JPH01314689A - 浮体構造物 - Google Patents

浮体構造物

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Publication number
JPH01314689A
JPH01314689A JP14479888A JP14479888A JPH01314689A JP H01314689 A JPH01314689 A JP H01314689A JP 14479888 A JP14479888 A JP 14479888A JP 14479888 A JP14479888 A JP 14479888A JP H01314689 A JPH01314689 A JP H01314689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binder
composition
foam
styrole
specific gravity
Prior art date
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Pending
Application number
JP14479888A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Fukagawa
深川 正記
Shin Harada
伸 原田
Toshiyasu Hara
原 敏恭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINYUU KK
Chugoku Marine Paints Ltd
Original Assignee
SHINYUU KK
Chugoku Marine Paints Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は海水などに浮体として標識、筏用浮体、ラット
等に使用される浮体構造物に関するものである。
(従来の技術) 従来から海洋、湖沼に浮き標識、養殖後、小型船係留用
筏などに発泡スチロール、中空FRP、金属性中空槽遺
物か用いられており、この中でも特に価格面から、近年
では発泡スヂロール製の浮体か多用されている。
(発明か解決しようとする課題) しかし発泡スチロールは数年の使用により劣化し、その
破片が海上または湖沼に浮遊し、水辺を汚染している。
そこで本発明の目的は、経時的に容易に劣化することな
く浮体を経済的に製造でき、海洋または湖沼の汚染を防
止することのない浮体構造物を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の特徴とするところは、嵩比重0.8以下で粒子
径か10〜2000μの物質を成分と、    ゛この
成分を結合させるためのバインダーとして有機樹脂、無
機質バインダー、セメント、石こう、から選択された少
なくとも1つのバインダーとにより組成物を構成し、所
望の形状に成形したところにある。
嵩比重0.8以下のものとしては、その材質、形は問わ
ないが、例えばフエライ1−、シラスバルーン、フライ
アッシュ、カラスバルーン、プラスチックバルーンかあ
る。
これ等の結合のためのバインダーとしは、有機樹脂とし
て、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂など多液反応型樹
脂、アルキッド樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル酢酸
ビニル共重合体、塩化ビニリデン樹脂、ブチラール樹脂
、塩素化ポリオレフィン樹脂等溶剤蒸発によるバインダ
ー成分を形成する樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂
、メタクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン
樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂などの熱可
塑性樹脂を熱溶融し、成形する樹脂、天然ゴム、NBR
,SBR、ラテックスなどゴム系樹脂か使用できる。
無機質バインダーとしては、アルキルシリゲート、コロ
イタルシリ力、ポリリン酸系バインダー、水力ラス等が
使用できる。
また無水石こう、セメントをバインダーとして使用する
こともできる。
これらのバインダーの混合割合は、上記成分に対して1
〜80%か適当で、1%未満では成形物が脆くなり、8
0%を越えると浮体としての充分な浮力を得られないこ
とがある。
また上記成分の粒子径は、加工面から10〜2000μ
か好ましい。
そして上記成分とバインダーとを常温で成形する場合に
は、人力、電動撹拌機、コンクリ−1〜ミキサーなどに
よって均一に撹拌し、これを所定の内面形状の型枠に注
入して所望形状に成形することができる。また前記の熱
可塑性樹脂をバインダーとして使用する場合は、プラス
チックの成形に使用される押出し機を用いて射出成形す
るのが簡単である。
さらに長期間の没水による浮き体への水の浸透を防止す
るには、浮き体に防水性の塗料を塗布することか望まし
い。この種の塗料としては、塩化ゴム系、エポキシ系、
タールエポキシ系、不飽和ポリエステル系かよい。特に
長期の水浸透性を防止するには、カラスフレークを含有
した耐水性のものか最適で、例えば゛バーマックスNo
、1000  (出願人社製、ポリエステル−カラスフ
レーク塗料)またはバーマックスNo、3000(出願
人社製、エポキシ−カラスフレーク塗料)がある。
また浮きi@物が、予想外の外力により万一破損した場
合には、この破損部分の間隙内に水が浸透していくため
、比重は海中比重1.03より大きくなり、海中に沈む
。勿論当初から組成物中の嵩比重を海比重1.03より
も大きく設計することで、破損か発生ずれば破損部分が
水中に沈むようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、発泡スチロールに比較して耐久性、機
械的強度か高く、耐候性、耐衝撃性に優れ、比重を低減
して浮力を増大させ、紫外線による劣化も容易には生し
ることなく、強固なものである。また破損時においては
、破損部分の間隙内への水分の長時間に亘る浸透作用に
よって、この破損部分が水中に沈むため、この破損部分
の水上浮遊による汚染か防止される。
(実施例) 以下図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図は、組成!I!11として、嵩比重0.8以下で
粒子径が10〜2000μの物質を成分とし、フィライ
ト 200/7(日本フィライト社製)を使用し、バイ
ンダーとしてエポキシ樹脂(シェル化学社製、商品名 
エピコート828)を主剤とし、変成ポリアミン(三相
化学社製サンマイドX−2011)を硬化剤としたバイ
ンダー配合系を使用したものである。
そしてフィライトとバインダーとを均一になるように混
合し、円筒形(直径600 mm、長さ100011m
 )の型枠に発泡スチロール2か所定の位置になるよう
調整しながら充填して、8時間養生し、この型枠から取
り出して、発泡スチロール2の周囲に1〜50關程度の
組成物1を形成したものである。このま型枠から取り出
して組成物の重量を測定し、全体の容積から比重計算を
行ない浮力の実験を行った。その結果が別表の実験例1
と5に示すものである。これは発泡体の劣fヒ防止、強
度の付与に有効である。
第2図においては、シラスバルーン(鹿児島県産出)を
成分とし、第1図示の実施例と同一バインダーを使用し
たものであって、この組成物11は、第1図示の実施例
と同一・形状の円筒状のものを半円弧状のもの1.1 
aと1.1 bとに2分割し、相互の接合端面をエボA
シ系接着剤で接着した円筒状のもので、この両端は閉塞
されたものである。
この浮力の実験結果か別表の実験例2である。
第3図は、クラスバルブ B 37/2600(住人ス
リーエム社V)を成分とし、第1図示の実施例と同一の
バインダーを使用した組成物(形状ら第1図示の実施例
と同一)12を形成し、これを中空ボリエヂレン容器2
の周囲に形成したものである。この中空容器2はプラス
チック、ゴム、紙、カラス、金属、布、カラスクロスな
どで作成されたものである。
この浮力の実験結果は、別表の実験例3に示すものであ
る。
第4し1は、不定形の発泡体3・・を組成物13内の任
意の位置に配置したものである。
この組成物も、第1図示の実施例と同一のものであり、
この浮力の実験結果は別表の実験例4に示すものである
勿論、浮き#構造物は円筒形に1恨定されるものでなく
、立方体、直方体その外その用途によって選択されるも
のである。
第5図は、第1図示のような発泡体5の周囲に組成物1
4を形成しであるが、この組成物は強度に優れているな
めローズを掛合させるに便利な清]、 4. a・・・
が形成しであるものである。
また前記の各実施例に示した浮き体構造物に、エポキシ
カラスフレーク塗料バーマックスNo/3000 (出
願入会社製)をスプレーし、1年間海中に浮き体として
使用したところ、フジッボ、青のり、かき、カラス貝か
没水部に付着したか、スクレープすることにより簡単に
除去でき、浸漬前と全く変らない状態になった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は、本発明の実施例を示す断面図である
。 1.11,12,13.14・・・組成物。 以上 特許出願人    中国塗料株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、嵩比重0.8以下で粒子径が10〜2000μの物
    質を成分と、この成分を結合させるために有機樹脂、無
    機質バインダー、セメント、石こうから選択された少な
    くとも1つのバインダーとにより構成された組成物を、
    所望の形状に成形したことを特徴とする浮体構造物。 2、請求項1の組成物は、中空体であることを特徴とす
    る浮体構造物。 3、請求項1の組成物は、発泡体を芯材としていること
    を特徴とする浮体構造物。 4、請求項1の成形された組成物には、耐水性塗料が塗
    布してあることを特徴とする浮体構造物。
JP14479888A 1988-06-14 1988-06-14 浮体構造物 Pending JPH01314689A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007126060A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The 可撓性ブイ
JP2007126059A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The 可撓性ブイ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007126060A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The 可撓性ブイ
JP2007126059A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The 可撓性ブイ

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