JPH0143628Y2 - - Google Patents

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JPH0143628Y2
JPH0143628Y2 JP6100581U JP6100581U JPH0143628Y2 JP H0143628 Y2 JPH0143628 Y2 JP H0143628Y2 JP 6100581 U JP6100581 U JP 6100581U JP 6100581 U JP6100581 U JP 6100581U JP H0143628 Y2 JPH0143628 Y2 JP H0143628Y2
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JP
Japan
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measured
liquid
receiver
transmitter
concentration meter
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JP6100581U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は携帯用の濃度計を着脱自在に連結で
き、1つの携帯用の濃度計を加圧消泡式濃度計と
投げ込み型の濃度計との2通りに使用可能とした
携帯用加圧消泡式汚泥濃度計を形成できる濃度計
連結装置に関する。
先に本出願人は、携帯用の消泡式濃度計(実願
昭52−100475号)について提案した。
ところで、汚水処理施設では、汚泥濃度の計測
が必要な場所が数限りなく存在し、例えば、沈澱
池での沈澱汚泥等のサンプリングが困難な場所
や、加圧消泡の必要な場所、また逆に加圧消泡の
不要な場所もある。
そこで、加圧消泡の必要な場所では上述の提案
された濃度計が使用されるが、逆に加圧消泡の不
要な場所では、かかる濃度計とは別個にケーブル
によつてセンサ部を吊り下げ可能とし、測定場所
でセンサを投げ込み、濃度測定するこが行われて
いる。
従つて、加圧消泡の必要および不必要な場所を
測定するには少なくとも2種類の濃度計を必要と
するためへに、不経済であり、しかもセンサーの
校正も各々行う必要があつた。
この考案は上記欠点を解消し、携帯用の濃度計
を着脱可能とし、投げ込み型の濃度計を必要に応
じて加圧消泡式濃度計としても使用可能とした携
帯用濃度計連結装置を提供することを目的とす
る。
以下この考案の一実施列について説明する。
この考案は、被測定液収納容器1と、この被測
定液収納容器1に着脱可能な濃度計2と、この濃
度計2を押圧連結する送受信子押え部材3とから
構成される。
連結すべき濃度計2は、第1図の一部断面平面
図、第2図は正面図、第3図の側面図に示すよう
に、その一端には二又に別かれ、その先端部には
対向位置に超音波送信子(以下、センサーとい
う)4、超音波受信子(以下、センサーという)
5が設けられ、他端には、接続線6を介してメー
タ(図示せず)が接続されている。
この濃度計2の原理は、例えば上述の実願昭52
−100475号で記載してあるように、センサー4か
ら発信された超音波が、被測定液を通過する際、
所定の割合で減衰しながらセンサー5に到達す
る。この超音波の減衰度を電気的に変換して、そ
の濃度を測定するものである。
被測定液収納容器1は、第1図、第2図に示す
ように内部に耐圧性のある汚泥収容室7を有し、
後述する支持台8に固定された容器本体9と、こ
の容器本体9の一端に気密状態で回転可能に取付
けられた回転胴10と、この回転胴10の他端に
シール11を介して気密に螺着された移動胴12
とから構成されている。上記移動胴12は、後述
する支持台8に固定されたキーねじ13で係止さ
れ、上記回転胴10の回動によつては回動せず
に、長手方向にのみ移動可能に形成されている。
そして、上記被測定液収納容器1の両端は第1
図に示すように開口され、センサー取付部として
形成されている。
即ち、上記被測定液収納容器1の対向した両端
に位置する容器本体9および移動胴12の外方側
に開口され、送受信子取付用開口(センサー用開
口)14が形成されている。このセンサー用開口
14に挿着された環状のパツキング15を介して
上記センサー4,5が気密状態で着脱可能に連結
されている。
尚、両端のセンサー取付部の双方とも長手方向
に移動自在としてもよく、かかる場合には、上記
被測定液収納容器1に移動胴12を2つ設ける等
いかなる手段であつてもよい。
上記被測定液収納容器1の周壁には、第1図、
第2図に示すように汚泥注入排出口(被測定液注
入口および排出口)16と、加圧空気供給口17
が穿設されている。
上記汚泥注入排出口16には、内部圧力表示用
のメータ18を装着したキヤツプ19が着脱自在
に取付けられ、該キヤツプ19をはずし汚泥注入
排出口16から測定すべき汚泥を被測定液収納容
器1内に注入又は排出できるように形成されてい
る。
尚、上記キヤツプ19はメータ18等のない単
なる止めねじであつてもよく、また、汚泥の注入
口と排出口を別個に設けてもよい。
上記加圧空気供給口17には、第2図、第3図
に示すように、圧縮空気供給用の連結部材20、
パイプ21を介して、例えば、手押し式の圧力ポ
ンプ(図示せず)が着脱可能に連通されている。
上記支持台8は、第1図、第2図に示すよう
に、上記被測定液収納容器1の容器本体9をその
中心付近で固定し、しかも該支持台8に取付けら
れたキーねじ13で移動胴10を長手方向にのみ
移動自在とした状態で、該被測定液収納容器1を
支持している。
上記支持台8は底部に複数の脚22を有し、ま
た長手方向の両側壁は、上記濃度計1のセンサー
4,5を側壁8a、側壁8bとの3方向から囲む
ように直立形成され、該側壁8aには該センサー
4,5と対向して押え部材3が取付けられてい
る。
上記押え部材3は押えねじ23と、この押えね
じ23によつて長手方向に移動される押え24か
ら構成され、押えねじ23を締付方向に回転する
ことによつて、押え24を介して該センサー4,
5を上記被測定液収納容器1のセンサー用開口1
4、押し付け被測定液収納容器1が加圧されて
も、センサー4,5が移動しないように形成され
ている。
ここで、上記センサー4,5の着脱を円滑に行
うために、該センサー4,5の長手方向の側面4
a,5aと、上記支持台8の側壁8bとの間に所
定の間隔(例えば1mm程度)を持たせるように形
成されている。
尚、ここで、上記支持台8は必ずしも必要では
なく、上記被測定液収納容器1に一体形成された
ものであつてもよく、挿着すべき濃度計2を有効
に着脱可能に連結できればその手段を問わない。
次にこの考案の動作および使用順序について説
明する。
まず、上記濃度計2のセンサー4,5を上記被
測定液収納容器1のセンサー取付部であるセンサ
ー用開口14に近接配置する。
そして、上記押えねじ23を締付け回動させ、
押え24を介してセンサー4,5をセンサー用開
口14に押し付ける。
次に、上記被測定液収納容器1の回転胴10を
回転させ、センサー用開口14をパツキング15
を介してセンサー4,5に密着させる。
以上の作業によつて挿着すべき濃度計2は、被
測定液収納容器1に連結されるが、特に、回転胴
10の移動および押え部材3によつて両者が相対
的に移動するので、気密状態は極めて完壁に保持
される。
次にキヤツプ19を被測定液収納容器1から取
り外し、測定すべき汚泥を被測定液収納容器1内
に注入した後、該キヤツプ19を密閉する。そし
て例えば携帯に便利な手押しポンプからの連結部
材20に連結し、加圧空気を加圧空気供給口17
より導入し、汚泥収容室7内を加圧する。そして
圧力表示用のメータ18で泥収容室7内を所定圧
(例えば、3Kg/cm2程度)でかつ所定時間(例え
ば3分間程度)保持した後、センサー4,5によ
つて汚泥の濃度測定を行う。即ち、キヤツプ4か
ら超音波を発振させ、被測定液である汚泥中を通
過する際、所定の割合で減衰しながらセンサー5
に到達する。その減衰量によつて汚泥の濃度を測
定できる。
ここで、汚泥収容室7内が加圧されると、第1
段階として汚泥中の気泡の体積が圧力に反比例し
て瞬時の内に小さくなり、第2段階として、小さ
くなつた気泡は所定圧力下での飽和溶解度まで溶
け込んで行き、最後に完全に消滅してしまう。
尚、加圧空気の供給量、即ち、汚泥収容室7内
で占める量は少なく、センサー4,5による濃度
測定を行うについて全く阻害にならない。いうの
は、加圧空気は、汚泥中の気泡を消泡させること
ができる圧力を汚泥収容室7内に確保すればよい
のであるから、センサー4,5の超音波の発振路
中にまで達する量は全く不要だからである。
このようにして、濃度測定が終了したら、被測
定液収納容器1内の加圧空気を排除した後、キヤ
ツプ19を取り外し、汚泥を排出する。
以上の作業によつて汚泥の濃度測定作業が終了
するが、測定場所によつては、加圧消泡の必要な
い場合もある。かから場合には、濃度計2は被測
定液収納容器1によつて着脱自在に連結されるの
で、濃度計2を被測定液収納容器1から取り外せ
ば通常の投げ込み式濃度計として使用できる。こ
のように濃度計2を被測定液収納容器1に着脱自
在としたために、測定場所は極めて広汎に拡大さ
れる。しかも従来のように濃度計と、加圧消泡型
の濃度計が別個の場合には、センサーはそれぞれ
必要となり高価となり、かつセンサーの校正も2
度行わなければならないが、この考案によれば、
これらの弊害は全く生じない。
なお、もちろんセンサーは一端を反射板とし一
端を送受信号として構成させても良い。
以上記載のように、この考案の携帯用濃度計連
結装置によれば、濃度計を被測定液収納容器に着
脱自在としたので、測定場所が極めて広汎に拡大
され、しかも押え部材により、センサーを押える
ため濃度計に余分な力はかからず従来装置を何ら
手を加えずそのまま使用でき、取扱いが簡単で安
価に製造でき、さらに両者の気密状態が著しく高
い等、極めて優れた実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の一部断面平面
図、第2図は同正面図、第3図は同側面図を示
す。 1……被測定液収納容器、2……濃度計、3…
…超音送受信子押え部材、4……超音波送信子
(センサー)、5……超音波受信子(センサー)、
14……送受信子取付用開口、16……汚泥注入
排口(注入口)、17……加圧空気供給口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向した両端位置に開口された送受信子取付用
    開口、被測定液の注入口、加圧空気供給口を有す
    る被測定液収納容器と、この被測定液収納容器に
    着脱可能に装着され、上記送受信子取付用開口に
    それぞれ密封装着可能な超音波送信子および受信
    子を有し、該被測定液収納容器内の被測定液に超
    音波を発振し、該被測定液の濃度を測定する濃度
    計と、この濃度計に着脱可能に装着し、上記超音
    波送信子および受信子を上記送受信子取付用開口
    に密封可能に押圧する送受信子押え部材とを備
    え、上記超音波による濃度測定を阻害しない形
    で、上記加圧空気供給口を介して加圧空気を供給
    し、上記被測定液中の気泡を消泡できることを特
    徴とする携帯用濃度計連結装置。
JP6100581U 1981-04-27 1981-04-27 Expired JPH0143628Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6100581U JPH0143628Y2 (ja) 1981-04-27 1981-04-27

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JP6100581U JPH0143628Y2 (ja) 1981-04-27 1981-04-27

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Publication Number Publication Date
JPS57173047U JPS57173047U (ja) 1982-10-30
JPH0143628Y2 true JPH0143628Y2 (ja) 1989-12-18

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ID=29857263

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