JPH0132668Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0132668Y2
JPH0132668Y2 JP1984088463U JP8846384U JPH0132668Y2 JP H0132668 Y2 JPH0132668 Y2 JP H0132668Y2 JP 1984088463 U JP1984088463 U JP 1984088463U JP 8846384 U JP8846384 U JP 8846384U JP H0132668 Y2 JPH0132668 Y2 JP H0132668Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating rod
bottom plate
plate
guide cylinder
movable contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984088463U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS613645U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8846384U priority Critical patent/JPS613645U/ja
Publication of JPS613645U publication Critical patent/JPS613645U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0132668Y2 publication Critical patent/JPH0132668Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、電気暖房器などの電気器具の安全ス
イツチに関する。
(従来の技術) 従来、電気器具の安全スイツチは、たとえば、
実開昭55−124133号公報に示されるように、器体
の上部に可動接点板および固定接点板を対設し、
上記器体に形成したガイド筒部内に上記可動接点
板を作動する作動杆を上下動自在に設け、上記器
体を電気器具の底板上に取付けて、上記作動杆の
下部を電気器具の底板の下方に突出している。そ
して、この安全スイツチを取付けた電気器具を使
用状態に設置すると、作動杆の下端が接地して作
動杆が押し上げられ、可動接点板をオン状態に作
動し、電気器具が地震などで転倒すると、作動杆
が下方に復帰してオフ状態となるようにしてい
る。
しかし、上記のような構造によると、その作動
杆は下方への抜け止めのために上端に径大の抜け
止め部を設けるとともに、ガイド筒部内に抜け止
め部と係合するストツパを設ける必要がある。
そのため、作動杆はガイド筒部内に上方から挿
入して下端を下方に突出する構造となり、作動杆
の下端の接地部は作動杆の断面積内の限られた小
さい面積のものとなる。そして、このように作動
杆の接地面が小さいと、たとえば接地部にカーペ
ツトなどが敷かれて柔軟な場合、作動杆の押し上
げが不十分で、安全スイツチがオフ状態を続けて
電気器具が作動しないようなことが起こる。
また、従来、実開昭57−176035号公報に示され
るように、作動杆の下端に径大の接地板を設ける
とともに、作動杆の上端に弾性を有する係止片を
設け、作動杆をガイド筒部内に下方から挿入し、
係止片を弾性により変形させつつ作動杆の挿通孔
を通過させるとともに、係止片を弾性により復帰
させ、作動杆を抜け止めするようにしたものが知
られている。
このような構造によると、作動杆をガイド筒部
内に下方から挿入できて、径大の接地板を設ける
ことができるが、作動杆の抜け止めは弾性を有す
る係止片のみによるため、誤つて作動杆に下方に
引くような力が加わつた場合、係止片が容易に変
形して作動杆の下方への抜け落ちが生じるおそれ
がある。
このようなことから、作動杆の下端に径大な接
地板を設けてガイド筒部内に下方から挿入し、こ
の挿入後に作動杆の上端に別個の抜け止め部を強
固に取付けることも考えられるが、このようにす
ると部品点数、組立工数が増加し、安価にできな
い。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のように、従来の安全スイツチにおいて
は、作動杆に径大の接地板を設けつつ、作動杆を
確実に保持する点に難点がある。
本考案は、このような点を改良し、作動杆の下
端に径大の接地板を設けて誤動作を防止するとと
もに、作動杆を確実に保持できるようにすること
を目的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、器体の上部に可動接点板および固定
接点板を対設し、上記器体に形成したガイド筒部
内に上記可動接点板を作動する作動杆を上下動自
在に設け、上記器体を電気器具の底板上に取付け
て、上記作動杆の下部を電気器具の底板の下方に
突出した安全スイツチにおいて、上記ガイド筒部
の下部に、両側のスリツトを介して下端内側に係
合爪部を有する係合片を一体に形成し、上記作動
杆の上端に上記ガイド筒部内に嵌合して上記係合
片の係合爪部で抜け止めされる径大の頭部を形成
するとともに、作動杆の下端に径大の接地板を設
け、上記ガイド筒部の下端を上記電気器具の底板
に形成した嵌合孔に嵌合したものである。
(作用) 本考案では、作動杆の上部をガイド筒体内に下
方から挿入し、作動杆の上端の頭部により、両側
のスリツトで形成した係合片をその弾力おにより
外方に拡開させながら頭部を通過させ、この通過
後、係合片を弾力により復帰させて、頭部を係合
爪部により抜け止め支持する。そして、器体を電
気器具の底板上に取付けるとともに、ガイド筒部
の下端を底板の嵌合孔に嵌合し、ガイド筒部の係
合片が外方に広がるのを阻止し、作動杆の下方へ
の抜け落ちを防止する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は電気器具としての電気暖房器を示すも
ので、この電気暖房器1は、本体2の前面部に反
射板3が設けられ、、この反射板3の前部に1個
ないし複数個の石英管ヒータなどの発熱体4が配
設されているとともに、反射板3の前面部にガー
ド5が取付けられている。また、上記本体2の上
部に上記発熱体4をオン・オフするスイツチ6が
取付けられているとともに、本体2の両側下部に
脚台7が設けられ、この一側の脚台7の前後方向
中間部において安全スイツチ8が設けられてい
る。
この安全スイツチ8を、第2図ないし第5図を
参照して説明する。
11は絶縁性合成樹脂からなる器体でこの器体
11の一端上部に、先端上面に可動接点12を有
する可動接点板13および先端下面に上記可動接
点12に対する固定接点14を有する固定接点板
15の基部が絶縁材16を介してねじ17で上下
位置に対設して取付けられ、可動接点板13およ
び固定接点板15に上記発熱体4の電源回路に接
続するリード線18,19が接続されている。
上記器体11の他端部に円筒状のガイド筒部2
0が一体に形成され、、このガイド筒部20の下
部両方位置に、両側のスリツト21を介して係合
片22が一体に形成され、この係合片22の下端
内側に係合爪部23が形成されている。
24は絶縁性合成樹脂からなる断面十字状の作
動杆で、この作動杆24の上端に上記ガイド筒部
20内に適合嵌合する円形状の径大の頭部25が
形成されているとともに、作動杆24の下端に円
形状の径大で下面を球面状にした接地板26が設
けられている。
そして、上記ガイド筒部20内にコイルスプリ
ング27が挿入されるとともに、ガイド筒部20
内に下方から作動杆24の頭部25が上下動自在
に嵌合され、作動杆24はスプリング27により
常時下方に付勢されて、頭部25が係合片22の
係合爪部23に係合して抜け止めされている。
また、上記器体11の一端下部に取付片28が
形成され、この取付片28の下端に取付爪部29
が形成されている。さらに、上記器体11のガイ
ド筒部20の外側下部に上下の当接部30,31
が設けられている。
また、上記本体2の一方の脚台7部において本
体2の底板32に上記取付片28に対応する取付
孔33および上記ガイド筒部20に対応する嵌合
孔34が形成されている。
そして、上記底板32上に器体11が配置さ
れ、取付孔33に取付片28が挿入されて取付爪
部29が底板32の下面に係合するとともに、嵌
合孔34にガイド筒部20の下端が嵌合して当接
片30,31が底板32の上下面に当接した状態
で固定され、かつ、作動杆24の下部が底板32
の下方に突出し、さらに、作動杆24の接地板2
6の上方所定高さ位置に上記脚台7に形成された
ストツパ部35が臨ませられている。
上記安全スイツチ8の組付けおよび取付けに際
しては、ガイド筒部20内にスプリング27を下
方から挿入し、さらに、作動杆24の上部をガイ
ド筒体20内に下方から挿入し、作動杆24の上
端の頭部25により、両側のスリツト21で形成
した係合片22をその弾力により外方に拡開させ
ながら頭部25を通過させ、この通過後、係合片
22を弾力により復帰させて、頭部25を係合爪
部23により抜け止め支持する。そして、器体1
1の取付片28の取付爪部29を底板32の取付
孔33に挿入係合して器体11を底板32上に取
付けるとともに、ガイド筒部20の下端を底板3
2の上方から嵌合孔34に嵌合し、ガイド筒部2
0の係合片22が外方に広がるのを阻止し、作動
杆24の下方への抜き落ちを防止する。
そうして、電気暖房器1を床面上に設置する
と、脚台7が接地するとともに作動杆24の接地
板26が接地して作動杆24が押し上げられ、ス
プリング27を介して可動接点板13を上方に彎
曲し、可動接点12を固定接点14に接触させ、
発熱体4の回路を接続可能な状態とし、スイツチ
6をオンにすることによつて発熱体4が作動して
使用状態となる。
この使用状態で、地震などにより本体2が転倒
すると、可動接点板13の弾力でスプリング27
を介して作動杆24を下方に押し出し、可動接点
12を固定接点14から離して発熱体4の回路を
遮断する。
この際、作動杆24の下端に比較的大きな接地
板26を設けることにより、接地面が柔軟な場合
でも作動杆24を確実に作動させて誤動作を防止
することができる。
なお、作動杆24は接地板26が脚台7のスト
ツパ部35に当接することにより、それ以上の上
昇を制限され、可動接点板13を過大に押し上げ
て変形、破損などが生じるのを防止される。
〔考案の効果〕
本考案によれば、作動杆の下端に径大の接地板
を設けて、接地面が柔軟な場合でも作動杆を確実
に作動させて誤動作を防止するようにした安全ス
イツチにおいて、作動杆の上部をガイド筒体内に
下方から挿入し、作動杆の上端の頭部により、両
側のスリツトで形成した係合片をその弾力により
外方に拡開させながら頭部を通過させ、この通過
後、係合片を弾力により復帰させて、頭部を係合
爪部により抜け止め支持し、そして、器体を電気
器具の底板上に取付るとともに、ガイド筒部の下
端を底板の嵌合孔に嵌合し、ガイド筒部の係合片
が外方に広がるのを阻止することにより、作動杆
を確実に保持でき、作動杆に下方に引くような力
が加わつた場合でも、作動杆の脱落等がなく、安
全に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す安全スイツチ
を取付けた電気暖房器の一部を切り欠いた正面
図、第2図は安全スイツチの側面図、第3図は第
2図の一部を切り欠いた下面図、第4図は第3図
−部の断面図、第5図は第3図−部の断
面図である。 1……電気器具、8……安全スイツチ、11…
…器体、13……可動接点板、15……固定接点
板、20……ガイド筒部、21……スリツト、2
2……係合片、23……係合爪部、24……作動
杆、25……頭部、26……接地板、32……底
板、34……嵌合孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 器体の上部に可動接点板および固定接点板を対
    設し、上記器体に形成したガイド筒部内に上記可
    動接点板を作動する作動杆を上下動自在に設け、
    上記器体を電気器具の底板上に取付けて、上記作
    動杆の下部を電気器具の底板の下方に突出した安
    全スイツチにおいて、 上記ガイド筒部の下部に、両側のスリツトを介
    して下端内側に係合爪部を有する係合片を一体に
    形成し、 上記作動杆の上端に上記ガイド筒部内に嵌合し
    て上記係合片の係合爪部で抜け止めされる径大の
    頭部を形成するとともに、作動杆の下端に径大の
    接地板を設け、 上記ガイド筒部の下端を上記電気器具の底板に
    形成した嵌合孔に嵌合した ことを特徴とする安全スイツチ。
JP8846384U 1984-06-14 1984-06-14 安全スイツチ Granted JPS613645U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8846384U JPS613645U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 安全スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8846384U JPS613645U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 安全スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS613645U JPS613645U (ja) 1986-01-10
JPH0132668Y2 true JPH0132668Y2 (ja) 1989-10-05

Family

ID=30641625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8846384U Granted JPS613645U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 安全スイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS613645U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5649068Y2 (ja) * 1975-02-20 1981-11-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS613645U (ja) 1986-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2446141A (en) Switch structure
EP1811615B1 (en) Safety Lampholder and Method for Avoiding Accidental Electric Shock Caused by Lampholder
US4795865A (en) Safety switch for automatic de-activation of a motor vehicle
US4227060A (en) Locating means for an electric switch
US4112282A (en) Snap-in means for mounting electrical devices or the like in a support panel aperture
US5796073A (en) Connector receptable construction for electric cigar lighters
US3246320A (en) Mounting for pilot light
US4871890A (en) Easily assembleable push-button switch
US2627359A (en) Housing for electric switches and the like
JPH0132668Y2 (ja)
US2965751A (en) Lighting fixtures
US2664548A (en) Lamp socket having a resiliently mounted contact
JPH062181Y2 (ja) ステアリングホイールのホーンスイッチ
US2943170A (en) Electrical contact mounting
JPH0549540A (ja) コーヒまたはテイーメーカ
US5773774A (en) Electrical switch with omega shaped return spring
US4035597A (en) Snap-in means for mounting electrical devices or the like in a support panel aperture
JPH10508422A (ja) 電気的復帰スイッチ
WO2019093126A1 (ja) 取付位置調整部材及びスイッチ装置
JPS6226698Y2 (ja)
US2447969A (en) Electric switch
JPS5943629Y2 (ja) 器具の転倒安全装置
JPH0245940Y2 (ja)
USRE26845E (en) Switch assembly including indicating means
JP2001001909A (ja) ロールコネクタの取付構造