JPH0141282Y2 - - Google Patents

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JPH0141282Y2
JPH0141282Y2 JP8249284U JP8249284U JPH0141282Y2 JP H0141282 Y2 JPH0141282 Y2 JP H0141282Y2 JP 8249284 U JP8249284 U JP 8249284U JP 8249284 U JP8249284 U JP 8249284U JP H0141282 Y2 JPH0141282 Y2 JP H0141282Y2
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JP
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thong
sandal
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sign display
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JP8249284U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はサンダルの鼻緒に係り、特にビーチサ
ンダルの鼻緒の如く全体がゴム材又は合成樹脂材
によつて一体成形されたサンダルの鼻緒に関する
ものである。
[従来技術とその問題点] 近時、布製の鞄、靴及び被服等の種々の商品に
商標等の標識を表示する場合に、該標識を織込あ
るいは刺繍等の手段により表示してループ状に二
つ折された方形布片から成る標識表示片の折曲両
端部を商品に縫い付けて、該商品の表面から外方
に突出させた状態に取り付けることが流行してい
る。
ところで、サンダルについても、従来の如くサ
ンダル台の表面踵部や側面に貼付シールあるいは
印刷等の手段によつて商標等の標識を表示するだ
けでなく、その鼻緒の所要位置に上記ような布製
の標識表示片を突出させた状態に縫い付ける標識
表示手段が盛んに採用されている。
然しながら、このように布製の標識表示片が縫
い付けられるサンダルの鼻緒は従来から布製の鼻
緒に限られており、全体がゴム材又は合成樹脂材
によつて一体成形された鼻緒については、前記標
識表示片を縫い付けることが技術的に非常に困難
であること、また該標識表示片と鼻緒の質感が著
しく相違し取り付けた場合にその外観体裁が非常
に悪くなるという問題があつて、未だ上記のよう
に標識表示片を突出させて取り付ける表示手段を
採用し得るに至つていない。
[考案の目的] そこで本考案者は、ゴム材又は合成樹脂材によ
つて一体成形されるサンダルの鼻緒についても、
その外観体裁を全く損なうことなく鼻緒から突出
させた標識の表示を容易に可能とするサンダルの
鼻緒を提供することを目的とする。
[考案の構成] この目的を達成するために、本考案は、ゴム材
又は合成樹脂材によつて一体成形されたサンダル
の鼻緒において、鼻緒本体の所要位置に所要の長
さ及び幅を有する標識表示片が一体的に突出形成
されていることを特徴とする。
[実施例] 以下、本考案を図面に示す具体的な実施例に基
づいて説明する。
第1図は本考案による鼻緒を装着したサンダル
の斜視図、第2図はそのA−A線断面である。
図中、1は例えばEVA樹脂と称するエチレ
ン・ビニルアセテートの共重合体樹脂を発泡剤に
よつて発泡させて一体成形されたサンダル台、2
は製品型を使用してゴム材又は合成樹脂材により
一体成形された鼻緒であつて、所要の幅及び厚み
を有する略V字形の帯状体から成る鼻緒本体3
と、該鼻緒本体3の三方に形成された取付端部4
とから形成され、各取付端部4の先端に形成され
た鍔状の係止片5がサンダル台1に穿設された三
つのすげ穴6に挿通されて装着されている。
そして、鼻緒本体3の所要位置には、その側縁
から水平方向に所要の長さ及び幅を有する方形の
標識表示片7が一体的に突出形成されている。
この標識表示片7は、鼻緒2を製作する製品型
によつて鼻緒本体3と共に一体成形して形成さ
れ、その表面には前記製品型に予め刻設された文
字や図形等が型付けされて表示されるか、あるい
は成形後に印刷するなどの任意の表示手段によつ
て商標等の標識Mが表示されている。
また、標識表示片7の厚みは、第2図に示すよ
うに鼻緒本体3の厚みよりも極めて薄く形成され
ている。
以上のように、本考案による鼻緒2は、鼻緒本
体3の所要位置にその側縁から所要の長さ及び幅
を有する方形の標識表示片7が一体的に突出形成
されるから、ゴム材又は合成樹脂材によつて一体
成形される鼻緒であつてもその外観体裁を全く損
なうことなく而も極めて容易に近時の流行ともな
つている上記標識表示手段を採用し得る。
特に、鼻緒2を製作する製品型に標識Mを刻設
して型付けするようにすれば標識表示が更に容易
となる。
また、実施例の如く、標識表示片7を帯状体に
形成された鼻緒本体3の側縁から外方に水平に突
出形成すれば、鼻緒2全体の成形が容易であるの
みならず、サンダルを履用する場合に該標識表示
片7が邪魔となることがない。
更に、標識表示片7の厚みを第2図に示す如く
鼻緒本体3の厚みよりも極めて薄く形成すれば、
都合によつて製造・販売者あるいは履用者がこれ
を鼻緒本体3から容易に且つ奇麗に切除すること
ができる。
なお、実施例においては標識表示片7を方形に
形成した場合について説明したが、本考案におい
てはこれを三角形、半円形等の所望の形状に形成
することもできる。また、その形成位置も任意で
ある。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案によれば、鼻緒本体
と共に該鼻緒本体から突出した標識表示片が一体
的に形成されるように成されているから、従来に
おいて鼻緒本体から商標等の標識を突出して表示
することが困難とされていたゴム製は合成樹脂製
の鼻緒についてその標識表示を可能にすると同時
に、該標識表示片の取付状態が鼻緒全体の外観体
裁を損なうことがないという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による鼻緒を装着したサンダル
の一例を示す斜視図、第2図はそのA−A線断面
図である。 符合の説明、2……鼻緒、3……鼻緒本体、7
……標識表示片、M……標識。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ゴム材又は合成樹脂材によつて一体成形され
    たサンダルの鼻緒において、鼻緒本体の所要位
    置に所要の長さ及び幅を有する標識表示片が一
    体的に突出形成されていることを特徴とするサ
    ンダルの鼻緒。 (2) 帯状に形成された前記鼻緒本体の側縁から水
    平方向に前記標識表示片が突出形成されている
    前記実用新案登録請求の範囲第1項記載のサン
    ダルの鼻緒。 (3) 前記標識表示片の厚みが前記鼻緒本体の厚み
    よりも極めて薄く形成されている前記実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のサンダルの鼻緒。
JP8249284U 1984-06-05 1984-06-05 サンダルの鼻緒 Granted JPS60195511U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8249284U JPS60195511U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 サンダルの鼻緒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8249284U JPS60195511U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 サンダルの鼻緒

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60195511U JPS60195511U (ja) 1985-12-26
JPH0141282Y2 true JPH0141282Y2 (ja) 1989-12-07

Family

ID=30630255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8249284U Granted JPS60195511U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 サンダルの鼻緒

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JPS60195511U (ja) 1985-12-26

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