JPH0137764Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137764Y2 JPH0137764Y2 JP245683U JP245683U JPH0137764Y2 JP H0137764 Y2 JPH0137764 Y2 JP H0137764Y2 JP 245683 U JP245683 U JP 245683U JP 245683 U JP245683 U JP 245683U JP H0137764 Y2 JPH0137764 Y2 JP H0137764Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- head
- holder
- shaft
- coupling head
- Prior art date
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Links
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 36
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 36
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 12
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000009471 action Effects 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、圧延機におけるカツプリングヘツ
ドの支承装置に関する。
ドの支承装置に関する。
従来から垂直又は水平式の圧延機においてはピ
ニオンスタンドからロール側に動力を伝達するの
に、スリツパー型又はギア型さらにはヨーク型な
どのユニバーサル型スピンドルが使用され、この
場合スピンドルは、駆動スピンドル軸と、それに
屈折式に連結されたカツプリングヘツドとでもつ
て構成され、このカツプリングヘツドにギア又は
スリツパー等の伝動部を介して動力の伝達がなさ
れると共にロール間隙の調整をここで吸収し自在
化している。
ニオンスタンドからロール側に動力を伝達するの
に、スリツパー型又はギア型さらにはヨーク型な
どのユニバーサル型スピンドルが使用され、この
場合スピンドルは、駆動スピンドル軸と、それに
屈折式に連結されたカツプリングヘツドとでもつ
て構成され、このカツプリングヘツドにギア又は
スリツパー等の伝動部を介して動力の伝達がなさ
れると共にロール間隙の調整をここで吸収し自在
化している。
こうしたカツプリングヘツドはロール側に対し
挿抜自在に構成されこれがロール又はロールユニ
ツト交換時に有効な訳であるが、該ヘツドは動力
伝達のためスピンドル軸に角度変更可能なもとに
あるから前記交換時の抜脱によりヘツドが首垂れ
現象を呈するのが一般的である。
挿抜自在に構成されこれがロール又はロールユニ
ツト交換時に有効な訳であるが、該ヘツドは動力
伝達のためスピンドル軸に角度変更可能なもとに
あるから前記交換時の抜脱によりヘツドが首垂れ
現象を呈するのが一般的である。
そのことに鑑みてカツプリングヘツドをスピン
ドルサポートで囲繞式に受担し、そのサポートを
介して螺子式等でロール軸端と芯合わせする方式
も一般に採用されてはいるものの、特に水平ロー
ル型式においてはスピンドルだけでなく、スピン
ドルサポートを含めた可成りの重量分をハンドル
など入力によつてレベル合わせする必要があるた
め労力・時間共に大変であり、またサポートを囲
繞して対処するためレベル合わせ後には、そのサ
ポートをカツプリングヘツドからj離脱させる手
数も必要となつていたのである。またこうした方
式を垂直と水平の両方式圧延機に夫々適用してみ
るとその各特質からみて構造的に別異なものとな
る不都合があつた。
ドルサポートで囲繞式に受担し、そのサポートを
介して螺子式等でロール軸端と芯合わせする方式
も一般に採用されてはいるものの、特に水平ロー
ル型式においてはスピンドルだけでなく、スピン
ドルサポートを含めた可成りの重量分をハンドル
など入力によつてレベル合わせする必要があるた
め労力・時間共に大変であり、またサポートを囲
繞して対処するためレベル合わせ後には、そのサ
ポートをカツプリングヘツドからj離脱させる手
数も必要となつていたのである。またこうした方
式を垂直と水平の両方式圧延機に夫々適用してみ
るとその各特質からみて構造的に別異なものとな
る不都合があつた。
この考案はこうした観点からなされたものであ
り、ここに目的とする処は、前記挿抜時にカツプ
リングヘツドを自動的に保持又は解除できるよう
にして保持等の諸作業を省力化すると共に、ロー
ル組替時間の短縮等を企図した圧延機におけるカ
ツプリングヘツドの支承装置を提供するにあり、
従つてここに特徴とする処は、ロール駆動のため
の駆動スピンドル軸のロール側の一端に、スリツ
パー型又はギア型等の伝動部を介してカツプリン
グヘツドを連結し、該ヘツドが、互いに接近調整
可能に支承されたロール又はロール軸側の連動軸
端部に挿抜自在な関係で連結された水平又は垂直
型式の圧延機において、前記カツプリングヘツド
の外周囲に、軸方向に進退自在なる関係のヘツド
ホルダーを配し、該ホルダーをロール又はロール
軸の方向に弾発付勢するホルダ嵌装付勢手段を配
し、且つヘツドホルダーの内周とカツプリングヘ
ツドの外周間には、連動軸端部のカツプリングヘ
ツドに対する抜脱によるヘツドホルダーの軸方向
への弾発的移動にて相互に嵌入するテーパー又は
スプライン等で成る相対嵌着部が備えられると共
に、前記ロール側にはヘツドホルダーをホルダ嵌
装付勢手段に抗して駆動スピンドル軸側に復帰誘
導する押進部が、またヘツドホルダー側には該押
進部に当接する押進受部が備えられ、且つロール
又はロール軸側と、ヘツドホルダとの間には、カ
ツプリングヘツドと連動軸端部とを互いに同芯関
係に誘導する調芯案内手段が構成されている点に
ある。
り、ここに目的とする処は、前記挿抜時にカツプ
リングヘツドを自動的に保持又は解除できるよう
にして保持等の諸作業を省力化すると共に、ロー
ル組替時間の短縮等を企図した圧延機におけるカ
ツプリングヘツドの支承装置を提供するにあり、
従つてここに特徴とする処は、ロール駆動のため
の駆動スピンドル軸のロール側の一端に、スリツ
パー型又はギア型等の伝動部を介してカツプリン
グヘツドを連結し、該ヘツドが、互いに接近調整
可能に支承されたロール又はロール軸側の連動軸
端部に挿抜自在な関係で連結された水平又は垂直
型式の圧延機において、前記カツプリングヘツド
の外周囲に、軸方向に進退自在なる関係のヘツド
ホルダーを配し、該ホルダーをロール又はロール
軸の方向に弾発付勢するホルダ嵌装付勢手段を配
し、且つヘツドホルダーの内周とカツプリングヘ
ツドの外周間には、連動軸端部のカツプリングヘ
ツドに対する抜脱によるヘツドホルダーの軸方向
への弾発的移動にて相互に嵌入するテーパー又は
スプライン等で成る相対嵌着部が備えられると共
に、前記ロール側にはヘツドホルダーをホルダ嵌
装付勢手段に抗して駆動スピンドル軸側に復帰誘
導する押進部が、またヘツドホルダー側には該押
進部に当接する押進受部が備えられ、且つロール
又はロール軸側と、ヘツドホルダとの間には、カ
ツプリングヘツドと連動軸端部とを互いに同芯関
係に誘導する調芯案内手段が構成されている点に
ある。
以下、図示した実施例を参照してこの考案内容
を説明する。
を説明する。
第1図乃至第4図はブロツクミル方式の要部を
示し、水平片持ロール型式のものを偏心スリーブ
方式によつてロール間隙の調整をなすものを例示
したものである。
示し、水平片持ロール型式のものを偏心スリーブ
方式によつてロール間隙の調整をなすものを例示
したものである。
1はスピンドルケーシングで、このケーシング
1は軸受端板2と軸受中間板3並びに外周の周部
ケーシング体4と接結端板5とを有する。
1は軸受端板2と軸受中間板3並びに外周の周部
ケーシング体4と接結端板5とを有する。
6はこのスピンドルケーシング1に対し脱着可
能としたロールユニツトケーシングで、その一端
には接結端板5に対接するロツク受板7が、また
他端には軸受端板8が配置され、それらの間に周
部ケーシング体9を備えてロールユニツトのケー
シングを構成する。
能としたロールユニツトケーシングで、その一端
には接結端板5に対接するロツク受板7が、また
他端には軸受端板8が配置され、それらの間に周
部ケーシング体9を備えてロールユニツトのケー
シングを構成する。
10は、スピンドルケーシング1の内部一端に
対設した2組のロツクレバーで、これらはロツク
シリンダ11を介してロツク受板7のロツク溝1
2,12に係脱自在に応動される。
対設した2組のロツクレバーで、これらはロツク
シリンダ11を介してロツク受板7のロツク溝1
2,12に係脱自在に応動される。
13,13はロツク受板7と軸受端板8との間
に回動調整されるべく上下の関係で装架された筒
型軸受ハウジングで、その外周部に夫々形成した
従動側のドリブンギア14にその一側のドライブ
ギア15,15が咬合し、これによつてその軸中
心に夫々内嵌したロール軸16,16がその偏心
嵌合を介して応動され片持式の一対のロール1
7,17間の隙間を調整するものとされている。
に回動調整されるべく上下の関係で装架された筒
型軸受ハウジングで、その外周部に夫々形成した
従動側のドリブンギア14にその一側のドライブ
ギア15,15が咬合し、これによつてその軸中
心に夫々内嵌したロール軸16,16がその偏心
嵌合を介して応動され片持式の一対のロール1
7,17間の隙間を調整するものとされている。
こうしたものでは各ロール軸16の反ロール側
の一端に、雄型スプライン18を外周に形成した
連動軸端部19が形成され、また軸受ハウジング
13はロールユニツトケーシング6に対し固定抜
止め板20を介して常に軸方向に抜け止めされつ
つ回動される態勢のもとに止着されている。
の一端に、雄型スプライン18を外周に形成した
連動軸端部19が形成され、また軸受ハウジング
13はロールユニツトケーシング6に対し固定抜
止め板20を介して常に軸方向に抜け止めされつ
つ回動される態勢のもとに止着されている。
一方スピンドルケーシング1においては、軸受
端板2と軸受中間板3とに夫々上下の関係をなす
ベアリング21……が嵌装され、その下部一対に
対し駆動スピンドル軸22を、また上部一対に対
しては連動ギア23を支架させてある。
端板2と軸受中間板3とに夫々上下の関係をなす
ベアリング21……が嵌装され、その下部一対に
対し駆動スピンドル軸22を、また上部一対に対
しては連動ギア23を支架させてある。
下部の駆動スピンドル軸22は図示省略された
駆動系にて回転連動されるのであり、これに伴な
つて同スピンドル軸22の外周に設けた駆動ギア
24が連動ギア23を応動する。これら各ギア2
3,24の回動につれて軸受中間板3に支承した
同芯回転型の水平カツプリング25が備えられ、
その一端内周に形成した内スピンドルギア26に
角度可変方式の外スピンドルギア27をもつ第1
ギアカツプリング28を咬合して成り、この第1
ギアカツプリング28の中心軸として可動スピン
ドル軸29を構成してあり、また該軸29の他端
に第2ギアカツプリング30を装着し、その外ス
ピンドルギア27(伝動部)に内スピンドルギア
26(伝動部)が咬合すべくカツプリングヘツド
31を備えてあり、このヘツド31の内周の雌型
スプライン32が前記雄型スプライン18に挿抜
自在に嵌合する関係となつている。この場合、両
スプライン18,32の端部は開拡又は先細状を
なし互いに円滑に嵌合するようにしてある。
駆動系にて回転連動されるのであり、これに伴な
つて同スピンドル軸22の外周に設けた駆動ギア
24が連動ギア23を応動する。これら各ギア2
3,24の回動につれて軸受中間板3に支承した
同芯回転型の水平カツプリング25が備えられ、
その一端内周に形成した内スピンドルギア26に
角度可変方式の外スピンドルギア27をもつ第1
ギアカツプリング28を咬合して成り、この第1
ギアカツプリング28の中心軸として可動スピン
ドル軸29を構成してあり、また該軸29の他端
に第2ギアカツプリング30を装着し、その外ス
ピンドルギア27(伝動部)に内スピンドルギア
26(伝動部)が咬合すべくカツプリングヘツド
31を備えてあり、このヘツド31の内周の雌型
スプライン32が前記雄型スプライン18に挿抜
自在に嵌合する関係となつている。この場合、両
スプライン18,32の端部は開拡又は先細状を
なし互いに円滑に嵌合するようにしてある。
これら嵌合関係は上下共に全く同様な構成とな
つている。
つている。
こうした構成をとる片持ロールであるが、特に
ここにおいては次の如き支承装置を構成し上記目
的を達成すべく工夫してある。
ここにおいては次の如き支承装置を構成し上記目
的を達成すべく工夫してある。
つまり、33,33は、カツプリングヘツド3
1,31の各外周囲に配備したバランス用の受担
枠で第3図のように上端又は下端を切欠状にした
環筒体で成りこの各受担枠33,33は、第2図
の如く軸受中間板3の上部4点と下部4点に基端
ベアリング34を介して支承した偏心軸35…
に、先端ベアリング36と各4個所の支持アーム
37…とを介して偏心揺動自在に支持され、この
偏心軸35…が一定の偏心軌道に誘導規制するよ
うに設定されている。
1,31の各外周囲に配備したバランス用の受担
枠で第3図のように上端又は下端を切欠状にした
環筒体で成りこの各受担枠33,33は、第2図
の如く軸受中間板3の上部4点と下部4点に基端
ベアリング34を介して支承した偏心軸35…
に、先端ベアリング36と各4個所の支持アーム
37…とを介して偏心揺動自在に支持され、この
偏心軸35…が一定の偏心軌道に誘導規制するよ
うに設定されている。
これら上下の受担枠33,33はその外周の水
平方向2個所に腕38,38を有し、その各腕3
8,38の先端を第3図の如く夫々A,B,C,
Dと仮定することにより、スピンドルケーシング
1の内部4点に固設した張架ホイール39のバラ
ンス連動体40,40の夫々に次の要領で連結さ
れる。つまり一方のワイヤロープであるバランス
連動体40にはA点とB点とが連結され、他のバ
ランス連動体40に対してはCとD点が夫々連結
され、この関係から上下の受担枠33並びに後述
する被支承メンバーがロール軸抜脱時から挿入時
に至る間においてバランシングするように構成さ
れている。こうしたバランシングは第4図に示す
如く、バランシング用の弾引装置41,41をも
介してなされこの点については後述する。
平方向2個所に腕38,38を有し、その各腕3
8,38の先端を第3図の如く夫々A,B,C,
Dと仮定することにより、スピンドルケーシング
1の内部4点に固設した張架ホイール39のバラ
ンス連動体40,40の夫々に次の要領で連結さ
れる。つまり一方のワイヤロープであるバランス
連動体40にはA点とB点とが連結され、他のバ
ランス連動体40に対してはCとD点が夫々連結
され、この関係から上下の受担枠33並びに後述
する被支承メンバーがロール軸抜脱時から挿入時
に至る間においてバランシングするように構成さ
れている。こうしたバランシングは第4図に示す
如く、バランシング用の弾引装置41,41をも
介してなされこの点については後述する。
こうしたバランス保持方式をとる受担枠33,
33の内周に、略筒型をなすヘツドホルダー42
を夫々進退自在に嵌装しそのストロークをプラグ
43とストツパ溝44とによつて規定すると共
に、同ホルダー42によつて一時的にカツプリン
グヘツド31,31を受担させるべく構成した処
に特徴がある。
33の内周に、略筒型をなすヘツドホルダー42
を夫々進退自在に嵌装しそのストロークをプラグ
43とストツパ溝44とによつて規定すると共
に、同ホルダー42によつて一時的にカツプリン
グヘツド31,31を受担させるべく構成した処
に特徴がある。
その特徴点を詳しく説明すると、45はカツプ
リングヘツド31の外周にテーパ状をなして突設
された内周側嵌着部、46はヘツドホルダー42
の内周に同様の形状をなして凹設された外周側嵌
着部で、これら相互は、第1図の状態では強制的
に離間されている。この離間保持手段は、軸受ハ
ウジング13,13の一端に突設した押進部47
と、これに相対すべくヘツドホルダー42内周に
突設した押進受部(フランジ)48との押進構造
にて構成される。この場合押進部47と押進受部
48の各先端にはテーパ状をなす調芯案内手段4
9,50が形成され、後述するようにカツプリン
グヘツド31とロール軸16とを同芯関係に誘導
制御するように構成されている。
リングヘツド31の外周にテーパ状をなして突設
された内周側嵌着部、46はヘツドホルダー42
の内周に同様の形状をなして凹設された外周側嵌
着部で、これら相互は、第1図の状態では強制的
に離間されている。この離間保持手段は、軸受ハ
ウジング13,13の一端に突設した押進部47
と、これに相対すべくヘツドホルダー42内周に
突設した押進受部(フランジ)48との押進構造
にて構成される。この場合押進部47と押進受部
48の各先端にはテーパ状をなす調芯案内手段4
9,50が形成され、後述するようにカツプリン
グヘツド31とロール軸16とを同芯関係に誘導
制御するように構成されている。
このように離間して駆動されるが、ロール軸1
6を抜脱した場合には次のように自動弾発手段に
よるがヘツドホルダー42がカツプリングヘツド
31側をそのままの水平姿勢に保持する。
6を抜脱した場合には次のように自動弾発手段に
よるがヘツドホルダー42がカツプリングヘツド
31側をそのままの水平姿勢に保持する。
それは、第2図に詳しく示されているようにヘ
ツドホルダー42の一端に突設したバネ受フラン
ジ51と前記腕38…との間に備えたコイルバネ
型のホルダ嵌装付勢手段52によつて構成され、
この場合軸方向前後に一対のバネ座金53を備え
その間にコイルバネ54を圧接して成る。従つて
このバネ54は、押進部47の抜脱に応じてヘツ
ドホルダー42をロール方向に弾発応動すること
によつて前記テーパ結合をさせヘツド31側を受
担するのである。尚ヘツドホルダー42の外周に
は内ブラケツト55が第2・第4図の如く突設さ
れ、それにピン56を介して前記弾引装置41が
連結されており、この弾引装置41は第4図の如
く枢支ピン57とバネホルダー58並びに圧縮バ
ネ59と弾引軸60とから成り、前記偏心軸35
…を介して全体的に偏心応動する受担枠33,3
3がロール抜脱時に夫々偏心死点態勢となるの
を、この弾引機能をもつてして両死点間の中央位
置にまで自動呼込みすることにより受担枠33,
33のロール挿入時における誘導案内を軽快かつ
円滑にすべく工夫されている。
ツドホルダー42の一端に突設したバネ受フラン
ジ51と前記腕38…との間に備えたコイルバネ
型のホルダ嵌装付勢手段52によつて構成され、
この場合軸方向前後に一対のバネ座金53を備え
その間にコイルバネ54を圧接して成る。従つて
このバネ54は、押進部47の抜脱に応じてヘツ
ドホルダー42をロール方向に弾発応動すること
によつて前記テーパ結合をさせヘツド31側を受
担するのである。尚ヘツドホルダー42の外周に
は内ブラケツト55が第2・第4図の如く突設さ
れ、それにピン56を介して前記弾引装置41が
連結されており、この弾引装置41は第4図の如
く枢支ピン57とバネホルダー58並びに圧縮バ
ネ59と弾引軸60とから成り、前記偏心軸35
…を介して全体的に偏心応動する受担枠33,3
3がロール抜脱時に夫々偏心死点態勢となるの
を、この弾引機能をもつてして両死点間の中央位
置にまで自動呼込みすることにより受担枠33,
33のロール挿入時における誘導案内を軽快かつ
円滑にすべく工夫されている。
従つて上記構成においては、ロツクシリンダ1
1によりロツクレバー10を解放しロールユニツ
トがスピンドルケーシング1から分離可能な態勢
となり、クレーン又は他の組替装置をもつてして
分離作業がなされる。
1によりロツクレバー10を解放しロールユニツ
トがスピンドルケーシング1から分離可能な態勢
となり、クレーン又は他の組替装置をもつてして
分離作業がなされる。
まず分離が始まると、カツプリングヘツド31
内から連動軸端部19が抜脱し始め、それに伴な
つて押進部47も後退するので、コイルバネ54
で第1図左方向に弾発されたヘツドホルダー42
は追従して左方向に応動し、一定量進むと内周側
嵌着部45に外周側嵌着部46がテーパ嵌合す
る。これは受担枠33内をヘツドホルダー42が
摺動することによつて確実に案内されるものであ
り、これによつてカツプリングヘツド31は水平
で原姿勢のまま保持されることとなる。勿論同ヘ
ツド31の他にヘツド31から駆動スピンドル軸
22手前に至るメンバーがこれによつて同時に保
持される。
内から連動軸端部19が抜脱し始め、それに伴な
つて押進部47も後退するので、コイルバネ54
で第1図左方向に弾発されたヘツドホルダー42
は追従して左方向に応動し、一定量進むと内周側
嵌着部45に外周側嵌着部46がテーパ嵌合す
る。これは受担枠33内をヘツドホルダー42が
摺動することによつて確実に案内されるものであ
り、これによつてカツプリングヘツド31は水平
で原姿勢のまま保持されることとなる。勿論同ヘ
ツド31の他にヘツド31から駆動スピンドル軸
22手前に至るメンバーがこれによつて同時に保
持される。
こうした保持状態に於いては、上記バランシン
グ作用と弾引による呼込み作用とが働き原姿勢を
保持するのであり、つまり、前記バランス連動体
40による上下間のバランシングと、前記弾引装
置41による同心復帰作用とによつて遂行され
る。
グ作用と弾引による呼込み作用とが働き原姿勢を
保持するのであり、つまり、前記バランス連動体
40による上下間のバランシングと、前記弾引装
置41による同心復帰作用とによつて遂行され
る。
こうして抜脱前後を通じて原姿勢が最適に保持
され、かつこれが何ら付加操作なくして自動的に
されることから非常に有意義であるばかりでな
く、ロール交換等により再度連動軸端部19を挿
通咬合するに当つては、押進部47がヘツドホル
ダー42にテーパ案内されてまず同芯関係に強制
化し、その後ヘツドホルダー42と押進部47と
が同芯化することにより、連動軸端部19がヘツ
ド31内にスムーズに嵌合するものであり、こう
した嵌合態勢を得たのち押進部47が押進受部4
8を押圧してヘツドホルダー42を元の第1図示
の隙間状態へと導くことにより稼動可能態勢に導
かれる訳である。勿論ロツクレバー10をその後
にロツクする。
され、かつこれが何ら付加操作なくして自動的に
されることから非常に有意義であるばかりでな
く、ロール交換等により再度連動軸端部19を挿
通咬合するに当つては、押進部47がヘツドホル
ダー42にテーパ案内されてまず同芯関係に強制
化し、その後ヘツドホルダー42と押進部47と
が同芯化することにより、連動軸端部19がヘツ
ド31内にスムーズに嵌合するものであり、こう
した嵌合態勢を得たのち押進部47が押進受部4
8を押圧してヘツドホルダー42を元の第1図示
の隙間状態へと導くことにより稼動可能態勢に導
かれる訳である。勿論ロツクレバー10をその後
にロツクする。
尚、前記では片持ロール方式について例示した
が、当然両持方式の場合にも適用し、また上記で
はロール間調整を偏心スリーブ方式として例示し
たが、揺動方式とすることもある。その場合のバ
ランシングのとり方を第5図乃至第7図に例示し
た。つまり、61が揺動支軸であり、この場合揺
動方式をとる関係からその揺動側にバランス連動
体40を配してある。また揺動方式以外に最もシ
ンプルなウインド型についても実施し、それは第
8図に例示するように構成する。更に前記バラン
ス連動体40については、ワイヤロープ以外にチ
エーン・鎖体その他を用いてもよく、この場合受
担枠33を連結する部分をロツドにて形成しても
よく、これは歪量を小さく抑えるためであり他の
個所にも構成できる。また前記内周側・外周側嵌
着部45,46については嵌着の円滑化が図れる
構成をとるならば、ギア或いはスプラインによつ
ても可能である。
が、当然両持方式の場合にも適用し、また上記で
はロール間調整を偏心スリーブ方式として例示し
たが、揺動方式とすることもある。その場合のバ
ランシングのとり方を第5図乃至第7図に例示し
た。つまり、61が揺動支軸であり、この場合揺
動方式をとる関係からその揺動側にバランス連動
体40を配してある。また揺動方式以外に最もシ
ンプルなウインド型についても実施し、それは第
8図に例示するように構成する。更に前記バラン
ス連動体40については、ワイヤロープ以外にチ
エーン・鎖体その他を用いてもよく、この場合受
担枠33を連結する部分をロツドにて形成しても
よく、これは歪量を小さく抑えるためであり他の
個所にも構成できる。また前記内周側・外周側嵌
着部45,46については嵌着の円滑化が図れる
構成をとるならば、ギア或いはスプラインによつ
ても可能である。
この考案は以上の如く構成したので、ロール又
はロール軸挿抜時に自動的にカツプリングヘツド
の保持と解除が得られ、諸作業を省力化すること
ができると共にロール組替時間の著しい短縮化が
達成され、特にバランス連動体等によるバランシ
ング機構を水平圧延機に構成すれば、ワイヤロー
プ・チエーン等による極く簡単・確実な構造とな
り、油圧又は強大なバネ手段などの重量バランス
装置を必要とせず、しかもコンパクトな装置を提
供できる。尚、本案支承装置は水平・垂直両圧延
機に全く同様の構成をもつて対処できる。
はロール軸挿抜時に自動的にカツプリングヘツド
の保持と解除が得られ、諸作業を省力化すること
ができると共にロール組替時間の著しい短縮化が
達成され、特にバランス連動体等によるバランシ
ング機構を水平圧延機に構成すれば、ワイヤロー
プ・チエーン等による極く簡単・確実な構造とな
り、油圧又は強大なバネ手段などの重量バランス
装置を必要とせず、しかもコンパクトな装置を提
供できる。尚、本案支承装置は水平・垂直両圧延
機に全く同様の構成をもつて対処できる。
第1図はこの考案の一例を示す片持式圧延機の
縦断側面図、第2図はそのX矢視図、第3図は第
1図−線断面図、第4図は第1図−線断
面図、第5図は揺動式圧下方式に適用した場合の
断面図、第6図は第5図−線断面図、第7図
は揺動式圧下方式に適用した場合の他部の断面
図、第8図はウインド式圧下方式に適用した場合
の概要図である。 16……ロール軸、17……ロール、19……
連動軸端部、22……駆動スピンドル軸、31…
…カツプリングヘツド、33……受担枠、42…
…ヘツドホルダー、45,46……相対嵌着部、
47……押進部、48……押進受部、49,50
……調芯案内手段。
縦断側面図、第2図はそのX矢視図、第3図は第
1図−線断面図、第4図は第1図−線断
面図、第5図は揺動式圧下方式に適用した場合の
断面図、第6図は第5図−線断面図、第7図
は揺動式圧下方式に適用した場合の他部の断面
図、第8図はウインド式圧下方式に適用した場合
の概要図である。 16……ロール軸、17……ロール、19……
連動軸端部、22……駆動スピンドル軸、31…
…カツプリングヘツド、33……受担枠、42…
…ヘツドホルダー、45,46……相対嵌着部、
47……押進部、48……押進受部、49,50
……調芯案内手段。
Claims (1)
- ロール駆動のための駆動スピンドル軸のロール
側の一端に、スリツパー型又はギア型等の伝動部
を介してカツプリングヘツドを連結し、該ヘツド
が、互いに接近調整可能に支承されたロール又は
ロール軸側の連動軸端部に挿抜自在な関係で連結
された水平又は垂直型式の圧延機において、前記
カツプリングヘツドの外周囲に、軸方向に進退自
在なる関係のヘツドホルダーを配し、該ホルダー
をロール又はロール軸の方向に弾発付勢するホル
ダ嵌装付勢手段を配し、且つヘツドホルダーの内
周とカツプリングヘツドの外周間には、連動軸端
部のカツプリングヘツドに対する抜脱によるヘツ
ドホルダーの軸方向への弾発的移動にて相互に嵌
入するテーパー又はスプライン等で成る相対嵌着
部が備えられると共に、前記ロール側にはヘツド
ホルダーをホルダ嵌装付勢手段に抗して駆動スピ
ンドル軸側に復帰誘導する押進部が、またヘツド
ホルダ側には該押進部に当接する押進受部が備え
られ、且つロール又はロール軸側と、ヘツドホル
ダーとの間には、カツプリングヘツドと連動軸端
部とを互いに同芯関係に誘導する調芯案内手段が
構成されていることを特徴とする圧延機における
カツプリングヘツドの支承装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP245683U JPS59110111U (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 圧延機におけるカツプリングヘツドの支承装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP245683U JPS59110111U (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 圧延機におけるカツプリングヘツドの支承装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59110111U JPS59110111U (ja) | 1984-07-25 |
JPH0137764Y2 true JPH0137764Y2 (ja) | 1989-11-14 |
Family
ID=30134119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP245683U Granted JPS59110111U (ja) | 1983-01-11 | 1983-01-11 | 圧延機におけるカツプリングヘツドの支承装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59110111U (ja) |
-
1983
- 1983-01-11 JP JP245683U patent/JPS59110111U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59110111U (ja) | 1984-07-25 |
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