート２１、出力
ポート２３を介して点火進角装置２８へ伝達され
て点火時期を遅角をなす。この場合、信号ポート
２１から出力ポート２３を介して伝達して遅角し
ないと、エンジンはノツキングをきたす不都合が
生じる。
に導かれた正圧、および負圧を出力ポート２３に
伝達するとともに、信号ポート２１に導かれた負
圧が設定圧よりも真空側になるとポート３２に導
かれている大気を出力ポート２３に伝達して出力
ポート２３に導かれている負圧を大気圧方向へ制
御するものである。また、この制御バルブ装置２
０の出力ポート２３からの圧力が圧力室２６に導
かれる点火進角装置２５は、圧力室２６の負圧に
応じて点火時期を進角し、また圧力室２６の正圧
に応じて点火時期を遅角をするものである。ター
ボチヤージヤのコンプレツサホイール３０が非回
転でスロツトルバルブ２９が開かれたエンジンの
回転状態では、インテークマニホールド２２、お
よびアドバンスポート３１は負圧となり、インテ
ークマニホールド２２から信号ポート２１には負
圧が導入され、その負圧値に応じて点火時期が進
角する。また、コンプレツサホイール３０が非回
転でスロツトルバルブ２９が閉じられた場合、即
ちエンジンのアイドリング回転状態あるいは急減
速時には、インテークマニホールド２２の負圧は
更に真空に近づき、また、アドバンスポート３１
は大気圧に変化し、ポート３２から大気を出力ポ
ート２３に伝達して出力ポート２３に導かれてい
る負圧を大気圧方向へ制御して、点火時期の進角
度合を緩める。次にターボチヤージヤのコンプレ
ツサホイール３０が回転を始めるとエンジン吸気
系は正圧となり、インテークマニホールド２２及
びアドバンスポート３１も正圧に変化し、インテ
ークマニホールド２２から信号ポート２１には正
圧が導かれて、その正圧は信号ポート２１、出力
ポート２３を介して点火進角装置２８へ伝達され
て点火時期を遅角をなす。この場合、信号ポート
２１から出力ポート２３を介して伝達して遅角し
ないと、エンジンはノツキングをきたす不都合が
生じる。
次に、信号ポート２１に正圧が導かれると瞬時
に出力ポート２３に正圧を伝達することができる
制御バルブ装置２０１第３図に基づいて説明す
る。
に出力ポート２３に正圧を伝達することができる
制御バルブ装置２０１第３図に基づいて説明す
る。
信号ポート２１を有する第１ハウジング４１と
ポート３２を有する第２ハウジング４２とによつ
て外周部を挾着されたダイアフラム４３により、
第１ハウジング４１の内部には信号ポート２１に
連通した信号室４４が形成される。また、第１ハ
ウジング４１内の信号室４４とダイアフラム４３
によつて隔絶された第２ハウジング４２にはポー
ト３２に連通した室４５が形成されている。さら
に、第２ハウジング４２と第３ハウジング４６と
によつて外周部を挾着されたダイアフラム４７に
よつて、第２ハウジング４２の内部には出力ポー
ト２３に連通した出力室４８が形成される。信号
室４４と出力室４８とは、通路５０，５１，５
２，５３，５４，フイルタ５５、通路５６、オリ
フイス５７、通路５８、フイルタ５９、通路６０
を介して連通している。通路５６と５８の間に
は、逆止弁６１が介装されている。通路５６と５
８は本実施例装置の弁体取付部分である。通路５
８と通路５２を隔絶する弁体７２の外周にはシー
ルリング７１が配設され、両者を気密的に隔絶し
ている。逆止弁６１はオリフイス５７と並列に配
設され、通路５６の圧力が通路５８側よりも高い
場合にのみ逆止弁６１は開となり、気体は通路５
６から通路６２を介して通路５８へと流れる。
ポート３２を有する第２ハウジング４２とによつ
て外周部を挾着されたダイアフラム４３により、
第１ハウジング４１の内部には信号ポート２１に
連通した信号室４４が形成される。また、第１ハ
ウジング４１内の信号室４４とダイアフラム４３
によつて隔絶された第２ハウジング４２にはポー
ト３２に連通した室４５が形成されている。さら
に、第２ハウジング４２と第３ハウジング４６と
によつて外周部を挾着されたダイアフラム４７に
よつて、第２ハウジング４２の内部には出力ポー
ト２３に連通した出力室４８が形成される。信号
室４４と出力室４８とは、通路５０，５１，５
２，５３，５４，フイルタ５５、通路５６、オリ
フイス５７、通路５８、フイルタ５９、通路６０
を介して連通している。通路５６と５８の間に
は、逆止弁６１が介装されている。通路５６と５
８は本実施例装置の弁体取付部分である。通路５
８と通路５２を隔絶する弁体７２の外周にはシー
ルリング７１が配設され、両者を気密的に隔絶し
ている。逆止弁６１はオリフイス５７と並列に配
設され、通路５６の圧力が通路５８側よりも高い
場合にのみ逆止弁６１は開となり、気体は通路５
６から通路６２を介して通路５８へと流れる。
ダイアフラム４３を第３図示下方へ付勢するス
プリング６３によりダイアフラム４３と一体的に
固着されたプレツシヤプレート６４はポペツト型
式の弁６５をスプリング６６の付勢に抗して弁座
６７に着座せしめて、室４５に通路６８を介して
連通した弁室６９と出力室４８に連通した通路７
０間の連通を遮断する。７４は第３ハウジング４
６に形成した大気導入用の穴を示し、ダイアフラ
ム４７の出力室４８の反対側を大気圧とするもの
である。ダイアフラム４７に一体的に固着された
プレツシヤプレート７３は弁６５と当接可能であ
る。
プリング６３によりダイアフラム４３と一体的に
固着されたプレツシヤプレート６４はポペツト型
式の弁６５をスプリング６６の付勢に抗して弁座
６７に着座せしめて、室４５に通路６８を介して
連通した弁室６９と出力室４８に連通した通路７
０間の連通を遮断する。７４は第３ハウジング４
６に形成した大気導入用の穴を示し、ダイアフラ
ム４７の出力室４８の反対側を大気圧とするもの
である。ダイアフラム４７に一体的に固着された
プレツシヤプレート７３は弁６５と当接可能であ
る。
次に、制御バルブ装置２０の作用について説明
する。
する。
信号室４４に信号ポート２１から正圧が導かれ
た場合には、その正圧により逆止弁６１が開へと
切換わり、瞬時に出力ポート２３に正圧が伝達さ
れる。また、この場合ポート３２にも信号ポート
２１に導かれた正圧と同じ圧力が導かれることか
ら、信号室４４と室４５間には圧力差はなくプレ
ツシヤプレート６４はスプリング６３の付勢によ
り、第３図に示した位置に変位して弁６５を閉に
保持している。さらに、出力室４８も正圧である
ことからプレツシヤプレート７３も第３図の下方
へ変位して弁６５の閉状態を補償している。
た場合には、その正圧により逆止弁６１が開へと
切換わり、瞬時に出力ポート２３に正圧が伝達さ
れる。また、この場合ポート３２にも信号ポート
２１に導かれた正圧と同じ圧力が導かれることか
ら、信号室４４と室４５間には圧力差はなくプレ
ツシヤプレート６４はスプリング６３の付勢によ
り、第３図に示した位置に変位して弁６５を閉に
保持している。さらに、出力室４８も正圧である
ことからプレツシヤプレート７３も第３図の下方
へ変位して弁６５の閉状態を補償している。
次に負圧が信号ポート２１から信号室４４に伝
達され、その負圧が室４５との圧力差によりスプ
リング６３を撓ませるまでには至らない場合（こ
の場合の負圧はまだ大気圧に近い値である。）ポ
ート３２から導かれる負圧も信号ポート２１の負
圧と同様であるから、信号室４４と室４５間に圧
力差はないことから、弁６５は閉であり、信号ポ
ート２１に導かれた負圧は逆止弁６１を開くこと
なくオリフイス５７を介して出力ポート２３へ伝
達される。そして、スロツトルバルブ２９が閉じ
られた時のように、信号ポート２１に導かれる負
圧は更に真空に近づく。また、ポート３２に導か
れる圧力は大気圧となつた場合には、信号室４４
と室４５との圧力差により、プレツシヤプレート
６４はスプリング６３の付勢力に抗して第３図の
上方へ変位して弁６５と開へと切換えて、ポート
３２から導かれた大気を弁６５を介して出力室４
８へ伝達し、出力室４８にオリフイス５７を介し
て伝達された信号室４４からの負圧を大気圧によ
つて負圧度を弱め、この信号室４４の負圧を大気
へ近づけた圧力を出力ポート２３から出力するも
のである。
達され、その負圧が室４５との圧力差によりスプ
リング６３を撓ませるまでには至らない場合（こ
の場合の負圧はまだ大気圧に近い値である。）ポ
ート３２から導かれる負圧も信号ポート２１の負
圧と同様であるから、信号室４４と室４５間に圧
力差はないことから、弁６５は閉であり、信号ポ
ート２１に導かれた負圧は逆止弁６１を開くこと
なくオリフイス５７を介して出力ポート２３へ伝
達される。そして、スロツトルバルブ２９が閉じ
られた時のように、信号ポート２１に導かれる負
圧は更に真空に近づく。また、ポート３２に導か
れる圧力は大気圧となつた場合には、信号室４４
と室４５との圧力差により、プレツシヤプレート
６４はスプリング６３の付勢力に抗して第３図の
上方へ変位して弁６５と開へと切換えて、ポート
３２から導かれた大気を弁６５を介して出力室４
８へ伝達し、出力室４８にオリフイス５７を介し
て伝達された信号室４４からの負圧を大気圧によ
つて負圧度を弱め、この信号室４４の負圧を大気
へ近づけた圧力を出力ポート２３から出力するも
のである。
また、プレツシヤプレート７３は出力室４８の
負圧に応じたダイアフラム４７の作用により、負
圧が真空に近づきすぎた場合には、弁６５を開き
やすくするために第３図の上方へ変位する。そし
て負圧が大気に近づきすぎた場合には、弁６５を
閉じやすくするために下方変位して、弁６５の開
閉作動を助勢する。
負圧に応じたダイアフラム４７の作用により、負
圧が真空に近づきすぎた場合には、弁６５を開き
やすくするために第３図の上方へ変位する。そし
て負圧が大気に近づきすぎた場合には、弁６５を
閉じやすくするために下方変位して、弁６５の開
閉作動を助勢する。
以上に述べた実施例により、本発明では信号室
に正圧が導かれるとその正圧により逆止弁を開い
て瞬時に出力ポートに伝達することができること
により、瞬時にその正圧を出力ポートに伝達する
ことがきるようになつた。さらに、オリフイスに
対して逆止弁を並列に配設する構成であることか
ら、新たに正圧導入用のポートを信号ポートとは
別にバルブ装置に設ける必要もない等の優れた効
果をも奏することができるようになつた。
に正圧が導かれるとその正圧により逆止弁を開い
て瞬時に出力ポートに伝達することができること
により、瞬時にその正圧を出力ポートに伝達する
ことがきるようになつた。さらに、オリフイスに
対して逆止弁を並列に配設する構成であることか
ら、新たに正圧導入用のポートを信号ポートとは
別にバルブ装置に設ける必要もない等の優れた効
果をも奏することができるようになつた。
第１図は従来装置を示す縦断面図、第２図は本
発明装置を自動車用のエンジンの点火時期制御シ
ステムに応用した例を示す説明図、第３図は本発
明装置の一実施例を示す縦断面図である。 信号ポート……２１、出力ポート……２３、ダ
イアフラム……４３、信号室……４４、オリフイ
ス……５７、逆止弁……６１、スプリング……６
３、弁……６５、通路（弁体取付部分）……５
６，５８、シールリング（シール）……７１、弁
体……７２。
発明装置を自動車用のエンジンの点火時期制御シ
ステムに応用した例を示す説明図、第３図は本発
明装置の一実施例を示す縦断面図である。 信号ポート……２１、出力ポート……２３、ダ
イアフラム……４３、信号室……４４、オリフイ
ス……５７、逆止弁……６１、スプリング……６
３、弁……６５、通路（弁体取付部分）……５
６，５８、シールリング（シール）……７１、弁
体……７２。
Claims (1)
- １ 正圧及び負圧を導入する信号ボート、気体圧
によつて制御される作動機器に接続される出力ポ
ート、ダイアフラムにて区画されるとともに前記
信号ポートに連通した信号室、該信号室とはオリ
フイス及び該オリフイスとは並列に接続されると
ともにその信号室側からのみ気体の流入を許容す
る逆止弁を介して連通するとともに、逆止弁とオ
リフイスを有する弁体は出力ポートを有するボデ
ーに設けられた弁体取付部分にシールによつて密
閉が保たれ、弁体の両側に配置したフイルターを
介して前記出力ポートに連通し、前記出力ポート
に連通した出力室、前記ダイアフラムが前記信号
室の負圧により変位する方向に抗した方向に前記
ダイアフラムを付勢するスプリング、該スプリン
グの付勢によるダイアフラムの変位により閉状態
に保持されるとともに前記信号室の負圧が前記ス
プリングの付勢に抗して前記ダイアフラムを変位
させると開に切換わり前記出力室へ大気を導入す
る弁とを有した制御バルブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2521281A JPS57140560A (en) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | Control valve device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2521281A JPS57140560A (en) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | Control valve device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57140560A JPS57140560A (en) | 1982-08-31 |
| JPH0146717B2 true JPH0146717B2 (ja) | 1989-10-11 |
Family
ID=12159648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2521281A Granted JPS57140560A (en) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | Control valve device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57140560A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5160831A (ja) * | 1974-11-22 | 1976-05-27 | Aisin Seiki | Haikigasujokasochi |
-
1981
- 1981-02-23 JP JP2521281A patent/JPS57140560A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5160831A (ja) * | 1974-11-22 | 1976-05-27 | Aisin Seiki | Haikigasujokasochi |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57140560A (en) | 1982-08-31 |
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