JPH01302629A - モータの過負荷保護装置 - Google Patents
モータの過負荷保護装置Info
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- JPH01302629A JPH01302629A JP13185988A JP13185988A JPH01302629A JP H01302629 A JPH01302629 A JP H01302629A JP 13185988 A JP13185988 A JP 13185988A JP 13185988 A JP13185988 A JP 13185988A JP H01302629 A JPH01302629 A JP H01302629A
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- Japan
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- auxiliary heater
- motor
- terminal
- heat
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Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はモータの過負荷保護装置の改良に関するもので
ある。
ある。
従来の技術
モータの過負荷保護装置は従来より種々提供されている
。しかし、特に冷蔵庫等に使用される圧縮機に用いられ
る過負荷保護装置は近年小形、低コスト化が求められて
いる。しかし、過負荷保護装置を小形化しようとすると
その感熱サーモ素子(バイメタル素子)を小形化せねば
ならず、そうすると2つの問題点が生ずることになる。
。しかし、特に冷蔵庫等に使用される圧縮機に用いられ
る過負荷保護装置は近年小形、低コスト化が求められて
いる。しかし、過負荷保護装置を小形化しようとすると
その感熱サーモ素子(バイメタル素子)を小形化せねば
ならず、そうすると2つの問題点が生ずることになる。
一つはモータが過負荷状態になったとき、過負荷保護装
置が動作しモータを除勢するのであるが例えば冷凍サイ
クルについて述べると、過負荷保護装置が動作しても、
感熱サーモ素子を小形化したために感熱サーモ素子の熱
容量が小さいため比較的早く復帰し、冷凍サイクルユニ
ットの吸排気圧カバランスが取れないうちにモータが再
起動せざるを得なくなり相当大なる起動トルクを必要と
し、更には起動に失敗することもあった。この対策とし
て実公昭55−22872号公報に見られるように起動
用正特性サーミスタ素子と過負荷保護装置とを熱的に結
合し、正特性ザーミスタの余熱を過負荷保護装置に与え
、復帰時間を延長しようとするものが提案された。更に
これを具体化したものが、実公昭59−30635号公
報に示されている。
置が動作しモータを除勢するのであるが例えば冷凍サイ
クルについて述べると、過負荷保護装置が動作しても、
感熱サーモ素子を小形化したために感熱サーモ素子の熱
容量が小さいため比較的早く復帰し、冷凍サイクルユニ
ットの吸排気圧カバランスが取れないうちにモータが再
起動せざるを得なくなり相当大なる起動トルクを必要と
し、更には起動に失敗することもあった。この対策とし
て実公昭55−22872号公報に見られるように起動
用正特性サーミスタ素子と過負荷保護装置とを熱的に結
合し、正特性ザーミスタの余熱を過負荷保護装置に与え
、復帰時間を延長しようとするものが提案された。更に
これを具体化したものが、実公昭59−30635号公
報に示されている。
第4図により説明すると1はケース、2はケース1をお
おうカバーである。ケース1には、2つの固定接点3,
3宴接離する位置にそれぞれ可動接点4 、4’t[っ
たバイメタル素子6があり、前記バイメタル素子5はケ
ース1に螺着されたアジャストネジeにて保持されてい
る。!:た、バイメタル素子6とケース1の間には補助
ヒータ7が設けられている。更に、ケース1には2つの
ターミナル8.8′の間に保持された正特性サーミスタ
素子9があり[■■記パイメタlし素子5の近傍に設置
されている。
おうカバーである。ケース1には、2つの固定接点3,
3宴接離する位置にそれぞれ可動接点4 、4’t[っ
たバイメタル素子6があり、前記バイメタル素子5はケ
ース1に螺着されたアジャストネジeにて保持されてい
る。!:た、バイメタル素子6とケース1の間には補助
ヒータ7が設けられている。更に、ケース1には2つの
ターミナル8.8′の間に保持された正特性サーミスタ
素子9があり[■■記パイメタlし素子5の近傍に設置
されている。
以」二のように構成されたモータの起動、過負荷保護装
置についてその動作を説明する。モータの起動手段は前
記正特性ザーミスタ素子9のスイッチング作用によりモ
ータの始動巻線への通電を0N−OFFすることにより
達成される。すなわち正特性サーミスタ素子9が低温時
にモータが励磁されるとこの時正特性ザーミスタ素子9
に通ずる電流は十分大きいので始動巻線を励磁しこれに
よりモータの回転を助ける。正特性サーミスタ素子9は
抵抗値が温度上昇の関数であり、通電により正特性サー
ミスタ素子9の温度が上昇すると抵抗は非常に大きくな
り、始動巻線への通電を停止する。更に過負荷保護装置
は、モータへの通電々流をバイメタル素子5の自己発熱
と、補助ヒータγの発熱により検知し、モータのロック
時や高温高負荷状態でモータ巻線に損傷を与える危険の
ある時にはバイメタル素子6のスナップアクション動作
により接点4.4′を開放する。ここでバイメタル素子
5の接点開放後復帰時間を延長するため同一ケース1内
に前記正特性サーミスタ素子9を設置し、この余熱をバ
イメタル素子5に与え、復帰時間の延長をはかろうとし
たものであった。
置についてその動作を説明する。モータの起動手段は前
記正特性ザーミスタ素子9のスイッチング作用によりモ
ータの始動巻線への通電を0N−OFFすることにより
達成される。すなわち正特性サーミスタ素子9が低温時
にモータが励磁されるとこの時正特性ザーミスタ素子9
に通ずる電流は十分大きいので始動巻線を励磁しこれに
よりモータの回転を助ける。正特性サーミスタ素子9は
抵抗値が温度上昇の関数であり、通電により正特性サー
ミスタ素子9の温度が上昇すると抵抗は非常に大きくな
り、始動巻線への通電を停止する。更に過負荷保護装置
は、モータへの通電々流をバイメタル素子5の自己発熱
と、補助ヒータγの発熱により検知し、モータのロック
時や高温高負荷状態でモータ巻線に損傷を与える危険の
ある時にはバイメタル素子6のスナップアクション動作
により接点4.4′を開放する。ここでバイメタル素子
5の接点開放後復帰時間を延長するため同一ケース1内
に前記正特性サーミスタ素子9を設置し、この余熱をバ
イメタル素子5に与え、復帰時間の延長をはかろうとし
たものであった。
又、もう一つの問題点は、前述の様なバイメタル素子を
小形化にすると反転、復帰を繰返すことで応力が集中し
感熱特性(温度特性)が変化しやすい傾向があ〕だ。
小形化にすると反転、復帰を繰返すことで応力が集中し
感熱特性(温度特性)が変化しやすい傾向があ〕だ。
発明が解決しようとする課題
上記例において正特性サーミスタを過負荷保護装置のヒ
ートマスとして働くようにするとパイメタlし素子の復
帰時間は延びるが、同一ケース内に熱源を置くことによ
り過負荷保護装置のモータ巻線追従度をさまたげること
になり、モータの巻線保護が確実に行なえないおそれが
あった。又、小形化l〜だバイメタル素子は反転・復帰
の繰返しにより感熱特性が変化する傾向があった。
ートマスとして働くようにするとパイメタlし素子の復
帰時間は延びるが、同一ケース内に熱源を置くことによ
り過負荷保護装置のモータ巻線追従度をさまたげること
になり、モータの巻線保護が確実に行なえないおそれが
あった。又、小形化l〜だバイメタル素子は反転・復帰
の繰返しにより感熱特性が変化する傾向があった。
本発明は上記問題点に鑑み、小形・低コストで復帰時間
が畏く、モータの巻線温度との追従度が良好で、かつ、
高寿命の過負荷保護装置を提供しようとするものである
。
が畏く、モータの巻線温度との追従度が良好で、かつ、
高寿命の過負荷保護装置を提供しようとするものである
。
課題を解決するだめの手段
上記問題を解決するために本発明においてはあるa 定
温度にてスナップアクション動作をして接点を開放する
バイメタル素子の低膨張側に補助ヒータを設けるととも
にバイメタル素子の動きを最小限にするストッパーとし
て前記補助ヒータを取付ける外部接続端子の一部を屈曲
自在な調節板としたことを特長とする。
温度にてスナップアクション動作をして接点を開放する
バイメタル素子の低膨張側に補助ヒータを設けるととも
にバイメタル素子の動きを最小限にするストッパーとし
て前記補助ヒータを取付ける外部接続端子の一部を屈曲
自在な調節板としたことを特長とする。
作 用
このため、バイメタル素子は接点開放時、補助ヒータ側
に変位し補助ヒータの余熱を受けることが出来、又、補
助ヒータを取付ける外部接続端子の一部をストッパーと
してバイメタル素子の動きを最小限にすることが出来る
。
に変位し補助ヒータの余熱を受けることが出来、又、補
助ヒータを取付ける外部接続端子の一部をストッパーと
してバイメタル素子の動きを最小限にすることが出来る
。
又、ストッパーの外部接続端子の一部を屈曲自在な調節
板によりバイメタル素子の感熱特性(温度特性)ごとに
異なる動きを調節することが出来る。
板によりバイメタル素子の感熱特性(温度特性)ごとに
異なる動きを調節することが出来る。
実施例
本発明の一実施例を第1図〜第2図を用いて説明する。
11は基板であり1つの底辺11aと2つの側辺1tb
、11cを持った略コの字状の樹脂製であり、2つの側
辺のうちの1つ11bに固定接点12が、もう1つの側
辺11aに保持板13がインリ′−1・成形にて取付け
られている。固定接点12は中央部のスリットにより2
つに分れておシ、1つには接点部14がスポット溶接さ
れ、他の1つにはピン受ターミナル15が取付けられて
いる。ピン受ターミナル15はモータの共通端子ト接続
しているガラスビンターミナル(図示せず)と接続され
る。保持板13は、突出部13aとL字状に折シ曲げら
れたヒータ受部13bとから成り、突出部13&にある
設定温度にてスナップアクション動作するように成形さ
れたバイメタル素子16が取付けられており、該バイメ
タル素子16の先端には前記固定接点12の接点部14
と接離する位置に可動接点17が取付けられている。更
にバイメタル素子16と保持板13の突出部13aの溶
接時にバイメタル素子16をサンドイッチする様に鉄片
18がスポット溶接されている。更に保持板13のヒー
タ受部13bには、ニクロム線にて曲げ加工された補助
ヒータ19が取付けられている。補助ヒータ19は外部
接続用ターミナル20と接続しており、該ターミナル2
oは端子部20 aと端子部と反対側にL字状に折り曲
げられたヒータ受部20bと、前記ヒータ受部と同じ位
置にあシ前記バイメタル素子16側へ自在に屈曲する調
節板20dと前記調整板20dを屈曲する■溝20eと
から成シ、補助ヒータ19は前記ヒータ受部20bのバ
イメタル素子16のある位置と反対側の面に取付けられ
る。
、11cを持った略コの字状の樹脂製であり、2つの側
辺のうちの1つ11bに固定接点12が、もう1つの側
辺11aに保持板13がインリ′−1・成形にて取付け
られている。固定接点12は中央部のスリットにより2
つに分れておシ、1つには接点部14がスポット溶接さ
れ、他の1つにはピン受ターミナル15が取付けられて
いる。ピン受ターミナル15はモータの共通端子ト接続
しているガラスビンターミナル(図示せず)と接続され
る。保持板13は、突出部13aとL字状に折シ曲げら
れたヒータ受部13bとから成り、突出部13&にある
設定温度にてスナップアクション動作するように成形さ
れたバイメタル素子16が取付けられており、該バイメ
タル素子16の先端には前記固定接点12の接点部14
と接離する位置に可動接点17が取付けられている。更
にバイメタル素子16と保持板13の突出部13aの溶
接時にバイメタル素子16をサンドイッチする様に鉄片
18がスポット溶接されている。更に保持板13のヒー
タ受部13bには、ニクロム線にて曲げ加工された補助
ヒータ19が取付けられている。補助ヒータ19は外部
接続用ターミナル20と接続しており、該ターミナル2
oは端子部20 aと端子部と反対側にL字状に折り曲
げられたヒータ受部20bと、前記ヒータ受部と同じ位
置にあシ前記バイメタル素子16側へ自在に屈曲する調
節板20dと前記調整板20dを屈曲する■溝20eと
から成シ、補助ヒータ19は前記ヒータ受部20bのバ
イメタル素子16のある位置と反対側の面に取付けられ
る。
更にターミナル2oには中央部に角孔20cがあシ、こ
の角孔20cが基板11の底辺11aにある角状突起1
1dとかん合してターミナル20を基板11に取付ける
。
の角孔20cが基板11の底辺11aにある角状突起1
1dとかん合してターミナル20を基板11に取付ける
。
ここでバイメタル素子16の高膨脹側には固定接点12
、ピン受ターミナル16があり、低膨脹側には補助ヒー
タ19、ターミナル20がある構成となっている。
、ピン受ターミナル16があり、低膨脹側には補助ヒー
タ19、ターミナル20がある構成となっている。
電流ハモータ共通部からガラスピンターミナル(図示せ
ず)をとおりピン受ターミナル16、固定接点12、可
動接点17、バイメタル素子16、保持板13、補助ヒ
ータ19をとおってターミナル20に来て外部と結線さ
れる。
ず)をとおりピン受ターミナル16、固定接点12、可
動接点17、バイメタル素子16、保持板13、補助ヒ
ータ19をとおってターミナル20に来て外部と結線さ
れる。
動作について説明するとモータの異常時にはモータの外
殻温度及び通電電流にてバイメタル素子16及び補助ヒ
ータ19が発熱し、ある設定温度を超えるとバイメタル
素子16は反転し、接点を開放し回路をOFFする。
殻温度及び通電電流にてバイメタル素子16及び補助ヒ
ータ19が発熱し、ある設定温度を超えるとバイメタル
素子16は反転し、接点を開放し回路をOFFする。
ここでバイメタル素子16は低膨脹側を補助ヒータ19
側にしているため温度が上昇して反転すると、補助ヒー
タ19側へ変位する。
側にしているため温度が上昇して反転すると、補助ヒー
タ19側へ変位する。
又、ターミナル20の調節板20dをバイメタル素子1
6側へ屈曲させるとバイメタル素子16反転時に調節板
20dと接触しストッパーとなる。
6側へ屈曲させるとバイメタル素子16反転時に調節板
20dと接触しストッパーとなる。
以上のように構成された過負荷保護装置においてバイメ
タル素子16の低膨脹側に補助ヒータ19を位置させ、
かつ、補助ヒータ19と接続しているターミナル2oの
一部をバイメタル素子16のストッパーとして利用する
ことにより、モータの異常時バイメタル素子16が反転
し回路をOFFした時、第2図で破線で示すようにバイ
メタル素子16は補助ヒータ19側に接近しなおかつ補
助ヒータ19と接続しているターミナル20の調節板2
0dと接触するので補助ヒータ19の余熱がバイメタル
素子16に輻射伝達され、かつ、ターミナル2oからも
熱が伝導されるので、バイメタル素子16が復帰する温
度まで下るのに通常より多くの時間を要すことになる。
タル素子16の低膨脹側に補助ヒータ19を位置させ、
かつ、補助ヒータ19と接続しているターミナル2oの
一部をバイメタル素子16のストッパーとして利用する
ことにより、モータの異常時バイメタル素子16が反転
し回路をOFFした時、第2図で破線で示すようにバイ
メタル素子16は補助ヒータ19側に接近しなおかつ補
助ヒータ19と接続しているターミナル20の調節板2
0dと接触するので補助ヒータ19の余熱がバイメタル
素子16に輻射伝達され、かつ、ターミナル2oからも
熱が伝導されるので、バイメタル素子16が復帰する温
度まで下るのに通常より多くの時間を要すことになる。
又、バイメタル素子16が接触しているターミナル2o
の調節板2odを調節しストッパーとしてバイメタル素
子16の動きを最小限にすることで反転復帰の繰返しに
おける感熱特性(温度特性)の変化を少なくすることに
なる。
の調節板2odを調節しストッパーとしてバイメタル素
子16の動きを最小限にすることで反転復帰の繰返しに
おける感熱特性(温度特性)の変化を少なくすることに
なる。
又、補助ヒータ19の線径を適当に選択することにより
補助ヒータ19の表面温度を選択出来、本発明における
実施例の実験では、従来のものよシ小形のバイメタル素
子を用いているにも関らず復帰時間は20〜40秒長く
することが出来るようになった。又、同一ケース内に正
特性サーミスタ等のヒートマスを設けていないためモー
タの巻線温度の追従性にすぐれており確実な保護が可能
となる。更に反転復帰における感熱特性(温度特性)の
変化は従来と同等の性能にすることが可能になった。
補助ヒータ19の表面温度を選択出来、本発明における
実施例の実験では、従来のものよシ小形のバイメタル素
子を用いているにも関らず復帰時間は20〜40秒長く
することが出来るようになった。又、同一ケース内に正
特性サーミスタ等のヒートマスを設けていないためモー
タの巻線温度の追従性にすぐれており確実な保護が可能
となる。更に反転復帰における感熱特性(温度特性)の
変化は従来と同等の性能にすることが可能になった。
尚、本発明の過負荷保護装置21は図3に示すように起
動用正特性サーミスタ22と同一のパッケージ23に収
納され用いられることも出来る。
動用正特性サーミスタ22と同一のパッケージ23に収
納され用いられることも出来る。
この場合正特性サーミスタ21の熱影響を受けぬ様仕切
壁24が必要である。
壁24が必要である。
発明の効果
以上の如く本発明は、略コの字状に成形された樹脂製基
板と、該基板の2つの側辺に対向して設けられた固定接
点と、バイメタル素子を保持する保持板とから成り、か
つ、モータの共通巻線と接続し、かつ前記固定接点と接
続されたビン受けターミナルと、前記保持板と外部接続
端子との間に設けられた補助ヒータがあり、前記バイメ
タル素Pの低膨脹側に補助ヒータを配置したため、又、
前記外部接続端子の一部に前記バイメタル素子の動きを
最小限にするス1−ツバ−の調節板を設けたため、 (1)バイメタル素子が温度上昇(モータの異常時)し
て反転し、回路をOFFしたとき、バイメタル素子は補
助ヒータ側に変位し補助ヒータの発生する余熱を受ける
ため、バイメタル素子の復帰時間を比較的長く取れ、冷
凍サイクルの高低圧の圧力バフンスを取るのに充分な時
間を与えかつ正特性サーミスタ素子が冷却され始動巻線
に充分な電流を流す1で必要な時間を与えることが出来
るため再起動に失敗することがない。又、バイメタル素
子をストッパ・−の調節板で最小限の動きにすることで
必要以上の応力がかからず反転・復帰の繰返しの感熱特
性(温度特性)の変化を小さく出来寿命が伸びる。
板と、該基板の2つの側辺に対向して設けられた固定接
点と、バイメタル素子を保持する保持板とから成り、か
つ、モータの共通巻線と接続し、かつ前記固定接点と接
続されたビン受けターミナルと、前記保持板と外部接続
端子との間に設けられた補助ヒータがあり、前記バイメ
タル素Pの低膨脹側に補助ヒータを配置したため、又、
前記外部接続端子の一部に前記バイメタル素子の動きを
最小限にするス1−ツバ−の調節板を設けたため、 (1)バイメタル素子が温度上昇(モータの異常時)し
て反転し、回路をOFFしたとき、バイメタル素子は補
助ヒータ側に変位し補助ヒータの発生する余熱を受ける
ため、バイメタル素子の復帰時間を比較的長く取れ、冷
凍サイクルの高低圧の圧力バフンスを取るのに充分な時
間を与えかつ正特性サーミスタ素子が冷却され始動巻線
に充分な電流を流す1で必要な時間を与えることが出来
るため再起動に失敗することがない。又、バイメタル素
子をストッパ・−の調節板で最小限の動きにすることで
必要以上の応力がかからず反転・復帰の繰返しの感熱特
性(温度特性)の変化を小さく出来寿命が伸びる。
(2) バイメタル素子の低膨脹側に補助ヒータを配
置するだけの簡単な構成であるため、小形で低コストの
過負荷保護装置を提供出来る。
置するだけの簡単な構成であるため、小形で低コストの
過負荷保護装置を提供出来る。
(3)正特性サーミスタ素子等のヒートマスの影響を受
けないため、モータの巻線の温度変化に対して追従性が
良好である。
けないため、モータの巻線の温度変化に対して追従性が
良好である。
等の効果があり、実用上非常に有用である。
第1図は本発明の一実施例のモータの過負荷保護装置の
分解斜視図、第2図は同第1図の断面図、第3図は本発
明の過負荷保護装置を正特性づ一ミスタ起動装置と一つ
のr−スにて組合せて使用する時の分解斜視図、第4図
は従来例のモータの過負荷保護装置の断面図である。 11・・・・・・基板、11a・・・・・・底辺、11
b・・・・・・側辺、11c・・・・・・側辺、12・
・・・・・固定接点、13・・・・・・保持板、15・
・・・・・ビン受ターミナル、1γ・・自・・接点、1
6・・・・・・バイメタル素子、19・・・・・・補助
ヒータ、20・・・・・・ターミナル。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名/l
−−−基孜 //(1−、底辺 7.7−1呆ずティア( 2θ−,7−ミナL llα−一一小蕃辺 ノ1b −−−イj’Ji2L uc−41PI w l?−崖定待戸、 /7− 調功を一タ 20−−−ターミナル 13rIJ
分解斜視図、第2図は同第1図の断面図、第3図は本発
明の過負荷保護装置を正特性づ一ミスタ起動装置と一つ
のr−スにて組合せて使用する時の分解斜視図、第4図
は従来例のモータの過負荷保護装置の断面図である。 11・・・・・・基板、11a・・・・・・底辺、11
b・・・・・・側辺、11c・・・・・・側辺、12・
・・・・・固定接点、13・・・・・・保持板、15・
・・・・・ビン受ターミナル、1γ・・自・・接点、1
6・・・・・・バイメタル素子、19・・・・・・補助
ヒータ、20・・・・・・ターミナル。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名/l
−−−基孜 //(1−、底辺 7.7−1呆ずティア( 2θ−,7−ミナL llα−一一小蕃辺 ノ1b −−−イj’Ji2L uc−41PI w l?−崖定待戸、 /7− 調功を一タ 20−−−ターミナル 13rIJ
Claims (1)
- 1つの底辺と2つの側辺から成る略コの字状の樹脂製の
基板と、該基板のうちの1つの側辺に取付けられた固定
接点と、もう一方の側辺に取付けられた保持板と、該保
持板に取付けられたスナップアクション動作を行なうバ
イメタル素子と、該バイメタル素子に前記固定接点と接
離自在な位置に取付けられた接点と、モータ共通巻線と
接続されかつ前記固定接点と接続されたピン受けターミ
ナルと、前記保持板と外部接続端子との間に取付けられ
た補助ヒータとから成り、前記バイメタル素子の低膨張
側に補助ヒータを配置するとともに前記バイメタル素子
のストッパーとして前記外部接続端子の一部を屈曲自在
な調節板としたことを特長とするモータの過負荷保護装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13185988A JPH01302629A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | モータの過負荷保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13185988A JPH01302629A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | モータの過負荷保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01302629A true JPH01302629A (ja) | 1989-12-06 |
Family
ID=15067791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13185988A Pending JPH01302629A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | モータの過負荷保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01302629A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1312818C (zh) * | 2002-11-05 | 2007-04-25 | 得州仪器韩国有限公司 | 电动机保护器 |
RU2458444C9 (ru) * | 2010-02-05 | 2013-01-27 | Бугда Соронович Михаханов | Способ нагрева биметаллической пластины нагревательным элементом |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP13185988A patent/JPH01302629A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1312818C (zh) * | 2002-11-05 | 2007-04-25 | 得州仪器韩国有限公司 | 电动机保护器 |
RU2458444C9 (ru) * | 2010-02-05 | 2013-01-27 | Бугда Соронович Михаханов | Способ нагрева биметаллической пластины нагревательным элементом |
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