JPH0134821Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0134821Y2 JPH0134821Y2 JP7129783U JP7129783U JPH0134821Y2 JP H0134821 Y2 JPH0134821 Y2 JP H0134821Y2 JP 7129783 U JP7129783 U JP 7129783U JP 7129783 U JP7129783 U JP 7129783U JP H0134821 Y2 JPH0134821 Y2 JP H0134821Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- oil
- metal fitting
- fitting
- center conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 16
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 13
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 11
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 8
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Insulators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、油入変圧器などの油入電気機器の
口出し部に使用されるブツシングに関するもので
ある。
口出し部に使用されるブツシングに関するもので
ある。
一般には油入電気機器の口出し部に使用するブ
ツシングで33〜275KVの範囲のものは中心導体
を締付強度メンバーに利用したセンタクランプ方
式の油入ブツシングが多く使用される。第１図は
この種のセンタクランプ方式の油入ブツシングの
構造を示すものである。即ち絶縁部材２を施した
中心導体１を取付フランジ５の中央部に挿入し、
取付フランジ５の上下両端に下部がい管４および
上部がい管６を配し、中心導体１の下端に下部金
具３を設け、上端には頭部金具７を設け、この頭
部金具７の内部に圧縮コイルバネ８を収容し、こ
の圧縮コイルバネ８で上部がい管６、取付フラン
ジ５、下部がい管４に圧縮力を与えて機械的強度
が得られるようにした構造である。
ツシングで33〜275KVの範囲のものは中心導体
を締付強度メンバーに利用したセンタクランプ方
式の油入ブツシングが多く使用される。第１図は
この種のセンタクランプ方式の油入ブツシングの
構造を示すものである。即ち絶縁部材２を施した
中心導体１を取付フランジ５の中央部に挿入し、
取付フランジ５の上下両端に下部がい管４および
上部がい管６を配し、中心導体１の下端に下部金
具３を設け、上端には頭部金具７を設け、この頭
部金具７の内部に圧縮コイルバネ８を収容し、こ
の圧縮コイルバネ８で上部がい管６、取付フラン
ジ５、下部がい管４に圧縮力を与えて機械的強度
が得られるようにした構造である。
また中心導体１の上下端付近には絶縁油９の流
通する通油穴１ａ，１ｂを設け、頭部金具７には
通油穴７ａを設けて、中心導体１が通電電流によ
り発熱して中心導体１の内径部の絶縁油９の温度
を上昇させることにより絶縁油９が矢印の方向に
循環して内部の発生熱が絶縁油９の対流により外
部に有効に放散させるようにしている。
通する通油穴１ａ，１ｂを設け、頭部金具７には
通油穴７ａを設けて、中心導体１が通電電流によ
り発熱して中心導体１の内径部の絶縁油９の温度
を上昇させることにより絶縁油９が矢印の方向に
循環して内部の発生熱が絶縁油９の対流により外
部に有効に放散させるようにしている。
このような構造の油入ブツシングを油入電気機
器に取付けて使用した場合、ブツシング自体、ま
たは周辺の事故、あるいは飛来物によつて上部が
い管６が破壊し脱落した場合には、センタクラン
プ方式のための圧縮コイルバネ８は開放され、中
心導体１、絶縁部材２、頭部金具７が一体となつ
て油入電気機器の内部に落下し、取付フランジ５
を介して油入電気機器本体の絶縁油が大量に流出
するおそれがあつた。また場合によつては引火し
て火災に至ることも考えられる。
器に取付けて使用した場合、ブツシング自体、ま
たは周辺の事故、あるいは飛来物によつて上部が
い管６が破壊し脱落した場合には、センタクラン
プ方式のための圧縮コイルバネ８は開放され、中
心導体１、絶縁部材２、頭部金具７が一体となつ
て油入電気機器の内部に落下し、取付フランジ５
を介して油入電気機器本体の絶縁油が大量に流出
するおそれがあつた。また場合によつては引火し
て火災に至ることも考えられる。
この考案はこのような点に鑑みてなされたもの
で、上部がい管６の脱落が生じたときに、中心導
体などの落下を防ぎ、油入電気機器の内部と外部
が連通することによつて機器内部の絶縁油が大量
に流出することを防止するようにしたブツシング
を提供するものである。
で、上部がい管６の脱落が生じたときに、中心導
体などの落下を防ぎ、油入電気機器の内部と外部
が連通することによつて機器内部の絶縁油が大量
に流出することを防止するようにしたブツシング
を提供するものである。
以下、この考案の一実施例を第２図について説
明する。１０は取付フランジ５の下端部に設けら
れた係止部、１１はこの係止部１０より少し上方
の絶縁部材２に設けられた環状の第１の閉塞部
材、１２は頭部金具７より少し下方の中心導体１
に設けられた第２の閉塞部材である。なおその他
の構成は第１図のものと同様であるので説明を省
略する。
明する。１０は取付フランジ５の下端部に設けら
れた係止部、１１はこの係止部１０より少し上方
の絶縁部材２に設けられた環状の第１の閉塞部
材、１２は頭部金具７より少し下方の中心導体１
に設けられた第２の閉塞部材である。なおその他
の構成は第１図のものと同様であるので説明を省
略する。
次にその作用について説明する。ブツシングが
油入電気機器に取付けられた状態で、ブツシング
周辺の何らかの事故によつて上部がい管６が破
損、脱落した場合、中心導体１、絶縁部材２、頭
部金具７は一体となつて落下しようとするが、中
心導体１が所定の距離下方に落下すると、第１の
閉塞部材１１が係止部１０に係止されて中心導体
１および絶縁部材２のそれ以上の落下が阻止され
る。また絶縁部材２と取付フランジ５の間は第１
の閉塞部材１１によつて密封される。
油入電気機器に取付けられた状態で、ブツシング
周辺の何らかの事故によつて上部がい管６が破
損、脱落した場合、中心導体１、絶縁部材２、頭
部金具７は一体となつて落下しようとするが、中
心導体１が所定の距離下方に落下すると、第１の
閉塞部材１１が係止部１０に係止されて中心導体
１および絶縁部材２のそれ以上の落下が阻止され
る。また絶縁部材２と取付フランジ５の間は第１
の閉塞部材１１によつて密封される。
また上部がい管６が破損、脱落した場合、頭部
金具７内に収容している圧縮コイルバネ８が開放
され、頭部金具７が落下しようとするが、中心導
体１に設けられた第２の閉塞部材１２に係止さ
れ、頭部金具７に設けられた通油穴７ａは第２の
閉塞部材１２によつて密封される。しかも頭部金
具７と第２の閉塞部材１２とのすき間ｓを圧縮コ
イルバネ８の縮量以下とすることで上部がい管６
が破損、脱落しても圧縮コイルバネ８は完全に開
放されず、頭部金具７は第２の閉塞部材１２に圧
接され、通油穴７ａは確実に密封される。
金具７内に収容している圧縮コイルバネ８が開放
され、頭部金具７が落下しようとするが、中心導
体１に設けられた第２の閉塞部材１２に係止さ
れ、頭部金具７に設けられた通油穴７ａは第２の
閉塞部材１２によつて密封される。しかも頭部金
具７と第２の閉塞部材１２とのすき間ｓを圧縮コ
イルバネ８の縮量以下とすることで上部がい管６
が破損、脱落しても圧縮コイルバネ８は完全に開
放されず、頭部金具７は第２の閉塞部材１２に圧
接され、通油穴７ａは確実に密封される。
以上のようにこの考案によると、上部がい管が
破損、脱落しても第１および第２の閉塞部材によ
つて電気機器の内部と外部の連通を阻止するの
で、油入電気機器の充填油が大量に流出すること
を防止することができ、火災などの危険性をなく
するという効果がある。
破損、脱落しても第１および第２の閉塞部材によ
つて電気機器の内部と外部の連通を阻止するの
で、油入電気機器の充填油が大量に流出すること
を防止することができ、火災などの危険性をなく
するという効果がある。
第１図は従来のブツシングの構造を示す断面
図、第２図はこの考案の一実施例を示す断面図で
ある。 図中、１は中心導体、２は絶縁部材、４，６は
がい管、５は取付フランジ、７は頭部金具、８は
圧縮コイルバネ、９は絶縁油、１０は係止部、１
１，１２は第１および第２の閉塞部材である。
尚、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
図、第２図はこの考案の一実施例を示す断面図で
ある。 図中、１は中心導体、２は絶縁部材、４，６は
がい管、５は取付フランジ、７は頭部金具、８は
圧縮コイルバネ、９は絶縁油、１０は係止部、１
１，１２は第１および第２の閉塞部材である。
尚、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中心導体を絶縁部材で覆い、その外周部の中
間に取付金具を挾んで下部がい管及び上部がい
管と頭部金具を配し、内部に絶縁油を充填し、
中心導体の上部、下部および頭部金具に絶縁油
の流通する連通穴を設け、上記頭部金具内に該
頭部金具を上部がい管に圧接付勢するバネを内
蔵した油入ブツシングにおいて、上記絶縁部材
の外周に上記中心導体が下方に所定の距離移動
したときに上記取付フランジに係止され、上記
絶縁部材と上記取付フランジ間を閉塞する第１
の閉塞部材を設けると共に、上記中心導体の外
周に上記頭部金具が下方に所定の距離移動した
ときに上記頭部金具に設けられた連通穴を閉塞
する第２の閉塞部材を設けたことを特徴とする
ブツシング。 (2) 頭部金具と第２の閉塞部材とのすき間が頭部
金具内に収容したコイルバネの縮量以下とした
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１
項記載のブツシング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7129783U JPS59175217U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | ブツシング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7129783U JPS59175217U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | ブツシング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59175217U JPS59175217U (ja) | 1984-11-22 |
| JPH0134821Y2 true JPH0134821Y2 (ja) | 1989-10-24 |
Family
ID=30201446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7129783U Granted JPS59175217U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | ブツシング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59175217U (ja) |
-
1983
- 1983-05-11 JP JP7129783U patent/JPS59175217U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59175217U (ja) | 1984-11-22 |
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