JPH0132189Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0132189Y2 JPH0132189Y2 JP15891682U JP15891682U JPH0132189Y2 JP H0132189 Y2 JPH0132189 Y2 JP H0132189Y2 JP 15891682 U JP15891682 U JP 15891682U JP 15891682 U JP15891682 U JP 15891682U JP H0132189 Y2 JPH0132189 Y2 JP H0132189Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head plate
- push
- gear
- cam
- action
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 7
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 7
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 1
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案はカセツトテープレコーダのヘツド板移
動装置に関するものである。
動装置に関するものである。
従来のヘツド板移動装置において、外形を欠歯
しかつカムを形成した歯車の大半はプラスチツク
製品であり、カムの変位は、該歯車に圧接する同
じくプラスチツク製で、基体に固定された一軸を
中心に回動する動作部材によつてヘツド板に伝達
されるが、該動作部材の剛性不足に起因する変形
によりヘツド板変位不足となることが多い。
しかつカムを形成した歯車の大半はプラスチツク
製品であり、カムの変位は、該歯車に圧接する同
じくプラスチツク製で、基体に固定された一軸を
中心に回動する動作部材によつてヘツド板に伝達
されるが、該動作部材の剛性不足に起因する変形
によりヘツド板変位不足となることが多い。
またヘツド板移動に係る部材とヘツド板移動位
置保持部材の作用点が同一平面上から離れること
が多く、ヘツド板の位置保持が不安定である欠点
があつた。
置保持部材の作用点が同一平面上から離れること
が多く、ヘツド板の位置保持が不安定である欠点
があつた。
本考案の目的はヘツド板に作用する偶力を低減
し、ヘツド板移動方向に対する傾きを減少させる
カセツトテープレコーダのヘツド板移動装置を提
供することにある。
し、ヘツド板移動方向に対する傾きを減少させる
カセツトテープレコーダのヘツド板移動装置を提
供することにある。
このため本考案はヘツド板移動に係る各部材の
作用点を同一平面内に配置したことにある。
作用点を同一平面内に配置したことにある。
次に本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
図面において、基体をなすシヤーシ１には、タ
ーンテーブル９，１０およびキヤプスタン１１が
所定の相互関係で軸支されている。
ーンテーブル９，１０およびキヤプスタン１１が
所定の相互関係で軸支されている。
ターンテーブル９，１０の軸中心を結ぶ垂直二
等分線を含むシヤーシ１に直角に交わる平面内
に、シヤーシ１に固定された軸１ａがある。軸１
ａは歯車５の回転軸である。歯車２は、外形に欠
歯部を持つ間欠回転歯車であり、カム５ａおよび
一方向に偏倚させる復帰用ネジリバネの押接部５
ｂから形成されている。
等分線を含むシヤーシ１に直角に交わる平面内
に、シヤーシ１に固定された軸１ａがある。軸１
ａは歯車５の回転軸である。歯車２は、外形に欠
歯部を持つ間欠回転歯車であり、カム５ａおよび
一方向に偏倚させる復帰用ネジリバネの押接部５
ｂから形成されている。
歯車５に形成されたカム５ａは停止状態または
停止状態を経由する前置動作から再生あるいは録
音状態に移るとき、押上げ部材４を一定方向に押
上げる。この押上げ方向は、前記ターンテーブル
９，１０の軸中心を結ぶ垂直二等分線を含むシヤ
ーシ１に直角に交わる平面内にある。（以下、ｌ
平面という）。押上げ部材４に係合するシヤフト
４ａの外周に巻かれた圧縮バネ７は、再生状態に
移るとき圧縮され他端でヘツド板結合部材６を押
圧し、ヘツド板結合部材６はヘツド板２と前記ｌ
平面内で結合しており、ヘツド板２と同等量変位
するように形成されている。
停止状態を経由する前置動作から再生あるいは録
音状態に移るとき、押上げ部材４を一定方向に押
上げる。この押上げ方向は、前記ターンテーブル
９，１０の軸中心を結ぶ垂直二等分線を含むシヤ
ーシ１に直角に交わる平面内にある。（以下、ｌ
平面という）。押上げ部材４に係合するシヤフト
４ａの外周に巻かれた圧縮バネ７は、再生状態に
移るとき圧縮され他端でヘツド板結合部材６を押
圧し、ヘツド板結合部材６はヘツド板２と前記ｌ
平面内で結合しており、ヘツド板２と同等量変位
するように形成されている。
動作板３は、金属部品であり適度な剛性を有
し、前記ｌ平面内に設けられた小判形穴を介して
ヘツド板２の凸部２ａと係合し、シヤーシ１のも
うひとつの軸１ｂを中心として回動し、ヘツド板
２の変位と等量移動する。
し、前記ｌ平面内に設けられた小判形穴を介して
ヘツド板２の凸部２ａと係合し、シヤーシ１のも
うひとつの軸１ｂを中心として回動し、ヘツド板
２の変位と等量移動する。
押上げ部材４に圧入されたシヤフト４ａの外周
に巻かれた圧縮バネ７は、再生状態において圧縮
され、この内部エネルギーはヘツド板結合部材
６、ヘツド板２を介して動作板３に伝達され、引
張バネ１３を介してピンチローラ８をキヤプスタ
ン１１に圧接させる。
に巻かれた圧縮バネ７は、再生状態において圧縮
され、この内部エネルギーはヘツド板結合部材
６、ヘツド板２を介して動作板３に伝達され、引
張バネ１３を介してピンチローラ８をキヤプスタ
ン１１に圧接させる。
このように本考案によるヘツド板移動装置は、
再生状態では、歯車５から伝えられた力が同一平
面内でヘツド板２に伝えられ、ヘツド板２に加え
られる偶力を低減することが可能となり、ヘツド
板の移動方向に不要な回転をおさえ、安定な位置
にヘツド板を保持できる利点がある。
再生状態では、歯車５から伝えられた力が同一平
面内でヘツド板２に伝えられ、ヘツド板２に加え
られる偶力を低減することが可能となり、ヘツド
板の移動方向に不要な回転をおさえ、安定な位置
にヘツド板を保持できる利点がある。
第１図は本考案の一実施例を示す平面図で録
音・再生状態を示す。第２図は第１図の左側面図
で録音再生状態、第３図は第１図の左側面図で停
止状態を示す。 １……シヤーシ、２……ヘツド板、３……動作
板、４……押上げ部材、５……歯車、６……ヘツ
ド板結合部材、７……圧縮バネ、８……ピンチロ
ーラ。
音・再生状態を示す。第２図は第１図の左側面図
で録音再生状態、第３図は第１図の左側面図で停
止状態を示す。 １……シヤーシ、２……ヘツド板、３……動作
板、４……押上げ部材、５……歯車、６……ヘツ
ド板結合部材、７……圧縮バネ、８……ピンチロ
ーラ。
Claims (1)
- 基体に固定された軸を中心として回転する外形
を欠歯し一方の面にカムを形成し他の面に一方向
に偏倚させる復帰用のネジリバネを介してなる歯
車と、該歯車のカムに圧接する定方向への押上げ
部材と、該押上げ部材と圧縮バネを介して連動す
るヘツド板結合部材と、該ヘツド板結合部材に連
動するヘツド板と、基体に固定されたもうひとつ
の軸を中心として回動する前記ヘツド板の移動に
係合する金属製動作板と、該動作板に引張バネを
介して連動するピンチローラアームとで構成さ
れ、前記歯車のカムと押上部材の作用点、該押上
部材とヘツド板結合部材の間に組込まれた圧縮バ
ネの作用点、ヘツド板と動作板の作用点が同一面
内に形成されてなることを特徴とするカセツトテ
ープレコーダのヘツド板移動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15891682U JPS5963838U (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | カセツトテ−プレコ−ダのヘツド板移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15891682U JPS5963838U (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | カセツトテ−プレコ−ダのヘツド板移動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5963838U JPS5963838U (ja) | 1984-04-26 |
| JPH0132189Y2 true JPH0132189Y2 (ja) | 1989-10-03 |
Family
ID=30349969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15891682U Granted JPS5963838U (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | カセツトテ−プレコ−ダのヘツド板移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5963838U (ja) |
-
1982
- 1982-10-22 JP JP15891682U patent/JPS5963838U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5963838U (ja) | 1984-04-26 |
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