JPH0138691B2 - - Google Patents

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JPH0138691B2
JPH0138691B2 JP56015576A JP1557681A JPH0138691B2 JP H0138691 B2 JPH0138691 B2 JP H0138691B2 JP 56015576 A JP56015576 A JP 56015576A JP 1557681 A JP1557681 A JP 1557681A JP H0138691 B2 JPH0138691 B2 JP H0138691B2
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bed
latch
hinge
floor
pin
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JPS56120420A (en
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Uein Beirii Kurarensu
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Publication of JPH0138691B2 publication Critical patent/JPH0138691B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60PVEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
    • B60P1/00Vehicles predominantly for transporting loads and modified to facilitate loading, consolidating the load, or unloading
    • B60P1/04Vehicles predominantly for transporting loads and modified to facilitate loading, consolidating the load, or unloading with a tipping movement of load-transporting element
    • B60P1/16Vehicles predominantly for transporting loads and modified to facilitate loading, consolidating the load, or unloading with a tipping movement of load-transporting element actuated by fluid-operated mechanisms
    • B60P1/165Vehicles predominantly for transporting loads and modified to facilitate loading, consolidating the load, or unloading with a tipping movement of load-transporting element actuated by fluid-operated mechanisms tipping movement about a fore and aft axis

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Handcart (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一般的に、材料輸送車に関し、特
に、側方放出機能を備えた材料輸送車に関する。
あらゆる寸法の岩石、粗石および砕石のような
重量材料を輸送するための標準的なトラツク産業
においては、10年以上前にベーリー・エンジニア
リング・アンド・マニユフアクチユアリング・カ
ンパニーにより最初に導入された、無フレーム型
端部放出トレーラが備えられている。前記バーレ
ーの無フレーム型端部放出トレーラの変形例が、
米国特許第3844616号明細書に開示されている。
この型式のトレーラの無フレーム構造により、ト
レーラの自重が大きい減少されると共に、総車両
重量に関する40トンの法律上の制限内で、大量の
積荷を輸送することができる。一般に、これら無
フレーム型トレーラは約24フイートの長さと、8
フイートの幅と、約22.5トンの荷重容量を有す
る。
無フレーム型端部放出トレーラは道路、ダム、
提防等の建設に利用される重量材料を輸送するに
は、総体的には満足できる性能を有するが、材料
が別の位置たとえば土製ダムまたは提防の側部、
または道路側部の堀に散布または再配置する時、
荷重をトレーラの後方に放出しなければならない
ことが、時には欠点になる。そのような状態で
は、車両の側方へ荷重を放出できる荷重容量を有
する輸送装置を備えることが好ましい。
無フレーム型端部放出トレーラにおける別の良
く遭遇する欠点は、トレーラの車輪がトラツクの
車輪の跡を走行しないから、狭い曲がり道路床上
での作業にトレーラを利用できないことである。
したがつて、トラツク外に荷重を放出して、材料
を最終目的地へ移送するために、操作性の良好な
車両を利用する必要が生じる。これにより、しば
しば材料が無駄になり、事業の実質的なコストが
増加され、事業の完了が遅延する。
トラツク産業において、側方放出型材料輸送車
の必要性が、ある程度認識されてきた。これまで
設計された装置の一例としては、側方へ放出する
間、トラクタおよびトレーラの転倒を防止するた
めに、放出時の安定性をもたらすため、荷重が後
部トラツクタイヤとトレーラタイヤの間に保持さ
れている。この手法は、米国特許第2693531号明
細書、および米国特許第2848275号明細書に例示
されている。これらの特許明細書に開示されたト
レーラは、いずれかの側方へ選択的に放出できる
が、道路上で利用し、小荷重を近距離輸送するこ
とを目的としている。
他の側方放出型トレーラは、車輪上方位置のベ
ツドを備えるように設計されているが、重量のあ
るシヤーシとベツド構造体を利用しており、か
つ、荷重を積載されたトレーラの重心が、ベツド
のピボツト点の上方およびそれを越えて進行する
ことなく、全荷重を放出するためにベツドを水平
に対して十分な角度に達することができるよう
に、ベツドの側部ドアを利用している。この型式
の装置は米国特許第3240164号および第3316019号
(フラワー氏)明細書に例示されている。この装
置は荷重をいずれかの側方へ選択的に放出するこ
とができるが、輸送用ベツドおよびシヤーシの重
量は、総荷重容量を減少させることになる。さら
に、側部ドア機構により、実質的に装置の複雑性
とコストが増大される。
米国特許第3323838号(トラツコ氏)明細書も、
車輪の上方のシヤーシに取付けられた輸送ベツド
を備える、側方放出型車両を開示しているが、転
倒を防止するために同時に両側へ放出する、二つ
の別のベツドを利用している。さらに、各ベツド
は、荷重を受けたベツドの重心がピボツトピンの
上方を通過することなく、十分な放出角度を達成
するために、ベツドはそれぞれ一つの浅い側部を
備える。このベツド輪郭およびベツドの構造およ
びシヤーシの重量により、車両の荷重容量が制限
される。両側へ同時に放出する必要性は、車両の
一側の堀が充填されるような、車両の一側のみに
荷重を載置する必要がある事業においては、非常
に不利である。
これら従来の側方放出型装置はいずれも、改良
された追尾能力を備えたトレーラトラツク装置を
提供していず、いずれの装置も前述の無フレーム
型端部放出型装置の、荷重容量、および大きな荷
重容量を達成することはできない。
この発明の目的は、複動側方放出機能を有す
る、改良された材料輸送車を提供することであ
る。
この発明の別の目的は、無フレーム型端部放出
トレーラより大きい荷重容量を有すると共に、複
動側方放出機能を有する、材料輸送車を提供する
ことである。
この発明の別の目的は、側方放出機能および改
良された追尾能力を有する、材料輸送トレーラを
提供することである。
この発明の一つの特徴によれば、複動側方放出
機能を有する改良された材料輸送車は、無フレー
ム型材料収容ベツドを利用しており、前記ベツド
は床部と、それぞれ折り線部において床部の各端
部に交わると共に、垂直に対して所定の角度をな
すように、床部から角度をなして延びる一対の側
壁部と、一対の端壁部からなつている。輸送装置
がベツドを移送するために設けられると共に、少
なくとも一対の後部車輪と一対の前部車輪の上方
に保持されるシヤーシを含む。少なくとも一対の
ヒンジ取付け装置がベツドの両側に、通常なベツ
ドをシヤーシ上に保持すると共に、ベツドを前記
側部の一方へ回転軸心の回りで、選択的に傾動さ
せることができるように、配置されている。ホイ
スト装置がシヤーシおよびベツドに対して、ベツ
ドの中心線上で取付けられて、ベツドをヒンジ取
付け装置の選択された一方へ傾動させるべく、上
昇させるように設けられる。ベツドの輪郭および
ヒンジ取付け装置によりもたらされる回転軸線の
位置は、材料を積載された時のベツドが、ベツド
および荷重の重心が回転軸心上方およびそれを越
えて、ベツドの側壁部の一方が水平に対して、材
料をベツドから車輪間に放出することなく、かつ
輸送装置を転倒させることなく、完全に放出させ
るのに十分な角度をなす位置へ、通過するまで、
ホイスト装置により傾動されるような構造と配置
になつている。
この発明の好ましい実施例において、輸送装置
はシヤーシを備えたトロツコ型トレーラであり、
前記シヤーシはトラツクトラクタのフレームとト
レーラのフレーム上のボルスタ装置に、それぞれ
水平回転自在に取付けられる。別々の前部および
後部バンク装置を備えている。トロツコ型トレー
ラはさらにリーチを含み、前記リーチはトレーラ
フレームから前方へ延びると共に、トラツクトラ
クタの後部に連結される摺動ポール補償装置を備
えている。この実施例において、ベツドはそれぞ
れその端壁部の底部に取付けられる、一対の頂部
帽子体を備え、前部および後部バンク装置がそれ
ぞれ、頂部帽子体の一つに組合せ状態で係合する
形状を有する、底部帽子体を備える。さらに、ヒ
ンジ取付け装置が各バンク装置の各端部に位置し
て、ベツドが頂部帽子体上で前部および後部バン
ク装置間に懸架されており、トレーラはベツドに
より引かれると共に、リーチおよび補償装置によ
り操作されて、トラツクトラクタ車輪およびトレ
ーラ車輪間に、追尾・コーナリング作用がもたら
される。この型式の輸送装置はさらに、トラツク
トラクタおよびトレーラ組合せ体を、放出時の安
全係数を増大するため、放出される側と反対側に
ジヤツクナイフ形態をとることができる。
この発明の別の特徴によれば、側方放出機能お
よび改良された操作性を有する材料輸送車が、ト
ロツコ型トレーラを利用することにより提供さ
れ、前記トレーラはフレーム、前記フレームに取
付けられた少なくとも一対の車輪、車輪の上方で
フレームに取付けられたボルスタ装置、および前
記フレームから前方へ延び、かつ摺動ポール補償
装置が取付けられており、さらにトラツクトラク
タのフレームの後部に連結されるリーチを備えて
いる。一対のバンク装置が利用され、これらバン
ク装置はトレーラのボルスタ装置上、およびトラ
ツクトラクタのフレーム上のボルスタ装置上に、
水平回転自在に取付けられるようになつている。
材料収容ベツドが、ベツドをバンク装置上に懸架
状態で取付ける装置を共に設けられる。ヒンジ取
付け装置が、通常はベツドをバンク装置上に保持
し、かつその内容物を放出すべく前記ベツドを少
なくとも一側へ傾動させるように設けられる。ホ
イスト装置が各バンク装置およびベツドに取付け
られて、前記ベツドをヒンジ取付け装置上で傾動
すべく、上昇させるようになつている。この組合
わせにより、トレーラはベツドにより引かれ、か
つリーチおよび補償装置により操作されて、トラ
ツクおよびトレーラの追尾・コーナリング作用が
もたらされ、さらにトラツクおよびトレーラ組合
せ体が、放出時の安全係数を増大するため、ベツ
ドの放出側と反対側にジヤツクナイフ形態をとる
ことができる。
この発明の複動側方放出輸送車は、前述の無フ
レーム型後端部放出車、および前述の従来の側方
放出車の両方を越える多くの利点を有する。特別
の設計のベツド輪郭により、荷重を受けたベツド
の重心をピボツト点の上方に保持することがで
き、したがつて荷重は従来装置を複雑にすると共
にコストを増加する側部ゲートを必要としない
で、完全に放出される。この側方放出機能によ
り、輸送装置は静止時または荷重をトラツクの側
部に沿つて分配するために、低速で走行中に、い
ずれかの側方へ放出することができる。この特徴
は、堀に放出し、かつ一位置に多過ぎる材料を放
出、または地上に材料の一部を放出することによ
る材料の無駄を避ける時、特に重要である。後方
放出型車により交通が遮断されるような堀に材料
を放出す時、特に有用である。
トロツコ型トレーラに取付けられた無フレーム
型ベツドを利用することにより、側方放出機能に
よりホイールベースを長くできることにより、多
量の法律上規制された荷重を処理でき、かつ改良
された追尾性により、トレーラ・トラツク組合せ
体の操作性が改良される。この点により、この発
明の側方放出車が、他の端部放出型装置が接近で
きない領域で利用できる。ジヤツクナイフ型放出
位置で利用される場合は、ベツドの内容物は水平
地表上で側方へ放出され、その後トラツクおよび
トレーラは戻され、載積体の側方を牽引される。
これにより、タイヤを放出された材料上を走行さ
せることが避けられ、したがつてタイヤが材料内
のごみまたはスタツクにより損傷すること、ある
いは材料自体を汚染することが避けられる。
この発明の他の目的、特徴および利点は、図面
を参照した以下の詳細な説明から明らかであろ
う。
第1図はこの発明の好ましい実施例による、側
方放出型材料運搬車の主要要素の部分分解図であ
る。図示のように、主要要素は材料運搬ベツド1
0、前部および後部バンク(bunk)装置20,
30、および前記バンク装置20,30が取付け
られるシヤーシ装置の一部を形成する、トラツ
ク・トレーラボルスタ装置70,80を含む。ト
ラツクボルスタ装置70はトラクタ・トラツク1
00のフレーム110に取付けられ、トラツク車
輪105の上方を延びている。
トレーラボルスタ装置80はトロツコ型トレー
ラ130のフレーム140に取付けられ、トレー
ラ車輪135の上方に取付けられる。図示のよう
に、トラツクフレーム110のステインガ部分1
10Aは、後部トラツク車輪を越えて延びてい
る。リーチ(reach)150はトレーラフレーム
140からトラツクのステインガ110Aに向け
て前方へ延び、ステインガ110Aの後部へヒツ
チ160を介して、通常の方法で連結された摺動
ポール補償装置155を含む。
ベツド10の主要な特徴は、第4図に破線で示
す端面図と共に、第1図の側面図から解るであろ
う。図示のように、ベツド10は本質的に床部1
1、一対の側壁部12,13、一対の頂部レール
14、前部ヘツドボード15、および後部ヘツド
ボード16からなる。第4図に示すように、ベツ
ド10の床部11は、破断線12A,13Aにお
いて側壁部12,13に交わる楕円部を備える。
頂部レール14は箱状構造物からなり、かつ適当
な手段、たとえば溶接により側壁部12,13の
頂部へ固定される。前部ヘツドボード15と後部
ヘツドボード16はベツド10の端壁部を形成す
ると共に、溶接のような適当な手段により、ベツ
ド10の側壁部および床の端部に取付けられる。
好ましくは、ベツド10の床部11と二つの側壁
部12,13は、「T−1」スチールまたはその
同等物の連続シートから形成され、ベツド10の
全長は、最初にベツド輪郭に形成され、次いで相
互に溶接されるスチール板の別々の部分から形成
される。
図示のように、ベツド10は無フレームベツド
で、すなわち床および側壁のための支持構成要素
は存しない。楕円床部11と、側壁部12,13
が楕円床と交わる折り線部12A,12Bとは、
高い強度を有するベツドを提供しており、荷重を
受けて彎曲することなく、かつ十分にねじれ、か
つたわみを生じて、ベツドにクラツクの入ること
が防止される。ベツド10の特別の輪郭および寸
法は、側方放出型の特徴と共に後で議論するが、
そこではベツドの輪郭およびその他の設計形態に
より、トラツクおよびトレーラ組立体を転倒させ
ることなく、無フレームベツドが完全に荷の放出
を行なえる状態が説明される。
第1,4図に示すように、前部ヘツドボード斜
材17と後部ヘツドボール斜材18は、前部ヘツ
ドボード15と後部ヘツドボード16の頂部を補
強するために設けられ、そこにはホイスト装置6
0A,60Bが、ホイスト取付けブラケツトとピ
ン組立体65A,65Bとを介して、回転自在に
取付けられる。ホイスト装置60A,60Bは取
付けブラケツトおよびピン組立体66A,66B
を介して、バンク装置20,30に回転自在に取
付けられる。
第1図に示すように、前頂部帽子体19Aが前
部ヘツドボード15の底部でベツド10に取付け
られ、後頂部帽子体19Bが後部ヘツドボード1
6の底部で取付けられる。これら二つの頂部帽子
体19A,19Bはベツド10を、前部バンク装
置20と後部バンク装置30の間に懸架するため
に利用される。第8図を参照すると、頂部帽子体
19A,19Bが、前部および後部バンク装置2
0,30の一部を形成し、かつ頂部帽子体と組合
わされる底部帽子体上に載置される状態が示され
ている。前部および後部バンク装置は同一である
から、第8図により一方だけを説明することにす
る。第8図に示すように、前部バンク装置20は
本質的に底部帽子体21と、底部帽子体21を支
持すると共に、溶接のような手段で固定されるバ
ンク板22、からなつている。帽子体19Aはベ
ツド10の前部ヘツドボード15、およびベツド
10の床部11へ固定(たとえば溶接)される。
頂部帽子体19Aと底部帽子体21は共に、丸頂
部を有する総体的に逆V字形を有する。したがつ
て、組合わされた頂部帽子体19Aと底部帽子体
21Aは、バンク装置20,30間にベツド10
を懸架する手段を提供している。第8図はさら
に、前部バンク装置20がトラツクボルスタ装置
70に回転自在に取付けられる、台皿およびハブ
装置をも示している。同一の台皿およびハブ装置
が第1図に示すように、後部バンク装置30をト
レーラボルスタ装置80に取付けるために設けら
れる。この取付け装置は第8図に示すように、ト
ラツクボルスタ装置70に取付けられるハブ73
と、バンク板22の底部に取付けられる台皿23
を含む。ボルト・ナツト装置72が台皿23とハ
ブ73を相互に保持するために設けられる。台皿
23およびハブ73は、ハブ73が台皿23とそ
れに固定されたバンク装置を引張ることができ、
かつバンク装置20とボルスタ装置70間に回転
取付け状態が維持されるように、補完円周溝が設
けられる。後述のように、この回転自在な取付け
形態は、トラツクおよびトレーラの追尾型コーナ
リング作用が達成されるような、トロツコ型トレ
ーラを利用するこの発明の好ましい実施例全体に
わたつて、重要な特徴である。
再び第1図において、解除自在なヒンジ取付け
装置はヒンジサドル装置40A、ヒンジピン装置
40B、およびラツチ装置40Cからなると共
に、各前部および後部バンク装置20,30の両
端に設けられる。これら解除自在なヒンジ取付け
装置はベツド10を、トラツクとトレーラの組合
わせに次いで、その内容物を放出するためにいず
れかの側に、選択的に傾斜させることができる。
解除自在なヒンジ取付け装置はホイスト装置60
A,60Bと共働して、前記選択的複動側方放出
能力を達成することができる。
解除自在なヒンジ取付け装置の細部構造は第2
図に示す。第2図に示すように、ヒンジピン装置
40Bはヒンジピン・ブラケツト401とヒンジ
ピン402からなることが好ましい。ヒンジピ
ン・ブラケツト401はヒンジピン402を、ベ
ツド10の床部11に平行に取付ける。ヒンジピ
ン402の軸線は実質的にベツド10の側壁部1
1の平面に交差するか、さもなければ折り線部1
1A付近に位置決めされる。これにより回転軸線
は強度を有する点に位置され、この領域に最終的
にクラツクおよび構造破壊をもたらす作用が金属
構造物に働らく可能性が少なくなる。
さらに、ヒンジピン402の軸線即ち中心線
は、頂部帽子体19Aの底面の頂部が、底部帽子
体21の頂面の頂部に組合わされる点に、正確に
一致する。この位置は、ベツド10がヒンジピン
402上で回転を開始するとき、ベツド10の重
量が、最初に頂部および底部帽子体の端部に載る
のでなく、急速にヒンジサドル装置に移動される
ことが望ましいことから、重要な点である。
ヒンジピン・ブラケツト401は、ベツド10
の床部11に適当に取付けられる基部材403か
らなる。この取付けは溶接または他の適当な手段
により行なわれる。基部材403の半体はベツド
の床部および前部ヘツドボード15を越えて延
び、ヘツドボール斜材17の底部支持体を提供し
ている。一対のアーム404が基部材403に取
付けられ、垂直下方に延びている。アーム404
は、アーム404に形成された開口(図示しな
い)に取付けられたブツシング405を備える。
ヒンジピン402はブツシング405に受容され
て、ベツド10がヒンジピンの回りに傾動される
時、ヒンジブラケツト401がヒンジピン402
に対して回転するようにしている。
ヒンジサドル装置40Aは本質的に一対のサド
ルアーム410からなり、サドルアーム410は
適当な手段たとえば溶接により、バンク板22の
頂部に固定される。各ヒンジサドル・アーム41
0はヒンジピン402を受容する架台部411を
備える。一対のヒンジサドルひかえ板412が、
サドルアーム410の内面とラツチ取付けブラケ
ツト430の間に延びている。これらのひかえ板
は適当な手段たとえば溶接により、ヒンジサド
ル・アーム410およびラツチブラケツト430
に固定され、かつ適当な手段たとえば溶接によ
り、底部帽子体21の端部にも固定される。この
ようにして、ヒンジサドル・アームはバンク板2
2上に良好に支持され、ベツド10がヒンジピン
402上で回転する時、ベツド10の重量とその
内部の荷重の半分に耐えることができる。
ラツチ装置40Cは本質的にラツチブラケツト
430、ラツチフツク431、および空気作動ス
プリングブレーキ432からなる。特に、ラツチ
ブラケツト430は、適当な手段たとえば溶接に
よりバンク板22の頂部に取付けられる、二つの
支持アーム433を備える。ラツチフツク431
はラツチピン434を介して、ラツチブラケツト
430に回転自在に取付けられる。空気作動スプ
リングブレーキ432は第2図に435で示され
る、適当な取付け装置によりラツチブラケツト4
30、回転自在に取付けられる。スプリングブレ
ーキ432のアーム436は取付けブラケツト4
37を介して、ラツチフツク431の底部に固定
されると共に、ラツチフツク431を、第3図に
実線で示すラツチ位置と、第3図に破線で示すラ
ツチ解除位置の間を、移動させるようになつてい
る。停止ピン438がラツチフツクの後方移動を
制限するために、ラツチフツクの背部に取付けら
れる。図示のように、スプリングブレーキ432
の回転自在な取付け形態により、これがラツチフ
ツク431を回転させる際、少し回転することが
できる。ラツチフツク431がラツチ位置にある
際は、その頂端部のフツクはヒンジピン402を
包囲し、ベツド10が垂直に上昇されるのを防止
する。他方、ラツチフツク431が第3図に示す
位置(破線)にある時は、ベツド10の図示の隅
部が上昇される。ベツド10を第1図に示すホイ
スト装置により一側または他側へ、選択的に傾動
させることができるのは、前述の選択的なラツチ
装置によるものである。
第2図に示すようにフツク450が、ケーブル
451のループをバンク装置70に取付けるため
に、サドルアーム410の一側に取付けられる。
後部バンク装置のヒンジサドル・アームも、ケー
ブル451の他端を取付けるための同様のフツク
を備える。これらのケーブルは、複動側方放出型
トレーラが他側へ材料を放出する際に利用され、
その間トラツク及びトラツク及びトレーラは直線
上を移動し、従つて、バンク装置は実質的に整合
状態にあり、ベツドのヘツドボードの底部に取付
けられた頂部帽子体は下降して、バンク装置の底
部帽子体と実質的に組合わされる。バンク装置を
整列して保持するためにこのようなケーブルが利
用されない場合は、放出中のバンク装置の突き当
りにより、実質的な不整合状態がもたらされ、そ
れにより頂部帽子体の一方が対応する底部帽子体
と実質的に不整合の状態で、下降することにな
る。このような場合、頂部帽子体または底部帽子
体は、ある許容範囲のバンク位置においてのみ、
自己整合性をもたらすことができるものなので、
両要素の一方が破損する可能性がある。
ベツド10の床部の四つの隅部およびバンク装
置20,30の端部に設けられた、解除自在なヒ
ンジ取付け装置のこれまでの説明から、この発明
における選択的複動側方放出能力の達成形態が、
明らかであろう。第4図は、頂部帽子体19Aが
通常の荷重支持位置で、底部帽子体に載置された
ベツド10を示す。これは、トラツクおよびトレ
ーラが高速道路を走行中のベツドの位置である。
この時、解除自在なヒンジ取付け装置40の全ラ
ツチは、ラツチ位置にあり、ベツド10はバンク
装置20,30から上昇されないように機械的に
拘束されている。バンク板22の下側に固定され
頂部スキツド板24の底面と、ボルスタ装置の一
部である底部スキツド板71の頂面との間には、
少しの間隙が存する。高速道路を直線的に走行す
る間は、荷重重量は台皿23とハブ73上で支持
される。しかし、トラツク・トレーラ組合せ体が
曲がり、ベツドとバンク装置が一側に傾斜する
と、上部スキツド板と下部スキツド板の組せ体の
一方が相互に接続し、荷重重量の一部がスキツド
板を介して、ボルスタ装置へ伝達される。
こゝで、ベツドを選択的に一側方へ傾けて材料
を放出する装置の作動を説明することにする。ベ
ツドを第5図に示すように左方へ傾けて材料を放
出させる場合、ベツドの右側のヒンジ取付け装置
40のラツチフツク431は、これらラツチフツ
クに関連するスプリングブレーキ装置に空気を供
給することにより、ラツチ解除位置へ移動され
る。この操作が行なわれると、圧力流体が複動流
体圧ホイスト60Aの、下部流入ポート62と、
ベツドの他端の流体圧ホイストの対応下部ポート
へ供給される。ベツド内の荷重の重量はベツドの
前部と後部間に不均一に分配されているから、各
ホイストへ流入する圧力流体の量が同一となりか
つベツドの両端が重量配分に関係なく同一距離上
昇されるように、ホイスト60A,60Bの下部
流入ポート62への流体ライン(図示しない)
に、流体分割装置(図示しない)を使用する必要
がある。これが行なわれないと、ベツド内での不
均一な重量分配状態により、二つのホイストのピ
ストンの圧力差により、一方が他方より高く上昇
されてベツドが激しくねじられることになる。
圧力流体が下部ポート62へ供給されると、ピ
ストン61は徐々に押出される。最初は、これに
よりベツド10の両側が上昇される。しかし左側
はラツチされ、右側はラツチ解除状態にあるか
ら、ベツドの右側が上昇し、ベツドの左側はヒン
ジ取付け装置内に維持される。第2,4図に示す
ように、ヒンジピン402は通常は、ヒンジサド
ル・アームの架台部の底部には接触していない。
しかし、ベツドの右側がホイストにより上昇され
ると、左側ヒンジ装置に関連するピンが、サドル
アームの架台部に落下し、この位置で、ヒンジブ
ラケツトとこれに取付けられたブツシングは、ヒ
ンジピン402上でベツドと共に回転を始める。
この点において、ベツドは徐々に左回転軸線の回
りに回転するから、ベツドのほとんどの重量はヒ
ンジサドル・ブラケツトに載り、バンク板22と
上部スキツド板24を介して、ボルスタ装置70
へ伝達される。
ホイストがベツド10をさらに左側のピボツト
軸線を越えて傾動させ続けると、ベツドおよび荷
重の初期重心(CGとする)は、ピボツト軸線上
を垂直に通過し、或る点において、荷重の一部は
ベツド10から放出され始める。荷重を完全に放
出するために、全体荷重における始動時にベツド
の底部の上方、ほゞ17インチにあつた重心は、ヒ
ンジ取付け装置のピボツト軸線を越えて通過す
る。ヒンジ取付け装置の回転軸心の回りのベツド
の傾動は、ベツドの左側部分13が水平に対し
て、ほゞ45゜の角度をなすまで継続される。この
角度において、実質的にすべての種類の材料がベ
ツドから完全にすべり落ち、ベツドの内容物は完
全に放出されることになる。しかし、この点にお
いて、荷を部分的に放出したベツドの重心は、ヒ
ンジ取付け装置のピボツト軸線のかなり上方を通
過する。ベツド輪郭の設計を注意深く行ない、か
つベツドのピボツト軸線の位置を、ヒンジ取付け
装置上の最適位置に置かないと、ベツドとその荷
重の重力中心がピボツト点のかなり上方を通過す
るようなベツドの傾動により、トラツクおよびト
レーラがベツドと共に転倒する可能性が生じる。
しかし、図示の型式の低輪郭で無フレーム型ベツ
ドを利用し、ベツドのピボツト点を適切に配置す
ることにより、すなわちヒンジ取付け装置を適切
に配置することにより、ベツドは、トラツクまた
はトレーラのタイヤに接触することなく、かつ平
地上でトラツクおよびトレーラと共に転倒するこ
となく、ベツドの放出側壁部が45゜の放出角度を
達成して、完全に荷重を放出できる。
荷重が放出された後のベツドの重心が、ヒンジ
取付け装置のピボツト点を依然として通過するか
ら、ホイスト60Aは、ベツド10をその正常輸
送位置へ引き戻すことができるように、複動型ホ
イストでなければならない。そのため、圧力流体
がホイストの上部ポート63へポンプ給送され、
下部ポート62から押出されて、ピストン61は
ホイスト内に戻され、ベツド10は第4図に示す
正常輸送位置へ戻るべく回転される。頂部帽子体
および底部帽子体を逆V字状に設計することによ
り、ベツドがバンク装置に対して自動調心性を有
する特徴が得られる。したがつて、正常状態にお
いて頂部帽子体19Aは底部帽子体21上の整合
位置に載置される。場合により、ベツドの非放出
側において、ヒンジピンがヒンジサドルに十分に
載置されないことが起こる。その場合は、ヒンジ
ピンをサドル内に着座させるために、ベツドを前
後に少し押すべくトレーラのブレーキを利用す
る。ヒンジピンが完全にサドル内に着座したら、
操作者は前部および後部バンク装置の右側の空気
作動スプリングブレーキから、空気を除去するこ
とができ、それによりラツチフツクは再びヒンジ
ピンに係合して、ベツドをバンク装置上に固定保
持できる。ベツド10を他側へ放出する場合は、
これまでの説明の逆を行なえばよい。
第6,7図は、トロツコ型トレーラが利用され
た場合の、この発明の複動側方放出車の、追尾・
コーナリング作用を示す。第6図はトラツク・ト
レーラ組合せ体が直線上を走行する場合を示して
おり、この場合トラツク車輪105とトレーラ車
輪135は一直線上にあり、かつトレーラフレー
ム140から前方へ延びるリーチ150は、実質
的にトラツク100の中心線と一直線になつてい
る。第6図はA−フレーム構造体としての、トラ
ツクの後部上のステインガ110Aを示してお
り、これはコーナリング時にトラツクおよびトレ
ーラの組合せ体が占める、全道路幅を最小にする
ために好ましいものである。ステインガ110A
は、トラツクが他の輸送目的のために利用できる
ようにするためには、取はずし自在にトラツクの
フレーム110に取付けられる。
第7図は、トラツク100がトレーラを操作す
べく、ジヤツクナイフ型位置でコーナリングまた
は後進する時の、トラツク・トレーラを組合せ体
を示している。第7図にすように、破線で示すベ
ツド10は水平位置に保持されるが、トラツク1
00とトレーラ130は相当な角度をなしてい
る。この状態は、トラツクおよびトレーラのボル
スタ装置に取付けられた、回転自在なバンク装置
により達成される。トラツク100がコーナリン
グまたは後進型操作において回転されるとき、前
方バンク装置20と後方バンク装置30との間の
距離、及び前方ボルスタ装置70と後方ボルスタ
装置80との間の距離は夫々同一に保持されるし
かし、トラツクのステインガ110Aは、トラツ
クフレームと、リーチと、補償装置がベツドの中
心線を有する三角形を形成して、トロツコ型トレ
ーラ130上の車輪が、トラツク・トレーラ組合
せ体がコーナリングを行なう際、トラツクの車輪
105の跡を移動するような位置へ、リーチ15
0と摺動ポール補償装置155を引張るようにな
つている。三角形の二辺の全長は、ベツド長さの
斜辺より長いから、摺動ポール補償装置155は
トラツク100がコーナを進行する際、リーチ1
50から引出される。したがつて、トレーラおよ
びステインガ110Aおよびリーチ150を引張
る、前部および後部バンク装置上にベツドが懸架
され、摺動ポール補償装置155はトレーラ13
0を、単に追尾状態で操作するだけである。トレ
ーラ車輪がトラツク車輪に正確に従動する範囲
は、ベツドの前部とステインガの端部の相対距
離、およびベツドの後部とリーチの端部との距離
により調整できる。一般に安定性に関しては、ト
レーラ車輪がトラツク車輪に正確に従動しない
で、少し内側を走行することが好ましい。トラツ
クとトレーラの間の追尾・コーナリング作用によ
り、トロツコ型トレーラを利用する全輸送装置
は、固定した組のトレーラ車輪を利用し、かつ通
常の種類の第5車輪装置におけるように、トラツ
クのボルスタに一つのピボツト点だけしか備えて
いない、同様の長さのトラツク・トレーラ組合せ
体より、操作性がかなり良好である。この付加的
な操作性は、操作性を犠性にしないで長尺ベツド
を利用でき、かつ多量の荷重を輸送でき、さら
に、多量の荷重の輸送において実際に良好な操作
性を得られるという点で、非常に重要な点であ
る。
第9,10図は、前記バンク装置を回転自在に
取付ける、別の第5車輪型取付けるための装置を
示す。基本的には図示の取付け装置は標準型第5
車輪型取付け装置であり、上部第5車輪板200
と下部第5車輪板210を含む。この発明を利用
するため、下部第5車輪板210は、ブロツク装
置220により適所に保持され又は動かないよう
に固定されるバンク装置20Aと、これに設けら
れた解除自在なヒンジ取付け装置40の一部が、
上部第5車輪板200に取付けられる。前部バン
ク装置20の中心線は、キングピン205の中心
線に一致する。知られるように、キングピン20
5は下部第5車輪板のラツチ開口装置に受容され
て、キングピンと上部第5車輪板が、下部第5車
輪板210に対して回転できるようになつてい
る。バンク装置20Aは少し異なるスキツド板装
置を備え、スキツド板24Aが延長脚部24Bに
取付けられている。この構成は、下部第5車輪板
の頂部が、第1図および8図に示す構造のボルス
タ装置により、トラツクフレームより高くに存す
ることから、重要なことである。したがつて、上
部スキツド板24Aは、下部スキツド板71Aに
対して適切な位置にあるように、バンク板22の
相当下方へ延びなければならない。
第5車輪取付け装置に対して、下部スキツド板
71Aは第10図に示す輪郭にすることが好まし
い。それぞれ第6図のボルスタ装置70,80上
に示されるスキツド板71と、第10図に示され
るスキツド板輪郭71Aは、上部および下部スキ
ツド板が、トラツクおよびトレーラ上のボルスタ
装置の、バンク装置に対する角度に関係なく、実
質的に完全な係合面を有するように設計される。
第4図において説明したように、荷を特定の側へ
放出している間、ベツドの重量は、スキツド板を
介して、ボルスタ装置またはトラツクフレームへ
伝達される。トラツクは放出時はジヤツクナイフ
型にあるから、上部スキツド板の一部に荷重が
かゝるのを避けるため、上部スキツド板が完全に
下部スキツド板上に載置されることが重要であ
る。
第11図はベツド10の輪郭寸法を示すもの
で、ヒンジピンおよび寸法の、頂部および底部帽
子体に対する実際の位置、およびバンク板22か
ら地表までの距離を示している。図示のように、
ベツドの頂部の地表からの全高は、ほゞ96インチ
である。ベツドの中心線での深さは、3フイート
より少し大きく、頂部におけるベツドの全幅は8
フイートより少し小さい。
このベツド輪郭または形状とヒンジ取付け装置
とは、下記の要件を満たすように設計された: 1 ベツド容量が最少20立方ヤード。
2 法律上の高速道路/橋総重量が最大40トン。
3 法律上の高速道路幅が最大8フイート 4 ベツド側方への放出角度が、最小45゜。
5 側方への放出は中央ホイストによる。
6 ほとんどの前部積載装置に適合するため、ベ
ツド高が最大96インチ。
7 ベツドから離れない硬化コンクリートをベツ
ドから全部放出する最悪条件の場合における、
トラツクおよびトレーラの転倒に対する最大安
全係数が2。
ベツド自身の重量を最小にするため、無フレー
ム型断面形状が、ベツドに選択されている。横負
荷および長手方向ねじれに対して良好な構造強度
をもたらすため、床部と平坦側部の間にほゞ66゜
の折り角度を有する、屈曲楕円床部が選択されて
いる。ベツド長は本質的に高速道路および橋法に
より示され、たとえばカリホルニアにおいては、
外側車軸群間に36フイートを要求している。トラ
ニオン一車軸寸法を考慮して、最小ベツド長は33
フイートに設定された。
最適積載強度の総体的なベツド輪郭を決定して
から、ヒンジピンの軸線の最適位置を決定しなけ
ればならない。この最適位置を得るため、幾つか
のフアクターを考慮しなければならない: 1 ヒンジピン位置を車輌の中心線方向に移動さ
せるとき、ベツドはタイヤに邪魔されることな
く、45゜の放出角度を達成できるためには、ベ
ツドを車輪より上方へ高く上昇させなければな
らない。これにより、荷重を放出中のトラツク
およびトレーラに作用する転倒トルクが増大
し、放出時の安全係数が減少しまたはなくな
る。
2 ヒンジピン位置は車輌の中心線から外方へ移
動させるとき、ピンは低位置に存することがで
きずが、ヒンジ軸線が中心線から外へ離れすぎ
た位置にあると、再度転倒トルクが不安全にな
大きさまで増大する。さらに、法律上の96イン
チ幅規制により、ヒンジピン軸線の外方への移
動フアクターが制限される。
3 別のフアクターはベツドの平坦上側部の角度
である。側部角度が垂直に接近すると、ベツド
の重心は必要な放出角度を得るためには、ヒン
ピン軸線を大きく越えて回転させなければなら
ない。逆に、平坦な側部角度がより水平に近づ
くと、ベツドの容量は96インチ幅という法律上
の規制により、非常に小さくなつてしまう。
4 強度の点からの最良の設計構造は、放出ピン
中心線を、ベツドの楕円床部と平坦側部との折
り線部に、非常に近接させて位置させることに
より達成される。
これらのすべてのフアクターを考慮して、最適
のベツド輪郭と最適のヒンジピン位置が、ベツド
輪郭とピン位置との縮尺モデルおよび計算を利用
して、注意深いトライアル・アンド・エラーの手
法により決定される。もちろん、トラツクおよび
トレーラの重量がベツドおよび荷重に対して増大
すれば、側方放出時の安全係数を十分に取る点の
困難性は減少される。この発明の原理を利用する
ことにより、可能な最悪条件下でトラクタおよび
トレーラを転倒させることなく、重心をヒンジ取
付け装置のピボツト軸心上方において、荷重を完
全に放出することができる。高荷重性側方放出車
を設計することが可能である。この発明の好まし
い実施例の特定の場合において、ベツドが空のベ
ツド自体の重量が約3トンで、25トンの荷重を輸
送するために設計された。これにより、トラツク
およびトレーラ自体の重量として、20トンが残さ
れる。明らかなように、ベツドと荷重の全重量
は、トラツクおよびトレーラの重量の、2:1.5
の割合になつている。これにもかゝわらず、最悪
条件下で安全係数2で、ベツドを完全に放出でき
るベツド輪郭とヒンジピン軸線位置を、設計する
ことができる。リーチおよび摺動ポール補償装置
と共にトロツコ型トレーラ利用することにより、
荷重をベツドから放出する際の安全係数をさらに
増大するように、放出側と反対側へトラツクとト
レーラがジヤツクナイフ型になることができる。
これは、ベツド内の材料が、水平でなく、トラツ
クおよびトレーラの荷重放出側で下方へ傾斜して
いる地表に放出する際、特に有用である。その結
果、トロツコ型トレーラおよびトラツク組合せ体
により、実質的にあらゆる条件下で安全に荷重を
放出することができる。
この発明の基本的な原理は、複動側方放出型ベ
ツド、および取付け装置、およびトロツコ型トレ
ーラおよびトラツク組合せ体に関連して、これま
で説明してきたが、この発明の原理を種々変更し
て利用することも可能である。たとえば、第12
図に示すように、ベツド310はトロツコ型トレ
ーラおよびトラツク組合せ体の代りに、平坦床ト
ラツクシヤーシ300上に取付けることができ
る。シヤーシ300は平坦床トラツクシヤーシ、
平坦床トレーラシヤーシ、または鉄道車両シヤー
シとすることが可能である。第1図に示す複動ホ
イスト装置が平坦床シヤーシに利用できるが、第
12図に示すように、ベツドの中央バルブ370
内でベツド310とシヤーシ300の間に取付け
られた、単一の入れ子式ホイスト360を利用す
ることが好ましい。これは、ホイストをシヤーシ
に対して回転自在に取付ける下部ホイスト取付け
ブラケツト366と、ホイストのピストンをベツ
ド310へ回転自在に取付ける上部ホイストブラ
ケツト365により達成される。荷重を受けたベ
ツドの応力を、その側壁に沿つて分布させるた
め、ベツド310の二つの側部の各々に応力板3
75を利用することができる。ホイスト360は
放出時に必要な位置へ自由に旋動できるようにす
るため、ベツドの床の中央部に切除された適当な
寸法のスロツト380を通して、延長している。
他のすべての点に関して、バンク装置および解除
自在なヒンジ取付け装置は、第1〜3図に示すも
のと同一である。
第12図に示す平坦な床部取付構造において
は、更に、平坦な床部型トレーラ又は鉄道車輌の
シヤツシ内の縦孔内に配置されており、また材料
輸送床の底部に取付けたピストンを備えているホ
イストを利用することもできる。
明らかなように、トロツコ型トレーラおよびト
ラツク装置は、任意の型式の単動または複動側方
放出装置、および任意の型式のベツド設計形態を
含む、任意の型式の側方放出型ベツドおよびヒン
ジ取付け装置に利用することができる。明らかな
ように、種々の解除自在なヒンジ取付け装置を利
用でき、また第2,3図に示す特定の装置は、こ
の発明の複動側方放出型装置に対して、解除自在
なヒンジ取付け装置をもたらす一実施例にすぎな
い。また、たとえば、他側へ放出するために、一
側のヒンジ装置からヒンジピンが除去できる、通
常のドア型ヒンジ装置を利用することもできる。
ピンの除去は手動または自動的に行なわれる。
頂部および底部帽子体装置に関しても、種々の
形態をとることができる。たとえば、頂部および
底部帽子体は本質的に半円形状、あるいは放物線
または双曲線形状にすることができる。
これまでの説明から明らかなように、開示した
実施例に限定されるものではなく、この発明の範
囲内において種々の修正が可能であることが、明
らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の複動側方放出型トラクタ・
トレーラ組合せ体の一部分解側立面図、第2図は
この発明の側方放出型トレーラ用、バンク装置お
よび解除自在なヒンジ取付け装置の拡大側立面
図、第3図はこの発明の解除自在なヒンジ取付け
装置の一部破断側立面図、第4図はベツドが正常
輸送位置にあるこの発明の複動側方放出型トレー
ラ装置の後端面図、第5図はベツドが放出位置に
あるこの発明の複動側方放出型トレーラ装置の後
端面図、第6図は直線道路を走行時にトラツクお
よびトレーラが相互に整合した状態にあることを
示す、第1図の6−6線に沿うトラツク・トレー
ラ組合せ体の断面図、第7図はコーナリングおよ
びジヤツクナイフ型位置にある時の、トラツク・
トレーラ組合せ体の平面図、第8図は第4図の8
−8線に沿う部分断面図、第9図はこの発明に利
用するのに有用な第5車輪型取付け装置の側立面
図、第10図は第9図の10−10線に沿う、第
5車輪型取付け装置の頂平面図、第11図は最適
のベツド輪郭とヒンジピン位置を決定する相対寸
法を示す、第1図の11−11線に沿うベツド輪
郭断面図、第12図は別のシヤーシおよびホイス
トの取付け装置を示す立面図である。 10……ベツド、11……床部、12,13…
…側壁部、12A,13A……折り線部、40
A,40B,40C……ヒンジ取付け装置、60
A……ホイスト装置、100……輸送装置、10
5,135……車輪。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 床部と、それぞれ前記床部の各端部と折り線
    部において交差すると共に、垂直に対して所定の
    角度をなすように前記床部から角度をなして延び
    る一対の側壁部と、一対の端壁部とからなる、材
    料を収容する無フレーム型ベツドと、 前記ベツドを輸送すべく、少なくとも一対の後
    部車輪と一対の前部車輪との上方に支持されるよ
    うになつているシヤーシを含む輸送装置と、 前記ベツドの両側に配置されていて、通常は前
    記ベツドを前記シヤーシ上に保持し、かつ回転軸
    線の回りで前記両側の一方へ前記ベツドを選択的
    に傾動できるようにするための少なくとも一対の
    ヒンジ取付け装置と、 前記ベツドの中心線において、前記シヤーシお
    よびベツドに取付けられていて、前記ヒンジ取付
    け装置のうちの選択された一方の上で、前記ベツ
    ドを傾動させるべく前記ベツドを上昇させるため
    のホイスト装置と、 前記ヒンジ取付け装置の各々は、その回転軸線
    が前記折り線部のうちの関連する方のものの近く
    の所定位置にあるように配置され、かつ、前記ベ
    ツドの前記床部の幅と、前記ベツドの前記側壁部
    の角度と、前記車輪の頂部から上方への前記回転
    軸線の高さとが、前記ベツドの全幅と全深さと材
    料を積載した際の前記ベツドの予想重心と、前記
    輸送装置の重量とに従つて、前記重心が前記回転
    軸線上方およびそれを越えて、前記側壁部の一方
    が水平に対して、前記材料を前記車輪間へ放出す
    ることなく、かつ前記輸送装置を転倒させること
    なく、前記材料を完全に放出させるに十分な角度
    をなす位置まで、前記ベツドを前記ホイストによ
    り傾動できるように予め選択され、 前記ベツドの前記床部および前記側壁部が、連
    続シート材料から形成され、前記床部が左右対称
    の幾何学的曲線形状からなる輪郭を有し、前記側
    壁部が実質的に直線状で、前記折り線部から離れ
    る方向へ延び、それによつて荷重状態での座屈を
    排除するのに十分な長手方向強度を有すると共
    に、クラツクが入ることなくベツドのねじれを可
    能ならしめるのに十分な可撓性を有し、無フレー
    ム式に懸架可能なベツドが形成され、 前記ベツドの床部の前記輪郭が楕円の一部から
    なり、一対の前記ヒンジ取付け装置が前記ベツド
    の各側で前記床部のかど部に配置され、前記ヒン
    ジ取付装置の各々は、前記ベツドの前記床部に取
    付けられたヒンジピン装置と、前記シヤーシに
    各々取付けられたヒンジサドルとラツチ装置とを
    備え、前記ヒンジピン装置がヒンジピンブラケツ
    トを含み、前記ヒンジピンブラケツトは前記ベツ
    ドの床部に固定されて、概略的に見て前記ベツド
    の関連する側壁部の平面と交差する回転軸線を画
    定すべくヒンジピンを床部に平行に、かつ床部か
    ら少しの距離に取付けており、前記ヒンジサドル
    は前記ピンを架台支持する少なくとも一対のサド
    ルアームを含み、前記ラツチ装置は前記シヤーシ
    に固定されるラツチブラケツトを含み、前記ラツ
    チブラケツトに回転自在に取付けられたラツチフ
    ツクが、前記ピンを前記サドルアームに保持する
    係合ラツチフツク位置と、前記ピンが前記サドル
    アームから上昇される非係合ラツチフツク位置と
    画定するようになつており、前記ラツチフツクを
    前記係合および非係合位置間を選択的に移動する
    装置が設けられ、 前記輸送装置が、シヤーシとリーチとを備えた
    トロツコ型トレーラであつて、該シヤーシはトラ
    ツクトラクタのフレーム上で分離されて水平回転
    自在に取付けられた前部および後部バンク装置を
    備え、前記リーチは前記トレーラフレームから前
    方へ延びており、摺動ポール補償装置を備え、か
    つ前記トラツクトラクタのフレームのステインガ
    部分の後部に連結されるようになつており、 前記ベツドが、それぞれ前記端壁部の一方の底
    部に取付けられた一対の頂部帽子体を備え、 前記前部および後部バンク装置の各々が、前記
    頂部帽子体の一つと組合せ係合されるように形作
    られた底部帽子体を備えており、 前記ヒンジ取付け装置が前記各バンク装置の各
    端部に位置決めされ、それによつて前記ベツドが
    前記頂部帽子体上で、前記前部および後部バンク
    装置間に懸架され、前記トレーラは前記ベツドに
    より引張られ、前記リーチおよび補償装置により
    操作されて、前記トラツクトラクタと前記トレー
    ラの間に追尾・コーナリング作用をもたらすと共
    に、前記トラツクトラクタとトレーラとの組合せ
    体が、材料放出時の安全係数を増大すべく、放出
    される側と反対側にジヤツクナイフ形態をとるこ
    とができるようにしたことを特徴とする複動側方
    放出型材料輸送車。 2 前記前部バンク装置がその下側の中央位置に
    固定された、中央配置の台皿を備え、前記台皿が
    前記トラツクトラクタのフレームに取付けられた
    ボルスタ装置上に支持されたハブに取付けられ、
    前記後部バンク装置がその下側の中央位置に固定
    された台皿を備え、該台皿が前記トレーラフレー
    ム上の前記ボルスタ装置に固定されたハブに取付
    けられるようになつている、特許請求の範囲第1
    項記載の輸送車。 3 前記前部バンク装置がトラツクトレーラの第
    5車輪取付け装置の、上部第5車輪板に取付けら
    れると共に、前記上部第5車輪板のキングピン上
    に中心を有し、前記上部第5車輪板とキングピン
    とが、トラツクトラクタのフレームに固定された
    固定下部第5車輪板に連結されるようになつてお
    り、前記後部バンク装置が前記バンク装置の下側
    の中央部に固定された台皿を含み、前記台皿が前
    記トレーラフレームの前記ボルスタ装置に固定さ
    れた、ハブに取付けられるようになつている、特
    許請求の範囲第1項記載の輸送車。 4 前記ホイスト装置が前記ベツドの各端部に取
    付けられた複動型ホイストであり、前記ホイスト
    の各シリンダの底端部が、前記台皿に固定された
    ブラケツトに回転自在に取付けられ、前記ピスト
    ンの頂端部が前記ベツドの関連端部壁に固定され
    たブラケツトに、回転自在に取付けられる、特許
    請求の範囲第2項に記載の輸送車。 5 前記頂部帽子体および底部帽子体がそれぞ
    れ、逆V字形輪郭を有すると共に、補完組合せ頂
    面および底面と、総体的に丸い頂部をそれぞれ備
    えており、前記底部帽子体は前記底部帽子体の端
    部を越えて延びるバンク板に取付けられ、前記ヒ
    ンジ取付け装置の各々が、前記ベツドの底部の前
    記かど部に取付けられたヒンジピン装置と、前記
    バンク板に夫々取付けられたヒンジサドルとヒン
    ジラツチ装置とを備えており、前記ヒンジピン装
    置は前記ベツドの底部に固定されたヒンジピンブ
    ラケツトを含み、前記ブラケツトは、前記ベツド
    の関連側部の平面とほぼ交差する回転軸線を画成
    するように前記ヒンジピンを前記底部に平行に、
    かつそこから少しの距離に取付けており、前記ヒ
    ンジサドルは、前記バンク板に固定されると共に
    前記ピンを架台支持する、少なくとも一対のサド
    ルアームを含み、前記ラツチが前記バンク板に取
    付けられたラツチブラケツトを含み、ラツチフツ
    クが、前記ピンを前記サドルアームに保持する係
    合ラツチフツク位置と、前記ピンが前記サドルア
    ームから上昇される非係合ラツチフツク位置とを
    もたらすように、前記ラツチブラケツトに回転自
    在に取付けられ、前記ラツチフツクを前記係合位
    置および非係合位置間を、選択的に移動させる装
    置が設けられた特許請求の範囲第1項記載の輸送
    車。 6 前記ヒンジピン装置がさらに一対のブツシン
    グを含み、前記ブツシングが前記ヒンジピンブラ
    ケツトに取付けられると共に、前記ピンを受容し
    て、前記ベツドが前記ピンにより画成された軸線
    の回りに傾動される時、前記ヒンジピンブラケツ
    トおよびブツシングが前記ピンに対して回転する
    ようになつており、前記ヒンジピンブラケツトお
    よびブツシングは、前記ヒンジピンを水平位置に
    支持すると共に、その中心線を実質的に、前記頂
    部帽子体の底面と前記底部帽子体の頂面との共通
    頂点と一致させるようにし、前記ピンは、前記頂
    部帽子体が前記底部帽子体上に載置される時は、
    前記ピンの底面が前記サドルアームの係合面から
    隔置されるような直径を有し、前記ラツチフツク
    を選択的に移動する前記装置が、空気作動スプリ
    ングブレーキ装置からなり、前記スプリングブレ
    ーキ装置が、前記底部帽子体の下側に延びる前記
    ラツチブラケツトの一部に回転自在に取付けら
    れ、かつ前記ラツチフツクを前記係合位置および
    非係合位置間を自動的に移動させるように、前記
    ラツチフツクに連結されている、特許請求の範囲
    第5項に記載の輸送車。 7 前記ベツドの前記床部および側壁部が、所定
    輪郭に形成されて互に溶接された複数の連続シー
    ト材料から形成され、前記床部は楕円の一部分か
    らなる輪郭を有するように形成され、かつ前記側
    壁部は、実質的に直線状で、側壁が前記楕円の一
    部分の各端部と交差する前記折り線部から離れる
    方向へと延びており、前記ベツドが約244cm(8
    フイート)の全幅と、約91.5cm(3フイート)の
    総深さと、約1006.5cm(33フイート)の全長を有
    し、前記床部分が前記ベツドの全幅の約2/3に延
    びており、中央バフルが、前記ベツドの前記端壁
    部間のほぼ中間に取付けられると共に、前記ベツ
    ドの輪郭に実質的に対応する輪郭を有し、前記バ
    フルは、前記ベツドの前記側部および前記底部に
    固定されて、前記ベツドの底部床の中央部の引張
    り応力を緩和すると共に、前記応力を側壁へ分配
    させ、同時に前記ベツドに材料が積載された時、
    前記側壁が引張られることを排除するようになつ
    ている、特許請求の範囲第1〜6項のいずれか一
    項に記載の輸送車。 8 フレームと、前記フレームに取付けられた少
    なくとも一対の車輪と、前記車輪の上方で前記フ
    レームに取付けられたボルスタ装置と、摺動ポー
    ル補償装置を取付けられると共に、トラツクトラ
    クタのフレームの後部に連結される、前記フレー
    ムから前方へ延びるリーチとを備えたトロツコ型
    トレーラと、 前記トレーラ上の前記ボルスタ装置および前記
    トラツクトラクタのフレームに設けられたボルス
    タ装置に、水平回転自在に取付けられる一対のバ
    ンク装置と、 ベツド自体を前記バンク装置に懸架状態に取付
    ける装置を含む材料収容ベツドと、 通常は前記ベツドを前記バンク装置上に保持す
    ると共に、前記ベツドの内容物を放出すべく、前
    記ベツドを少なくとも一側へ傾動させることを可
    能にするためのヒンジ取付け装置と、 前記各バンク装置に取付けられて、前記ベツド
    を前記ヒンジ取付け装置の一方上で傾動させるべ
    く前記ベツドを上昇させるホイスト装置と、から
    なり、 それによつて、前記トレーラが前記ベツドによ
    り引張られると共に、前記リーチおよび補償装置
    により操作されて、前記トレーラの追尾・コーナ
    リング作用をもたらされると共に、前記トラツク
    およびトレーラ組合せ体が、材料放出中の安全係
    数を増大させるため、前記ベツドの放出側と反対
    側にジヤツクナイフ形態にされるようになつた、
    側方放出型材料輸送車。 9 前記材料収容ベツドが無フレーム型ベツドで
    あつて、床部と、一対の側壁部であつて、それぞ
    れ前記床部の端部と折り線部において交差すると
    共に、垂直に対して所定角度を形成するように前
    記床部から離れる方へ角度をなして延びる一対の
    側壁部と、一対の端壁部とからなつており、前記
    ヒンジ取付け装置が前記バンク装置の各々の端部
    に配置され、前記ベツドが、前記ホイスト装置に
    より、回転軸線の回りに前記両側の一方へ選択的
    に傾動させられることができ、前記各ヒンジ取付
    け装置は、その回転軸線が前記ベツドの前記折り
    線部のうちの関連する一方のものの付近の所定位
    置に存するように位置決めされ、前記ベツドの前
    記床部の幅と、前記ベツドの前記側壁部の角度
    と、前記トレーラおよび前記トラツクの車輪の頂
    部から上方への前記回転軸線の高さとは、前記ベ
    ツドの全幅および全深さと、材料が積載された時
    の前記ベツドの予想重心と、前記トラツクトラク
    タおよびトレーラの重量とに従つて、前記重心が
    前記回転軸線上方およびそれを越えて、前記側壁
    の一方が水平に対して、前記材料を前記車輪間へ
    放出することなく、かつジコツクナイフ形態をと
    らずに放出する場合でも、前記トラツクおよびト
    レーラを転倒させることなく、完全に前記ベツド
    から材料を放出するに十分な角度をなすまで、前
    記ホイストにより前記ベツドを傾動させうるよう
    に予じめ選択された特許請求の範囲第8項に記載
    の輸送車。 10 前記ベツドの前記床部および前記側壁部が
    連続シート材料から形成され、前記床部が左右対
    称の幾何学的曲線形状からなる輪郭に形成され、
    前記側壁部が実質的に直線状で、前記折り線部か
    ら延びて、それによつて、荷重下で座屈すること
    のない十分な長手方向強度を有すると共に、クラ
    ツクを生じないでベツドをねじることができる十
    分な可撓性を備え、かつ前記バンク装置間に懸架
    されるベツドを形成している、特許請求の範囲第
    9項に記載の輸送車。 11 前記ベツドを前記バンク装置上に懸架状態
    で取付ける前記装置が、前記ベツドの前記各端壁
    部の底部に取付けられた頂部帽子体を備え、前記
    バンク装置の各々が、前記頂部帽子体の一つに対
    して組合せ状態で係合する形状を有する底部帽子
    体を含み、一対の前記ヒンジ取付け装置が、前記
    組合された頂部帽子体および底部帽子体の各端部
    に配置され、前記各ヒンジ取付け装置は、前記ベ
    ツドの前記底部に取付けられたヒンジピン装置、
    および前記バンク装置の端部にそれぞれ取付けら
    れたヒンジサドルとラツチ装置を備えており、前
    記ヒンジピン装置がヒンジピンブラケツトを含
    み、前記ブラケツトは、前記ベツドの前記床部に
    固定されていて、前記ベツドの関連側部の平面と
    ほぼ交差する回転軸線を画成するようにヒンジピ
    ンを床部に平行に、かつそこから小距離に取付け
    てあり、前記ヒンジサドルは前記ピンを架台支持
    する、少なくとも一対のサドルアームを含み、前
    記ラツチ装置が前記バンク装置に固定されたラツ
    チブラケツトを含み、前記、ピンを前記サドルア
    ームに保持する係合ラツチフツク位置と、前記ピ
    ンが前記サドルアームから上昇されうる非係合ラ
    ツチフツク位置を画成するように、前記ラツチブ
    ラケツトに回転自在に取付けられたラツチフツク
    と、前記ラツチフツクを前記係合位置と非係合位
    置との間を、選択的に移動させる装置が設けられ
    た、特許請求の範囲第10項に記載の輸送車。 12 前記頂部帽子体および前記底部帽子体がそ
    れぞれ、補完する組合せ頂面および底面を有する
    逆V字形輪郭を有すると共に、総体的に丸い頂部
    が各々に設けられ、前記底部帽子体が前記底部帽
    子体の端部を越えて延びるバンク板に取付けら
    れ、前記ヒンジピン装置はさらに一対のブツシン
    グを含み、前記ブツシングは前記ヒンジピンブラ
    ケツトに取付けられると共に、前記ピンを受容し
    て、前記ベツドが前記ピンにより画成された軸線
    の回りに傾動される時、前記ヒンジピンブラケツ
    トおよびブツシングが前記ピンに対して回転する
    ようになつており、前記ヒンジピンブラケツトお
    よびブツシングは前記ヒンジピンを水平位置に支
    持すると共に、その中心線は、前記頂部帽子体の
    底面と前記底部帽子体の頂面との共通頂点と実質
    的に一致しており、前記ピンは、前記頂部帽子体
    が前記底部帽子体上に載置される時、前記ピンの
    底面が前記サドルアームの組合せ面から隔置され
    るような直径を有し、前記ラツチフツクを選択的
    に移動させる前記装置が空気作動スプリングブレ
    ーキを備え、前記ブレーキは前記底部帽子体の下
    側に延びる前記ラツチブラケツトの一部に回転自
    在に取付けられと共に、前記ラツチフツクが前記
    係合位置と非係合位置との間を自動的に移動する
    ように、前記ラツチフツクに連結されている、特
    許請求の範囲第11項に記載の輸送車。 13 前記ベツドの前記床部および側壁部が、所
    定輪郭に形成され相互に溶接された複数の連続シ
    ート材料から形成され、前記床部は楕円の一部分
    からなる輪郭を有し、かつ前記側壁部が実質的に
    直線状で、これが前記楕円の部分の各端と交差す
    る前記折り線部から離れる方へ延びており、前記
    ベツドが約244cm(8フイート)の全幅と、約
    91.5cm(3フイート)の総深さと、約1006.5cm
    (33フイート)の全長を有し、前記床部は前記ベ
    ツドの全幅の約2/3にわたつて延びており、バフ
    ルが前記ベツドの前記端壁部間のほぼ中間に取付
    けられて、前記ベツドの輪郭に実質的に対応する
    輪郭を有しており、前記バフルは前記ベツドの前
    記側部および前記底部に固定されて、前記ベツド
    の底床の中央部の引張り応力を緩和すると共に、
    前記応力を側壁に分配すると共に、前記ベツドに
    材料を積載した時、前記側壁が引張られることを
    排除するようにした、特許請求の範囲第9〜12
    項のいずれか一項に記載の輸送車。 14 床部と、それぞれ前記床部の各端と折り線
    部において交差すると共に、垂直に対して所定角
    度をなすように、前記床部から角度をなして延び
    る一対の側壁部と、一対の端壁部とからなる無フ
    レーム型材料収容ベツドと、 前記ベツドを輸送すると共に、少なくとも一対
    の後部車輪と一対の前部車輪との上方に支持され
    るようになつているシヤーシを含む輸送装置と、 前記ベツドの両側に配置されていて、通常は前
    記ベツドを前記シヤーシ上に保持し、かつ前記ベ
    ツドを回転軸線の周りで、前記側部の一方へ選択
    的に傾動させることを可能とする少なくとも一対
    のヒンジ取付け装置と、 前記シヤーシおよび前記ベツドに対して、前記
    ベツドの中心線上で取付けられていて、前記ベツ
    ドを前記ヒンジ取付け装置のうちの選択された一
    方において傾動させるべく、前記ベツドを上昇さ
    せるホイスト装置と、を備え、 前記ベツドの輪郭および前記回転軸線の位置
    は、前記ベツドが荷重を受けた時、前記側壁部の
    一方が、前記ベツドから前記材料を前記車輪間に
    放出することなく、かつ前記輸送装置を転倒させ
    ることなく、完全に放出するのに十分な水平から
    の角度に達する位置へ、前記ベツドおよび荷重の
    重心が、前記回転軸線上方、およびそれを越えて
    通過するまで前記ホイスト装置により傾動される
    ような輪郭にされ、かつ位置決めされ、 前記ベツドの前記床部および前記側壁部が、連
    続シート材料から形成され、前記床部が左右対称
    の幾何学的曲線形状からなる輪郭を有し、前記側
    壁部が実質的に直線上で、前記折り線部から離れ
    る方向へ延び、それによつて荷重状態での座屈を
    排除するのに十分な長手方向強度を有すると共
    に、クラツクが入ることなくベツドのねじれを可
    能ならしめるのに十分な可撓性を有し、無フレー
    ム式に懸架可能なベツドが形成され、 前記ベツドの床部の前記輪郭が楕円の一部から
    なり、一対の前記ヒンジ取付け装置が前記ベツド
    の各側で前記床部のかど部に配置され、前記ヒン
    ジ取付装置の各々は、前記ベツドの前記床部に取
    付けられたヒンジピン装置と、前記シヤーシに
    各々取付けられたヒンジサドルとラツチ装置とを
    備え、前記ヒンジピン装置がヒンジピンブラケツ
    トを含み、前記ヒンジピンブラケツトは前記ベツ
    ドの床部に固定されて、概略的に見て前記ベツド
    の関連側壁部の平面と交差する回転軸線を画定す
    べくヒンジピンを床部に平行に、かつ床部から少
    しの距離に取付けており、前記ヒンジサドルは前
    記ピンを架台支持する少なくとも一対のサドルア
    ームを含み、前記ラツチ装置は前記シヤーシに固
    定されるラツチブラケツトを含み、前記ラツチブ
    ラケツトに回転自在に取付けられたラツチフツク
    が、前記ピンを前記サドルアームに保持する係合
    ラツチフツク位置と、前記ピンが前記サドルアー
    ムから上昇される非係合ラツチフツク位置とを画
    定するようになつており、前記ラツチフツクを前
    記係合および非係合位置間を選択的に移動する装
    置が設けられ、 前記輸送装置が、シヤーシとリーチとを備えた
    トロツコ型トレーラであつて、該シヤーシはトラ
    ツクトラクタのフレーム上で分離されて水平回転
    自在に取付けられた別々の前部および後部バンク
    装置を備え、前記リーチは前記トレーラフレーム
    から前方へ延びており、摺動ポール補償装置を備
    え、かつ、前記補償装置は前記トラツクトラクタ
    のフレームのステインガ部分の後部に連結される
    ようになつており、 前記ベツドが、それぞれ前記端壁部の一方の底
    部に取付けられた一対の頂部帽子体を備え、 前記前部および後部バンク装置の各々が、前記
    頂部帽子体の一つと組合せ係合されるように形作
    られた底部帽子体を備えており、前記ヒンジ取付
    け装置が前記各バンク装置の各端部に位置決めさ
    れ、それによつて前記ベツドが前記頂部帽子体上
    で、前記前部および後部バンク装置間に懸架さ
    れ、前記トレーラは前記ベツドにより引張られ、
    前記リーチおよび補償装置により操作されて、前
    記トラツクトラクタと前記トレーラの間に追尾・
    コーナリング作用をもたらすと共に、前記トラツ
    クトラクタとトレーラとの組合せ体が、材料放出
    時の安全係数を増大すべく、放出される側と反対
    側にジヤツクナイフ形態をとるこができるように
    し、前記ベツドの輪郭および前記回転軸線の位置
    は、前記ベツドが荷重を受けた時、前記側壁部の
    一方が、前記ベツドから前記材料を前記車輪間に
    放出することなく、かつ前記輸送装置を転倒させ
    ることなく、完全に放出するのに十分な水平から
    の角度に達する位置へ、前記ベツドおよび荷重の
    重心が、前記回転軸線上方およびそれを越えて通
    過するまで前記ホイスト装置により傾動されるよ
    うな輪部および位置としたことを特徴とする複動
    側方放出型材料輸送車。
JP1557681A 1980-02-04 1981-02-04 Side discharging type material transport vehicle Granted JPS56120420A (en)

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