JPH0130698B2 - - Google Patents

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JPH0130698B2
JPH0130698B2 JP16666984A JP16666984A JPH0130698B2 JP H0130698 B2 JPH0130698 B2 JP H0130698B2 JP 16666984 A JP16666984 A JP 16666984A JP 16666984 A JP16666984 A JP 16666984A JP H0130698 B2 JPH0130698 B2 JP H0130698B2
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JP
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bag
seal
adhesive
sheet
plate
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JP16666984A
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Dei Watokinsu Jeimuzu
Daburyu Andoreasu Deebitsudo
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GOORUDEN BAREE FUUZU Inc
Original Assignee
GOORUDEN BAREE FUUZU Inc
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Publication date
Application filed by GOORUDEN BAREE FUUZU Inc filed Critical GOORUDEN BAREE FUUZU Inc
Publication of JPS6077865A publication Critical patent/JPS6077865A/ja
Publication of JPH0130698B2 publication Critical patent/JPH0130698B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は出荷用バツグ、特に商品を出荷、在
庫、および展示したり、中の物品を加熱処理する
のに適した可撓性バツグに関する。
<従来の技術> 従来種々の型の、とくに四角形の端をもち、ひ
だ(ガセツト)のあるバツグが物品の出荷および
展示のために製造され使用された。これらのバツ
グは表面と裏面がだいたい四角形で両側と下縁を
閉じ、中に商品を入れてから上縁を封止する。ま
たバツグに厚みをみたせるために表面と裏面の両
側間にひだをつけた側面を設け、ひだは側面の中
央縦方向の折り目を中心としてバツグの中心に向
かつて折り込まれる。このようにして折り込まれ
た側面を重ねたまま、袋の上下縁がシールされ
る。
<発明が解決しようとする課題> これらのバツグには用途によつては或る程度の
欠点があつた。問題の1つは製品がバツグの中で
動きやすいことである。他の問題は四角形の端の
ひだのあるバツグは安価で多くの用途では満足す
べきものであつたが、バツグを膨らませたとき底
が平らでないことである。その上、そのようなバ
ツグの底には内側に折り込まれた側面のひだがバ
ツグの中心部に突き出てかなりの大きさの空間を
無駄にする。これはバツグにはいつた製品の妨害
ともなる。したがつて或る用途においては、バツ
グを膨らませて頭を開いた後にバツグの底縁の間
のひだの両端は中の製品が自由に動けないように
する。それはまた製品を容易に取り出すことがで
きなくする。その理由は、ひだはバツグの底に4
つの小さなポケツトをつくり、その中に製品がつ
まつて取り出しにくくなる。
本発明は従来のバツグの上記の問題点を解決し
たものである。すなわち、本発明は商品がバツグ
の中であまり動かないようにし、底のひだの間に
挟まらず取り出し易く、さらにバツグを膨らませ
たとき、平らな底を作るバツグを得ることを目的
とする。また、加熱処理等で体積を増す性質の商
品について使用するときは、それに応じて膨らむ
ことのできるバツグを得ることも本発明の目的と
する。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するために、本発明は長方形の
可撓性シートを折り曲げ、所定の位置で部分的に
接着して形成されるバツグについて、シートを両
側縁に並行な6つの折り目に沿つて折り曲げ、こ
れによつてシートの中央に長方形の正面板56
と、シートの両側縁に隣接して正面板と対向する
長方形の裏面板58,58aと、正面板と裏面板
との間に長方形のひだ板60,60a;62,6
2aとを形成し、さらにシートの内面の所定の位
置に接着剤バンドを設けた。
正面板の巾は裏面板の巾より小さく、ひだ板の
中心の折り目を境とする正面板に隣接する部分6
0a,62の巾を正面板の巾の半分とし、ひだ板
の裏面板に隣接する部分60,62aの巾を裏面
板の巾の半分とする。
シートの両側縁ではそれぞれ反対面に接着剤バ
ンド44,48が設けられてこの両者を接着して
シートはチユーブ22を形成する。ひだ板は内側
に折り曲げられ両方のひだ板の中心の折り目は互
いに接近して2つの互いに接続するコンパートメ
ントを形成する。正面板に隣接するコンパートメ
ントは内容物を入れるためのコンパートメントを
形成する。
接着剤バンドは対角線シールバンド64〜71
を含み、これはシートの下縁中心から左右に斜め
上方に延び、折り目と交差する度に斜めに延びる
方向を上下反対方向に変えて作られる。接着剤バ
ンドはさらにシートの上下縁に平行に形成される
一時的シールバンド72,76,80,74,7
8,82を含み、これはシートの内面の正面板と
裏面板の部分にのみ設けられる。一時的シールは
熱に融け易い接着剤の使用が望ましい。
<作用> 上記のように構成したバツグは折りたゝまれ、
シールされた状態で平らになり、両方のひだ板の
中心の折り目が接近して、2つのコンパートメン
トは互いに接続する一方でそれぞれ独立した空間
を作る。正面板に隣接する空間は内容物を入れる
のに適した空間を提供し、一時的シールによつて
内容物が入れられる範囲が限定され、これにより
内容物の動きが制限される。
2つのコンパートメントは、その一方に製品を
入れ加熱処理等で製品の体積が増加したとき、こ
のような体積増加にみあう容積が他のコンパート
メントにより提供される。
対角線接着剤バンドは、バツグの底に対角線シ
ールを作り、バツグが膨らむと底は平らになり、
底面の隅に内容物がとらえられる部分を作らな
い。
一時的シールバンドは互いに接着する部分の片
方だけに接着剤をもつため、他のシール部分より
接着力が弱く、バツグが膨らむとき、一時的シー
ルのみはがれ、他のシールははがれない。
<実施例> 次に図を用いて本発明の実施例を説明する。
第1,2,3図はバツグをつくるシートを引き
出すウエブ材料のロール10を示す。ロール10
は12において引き出され、バツグをつくる一連
のシート14を含む。互いに切り離したシートを
第1,2図に別々に示す。バツグにつくる前には
シート14は第3図において案内18を回つて2
0において下向きに移動する連続ウエブ16の一
部である。ウエブ16は一部だけを第3図の下端
に示すように両縁24,26を28におけるよう
に重ねてチユーブ22にする。連続ウエブをチユ
ーブにする装置は業界では周知である。
第1,2図はそれぞれバツグ30をつくるシー
ト14の内面および外面を示す。シート14は平
行な上下縁32,34とそれらに直角な平行な両
側縁36,38とを持つ全体として長方形であ
る。上縁32はバツグの頭をつくり、下縁34は
バツグの底をつくる。両側縁36,38は以下に
説明するように重ね合わせて接合し、縦方向に延
びる重なりシール28をつくる。
シート14の内面には任意の適当な接着剤塗布
装置を用いて施すことができる1対の熱可塑性接
着剤の頂シールバンド40、底シールバンド42
がある。接着剤バンド40,42は市販の任意の
適当な接着剤でつくることができるが、ポリビニ
ルアセテートのような熱可塑性接着剤でつくるの
が好ましい。所望ならデキストリンや糊をベース
とした接着剤のような他の接着剤も用いることが
できる。バツグを高速自動チユーブ製造および充
てん装置でつくるときには熱可塑性熱シール接着
剤が好ましい。この場合は接着剤バンド40,4
2を合わめて加熱および加圧してシールする。
接着剤バンド40,42は種々の巾でよいが、
かなり広い巾、たとえば約1.9cmが好ましい。
縦方向のシール28は側縁36,38に沿つて
素材シート14の内外面に鉛直な接着剤バンド4
4,48を施すことによつてつくられる。バンド
44,48も熱可塑性接着剤でつくるのが好まし
いが、所望なら速効性のデキストリン接着剤また
は樹脂型接着剤を用いることもできる。側縁3
6,38を重ねてチユーブ22をつくると接着剤
バンド44,48は互いに接触する。したがつて
面と面とが向かい合つた接着剤層の間が接合され
る。同様に、接着剤バンド40,42もその一部
である向かい合つた接着剤バンドと常に接触して
接合する。このようにして単一層の接着剤が接着
剤のついていない紙に接合されたものより丈夫な
確実な接合ができる。
シート14はバツグの製造中に6つの線50〜
55に沿つて折り曲げられる。線50〜55はク
リース(折れてできた線)を示すのではなくバツ
グが完成したとき折り目がつくられる線を示すだ
けである。あらかじめクリースをつくることはた
いていの用途において必要ない。折り曲げ線5
2,53の間に正面板56が形成される。裏面板
58,58aはそれと対面して形成される。正面
板56と裏面板58の間には両側面のひだ板6
0,60aとひだ板62,62aとがある。これ
らのひだ板はそれぞれ折り目51,54で内側に
折り曲げられる。
バツグの底には対角線的な接着剤バンド64〜
71によつて対角線シールが作られる。これらの
シールラインは全体で、以下にもつと詳しく説明
するようにバツグを膨らませると、平らな底面を
つくる。対角線シールは対角線シールバンド66
がバンド67にシールされ、対角線シールバンド
65がバンド64にシールされる。両シールとも
シート下縁中央から左右に斜め上方に隣接ひだ板
との間の折り目まで延び、次いで次の折り目と下
縁の接点に向かつて斜め下方に延び、さらに同様
に斜め上方と斜め下方に延び各ひだ板をそれと接
触した隣接する正面板または裏面板の一部と接合
する働きをする。対角線シールバンド68はバン
ド69にシールされ、バンド70はバンド71に
シールされる。接着剤バンドはひだ板および隣接
した面板の両方にあるものとして示してきたが、
接合はいくぶん弱くなるがバンドはそれらの一方
に施すだけでもよいことは明らかであろう。たと
えば、バンド65,67,69,71は省略する
ことができる。しかもなお熱と圧力とが重ね合わ
せた層に加えられるときバンド64,66,6
8,70に対応するすべてのシールがつくられ
る。対角線接着剤バンドは2つの大きさの異なる
3角形をつくり、2つの外側の3角形は広くてそ
れらの巾は広い方のひだ板60,62aの巾の2
倍であり、内側の小さい3角形の巾は小さいひだ
板60a,62の巾の2倍である。
バツグの両端の中間の鉛直方向に間隔をとつた
位置に上縁に平行に延びる熱可塑性接着剤の一時
的シールバンド72,74;76,78;80,
82がある。第3a図に示すようにバツグが完成
したときにはひだは表面板と裏面板との間にな
る。その結果、正面板および裏面板ついている接
着剤はひだ板の接着剤のない面に接合される。し
たがつて一時的シールは通常底および頂シールに
おけるように接着剤の層が他の接着剤の層に接合
されてできるシールほど丈夫ではない。一時的シ
ールの接着剤は加熱で融ける性質のものが好まし
い。
一時的シールはオプシヨナルで、最も有用なも
のは位置がバンド74,78,82に対応する下
方のシールである。このシールがつくられてバツ
グが完成するち、製品84を上縁32の開いた口
に入れることができ、製品はそれが一時的シール
バンド74,78,82による下方の一時的シー
ルにつき当るまで落下する。そうすると製品はこ
の位置に、すなわちほとんどバツグの中心に保持
される。製品84がこのように入れられた後、た
とえば1対の熱いシーリングバーを製品84の上
方のバツグの表面に押圧して一時的シールバンド
72,76,80を互いに接合し、上方の一時的
シールをつくる。
第2図からわかるように、ひだ板60,60
a,62,62aの外面の下縁には接着剤バンド
86,88がある。このようにして、バツグが組
み立てられ、1対の熱いシーリングバーがシート
材料14の重なり合つた層に接触されてバツグの
底がつくられると、ひだの外面すなわち露出面は
互いにシールされる。これによつてひだがバツグ
34の底縁で分離するのが防止される。製品84
は第8図に示すように小さいコンパートメントに
入れるのが好ましい。すなわち裏面板58,58
aに隣接した大きいコンパートメントより正面板
56に隣接したコンパートメントに入れるのが好
ましい。したがつて製品84が化学製品またはバ
ツグ中で料理する食品のような膨張する製品であ
ると、それはきわめて小さい空間であるが、部分
58,58aでできた裏面板に隣接した背後のコ
ンパートメントで与えられる大きな膨張空間によ
つて何倍も大きい空間に膨張することができる空
間に入れられる。他方、製品によつてはひだの両
側、すなわち正面と背後の両方のコンパートメン
トに入れることができる。第3a,4,4a図は
出荷態勢になつた、製品の詰まつた完完成したバ
ツグを示す。
第6,7,8図において、製品は出荷または展
示中であるが、バツグは通常平らな状態にある。
ひだ板60〜62aは互いに接触していて、正面
板56と裏面板58,58aは隣接したひだ板に
押圧されている。一時的シールを用いるときは、
製品84はそれらの間で小さいコンパートメン
ト、すなわち正面板56と隣接したひだ板との間
のコンパートメントに入れられる。ひだ板の折り
目51,54は互いに接近し、図示の実施例にお
いてはバツグが平たいとき(第6図)はほとんど
接触している。バツグが膨らみ始めると(第7
図)ひだの折り目51,54は互いに離れる。製
品84が小さいコンパートメントに入つているこ
とは第8図に明示されているとおりで、大きい方
の背後のコンパートメントは完全に平らになつて
いるが、前側のコンパートメントの隣接部はかな
り膨らんで製品が入つている。
第9,10図の本発明のバツグは製品をバツグ
から取り出す直前の一ぱいに膨らんだ状態に或
る。このようにバツグが一ぱいに膨らんだときは
ひだ板はバツグの底面の中心90から対角線的に
外向きにすみの方に向かつて折り目92〜95
(第10図)で示すように対角折り目線に沿つて
たたまれる。これはバツグの平らな底Bとなる。
これによつてそうでなければ底のひだの重なりの
間に捕われた製品を取り出すのにじやまになるひ
だの部分が除去される。その結果第10図に明示
するように単一の大きなじやまのないコンパート
メントがつくられる。第10図は切断したバツグ
の底部を示す。
これに対して従来のひだのある方形のバツグを
第5,11図に示す。従来のバツグのひだ96の
1つだけを第5図に示す。図面からひだ96の底
部および頂(頭)部両方ともそれぞれ底および頂
シール97,98の折りたたみの中に捕われるこ
とがわかる。その結果ひだ96(第11図)の一
部が製品の通路にはいつて或る場合には製品の一
部がその場所、たとえばすみ99(第5図)に補
われたり詰まつたりする。これに対して、本発明
では、第10図から、対角線シール64〜71に
よつてひだは上記のように折りたたまれるので、
バツグの内部には障害物がなく、製品を迅速に容
易に取り出すことができ、製品がどこかにたまつ
て残るのが防止され、膨張する製品は自由に膨張
させることがわかる。
「対角線シール」という用語はシートの下縁に
対して対角線的に斜行するシールを意味する。対
角線シールバンド64〜71の下の3角形の領域
は全部を接着剤でおおることができる。さらに、
接着剤は紙の全面をおおうことができる。この場
合にはジヨーだけの位置をシールの位置を決める
のに用いることができる。したがつて熱シールは
熱シール接着剤のパターンまたはジヨーのパター
ンによつて決定することができる。用いた熱量お
よび接着剤の本性的な強度を接着の質の制御に用
いることができる。
対角線シールの上記の作用によつてひだ板の折
り目51,54は従来よりも接近させることがで
きる。これは、折り目51,54が互いに接近す
ればするほどバツグはより完全に2つの別々のコ
ンパートメントに分けられ、その結果裏面板に隣
接したコンパートメントに漏れることなく製品8
4はよりよく正面板56に隣接した全面コンパー
トメント内の指定された位置に安定して保持され
る。
第9図からわかるようにバツグの頂シールに隣
接したひだ板の頂部はバツグが膨らんだとき自由
に広がつて離れる。頂シールは底シールより接着
力がわずかに弱い。したがつて、バツグが膨張す
る製品を保持すると、頂シールは内圧によつて開
くが底シール42は不変である。たとえば、ポツ
プコーンがはじけるときバツグの底がシールされ
るままであることが重要である。製品はバツグの
頭を手で開いて取り出す。したがつて内圧によつ
てバツグの頭が開き始めてもよい。この場合頂シ
ール40は内圧が過大になると実質的にはがれて
開く。開口は頂シール40に捕えられたひだの折
れ目51,54の間の点から始まるはがれ作用に
よつて常に同じ点において行なわれる。この重要
性は、内圧が発生したときバツグはその長さのか
なりの部分に沿つて裂けて爆発的に開くのではな
く、常に信頼性をもつて同じ点すなわち頂シール
40の中心において開くことである。
図示しないが、所望により底に用いたのと同様
の対角線シールを上縁にも用いることができる。
バツグがつくられるシート材料14は紙、プラ
スチツク、または耐脂紙やセロフアンのような特
殊紙のような任意の適当な可撓性バツグ用材料で
よい。30ポンドクラフト紙に積層した25ポンド耐
脂紙でできた積層紙のような積層紙も用いること
ができる。
第15,16図はバツグが同じ大きさの正面板
と裏面板を持つ本発明の実施例を示す。この場
合、バツグ110は紙のような可撓性シート材料
からつくられ、その正面および裏面板126,1
24はひだ板120,122によつて接続されて
いる。ひだ板120,122はチユーブを1対の
平行な縦方向に延びるコンパートメント114,
116に分ける。前記コンパートメントはひだ板
の中央の折り目の間の中央の縦方向に延びる穴1
18に沿つて互いに連通する。バツグの底はシー
ル128を施す。充てんした後に上縁130も熱
または他の適当な接着剤で通常のようにシールす
る。
第12,13,14,17,18,19図は本
発明の他の実施例を示す。この場合には、第1〜
11図に示す実施例と同様バツグ140は異なる
巾の平行なコンパートメントでできている。この
場合、1対のコンパートメント142,144が
縦方向に延び、ひだ154,156の中央の折り
目の間の中央線146に沿つて互いに連通する。
前方のコンパートメント144の巾は後方のコン
パートメント142のそれの約2/3である。バツ
グは底シール148でシールされ、製品を入れる
前に頭を開いて第19図に示すようにして製品1
52を入れる。それから第14図の149に示す
ように頭をシールする。バツグは第13図に示す
ように通常平らで、ひだ154,156の中央の
折り目線154a,156aは互いにきわめて接
近している。バツグ140の裏面板158は正面
板160より大きい。正面板160の面積は裏面
板158のそれより約18〜50%小さいのが好まし
い。したがつてコンパートメント144の断面積
はコンパートメント142のそれより小さい。こ
こで用いる「断面積」という用語はコンパートメ
ントが一ぱいに円形に膨らんだときに関するもの
である。バツグ140は1または2プライ(層)
の厚さの紙を上記のようにチユーブにしたものか
らつくるのがよく、長さの方向に間隔をとつて頂
および底端150,148のところで切り離す。
第14,19図に示すように、製品は実質的にバ
ツグの両端の中間に入れる。充てんしシールした
後にバツグを162,164において(第14
図)横方向に折り曲げ、製品をバツグのだいたい
中心に置いて出荷に便利なだいたい等しい3部分
に分ける。製品152は断面積の小さいコンパー
トメント160に入れる。
第19図においてバツグ140は高さの2/3の
位置において折り目162に沿つて折り曲げられ
ている。この位置は上記の本発明の実施例におい
て説明した下方の一時的シールの位置に相当す
る。市販の周知の移送/充てん機(図示しない)
を用いてバツグは充てんの間は直立位置とし、充
てん作業の間に図で左から右に横方向に移動させ
る。本発明のこの実施例においては、コンパート
メント144の上端はコンパートメント142よ
り短い。これはひだ154,156の折り目15
4a,156aから始めてコンパートメント14
4の頂部を切り取ることによつてなされる。コン
パートメント142の上縁は下向きに開いたU字
形案内レール176内にはいる。これによつてコ
ンパートメント144を適正な時刻に、吸引カツ
プ178を板160に当ててそれを板158から
引き離すことにより開くことができる。充てんス
パウト180をバツグの近くに置いてその下端を
小さいコンパートメント144の開いた上端に整
合させる。バツグが充てんスパウト180の下を
通るとき、製品をそう入し、コンパートメント1
44内に落下させる。したがつて大きい方のコン
パートメント142には実質的に何もはいらな
い。この場合横方向の折り目162が製品152
をバツグのほぼ中央、すなわち両端148,15
0の中間に保つことができる。折り目162の製
品を保持する作用は他の方法、たとえばバツグに
取り付けたクランプ(締め具)で行なうこともで
きる。充てん後バツグの頭150をたとえば接着
剤または熱シールのような任意の通常の周知の方
法でシールする。
第20,21図において、コンパートメント1
44はコンパートメント142より短いのではな
く、板160に切取り部184を設けた以外は前
の実施例のものと同じである。切取り部184は
耳188,189を持つ充てんスパウト186に
適応する。
第22図は類似の充てん法を示す。この場合は
充てんスパウト190を用いる。スパウト190
には耳はなく、スパウト186より長さがいくぶ
ん長い。この充てん法では、スパウト190の下
開端192をコンパートメント144に差し込
み、それからコンパートメント144をスパウト
上で引き上げる。そうするとチユーブ144が開
いて製品が入れられる。
第23,24図はスパウトを用いないこと以外
は同様の充てん法を示す。この場合には1対の平
行な固定保持アーム194,196が固定枠19
8から下つて平らなチユーブ142の側縁を保持
している。吸引カツプ200が板160に係合し
てそれを板158から引き離し、小さいチユーブ
144を開く。
第25図は板158には静止吸引カツプ202
が係合し、1対のアーム204,206が板16
0の両側縁に係合している点以外は同様の構成を
示す。アーム204,206は矢印のように中心
に向かつて動き、コンパートメント144を両側
からつまんで膨らませる。それから製品を入れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はバツグをつくる素材の紙の内面の平面
図である。第2図は第1図の紙の外面の平面図で
ある。第3図はバツグをつくる紙のシートのロー
ルからシートを引き出してバツグ製造機に送る状
態の斜視図である。第3a図は本発明のバツグに
製品を詰めたものの斜視図である。第4図は第3
a図のバツグの平面図である。第4a図は第4図
のバツグの側立面図である。第5図は従来の4角
形の端ひだのあるバツグを膨らませたものの斜視
図である。第6図は第4図のバツグの拡大端面図
である。第7図は2重チユーブ構成のバツグを少
し膨らませたものの断面図である。第8図は第4
図の線8−8に沿つた断面図で、小さいコンパー
トメントに製品を入れてある。第9図は本発明の
バツグを一ぱいに膨らませたものの斜視図であ
る。第10図は第9図の線10−10に沿つて切
断したバツグの端部の斜視図である。第11図は
従来のバツグの端部の斜視図である。第12図は
本発明のバツグの斜視図である。第13図は第1
図のバツグをたたんだものの頭部の側立面図であ
る。第14図は製品を入れたバツグを出荷のため
にたたんだものの斜視図である。第15図は製品
を入れたバツグの他の実施例の斜視図である。第
16図は第15図の線16−16に沿つた断面図
である。第17図は第12図のバツグの第16図
に類似の断面図である。第18図はバツグの中の
製品が膨張したときの第17図に類似の図であ
る。第19図は本発明による充てん法の1つを示
す斜視図である。第20図は本発明のバツグの変
形の頭部の斜視図で、バツグの他の充てん法を示
す。第21図は第20図の充てん操作を示す側立
面図である。第22図は本発明のバツグの他の充
てん法を示す斜視図である。第23図は他の充て
ん法を示す斜視図である。第24図は第23図の
線24−24に沿つた断面図である。第25図は
本発明のバツグのさらに他の充てん法を示す斜視
図である。 14……シート、32……上縁、34……下
縁、36,38……側縁、40……頂シール、4
2……底シール、50〜55……折り目、56…
…正面板、58,58a……裏面板、60,60
a;62,62a……ひだ板、64〜71……対
角線シールバンド、72,74,76,78,8
0,82……一時的シールバンド、86,88…
…接着剤バンド、第1,2,3図で斜線は接着剤
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平行な上下縁と、それらに直角な平行な両側
    縁とにより囲まれる長方形の可撓性シート14を
    折り曲げ、所定の位置で部分的に接着して形成さ
    れるバツグであつて、シート14は両側縁に平行
    な6つの折り目50〜55に沿つて折り曲げら
    れ、前記折り目によつてシートの中央に長方形の
    正面板56と、シートの両側縁に隣接して正面板
    と対向する長方形の裏面板58,58aと、正面
    板と裏面板との間の長方形のひだ板60,60
    a;62,62aとが形成され、 シートの内面で上縁および下縁付近で一方の側
    縁から他方の側縁へバツグの巾にわたつて延びる
    接着剤の頂シールバンド40および底シールバン
    ド42と、下縁から斜めに延びる対角線シールバ
    ンド64〜71とにより形成される頂シールと、
    底シールと、対角線シールとが形成され、 シートの内面で正面板と裏面板に上下縁に平行
    して延びる接着剤バンドが一時的シールバンド7
    2,76,80;74,78,82として設けら
    れ一時的シールが形成され、 シートの両側縁付近で互いに異なる面に上縁か
    ら下縁にわたつて延びる接着剤バンド44,48
    が設けられ、互いに接着されてチユーブ22が形
    成され、 正面板の巾は裏面板の巾より小さく、ひだ板の
    中心の折り目を境とする正面板に隣接する部分6
    0a,62の巾は正面板の巾の半分であり、ひだ
    板の裏面板に隣接する部分60,62aの巾は裏
    面板の巾の半分であり、 前記対角線シールバンドはシートの下縁中央か
    ら隣接ひだ板との間の折り目まで斜め上方に延
    び、次いで次の折り目と下縁との接点に向かつて
    斜め下方に延び、さらに同様に斜め上方と斜め下
    方に延びており、 前記ひだ板はそれぞれバツグの中心に向かつて
    折り曲げられ、バツグが平らな状態にあるときは
    対向する一対のひだ板の中心の折り目は互いに接
    近してバツグを2つの互いに接続するコンパート
    メントに分離し、正面板に隣接するコンパートメ
    ントに内容物を入れ、バツグが膨張したとき4角
    形の平らな底が作られることを特徴とするバツ
    グ。 2 対角線シールは接着力が強い永続性のもので
    あり、頂シールは比較的接着力が弱い、特許請求
    の範囲第1項記載のバツグ。 3 一時的シールは加熱によつて融ける接着剤に
    よつて作られる、特許請求の範囲第1項記載のバ
    ツグ。 4 ひだ板60,60a;62,62aの外面の
    下縁に接着剤バンド86,88を設けた、特許請
    求の範囲第1項記載のバツグ。 5 対角線シールバンド64〜71の下の3角形
    の領域を全部接着剤でおおつた、特許請求の範囲
    第1項記載のバツグ。
JP16666984A 1983-08-11 1984-08-10 可撓性バツグ Granted JPS6077865A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US52226883A 1983-08-11 1983-08-11
US522268 2000-03-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6077865A JPS6077865A (ja) 1985-05-02
JPH0130698B2 true JPH0130698B2 (ja) 1989-06-21

Family

ID=24080174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16666984A Granted JPS6077865A (ja) 1983-08-11 1984-08-10 可撓性バツグ

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JP (1) JPS6077865A (ja)
CA (2) CA1257568A (ja)

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Publication number Publication date
JPS6077865A (ja) 1985-05-02
CA1257568A (en) 1989-07-18
CA1278553C (en) 1991-01-02

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