JPH01305903A - テーブル折畳み機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、テーブル用脚折畳み機構の分野に関し、より
詳細には先行技術の機構より弛みが少なく剛性の高いこ
の種機構に関する。

［従来の技術］ 折畳み脚を備えたテーブルは勿論周知の技術である。起
立時に汎用テーブルの剛性をもつようなテーブルを提供
するという絶まぬ努力がなされてきた。剛性を高める一
方法は、折畳み脚を逆“Ｔ”字形に形成することにより
折畳み脚の数を２つに減らしそれによって必要な折畳み
機構の数を減らすことである。

この種のテーブルの剛性を高めるもう１つの方法は、２
つの脚を接続する脚立バーを利用することである。この
ような構造物の一例は、１９８４年４月２４日に発行さ
れ本発明と同じ譲受人に譲渡されたバールの米国特許第
４．４４４．１２４号に見ることができる。

さらに早いこの種の特許としては、１９７４年６月２５
日に発行された米国特許第３．８１８．８４４号がある
。

この特許に記述されたテーブルは、２つのテーブル脚を
接続する脚立バーと、脚立バーと同じ全体方向に延びる
脚立バーとを具備する。ピンは伸張バーの両端から外方
に突出している。各テーブル脚がテーブル天板の下面に
対し９０°以上の弧に広げることができるような手段が
設けられる。伸張バーは、該伸張バーの端部から突出す
るピンをテーブル脚の上部の適宜開口に整合させるため
に回転可能である。ピンは開口に挿入可能であり、テー
ブル脚を広げた位置即ち「起立」位置にロックする。テ
ーブル脚の折畳みは、上記ステップを逆にすることによ
り実施される。

［発明の構成］ 本発明は、テーブル脚をテーブル天板に取付ける折畳み
機構を有する逆子字形の折畳み可能なテーブル脚を有す
る。脚は、テーブル天板の下面に横たわる折畳み水平位
置と広げられた起立位置との間で動作可能である。各脚
の起立機構は、脚に接続され該脚を広げる一対の圧縮部
材とともに配設された一対の引張部材を具備する。なお
、本明細書において、「圧縮部材」とは圧縮力を受ける
部材の意味であり、「引張部材」とは引張力を受ける部
材の意味である。それらは、テーブルが起立されている
とき各圧縮部材が圧縮状態にありそれに対応する引張部
材に対抗し、それによって該引張部材を引張状態に置く
ように接続される。圧縮力と引張力は、テーブル脚の上
端部がテーブル天板の所定位置にロックされたまま、ピ
ンを介しテーブル脚に作用する。この構成により、脚立
バーを必要とすることなく、高度の剛性が達成される。

折畳む間および広げる間、脚の運動は脚組立体にある一
対のガイドにより制御される。前記脚組立体はテーブル
天板の下面にある一対の軌道に沿って走行する。さらに
、長期間の使用による結果として機構に発生することの
ある弛みを取るための一対の可調整圧力支持材が設けら
れる。

［実施例］ 以下、本発明につき、図面を参照しながら実施例を挙げ
て説明する。

第１図は、一対の同一のテーブル脚組立体１２を取付け
た天板１０を有する本発明に従ったテーブルを示す。各
膨脂立体１２は、テーブル天板１０に固定され折畳み機
構を支持する鋼板またはシャシ−１４を有し、該折畳み
機構から逆Ｔ字形の脚１６が垂下される。折畳み機構を
第２図〜第４図に示す。

第２図は、中空の卵形脚１６の断面として底からみた折
畳み機構を示す。シャシ−１４は、比較的狭い矩形部分
１８、比較的広い矩形部分２０、これらの２つを接続す
る中央の三角状部分２２を具備している。シャシ−１４
は、狭小矩形部分１８がテーブル端部に向き、広幅矩形
部分２０がテーブル中央に向くようにテーブル天板に配
設しである。シャシ−１４の側縁はテーブル天板１０か
ら下方に曲げられて側壁２４ａ、ｂを形成する。

シャシ−１４の狭小矩形部分１８に沿った側壁２４ａ、
ｂの部分は、それらのほとんど全長に亘って広くしであ
る。リップ２６ａ、ｂはこれらの各側壁部分に沿って内
方に曲げられ、第４図に最も良く示されているように一
対の平行な案内溝２８ａ、ｂを形成する。

第２図で明らかなように、シャシ−１４の三角状部分２
２の狭小端部は、狭小矩形部分１８より僅かに狭くし、
この分岐部における側壁２４ａ。

ｂがストッパ３０ａ、ｂを形成するようになっている。

またリップ２６ａ、ｂは、各ストッパの付近に凹所３２
ａ、ｂを残すように狭小矩形部分１８の幅より僅かに短
くなっている。

シャシ−１４の広幅端部では、側壁２４ａ、ｂが若干広
くなっており、第３図からより容易に判る通り圧縮ピボ
ットブラケット３４ａ、ｂに形成される。シャシ−１４
の広幅矩形部分２０はそれの外部隅を穿孔されてタブを
形成し、該タブは上側に曲げられて内側のピボットタブ
３６ａ、ｂを形成し、該内側ピボットタブ３６ａ、ｂは
圧縮ピボットブラケット３４ａ、ｂのそれぞれのタブか
ら離間するとともにこれに対し平行である。シャシ−１
４も穿孔されるとともに三角状部分２２内に曲げられて
、切欠開口４０ａ、ｂを残したまま引張ピボットタブ３
８ａ、ｂを形成する。

シャシ−１４は、４隅のねじ４２と二対の内側ねじ４４
によりテーブル天板１０の下面に固定される。多対の内
側ねじ４４は、引張ピボットタブ３８ａ、ｂの１つの付
近でシャシ−の三角状部分２２に配置される。シャシ−
１４のプレートは、貫通されたロッキング孔４６（第７
図）を具備し、凹所３２ａ、ｂ間の中央に配置される。

シャシ−１４は、短い平行な位置決め用隆起対４８を形
成するために変形され、これは第５図、第６図に詳細に
示されている。各隆起対４８は凹所３２ａ。

ｂの１つに近接して配置される。

中空管状脚１６の上端は、ダイキャストのアルミニウム
脚頂部５０で終わっている。脚頂部５０は延長され、両
端において円形カップ状プラスチックキャップ５２ａ、
ｂを担持している。テーブルが起立しているとき、これ
らのキャップは第２図に示したように配置され、各々対
応する凹所３２ａ、ｂ内にあり、対応するストッパ３Ｑ
ａ、ｂに当接している。

プラスチックキャップ５２ａ、ｂの各々に近接して、ね
じ孔５４ａ、ｂがあり、このねじ孔は脚頂部５０の各端
部を貫通して延びている。これらのねじ孔の各々の中に
螺着されているのは、テーブルの下面から容易に到達し
得るねじ調整用スロットを何し弾性ボタン５８を担持す
るそれぞれの圧力支持体５５ａ、ｂであり、前記弾性ボ
タン５８はテーブルが起立しているとき位置決め隆起対
４８により係合される（第５図、第６図）。

ダイキャストの脚頂部５０はハウジングを形成し、この
ハウジング内にロッキングピン６０が入っている。第７
図に示す通り、ロッキングピン６０は、脚が起立してい
るときシャシ−１４の位置決め孔４６に係合するために
、脚頂部５０の開口を貫通して突出している。ロッキン
グピン６０はばね６４により外方に偏倚されている。脚
頂部５０の側部は弧状開口６６を形成し、この弧状開口
６６内にはロッキングピンアクチュエータ６８が取付け
られている。アクチュエータ６８は、脚頂部５０の凹所
（図示せず）に枢動自在に取付けられたスタブシャフト
７０ａ、ｂを担持している。

アクチュエータ６８から内方に延びているのはアーム７
２であり、このアーム７２は、ロッキングピン６０内に
削設した凹所７６により形成された肩７４に係合する。

脚頂部５０の上端から下方に離間した位置で脚１６を貫
通して延びているのは軸７８である。軸７８の端部は脚
１６の両側で外方に延びている。

軸７８の両端に配置されているのは、対応するスペーサ
縁当８Ｑａ、ｂである。これらの縁当は実質上円筒であ
るが、脚１６に嵌合させるためにそれらの内端面８２ａ
、ｂを弯曲させてあり、平面的な外端面８４ａ、ｂをも
つ。引張リンク８６ａ。

ｂは、端部のスロット８８により軸７８の両端に接続さ
れている。各引張リンクは、それの対応する縁当８Ｑａ
、ｂの平面８４ａ、ｂに対し平らに横たわっている。

各引張リンク８６の反対端は金属板ブラケット９０ａ、
ｂにより対応する引張ピボットタブ３８ａ、ｂに枢動自
在に取付けられている。これらの各ブラケットは切欠開
口４０に配置されたベース９２ａ、ｂを有し、ねじ９４
によりテーブル天板１０に固定されている。各ブラケッ
トの直立板９５ａ、ｂは、対応する引張リンク８６ａ、
ｂの端部のピボット孔を貫通して延びるピボットピン９
３ａ、ｂを設けるように変形されている。

軸７８の外端に取付けられているのは、一対の同一圧縮
部材１００ａ、ｂである。第２図から明らかなように、
圧縮部材１００ａ、ｂは細長く延びている。便宜上、部
材は圧縮状態にあるものとされ、各部材は断面が比較的
重厚であってグイキャストのアルミニウムでできている
。各々は打込ピン１０２ａ、ｂにより軸７８に固定され
ている。

対応する引張リンク８６ａ、ｂの端部は、圧縮部材１０
０ａ、ｂの端部と対応する縁当８０ａ、ｂとの間で緩や
かに取付けられている。各圧縮部材の反対端はボス１０
４ａ、ｂを具備する。各ボスは打込ピン１０６ａ、ｂに
よりピボットピン１０８ａ、ｂに接続され、このピボッ
トピン１０８　ａ。

ｂは対応するピボットブラケット３４ａ、ｂとピボット
タブ３６ａ、ｂとの間で回転自在に支持されている。

［作用］ 以下、本発明の折畳み機構の作用につき、先ず第９図に
示した折畳み位置における機構より説明する。この位置
において、脚１６はテーブル天板１０の底部に当接して
横たわっている。脚頂部５０の端部にあるプラスチック
キャップ５２ａ、ｂは、それらのそれぞれの案内溝２８
ａ、ｂの端部に配置されている。両方の圧縮部材１００
ａ、ｂと両方の引張リンク８６ａ、ｂはさらに、引張リ
ンク８６ａ；　　ｂの各々のスロット８８の一端付近に
配置する脚１６によって支持された軸７８と共にシャシ
−１４に向って折畳まれている。

テーブルを起立させるには、脚１６の底端部を、テーブ
ル天板１０から離れるように外方に引張る。

第８図から明らかなように、脚１６は圧縮部材１００ａ
、ｂに端部を固定された軸７８まわりに枢動する。脚１
６が外方に枢動すると、案内溝２８ａ、　　ｂ内に嵌合
しているプラスチックキャップ５２ａ、ｂは、それらの
それぞれの案内溝２８ａ。

ｂ内（第８図に示した右方に）に後退される。同時に、
軸７８は、各引張リンク８６ａ、ｂに設けられたスロッ
ト８８内で左方に摺動する。この運動は、プラスチック
キャップ５２ａ、ｂが各案内溝２８ａ、ｂの遠方端で第
２図に示したそれぞれのストッパ３０ａ、ｂ付近に到達
するまで、脚１６が徐々に真直ぐにされるように、継続
される。

この時点で、幾つかの事が行われる。

第７図、第８図から明らかなように、プラスチックキャ
ップ５２ａ、ｂがそれらのそれぞれの案内溝２８ａ、ｂ
を通過することにより、脚頂部５０から突出するばね付
勢のロッキングピン６０をシャシ−１４に対し押圧させ
る。これは、ロッキングピン６０をばね６４の力に抗し
て下方に押し付ける。脚１６がそれの起立位置に達する
と、このロッキングピン６０は、ばね６４の影響の下で
シャシ−１４のロッキング孔４６にばちんと入る。

同時に、可調整の圧力支持体５６ａ、ｂにより担持され
た各弾性ボタン５８を、第５図に示したロッキング隆起
部のそれぞれの隆起対４８ａ、ｂ間にばちんと嵌入係合
させる。ほぼ同時に、脚頂部５０の端部にあるプラスチ
ックキャップ５２ａ。

ｂは案内溝２８ａ、ｂの端部にあるそれぞれのストッパ
３Ｑａ、ｂに押し付けられる。

最も重要なことは、脚１６が第３図に示した起立位置に
押し込められると、軸７８が各引張リンク８６ａ、ｂの
各スロット８８の端部に達することである。その際、脚
１６の最終的なロッキング位置決めにより、引張リンク
８６ａ、ｂを引張状態下に置く。端部を圧縮部材１００
ａ、ｂに固定された軸７８に作用するこの引張力は圧縮
部材ＩＱＱａ、ｂを圧縮状態に置く。圧縮部材１００　
ａ。

ｂに対向する引張リンクのこの組合わせは、本発明の起
立されたテーブルに著しい剛性を与える。

第２図から明らかなように、引張リンク８６ａ。

ｂは、ブラケット９０をテーブル天板１０に堅固に保持
するために各引張ピボットピン９８ａ、ｂを取り巻く４
個のねじ４４．９４により留められる。

テーブルを折畳むのに必要なことは、単に第７図に示し
たロックピンアクチュエータ６８を押すだけである。ア
クチュエータ６８がそれのスタブシャフト７０を支点に
枢動すると、アーム７２はロッキングピン６０の肩７４
を下方に押し、ロックピン６０をばね６４の力に抗して
後退させる。

ロッキングピン６０がシャシ−１４のロッキング孔４６
から離れるとき、脚１６は軸７８まわりに枢動される。

これにより、可調整圧力支持体５６にある弾性ボタン５
８を、それらのそれぞれのロッキング隆起対４８ａ、ｂ
間における係合から離脱させる。それから、プラスチッ
クキャップ５２ａ、ｂは起立の逆の順序で案内溝２８ａ
、ｂの下方へ案内され、第９図に示された位置に静止す
るようになる。この位置において、図示しない脚１６の
遠隔端部は、所望ならば一般的な掛は全器具によりテー
ブル天板１０に当接させた状態に保持できる。

本発明の特徴の１つは、脚頂部５０内に螺合される２つ
の可調整圧力支持体５６ａ、ｂに第２図に示されたねじ
回しスロットを設けていることである。結果として、長
期間の使用に亘ってテーブル機構に蓄積されるいかなる
摩耗または弛緩は、−単にこれらの圧力支持体５６ａ、
ｂをそれぞれのロッキング隆起対４８ａ、ｂ間に一層堅
固に係合するようにねじ込むことによりその影響を回避
することができる。

本発明の実施例において、上述した引張リンク８６ａ、
ｂは中実のリンクとして例示されている。

しかしながら、テーブルが起立しているとき、これらの
部材が引張りの状態下にあるためには、それらは必ずし
も中実である必要がない。それらの部材は、ワイヤやチ
ェーンのような可撓性部材に代えることができる。重要
な要素は、起立時、それらは引張りの状態にあるととも
に部材１００　ａ。

ｂを圧縮状態に置くために引張力を直接作用させるもの
であることである。従って、特許請求の範囲において、
「リンク」という用語は、非可撓性のものはもちろん、
可撓性の引張部材をも含む意味である。

記述した本発明の実施例はさらにプレート即ちシャシ−
１４を具備し、シャシ−１４は本発明の機械要素を形成
するかあるいはそれ以外の方法で支持するベースとして
の役割を果たす。しかしながら、かかる構造物は主とし
て便利性と効率性の効果を発揮することが明らかである
。案内溝、ピボットブラケット等のような本発明の別個
の要素を別々に直接テーブル天板に取付けることができ
る。従って、特許請求の範囲において、要素がテーブル
天板に取付けられると記載されているとき、かかる表現
は、１個またはそれ以上のシャシ−プレートまたはそれ
らの同等物を使用した例示の構造物を含むと解釈される
ものである。

また本発明の精神および範囲に反することなく多数の他
の変形および変更を本発明において成し得ることは明ら
かである。従って、以上の説明は、制限するというより
むしろ単なる一例として解されるものである。本発明は
特許請求の範囲によってのみ制限される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を具体化している起立した折畳みテー
ブルの斜視図である。 第２図は、第１図のテーブルの脚折畳み機構の１つにつ
き起立状態において垂直状脚を通してみた底面図である
。 第３図は、第２図の脚折畳み機構の正面図である。 第４図は、第３図の脚折畳み機構の左端面図である。 第５図は、本発明の位置決め用隆起および可調整圧力支
持体の特徴を示す拡大断面詳細図である。 第６図は、圧力支持体を省略した第５図の線６−６に沿
った断面図である。 第７図は、第４図の線７−７に沿った拡大断面図である
。 第８図は、部分的に折畳んだ状態における機構を示す第
３図同様の正面図である。 第９図は、完全に折畳んだ状態における機構を示す第８
図同様の図面である。 １０・・・天板　　１２・・・膨脂立体　　１４・・・
シャシ−１６・・・脚　　２８ａ、ｂ・・・案内溝３０
ａ、ｂ・・・ストッパ　　３２ａ、ｂ・・・凹所３４ａ
、ｂ・・・ピボットブラケット　　４６・・・ロッキン
グ孔　　４８・・・隆起対　　５０・・・脚頂部５２ａ
、ｂ・・・キャップ　　５４ａ、ｂ・・・ねじ孔６０・
・・ロッキングピン　　６４・・・ばね　　７８・・・
軸　　８６ａ、ｂ・・・引張リンク　　９０・・・ブラ
ケット　　９８・・・ピボットピン　　１ＬＯＯａ、ｂ
・・・圧縮部材　　１０８ａ、ｂ・・・ピボットピン特
許出願人　　ハウ　ファーニチャー コーボレイション 代理人弁理士　　吉　村　　　悟 ′−−」 ＦＩＧ、５ ゝ７８ ＦＩＧ、　７ ＦＩＧ、　９ ＦＩＧ、８

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. （１）天板と、上端および下端を有し前記天板の下面に
   設けた折畳み機構により折畳み位置と起立位置との間で
   移動し得る少なくとも１個の脚とを有するテーブルにお
   ける折畳み機構であって、前記天板に設けられ該天板に
   平行な回転軸線を有する圧縮ピボット部材（１０８）と
   、 前記圧縮ピボット部材の回転軸線に対し直角に前記天板
   に設けられた第１および第２の平行な案内軌道（２８）
   と、 前記天板に設けられた引張リンク支持部材（９６）と、 前記脚の上端に支持されそれぞれ前記第１および第２案
   内軌道に沿って移動するように該第１および第２案内軌
   道と係合し得る第１および第２の離間した案内部材（５
   ２）と、 前記脚に支持され該脚の上端から離間された少なくとも
   １個のアタッチメント部材（７８）と、前記圧縮ピボッ
   ト部材に枢動自在に接続された第１の端部と前記アタッ
   チメント部材に枢動自在に接続された第２の端部を有す
   る細長い圧縮部材（１００）と、 前記引張リンク支持部材に接続された第１の端部と前記
   アタッチメント部材に接続された第２の端部を有する引
   張リンク（８６）と、 前記引張リンクと前記圧縮部材の相対的な長さを、前記
   脚がそれの起立位置にあるとき前記リンクが引張状態に
   あり前記圧縮部材が圧縮状態にあるようにしたことと、 前記脚をそれの起立位置に解除可能に係止するための手
   段とから成ることを特徴とするテーブル折畳み機構。
2. （２）前記係止手段が、前記テーブル天板または上側脚
   端の一方に設けられたばね付勢ピンと、前記テーブル天
   板または上側脚端の他方に設けられたピン係合用凹所と
   から成る請求項第（１）項に記載のテーブル折畳み機構
   。
3. （３）前記ピンが脚端部に設けられ、前記凹所がテーブ
   ル天板に設けられた請求項第（２）項に記載のテーブル
   折畳み機構。
4. （４）天板と、上端および下端を有し前記天板の下面に
   設けた折畳み機構により折畳み位置と起立位置との間で
   移動し得る少なくとも１個の脚とを有するテーブルにお
   ける折畳み機構であって、前記天板に設けられ該天板に
   平行な共通の回転軸線を有する第１および第２の離間し
   た同軸の圧縮ピボット部材（１０８）と、 前記圧縮ピボット部材の回転軸線に対し直角に前記天板
   に設けられた第１および第２の平行な案内軌道（２８）
   と、 前記天板に設けられた第１および第２の引張リンク支持
   部材（９６）と、 前記脚の上端に支持されそれぞれ前記第１および第２案
   内軌道と係合し得る第１および第２の離間した案内部材
   （５２）と、 前記脚の上端から離れて該脚に配置され縦軸線が前記圧
   縮ピボット部材の共通軸線に平行である少なくとも１つ
   の軸部材（７８）と、 各々前記第１および第２の圧縮ピボット部材の異なる一
   方に枢動自在に接続された第１の端部と前記軸部材に枢
   動自在に接続された第２の端部を有する第１および第２
   の細長い圧縮部材（１００）と、 各々前記引張リンク支持部材の異なる一方に接続された
   第１の端部と前記軸部材に接続された第２の端部を有す
   る第１および第２の引張リンク（８６）と、 前記脚が起立位置にあるとき前記引張リンクの各々が引
   張状態にあり前記圧縮部材が圧縮状態にあるように前記
   引張リンクと圧縮部材を寸法決めしたことと、 前記脚を起立位置に解除可能に係止するための手段とか
   ら成ることを特徴とするテーブル折畳み機構。
5. （５）前記係止手段が、前記テーブル天板または上側脚
   端の一方に設けられたばね付勢ピンと、前記テーブル天
   板または上側脚端の他方に設けられたピン係合用凹所と
   から成る請求項第（４）項に記載のテーブル折畳み機構
   。
6. （６）前記ピンが上側脚端部に取付けられ、凹所がテー
   ブル天板と一体である請求項第（５）項に記載のテーブ
   ル折畳み機構。
7. （７）ほぼ平面状の天板と、上端および下端を有し折畳
   み位置と起立位置との間で移動し得る少なくとも１個の
   脚とを有するテーブルであって、前記テーブル天板の下
   面に取付けられ、第１および第２の離間した同軸の圧縮
   ピボット部材と該ピボット部材の軸線に対し直角の第１
   および第２の平行な案内軌道を形成するプレートと、 前記プレートに設けられた引張リンク支持手段と、 前記脚の上端に支持されそれぞれ前記第１および第２案
   内軌道に沿って移動するように該第１および第２案内軌
   道と係合し得る第１および第２の離間した案内部材と、 前記脚の反対側に配置され該脚の上端から離間された第
   １および第２の軸方向に整列したピボットピンと、 各々前記第１および第２圧縮ピボット部材のそれぞれ一
   方に枢動自在に接続された第１の端部と前記第１および
   第２ピボットピンのそれぞれ一方に枢動自在に接続され
   た第２の端部を有する第１および第２の細長い圧縮部材
   と、 各々前記引張リンク支持手段に接続された第１の端部と
   前記第１および第２のピボットピンのそれぞれ一方に接
   続された第２の端部を有する第１および第２の引張リン
   クと、 前記脚が起立位置にあるとき前記引張リンクが引張状態
   にあり前記圧縮部材が圧縮状態にあるように前記引張リ
   ンクおよび前記圧縮部材を寸法決めしたことと、 前記脚をそれの起立位置に解除可能に係止するための手
   段とから成ることを特徴とするテーブル。
8. （８）前記脚の上端は、脚が起立位置にあるときテーブ
   ルの剛性を高めるために前記プレートに係合させた可調
   整の圧力支持手段を付加的に具備する請求項第（７）項
   に記載のテーブル。
9. （９）可調整の圧力支持手段が前記脚に螺合した弾性圧
   力部材から成る請求項第（８）項に記載のテーブル。
10. （１０）可調整の圧力支持手段がさらに、前記プレート
    との間に圧力部材を受入れるために該プレートに形成さ
    れた一対の位置決め剛性材を含む請求項第（９）項に記
    載のテーブル。
11. （１１）前記引張リンク支持手段の各々はピボットブラ
    ケットから成り、前記引張リンクの各々は第１の端部を
    前記ピボットブラケットに枢着され前記第１および第２
    のピボットピンの一方を受入れるように第２の端部にス
    ロットを形成したアームを含む請求項第（１０）項に記
    載のテーブル。
12. （１２）脚の上端がＴ字形部材で終結し、前記第１およ
    び第２の案内部材がＴのアームの端部に設けられた延長
    部から成り、前記案内軌道が前記プレートに形成された
    溝から成る請求項第（１１）項に記載のテーブル。
13. （１３）少なくとも１つの弾性圧力支持手段がＴ字形部
    材の各アームにより支持される請求項第（１２）項に記
    載のテーブル。