JPH0135076Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0135076Y2 JPH0135076Y2 JP14903185U JP14903185U JPH0135076Y2 JP H0135076 Y2 JPH0135076 Y2 JP H0135076Y2 JP 14903185 U JP14903185 U JP 14903185U JP 14903185 U JP14903185 U JP 14903185U JP H0135076 Y2 JPH0135076 Y2 JP H0135076Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake shoe
- base metal
- reinforcing plate
- mounting plate
- gutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 18
- 239000010953 base metal Substances 0.000 claims description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は合成制輪子の裏金の改良、具体的には
合成制輪子のクラツク対策として制輪子強度を補
うことを目的としている。
合成制輪子のクラツク対策として制輪子強度を補
うことを目的としている。
従来の合成制輪子は第4図に示すように内側に
制輪子Aを接着固定する台金Bの中央外側部に山
状に屈曲された取付板Cを溶接固定すると共に台
金Bの内側中央には補強棒Dが溶接固定された構
造となつている。尚Eは受、Fは当板を示す。
制輪子Aを接着固定する台金Bの中央外側部に山
状に屈曲された取付板Cを溶接固定すると共に台
金Bの内側中央には補強棒Dが溶接固定された構
造となつている。尚Eは受、Fは当板を示す。
上記の台金B、取付板C及び補強棒Dよりなる
溶接構造の合成制輪子裏金の場合には制輪子の補
強、特にその中央溝部A′近傍の補強効果が十分
でなく、制輪子のクラツク対策の面で十分満足で
きるものとは言い難い。
溶接構造の合成制輪子裏金の場合には制輪子の補
強、特にその中央溝部A′近傍の補強効果が十分
でなく、制輪子のクラツク対策の面で十分満足で
きるものとは言い難い。
本考案はこのような問題点を解決するために合
成制輪子裏金の台金の内側に補強板を溶着し、更
に該補強板の内側にその中央部およびこれに近接
した前後部に夫々樋状の止め金を横方向に取付け
たことを特徴として所期の目的を収めたものであ
る。
成制輪子裏金の台金の内側に補強板を溶着し、更
に該補強板の内側にその中央部およびこれに近接
した前後部に夫々樋状の止め金を横方向に取付け
たことを特徴として所期の目的を収めたものであ
る。
本考案では裏金の台金の内側に補強板を溶着
し、更に該補強板の内側にその中央部およびこれ
に近接した前後部に夫々樋状の止め金を横方向に
取付けているので、これによつて裏金の内側に取
付けられた制輪子を補強する効果が顕著となる。
し、更に該補強板の内側にその中央部およびこれ
に近接した前後部に夫々樋状の止め金を横方向に
取付けているので、これによつて裏金の内側に取
付けられた制輪子を補強する効果が顕著となる。
一般に制輪子の中央には裏金の可撓性に対処し
た逃げ用として横方向の溝が設けられており、こ
の部分での制輪子の強度は十分とは言い難い。
た逃げ用として横方向の溝が設けられており、こ
の部分での制輪子の強度は十分とは言い難い。
本考案ではこの制輪子の中央溝部に中央の樋状
止め金が対向し、制輪子の中央溝部を挾む両側近
傍部には前後の樋状止め金が対向し制輪子の補強
効果を十分ならしめ、従つて制輪子のクラツク対
策の面で優れた効果を示すことになる。
止め金が対向し、制輪子の中央溝部を挾む両側近
傍部には前後の樋状止め金が対向し制輪子の補強
効果を十分ならしめ、従つて制輪子のクラツク対
策の面で優れた効果を示すことになる。
尚本考案の実施において、台金中央部を外側へ
山状に屈曲隆起せしめて取付板部に形成すると共
に該取付板の頂面部を湾曲状に屈曲して凹み状弾
性部を形成すれば、取付板部は台金巾と同一寸法
でしかも弾性をもつた形状とされ、又補強板はそ
の中央部が台金中央部の山状屈曲部に陥入する低
い山状屈曲部の弾性部とすれば、取付板部の弾性
と相まつて裏金の強度、耐久性を向上する働きを
示し、又取付板部の立上り屈曲部の補強効果も果
すことができる。
山状に屈曲隆起せしめて取付板部に形成すると共
に該取付板の頂面部を湾曲状に屈曲して凹み状弾
性部を形成すれば、取付板部は台金巾と同一寸法
でしかも弾性をもつた形状とされ、又補強板はそ
の中央部が台金中央部の山状屈曲部に陥入する低
い山状屈曲部の弾性部とすれば、取付板部の弾性
と相まつて裏金の強度、耐久性を向上する働きを
示し、又取付板部の立上り屈曲部の補強効果も果
すことができる。
第1図は中央の止め金1を、第2図はこれに近
接した前後の止め金2を夫々示している。
接した前後の止め金2を夫々示している。
中央の止め金1は全体として樋状をなすが、そ
の両側壁には長さ方向に沿つて高段部1−aと低
段部1−bが交互に多数連続した凹凸の高低差を
有する形状となつている。
の両側壁には長さ方向に沿つて高段部1−aと低
段部1−bが交互に多数連続した凹凸の高低差を
有する形状となつている。
又前後の止め金2も樋状をなすが、底面に長手
方向等間〓に多数の角状の窓孔2−aをあけると
共に各窓孔間部2−bの両側縁を切り起こして立
上り片2−cを形成している。
方向等間〓に多数の角状の窓孔2−aをあけると
共に各窓孔間部2−bの両側縁を切り起こして立
上り片2−cを形成している。
このように止め金1,2は凹凸ないしは孔およ
び突起を多数形成した構造であることから制輪子
との結合強度を高め制輪子の補強効果が一層向上
することになる。
び突起を多数形成した構造であることから制輪子
との結合強度を高め制輪子の補強効果が一層向上
することになる。
第3図に示すように台金3はその中央部を外側
へ山状に屈曲隆起せしめて取付板部4を形成する
と共にその頂面部を湾曲状に屈曲して凹み状弾性
部4−aを形成する。従つて山状の取付板部4は
その立上り裾部に湾曲部4−bと頂面部の凹み状
弾性部4−aの両側に湾曲部4−cをもつた弾性
形状をなし、かつ溶接部なしに台金3に一体的に
連続している。
へ山状に屈曲隆起せしめて取付板部4を形成する
と共にその頂面部を湾曲状に屈曲して凹み状弾性
部4−aを形成する。従つて山状の取付板部4は
その立上り裾部に湾曲部4−bと頂面部の凹み状
弾性部4−aの両側に湾曲部4−cをもつた弾性
形状をなし、かつ溶接部なしに台金3に一体的に
連続している。
又補強板5が台金4の内側にその両端部を残し
て大部分の長さに亙つて添合され、辺縁溶接6お
よびプラグ溶接7で補強板5に固定されている。
補強板5の中央部は取付板部4の山状屈曲よりも
高さの低い山状に屈曲した弾性部5−aを形成
し、この弾性部5−aの山が取付板部4の山に陥
入した形となつており、その際弾性部5−aの山
の裾の湾曲部5−bが取付板部4の湾曲部4−b
に内側より接合しこれを補強している。
て大部分の長さに亙つて添合され、辺縁溶接6お
よびプラグ溶接7で補強板5に固定されている。
補強板5の中央部は取付板部4の山状屈曲よりも
高さの低い山状に屈曲した弾性部5−aを形成
し、この弾性部5−aの山が取付板部4の山に陥
入した形となつており、その際弾性部5−aの山
の裾の湾曲部5−bが取付板部4の湾曲部4−b
に内側より接合しこれを補強している。
上記の補強板5の弾性部5−aの内側中央に樋
状の止め金1が横方向に溶接固定され、又湾曲部
5−bの前後近傍位置に樋状の止め金2が夫々横
方向に溶接固定されている 8は制輪子で台金3の内側に装着されるが、制
輪子8の剥離を生じないようにこれは台金3、補
強板5、および補強板5の内側に固定した止め金
1,2に強固に取付けされている。尚9は受を示
す。
状の止め金1が横方向に溶接固定され、又湾曲部
5−bの前後近傍位置に樋状の止め金2が夫々横
方向に溶接固定されている 8は制輪子で台金3の内側に装着されるが、制
輪子8の剥離を生じないようにこれは台金3、補
強板5、および補強板5の内側に固定した止め金
1,2に強固に取付けされている。尚9は受を示
す。
第1図イ,ロ,ハは本考案における中央の止め
金の平面図、正面図、側面図であり、第2図イ,
ロ,ハは本考案の前後の止め金の平面図、正面
図、側面図であり、第3図イ,ロは本考案の制輪
子裏金を示す正面図および平面図であり、第4図
イ,ロは従来の制輪子裏金を示す正面図および平
面図である。 2……止め金、3……台金、4……取付板部、
5……補強板、5−a……弾性部、8……制輪
子。
金の平面図、正面図、側面図であり、第2図イ,
ロ,ハは本考案の前後の止め金の平面図、正面
図、側面図であり、第3図イ,ロは本考案の制輪
子裏金を示す正面図および平面図であり、第4図
イ,ロは従来の制輪子裏金を示す正面図および平
面図である。 2……止め金、3……台金、4……取付板部、
5……補強板、5−a……弾性部、8……制輪
子。
Claims (1)
- 合成制輪子裏金の台金の内側に補強板を溶着
し、更に該補強板の内側にその中央部およびこれ
に近接した前後部に夫々樋状の止め金を横方向に
取付けたことを特徴とする合成制輪子の裏金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14903185U JPH0135076Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14903185U JPH0135076Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6259336U JPS6259336U (ja) | 1987-04-13 |
JPH0135076Y2 true JPH0135076Y2 (ja) | 1989-10-25 |
Family
ID=31063853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14903185U Expired JPH0135076Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0135076Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5818627B2 (ja) * | 2011-10-19 | 2015-11-18 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 弾性体介装型合成制輪子 |
-
1985
- 1985-10-01 JP JP14903185U patent/JPH0135076Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6259336U (ja) | 1987-04-13 |
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