JPH0137682Y2 - - Google Patents

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JPH0137682Y2
JPH0137682Y2 JP1984009031U JP903184U JPH0137682Y2 JP H0137682 Y2 JPH0137682 Y2 JP H0137682Y2 JP 1984009031 U JP1984009031 U JP 1984009031U JP 903184 U JP903184 U JP 903184U JP H0137682 Y2 JPH0137682 Y2 JP H0137682Y2
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JP
Japan
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diaphragm
grooves
core plate
lip
series
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JP1984009031U
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JPS60119905U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はケーキを圧搾するダイアフラムを備え
たフイルタープレス用圧搾濾板に関するものであ
る。
(従来技術) 上記形式のフイルタープレス用圧搾濾板は周縁
に肉厚部を備えた芯板の両面にダイアフラムを被
装したものを普通とするが、従来はダイアフラム
の周縁部をボルト等により芯板の肉厚部に直接固
着していたためダイアフラムが損傷し易い欠点が
あつた。また、このような欠点を解消するために
実公昭55−52890号公報に示されるようにダイア
フラムの周縁部に芯板の外周面に係合するリツプ
を形成し、該リツプを芯板の外周面に螺着される
外枠により固定するようにしたものも開発されて
いるが、構造が複雑であるうえダイアフラムを交
換するには圧搾濾板全体をフイルタープレスから
取外したうえ外枠を分解しなければならず、ダイ
アフラムの着脱が容易に行えない欠点があつた。
(考案の目的) 本考案はこのような従来の欠点を解消し、構造
簡単にしてダイアフラムの着脱が容易であり、し
かもダイアフラムを損傷する虞れのないフイルタ
ープレス用圧搾濾板を目的として完成されたもの
である。
(考案の構成) 本考案は芯板の周縁に形成された肉厚部の両面
に比較的浅い一連の凹溝と該凹溝の外方に位置す
る一連の奥広がりの蟻溝を設け、該芯板の両面に
は周縁部に前記凹溝に嵌合する突条と前記蟻溝の
内側面に嵌合するリツプとを備えたダイアフラム
を被装して該蟻溝とリツプとの奥広がりの間隙に
圧入されるOリング等の紐状弾性体をもつて固定
したことを特徴とするものであり、以下、図示の
実施例について詳細に説明する。
図中1は合成樹脂製の芯板であつて、その周縁
は肉厚部2に形成されており、該肉厚部2の両面
には比較的浅い一連の凹溝3が芯板1の全周にわ
たつて設けられ、また、該凹溝3の外方位置には
比較的深い一連の蟻溝4が芯板1の全周にわたつ
て設けられている。該蟻溝4は図示のように入口
が狭く奥部が拡がつた断面形状を有し、その内側
面5及び外側面6はいずれも斜面となつている。
この芯板1の両面には周縁部に上記凹溝3に嵌合
する一連の突条7と上記蟻溝4の内側面5に嵌合
する一連のリツプ8とを備えたダイアフラム9,
9が突条7を芯板1の凹溝3に密嵌させ、リツプ
8を蟻溝4の内側面5に嵌合させて被装されてい
る。リツプ8はダイアフラム9の周縁部の内側に
直角状に突設されるものであつて、その内周面は
蟻溝4の内側面5に対応する斜面とされており、
その外周面は図示のようにフラツトに成形するか
あるいはわずかに奥に向かつて下がる斜面として
おく。そしてこの蟻溝4とリツプ8との間に形成
された奥広がりの間隙10にはOリング等の紐状
弾性体11が圧入され、その弾性によりリツプ8
が蟻溝4から脱落することのないよう固定してい
る。
このように構成されたものは、従来の圧搾濾板
と同様にフイルタープレスに取付けて使用される
ものであり、ダイアフラム9は芯板1の周縁の肉
厚部2の両面に凹設された一連の凹溝3に突条7
を嵌合させるとともに芯板1の比較的深い一連の
蟻溝4にリツプ8を嵌合させたうえ蟻溝4とリツ
プ8との奥広がりの間隙に圧入されたOリング等
の紐状弾性体11により固定させて芯板1の両面
に被装されているので、ケーキ圧搾の際に芯板1
とダイアフラム7との間に圧縮空気等が導入され
てダイアフラム7が外方へ膨出した場合にもリツ
プ8は紐状弾性体11の弾性により蟻溝4の内側
面5に押圧されダイアフラム7が脱落することは
ない。また、ダイアフラム9は紐状弾性体11の
弾性によつて芯板1に固定されているので、従来
のボルト締めの場合のように取付部が損傷するこ
とがないうえダイアフラム9を交換する必要が生
じたときには紐状弾性体11を蟻溝4から取り外
すことによりダイアフラム9を芯板1から容易に
取り外すことができ、この作業はフイルタープレ
スに圧搾濾板を取付けたままで行うことができる
からダイアフラム9の交換を容易に行うことがで
きる利点がある。なお、蟻溝4は内側面5及び外
側面6の一方だけを斜面に形成したものとしても
さしつかえない。
(考案の効果) 本考案は以下の説明からも明らかなように、構
造が簡単でダイアフラムの着脱を容易に行うこと
ができ、しかもダイアフラムを損傷する虞れのな
いものであつて、従来のフイルタープレス用圧搾
濾板の欠点を解消したものとして実用的価値極め
て大なものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す縦断面図である。 1:芯板、2:肉厚部、3:凹溝、4:蟻溝、
5:内側面、7:突条、8:リツプ、9:ダイア
フラム、11:紐状弾性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 芯板1の周縁に形成された肉厚部2の両面に比
    較的浅い一連の凹溝3と該凹溝3の外方に位置す
    る一連の奥広がりの蟻溝4を設け、該芯板1の両
    面には周縁部に前記凹溝3に嵌合する突条7と前
    記蟻溝4の内側面5に嵌合するリツプ8とを備え
    たダイアフラム9を被装して該蟻溝4とリツプ8
    との奥広がりの間隙に圧入されるOリング等の紐
    状弾性体11をもつて固定したことを特徴とする
    フイルタープレス用圧搾濾板。
JP903184U 1984-01-24 1984-01-24 フイルタ−プレス用圧搾濾板 Granted JPS60119905U (ja)

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JPS60119905U JPS60119905U (ja) 1985-08-13
JPH0137682Y2 true JPH0137682Y2 (ja) 1989-11-14

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JP903184U Granted JPS60119905U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 フイルタ−プレス用圧搾濾板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5190474B2 (ja) * 2003-11-19 2013-04-24 株式会社アクトリー 汚泥の脱水乾燥装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5552891U (ja) * 1978-10-03 1980-04-09
JPS5552890U (ja) * 1978-09-21 1980-04-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5552890U (ja) * 1978-09-21 1980-04-09
JPS5552891U (ja) * 1978-10-03 1980-04-09

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JPS60119905U (ja) 1985-08-13

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