JPH0139637Y2 - - Google Patents

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JPH0139637Y2
JPH0139637Y2 JP1984144910U JP14491084U JPH0139637Y2 JP H0139637 Y2 JPH0139637 Y2 JP H0139637Y2 JP 1984144910 U JP1984144910 U JP 1984144910U JP 14491084 U JP14491084 U JP 14491084U JP H0139637 Y2 JPH0139637 Y2 JP H0139637Y2
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JP
Japan
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vehicle body
boom
vehicle
outrigger
crane
Prior art date
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JP1984144910U
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JPS6159451U (ja
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  • Jib Cranes (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はホイール走行式のクレーン車両に関す
るものである。
従来の技術 車体に前輪と後輪を設けると共に、その前輪・
後輪を操舵機構によつて操舵させて操向装置と
し、前記車体にクレーンを構成するブームを起伏
可能に設けると共に、車体にアウトリガを設けた
ホイール走行式クレーン車両が知られている。
考案が解決しようとする課題 かかるクレーン車両においては、車体に設けた
アウトリガが車体側方に突出しているから車両全
幅が広くなつて狭い道路を走行できない。
また、操舵機構による前輪・後輪の舵角は小さ
く、例えば最大30゜程度であり、その舵角とホイ
ールベースによつて幾可学的に決まる最小旋回半
径をあまり小さくできない。
このために、狭い道路を走行する時に急旋回走
行できない。
そこで、本考案は前述の問題点を解決できるよ
うにしたクレーン車両を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段及び作用 車体の前後部に前輪と後輪を上下揺動自在にそ
れぞれ設け、その車体の前後方向中央部に、踏面
体を水平方向及び上下方向に移動可能に備えたア
ウトリガを旋回可能に設けたクレーン車両であ
り、 これによつて、走行時にはアウトリガの踏面体
を車体幅内に格納して車両全幅を小さくできると
共に、アウトリガで車体を支持した状態で車体を
旋回することで前輪・後輪の向きを変えることが
できるから狭い道路で急旋回走行できる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図乃至第7図を
参照して説明する。
1はレボルビングフレームとしての車体であ
り、この車体1の下部にはスイングサークル2を
介してアウトリガ3が取付けてある。アウトリガ
3はアウトリガ本体4を備えており、アウトリガ
本体4にはスイングサークル2の切線方向に巴状
に4つのビームボツクス5が設けてあり、ビーム
ボツクス5内にはビーム6が出入れ可能に収容し
てある。ビーム6内にはスライドシリンダ7が収
納してあり、スライドシリンダ7の基端部はビー
ムボツクス5の底部のブラケツト8に連結ピン9
により連結されており、スライドシリンダ7のロ
ツド10はビーム6の先部に連結ピン11により
連結されている。ビーム6の先端部にはジヤツキ
シリンダ12が固設してあり、ジヤツキシリンダ
12のロツド13には踏面体14が取付けてあ
り、これらで接地部材Aを構成している。
車体1の前側左右には前側支持脚15が上下揺
動可能に取付けてあり、前側支持脚15は前輪5
2を備えた前輪構体16を支持している。車体1
の後側左右には後側支持脚17が上下揺動可能に
取付けてあり、後側支持脚17はそれぞれ独立し
て左右の後輪53を備えた後輪構体18を支持し
ている。
また車体1の前側部には前輪構体16の上下動
操作を行う一対の前側リフトシリンダ17′が設
けてあり、車体1の後側部にはそれぞれの後輪構
体18の上下動操作を行う一対の後側リフトシリ
ンダ19が設けてある。
前、後側リフトシリンダ17′,19は車輪上
下操作の他にサスペンシヨン機能をもつものであ
り、前側支持脚15と前側リフトシリンダ17′
とで前車軸懸架機構Dを構成しており、後側支持
脚17と後側リフトシリンダ19とで左右のそれ
ぞれ独立した後車軸懸架機構Eを構成している。
車体1には動力部20が設けてある。動力部2
0はエンジン21と動力取出部(PTO)22と
変速部23とを備えており、変速部23の出力軸
端は等速ジヨイント24を介して前輪構体16の
フロントアクスル25の入力軸端に連結してあ
る。
車体1にはブーム支持ブラケツト26が固設し
てあり、このブーム支持ブラケツト26にブーム
27の第1ブーム体28が軸ピン29により起伏
可能に取付けてある。また車体1にはブーム起伏
シリンダ30が揺動可能に取付けてあり、ブーム
起伏シリンダ30のロツド31は第1ブーム体2
8に設けたブラケツト31′にピン32で連結し
てある。
ブーム27は中折形であつて、基ブーム構体3
3に先ブーム構体34を折曲げ自在に連結して成
つている。
基ブーム構体33は第1、第2、第3ブーム体
28,35,36より成つていて第2、第3ブー
ム体35,36は第1ブーム体28に対して伸縮
動するものである。
先ブーム構体34は第4、第5、第6ブーム体
37,38,39より成つていて第5、第6ブー
ム体38,39は第4ブーム体37に対して伸縮
動するものである。
第3ブーム体36の先端部には支持ブラケツト
40が固設してあり、支持ブラケツト40に第4
ブーム体37の基端部がピン41で連結してあ
る。支持ブラケツト40にはリンク42の一端部
が連結してあり、また第4ブーム体37の基端部
にはリンク43の一端部が連結してあり、両リン
ク42,43のそれぞれの他端部はブームシリン
ダ44の基端部が連結してあり、ブームシリンダ
44のロツド45は第4ブーム体37に設けたブ
ラケツト46にピン47で連結してある。
先ブーム構体34の第6ブーム体39の先端部
にはシーブ48が設けてあり、シーブ48には吊
フツク49がワイヤ掛けしてあり、車体1には吊
フツク49のワイヤ巻上げ巻下げ用のウインチ5
0が設けてある。
51は運転室である。
次に作動を説明する。
クレーン車両の走行は、前側リフトシリンダ1
7′を伸長操作して前輪構体16の前輪52を接
地すると共に後側リフトシリンダ19を伸長操作
して後輪構体18の後輪53を接地し、エンジン
21の動力を変速部23、等速ジヨイント24を
介してフロントアクスル25に伝え前輪52を駆
動して行われる。
荷吊り作業については、まずビームシリンダ7
を伸長してビーム6をビームボツクス5より外方
に突出し、ジヤツキシリンダ12を伸長させて踏
面体14を接地させ、車体1を持上げて前、後輪
52,53を地面より浮上させる。
次に、前、後側リフトシリンダ17′,19を
縮小させて前、後側支持脚15,17を介して
前、後輪52,53を上昇しアウトリガ3の上面
より上方に格納する。
次に車体1内に設けられた旋回駆動機構(図示
せず)を駆動してスイングサークル2を介して車
体1と共にブーム27及び前、後車輪52,53
を旋回し、起伏シリンダ30を操作してブーム2
7を起しまたブームシリンダ44を操作して先ブ
ーム構体34を起して基、先ブーム構体33,3
4の第1〜第3、第4〜第6ブーム体28,3
5,36,37,38,39を伸長し、第1図に
示すように吊フツク49に掛けた荷Bの荷役作業
を行う。
また、信地旋回を行う場合は前、後輪構体1
6,18を上昇させたまゝで旋回駆動機構を駆動
させて行う。
考案の効果 アウトリガ本体4にビーム6を水平方向に移動
可能に設け、そのビーム6の先端に踏面板14を
上下方向に移動可能に設けてアウトリガ3としの
で、クレーン作業時にはビーム6を車体側方に突
出させて支持スパンを長くし車体1の安定性を向
上でき、走行時にはビーム6を車体1の幅内に格
納して車両全幅を小さくできるから狭い道路でも
走行できる。
また、車体1とアウトリガ3は相対的に旋回で
きると共に、車体1の前後部に前輪52と後輪5
3が上下揺動可能に設けてあるから、アウトリガ
アの踏面体14を接地させて車体1を支持したい
状態で前輪52、後輪53を路面より離隔させれ
ば車体1を旋回して前輪52、後輪53の向き
を、車体1に対する向きを変更せずに変更できる
ので、狭い道路で急旋回走行できると共に、通常
走行状態よりアウトリガ3の踏面体14を上下方
向に移動して車体1を旋回すれば良いからその操
作が簡単となり、クレーン作業時にはブーム27
の向きを変更できるばかりか、前輪52と後輪5
3を接地して車体1を支持した状態でアウトリガ
3を旋回できるから、車体1に対するアウトリガ
3の踏面体14の水平方向位置を任意に変更で
き、クレーン作業時に踏面体14を接地する際に
前述のようにしてアウトリガ3を旋回させること
で安定した地面に接地できる。
また、前輪52と後輪53は車体1の前部側と
後部側とに設けられ、アウトリガ3は車体1の前
後方向中央部に設けてあるから、前輪52と後輪
54間の距離を長くしてホイールベースを大きく
でき、安定して走行できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例のクレーン車両の斜視
図、第2図は同平面図、第3図は同側面図、第4
図は動力部を搭載した場合のクレーン車両の側面
図、第5図はアウトリガ装置の配置説明図、第6
図は同側面図、第7図は同一部断面した底面図で
ある。 1は車体、3はアウトリガ、16は前輪構体、
18は後輪構体、Dは前車軸懸架機構、Eは後車
軸懸架機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体1にクレーンを構成するブーム27を起伏
    自在に設け、その車体1の前側部に、前輪52を
    備えた前輪構体16を前車軸懸架機構Dにより上
    下揺動可能に懸架保持し、車体1の後側部に、後
    輪53を備えた後輪構体18を後車軸懸架機構E
    により上下揺動可能に懸架保持し、 前記車体1の前後方向中央部にアウトリガ本体
    4をスインングサークル2を介して水平方向に旋
    回可能に設けると共に、このアウトリガ本体4に
    複数のビーム6を水平方向に移動可能に設け、そ
    の各ビーム6の先端に踏面体14を上下方向に移
    動可能にそれぞれ設けてアウトリガ3としたこと
    を特徴とするクレーン車両。
JP1984144910U 1984-09-27 1984-09-27 Expired JPH0139637Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984144910U JPH0139637Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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JP1984144910U JPH0139637Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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Publication Number Publication Date
JPS6159451U JPS6159451U (ja) 1986-04-22
JPH0139637Y2 true JPH0139637Y2 (ja) 1989-11-28

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ID=30703172

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JP1984144910U Expired JPH0139637Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5340770A (en) * 1976-09-22 1978-04-13 Ihara Chem Ind Co Ltd Preparation of 3-amino-1,3-thiazolidine-2,4-dions and repellent against water organisms containing the same

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56143937U (ja) * 1980-04-01 1981-10-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5340770A (en) * 1976-09-22 1978-04-13 Ihara Chem Ind Co Ltd Preparation of 3-amino-1,3-thiazolidine-2,4-dions and repellent against water organisms containing the same

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JPS6159451U (ja) 1986-04-22

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