JPH01313824A - パッファ形ガス遮断器 - Google Patents

パッファ形ガス遮断器

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JPH01313824A
JPH01313824A JP14435388A JP14435388A JPH01313824A JP H01313824 A JPH01313824 A JP H01313824A JP 14435388 A JP14435388 A JP 14435388A JP 14435388 A JP14435388 A JP 14435388A JP H01313824 A JPH01313824 A JP H01313824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
operating rod
buffer
buffer chamber
circumferential surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP14435388A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yonezawa
米沢 毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH01313824A publication Critical patent/JPH01313824A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、遮断性能の向上を図ったバッファ形ガス遮
断器に関するものである。
[従来の技術] 第4図及び第5図は、例えば特開昭62−172617
号公報に示された従来のバッファ形ガス遮断器を示し、
第4図、は遮断器の投入状態を、第5図は遮断器の初期
遮断状態を示す。第4図及び第5図において、バッファ
シリンダ(1)は筒状に構成され、固定主接触子(2)
に開閉する可動主接触子(3)を先端部に有し、軸方向
に開閉運動をする。操作ロッド(4)は筒状に構成され
その先端部に可動アーク接触子(6)を有する。可動ア
ーク接触子(6)は、固定主接触子(2)と可動主接触
子(3)との閉接より先に固定アーク接触子(5)に閉
接し、固定主接触子(2)と可動主接触子(3)との開
離より後に固定アーク接触子(5)から開離する。操作
ロッド(4)は、バッファシリンダ(1)の軸心部にバ
ッファシリンダ(1)と共に開閉運動をするように設置
され、操作機構(図示せず)によってバッファシリンダ
(1)を開閉操作するためのものである。ピストン(7
)は、その外周面をバッファシリンダ(1)の内周面に
摺動し、その内周面を操作ロッド(4)の外周面に摺動
するように設置されている。パ、、ファシリンダ(1)
と操作ロッド(4)とでバッファ室(8)を形成する。
連通孔(9)は、操作ロッド(7)に穿設され、操作ロ
ッド(4)の内部空間とバッファ室(8)とを連通ずる
。絶縁ノズル(lO)は、可動主接触子(3)の先端部
に取付けられている。仕切板(11)は、操作ロッド(
4)の内部空間を仕切るものである。
次にこの従来例の動作について説明する。端絡事故が発
生すると、操作機構(図示せず)に遮断信号が送られ、
操作ロッド(4)並びにバッファシリンダ(1)は、第
4図の状態から右方向に移動を開始する。この移動によ
り、第5図に示すように、固定主接触子(2)と可動主
接触子(3)との開離に続き、固定アーク接触子(5)
と可動アーク接触子(6)とが開離する。このため固定
アーク接触子(5)と可動アーク接触子(6)間にアー
クAが発生する。
この時、ピストン(7)は移動しないため、バッファ室
(8)の容積は狭(なり、バッファ室(8)で圧縮され
た消弧ガスは、絶縁ノズル(10)より固定アーク接触
子(5)と可動アーク接触子(6)間に導かれ、アーク
Aに吹き付けられる。
このようにして吹き付けられ、高温となった消弧ガスは
、第5図に示される遮断過程の初期において、その一部
は、固定アーク接触子(5)と絶縁ノズル(10)隙間
を通って、固定アーク接触子(5)側に排出されるが、
その大部分は、操作ロッド(4)の内部空間及び連通孔
(9)を通ってバッファ室(8)内に流れ込み、バッフ
ァ室(8)の圧力を上昇させ、アークAに吹°き付ける
消弧ガスの圧力を強くする。
[発明が解決しようとする課題] 従来の装置は、上記のように構成され、アークAに吹き
つけられて高温となったガスをバッファ室(8)に戻し
、再び新たな消弧ガスと混ぜて、アークAに吹き付けて
いる。このため、固定アーク接触子(5)並びに可動ア
ーク接触子(6)が高温のアークAに曝されて生じた、
例えば銅蒸気等の金属蒸気や、絶縁ノズル(10)から
生じるガスのように不純物が混入した不純なガスを、新
たな消弧ガスに混ぜることになる。この結果絶縁性能を
低下させることになり、遮断性能が低下したり、電流遮
断直後の絶縁耐力が十分得られず、遮断後の過度回復電
圧により、閃絡が生じる等の課題があった。
この発明は、上記のような従来のものの課題を解消する
ためになされたもので、金属蒸気等の混じった不純なガ
スを、再びアークへの吹き付けに使用しないようにした
バッファ形ガス遮断器を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項(1)の発明に係るバッファ形ガス遮断器は、 固定主接触子に開閉する可動手接触子を先端部に有し、
軸方向に開閉運動をする筒状のバッファシリンダと、 固定主接触子と可動主接触子との閉接より先に固定アー
ク接触子に閉接し、固定主接触子と可動主接触子との開
離より後に固定アーク接触子から開離する可動アーク接
触子を先端部に有し、バッファシリンダの軸心部:弓バ
ッファシリンダとともに開閉運動をするように設置され
た筒状の操作ロッドと、 バッファシリンダの内周面に外周面が4=動するととも
に、操作ロッドの外周面に内周面が摺動するように設置
され、バッファシリンダと操作ロッドとで第1のバッフ
ァ室を形成する第1のピストンと、 第1のピストンの背面に設置され、バッファシリンダの
内周面に外周面が、操作ロッドの外周面に内周面が摺動
するように設置されて、バッファシリンダと操作ロッド
と第1のピストンとで第2(7)/fッファ室を形成す
る第2のピストンと、第2のピストンに摺動可能に貫通
挿入され、−端部が第1のピストンに取付けられたピス
トン棒と、第2のピ・ストンとピストン棒の他端との間
に装着された復帰ばねと、 操作ロッドに穿設され、操作ロッドの内部空間と第1の
バッファ室と、もしくは操作ロッドの内部空間と第2の
バッフ1室とを連通ずる連通孔と、可動主接触子の先端
部に取付けられた絶縁ノズルと を備えたものである。
[作用] この発明においては、アークに吹き付けられ、金属蒸気
等が混入した不純なガスが、第2のバッファ室(13)
に導かれ、第1のバッファ室(8)内の新鮮な消弧ガス
と混じらないようにし、しかも第2のバッファ室(13
)内のガスは、第1のバッファ室(8)の消弧ガスの圧
力上昇に寄与する。
[実施例] 以下この発明の一実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示し、図において、バッ
ファシリンダ(1)は筒状に構成され、固定主接触子(
2)に開閉する可動主接触子(3)を先端部に有し、軸
方向に開閉運動をする。操作ロッド(4)は筒状に構成
されその先端部に可動アーク接触子(6)を有する。可
動アーク接触子(6)は、固定主接触子(2)と可動主
接触子(3)との閉接より先に固定アーク接触子(5)
に閉接し、固定主接触子(2)と可動主接触子(3)と
の開離より後に固定アーク接触子(5)から開離する。
操作ロッド(4)は、バッファシリンダ(1)の軸心部
にバッファシリンダ(1)と共に開閉運動をするように
設置され、操作機構(図示せず)によってバッファシリ
ンダ(1)を開閉操作するためのものである。第1のピ
ストン(7)は、その外周をバッファシリンダ(1)の
内周面に摺動し、その内周面を、操作ロッド(0の外周
面に48動するように設置され、バッファシリンダ(1
)と操作ロッド(4)とで第1のバッファ室(8)を形
成する。第2のピストン(12)は、第1のピストン(
7)の背面に設置され、その外周面がバッファシリンダ
(1)の内周面に摺動しかつその内周面が、操作ロッド
(0の外周面に摺動するように設置され、バッファシリ
ンダ(1)と操作ロッド(4)と第1のピストン(7)
とで第2のバッファ室(13)を形成する。
ピストン棒(14)は、第2のピストン(12)に摺動
可能に貫通挿入され、その一端部が第1のピストン(7
)に取付けられている。復帰ばね(15)は、第2のピ
ストン(1’2)とピストン棒(14)の他端との間に
装着され、常時は第1のピストン(7)を図中の右方向
に引張っている。連通孔(9)は、操作ロッド(4)に
穿設され、操作ロッド(4)の内部空間と第1のバッフ
ァ室(8)と、もしくは操作ロッド(4)の内部空間と
第2のバッフ1室(13)とを連通ずる。絶縁ノズル(
lO)は、可動主接触子(3)の先端部に取付けられて
いる。仕切版(11)は、操作ロッド(7)の内部空間
を仕切るものである。圧力弁(16)は、第2のピスト
ン(12)の背面に設けられ、第2のバッファ室(13
)内の圧力が所定値以上になると開くようになっている
次にこの実施例の動作を、第2図及び第3図を用いて説
明する。
短絡事故が発生すると、操作機構(図示せず)に遮断信
号が送られ、操作ロッド(0並びにバッファシリンダ(
1)は第1図の状態から右方向に移動を開始する。この
移動により、第2図に示すように、固定主接触子(2)
と可動主接触子(3)との開離に続き、固定アーク接触
子(5)と可動アーク接触子(6)とが開離し、固定ア
ーク接触子(5)と可動アーク接触子(6)間にアーク
Aが発生する。この時、第1.第2のピストン(7)、
 (12)は移動しないため、第1のバッファ室(8)
の容積は狭くなり、第1のバッファ室(8)で圧縮され
た消弧ガスは、絶縁ノズル(10)より固定アーク接触
子(5)と可動アーク接触子(6)間に導かれ、アーク
Aに吹き付けられる。
このようにして吹き付けられた消弧ガスには、固定アー
ク接触子(5)並びに可動アーク接触子(6)が高温の
アークAに曝されて生じるところの、例えば銅蒸気等の
金属蒸気や、絶縁ノズル(1o)から生じる不純物ガス
が混入して不純なガスとなる。
ところでこの発明の実施例によると、この不純なガスは
、第2図に示される遮断過程の初期において、その一部
は、固定アーク接触子(5)と絶縁ノズル(lO)隙間
を通って、固定アーク接触子(5)側に排出される゛。
そしてその大部分は、操作ロッド(4)の内部空間及び
連通孔(9)を通って第2のバッファ室(13)内に流
れ込む。これにより第2のバッフ1室(13)内の圧力
が上昇し、第1のピストン(7)は、第1.第2のバッ
ファ室(8)、 (13)の圧力差と、第1のピストン
(7)の面積との積で与えられる力を受ける。この力に
よって第1のピストン(7)が復帰ばね(15)の力に
抗して図中の左側に移動し、第1のバッファ室(8)内
の消弧ガスを圧縮し、第1のバッファ室(8)内の圧力
をさらに上昇させ、アークAに吹き付ける消弧ガスの圧
力を強(し、遮断性能を向上させる。
さらに操作ロッド(0並びにバッファシリンダ(1)が
、第2図の状態から右方向に移動する遮断後期の過程に
なると、第2のバッファ室(13)内の圧力が所定値以
上となり、圧力弁(16)が開放して、第2のパフ、7
°1室(13)と第2のピストン(12)の背面空間と
が連通ずる。このため第2のバッファ室(12)内の不
純なガスは、第1のバッファ室(8)内の消弧ガスと混
合することなく、復帰ばね(15)のばね力によって、
第3図に示すように外部に排出され、かつ、アークAに
吹き付けられて不純なガスとなった消弧ガスも、第3図
に示されるように、外部に排出される。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、アークに吹き付けら
れ、金属蒸気等が混入した不純なガスは、第2のバッフ
ァ室に導き、第1のバッファ室内の新鮮な消弧ガスと混
じらないようにし、かつ、第1のバッファ室内の消弧ガ
スの圧力上昇に寄与させるため、絶縁低下を伴うことな
く、遮断性能を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るバッファ形ガス遮断器の一実施
例を示す側断面図、第2図及び第3図は第1図の動作説
明図、第4図は従来のバッファ形ガス遮断器を示す側断
面図、第5図は第4図の動作説明図である。 図において、各図中同一部分は同一符号を付しており、
(1)はバッファシリンダ、(2)は固定主接触子、(
3)は可動主接触子、(4)は操作ロッド、(5)は固
定アーク接触子、(6)は可動アーク接触子、(7)は
第1のピストン、(8)は第1のバッファ室、(9)は
連通孔、(10)は絶縁ノズル、(12)は第2のピス
トン、(13)は第2のバッファ室、(14)はピスト
ン棒、(15)は復帰ばね、(16)は圧力弁である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定主接触子に開閉する可動主接触子を先端部に
    有し、軸方向に開閉運動をする筒状のバッファシリンダ
    と、 前記固定主接触子と前記可動主接触子との閉接より先に
    固定アーク接触子に閉接し、前記固定主接触子と前記可
    動主接触子との開離より後に前記固定アーク接触子から
    開離する可動アーク接触子を先端部に有し、前記バッフ
    ァシリンダの軸心部に前記バッファシリンダと共に開閉
    運動をするように設置された筒状の操作ロッドと、 前記バッファシリンダの内周面に外周面が、摺動すると
    共に前記操作ロッドの外周面に内周面が摺動するように
    設置され、前記バッファシリンダと前記操作ロッドとで
    第1のバッファ室を形成する第1のピストンと、 前記第1のピストンの背面に設置され、前記バッファシ
    リンダの内周面に外周面が、前記操作ロッドの外周面に
    内周面が摺動するように設置されて、前記バッファシリ
    ンダと前記操作ロッドと前記第1のピストンとで第2の
    バッファ室を形成する第2のピストンと、 前記第2のピストンに摺動可能に貫通挿入され、一端部
    が前記第1のピストンに取付けられたピストン棒と、 前記第2のピストンと前記ピストン棒の他端との間に装
    着された復帰ばねと、 前記操作ロッドに穿設され、前記操作ロッドの内部空間
    と前記第1のバッファ室と、もしくは前記操作ロッドの
    内部空間と前記第2のバッファ室とを連通する連通孔と
    、 前記可動主接触子の先端部に取付けられた絶縁ノズルと を備えたことを特徴とするバッファ形ガス遮断器。
JP14435388A 1988-06-10 1988-06-10 パッファ形ガス遮断器 Pending JPH01313824A (ja)

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JP (1) JPH01313824A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008210710A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Mitsubishi Electric Corp 電力用ガス遮断器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008210710A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Mitsubishi Electric Corp 電力用ガス遮断器

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