JPH0145322Y2 - - Google Patents

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JPH0145322Y2
JPH0145322Y2 JP5617182U JP5617182U JPH0145322Y2 JP H0145322 Y2 JPH0145322 Y2 JP H0145322Y2 JP 5617182 U JP5617182 U JP 5617182U JP 5617182 U JP5617182 U JP 5617182U JP H0145322 Y2 JPH0145322 Y2 JP H0145322Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車体あるいは扉のいずれか一方に設
けられる拘束部材と、他方に設けられ該拘束部材
に係合する係合部材とより成る自動車用扉のガタ
防止装置に関する。
例えば第1図に示すように、車体後部にヒンジ
A1で上開きに開閉可能なハツチバツクドアAを
備えた自動車では、車体Bに固設したドアロツク
B1にドアAに設けたストライカB2を係合させ
てドアAを閉じても開口が大きのでガタついてし
まう。そこで、ドアAに係合部材1を固設し、車
体Bに拘束部材2を設けてドアA閉時に係合させ
てガタ防止をすることが一般に行なわれる。
従来のガタ防止装置の例をあげると第2図ある
いは第3図に示すようなものがある。
すなわち、第2図に示すものでは、拘束部材2
に、くさび状の弾性体11の両側に摩耗防止板1
2,12を焼付接着した係合部材1を係合させる
ようにしたものであるが、焼付接着等コストの高
い加工を行なわなければならず、拘束部材2がプ
レス成形品であるため外観も悪く商品性が低いと
いう問題点があり、第3図に示すものでは、係合
部材1は不要にして、バネ21で付勢されたウエ
ツジバンパ22でドアAの端面を受けるようにし
た拘束部材2を車体Bに設けるようにしたもので
あるが、構造が複雑なのでコストが高く、ドアA
を直接に受けるため取付精度を要するという問題
があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、部品点数が少なく加工組立が容
易で製造コストが低く、しかも耐久性のある自動
車用扉のガタ防止装置を提供することを目的とし
ており、その要旨とするところは、車体あるいは
扉のいずれか一方に設けられる拘束部材と、他方
に設けられ該拘束部材に係合する係合部材とより
成る自動車用扉のガタ防止装置において、該拘束
部材は、ベース部材に該係合部材の進入方向に向
かつて開いた嵌入部が形成され、該嵌入部内に、
該係合部材の進入方向に突出して反つた正面脚部
と内方に突出して反つた側脚部とが一体的に接続
し、該係合部材の進入方向を臨む略L字形状の拘
束部を形成する係止片を装着したことを特徴とす
る自動車用扉のガタ防止装置に存する。
以下、図示実施例に基づき本考案を説明する。
なお、各実施例につき同一部位には同一付号を
付する。
第4図乃至第9図は本考案の第1実施例を示し
ている。
第図に示すように、係合部材3は、先端31の
巾が後部32より狭い一体のブロツク状に形成さ
れ、ドアAへの取付ボルト挿通孔33,33が穿
設されている。拘束部材4は、車体Bへの取付ボ
ルト挿通孔41,41が両側に穿設されたベース
部材42に、係合部材3の進入方向に向かつて開
いた嵌入部43が形成され、嵌入部43の奥の一
方のコーナー部4に略L字形状の係止片5が同様
に進入方向を臨む姿勢で装着されている。係止片
5は第5図にも示すように、係合部材3の進入方
向に中間部51が突出して反つた正面部52と、
中間部53が嵌入部43内方へ突出して反つた側
脚部54とが連結部55で一体的に接続し、中間
部51,53の内面が係合部材3の進入方向を臨
む略L字形状の拘束部を形成しており、連結部5
5の突設され、拡頭部56と軸部57とより成る
枢支ピン58を介してベース部材42に枢着され
ている。
ベース部材42の嵌入部43の他方のコーナー
部45に続く側面46の先端部からは、係止片5
の正面脚部52の先端に摺動係合して正面脚部5
2を係合部材3進入方向に向かつて付勢するとと
もに、係合部材3進入時にその側面に当接して押
える板バネ状突片47が嵌入部43の奥に向かつ
て突設されている。
第6図に示すように、係止片5をベース部材4
2に装着するために嵌入部43のコーナー部44
に枢支ピン58の軸部57と略同一径の枢着孔4
8が穿設され、くびれ部49を介して枢着孔48
に連続する拡頭部56の捜通孔50が穿設されて
いる。そして、係止片5の拡頭部56を挿通孔5
0に捜通した後、軸部57をくびれ部49を経て
枢着孔48に嵌合させて枢支させる。挿通孔50
の穴位置は係止片5を装着した場合にその連結部
55が嵌入部43のコーナー部44の側面に対し
第4図に示すように微小間隙Sをもつて離間する
位置に設定されている。
上記構成を有するガタ防止装置では、第7図に
示すように、係合部材3が拘束部材4の嵌入部4
3に進入すると、先ず、その先端31が、拘束部
の一部であるところの正面脚部52の中間部51
の内面に当接し、係止片5を時計方向に回動させ
る。すると、今度は側脚部54の中間部53の内
面が係合部材3の一方の側面を押すので、他方の
側面は突片47に押し付けられ、第8図に示すよ
うに、係合部材3は正面脚部52、側脚部54、
突片47に三方向より押されて拘束されるので、
係合部材3が固設されたドアAはガタ防止され
る。もしも、係合部材3が過大な荷重で進入する
と、微少間隙Sを圧縮して第9図に示すように、
係止片5の連結部55が嵌入部43の奥壁に当接
し、同時に正面脚部52の先端も奥壁に当接し
て、正面脚部52の反りかえりによる弾力性によ
つてこの荷重を受けるので破損することは無い。
係合部材3が退出すると、係止片5は突片47の
付勢力により反時計方向に回動されて、第7図に
示す状態に復帰する。なお、弾性を利用すること
から、拘束部材4のベース部材42および係止片
5は弾性のある半硬質乃至硬質の合成樹脂材料で
成形することが望ましい。
第10図乃至第14図は本考案の第2実施例を
示しており、係合部材3は第1実施例と同様であ
る。
第10図に示すように拘束部材6には、係合部
材3の進入方向に開いた嵌入部61が左右対称形
状に形成され、嵌入部61の側壁62,62、奥
壁63にまたがつて係止片7が装着されている。
係止片7は、中間部が突出して反つた正面脚部
71の両側に、同様に中間部が突出して反つた側
脚部72,72が一体的に接続して成り、それら
の内側面が、略L字形状の拘束部を合成した形状
の拘束部をなしている。
第11図に示すように、嵌入部61の側壁6
2,62、奥壁63に連なつて係止溝64が刻設
され、その両端は抜け止め部65,65で閉鎖さ
れ、係止片7の側脚部72,72を手で押し縮め
ながら係止溝64に嵌入させれば、嵌入係止後に
弾性で側脚部72,72が開き、その先端が抜け
止め部65,65に引掛るので抜けること無く装
着される。
本実施例に係るガタ防止装置では、第12図に
示すように、係合部材3が拘束部材6の嵌入部6
1に進入すると、その先端31が正面脚部71に
当接して反り返りを撓ませるので、側脚部72,
72が基部から内側に回動して、第13図に示す
ように、係合部材3は係止片7の正面脚部71、
側脚部72,72により三方から押されて拘束さ
れる。係合部材3が過大な荷重で進入すると、第
14図に示すように正面脚部71が撓んでその荷
重を受ける。
本実施例によれば、各構成部材に枢支部分が存
しないので構造的に安定しており、確実に作用し
耐久性があるという利点がある。
本考案に係る自動車用扉のガタ防止装置によれ
ば、拘束部材をベース部材と係止片との2部品の
みで構成し、組立も相互に係合させて装着するだ
けで足りるので、部品製造コスト、組立コストは
著しく少なくて済み、しかも、性能、耐久性が向
上したものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の斜視図、第2図および第3図
は夫々従来のガタ防止装置の斜視図、第4図乃至
第9図は本考案の第1実施例を示し、第4図は分
解斜視図、第5図は係止片の斜視図、第6図は拘
束部材の分解斜視図、第7図乃至第9図は夫々作
用説明図、第10図乃至第14図は第2実施例を
示し、第10図は分解斜視図、第11図は拘束部
材の組立説明図、第12図乃至第14図は夫々作
用説明図である。 3……係合部材、4,6……拘束部材、5,7
……係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体あるいは扉のいずれか一方に設けられる拘
    束部材と、他方に設けられ該拘束部材に係合する
    係合部材とより成る自動車用扉のガタ防止装置に
    おいて、該拘束部材は、ベース部材に該係合部材
    の進入方向に向かつて開いた嵌入部が形成され、
    該嵌入部内に、該係合部材の進入方向に突出して
    反つた正面脚部と内方に突出して反つた側脚部と
    が一体的に接続し、該係合部材の進入方向を臨む
    略L字形状の拘束部を形成する係止片を装着した
    ことを特徴とする自動車用扉のガタ防止装置。
JP5617182U 1982-04-16 1982-04-16 自動車用扉のガタ防止装置 Granted JPS58159376U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5617182U JPS58159376U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 自動車用扉のガタ防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5617182U JPS58159376U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 自動車用扉のガタ防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58159376U JPS58159376U (ja) 1983-10-24
JPH0145322Y2 true JPH0145322Y2 (ja) 1989-12-27

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ID=30066709

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JP5617182U Granted JPS58159376U (ja) 1982-04-16 1982-04-16 自動車用扉のガタ防止装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58171477U (ja) * 1982-05-12 1983-11-16 トヨタ自動車株式会社 自動車用バツクドアの防振構造
JP4735206B2 (ja) * 2005-11-21 2011-07-27 マツダ株式会社 車両の開閉体ストッパ構造およびその組み付け方法

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Publication number Publication date
JPS58159376U (ja) 1983-10-24

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