JPH0141465Y2 - - Google Patents

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JPH0141465Y2
JPH0141465Y2 JP1985078865U JP7886585U JPH0141465Y2 JP H0141465 Y2 JPH0141465 Y2 JP H0141465Y2 JP 1985078865 U JP1985078865 U JP 1985078865U JP 7886585 U JP7886585 U JP 7886585U JP H0141465 Y2 JPH0141465 Y2 JP H0141465Y2
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JP
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water
pump
circulation
pump pit
steam
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願は蒸気により加熱された温水をウオターベ
ツド内を強性的に循環させることにより均一に加
温し水封式地下貯油槽に推積するワツクス分、油
分、水泥分、鉄分、炭素質、砂泥等からなるスラ
ツジを効率良く溶解しスラツジの発生を防止する
ようにした水封式地下貯油槽におけるスラツジの
溶解装置に係る考案である。
(従来の技術) 従来は実公昭58−54397号の示す通り二本のシ
ヤフトより蒸気管を挿入しウオターベツド及びポ
ンプピツト内に開口させ、ウオターベツド及びポ
ンプピツト内の水を温めスラツジ発生の防止して
いたが、これでは均一に水を温めることができ
ず、とくにウオターベツドは面積が広いので全体
のスラツジの発生を防止することはできず、特に
水封式地下貯油槽は周囲の岩盤を水で加圧封入し
いるため全体的に温度が低くポンプピツト近くは
ほとんどスラツジが溶解しない等の欠点を有して
いたものである。
(考案が解決しようとする問題点) 水封式地下貯油槽は周囲の岩盤に水圧を加えて
水封し貯油の漏洩等を防止しているため岩盤の温
度が低くウオターベツド全体のスラツジが溶解し
ないと云う問題点を解決しようとする考案であ
る。
(問題点を解決するための手段) この考案は下床にウオターベツドを有し両側近
傍に払い出しシヤフト及び受け入れシヤフトを設
けた水封式地下貯油槽のポンプピツトの下部に循
環ポンプを配置し、循環ポンプの循環パイプをポ
ンプピツト側の払い出しシヤフトより外部に突出
させ他側の受け入れシヤフトより貯油槽内に挿入
しウオターベツド内に開口し、循環パイプを挿入
した側の受け入れシヤフトに蒸気発生器に連結し
た蒸気送り込みパイプを挿入すると共に、蒸気送
り込みパイプをウオターベツド内に開口し、蒸気
送り込みパイプより送られた蒸気により加温され
た水を循環パイプより送られる水により強制的に
ポンプピツト側に送り、ポンプピツト内の循環ポ
ンプにより払い出し再び循環パイプによりウオタ
ーベツド内に送り返し蒸気により加温された周囲
の温水と循環パイプより送り込まれる水と混合し
たポンプピツト側に送り、強制的に温水を循環さ
せることにより均一にウオターベツド及びポンプ
ピツトを加温させるようにしてスラツジの発生を
防止するようにしたものである。
(作用) 蒸気送り込みパイプ9よりウオターベツド2内
に蒸気を送りウオターベツド2の水を加温すると
同時に循環ポンプ7を作動してポンプピツト6内
の水を蒸気送り込みパイプ9の開口部近傍に送り
込みウオターベツド2の水をポンプピツト6の方
向に強制的に送り、水を循環させ徐々に高温に加
温しスラツジの発生を防止するようにしたもので
ある。
(実施例) 下床1にウオターベツド2を有し両側近傍に払
い出しシヤフト3及び受け入れシヤフト4を設け
た水封式地下貯油槽5のポンプピツト6の下部に
循環ポンプ7を配置し、循環ポンプ7の循環パイ
プ8をポンプピツト6側の払い出しシヤフト3よ
り外部に突出させ他側の受け入れシヤフト4より
貯油槽5内に挿入しウオターベツド2内に開口
し、循環パイプ8を挿入した側の受け入れシヤフ
ト4に蒸気発生器(図示せず)に連結した蒸気送
り込みパイプ9を挿入すると共に、蒸気送り込み
パイプ9をウオターベツド2内に開口して成るも
のである。
10は油払い出しポンプで払い出しパイプ11
は払い出しシヤフト3より外部の油受け入れ装置
(図示せず)に連結しておくものである。
12はポンプピツト6内での油水混合を防ぐ為
ポンプピツト6内に設けた遮蔽板、13はウオタ
ーベツド2を形成するための堰板を示すものであ
る。
ポンプピツト6内に必要以上に水が溜まるよう
ならば油払い出しポンプ10あるいは公知の水払
い出しポンプ(図示せず)を用いて余分な水を払
い出すようにすればよいものである。
(考案の効果) a 蒸気発生器に連結した蒸気送り込みパイプと
ポンプピツト内にある循環ポンプに連結した循
環パイプとをウオターベツドの最上流側に設置
し、ウオターベツドの水を温めると共に水を強
制的にポンプピツト側に循環させることにより
温水は流れに沿つて最下流側のポンプピツトま
で達し循環をくり返すことによりウオターベツ
ド全体を均一且つ有効に温めることができる。
したがつて水封式のために周囲の岩盤の温度
が低くても温水を強制的に循環させることによ
りウオターベツド全体及びポンプピツト内のス
ラツジを効率よく溶解することができるもので
ある。
b 装置全体も簡単であるので既設の地下貯油槽
に簡単に設置することができる。
c 装置が簡単であるので設備費も安価である。
【図面の簡単な説明】
図は本願の実施例を示す断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下床にウオターベツドを有し両側近傍に払い出
    しシヤフト及び受け入れシヤフトを設けた水封式
    地下貯油槽のポンプピツトの下部に循環ポンプを
    配置し、循環ポンプの循環パイプをポンプピツト
    側の払い出しシヤフトより外部に突出させ他側の
    受け入れシヤフトより貯油槽内に挿入しウオター
    ベツド内に開口し、循環パイプを挿入した側の受
    け入れシヤフトに蒸気発生器に連結した蒸気送り
    込みパイプを挿入すると共に、蒸気送り込みパイ
    プをウオターベツド内に開口して成る水封式地下
    貯油槽におけるスラツジの溶解装置。
JP1985078865U 1985-05-27 1985-05-27 Expired JPH0141465Y2 (ja)

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JP1985078865U JPH0141465Y2 (ja) 1985-05-27 1985-05-27

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JP1985078865U JPH0141465Y2 (ja) 1985-05-27 1985-05-27

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Publication Number Publication Date
JPS61195330U JPS61195330U (ja) 1986-12-05
JPH0141465Y2 true JPH0141465Y2 (ja) 1989-12-07

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854397U (ja) * 1981-10-12 1983-04-13 姜 正一 救命具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854397U (ja) * 1981-10-12 1983-04-13 姜 正一 救命具

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Publication number Publication date
JPS61195330U (ja) 1986-12-05

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